はてなキーワード: 汁物とは
ここからは海運系船乗りがどんな日常生活を送っているか紹介しよう。
その1はこちら
http://anond.hatelabo.jp/20130925025344
船乗りは当然毎日自宅へ帰れるわけはない。まとめて働いて、まとめて休むという形で生活を送ってる。
その比率は年間の2/3働いて、1/3休むという形になっており、3ヶ月間連続で乗船して1ヶ月間休暇をもらうスパンの会社が多い。
ただここで勘違いしてはならないのは3ヶ月乗船していると言っても絶対に上陸はしないわけではなく、港に入れば地に足を付けることもある。
たいてい1ヶ月に1度くらいは運行予定が無い日があり、そのタイミングで借りバース(岸壁のこと)して交代で上陸し遊びに行くのだ。
まあそれでも例えば北米まで約10日はかかるので、その間はずっと海の上ではある。
乗船中は甲板部へ所属しているか?機関部へ所属しているか?で仕事の内容が当然違う。
甲板部と機関部の双方へ所属したことのある筆者の感覚では、荷役などで極端に忙しい事のある甲板部、いつも同じくらいの忙しさである機関部という違いがある。
当然、不意に予測してない業務が発生することもある(機械故障とか)から何処が一番楽ってことはない。
集中して忙しい方が良いのか、万遍なく忙しい方が良いのかという好みの差だ。
甲板部は航海士系の部署だ。
船乗りとしてイメージされやすいのがこちらで、航海術を駆使し実際に船舶を操縦して目的地まで予定通りに荷物や旅客を運ぶ。
現代の船舶の多くの船体素材は鉄鋼かFRPである。FRPは漁船で採用されることが多い。
海運に使う船舶はたいてい鉄鋼であり、塩水に使っている状態なので錆びにくい対策が取られているとは言え、船体は時間が経つに連れて錆びていく。
そこで甲板部は「錆打ち」という作業を行う。
錆という物は化学変化によって錆びていない部分へ伝播する。
その伝播を抑えるために錆びてしまった部分を機械ヤスリ(ハンドグラインダーなど)を使って削り取るのだ。
削り取った部分は錆止めを塗り、いわゆる「船体色」ペンキを塗って錆が進行しないようにする。
「あんな大きな船の全体をやるの?」という疑問はあるだろうが、その通りである。
正確には海中へ沈んでいる部分(喫水線より下)は物理的に作業ができないので喫水線より上を錆打ちする。
「高いところとか足場がないところはどうするの?」という疑問にも答えよう。
「ジャコブスラダー」という空中ブランコみたいなものを使って作業をする。詳細はググってくれ。
船舶は安全運航するために様々な法定書類や会社が求める書類がある。
甲板部に所属する者の作業スケジュールなども考えたりもするので肉体労働っぽい船乗りにも頭脳労働があるのだ。
と言うよりも現代の船舶は頭脳労働の比率が船舶の高性能化によって増えて行っている。
肉体労働の部分は決して無くならないだろうが比率は減少傾向にある。
現代はだいたい頭脳労働が70%、肉体労働が30%と思えば良い(船の操縦は肉体労働じゃなく頭脳労働である)。
荷物は積めば終わりというわけでもなく、積んでいるものによって航海中も様々な作業が発生する。
例えば普通のコンテナならばしっかり固定されているか?を確認したり、冷凍コンテナなら更に温度管理をしなければならない。
オイルタンカーであれば積む油種の違いによって「タンク洗い」という作業が発生する。
例えばいわゆる「重油」であっても「A重油」「B重油」「C重油」と3種類ある。
重油というカテゴリーではA重油が一番キレイでC重油が一番汚い。
C重油が入っていたタンクへA重油を入れるとA重油が汚れてしまい価値が下がる。
そこでC重油を揚げ荷役した後にタンクを掃除してA重油を積み荷役するのだ。
甲板部の仕事はこれだけでは無いが、最後に階級を記しておこう。
上から並べるとこうだ。
経験量や知識量が豊富なのは当然として人格的にもよく出来た人がかなり多い(人格に問題ある人が居ないわけじゃない)。
船では出世するほど仕事量が減る傾向にあるのだが、出世するほど責任が物凄く重くなる。
どれくらいの責任かと言えば船舶自体が億円単位の物だし、一度に荷物を多く運べるため荷物も億円単位。その責任を持っている。
実は警察権も持っており、合理的な理由があれば乗組員を逮捕拘束監禁しても良い事になってる。
更に船長は裁判権も持っている。船内で起きた揉め事に対して合理的な理由があれば采配を下し強制させることが可能。
もっと言えば立法権もある。合理的な理由があれば必要に応じて(既存の法律の範囲内で)新たなルールを追加できる。
何故こんな船長独裁とも言える制度になっているかといえば船舶は閉鎖的環境だからだ。
最高権力者を2人にすると派閥が出来てしまい争いのもととなる。なので船長の権力は絶大なのだ。
航海士はそれ以下の直属の上司という考えで間違いない。
船舶には「職員」と「部員」という職種に分かれており、部員が普通の社員ならば職員はいわばキャリア社員だ。
当然、会社や船舶の規模によって人員の数が変わるので例えば三等航海士という階級が無い会社もあるので注意が必要だ。
現代の船はオートメーション化も進み、それだけシステムとしては複雑化をしている。
過去の時代のように航海士だけ居れば船舶を運航できるということは現代の船舶ではあり得ない。
そこで活躍するのが船舶の機械を専門に学んだ機関部人員である。
シリンダー経が100cmを超えるものも珍しくなく馬力も数万と一般的な感覚で言うと超大型のものがほとんである。主機だけで2階建てアパートくらいのものも存在。
当然、非常に熱を放出し室温は40℃を超える。騒音も大きいため機関士たちは耳栓などをして整備作業をする。耳栓がないと難聴になってしまう。
燃料は始動時にA重油を使い、安定したらC重油へ切り替えるタイプがほとんど。
始動は自動車で言うセル方式であり、セルモーターではなく圧縮空気を送り込んでピストンを回転させて始動する。
セルというと勘違いされやすいがディーゼルエンジンが大部分を占めていて毎周点火プラグで着火するわけではない(ディーゼルエンジンは圧縮によって発生する熱で燃料へ着火する。詳細はググれ)。
少数ながらタービンエンジンも存在し、こちらはボイラーから発生させた蒸気でタービンを回転させプロペラを連動させるというものだ。
主流のディーゼルエンジンと比べて構造は複雑化するが船舶の速度が出やすいという利点はある。
高速船や軍艦などで採用されている事例が多い。
電力を失った船舶を「デッドシップ」というくらいで電力を失った船舶は死んだ船扱いされる。
各機器は電力によって制御されているので電力消失すると全く動かなくなってしまうのだ。
補機の大きさはこれまた一般的な感覚の「エンジン」と見るとこれまた超大型であり、普通自動車一台分はある。
船舶の規模が大きくなれば発電機も大きくなり、トラックサイズになったり、コンテナサイズにもなったりする。
まだまだこれ以外にもあり機関部はこの全てを運用整備修理する。
機関部もまた事務的業務が結構あり、法定書類や燃料の管理、整備日程、各種データ計測(故障早期発見のため)など多彩だ。
書類作成や各種データ管理にパソコンを使ったりもするため船乗りは以外なほどに事務能力が高かったりする(筆者は就職してからExcelマクロを組めるようになった)。
甲板部であれば変わりゆく天候や他の船舶の位置、揺れる船の中で小難しい運航を考える。
機関部は高温という過酷な環境の中で、科学と経験から故障原因などを探ったりする。
「ガハハハ!」と脳筋的に笑ってるイメージは本当にイメージであり、実際は文武両道なスキルを求められるのが船乗りという職業である。
もちろんトップは機関長であり、職員は機関士、それ以下が部員だ。三等機関士が無い会社もある。
各人員は担当の機器が配分され、何も問題が起きない場合は損担当機器を整備する事が多い(故障などがあれば皆で修理する)。
就職した直ぐの段階ではあまり複雑ではないオイルストレーナー辺りが配分され、徐々に管理が難しい機器を与えられる。
一般人にはわからない感覚だが人員によって機器の好き嫌い、得手不得手があったりもするので機関長はそれに合わせて配分する(プログラマの感覚で言うOSの違い、言語の好き嫌いみたいなものか)。
「原因がわからん。V型の空気圧縮機なら増田が詳しかったな。休暇中で悪いが電話するか」と稀に休暇中の得意な人員へ電話することもある。
最近ではメールで画像が送られてきたりもするのでIT化が何気に進んでる。
機関部の最高権力者は機関長であるが、船舶という閉鎖環境と考えるのならば船長のほうが機関長より法律では上の立場になっている。
ただし現場では殆どの場合、船長と機関長は同位であり、甲板部のことは船長が最終判断し、機関部のことは機関長が最終判断をする。
事実上、同位の二人は方針の違いによって口論することもあるので下の者は気が気でない。
船長としては、運行スケジュールに遅れが発生すると会社の信用に関わるためスピードを上げたい。
機関長としては、機器へ過剰な負担を与えると主機故障などで運航自体が止まってしまうので過剰な負担は避けたい。
双方の意見とも正しいためどっちの味方へ付くこともできず板挟みである。
たいていは機関長のほうが「アンタは最高権力者だから」と折れる場合が多いが、どうしても解決しない場合は会社へ意見を仰ぐ。
「最初から会社に意見を仰げよ」と思うかもしれないが会社はよく無茶ぶりをしてきて船長機関長から怒られることも多く、簡単には会社へ相談しないのだ。
「俺は一回会社に南側の低気圧が不安だって言ったぞ今更突っ込めったって行けるかアホウ」「クソみてえな部品使わせやがってコストダウンって言えば良いと思ってやがる」
こういう愚痴を下の者は酒の席で延々と聞かされるわけである。
消火など緊急想定訓練など法律で定められているやらなければならない訓練がある。
船舶が事故を起こすと人命的にも経済的にも大きな被害が出ることが多い。
そこで国連は加盟国へ緊急時の訓練を定め、日本国法でも国際法に則り定期的な緊急時の訓練が定められている。
現場としても比較的熱心にこういう訓練は行うが、運航スケジュールの兼ね合いで簡易的に行う場合もある(それでも最低限はする死にたくないし)。
むしろ海難を起こす船舶は会社側がこういった法定訓練が出来ないほどの過密スケジュールを組んでる場合が多く、会社の体制に問題があると現場は思う。
昔の船舶はそうじゃなかったが現代の船では乗組員の殆どへ個室があてがわれる。
「ボンク」と呼ばれるベットに、書類作成などで使える簡易的な机が配備されることが多い。
TVもある。当然地デジ視聴は不可能なので衛星放送を楽しむ。番組は周回遅れになるが無いよりマシである。
パラボラアンテナは自動追尾方式であり、船舶がどんな方向を向いてても受信できるが荒天時など揺れが大きいと画面にノイズが走りまともに視聴できなくなる。
太っ腹な会社ではスカパー!の基本パックを契約してくれていて有料チャンネルも観れる。ちなみに何故か筆者の会社はAT-Xも観れる。
3ヶ月間もの間、さすがに風呂へはいらないのは日本人としてキツイ。船舶には風呂もある。
浴室はたいてい大浴場でありぱっと見は銭湯と変わらない。
船舶によって浴槽の水の種類が2種類あり、普通の真水を温めたものと、最近は少なくなったが海水を温めたものである。
船舶では真水が貴重であり、昔の船舶は造水機を持っていなかったり、持っていても造水性能が低かったりして浴槽に使うのは勿体なかったのだ。
浴槽の水が海水でもシャワーの水は真水なので、身体が海水だらけになっても大丈夫である。
船舶によっては船長や機関長の居室に専用の浴室があるものも存在する。羨ましい・・・。
最近では温水便座化してることも珍しくなく快適に「いたす」ことが可能だ。
娯楽室がある船舶も珍しくない。娯楽室が畳である場合も結構ある。
将棋や麻雀、トランプなどのゲーム、大型テレビでの映画鑑賞などを楽しめる。
たいていは上級職員の昼寝の場と化しているので下っ端は将棋や麻雀のカモ、酒の相手とされる時以外は近寄らない(入ったらダメなわけではなく下っ端なので忙しくそんな暇がない)。
ごはんを食べるところ。現代の船舶には司厨人員(調理師)が乗っているのでおいしいごはんが食べられる。
ベテラン司厨になると転びそうになるくらいの荒天時でも何故かスープなど汁物が出てくることがある。どうやって調理しているかは不明。
職人芸は純粋にすごいと思うが、荒天時に汁物を出されると非常に飲みにくいので、出来るのならば控えて欲しいけれども乗組員はそれを口に出してはいけないという暗黙の了解がある。
船内設備では無いが、一般的に知られていない文化として紹介する。
つまり海のコンビニエンスストアであり、食料品からお菓子、新聞雑誌、衣類、事務機器、医療品、オーディオ家電、AVエロ本まで何かと色々揃う船乗りにとって便利な存在。
意外と結構融通が聞く存在であり「次までに○○用意しといて」と伝えておくと用意してくれてたりする。
通話料が非常に高く、過去の船乗りはこの衛星電話で散財していた。
どれくらい高いかといえば時間帯で変動はするが平均約1秒/1円である。テレホンカードの度数が面白いくらいに減っていく様を見ることが出来る。
ただ近年は公衆電話を備えている船舶が激減しているため若い船乗りはこのことを知らない。
まだまだ希少な設備ではあるがインターネット環境を備えている船舶もある。
海洋ブロードバンドという人工衛星を経由したサービスであり、上り64kbps/下り3Mbpsでインターネットが使える。
月額が60,000円(定額)もする上に設備設置費用も高額なので積極的な普及には至っていない。
筆者の会社では船内WLAN化しており船内に居れば何処でもネットが使えるが、これも衛星放送と同様にあまり船が揺れるとネットの接続が切れたりする。
船舶は24時間動いているため交替制である。
「0-4時(ゼロヨンワッチ)」「4-8時(ヨンパーワッチ)」「8-12時(パーゼロワッチ)」と3交替制で一度の労働時間は4時間働き、8時間休憩と繰り返す。
パーゼロワッチは特に人間らしい時間帯で働けるので「殿様ワッチ」とも呼ばれたりする。実際に船長機関長がここへ入ってる場合が多い。
船舶が海難を起こす時間帯は統計として日出日没時が多く、経験を多く積んだ一等職員や部員長がヨンパーワッチへ入る場合が多く、新人も難しい時間帯で経験を積ませるためここが多い。
その間であるゼロヨンワッチは中間管理職が入ることが多く、初めてその時間帯の責任者になることも多いため結構いつもドキドキしている(上司からは気楽にな何かあったら呼べば良いとは言われるけれども)。
先程から出る「ワッチ」という言葉は「Watch」のカタカナ英語だ。つまり見る監視するという意味で見張り番ってことだ。
その3へ続く
ただいま入院中。
この相部屋のA男(推定22〜23)がアホすぎる。
自分は28歳で自営業という事もあり世の中で言う「ゆとり」というものに触れた事がないまま今まできたのだが、こいつはまさにそれだった。
まだ同じ部屋になって一週間も経っていないのに問題がたくさんありすぎる。
■生活音がうるさい
そもそも入院中の生活マナーなどは曖昧で、曖昧だからこそ自分の中の神経質レベルを最大まで上げて生活するべきじゃないか?
ため息、あくびの時に漏れる声、伸びをした時に漏れる声がすでにいちいちうるさい。PCを見ながら笑う声とか。
■食事音がうるさい
いわゆる「くちゃらー」である。汁物がなくてもうるさい。納豆が最悪だった。
■相部屋で携帯をかける
少々の時間であれば自分も何にも思わないし看護士も何も言わない。
しかし、彼は初日から大学のサークルの宿の予約を電話でしだした。
「じゃらんで予約するとー」「◯◯大学◯◯部代表の◯◯ですがー」「ツインの部屋をー」とかもうアホすぎる。
電話口だけバカだと思われないように丁寧な言葉を使っているのが透けて見えてしまっている。
まだ!まだ自分は我慢出来る範囲だ。
自分も仕事が詰まっているとそうなるだろうし、しょうがないと思って何も言わずにその日は終わったのだが、その後基本彼は日中に一度はベッドで電話をしている。
寝たきりの場合はしょうがない。それも分かる!しかし、彼は松葉杖で洗面も排泄も出来る。買い物も自分で行っている。
病室と同じ階に談話室もある。もうこれはマナー違反ではないか?
もう退院してしまったが相部屋で自分と彼以外にもう一人いた時もあった。
その日の20時過ぎにBは手術を終えたようで消灯時間である21時のちょっと前に戻って来た。
麻酔で朦朧としているのか、カーテン越しに聞こえる看護士との会話が辛そうだった。
消灯時間になり一応部屋は真っ暗になる。
そこでA男である。
事務的な電話ではなく、「え?何年付き合ってんだっけー」「いや、それは男に気持ちいっちゃうでしょ」的な話をしている。
ここまでくると怒りなどではなく不思議な気分になる。
自分であれば極力電話の内容などは聞かれたくないし、聞かせてはいけない事もあるので問題がなければ出来るだけ人のいない場所に行くのだが
ましてや自分以外に手術したばかりの人がいるなら自分なら絶対に電話はしない。
この時は15分我慢してそれでも続くようなら看護士にチクろうと思い、結局チクった。
しかも注意されたらすぐ止める。
■見舞いが来て大富豪をする
このような事態になってから自分は基本イヤホンをして過ごすようになった。
たまにイヤホンを取ると
「2であがれるかなー」「俺革命すっから」「え、マジやめてよー」
これは見舞い来てるヤツも相当アホじゃないか?
その後見舞いの人間は増えて最終的には5,6人になっていた。
やらねーなら二人になってもでかい声で話せよ。
■よく見られようとする
看護士とのコミュニケーションはよくとっている。他の会話もすらすらと問題ない。
「あ、エアコン自分入れたんで大丈夫っす」「教員免許は持ってんですけどー」
これはもはや自分が公平な目で見られない部分があるのも事実で分かっているがかなり鼻につく。
以上の問題行動の原因がいわゆる「ゆとり」というカテゴリーにあるのかどうかは分からないが、少なくとも前の部屋の人はそんな事する人は一人もいなかった。
そもそも「ゆとり」というものに自分は新たな可能性があると感じている。
それはいわゆる今までの日本っぽさには無い良い意味での自分勝手さが見えるからである。
少し前に日本のスノーボーダーが腰パンをしていて問題になったが、あんなもんバッシングなんてされるような事じゃない。
好きにしたらいい、服装なんて。彼は代表になる実力がありそこで勝負しているんだから全く関係ない問題だ。
あの服装を叩く事の裏には「もっと謙虚であるべき」という願望があるからだろう。
しかしながら彼はいい結果を残せなかったので叩かれてもしょうがないのかもしれない。
にしても叩かれるのは結果がはっきりしてからでよかったはず。
自分勝手さとそれを行使した事で発生する状況をやんわりと逃げよう
とするところにあるのではないだろうか。少なくともA男からはそんなニオイを感じる。
自分勝手とは一般的には嫌なものであるが新しいものを開拓する時には必ずどこかで「自分勝手」を経由しなければたどり着けない。
あたらしいスタンスや価値観を作り上げる事が出来るならばある程度「自分勝手」は許されるだろう。
結局、ホリエモンが少し前に言っていた事と似ているが
「自分でやらないなら文句言うな、文句言うなら自分で作れ」って話だろう。
飲み二ケーションが嫌なら嫌で断って帰ればいい。
勘のいいヤツは我慢して行って色々な情報を持って変えるだろう。
帰ったって勉強するならそれでいい。
でも上司に誘われる以上、そこも会社の一部だと言う事を肝に銘じておかなければいけない。
A男の行動には
「自分勝手はしたいがそれから発生する後ろめたさや(大げさに言えば)孤独に耐えられない」という背景が見えるのである。
そんな事を打ち込んでいる間にも
A男は彼女と「いや男が弱くなったってのは女の言い分でー」「でもそれ男ヒキョーじゃね?」みたいな事を話している。
彼に新しいものは作れない。
いや、そりゃお高いレストランならね、店員さんが椅子引いて待ってるほうが女性の座る席だし、ナイフ・フォーク・スプーンは全部並べられてるからいいですけども、デートってそういうとこばっかじゃないですし…
あと西洋のマナーっていうけども、お互いに気分が悪くならない・スムーズに事を進めるためにあるのがマナーだからそのへんのカジュアルレストランだと米欧和(時に中)のマナー折衷とかふつうじゃね?
あと日本のマナーでいえば、女性の場合は汁物すするのとか音を立てるのはマナー違反ですね。蕎麦をすするのとかもほんとは☓。
男を立てるのもマナーなので、遠慮合戦になってお先にとめられたらおとなしく従うというのもやはり作法です。意固地に自分の価値観を押し通すのはむしろマナー違反だろ。
どこも358円以上。近くのスーパーだと298円。
袋麺にしては美味しい。生麺感覚の袋麺。類似品のラ王とは比べものにならないくらい美味しい。いまや悪名だかいラ王。
ラーメンの具はネギ、キャベツ、人参、ニンニクの芽、わかめ、コーンあたりをローテーションしている。
変わり種ではチョコレート。ラーメンとチョコレートの相性の良さを知らない人生と知っている人生とでは大きな隔たりがあると知って欲しい。
生麺タイプの袋麺のすばらしい所は脂質が少ない。フライ麺>>>ノンフライ麺>生麺。
サッポロ一番塩ラーメンの袋麺が好きだけど。これも塩のくせに脂質たっぷり16g。一袋に何十グラムも脂質入ってるものを毎日食う気はしないね。
それにひきかえマルちゃん正麺は5gとかそういうレベル。だからわざわざ肉類入れるのは無粋な暴挙。
おすすめは味噌味。塩は生麺のできがいまいち。豚骨は脂質なのでNG。味噌味なら毎日食べれる。
袋麺のよさは安さ。一袋40円から80円くらいで1食ぶんになる。
ちなみにお米を自炊すると水道代など合わせて月3500円から6000円程度なので1食30円から70円。お米の自炊に肉薄する異常な安さ。
みんな安いのは知ってるけどここまで安いのは知らない。ファイナンシャルプランナーの友人は知ってた。さすが経済感覚に優れている。
具材を工夫できる楽しさやヘルシーさも人気の秘密だ。この点は味噌汁と酷似する。しかも味噌汁と違ってそれ自体が主食になって手間いらず。
極端に言えば具材の工夫しだいでラーメンオンリーで立派な栄養食になる。ただし、ラーメンのような汁物は咀嚼が不足しがち。その点は素人には諸刃の剣。
自分の体験。
いまは既に30過ぎたただのおす。
小さい頃から体は小さく痩せていた。そもそも食欲はあまりない方だった。
小学校1年~2年の頃までは、学校給食の時間が終わっても食べ終わらずにみんなが片付け終わった後でも食べ続ける苦痛の毎日を送っていた。
体が少しは大きくなったからできるようになったというのもあるけれど、おかげでみんなに食べ続ける状態にならずにすんで精神的に楽になった。
もちろん、「よくかんで食べましょう」という教育はされていた。でも、残さず時間内に食べるプレッシャーの方が強かった。
体質と「かまずにさっさと飲み込む」のおかげで、体重はろくに増えないまま成長期へ。
自宅で母親はやたらたくさん食べさせようとする。
まともに食べるともちろんたべきれない。体質とかあるから、量を食わせれば太るというものではない。
これを切り抜ける方法がやはり
ろくにかまずにさっさと飲み込む。水とかお茶とか汁物でかきこむ。
だった。
今から思えば馬鹿だったよ。別に今からさかのぼって虐待を自覚するほどのプレッシャーを受けていたわけではない。それでも、そういう成長過程を経た。これが体にしみついた今となってはそう簡単には直せない。
もちろん、今からでも死ぬ気で治す気になれば直せるだろうけど、普通の生活ではそんなに差し迫って感じられない。癖は簡単には治らない。
こんな癖は体になんもいいことない。オヤジ化してから生活習慣病が近づいた。
学校教育だと集団教育になるから個性の尊重もなんでもできるわけではないけれど、もうちょっとどうよ?。まぁ親からしてアレだったからだめか。
よくかんで食べないと成長してからどうなるか、は昔は今ほど問題視されてなかった気がする。昔の教育の常識が今の非常識だなんていろいろあるからどうしょうもなかったのか。
うつで-10kgのあと+40kgになった私が参りましたw
期間は最長でも3ヶ月ほどらしいです。最初のときに説明受けました。
頭痛と立ちくらみの症状が出たので2週間程度で中止しました。
食べる量は多少抑制できたような、でも甘いもの食べたい欲求は同じような。
体重的にはほとんど効果はなかったです。
それより効果があったのは、お弁当箱の導入。
100円ショップとかでそこそこの容量のお弁当箱を買ってきて、毎食そこに詰めて食べる。
ラーメンとかの汁物はそうもいかないんだけど、ごはんとかスパゲティとかはそうしてました。
1日単位でおかずの1/3以上は野菜にするというマイルールだけ守るようにして、
友達との会食は、友達と同じ量を上限に食べすぎない。
という感じで、けっこうフリーダムにやっていたら、半年で6kg減ったです。
この「量の上限を物理的に決めてしまう」手はなかなか良いみたい。
別増田が追加するよ!
まず、食事の回数を増やす。たまに食事抜いちゃうくらいはいいけど、1日1食はダメすぎ。
食べる習慣をちゃんと取り戻す。栄養を考えるのはそれからだと思うのね。
がっつり食べなくても、クラッカーにチーズとか、ヨーグルトにフルーツとかでもいい。
コンロは熱いうちにざっと拭き掃除。大抵の汚れは落ちる。
シンクは洗いもののときに、洗いものと同じスポンジでさっとこすって流す。
どちらにしても、毎日のちょっとした掃除で維持できる。
水滴・油滴1つたりとも逃さない勢いだと、心配しすぎだよね。
オシャレなの大好きな人だったら、ルクエのスチームケースとかレンジ可のタジン鍋おすすめ。
野菜ざくざく切って入れて、上にしゃけとかたらとかの切り身の魚を入れて、レンジでチン。
バター風味にするもよし、ポン酢で食べるもよし、塩コショウでもよし。
野菜切るのもめんどくさかったら、もやし売り場周辺に炒め物用カット野菜があるからそれを。
外食するなら、単品(どんぶりものとかパスタとか)じゃなくて定食を選ぶ。
品数の多いもの。自分で作れなかったり、作るのがめんどくさいもの。材料の数が多いもの。
どうしても油ものが多くなるのでそこだけ注意。
もうちょっと自炊に手間かけてもいいなと思ったら、夏場はラタトゥイユおすすめ。
トマト嫌いな人には向かないけれど。
なすとピーマンとズッキーニとにんじんときのこ類をささっとオリーブオイルで炒めて、
ホールトマト缶つぶして入れて煮る。味付けは塩コショウ。パンとかパスタにあう。
別に具は↑これじゃなきゃだめってわけじゃなくて、オクラとかジャガイモとかも。
作ったらタッパーウェアに入れて冷蔵庫に入れて、数日で食べきる気持ちで。
時間がなければ冷たいまま食べても大丈夫。玉子焼きに入れてもかけてもおいしい。
豚肉とか鶏肉とか入れて一緒に煮てもおいしいよ。
ブロッコリーとカリフラワーとアスパラガスとにんじんが入ってる。
そのままレンジでチンしてマヨネーズで食べるも可、ドレッシングも可。
生野菜より量が摂取できます。
冬場は鍋。
一人暮らしに鍋?と思うかもしれないが、汁物とメインディッシュを同時に満たせる最強技。
いろんな味の液体つゆが出てるので、それを何種類か買ってローテーションすれば飽きない。
具はそれほど凝らなくてよい。野菜は白菜とねぎとか、肉は固まりじゃなくて薄切りでもOK。
魚は切り身ならそのまま入れたって問題なし。どうせ自分で食べるんだ。
最新情報をガブ呑みしていないと夢が萎んでしまう人達 --- シロクマの屑籠(汎適所属)
http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20100425/p1
地方に夢なんかない、あるのは絶望だけ --- SKiCCO ALTERNATiVE
http://d.hatena.ne.jp/skicco/20100425/p1
どっちの言い分もすげーわかる。
私は団塊Jr世代。高校卒業後に上京して東京タワー近くの専門学校に2年行って、都内の企業に就職した。最後のバブル入社組で、私の後輩が入らないまま5年ほど務めたけど「この会社やばいな」と思って辞めた。その会社は今はもう無い。その後、派遣社員みたいな形で7年ほど仕事した。その間にその会社の規模は7倍ぐらいになった。落ち目の会社からの転職としては、当時としては悪くなかったと思う。30を過ぎて、やっとこさ年収500万を超えるようになって、少しは貯金ができるかなーって頃に、鬱が進行して少しづつ何もできなくなり、最後は仕事もできなくなり、貯金を使い果たして田舎に逃げ帰った。あの時はマジでホームレスになると思った。田舎に帰って抗うつ剤を飲みながらなんとか仕事を見つけ、抗うつ剤を飲みながら見合いをして結婚する所まではいったけど、結婚の方はすぐ破局。そりゃそうだ。仕事はまぁ上司と喧嘩しながらもなんとか続けているが、年収は300万ぐらい。東京に居た時から40%ダウンだ。
「最新情報をガブ呑みしていないと夢が萎んでしまう人達」を、私は愚かだとは思わない。むしろ、かつてはそうなりたいと思っていた。思っていたけど、田舎育ちで金もない俺には、そんな生き方は無理だった。学生時代から数えれば14年間都内に住んで、14年も住んでれば少しは東京の人っぽくなれるかな、と思っていたけど、実際は全然そんなんじゃなかった。
親子3代住まなくちゃ江戸っ子にはなれねぇなんていう人が居る。14年住んでみて実際そうだと思った。その意味が身にしみてよく解った。俺は死ぬまで田舎者だ。もっとも、それを悪いことばかりとも思わない。恵比寿のとある居酒屋のメニューに季節限定の「つくし」が出たとき、私はそれを喜んで注文したが、都内の友人は誰も「つくし」を知らなかった。汁物に乗っかってる葉っぱは、ただ「青臭い」といって敬遠された。私にはつくし狩りの思い出も原っぱを駆けまわって転んだ時の青臭い匂いの思い出もあるから、それを食べる度にそういう思い出に浸ることができる。そういう思い出を大事にしたいと思う。それを東京の友人と共有できないことは寂しい。
しかし一方、田舎に帰ってきたところで、実際問題として田舎には職がない。いや、無いことはないのだけど、農業などの1次産業か、もしくは老人介護。田舎にもそこそこ名の通った企業というのは多少は存在するが、新卒ならともかく、中途・Uターン組にとっては実に狭き門だ。
もし今、上司と喧嘩でもして会社を辞めるような事になったら、たぶんまた都内で仕事を探すことになると思う。なんでか。よくわからない。よくわからないけど、強いて言えば、夢をもって頑張っている人たちの近くで、何か役に立つことがあればいいかな、という、そんな感じ。行き着く先は、最終的に独居老人で孤独死、なんてことになるんだろう。将来、俺の遺体を片付けることになる特殊清掃業者には申し訳ないと思う。申し訳ない。
下記も同様である。
そもそも、服がカッコイイと、服を着た姿がカッコイイというのは別物であるのだ。
服、アクセサリーは調味料、着る人間が食材と考えると理解しやすい。
美味しい醤油をかければ、なんでも美味しくなるかというわけではない。
イケメンでも、イケメンだからこそ許されない組み合わせというものも、数少ないながら存在する。
顔がイマイチでも、なんとか食えるようになるという場合もあるのだ。
ファッションに興味を持ち始めた頃のことを思い出すと、納豆にジャムをかけていたようなものだった。
どこのブランドがいいとか、そういうことは、「米はコシヒカリ!」みたいなもんで、美味しい夕食を食べたい人にするアドバイスじゃない。
はたまた、お洒落は足元からとか、そういうことも美味しいコンソメの作り方みたいなもので、初心者的にはコンソメはキューブを使わせて欲しい。
初心者にすべきアドバイスというのは、汁物は塩分濃度が1%とか。
肉か魚にタメネギ一つ、それにトマト缶に小さじ1の塩で煮ればそこそこにイタリアン。
そういうものが欲しかったわけで。