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2022-12-16

anond:20221216144610

廃村を告げる活字に桃の皮ふれればにじみゆくばかり 来て/東直子

2022-02-01

https://anond.hatelabo.jp/20220130195853

ボールペンはミツビシがよくミツビシのボールペン買ひに文具店に行く 奥村晃作

履歴書写真がどう見ても菩薩いちど手を合わせて封筒へ 山川

校庭の地ならし用のローラーに座れば世界中夕焼け 穂村弘

廃村を告げる活字に桃の皮ふれればにじみゆくばかり 来て 東直子

濁流だ濁流だと叫び流れゆく末は泥土か夜明けか知らぬ 齋藤

もういやだ死にたいそしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい 岡野大嗣

われの一生(ひとよ)に殺(せつ)なく盗なくありしこと憤怒のごとしこの悔恨は 坪野哲久

家々に釘の芽しずみ神御衣(かむみそ)のごとくひろがる桜花かな 大滝和子

たそがれの空は希望のいれもの外套ビスケットを投げあげて 寺山修司

賞味期限消費期限のいとはしき冷蔵庫内だいこんズドーン 大松達知

ざっと思い浮かんだ好きなのを羅列してみた。ムーオカルト短歌も好き。

2020-07-17

めぐる頁を終わらせたいのか、

 最後に会ってたか10日が過ぎようとし、最後LINEから4日。経過した時間問題ではない。向こうの少しばかり長い恋愛事情、そしておそらくはまだ僕に伝えてない何か。急に消えないと言っていたのに、結局僕は選ばれなかった、終わったのだとようやく認識できた。そう認識できた途端、酸辣湯麺けがやけにうまかった。それ以外は喉を通らない強情さ。クリーミーではない澄んだ辛さの坦々麺を食べに行こうとか、無邪気に誘ったじゃないか。そんな辛い記憶酸辣湯麺で塗り替えてやる。

 特にやる気もおこらず、ガスト赤ワインデキャンタをたのむ。下に引っ張りすぎたTwitter更新を渋っている。Kindleでも開くか。短歌がわかるわけではないが、穂村弘は好きだ。サインだって持っている。あのゆっくりジェントルな話でいて、甘ったるいちょっと子供のような声が好きだ。とか言いながら、好きな文体東直子

 穂村弘短歌ください』。既読だ。重いものは読めないと思い、なんとなく開く。栞は18%にいるらしい。

“君というあなたが呼んだ何者か わたしはそれになりたかった”

 開いたところにあった一首。何者かであったのだろうか。もう呼ばれることもなく不定形のまま、しばらくはグニャリとしなければならないのかな。

 いや、そんなことは本当にどうでもいいんだ。それより、この歌を詠んだ人、名前が同じじゃないか。本当にやめてくれ。同じ名前の人がこんな歌を詠んでたよ、それもたまたま開いたら!無い奇跡ではないが、囚われるじゃないか。早く伝えたい。聞いて欲しい。

 穂村弘解説で、「切実な思いを、生な云い回しではなく、「君」「あなた」「何者」「わたし」「それ」という抽象的な語の組み合わせによって敢えて表現することで、一首の世界が深まっていると思います」と。まったく抽象的な語ではない名前しかも同じくひらがなという名前にまた現実が切実さを帯びてきた。嫌だな。

2019-07-02

anond:20190618201336

先日ツイッターでこの記事が流れてきて読み、ずっと心に引っかかっていたので筆者さんが読まれることがあるかはわからないですが、一人の異性の立場から気になったことを書かせていただこうと思いました。

大きなお世話と思われるかもしれませんが、筆者さんを批判するつもりも、書かれてあることに対する怒りでも、男性批判でもありません。

>昔は女が憎くてたまらず(それなのに優しくされたくてたまらず)ネットで女叩きをしていた。

「女」と書いてありまずが女性にもいろんな人いますよね。

筆者さんをかつていじめた「女」や、「弱者男性」が「敵」とする「女」以外にも社会には女性存在しています

ネット上や現実世界で、女叩きをしている人が叩く女性上記以外の女性であることが多いように思います

自分危害を加えられたわけではない、“ただ自分が憎い「女」”という性が当てはまる、叩いたところで自分危害は及ばない、自分が傷つくことのない相手を選んでいませんか。

憎い「女」を叩くことで、「弱者男性」と近い立場にある女性(いじめを受けた、容姿に恵まれない、男性危害を加えられたことがある、貧困ギリギリ生活をしている…)を傷つけているかもしれません。

(坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのかもしれませんが)

「優しくされたい」「支え合う女」

とはどういうものを望んでいるのでしょうか。

自分と近い価値観を持っている相手と話をして、相手自分理解して欲しいのか。

お互いに尊重しあえるような相手と、支え合いながら生涯を共に生きていきたいのか。

自分にとって都合のいい、自分の心を癒してくれて、自分を認め受け入れて生活面でも性的にも望むことをしてくれるアイドルのような若くて可愛い美少女を求めているのか…

結婚も無理、俺を受け入れてくれる女はいないし

とありますが、

恋愛」や「性欲」を一旦置いて、日常で関わる女性を「女」ではなく自分と同じさまざまな内面もつ一人の人間として向かい合うことで、

また筆者さん自身女性社会に対する考え方や認識を少し変えてみることで

結婚」はわからないですが、受け入れてくれる女性出会えるかもしれません。

おっさんおっさんを助けるわけがないだろ

おっさんが嫌がるおっさん」を女性は嫌がらないのでしょうか?と、疑問が湧きました。

>男は怖いから女に救ってもらうしかない

とありますが、女性も、男性は怖いです。

「男が怖がる男」も怖いですが、「男を怖がる男(筆者さんや女叩きをする男性)」も

多くの女性は怖いと思います

(私自身低身長なので性別わず小学5年生以上なら襲われたら負けると思うので

他人は基本年齢性別わず怖いです)

男同志関係が築けていたなら、多分女なんてどうでもよくなる。

でも男に刃向うのは怖いから、女を叩くしかないんだよ。

女を叩いてる時間、そのコミュティだけは同性の強い肉体を持つ仲間がいるんだ。

「女叩き」が女性を叩く男性間の共通言語というか、コミュニケーションツールとなって、それをしている間は気持ちが繋がることができるんですよね。

それは他の趣味などで代用することはできないでしょうか。

「敵」を攻撃することで繋がる関係じゃなくて、もっと前向きで明るい関係を、同性とも作れたほうが筆者さんの気持ちにも将来にも良いような気がします。

>男は怖いが男を怖いと言ってはいけない気がした

男性同士の関係というもの自分には分からないのですが

男が怖い男性はたくさんいると思うので、現実で言うのは相手を選ぶと思いますが、ネットSNSで誰かを攻撃するためではなく、自分自分と同じ気持ちを持っているかもしれない他人のために、素直な気持ちや考えたことを吐露することはどんどんしたらいいのではないでしょうか。

憎しみを、他人攻撃する原動力にするのではなく、自分を含めた将来の社会のために使えたらいいなと思います

ただ愚痴りたいだけでしたのなら本当に余計なお世話でしたが…

余計なお世話ついでに、本読みませんか?

本の世界負け犬(この言葉は好きじゃないけれど)のために書かれたものや、

世間の言うところの負け犬が書いた本が古今東西山のようにあります

文学なんてなんの役にもたたない、と思われるかもしれませんが、自分と同じようなことで悩みながら生きてきた人を世界中の様々な時代に見つけることができるかもしれませんし、自分以外の人間視点世界を見ることができます

それによって今までとは違う価値観が生まれるかもしれないし、少しでも筆者さんが生きてゆく力となるかもしれません。

図書館利用できますし。

差し出がましいのですが少しだけ筆者さんに私が勧めたい本を…

・整形前夜(穂村弘)

・蚊がいる(穂村弘)

・もうおうちへかえりましょう(穂村弘)

・プリズン・ブック・クラブ コリンズ・ベイ刑務所読書会一年

 (アンウォームズリー)

彼女たちの売春(荻上チキ)

・七つの人形恋物語(ポールギャリコ)

消滅世界(村田沙耶香)

殺人出産(村田沙耶香)

もの思う葦(太宰治)

・おとなの小論文教室。(山田ズーニー)

・生きるとは、自分物語をつくること(河合隼雄小川洋子)

・お砂糖スパイスと爆発的な何か

 不真面目な批評家によるフェミニスト入門(北村紗衣)

短歌があるじゃないか(穂村弘東直子沢田康彦)

・フィフティピープル(チョン・セラン)

・愛なき世界(三浦しをん)

三島由紀夫レター教室(三島由紀夫)

銀の匙(中勘助)

二十日鼠と人間(スタインベック)

・見える光、見えない光(朝永振一郎)

オーランド―(ヴァージニアウルフ)

・妻を帽子とまちがえた男(オリヴァーサックス)

洗礼ダイアリー(文月悠光)

・臆病な詩人、街へ出る。(文月悠光)

秘密友情(春日武彦穂村弘)

長々とすみません

 
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