はてなキーワード: 言葉の力とは
おじさんたちに囲まれてちやほやされていて、本人はいまとても楽しそうだけれど、最近自分をコンテンツ的に扱って身を削るようなツイートを繰り返すようになっているのがちょっと心配。
その立場を理解しつつ楽しんでいるようだから何も言えないが、同じように自分をネタにするようなツイートばかりして最後はアカウントを消してしまった知人を何人となく見てきた身としては、なるべく自分を大切にしてほしいなと思う。ネットにつらつらと書くことなんて、ましてや姫であれば、人に見られるのが前提のウケてなんぼの内容ばかりだろうけれど、言葉の力というのをなめてはいけなくて、そういうツイートばかりしているといつか疲れと虚無感でいっぱいになってしまう瞬間が来るのだと思う。周りの同じようなアカウントもそうで、おもしろいツイートでお気に入りを荒稼ぎしていた人たちが気づけばみんな静かになってしまった。先輩は就職の際に非常にお世話になった人なので、同じ道をたどることのないことを切に願っている。
余談だけれど、いまは姫の身分ではあるものの、サークルクラッシャーへの昇格というか、囲いにちやほやされていいように性的搾取されてしまわないかも多少心配だ。まぁおじさんも姫も男性なのでその心配は杞憂なのかもしれないが、とはいえホモネタが本当にネタで済むのかどうかはわからないのだと忘れないでいてほしい。
そんなわけで、いろいろあって直接言うのは難しいけれど、大好きな先輩のことを心配する僕の気持ちがどうにか伝わればいいなあと思っています。
昨日だがb:id:kyoumoeがあるツイッタラーとからんでいるのを読んだ。
http://kyoumoe.hatenablog.com/entry/20150610/1433910137
……最近この手の人、多いよね。
まるでテンプレを相手にしているみたいで笑った。
普段はまともなことをブログに書いている。
だが、ときどき極論がまじり、論理が飛躍して、的はずれな意見が交じる。
それに対して。
最初の反応は、
「まともに返事を返さず、そっけない反応をする」
(空気読みなさいよ。あなた如きがなぜ【格上の】この私に一人前に意見するの?)
という空気感を出すんだよね。
それから、自分に質問や批判をしてきた人間に対して、反論するのではなく、人格攻撃を始めるんだ。
b:id:kyoumoeがされたように、
「この人は児童虐待防止を訴える人々に嫌がらせをする変態だ!」
とかね。
切れ始める。
口汚く罵り、その意見にようやく反論を開始するんだけれども……
だから段々敗色濃厚となるじゃない?
すると代わりに、
「お前のやっていることは犯罪だ!」
という謎論理を主張し始めるんだよ。
「法律に違反していないけれども私の気持ちを傷つけた。これはれっきとした犯罪でしょ!」
とか言い出すんだよね。
法律に違反していないならば犯罪ではない、という当たり前のことが、この手の人はわからないんだろうなぁ。
そしてさ、非常識なことを大まじめに主張するこの手の人は、あまり頭がよくない。
学歴もないし、何かの資格を持っている訳でもないし、評価されるような仕事をしているわけでも、
自慢できる企業で働いている訳でもない。
するとさ、何を自慢し始めるか?
(学歴が高いのにバカな犯罪を犯したヤツのせいで、東大の株が落ちるようなものだ)。
(件の女性は小学校の頃にIQが高いと先生から報告された、そうな)
でも、
なんて普通にいるじゃない。小学校の頃は特に、同年齢の中で成長が早いとIQが高く出てしまう。200、とかね。
でもそういう異常値は、年齢が上がるに連れて段々と収束して、高いIQは出なくなる。
若い時に早く成長しただけで、年齢が上がると他の人の成長に埋もれてしまうんだよね。
ちなみに俺の小学校5年生の頃のIQは180あった(マジで)。
それが何の役に立っていないことが分かるだけ、俺の方がマシだろう。
あれは練習問題を何度かとけば、ある程度の高点数を取れるものなのに。
それを知らない、わからないコト自体、IQの高さが何の意味も無いことが分かるね。
あと、学歴だとか資格だとかと違って、嘘をついてもバレないのがIQのいいところ。
まともな議論をしている中で嘘を平気でつく人間は、全てを疑われると思わなきゃ。
それが嘘つきが被る罰だ。
だから、件の女性は、自分が本当にIQが高いことを証明する必要があるんじゃないのかな。
まだ会員じゃないならば、1万円で試験を受けられるから、ぜひ受けてみてほしいね。
それに、だ。
その高い思考の果ての結論を他人に説明出来なかったことはよく知られているけれども、
http://braindesign1.ninja-x.jp/shikumi-5.html
件の女性も、もしも自分の考えを他人に説明できないのだとしたら、
それはIQが高いせいじゃなくて、言語能力に欠けている、論理能力に欠陥があるからだろう。
それは決して、恥ずかしくないよ。
能力が低いからといって、あなたの考えが間違っているワケじゃないよ。
同時にこの女性にも、私より劣っている能力がいろいろあるだろう。
それはアタリマエのこと。
自分には他人よりも劣っているところがあることを認めて、その上でb:id:kyoumoeに教えを請えばいいんじゃないのかな。
話が脱線した。
反論できないとなると、キレる、相手を罵る、人格攻撃を始める、その上で周囲のお仲間と示し合わせて集団でいじめようとする。
そして最後は、自分がどんなに素晴らしい人間なのかを、自分語りを長々と始めるというね。
男性に多いバカが、社会的地位や暴力、暴言などをもとにして威圧してくるバカだとしたら、
女性に多いバカは、相手が自分よりバカだと周囲に分かってもらおうと必死でとりつくろうバカだ。
いやだ、いやだ。
(ちなみにはてなのいいところは、女性が多いのに、この手のボス猿が本当に少ないところ。言葉の力を信じているからなのかな)
そして、こういうことをする女性ほど、
「自分は女性の陰湿さが昔から嫌いだった。だからイジメられてきた。イジメ、絶対、ダメ」
自分の姿が見えていないのではないだろうか。
なに、こんな文章をここに書いているお前が一番自分が見えていないバカだって?
一番最初にそれが運営側と彼女たちの間での約束として本当にあったのかどうかは知らない。
多分、昔からよくある芸能界としての約束程度にはあったのだろう。
「恋愛禁止」という言葉をメディアに最初に持ち出して来たのは、間違いなく彼女たちだった。
まだほとんど売れていないころ、彼女たちはメディアに出ると、自分たちの自己紹介としていつもこの言葉を使った。
「人数がたくさんいるんです」
「恋愛禁止なんです」
そして、この「恋愛禁止」という言葉はとてもおもしろい響きを持っていた。
司会者は必ずこの言葉に食いつき、そこから話題を広げてくれた。
それはなんとなくあった芸能の世界の隠すべき部分を明確な言葉にし自らが発したところにおもしろさがあったからだ。
この言葉がおもしろい「ネタ」であることは彼女たちをたばねるプロデューサーが一番よくわかっていた。
彼はおもしろい「ネタ」を歌にすることで有名な人物だが、この「恋愛禁止」も彼はおもしろいと思っていた。
だからこそ、彼女たちの公演名にもこの言葉をつけたし、この言葉をつけた題名の歌までもがある。
そのおもしろさは、本来なら隠すべきものを明確に言葉にし自らが発するというところにあり、そして「ネタ」だった。
そしてこの力はとんでもない怪獣だった。
その力はコントロールすることができず、制御すらできないものだった。
その力は、まずは彼女たちに襲いかかった。
彼女たちは自らが発してしまったがゆえに、しだいにこの言葉に縛られていくことになる。
そして彼女たちを応援するファンと運営側もこの言葉に縛られていくことになった。
彼女たちメンバーとファンと運営がこの言葉に縛られれば縛られるほど、この言葉の持つ力は増していく。
メンバーとファンと運営がこの言葉に縛られ身動きが取れなくなればなるほど、この力は暴れだした。
売れ出していくと、彼女たちが望むと望まないとにかかわらず、そしてファンは誰も望んでいないはずの「国民的」という言葉が彼女たちにつけられることになった。
彼女たちに「国民的」という言葉がつけられたことで、彼女たちのことを快く思わない人の数もしだいに増えていった。
いわゆるアンチという人たちも数多く出現した。
そして、これらの人たちの恰好の攻撃材料としてその標的とされたのが、この「恋愛禁止」という言葉だった。
この言葉が力を持ち始めたとき、メンバーもファンも運営もこの言葉自体にどんどんと縛られていくことになった。
この言葉により身動きが取れなくなればなるほど「恋愛禁止」という言葉は外部からの攻撃材料としてどんどんと力を持ち出した。
その力は怪獣だった。
誰にも止められない暴れっぷりだった。
その暴れっぷりはとどまるところを知らず、そこからいくつもの悲しい事件を巻き起こしていく。
そして、この言葉の持つ力が頂点に達したとき、ある事件が起こった。
その事件は世間を騒がせ、あるいは世界をも騒がせた、とても衝撃的な悲しい事件だった。
そこにいたって、ようやくメンバーもファンも運営も気づくことができた。
それに気がついたとき、ある一つのことを成し遂げなくてはならなくなった。
この言葉がいったん力を持ち出すと、誰にも手がつけられないことになる。
だからこそ、この言葉から力を奪い取り、もう二度と力を発揮させてはならないということ。
それは完全に「スルー」するということ。
完全に「スルー」して何もなかったことにしてしまえば、この言葉は力を持ちえない。
もしもだ。
もしも「恋愛禁止」が何らかのルールとして存在するとして、そのルールを守る必要があるとしたならば。
それは何のためにあるものなのか。
それはメンバーとファンと運営のためだけに存在するルールであって、外部の人間にはまったくもって何の関係もない話だ。
もしもメンバーとファンと運営が何も気にせず完全にスルーしてしまえば、外部の人間は攻撃のしようがない。
そうするとこの言葉の力はまったく失われてしまうということに気がついた。
完全に「スルー」すること。
そうして我々はこの言葉から力を奪い取り、その力を地中深くに埋め込み、封印することに成功した。
さて、最近、恋愛禁止と言われているらしいあるグループのスキャンダルが発覚した。
そのグループからのスキャンダルが初めてだったこともあり、そして内容も内容だっただけに、ファンはとても衝撃を受けたと思う。
おそらくすごく動揺もしていることだろう。
その気持ちは痛いほどわかる。
だけど、一つだけ忠告しておきたいことがある。
それは、もう二度とあの恐るべき力の封印を解いてはいけないということだ。
この言葉の力は復活を虎視眈々と狙っている。
その力は怪獣だ。
一度暴れだしてしまえば誰にも止められず、誰にも制御できない。
その力は数々の悲しい事件を巻き起こしていく。
それはたった一つだ。
増田での個人攻撃および、増田とブコメの抗争をめぐる最近の動向を見て、
リスク管理として、はてなidを攻撃している増田エントリを削除することにした。
私怨ではなく、あくまで正義や大義のためにやってきたつもりだが、
増田に対するはてなユーザー達の憤りがどんどん膨れ上がっている現状を受けて、
これ以上彼らを刺激するのはまずいと思った。とりあえず、いったん場を冷まそうと思う。
増田ではてなidを攻撃している同志達は、ひとまず落ち着いて、
はてなユーザーらの動きを見ながら、冷静に考えてほしい。
そろそろやばい反撃を食らいそうというか、はてな運営が動きそうというか、
そういう嫌な予感がするぞ。
PS.
http://anond.hatelabo.jp/20140723070902
私が自分のエントリを削除している間に、こんなエントリが上がってきた。
なんたる偶然。私の感じた不安は、やはり当たっているのかもしれない。
・追記
http://anond.hatelabo.jp/20140723203746
青二才氏のアンチの人は、自演かと思うぐらいほのぼのしていたから
大丈夫かもしれないが、一応用心してほしい。
オフ会クラスタを叩いている人は、個人名は出さないほうがいい。
増田っす
ブコメしていただいた方についてなんだけど。。
政治家になったら発言が少なくなっていく or ポロッと失言して失職のいずれかだと思われるタイプ / 彼らが実行可能な具体的解決策を提示したというのを寡聞にして知らぬのでそう思うのだろう。
もちろん、そういう政治家も多いだろけど、発言量の問題じゃなくて、質の問題じゃないのかな・・
ユーモアある人すくないじゃんっていう。
http://areyoukicking.hatenablog.com/entry/2013/12/07/095749
有吉弘行はtwittterで日本で一番フォロワーを集めているらしい。
タイムラインを見ていると、日本は政治家ではなくて芸人がTwitterフォロワー数No1
政治家の方がで、彼ぐらいの洞察、みんなが中々言えなくてモヤモヤした事を
一発秘孔付きで表現できるってそもそもそんな人いましたっけ?っていう。
初期の橋下知事?ぐらい??
chikirinや、基本的にあっていることしかいわない人って貴重。
それを笑いへと転化させ続けられる人って、今、有吉だったり、もしかしたらマツコだったりする。
そして、人の言えないことを短い言葉で指摘できるっていうのは、
ぶった切るっていうのは一種の欲望に訴えかける力なのではないかと思う。
ツボをつくと疲れが取れるように、精神的な疲労や、モヤモヤを代理で解消する力というか。
前にTVで千原ジュニアが、笑いを取ったときに、初めてSEXしたときより
そもそも笑いが持つちからは多幸感へつながるし、秘孔をついて、
モヤモヤを解消させるという力と合わせるとつまり有吉の笑いの力というのは、
人の欲望に①多幸感と②モヤモヤ解消の2倍で訴えかけるような力を持っているのかもしれない。。
などのご意見が多かったですが、言葉の多寡、責任の重さについてはいろいろあると思いますが、
(誰と比べてというと苦しいが)政治家より鋭い意見をいっている、それがユーモアに昇華している
という点で優れているかなと思ったってことです。
あと、政治家と比べてっていうのはあんま文章の一番言いたいことではなくて、
SNSには各ジャンルにおいて世論を動かすきっかけを作る影響力を持った「キーポインター」というかオピニオンリーダーが散在している
その多くは取り巻きや信者が多い人だけども、少なくても動かせる人もいるけれども単発ではなく継続的にその力を揮えるのは
「低ランク」の人はRTしてRTされることで意見を肯定されたり自分の意見や中傷が正しいと思い込む錯覚に陥りやすい
「キーポインター」は彼ら「低ランク」の人々を動力として世論を動かせるだけの言葉の力を持つ
「キーポインター」の力は永続的なものではなくていずれ衰えるものだが、能力を保とうとして過激な発言に走り悪循環にはまる人もいる
「キーポインター」の発言は世論に少なからず影響を及ぼすので、「キーポインター」の導く流れが、自分にとって都合の良くないものとなる
未来が予測される場合には意見を申し奉るか、直接対決を避けてほのめかすか、「低ランク」の人々を動力として誘導するかしかない
「キーポインター」の能力は攻撃力特化と「防御こそ最大の攻撃とばかりに取り巻きの低ランクに任せる」防御力特化タイプ、共感力特化タイプ
守るべき物が無いから言いたい放題誹謗中傷できる捨て身特化タイプに大きく分けられる
防御力特化タイプと捨て身特化タイプは自分の望みとは反対の方向に世論を動かしてしまううっかりさんもいる
「キーポインター」を動かせば、世の流れが変わるきっかけを作れるので常に「キーポインター」はいろんな人からどうのこうの絡まれる
一度「キーポインター」に絡んだ、動かしたという幻感覚を得た人はSNS依存から抜け出しにくくなり次々と「ネット有名人」に触りたがるようになる
捨て身特化タイプと防御力特化タイプの素質がある「キーポインター」に目を付けられると地獄なネットライフに
目を付けられた人が目をそらそうとしてもSNS辞めようとしても抜け出せないのは、相手が「キーポインター」でありほっとくともっと酷いレッテルや誹謗中傷が「低レベル」の
まあヘイトスピーカーやネトウヨがイラつくのは当然だろとしか言えないが、そうでないのにイラつく。
NHK_PRの発言、ツイート単体は説教がましいとはいえ、イラつくものでは無いと思う。
「ヘイトスピーチをするネット弁慶はボランティア行け」の裏にある文脈があって、それにイラつくんだ。
裏の文脈について文章化してみよう。
「ヘイトスピーチ」
こんなところか。
これはNHK_PRのツイートだけ読んだときにも感じたが、被害妄想の行き過ぎと思い自省した。
NHK_PRは東北についての発言だと補注したし、考えすぎというものだ。
でも日経ビジネスオンラインの記事で書かれた絵を見て、被害妄想ではないとわかったね。
むしろ、この「ネット弁慶」は間違いなく上で連想した文脈に依っていると思った。
というよりNHK_PRの補注を理解すれば東北の話だし、お門違いだが、ネットでの受容のされ方の一部、日経オンラインビジネスの記事とかが、被害妄想ではないと思った。
ただネットで威張りちらす人という意味で「ネット弁慶」と語ったのかもしれない。
だけどそれは前都知事がシナ、シナと呼べばいいじゃないかと語る時、その裏には差別の文脈があるのと同じ構図だ。
というか、証拠がある。
日経ビジネスオンラインの記事に付属していた絵が、上での連想を裏付けている。
http://cdn-ak.b.st-hatena.com/entryimage/133730370-1361466019_l.jpg
『内弁慶 内定もなく泣いている 親のスネこそ泣きどころなれ』
ヘイトスピーチをするような輩は「ネット弁慶の無い内定」「ニートで親のスネ齧り」と言ってるわけだ。
ネット上でヘイトスピーチしてないでニートは働け、ボランティアに行け、ということだろう。
なにをいってるんだ?
これを「よく言った!」「これが批判されるなら日本はおかしい」と称賛してる人、おかしいとは思わないのか。
「ヘイトスピーチをする人間は《…》のような立場にあるから、ヘイトスピーチをするんだ」
とでも主張したいのだろうか。
あるいは「ヘイトスピーカーはルサンチマンを抱いているから」とでも言うのかな。
まあ社会心理学がそういうならそうなんだろう。
社会が不安定化すれば、ナショナリズムが高揚する。貧困層が増え失業者が増える。「内定もなく泣いている」人間も増えるだろうし、ニートやひきこもりも増える。
このまえ話題になっていたひきこもり支援サイトも、ひきこもりには愛国的な人間、中国韓国を異様に嫌う人間が多い…などと書かれていた。とはいえ事実なのか偏見なのかわからないが。
その程度の関連性はあるだろうよ。でもヘイトスピーチと、それらを結びつけちゃいけない。
ニート、ネット弁慶だけじゃない。その背後にある文脈に並べ置かれた言葉。
ニート。ひきこもり。ぼっち。友人ゼロ。非コミュ。コミュ障。キモオタ。etc...
これらは包括するような属性、たとえばコミュ弱者とか、そういったものがあることは感じるが、明瞭な言語化は難しい。概念がない。
キャラとして成立している。
なのに、ヘイトスピーカーを批判するときに、これらの属性が持ち出される。
ルサンチマンを抱いているからヘイトスピーカーになるわけでもない。
ヘイトスピーチを口にするその時まで、ヘイトスピーカーじゃない。
偏見と差別から逃れられない人間の性はあれども、悪しと思い言葉を飲み込む。よくあることだ。
まるでヘイトスピーチだけでなく、性格、置かれた立場まで悪いかのような語り口だ。
差別を批判する言葉、その横から滲み出た偏見、これこそ差別だね。
「ヘイトスピーチは悪い」「レイシストは悪い」本来はこれだけで良いはずだ。
でも、反差別を声高に主張したい。力強く語りたい。
正義の立場と言葉の力みが、自らの抱く無自覚の偏見を漏出させる。
「ヘイトスピーチをするネット弁慶のニートはボランティアに行け!」
ニートには何の罪もないし、ネット弁慶もまあ、イタいだろうけど罪は無い。
それでも罪があるとしたら、ヘイトスピーチとは違うレイヤーでの罪だ。
「あっ、レイシストだ。批判してやろう。どうせお前らは《…》なんだろう。友達もいなくてルサンチマンがあるから人種差別してんだろ。見え透いてるぞ?」
見え透いてるのはそっちだよ。お前らの持つ偏見。
お前らだよ。具体的に言うと、差別を批判するときに差別者以外を、叩きやすい属性を巻き込むお前ら。
そういうお前らだよ。
みんな見ているぞ。
反差別を語る美辞麗句の横から漏れでた差別の言葉が、淀みとして溜まっている。
お前ら良識ぶった人間の語る反差別の枠組みがイラつかれている。
良識を語る口をよそに、こちらを見る偏見の視線が、お前らの語る反差別への信頼性を損なわせる。
「@NHK_PRは、ネット弁慶にヘイトスピーチを向けている」という、身も蓋もない反論はイタいけども、まさに象徴的だと思った。
誰がなにを嗜好するかにまで道徳的瑕疵を見出し飽きたらず、生まれ付きの属性をもってして、社会構造の抑圧者であることを自覚せよと原罪を見出し断罪する。
まあ、こういう告発者は極端だが。
ま、ヘイトスピーカーそれ自体より、ネット弁慶を批判したいよね。
批判しやすい、叩きやすい、ゆうちゃんみたいな、ネット弁慶を矢面に立たせたいですよね。
反差別への信頼性が損なわれたから、差別主義者が増えた、新大久保で跳梁跋扈したとは言わないよ。
だが、イラつくわけだ。
お前らは楽しげに「奴等はルサンチマンを抱いてるから」「《…》だから」とヘイトスピーカーやレイシストを批判する。
自分がどれだけ幸せで良識あるかをアピールするために、他人のルサンチマンや、世間様に叩かれている無関係な属性を出汁に使う。
無関係な属性は、相手に図星だろ?と思わせたいから使うんだよな。
ようするに、その属性は弱いってことだ。
強い属性なら「オウ、わしは都知事やで?凄いやろ。おまけにあいつは弁護士や!」としかならんわな。
新大久保のヘイトスピーカーに対して「お前巻舌の得意なヤンキーでコミュ強者なんだろ?」という指摘もあまりみない。
動画を見る限りこちらのが適確だと思うんだけど、何故かネットの殻を破ったネット弁慶、滑舌が悪いという言葉が似合いそうなヒキニート、元ぼっちだとかキモオタ、彼は学校で孤立していましたなどが槍玉に上げられる不思議。
事実はお前らはヘイトスピーカーに、叩きやすい属性を見出したいということだ。
反差別の枠組みには抵触しないが、偏見を向けて許される弱い属性。
それを反差別の出汁に使う。
言葉に勢いを持たせたいだけに、差別者に図星と思わせたいだけに、無関係な弱い属性を出汁に使う。
それがお前らの視線。イラつくわけだ。それを丁重にお返しした。
丁重にお返しできなかった人は、本物のヘイトスピーカーになる。
丁重に差別を批判できなかった人が、他所に誤爆してるんだから、似たもの同士とも言える。
これでもまだ範囲が広いけど「嫌サヨク」に留まっている人はまだ理性的だね。
チョンだシナだの言うのは、イラつきが明後日の方向に暴発した、本物のヘイトスピーカーだ。
それはお前らの影の実体化だと思うよ。
似たもの同士、仲良くしとけばいいさ。
望まれず生まれてきたってことは小さい頃からずっと聞かされてきた。
頑張っても何もかも世の中の悪い人や悪い家族に奪われちゃうから意味が無いんだよって聞かされ続けて何の気力も出なくなった。
親の頭が狂ってたってことが最近になってわかった。俺は嘘を信じこんで人生を10年以上無駄にしてきたんだ。でも嫌々俺を産んだこととかその周辺の事情は事実っぽい。
狂っていない人の話が補強しているから。なにもかもが無為に感じてしまう。不幸を押し固めて作ったような環境から生まれてきたんだよ。無意味に。望まれず。しかもボロを出しながら綺麗事で取り繕うのに付き合っていたからなおさら傷ついた。
産まなければよかったのにという言葉の力を高めるためだけに愛を説いてただけでしょ。それを繰り返して呪いをかけるんだ。
いまさらそれを少しでも取り戻せるようにがんばろうとしてるけど辛いよ。
俺は被害者なのに全部自分で負債返さないといけないんだ。愚痴を言おうとしたら俺の親だってそのまた親だってそのさらに前の世代の被害者なんだよって言われるだけだ。
この世には加害者はいなくて被害者しかいないから誰も訴えられない。誰も弁償してくれない傷や負債だけ残ってしまう。
頼れる友達なんていないよ。俺を苦しめてたものは色んな事情が絡み合いすぎで誰にも相談できないよ。論理や倫理や心のおかしい人が登場しすぎる。
こんな頭のおかしい環境で育ったなんて口にしたら誰からも見捨てられるから口にできない。
いつまで黙ってればいいんだろう?死ぬ前には誰かに全部伝えたい。クソみたいな環境のせいでどれだけ無意味な苦痛を味わってどれだけ無意味に堕落とあがきを繰り返したかを伝えたい。
今は俺にも目標があるはずだけど本当にそんなものを叶えたいのかよくわからない。
心療内科とかに行ったほうがいいかと思うこともあるけど怖くていけないよ。ろくでもない先生に事情を知られて悪用されて嫌がらせされてすべてをぶち壊されるって刷り込まれてる。何もできないんだ。何もさせてくれないんだ。ものすごい時間をかけてようやく何かができるんだ。これじゃ死ぬまでに何もできないよ。