はてなキーワード: 区分とは
専業。
一応、準富裕層。
15年前にかった恵比寿のワンルームの売却価格が購入時の約2.3倍で売れた。
買ったのは謎の台湾人。
一方、昨今のインフレで管理費修繕積立金の高騰も激しく、投資利回りは表面でせいぜい6%。
諸経費と税金引くと残るのは3~4%。
確定申告の償却資産の計算もめんどくさいし「もう全部換金してドル預金したほうがマシなんじゃねぇの?」って内心思うようになる。
そんなクソみたいな利回りでも、立地良ければガンガン買いが入る。
借主退去後の原状回復費やリフォーム代は資材や職人人件費の高騰で10年前の約1.5倍。
いやさ。
クロス補修費やエアコンの値段はそんなには上がってないんだよ。
痛いのは、職人さんに都心ワンルームの修繕やってもらう時の車の駐車場代金だよ。
工事費3万円のクロス張替作業なのに「駐車場代金が半日で1.2万」とか、もうアホかよ。
物件価格はバブルだが、空室率はちっとも改善されておらず「安易に家賃の値上げが怖くてできないアパマンオーナーばかり」という状況。
賢いやつはもう3年くらい前から都心撤退してて、埼玉神奈川千葉の郊外物件や地方都市の一棟モノに軸足を移してるよね。
港区のメゾネットに住んでウェイウェイしてるお姉ちゃん投資家が、健美家で前橋や宇都宮の物件ばかり血眼になって見てんだよ、今。
あとさ。
確定申告で家賃収入の明細書提出すんだけど、借主名がカタカナ名になるパターンがかなり増えてる。
投資家仲間とは「もう日本人はオワコン。ベトナム人のほうが熱いよね」って話してる。
嘘だと思うなら、埼玉ド田舎駅前のワンルームマンションのエントランスの掲示板見てきな?
わし来月に埼玉郊外のボロマンション買って引っ越すんだけど、年末ジモティー経由で大型冷蔵庫あげて仲良くなったベトナムのお兄ちゃんに引っ越しを頼むんだよ。
礼儀正しくて超いい奴。
登山道というほどではないけど山の道って感じの道はあるじゃん?舗装されてて車も通ってるけど、道の外側に建物があったり誰かの庭だったり軒先だったりとあからさまに誰かの土地感があるわけじゃなくて、藪や木が果てしなく広がってる感じで突き進もうと思えば進めるようになってる道。
かりにそうじゃないとしたら、誰かが持ってる山の部分に国だのなんだのが勝手に道を敷いていることになるんだから不自然だ。
で、仮に森林地帯のうちの、道も、道じゃないところも、公共の土地という点で共通なのだとしたら、なぜ道は自由に通行してよく、そうじゃないとこは入っただけで違法なんて扱いをデフォルトにしたのだろうか?
どっちも公共の地面なんだから、原則自由に通行できるようにすればよかったんじゃないの?
自然保護目的で踏み荒らされたくない場合に限って国だのなんだのが個々に決まりを作るというブラックリスト方式のほうがルールとしては素直でシンプルだと思うのだが。
地面自体、人が移動するために存在しているという側面があるのに、道以外の地面を移動のために利用してはいけないとは不自然だろう。地面による二次元的な移動ではなく、そのうちのごく一部分の道による一次元的な移動しか許していないのはただ不便さを増しているだけだろう。
そもそも、すべての土地に所有者がいるという前提に立っているのがおかしいと思う。
「国有林」という概念があって、これは明治維新の際に藩有林、社寺有林、所有が明確でない森林を継承して成立したという。
「所有が明確でない森林」というところに注目してほしい。あたかも不明なだけで所有者がいるみたいな言い方だけども、これには正真正銘「誰の土地でもなかった土地」が含まれていたのではないか?
つまり誰も存在を認識していなかった土地があったはずで、これを伊能忠敬が作った日本列島の海岸線の地図という、日本の土地全体を俯瞰的にとらえる手段のおかげで、その地図から誰かの土地だと確定している部分を全て取り除けば、それ以外の場所は全て所有が明確でない土地として間接的に存在を把握できるようになったというところだろう。実際は誰も見ても足を踏み入れてもいない土地(誰に帰すべき実効支配性がない土地)なのに。
(もし全宇宙の地図があったら、その何万光年先の直接見たこともない空間について「ここは俺の土地だ」と主張するようなものだ。伊能忠敬は日本列島においてこのバカげた主張を形式的に可能にした。)
そういう土地を無理に国有林化しただけの話ではないか。もっと素直に「誰の土地でもない土地」と別区分にすればよかったのではないか?
誰の土地でもない土地というのは、誰にも占有する権利はないということだ。ゆえに誰が移動の用に足を踏み入れても問題ないということになる。
誰の土地でもないので、ぶっちゃけそこに勝手に家を建てても問題はない。早い者勝ちだ。ただし別の人がその家を打ちこわししても問題ない。問題ないというのは語弊があるなら「その家を建てた人がその土地での所有権を根拠に狼藉を主張することはできない」ということだ。
つまりこの場合器物破損だし、この公有の空間のなかで先にいた人を後から来た人がそこを自分のお気に入りの場所として見出し喧嘩になったら暴行罪だし、というように、個々の事例に合わせて既存の法律で裁くべき問題ということになる。
頭でっかちに「すべての土地は誰かの土地だ」という固定観念ありきで法律を作ったために、はっきりいってスマートじゃない法体系になってると思う。
なぜ「誰の土地でもない土地」と別に難しくもなんともない概念を素直に受け入れられなかったのだろう?
dorawiiより
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/times.abema.tv/articles/-/10090085
金持ちに課税しろって話題になると、なぜかみんな富裕層や経営者視点で成功者の超高額報酬は当然と言う。
これも同じじゃね?(少し違うか…)
特権階級が国の実権を握っているのに、それに対して庶民が所得上限を設けたら国が産業が発展しないとか言って。
あっそれは無理か。
ただ、共産主義は駄目だ。
革命うんぬんはさておき、
でも、これと所得上限の設定は両立するだろ。
いきなり1億円の所得上限でなくても、段階的に昭和の超絶所得税なみに1億円以上は75%みたいにすればいい。
お前らの大好きな累進課税だぞ。
そんでもって、社長の給料(株式込み)は平社員の平均年収の20倍までとかにする。
みんな大好きインセンティブ。
1970年代の所得税の最高税率は75%(所得区分8000万円超の部分)住民税を合わせた最高税率はなんと93%!
だったら、今さら所得上限を制限しようがしまいが人口増えないんだから成長しないっしょ。
だったら逃げたやつらは日本入国の際に高額な入国金をかせばいい。
抜け穴抜け穴言ってる奴は、抜け穴がふさがれば文句ないのか?
今後、国が紙幣じゃなく電子マネーを発行して、AIに監視させれば大半は解決するだろ。
なんなら、足並み合わせて資本主義国同士で一斉にやればいい。
無理だけど。
富裕層が可哀そう。
だったら、インセンティブとして名誉や公共機関の特別待遇、医療費無料、ディズニーアトラクションのフリーパスでもつけときゃいい。
とは言っても、年収1億円の富裕層(23,000人)から超絶累進課税で金を徴収しも多くて年間数兆円。
でも、少子化対策に数兆円を使えるのだとしたら…
1,000cc, 2,000cc (さらには 8,000cc といったバイクもありますが)
体の大きな私からしたら、同額の教習料を支払っているのに、不公平な状態です。
このような現状を改善するために、
行政指導をいれる、法制改革する、といったことができたらと思うようになりました。
750ccの約250kgのバイクで教習するのですが、身長の高い男性(または程よく訓練された肉体)には軽すぎる場合があります。
車体の重量は調整してしまうと操作性にも影響がでてしまうので、
普通二輪免許の区分を移動し、~250cc(小型二輪)、250cc~750cc(普通二輪)、750cc~(大型二輪)とすれば、
750ccに満たない車体は身長180cm以上(または程よく訓練された肉体が)ないとかえって扱いにくいです。
でもこれは行政指導ではなんともできないので、法制化が必要なのかと思います。
250ccは、バイクで安全を担保する必要のない車検不要の排気量であるのに
高速道路を走れるのは恐ろしいです。
https://anond.hatelabo.jp/20240130152041
三重県民だが、教科書では三重県は近畿地方だそうな。関西は府県の明確な定義がないのでまちまち。
その他の日常的な区分としては、テレビ局は名古屋局のものが映る。そこでは「東海3県=愛知岐阜三重」と呼ばれている。
但し、伊賀のあたりから西側は関西のテレビ、すなわち大阪局が映るので、あの辺りは文化的には「関西」らしい。スーパーも西側のものが売っていると聞いた。カップうどんの味は西側のやつだったり。もしかしたら関東では売ってないカールも売ってるかもしれない。
あと広い区分として、テレビの名古屋局では「中部北陸」のニュースを扱う。静岡さん、ここに入ってますよ。むしろ静岡、あなたのことがわからないわ。
地図を見ていただくとおわかりいただけると思うが、三重は南北に長い。なので三重県が何地方かなんて三重県民にもわかりはしないし、実際そんなことはどうだっていいのだ。
そもそも君たち、自分が住んでる場所が何地方かがそんなに重要なのかね?
三重に住むと思う、そんなことはどうだっていいと。今ここに、住んでいる。それで十分だと。
今!
ここに!
住んでいる!
そもそも三重県自体がおぼろげな存在なのだ。縦に長過ぎて文化が統一されていない。真ん中にも山脈が通っており、西と東にも分かれていたりもする。
そんな中で県民一体感が生まれるものだろうか?いや、生まれない。
しかしだからといって地域同士で反発しあったりもしない。三重県民は知っている。みんなそれぞれの場所でそれぞれの人生を生きているのだと。地域が違えば文化も違う。当たり前のことだ。明日あさってささってしあさって。
北の方は大雑把に言えば名古屋だ。名古屋は広大だ。四日市あたりまでは名古屋と言っていい。(注:言い過ぎ)
中部はメガソーラーが沢山ある。喜べ、我々には土地がいっぱいあるぞ。
南部は秘境だ。実は南部のことはよく知らない。しかし南部がなければ三重は無い。
三重県のことは三重県民にだってわかりはしない。しかしそれがいい。みんな三重に来るが良い。というか来てください。志摩スペイン村があるよ。
着の身着のまま避難してきた人のなかには、持病の薬が倒壊した自宅にあって取りに行けない、という人もいるはず。
とりあえず地震の揺れや津波からは脱出したけれど、高齢者など災害弱者にはつらい状況。まだまだ生命の危機を脱していない。
特に発災直後の避難所は水も電気もトイレもない、みたいな状況。公共インフラが乏しく生活に必要な基本的なニーズさえ十分じゃない。
日常生活が突然遮断され、切り離されたとき、仕事先も絶望的な状況であったり地域の経済がめちゃめちゃになっている、という真っ暗な情報以外に明るい情報がない。
今回の能登でも避難所では通信環境が悪く、地域で何が起こっているのかすら情報を得られないということがあったみたいだ。
また、平素の何気ない地域社会のコミュニケーションが、交通インフラの寸断やバラバラな避難所環境というなかで阻害されている。
被災者からヒアリングするときは、当事者の混乱状態のなかで、いろいろなストレスが切実なつぶやきの形で語られるけれど、
支援者は、それなりの視点をもって一緒に整理していくことが大切なんじゃないかな。上記の区分は単にぱっと思い付いたところだけど。
https://anond.hatelabo.jp/20240122183330 の続き
ウイスキーの製造に使う大麦麦芽は成長を止めるためと貯蔵のために乾燥させられている。この乾燥に用いられる燃料のうち伝統的な燃料がピート(泥炭)である。このピートを燃料とするとピートの香りが麦芽に移りこの麦芽を使ったウイスキーにはピーティと言われる香味(燻製のようなスモーキーさとヨードチンキや正露丸のような薬品香)がもたらされる。その香りはピートを燃焼させたときの燻煙に含まれるフェノール化合物によるものであるが、その麦芽に含まれるフェノール化合物の割合をフェノール値と言いppmを単位として示される。このピートはスコットランドに広く存在するがアイラ島のピートには海藻由来の成分が多く含まれ特に薬品香を強くもたらすと言われる。このピートで乾燥させた大麦麦芽を使った原酒は程度の差こそあれアイラのみならず多くのスコッチウイスキーに使わている。また日本のウイスキーにも広く使われている。
ウイスキーがどれくらいピーティかは実際にはフェノール値だけでなく蒸留のどのタイミングの蒸留液をどう使うかや熟成に使う樽によっても変わるのであるが便宜的にフェノール値を用いてほぼ0の場合をノンピーテッド、それから順に(人によって違うが)10ppmぐらいまでをライトリーピーテッド、25ppmぐらいまでをミディアムピーテッド、50ppm台までをヘヴィリーピーテッド、その上をスーパーヘヴィリーピーテッドとしてウイスキーを区分することがある。ただ特にフェノール値が非常に高いような場合、例えば150ppmのウイスキーを飲んでも50ppmの3倍スモーキーだと感じるようなことは(増田の経験上は)ない(多分それを目指して作っていないと思う)。フェノール値はあくまで目安である。
ウイスキーには様々な成分が溶けているがその中には冷却すると目に見える澱や白濁の原因となるものがある。この原因となる成分を除去するためにウイスキーを冷却して濾過するのだがこの成分にウイスキーの香りや味わいの成分が含まれるとして香味が薄くなるのを避けるためにこの冷却濾過をしないウイスキーがある。このような冷却濾過しない製法もしくは冷却濾過していないウイスキーそのものをノン・チルフィルタードと言い、一般にラベルにNon-Chillfilteredと書かれている。冷却濾過は大量生産するウイスキーの味の均一化という側面があるとも言われる。
スコッチウイスキーの蒸溜所は地域別(ハイランド、スペイサイド、ローランド、キャンベルタウン、アイランズ、アイラ)に分類されることが多い。ここではスペイサイドとアイラの蒸溜所の一部を紹介する。ここに挙げた蒸溜所はすべてモルトウイスキーの蒸溜所である。
日本のウイスキーはスコッチウイスキーから大きな影響を受けている。そのため法律に基づく部分を除き日本では用語等はジャパニーズウイスキーとスコッチウイスキーで同じ意味で使っていると言えるのであらためて説明しない。日本のウイスキーについてオーセンティックバーで見ることが多い銘柄のうちいくつかを紹介する。
もともと日本のウイスキーの定義は酒税法で定められたものだけで非常に緩く輸入した原酒を日本で瓶詰めしただけのウイスキーがジャパニーズウイスキーと称されて販売されたり、酒税法上の焼酎が海外でジャパニーズウイスキーとして販売されたりしていた( https://toyokeizai.net/articles/-/216248 )。その問題への対処として業界団体である日本洋酒酒造組合が「ウイスキーにおけるジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」でジャパニーズウイスキーを定義した( https://www.yoshu.or.jp/files/libs/550/202303291553482719.pdf )。この基準の施行前に販売していたウイスキーについては経過措置により従前の表示が認められているが2024年3月31日で経過措置の期限となるためもしかすると一波乱あるかもしれない。
その3へ続く https://anond.hatelabo.jp/20240122184434
いつまでたっても決断をせず先延ばし先延ばしでフワフワしてるうちに、同年代の女の需要から外れた存在になり、若い女からはおっさん区分のど真ん中に入ったって感じだな。
既に上がっている既婚を除いた中の、結婚できる、増田から見て結婚してもいいと思える同世代女は、もう既にイケメンやら収入やらの+要素となるスペック重視で選んだ相手で失敗するなりして、最重要の評価軸が安定感やら安心感に移っているのが大半で、自分とこの人なら結婚生活何十年を一緒に過ごせるってすり合わせが可能かどうかって辺りで相手探しをしている。
増田みたいになんとなくずーっと自分はアラサー、まだ恋愛してる時間、そのうち結婚したくなる相手が見つかるだろう的な意識でいるアラフォーは結婚できない側に片足を突っ込んでいる。
人類は、有史以来、男女という2つの性別を定型として社会を営んできた。
今の男女を定型とする社会設計を維持したまま非定型である性別違和を感じるマイノリティの社会包摂をするには、男とはなにか。女とはなにか。性別移行する必要がある人はどういう条件を持つ人か。という『トランスジェンダー』の定義が必要になる。
だが、例えば視床下部のホルモン値を測定して判定できる客観的指標ではない自認主義を掲げてしまうと、トランスジェンダーの定義は極めて困難だ。解釈によってはススキノ殺人事件の被害者のレイプ犯女装男も含まれる。ましてや、このTwitterで問題発言の多いアコという人がトランスジェンダーでないとする説明にはかなり無理がある。
(性同一性障害は医者による診断という一定の客観性が保たれるが、主流のトランス運動家は、性同一性障害という診断を受けた人、受けたい人への攻撃も行っており、性自認は病気ではないという主張をしている。)
一方、今のLGBTQ思想が、性は自認で時系列で変遷するものなので今の社会の男女という二元論的な区分事態を廃止しようという考えならば、二元論前提の性区分スペースの利用にこだわらず、誰でも使えるスペース等の拡充を求めるのが筋で、MtFが女性トイレに入れないのは差別だという主張は成立しない。社会認識の変遷期に、旧来の二元論で運用する社会システムと新しい考えの性自認主義で運用する社会システムは併存するものだろうが、一方が一方の存在を否定することは包摂ではない。
ただし、自分は従来の男女二元論社会システムの否定は、女性差別を透明化すると危惧している。
定型的な生物学的女性だけ、望む望まないにかかわらず、生まれつき妊娠出産授乳する機能を持っており、その能力は、物理的な腕力を持った生物学的男性から搾取され差別を正当化する理由として使われてきた。
産まないという選択をした女も、男と同じ労働時間と労働量をやってみせても、生物学的女性だからという理由で差別をされてきた。
女装しているから女言葉を使うから差別されてきたわけではない。
女性差別の緩和のため、いくつかのアフォーマティブアクションが始まったのはつい最近のことだ。
自分は、クオータ制が導入された政策決定委員会の女性枠がMtFで埋まる状態や、女性スポーツの奨学金や賞金の受賞者リストがMtFで埋まる状態を望まない。
かつ、性犯罪被害者が社会に被害を訴えてもバッシングされまともに取り扱われない状況は今も続いているのに、性被害による妊娠のリスクを抱える生物学的女性専用のスペースが減らされる状態も望まない。
ニート歴15年からどうやって社会復帰したのかという問いあったので、簡単に記そうと思う。
まず俺が最初に走ったのは飲食店のバイトだったが、これはすぐに採用されたものの長続きしなかった。白状すると1月未満で辞めた。
飲食店というのは高度なコミュニケーションやマルチタスクを必要とする職種で、俺とは絶望的にマッチしていなかった。
簡単と思われているバイトすら無理なのかと絶望した俺は、母に付き添ってもらって市役所で相談した。
すると以前うつを患ったことで精神障害の手帳があるという点から福祉課に案内され、障害者としていくつかの就労手段があることを知った。
その手段は主に2つ。
1つは、就労継続支援というサービスで、行政から支援を受けた事業所が障害者を雇って簡単な仕事をするというもの。
2つ目は、就労移行支援というサービスで、こちらは一般の企業に就労することを想定して支援を受け就活をするというものだ。
楽な方を好む俺は前者に飛びついた。
家から歩いて20分くらいのところに事業所があったので、そこで面接し、無事採用されたが、じきに現実を知ることになる。
俺が行くことになったのはA型事業所というもので、このA型になると、その事業所と雇用契約を結ぶことになる。
なので最低賃金は保証されており、一日に4時間、週に20時間の労働という雇用形態になるので、月収は9万円前後が見込める。
ちなみにB型事業所の方は雇用契約を結ばず、作業内容に応じた工賃が支払われる。
こちらは見に行ったことがないので詳細は分からないが、収入は非常に低いもの(一日に1000円とかそういうレベル)であると伝え聞いた。
さて、俺が行ったのはA型事業所だが、どういう仕事をしていたかというと、ネジにナットを通す作業や、パイプにゴムを巻く作業などだ。
非常に地味で単純な仕事である。単価も1工程1円とかそういう次元だ。
はっきり言って誰でもできる仕事であり、昔なら内職などで斡旋されていた類の作業だと思う。
はっきり言うと、知的障害の人が多い。
精神障害の人は少数派で、身体障害の人は皆無。そういう世界だった。
つまり何が言いたいのかというと、やりがいが全くないという事と、知的障害の人と全く分かり合えないということだった。
働いている精神障害の人もあまり健康そうには見えず、知的障害の人が出来ない事をカバーする役割を担っていた。
これがもう絶妙に苦しくて逆に病みそうだったので、俺は数か月でこの事業所を辞めた。
俺にしては長続きしたが、これじゃ失業給付も受けられないし、多くの人から逃げたと思われるだろう。
……まあそれは兎も角、俺が次に頼ったのは就労移行支援のリタリコワークスという事業所だ。
ここは就労移行支援の中では大手で、全国的にサービスを展開している。
俺の運が良かったのは、この事業所が非常に肌に合っていたことだろう。
普通、就労移行支援の事業所というのは物静かで暗いイメージなのだが、その事業所はスタッフも利用者も共に明るく、俺は凄く居心地が良かった。
社会で働く上でのマナーや礼儀作法、就活における書類や面接のコツなどを1から教われたし、周囲とも楽しくおしゃべりが出来た。
面接訓練は毎週受けていたし、電話応対訓練で実際に事業所にかかってくる電話の取次ぎを日常的に経験出来たのは大きな自信に繋がったと思う。
そして何より、20社近くの見学や実習に行った事で自分の世界が大きく広がった気がする。
就活と並行して発達障害の診断も受け、うつではなくASDとADHDを主軸に戦うようになった。
そういうわけで、就労移行支援というサービスは利用期間に期限があり、2年までしか利用出来ないのだが、幸いなことに、俺は1年で内定を貰うことが出来た。
ここまで来るのに2年の歳月がかかった。
よく分からないクリニックに連れて行かれてIQテストを受けさせられた
IQテストの点数を結んだ折れ線グラフは引くほどギザギザしていて「あ、自分は健常者じゃないんだ」って子供ながらに思った
普通の人間の検査結果のグラフは平坦で、山や谷なんて出来ないらしい
俺が小さい頃、高機能アスペルガーは「個性」じゃなくて「障害」だった
障害者だからたくさんの人が配慮してくれて、道を踏み外さないですんだ
健常者と同じペースで競争しなくて済んだ
中学高校でいじめにあっても先生達は「障害者」だから味方してくれた
本当なら進級できないような出席状況だったのに成績だけなら悪くないからってどうにか便宜を図ったりしてくれた
今思えば当時の自分はいじめにあって当然のクズだったけど、それが後からちゃんと分かるように社会が人生に余裕を持たせてくれた
長い時間をかけて俺は健常者のフリなら出来るようになった
ASDの小さい子供達は昔の俺と同じくらい学校に行くのが苦しいはずなのに、もう誰も俺たちを「障害者」として扱ってくれない
「個性だから頑張ればどうにかなるでしょ」とか言われて、脳の仕組みから絶対に無理なことをやらされて精神を病む
不登校も障害のせいじゃなくて自己責任になって、全部お前が頑張らないせいだって言われるんだろう
どれくらいたくさんの子供が未発達な心を罪悪感に押しつぶされているんだろう、精神が歪むんだろう、道を踏み外して非行や犯罪に走ってしまうんだろう
俺みたいな子どもからIQテストの話をだんだんとあまり聞かなくなった
たぶん、生まれつきのことを調べようとするなんて差別的だってことなんだろう
でも俺達は障害者なんだ
プラモデルを黙々と組み立てたりすることだけ得意で、雑談が苦手で、口を開けば他人を怒らせる
脳の機能が足りてないんだよ
子どもたちにこんなことを「個性」だって言って押し付けるのは残酷だよ
「障害」って言ってくれた方がずっと優しいよ
俺は障害者だから配慮してもらえたのに、今の子どもは自力でサバイブしないといけない
個人が特定されないようにある程度ぼかす。A社とB社から運良く内定をもらえたのだが、どちらも行きたくて迷っている。以下は両者の情報。
どっちも同じくらい行きたいから迷う
頂いたコメントには増田にない視点がたくさんあり非常に助かる。一方、議論に関係ないところで人格否定をされると悲しくもなった
「扱う金額がデカい仕事」というのは割とすぐに慣れてしまう(結局数字の大小でしかなく、デカいことをやってると感じにくくなってくる)ので、扱う金額の大きさでは決めないほうがいいと思う。だからA社かなあ
ギャンブルで金銭感覚が麻痺している人の話を聞くとあり得るのかもしれない。もっと仕事内容を精査してみる
最近は短期インターンが一般化して上司や同僚とは面識あるだろうひ、内定もらってるなら内定者のLINEグループとかあるのでは。ブコメが時代についていけてないっぽい
わかる。でもブコメの内容にはむしろ少し年季の入ったものを求めているので感謝している
入る前の会社なのに「上司も同期もいい人」だなんてなぜ言えるのか。悪い人はわかるとしても。本当にいい人かどうかがわかるのは一緒に働いてからだし、いい人がいい人でいられるかは会社によると思う。
完全に増田の直感。パワハラはないんじゃないのかな。少なくともラボと比べるとどっちも気持ちの良いコミュニケーションをする人しか会わなかったし、話が通じないと思ったことはない
これは本当にそう。メールで聞いてみる
過去の選択の結果は全部自分で正解にしてきた。マクロではxxxガチャみたいなのはあると思うけどミクロでは自分でどうにかできる方法を探すしかないと思っていて後悔はない(念のため。他人にこの考えは強要しない)
①自分が求めることに重要度をつける(全部で100%になるように割り振る) ②A社とB社に①の項目ごとに点数をつけていく ③①×②の総合値が大きい方を選ぶ
雑に重み付けした計算結果も載せておく
同期・同僚 30%
A = (30 * 100 + 30 * 100 + 20 * 100 + 10 * 50 + 10 * 80) / 100 = 93
B = (30 * 100 + 30 * 100 + 20 * 60 + 10 * 100 + 10 * 100) / 100 = 92