はてなキーワード: マジンドールとは
【食欲減退効果】
備考:
「向精神薬」と分類されており、個人輸入も規制されているため、
精神的・肉体的依存が認められており医師の処方に従う必要がある。
備考:
国内では糖尿病の薬として認可されており肥満症対策は保険適用外。
【糖質吸収阻害】
・α-グルコシダーゼ阻害薬
備考:
国内では糖尿病の薬として認可されており基本肥満症対策では保険適応外。
体内に吸収される量を減らすことで体重の増加を防ぐ。
・ビグアナイド薬
国内では糖尿病の薬として認可されており肥満症対策は保険適用外。
・SGLT2阻害薬
国内では糖尿病の薬として認可されており基本的には肥満症対策は保険適用外。
尿から糖を吸収する際に働くSGLT2というたんぱく質の働きを阻害し、
糖を吸収せずそのまま尿と一緒に排出する働きがある。
【脂質吸収阻害】
・オルリスタット
国内では長らく未承認薬となっていたが2022年11月に初の承認が下り薬局で販売されることになった。
脂溶性のビタミンや栄養素の吸収も阻害するためサプリ等で補う必要がある。
腹が減っている。ずっと空腹だ。何を食べても吐き出してしまうのだから当たり前だ。
満たしたい、空虚感に耐えられないのに、詰め込むと途端に出してしまいたくなる。
胃の皮が引き延ばされて張りつめているのに、発狂しそうになる。耐え難い。
まだ空腹のほうが耐えられる気がする。
いや。
そう思いつつ、毎度気が付いたら食べ物を詰め込んでいるのだからそうでもないのだろう。
気が付いたらといっても意識を失っているわけではない。(当然だ)
自らのその脚でスーパーなり、コンビニなりに行き、カゴをつかんで陳列棚を物色している。目についていいなと思ったものには素早く手が伸びて、気が付いたらカゴが満杯になっている。なんだこれ。これ全部自分で食べるのか? 今から? 尋常ではない量だと理解している。一食、いや一日で摂取すべきカロリーを軽く超えている。腹持ちも悪そうなシフォンケーキや、ポテトチップス。栄養は考えられないくせに、甘いものとしょっぱいもののバランスはこざかしくも取ろうとしている。あとは安くて大量に詰め込むことができそうな袋菓子。自分が何をしているかも、頭の隅でしっかりと理解している。まず間違いなく金をどぶに捨て、後悔することを確信している。
食べて食べて、食べて吐く。食べたくないが、口に運んで詰め込んで、大量に水を飲んで滑りを良くした後に、吐くのだ。胃が空っぽになる感覚を得られるまで、ずっと吐きつづける。たまに指が喉奥に当たり、吐しゃ物に赤い血が混じる。醜い。醜すぎる。自分が生物として劣っていると強く感じ、みじめになる。この瞬間がたまらなくみじめだ。
自分がここまで醜く、愚かで、情けない人間だと思いたくないが、純然たる事実である。見よ、この吐しゃ物を。
カスみたいな医者である。患者の取り扱いはへたくそだ。雑に話を聞き、薬を与えるだけ。
摂食障害はカウンセリングや入院は無意味だと憚らない。摂食障害の治療経験は長いらしい。いろいろと挫折を経験して行き着いた結論であろうとは思うが、再診5回目で初診扱いされたのは少なからずショックであった。こいつ、患者を一切覚えていないではないか。その後も以前にも聞かれたプライベートの話を聞かれ、特定の恋人がいないことを伝えるとその年で独り身は未来がない、不幸になると説教された。
繰り返し私の未来には絶望しかないと予言するのだが、まるで覚えていない様子で、口調だけは親身で心から同情している様子である。私はというと、ノーダメージなわけはなく、毎度自信を失い、打ちのめされて少なくない治療代を支払い薬を受け取って、駅に入る頃ようやく苛立ちが脳天にたどり着く。喉、胸、腹がむかつき、不安が頭を蝕む。
それでも通っているのは、薬が効いた感覚を覚えているからだ。はじめはプロザックという、セロトニン再取り込み阻害薬。抗うつ剤としてアメリカでは流通されているが、日本では認可されていない。初めは飲むと食欲がふっと消え失せ、胸のむかつきが一日中続き、絶食できた。感動したが次第に体が慣れたのか、効き目が薄くなっていき、大量過食と嘔吐が続いたときに、今度はマジンドールが処方された。肥満症の治療に使う食欲抑制剤である。もちろん私は肥満症ではないため、保険適用外の処方だ。実に高い。こちらは過食をしそうな1-2時間前に飲むと食欲を抑えられる。効果は4-5時間ほどだと医者は言うが、実感としては2-3時間といったところか。
マジンドールもプロザックも依存性があるというが、よくわからない。過食衝動がすでに依存症だから、いちいち気にしていない。
砂糖に支配されている感じはする。辛いと、寂しいと、寒いと人は人を求めるが、私は砂糖を求めてしまうようである。糖分は口答えしない。いつでも同じだけの甘さをくれるのである。体に深刻な状況をもたらすが、それは人とは違い、予想できる範囲にある。
自信が持てないのも、見た目と体重にとらわれているのも、自分を自分のまま肯定できる経験がないのだ。それは孤独の中では真に得ることができないのだろう。一人暮らしになり、自由な時間を得たものの、相変わらず私はコンプレックスにまみれていた。「普通の」人々、周りの人々の幸せをうらやみ、自己嫌悪の糧としていた。悲しいことだ。哀れみの目を向けている。そのままの自分でいいのだ、これが私なのだと思っても「嫌だ」と思う。
はあ。ネガティブ。私にはポジの部分もたくさんあるというのに。
楽観的で、適当。ほどよく手を抜き、切り替えが早い。
だが在宅勤務が続き、なんだかその良さが失われつつある。寒さもあるかもしれないが。
なんとか自分の良さを取り戻したい。
もう大人なので、大体こういう時に何をすべきか、どういう方法が世の中にあるのかわかっている。
だができない。いや、やればいいだけなのだが。やる気は始めないと出てこないらしい。
うつで-10kgのあと+40kgになった私が参りましたw
期間は最長でも3ヶ月ほどらしいです。最初のときに説明受けました。
頭痛と立ちくらみの症状が出たので2週間程度で中止しました。
食べる量は多少抑制できたような、でも甘いもの食べたい欲求は同じような。
体重的にはほとんど効果はなかったです。
それより効果があったのは、お弁当箱の導入。
100円ショップとかでそこそこの容量のお弁当箱を買ってきて、毎食そこに詰めて食べる。
ラーメンとかの汁物はそうもいかないんだけど、ごはんとかスパゲティとかはそうしてました。
1日単位でおかずの1/3以上は野菜にするというマイルールだけ守るようにして、
友達との会食は、友達と同じ量を上限に食べすぎない。
という感じで、けっこうフリーダムにやっていたら、半年で6kg減ったです。
この「量の上限を物理的に決めてしまう」手はなかなか良いみたい。