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はてなキーワード: 赤穂浪士とは

2019-03-28

anond:20190328130109

その流れなら『高輪』なんだよ

ゲートウェイなんて付けるのが問題だし、理由が「外国人が来るから」なんてガキみたいな理由なのが駄目

品川シーサイド、まぁ海の近く。東京テレポート、今はないけど通信センターあったな

高輪ゲートウェイデカい駅や空港が近いのかな?赤穂浪士の墓しか無ぇ!

名前負けしなきゃ文句も出なかったよ

2019-01-15

室町以前は自力救済社会

https://anond.hatelabo.jp/20190115103109

江戸室町の最大の違いは、自力救済社会かどうかという点だな。

もちろん江戸現代と比べれば司法制度は話にならないんだけど、室町の無法っぷりに比べればまだまし。

自力救済した赤穂浪士切腹させた辺りが分岐点

室町以前の社会では、基本的お上になんとかしてもらうという発想自体がなくて、被害を受けても自力でなんとかしなければならない。

参考:

室町時代の行動倫理あれこれ

https://togetter.com/li/476344

2018-12-31

忠臣蔵大正時代にも飽きられていた」のは嘘

忠臣蔵大正時代にも飽きられていた」という記事ホッテントリにあがっている

http://cocolog-nifty.hatenablog.com/entry/2018/12/29/172400

根拠として玉田玉秀斎講談速記本をあげているが、これは明らかにおかしい。


まず言うまでもないことだが、たった一人の証言根拠結論をだしてはならない。

その個人玉田玉秀斎)の観測範囲限界ポジショントーク可能性等々があるからだ。

歴史学で正しい結論を出すには複数の文献を史料批判する必要がある。

で、忠臣蔵ほど著名なジャンルとなると、こういう史料批判はすでに専門家がしてくれている。

・宮澤誠一 『近代日本と「忠臣蔵幻想青木書店

この本によると明治戦前忠臣蔵ブームは3回

日露戦争直後、大正時代日中戦争である

最初の2つのブームに影響を与えたのはレコードである

忠臣蔵レコードに乗って全国に流される事で流行したのだ。

日露戦争直後のブームで儲かった浪曲師・桃中軒雲右衛門がそのお金泉岳寺大石内蔵助銅像を立てるほどであった。

大正時代ブームでもレコード活躍したのみならず、中央義士会が設立され、大佛次郎の『赤穂浪士』がベストセラーになり、その後はラジオ活躍した。

…などと言うことは宮澤の本を引いたウィキペディアにも書いてあるのでご確認あれ。


さて、日露戦争終結1905年)直後の一度目のブームから大正の2度目のブームの間は

たったの10年強。

この間には大正デモクラシーがあり、玉田玉秀斎発言はこの時期に当たる

開明的な大正デモクラシーで一時的飽きていたというのが正しく、

・飽きはじめたのは、明治の後半くらいなんじゃないのかなっていう雰囲気はある。

というのは明確な間違えである

なにせ、忠臣蔵はわかってるだけでも明治~戦中に114回も映画になっているのだから




【その他コメント

浄瑠璃歌舞伎か知らないけど、とにかく『仮名手本忠臣蔵』はかなり読むのダルいと思う。

見て楽しむ人形浄瑠璃歌舞伎読んでダルいのは当然。

アクション映画台本読んで「つまらん」というようなもの


スタンダード忠臣蔵を延々と楽しめるのであれば、アレンジする必要なんかない。

スタンダードアニメ二次創作コミケで量産されたら飽きられてる証拠だというようなもの


・ 読んだことねぇからよく分からないけど、(吉川)英治なら絶対面白いんじゃないかな。

吉川英治の「忠臣蔵」は「吉川英治歴史時代文庫」に入れてもらえなかったのに?(補巻扱い)




追記

個人的には最初に知るには映画テレビ忠臣蔵オススメする。目から情報理解やすいから。

エロゲの「ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1」も実はオススメだが(1話無料だし)

あと一部の方に誤解があるようだが、特に戦後忠臣蔵忠義より個人の意地や人情に焦点を当てたものが多い

そりゃ、戦後になって忠義を全面に出したら流行らないからね。

2018-12-19

忠臣蔵の四十七士が多すぎるって話があったけど

三国志とかのほうが多いし、

そもそも四十七士って「赤穂浪士」っていうかたまりとして捉えてるから

「大量の人物全員について理解せねばならなくて難しい」ってイメージあんまりないなあと

その点だと三国志のほうが難しく感じてしま

2018-12-18

anond:20181218163600

判官贔屓だね。

赤穂浪士切腹してるけど勝ったから満足だろとかいタイプ

無理心中には絶対巻き込まれたくないから近寄らんわ

忠臣蔵ソシャゲ化しようとしてもいまいちピンとこない

戦国三国志キャラなら史実以外の戦いをしてもそんなに違和感が無いが、赤穂浪士は最終目的の討ち入り以外ではあんまり目立っちゃダメ人たちだし。

そうすると後世に転生して云々するのが定番だが、仇討ちとお家再興を成し遂げた人たちがなんの因果でもう一回戦わないといけないのか。

敵役が現世によみがえってそれと対抗する為に呼び出される、みたいなのが分かりやすい設定だが、吉良がそこまで巨悪みたいになるのもビミョー。

2018-12-17

anond:20181217133541

ええとね

こういう羅列しただけじゃ実感しにくい情報があるから、ここに書くけど

まず最近忠臣蔵』が放送されていない」というのは基本的テレビの話でしょ

「昔」は毎年のように12月になるとテレビ忠臣蔵放送されていた、というイメージがあっての「最近放送されてない、なのね

で、

表をパッと見ただけでね、2010年代作品群を見てみるとね、

2010年テレ朝ドラマ化されて以来、「テレビ放送されてない」ってなるよね

2012年ドラマテレ東ドラマってことで全国放送じゃないから「テレビでやった」感覚にはならない

2013年2015年映画でしょ、47RONINなんてハリウッド映画じゃん

2016年NHK連ドラ赤穂浪士主人公でない変則もので、テレ朝のは歴史再現バラエティ番組でしょ

 

最近全然やってない」「昔と比べて間隔がどんどん開いてる」というイメージは十分正しいと思うお

忠臣蔵映画化テレビドラマ化年表

気付けば「忠臣蔵」の人気や知名度が無くなってた(らしい)理由の考察など - Togetter

忠臣蔵、そんなに減ってる?と思ったので並べてみた。

1908映画実演忠臣蔵横田商会
1913映画忠臣蔵日活
1914映画忠臣蔵天活
1915映画忠臣蔵小松商会
1920映画実録忠臣蔵国活
1921映画赤穂浪士帝国キネマ
映画実録忠臣蔵日活
1922映画実録忠臣蔵松竹キネマ
映画実録忠臣蔵牧野教育映画製作
1923映画実録忠臣蔵帝国キネマ
1925映画実録忠臣蔵朝日キネマ
1927映画実録忠臣蔵 天の巻・地の巻・人の巻日活
映画忠臣蔵 前篇・後篇帝国キネマ
1928映画忠魂義烈 実録忠臣蔵マキノ映画
1929映画赤穂浪士 第一堀田隼人の巻日活
1930映画元禄快挙 大忠臣蔵 天変の巻・地動の巻日活
1932映画忠臣蔵 赤穂京の巻・江戸の巻松竹
1933映画堀田隼人日活
1934映画忠臣蔵 刃傷篇 復讐日活京都
1937映画忠臣蔵大都
映画元禄快挙余譚 土屋主税 落花の巻 雪解篇松竹キネマ
1938映画忠臣蔵 天の巻・地の巻日活京都
1939映画忠臣蔵 前篇・後篇東宝
1940映画元禄忠臣蔵 前篇松竹
1941映画元禄忠臣蔵 後編松竹
1952映画赤穂城・続赤穂城東映
1954映画忠臣蔵 花の巻・雪の巻松竹
映画赤穂義士大映
1956映画赤穂浪士 天の巻 地の巻東映京都
テレビ忠臣蔵の人々KRテレビ
1957映画大忠臣蔵松竹
映画赤穂義士東映
1958映画忠臣蔵大映
映画忠臣蔵 暁の陣太鼓松竹
1959映画忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻東映
テレビ赤穂浪士NET
1961映画赤穂浪士東映
1962映画忠臣蔵 花の巻・雪の巻東宝
1964テレビ赤穂浪士NHK
テレビ瓦版忠臣蔵毎日放送
1969テレビあゝ忠臣蔵関西テレビ
1971テレビ大忠臣蔵NET
1974テレビ編笠十兵衛フジテレビ
1975テレビ元禄太平記NHK
1978映画赤穂城断絶東映京都
1979テレビ赤穂浪士テレビ朝日
テレビ女たちの忠臣蔵TBS
1982テレビ峠の群像NHK
テレビつか版忠臣蔵テレビ東京
1985テレビ忠臣蔵日本テレビ
1987テレビ必殺忠臣蔵朝日放送
テレビ忠臣蔵・女たち・愛TBS
1988テレビ忠臣蔵いのちの刻TBS
1989テレビ大忠臣蔵テレビ東京
1990テレビ忠臣蔵TBS
テレビ忠臣蔵寛永テレビ東京
1991テレビ大石内蔵助 冬の決戦NHK
テレビ忠臣蔵 風の巻・雲の巻フジテレビ
1994映画四十七人の刺客東宝
映画忠臣蔵外伝 四谷怪談松竹
テレビ大忠臣蔵TBS
1996テレビ忠臣蔵フジテレビ
1997テレビ編笠十兵衛テレビ東京
1999テレビ赤穂浪士テレビ東京
テレビ元禄繚乱NHK
2000映画世にも奇妙な物語 映画特別編「携帯忠臣蔵東宝
2001テレビ忠臣蔵1/47フジテレビ
2003テレビ忠臣蔵決断の時テレビ東京
2004テレビ忠臣蔵テレビ朝日
テレビ最後の忠臣蔵NHK
テレビ徳川綱吉 イヌと呼ばれた男フジテレビ
2007テレビ忠臣蔵 瑤泉院陰謀テレビ東京
2008テレビ忠臣蔵 音無しの剣テレビ朝日
2010映画最後の忠臣蔵ワーナー・ブラザース
テレビ忠臣蔵その男大石内蔵助テレビ朝日
2012テレビ忠臣蔵〜その義その愛〜テレビ東京
2013映画47RONINユニバーサル・ピクチャーズ
2015映画ラストナイツライオンズゲート
2016テレビ忠臣蔵の恋〜四十八人目の忠臣〜NHK
テレビ古舘トーキングヒストリー忠臣蔵、吉良邸討ち入り完全実況~テレビ朝日

こうしてみると、なんだかんだ数年ごとに新作が出てきてペースは変わってないんじゃないのとか、一時期を境に映画テレビドラマスパッと切り替わってるんだなとか、そういうことを思った。

今回は、主にWikipedia情報を整理しただけだが、どうもパロディ要素の強い作品は入っていないようだ。

赤穂事件を題材とした作品 - Wikipedia

もちろん、再放送なども入っていないので、リストに無いからといって、全く何もやっていないわけではないということに注意してほしい。

舞台も含めて網羅されているこちらのページも参考にしてくれ。

くすおの忠臣蔵作品評 - Kusupedia

さらに「年末年始放送された単発ドラマ」という括りで見ると、

1979年12月 女たちの忠臣蔵

1982年12月 つか版忠臣蔵

1985年12月 忠臣蔵

1987年01月 必殺忠臣蔵

1987年12月 忠臣蔵・女たち・愛

1988年12月 忠臣蔵いのちの刻

1989年01月 大忠臣蔵

1990年12月 忠臣蔵

1990年12月 忠臣蔵寛永

1991年01月 大石内蔵助 冬の決戦

1991年12月 忠臣蔵 風の巻・雲の巻

1994年01月 大忠臣蔵

1999年01月 赤穂浪士

2001年12月 忠臣蔵1/47

2003年01月 忠臣蔵決断の時

2004年12月 徳川綱吉 イヌと呼ばれた男

2007年01月 忠臣蔵 瑤泉院陰謀

2008年12月 忠臣蔵 音無しの剣

2010年12月 忠臣蔵その男大石内蔵助

2012年01月 忠臣蔵〜その義その愛〜

2016年12月 忠臣蔵、吉良邸討ち入り完全実況

となり、特に1987年から1991年までは途切れずに放送されていたため、この頃に「忠臣蔵スペシャルドラマは毎年恒例」という記憶が醸成されたのではないか

ちなみに、来年には『決算忠臣蔵』という映画をやるらしいので、2019年枠は早くも確保されている。

忠臣蔵の将来を憂う勇士たちはこぞって映画館へ観にいこうな。

2018-12-16

忠臣蔵反体制

https://togetter.com/li/1298767

忠臣蔵の人気が衰えたのを良いことだと思っている人は少なくない。

これ、300年経って幕府の思いが実現したってことともいえるw

赤穂事件が起きた当時、庶民喝采したけど幕府は「治安を乱すゆゆしき事件だ!」と怒り、それで赤穂浪士たちは切腹させられた。

四十七士がやったことは直属の上司への忠義を尽くすことであっても、幕府に対しては反逆行為だったわけね、だからこそ庶民は「今どき見上げた武士だ」と喜んだわけ。

当時の武士はすでに保身的なサラリーマン化してたのに、庶民の方こそが忠義を重んじる古くさい価値観美徳だと思ってたわけだ。

仮名手本忠臣蔵登場人物が、史実とは異なり室町時代出来事にされてるのも、幕府がこの事件美談として広めるのを嫌ったせい。

から戦時中とか四十七士が忠君の模範みたいにもてはやされたかといえば、そんなことはなく、陸海軍の偉い人たちは慰問忠臣蔵講談とかやるのを嫌ったという。

宮仕えの人間組織上層に逆らっても直属の上司のために戦うってパターン、よく考えたら、パトレイバーでも攻殻機動隊でもこれに近いことやってる。

そう考えると、忠臣蔵って今も形を変えて存続してるのかも知れない

2018-11-01

また忠臣蔵の季節がやってくるのか・・・

本当は約一カ月後の12月なんだけど、毎年この季節がくるとマジでウンザリしたくなる。

忠臣蔵ストーリー自体別にいいんだけど、許せないのは忠臣蔵を持ち上げる人達が気に入らない。

日本は73年前の歴史的経緯から戦争放棄」ということになっていて、戦争や争い事を美化してはいけないはずである

戦争と仇討は違うだろう」と言われるかもしれないけど、話し合いで解決できないから最終的に武力を使って白黒つけるという原理原則を考えてみれば、太平洋戦争忠臣蔵も同じである

アメリカから経済制裁やタヌキからイジメに耐えかねて、マジギレして大爆発するという流れも一緒だよね。

毎年8月になると原爆慰霊終戦記念日反戦平和を誓うのに、その4カ月後には赤穂浪士の「忠義」を礼賛するってどうなんでしょうか。

今まで赤穂浪士達を批判的に論じている人を見たことが無いし、下手に彼らをテロリスト扱いすると火病を起こす輩もいる。

から見れば、靖国神社に祭られているA級戦犯も、高輪泉岳寺に祀られている浪士たちも大して変わらない存在に思える。

それはA級戦犯英雄視するとか、赤穂浪士たちは犬死にしたとか言うつもりではない。

A級戦犯文字通り戦犯として批判するなら、赤穂浪士テロリスト扱いしなければ筋が通らないし、その逆もしかり。

しかしその簡単なことが出来ない人達が多いと思わないか

2018-08-11

anond:20180810211812

いや、そんなことはないよ。確かに毎年8月になると戦争反対の大合唱になるけど、同じ年の12月になると赤穂浪士の季節になってくる。

江戸城の松之大廊下脇差しを抜いて切りかかったバカのことは批判されずに、主君切腹させられた逆恨みに討ち入りをしたテロリスト達を讃える異常さ。

本当に戦争や争いを良くないと考えるのなら、殿中で争いを引き起こし浅野内匠頭こそ反面教師として徹底的に批判されなければならないはず。

吉良上野介というジジイが人望が無いタヌキだったとしても、やはり反戦趣旨からすれば浅野内匠頭美談にしてはいけない。

2018-07-05

紅白被害者意識合戦

ある方が被害者意識から攻撃して、攻撃された方は被害者意識を持って反撃していくことでお互いが自らの被害者意識を強化正当化していくサイクルになっている。それはもはや、初めの状況が正当か不当かは関係ない。

そんな中で片方だけ不当な被害者意識から捨てろというのは理不尽からある種の赤穂浪士の討ち入りみたいになるので被害者意識をお互いにときほぐすサイクルが必要になる。そしてふるまいを修正していくことに意識を向けていく動きにしたい

2018-02-07

anond:20180207001511

赤穂浪士って知ってる?

巌窟王は?

そもそもあらゆる神話復讐の話がごまんとあるわけで

から復讐ってのは最高のエンタメなのさ

2017-12-28

AKB47と聞くと、いつも赤穂浪士を思い出す

2017-12-14

各々方討ち入りでござる

というわけで今日は日付的に赤穂浪士の吉良邸討ち入りの日ですね

まあ美談として大衆の支持を得ているこの話なんですが、モノを知らないことを指摘されて立場もわきまえずに逆切れした領主切腹させられた腹いせに逆恨みして大量虐殺を図るというとんでもないテロ行為だと思うんですけど間違ってますかね。

2017-11-30

anond:20171130040443

正義を示したら溝ができるから隠蔽すべきって相撲協会といっしょだなw

あなたの言っている正義韓国正義であって、日本正義では無いよな?

正義の敵は悪では無くて、別の正義というのはよく言われていることだが。日本にも日本の言い分がある訳だが。あなたの言い分は一方的すぎるだろう?)

大体、本来趣旨を逸脱した行為正義と言えるのか?

逸脱したやり方でルールを守らず、自分が信じる正義を実行すれば、石川五右衛門だって釜ゆでの刑、赤穂浪士だって腹切りですよ?

2017-09-08

anond:20170908095350

その映画見ちょらんけえ、内容は知らんけどよ。

シャアの逆襲』じゃと『シャアの逆襲』という戦役が主題になるんじゃないの?

逆襲のシャア』じゃったら、忠臣蔵みたいに吉良家討ち入りをするまでの赤穂浪士達ん生活主題になるじゃない。

まり赤穂浪士の逆襲』だと、言い表すのは実際の討ち入りのことだけど『逆襲の赤穂浪士』じゃと逆襲に至る赤穂浪士雌伏を言い表すっていうか。

で『逆襲のシャア』ってどんな話なんね?

2015-11-05

http://anond.hatelabo.jp/20151105114232

赤穂浪士逆恨み殺人強盗集団)→『忠臣蔵』というジャンルに近い物語を仕立てあげられたせいで時代劇好きは大概知ってる。

安重根テロリスト暗殺には成功)→日本にはこいつを中心にした物語はなく、ただの歴史上の暗殺者としてしか扱われていない。韓国だとたぶん英雄にしてる物語があるんじゃないかな?

あと他の例で、

新撰組殺人右翼団体のちに幕府お抱えの特攻隊)→『新撰組ジャンルがあるくらいに、名前を知らない日本人はあまりいない。

津田三蔵(テロリストロシア皇太子暗殺失敗)→ただのテロリスト扱い。

水戸藩の浪士とか(殺人右翼団体井伊直弼暗殺成功)→ただのテロリスト扱い。

暗殺犯の安重根英雄視する韓国人は異常!キチガイ

っていいながら集団リンチ殺人犯赤穂浪士英雄視する日本人

違いはどこにあるのかな?

2015-10-20

クリスマスがやってくる。しかしその前に。

12月が迫ってきた。クリスマス話題になるのだが、それ以前に違和感を感じるイベントがある。

忠臣蔵である

12月14日が迫ってくると、テレビ東京で毎年毎年12時間ドラマ忠臣蔵放送する。毎年新作だ。なんか違うのか、と疑問だ。それよりなにより、この赤穂浪士心理であったり、かたき討ちであったり、メンツだったりする前提条件がもう圧倒的大多数の視聴者に共有やら同意されてないんじゃないだろうか。言ってしまえばいじめの仕返しなのではあるが、自刃した君主の霊を慰めるため、汚名を雪ぐために一年半も準備して敵を殺す。

このメンタリティ同意できるか? さっぱり理解できないし、同意もできない。ましてや毎年見たいものでは決してない。しかし毎年毎年新作が作られるのだから、これまた理解できない。新資料発見されたために新解釈が入ったわけでもなく、47士の誰かをフィーチャーしてあたらしい物語提案するわけでもない。おなじみの物語をなぞっているだけにしか見えないのだが。しか特に話題になってるわけでもない。

まりは、惰性なんだろう。誰も見なくなっても、惰性で新作が作られていく。

2015-10-15

この国の構造欠陥

上にいる人間、下にいる人間、それぞれが恣意的ルールを改変する。

これまずいよね。

明示的なルールに従ってやればいいのに、

それを基本は守るんだけど、どこかで自分矜持に従って良くも悪くも修正していく癖みたいなものがある。

赤穂浪士とかもそうじゃないだろうか。

ただ、それぞれが正しさを感じて、それを実行していることも事実から

良い作用もある。

でも、最近司法とかそれの暴走な気がする。

自分らの仕事のしやすいよう裁量を増やして、結果ルールが正しいルールじゃなくなる的な。

うまくかけないや。

日本だけじゃないだろうけど。

違ったらごめんなさい。

2015-10-03

http://anond.hatelabo.jp/20151003223359

しかに。読み返してみてあんまり文章だ。

島原由比正雪赤穂浪士大塩平八郎とかvs赤軍オウムとかくらいのつもりでいたから、その視点はすっかり抜け落ちてしまっていた。

平和になるとつまらない事件でも大事に見えるからかな。

2014-12-01

映画47RONIN』がぶっ飛んでいる件

ハリウッドが作る日本モノは例外なく面白い

どんなに内容がくだらなくても(実際くだらないのだが)、ツッコミどころ満載で笑えるからだ。

中国や、どこの国か分からないけど何となくオリエントな要素がごちゃ混ぜになっていたり、突然忍者が出てきたり、坊さんのように意味もなく合掌したり。

メリケン人に『時代考証』の概念はないようだ。

批判を予期してか、本作は赤穂浪士モチーフにしたファンタジーフィクションと銘打たれている。予防線を張っているわけだ。

しかしいくら『ファンタジー』と断りがあっても、『ラストサムライ』がまともに見えるほど本作はぶっ飛んでいる。

まず冒頭、モンハンに出てきそうなバッファロー然としたモンスターが現れる。

オッコトヌシ様みたいな化け物ではなく、地球外生命体みたいなやつだ。

監督の"殺る気"を感じる。

ちなみにこのモンスターストーリーの本筋とは関係がない。完全に『この作品ファンタジーなんですよ!』という監督エクスキューズである

おかしなところを挙げればキリがない。以下、ひときわ突き抜けている点だけを挙げていきたい。

まずキアヌ・リーブス演じる主人公カイ(オランダでもポルトガルでもなく英国人とのハーフという設定だが特に意味はない)

なんとなく才能がありそうだからという理由赤穂藩浅野氏に可愛がられるのだが、召し抱えられるわけでもなく身分不明なまま。

ベンチでぼぉ~っとしているキアヌみたいに、訳の分からない小屋暮らしている。足軽くらいにでもさせてやれよ。

で、なぜか徳川綱吉が赤穂に来る。んなことあるわけないだろ。

赤穂にはもう一人珍客が来る。赤穂の"隣国"長門(?)の吉良だ。……う、うん。

そして真剣を使った赤穂 VS 長門の1対1ガチ真剣バトルが将軍様面前で始まる。……う、うん(2回目)

そのバトルにキアヌが闖入し、「身元不明なキミがバトっちゃダメよ」と将軍がキレ、浅野氏は詰め腹を切らされる(物理) 気の毒だ。

キアヌは「俺は悪くない。悪いのは妖怪なんだ」とアニメみたいな言い訳をし、お取り潰しの憂き目にあった赤穂浪士たちはその言を信じる。

浪士たちは散り散りになるが、なぜか大石蔵助だけ「危険から」という理由で吉良によって1年近く投獄され、その後なんのお咎めもナシに釈放される。

晴れて自由の身となった大石キアヌ、そしてかつての仲間を集める。

ちなみにキアヌは「ゴロツキで溢れかえる出島」でファイト・クラブの真似事をしているところを大石に拾われる。私の知っている出島と違う。

仇討ちを決意する浪士たち。しかし「刀が無い」というよく分からない理由キアヌふるさとである天狗のすみか(!!)へ行く。

天狗のすみかへ行くと、スター・ウォーズヨーダチベット僧侶を足して2で割ったような生物キアヌを迎える。どうやらこの生物天狗らしい。

キアヌ天狗とちょっぴりバトルし、怪しげな妖刀を47本くらい手に入れる。ちなみに妖刀である設定は英国人なみにどうでも良く、のちの展開には全く影響しない。

赤穂藩併合した"長門"の吉良は、赤穂藩の城で妖女(狐になったり竜になったり髪がメデューサみたいになったりとキャラが定まらない)と暮らしている。

吉良を討ち取るべく赤穂に向かう浪士たちは道すがら、かつて浅野氏に召し抱えられていた臣下たちに出くわす。

   大石内蔵助「47人じゃ勝ち目ないからさ、協力してくんない?」

   元臣下たち「……はい(パイセンに言われちゃ断れないよな……)」

巻き沿いにするな。

"大勢赤穂浪士"はノリと勢いで討ち入りし、吉良と妖女を倒す。

最後、浪士たち(47人のみ)は切腹を命じられるのだが、大石の息子(赤西仁)だけは「お前、許してあげる」と将軍に言われて助かる。事務所圧力だろうか。

以上がストーリーの概略だ。

この作品、一番の被害者キアヌだろう。

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