「トムとジェリー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: トムとジェリーとは

2023-03-13

トムとジェリーのタフィーが低能かぶってる姿好きなんだけど最近のグッズ展開でチーズ帽子に書き換えられててでっかいチーズジェリーと一緒に配置されてるものを見てしまってなんでやねん!!!!!!!!!!!とキレ散らかしている。改変やめろや

2023-02-25

anond:20230225150831

トムとジェリーは猫を可愛がるっていうか猫もネズミもお互いに痛い目に遭い続けるアニメから現実人間が下に回って世話し続けるようなのとは全然違うと思うよ。

トムとジェリーは好きなのに

現実の猫を可愛いと思えないのなんでや

2023-02-11

もう寝る時間よ〜

スマホやめて歯磨きなさ〜い

明日はみんなで朝マック行くわよ〜

トムとジェリーおもちゃもらうわよ〜

2023-01-04

anond:20230103142143

みんな2022の新作『うる星やつら』に対して格式高く接しようとしすぎてウケる

単純に何も考えずにラムちゃん可愛い!絵や色が綺麗!ドタバタでなんか賑やかーとか、分析眼で見すぎ。

小学生中学生に本当にウケてるのは、そう言う単純に何も知らなくても楽しめるってことなんじゃないの?

オレたちは情報を知りすぎてるんだよ、押井守原作が旧作が!ってそんな小中学生の子どもいるか

空っぽにしてラムちゃん可愛い!じゃだめなの?ラムちゃんを始めとするキャラがキャッキャやってて楽しいってのをって思うけどな。

トムとジェリーがあーだこーだ言ってるヤツいるか?(比べやすいから言ってるのでどちらが良いとか悪いとかの意味では無いからな)

あれもドタバタを楽しむもんだろ?

まりにも前評判とか旧作のデカさが邪魔してオレたちは新作うる星やつら純粋に楽しめないんだよ、きっと。

当初は自分を始め、昔からの熱心なファンしかウケないんじゃないの?って思っていたけど

から何も情報がないスポンジのように染み込む小中学生にウケてるってのは、これ真理なんじゃない?

本当に小中学生にもウケてるようで、これはこれでうる星やつら好きな若い人が増えてって嬉しくて楽しいことだろ?

から頭でっかち格式高く接しようとしすぎなんだよ。

気楽に観て楽しかったらよし、楽しめなかったらそれまでの話しじゃないの。

個人的には内容より(内容もいいが)も、とにかくもう元気いっぱいで可愛いラムちゃんのそれだけで十分なぐらいだけどな。

2022-11-16

anond:20221116133428

オタクって猫好きが多い割にアニメの猫って大抵嫌われ役だよな

トムとジェリーとか

2022-10-06

僕は、互いに観察しあうロナルド・レーガンを横目に見ながら、田んぼの稲の間を縫うように歩いて行った

買えるタチヤあいがもたちが足にまとわりついてくる

ぼくたちはなかまだもんげ

みんな生きているんだ

鉄の女がこっちを見ている

幼馴染のさっちゃん

いつもぼくのバナナを食べてもらっていた

そんな彼女もも大人になって遠くに行ってしまった

今目の前にいる彼女はすでに殊勝な当時の姿ではない

アルゼンチン代表の彼と飛行機に乗って行ってしまった

ぼくはいまだにウォータースライダーの中を滑り降りているというのに

途中で着替えることもできずに

何を目指してこれから生きていけばいいのだろう

タガメプールに浮いている

いやタイコウチだった

もう肌寒いのになぜプールに入らなければいけないのか

牛が鳴いている

自分で体をかけるようにブラシが牛舎のはしっこにくっつけてある

ラジオがながれている

牛はラジオを解するのだろうか

近寄ってじっとみる

隣には墓地がある

無縁仏雑然と並んでいる

誰がお供えをしているのだろう

道を挟んで向かいを降りていけばそこは海だ

向こうに見えるのは島なのか大陸なのか

シベリアはもう遠くに行ってしまって二度と戻れない

きっと僕は二度と許されることはない

ユースケ・サンタマリアマグノリアトムクルーズトムとジェリーメリーに首ったけ

サンは俺には救えない

モロのあそこをモロに見てしまたか

神々しい

光の中に沈む

さようなら

さようなら

さようなら

2022-09-05

おばあちゃんが亡くなった

父方の祖母である

2021年12月末に亡くなった。

ちょうど地元帰省したときのことだ。

なぜ今になってこの話を書くのかというと、

今、おばあちゃんが亡くなったことを受け入れられたと思ったからだ。

こんな時間だが、気持ちの整理のために雑に書き出したい。

モンハンをしている最中風邪を引いた子どもが起きた。

嫁は明日から新しい職場仕事からゆっくり寝かせてやりたい。

子どもと俺は別の部屋で寝ることに。

とりあえずトムとジェリーを見せて布団の用意をする。

その後に食器洗い乾燥機にかけた洗濯物をしまう、リビングの片付け。

夜間障害電話がかかってきたか対応する。

今日に限ってすごく忙しかった。

全て終わらせて布団に横になったとき、ふとおばあちゃんのことを思い出した。

思い出したのはおばあちゃんが喜んでる顔だった。

理由はわからない。

婚姻届証人欄はおばあちゃんに書いてもらいたいと言ったときの驚きと喜びに満ちた顔。

嫁に俺が小学生とき写真を見せながら思い出話をする嬉しそうな顔。

おばあちゃんカラオケ大会に出場したとき、俺と嫁が一緒に選んでプレゼントしたブレスレットをつけると上手く歌えたという話を何度もしているときの顔。

唐突におばあちゃんに会いたくなった。

ももういない。

二度と会えない。

そう考えると不安気持ちに襲われて、居ても立っても居られなくなった。

涙が止まらなくなって、子どもの横でボロボロ泣いてた。

癌を患っていた。

亡くなるまで全く気づかなかった。

今思えば、数年前からカツラかぶっていた。

なぜ癌だと気づかなかったんだ。

おばあちゃん最期まで俺に心配をかけまいとしていたのだろう。

亡くなる直前まで、二度会えなくなるとは思いもよらなかった。

去年の年末にお見舞いに行ったときは既に意識がなかった。

正直、混乱していた。

なにを伝えればいいかからなかった。

今までありがとう、と一言声をかけた。

声が震えて、それしか絞り出せなかった。

想いを伝えるには遅過ぎた。

翌日、息を引き取った。

まるで俺の帰りを待っていたかのようだった。

現実味がなかった。

おばあちゃんちに行けば「よく来たねえ」って迎えてくれる。

そんな気がしていた。

不思議と涙が出なかった。

葬式火葬淡々と終え、東京に帰り、いつもの日常に戻った。

まりにも突然過ぎて亡くなった実感がなかったせいかもしれない。

仕事子育てモンハンで忙しい日々を過ごしていたからきちんと整理する暇がなかったせいかもしれない。

なんというか、うまく言葉にできないけど、おばあちゃんが亡くなったこから逃げてたような気がする。

でも、今はもういないということを心で理解できたと思う。

おばあちゃんとの思い出を思い出すとまだ涙がたくさん出てくる。

でも、うまく言えないけどそれでいいんだと思う。

2022-02-07

こんなときからこそ邦画洋画について思うこと。

※注意 死ぬほど長いです。

 俺は映画が好きだ。

 だけど映画は好きなだけであって、「映画が好きな俺」に特に思い入れはない。ゲームも好きだし、読書も好きだし、美術も好きだしカラオケバイキング友達とあてもなく街を歩くのだって同じくらい大好きだ。

 映画はその中の一つでしかないけれど、それでもやっぱり好きなもんだから結果的に多くのものを見てきた。そのくらいだ。

 見たい時に見るし、興味がなければ見ない。

 普通の人よりは見てるけど、マニアよりは圧倒的に見ていない。

 見るもの指定されるのが大嫌いなので、「映画が好きならこれだけは見ろ」と言われたらどんなに名作だろうと以降の人生それは絶対に見なくなる。こいつ損な性格してやがる。

 俺は、面白い映画が見たくて映画を見ている。

 だけど、そんな俺でも最近思うことがある。

邦画洋画を比べて、邦画面白くないという意見が多いなあ」ということに。

邦画資金がないからなあ」「漫画原作実写はコスプレ感が酷くて」「それに比べてやっぱり洋画クオリティが高い」なんて言葉を聞いたことはないだろうか。少なくとも俺はめちゃくちゃある。だから筆を取ったわけだし。

 特に、つい最近公開された邦画の出来がかなりアレだった故に、再びそんな意見が噴出されていて、俺は「いやいやいや、ちょっと待ってよ!」と思うのだ。

(その映画感想

https://anond.hatelabo.jp/20220206022647

 その「思い」を、長くはなるが少し聞いてほしい。

※ここから先の「映画」並びに「邦画」「洋画」は、【大小問わず正規映画館のスクリーンで放映されたもの】を指し、ソフトのみの販売配信での公開は含まないが、これは文章意図をわかりやすくするためであって、他意はありません。

 思うに、みんな洋画神聖化しすぎてるような気がする。

 そもそも海外で作られた映画日本に入ってくる際、字幕がつけられ吹き替えが行われポスターが刷られてメディア広告を打つという流れが入る。

 多くの人手とお金がかかるが故に、「日本で売れなさそうな映画」はこの時点で脱落する。

 よくて規模の小さいスクリーンでの放映。

 悪くてソフトのみ。

 最悪日本に来ない。

 つまり日本全国のスクリーンで大々的に放映されるような洋画は、そもそも日本で売れそうだから」放映されているのだ。クソつまんねー洋画は、そもそも日本人の目に触れないのだと俺は思っている。

 まとめると、「日本に来る時点で選別されてるだけで、洋画洋画なりにきっと死ぬほどクソ洋画があると思うよ」、ということだ。

 それから、これはちょっと、怒る方も多いとは思うのだが、「漫画原作とする実写版映画における、俳優コスプレ感」に関しては、同じく漫画原作実写版映画であるところのマーベルとかDCとかも……その、あんまり変わんないと思うんですよね。もちろん、クオリティは段違いに高いとはいえ

 俳優で売るために顔を出させることの多い邦画と違い、マーベルの方はフルフェイスヒーローがかなり多いとはいえスパイダーマンマスクをとった時とか、アイアンマンフェイスシールドが解除された時とか、フィクション感全開のコスチュームからはみ出た生の人間顔面に、ちょっと違和感がないとは俺はどうしても思えないんですよね。

 それでも違和感は確かに邦画より無いとは思う。

 しかしそれは、「キャスト外国人から」という点も強いと思うのだ。「キャストが実力のある有名俳優から」ではなく。

 日本という国にほとんど日本しかいない中で、スクリーンに映る「外国人」というのはどうしても特別に見えてしまうのではないかな、と。

 外国人外国舞台外国語を話しているだけで、日本人にはそこがある程度「見慣れない異世界イコール特別もの」に映ってしまうのでは、と思うのだ。

 現に(この「現に」とは俺の実体験なのでこれを読んでいる方には信憑性が無いことはわかっているがそれでも)、俺は以前「シャンチー」というマーベル映画を見た。これは主要キャストアジア系でまとめていることも特徴の一つだ。つまりキャスト日本人のような面影がないわけでは無い。

 ここは内容や感想を長々話す場では無いので手短にいうが、俺はとても楽しめた。が、違和感がすごかった。

 なんで違和感がすごいって、主人公であるシャンチー」がマジで本当にびっくりするぐらい俺の高校友達に似ているのだ。念のために今ポスター再確認したけどやっぱり似てる。すげえ似てる。彼女を茶化したら喧嘩になった時のあいつの顔じゃん。あのときはごめん。

 俺に人の心とネットリテラシーがなければその友達顔写真をここに貼り付けてみんなに見てもらいたいくらマジで似てるのだ。

 もしあなたが街中で「シャンチー」のポスター男性を見かけて声をかけて、「なんでしょう?」と言われたら俺の友達。「what's?」と言われたら緊急来日しているシャンチーだ。俺の友達が「what's?」って言ってるんだったらもうお手上げだ。そのくらい似ている。

高校卒業してから連絡取り合ってなかったけど、君はそんな壮絶な戦いをしていたのか……言ってくれれば良かったのに」

 などと映画を見ながら妙な感慨に耽ってしまった。

 まさかテン・リングスを巡ってお父さんと壮絶なバトルをしていたとは……。

 俺の友人、アベンジャーズだったとは……。

 なんの話だっけ。

 そう、まとめると、「洋画の良さって外国のものでできてるから特別感が出てるだけってのもあると思うよ」ってことだ。

 シャンチーの例にしても、見ている間他のキャストを「あれ?あの芸能人に似てない……?」なんて思った人もいるんじゃ無いだろうか。その「違和感」は洋画にもやっぱり、実はつきまとっているのかもしれないということだ。

 さて、ここまでに読んだ人の邦画洋画への物の見方を同一にしようとするために明らかな「洋画sage」をしてしまったのは申し訳ない。もっとうまい方法はあったと思いしばらく悩んだけど、ちょっと思いつかなかった。正直に謝ります。気分を害した方は本当にごめんなさい。その悪感情に関しては俺の文章力の無さが引き起こしている。

 俺があげた要素はそっくりそのまま邦画にも跳ね返っていく。「放映に際して洋画ほど手間がかからいか駄作市場に流れて目に写る」し、「画面を構成するもの既視感が強いからチープに見える」

 俺が言いたいのは、「洋画洋画ってだけである程度の特別感があるし、面白い洋画日本に多く入ってくる構造になってるから面白い映画ばっかりに見えるけど、邦画だって捨てたもんじゃ無いんだぞ」ということだ。

「でも、洋画日本に入ってくるけど、邦画外国に行ってるという話を聞かない」

 という意見もあるかもしれない。だけど俺としては、「邦画に限らず中国製台湾製イタリア製ロシア製も、この場合洋画生産国であるハリウッドのある国アメリカで大ヒットしたという話を聞いたことがない」と言いたい。

 数本くらいあるのかもしれないけど、数本くらいあるというなら邦画だってそうじゃないのか。なんて思うのは少し都合が良すぎるだろうか。

 そもそも

 俺は少しみんなに聞きたい。そもそも

 みんなはどんな映画面白いと思うのかな、と。

 洋画邦画という括りから始まって、資金が潤沢に注ぎ込まれている映画、たくさん賞を受賞した映画、素晴らしい脚本家が書いた映画ハリウッドスターが出演している映画……。決め手は色々あるけれど。

 俺にとって、これらはただの【保証】でしかなく見える。「ある程度の面白さは保証しますよ」という情報。「これだけお金をかけたんだからある程度は面白いですよ」「みんなが好きって言ったんだからあなたもきっと好きですよ」という。

 なんかちょっと、気障ったらしいね、恥ずかしくなってきた。でも俺にとってはマジなんだ。

 だけど、俺にとって、俺が面白いと思う映画は「俺が面白いと思った映画」だけなんだ。これ以上でもこれ以下でもないんだ。

 熱く燃えたりゲラゲラ笑えたりベソベソ泣けたり、チケット便所に捨てるほどムカつくクソ映画だったり、ぽかんとするような実験映画だったとしても、結果俺が面白かったらそれは面白い映画なんだ。

 ここに「資金がかかってるから」とか「俳優が豪華だから」とか「賞がどうのこう」「脚本がベラベラ」「撮影の背景がグチャグチャ」「映画史に歴史モチモチャ」とかそういうのは関係ない。全く関係ない!まっっっっったく関係ないんだ!

 古いとか新しいとか関係ない!

 男も女も関係ない!

 現代問題がどうのこうのも関係ない!

 健全健全関係ない!

 プロパガンダ関係ない!

 ましてや洋画邦画関係ない!

 俺が面白いと思う映画の条件が「俺が面白いと思った映画である俺が、「面白い映画」に出会方法はただ一つ!

 俺自身が実際に見て判断するしかないんだ!

 洋画に関してもそうだ!何日本に来る途中で「日本人に受けなさそうだな〜」とか言って弾いてんだクソ配給が!全部流せ!全部見せろ!受けるか受けないかは俺が判断する!

 そもそも言葉の壁が厚くて仕方ねえんだよクソ!吹き替え字幕も何そこで派閥が生まれてんだよ意味わかんねえ!間に人が入ってる時点で元からニュアンス変わってんだから同じだよ!アンゼたかし戸田奈津子かの違いだよ!あぁあ〜!またジョーク日本向けに置き換わってやがる〜!!!!!!!!!!!!原語ではなんて言ったんだろう〜!!!!!!!!!!!!字幕吹替派かで言ったら、DVD吹き替え流しながら英語字幕流す派です。それが簡単にできるネトフリ、サンキュ)なんで俺は日本人なんだよ!なんで俺は日本しかからねえんだよ!クソが!!!!でも邦画も好きだ!!!!!!!!!!!!愛してる!!!!!!!!Kiss……。

 各界から大絶賛を巻き起こしてスタンディングオベーション歴史を変えた映画マジでクソつまんなかったこだってあるし、賛否両論感想否定一色な映画に痺れるほど感動したことだってある!

 2000円を賭けて自分のお眼鏡に合うものを得れるかという大博打

 外れれば2時間と2000円はドブに流れて戻ってこないが、少しでも当たれば楽しい時間が押し寄せてくる!それにもし【大当たり】を引いたら人生が変わる大ギャンブル脳汁ジャックポットのように溢れ出る!鼻息荒く足速に家まで帰ろうぜ!おいおいどうしたんだい映画館に来るまで嵌めてたイヤホンが今はポケットに入れっぱなしじゃないか

 この時間、この体験、この感情映画じゃないと手に入らない!

 だから!俺は!映画が!好きなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 ……。

 みんなは……違うのかな。

 なんか後半すごい熱くなっちゃったけど、まあそうだよね〜……二時間2000円で周りに人がいる中集中してスクリーン見ろ、だもんねえ。短くないし、安くないし、楽じゃない。だからこその「せめて映画は良いものが見たい」という思いの保証となる事前情報は確かに必要だよねえ。

 大体俺は趣味の一つとして映画が手近にあるからたくさん見てて、知ってる映画が手広くて分母が多い分、「面白い邦画もあるもん」と駄々をこねてるだけで、映画出会い方によっては、つまんない邦画を立て続けに引いた人もいるかもね。だったらそういう意見になるのも仕方ないのかも。

 だけどやっぱり、冷静になっても俺は思う。

 たまにはギャンブルしてみてほしい。

 邦画とか洋画とかでも、お金がでも賞がとかでも、ポスターやあらすじや予告でもなんでもいいかちょっとでもあなたアンテナが動いたら、誰がなんと言おうと、ええい!と二千円を放り込んでみてほしい。

 そして、変に斜に構えず、「よっしゃ、この俺を楽しませてくれよなっ!」って席についてほしい。そもそも見る側が楽しもうとしなければ、大体楽しめないから。

 騙されたと思って、なんて文句無責任から嫌いだし言わないけど、面白そうだと思って見て騙されたと思ったら「騙された!」って怒っていい。「ふざけんな!」って喚いていい。あんまり人を傷つけない範囲で。そこに悪意があったらせっかく感じた感情説得力がなくなっちゃうので。

 少なくとも、見ないくせにアレコレ言う人よりよっぽど真摯だと思う。

 超長くなっちゃったけど、そろそろ終わろうと思う。ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。

 あー。面白い映画、見てえな……。

 スパイダーマンもあとしまつもノイズも真夜中乙女戦争も見たし、次はウエストサイドストーリー嘘喰いまで待ちかな……。今見たら二月Deemoやるじゃん。超いいじゃん……。

 見てえ〜……。

【余談】

 好きな映画の話をする。以降完全に趣味

 個人的に、2021年一番面白かった邦画は「ベイビーわるきゅーれ」、並んで「映画大好きポンポさん」、次点で「キャラクター」「あなたの番です」は意外なくらい面白かった。わざわざ映画のために見たドラマあんまり面白くなかったから期待してなかったけど、二時間の尺でシュッとして、それでいて映像トリックが施されていたのが良かった。多少無理があるとはいえ死体の死に様が派手なのはGOOD。

 洋画で一番面白かったのは「サイコゴアマン」、次点で「フリーガイ」、「トムとジェリー」も面白かった。サイコゴアマンマジでずっと笑ってた。グロは少し苦手だけど、爽快感とチープさで見れた。下二作はエンタメとして良かった。いつ画面を見ても楽しいのは素敵だね。家族で見てもドライブの時のモニターでもおんなじぐらい楽しいと思う。

 あー、ヴェノムもよかった。続編やってくんねえかな。あの二人をもっと見たい。

「白蛇:縁起」はどこの映画だ……?中国かな。これも面白かった。シナリオもいいしアクションもいい。ベロベロ泣いた。中国最近アニメが強い。ちょっと前だけど羅小黒戦記は是非見てほしい。シナリオもいいしアクションもいい。ベロベロ泣いた。なんかなんとかっていう人形劇アニメもすごいらしいんだよな。忘れたけど探そう。

 映画じゃないけどアジア系なら韓国イカゲームが良かった。ただやっぱり内容が既存作品に似ているってのもあったし、ラストもやっぱり既視感。独特の味と面白さ、テーマがあっただけに、外側をもう少し捻ってほしかった。ただやっぱりデスゲームものは単純に面白いから続編も期待。

 韓国ゾンビものが強いね。新感染よかった。去年の続編は見てないなあ。舞台が変わって少し求めているものとずれてしまった。「新幹線×ゾンビ」ってのに惹かれたので。見たほうがいいかな、見ようかな。

 スクリーンではやらなかったけどコロナ配信行きになった「ミッチェル家とマシンの反乱」は人生ベストに入るくらい面白かったな。みんなも見てほしい。見ている人を楽しませようとする意欲がすごくて、その圧に負けて笑っちゃう。愉快な映画。洋アニのクレヨンしんちゃんって感じ。ネトフリ独占だよ。今からでもスクリーンやらないかな

 「ガンズアキンボ」を見てないじゃないか……クソが……なんでだろう、金なかったのかな。配信あるかなダニエルラドクリフのヘンテコ映画、いい加減ちゃんと見たい。スイスアーミーマンとか。

 人生で一番面白いと思った映画は「Too young to die!若くして死ぬ!」というクドカン映画だったりするあたり、どう言う好みをしているかをわかってほしい。

 これ超面白い馬鹿映画だよ。

 俺の中で不動の一番。

 後は「We are little zombies」は衝撃だったな。これ全てが真新しい映画で最高に面白かった。まさに令和の映画。けど人を選ぶしアマプラ配信は先日終わっちゃった。残念。15回は見れたからいいか

地獄でなぜ悪い」もいいよな……。

「初恋」もいい……。

東京ゴッドファーザーズ」もいい……。

逆転裁判」かも……

 そう、実は俺、実写版逆転裁判」がかなり好き。原作が好きすぎて見たけど、シナリオ原作の2話と4話に絞ったのは良い判断。確かに演者コスプレ感はあるけれど、あの映画は「端っこに映るモブ」まで逆裁っぽいトンチキ衣装を着ているので、「こう言う格好が普通なんです」という世界観ちゃんと作られている、作ろうとしているのがGOOD。さらに、「地方裁判所では証拠を移すのはブラウン管モニターだけど、東京裁判所ではホログラムを使ったメカメカしいモニター」っていう違いがあるのも、世界観妥協がなくて好印象。原作再現しているのではなく、映画として面白くなるように解釈を変えているのは、良い。そのくせ「インコ尋問する」とか言うシーンは、リアルで見る Permalink | 記事への反応(11) | 08:39

2022-01-01

[]2021年増田

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※打ち消し線はスパムトラバ被害にあった可能性が高くほとんどのトラバスパムであるものスパム投稿可能性が高いもの

2019年増田

記事文字数文字数平均文字数中央値
01712677175847100.741
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1074902676627690.337
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1265337620555695.038
1年81977082177768100.239

2020年増田

記事文字数文字数平均文字数中央値
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2021-10-07

東莞という街について。性産業とか海賊版DVDとかの話

東莞」という地名を久々に見かけた。

私は15年ぐらい前に一か月ほど、そこに滞在していた。

その頃の東莞はとにかく「いろんな意味」で刺激的な街だった。

かに話せるような事でもないが、思い出をここに書いておく。

まず買春東莞には中国全土から女性が集まっていた。

街中にあるホテルは大小関係なく「サウナフロアがある。

この「サウナ」というのが日本でいう「ソープ」みたいな感じ。

フロアに行くと、インカムを付けたスーツ姿の女性が出てくる。

そして、女性10人ぐらい並んでいる部屋に連れていかれる。

そこで好みの子を選ぶ。いなかったら入れ替えでまた10人入ってくる。

何度入れ替えてもぞろぞろと女の子が入ってくる。何十人いるんだろうか。

最終的に一人を選ぶと、シャワー(とミニサウナ)付きの部屋に通される。

後はまぁ、いわゆるお決まりコースシャワー浴びて、ベッドに行って。

日本と決定的に違うと思ったのは「脱ぐとき何故か勝手に踊る」のと「やたらツバを吐く」の二点。

どちらも最後まで違和感があったけど、まぁ、慣れれば大した問題じゃない。

女の子性格は本当にいろいろ。明るい子もいれば暗い子もいる。

中国語で一生懸命コミュニケーションを取ろうとする子もいれば、カタコトの英語日本語で頑張ってくれる子もいる。

私は出張滞在していて、この「サウナシステムが非常に気に入っていた。

性的欲求うんぬんというより、正直いろんな女の子の様子が見られるのが楽しかった、というのが一番の理由だった。

そう、値段についてはやはり日本ソープなんかよりは格段に安い。

だいたいどこもAコースBコースがあって、Aコースモデル系の高身長美女って感じ。だいたい12000円ぐらい。

Bコースは街の可愛い子ぐらいの感じ。だいたい8000円ぐらい。

中国男性の好みは「Aコース」みたいなんだが、私は圧倒的に「Bコース」の方が好みの子が多かった。

なので、ほぼ毎晩この「サウナ」に通って、中国のいろんな出身地女の子と楽しく過ごしていた。

一番思い出に残っているのは最終日についてくれた四川省出身の子だった。

身長クリクリっとした目、そしてショートカットサウナでは珍しい)の女の子だったのだが、この子がとにかく「萌えキャラ」だった。

日本美少女アニメかに出てくるキャラクター、もう本当にあれそのもの

なんか話し言葉の語尾に「~にゃあ」と付くのがまず、萌えポイント。あれは方言か何かだったのか。

さらに圧倒的なドジっ子だったのが萌えポイント。私の頭を洗ってくれようとするのだが、背が届かない。

そこで私がしゃがもうとすると、そんな事しなくていいとジェスチャーする。

そして、バスタブの縁に立って頭を洗ってくれようとしたのだが、足を滑らせて落下。「にゃああ!」と言いながら。

…なんだろう、本当にちょっと引くぐらいの萌えキャラだった。

で、そんなサウナライフの一方で、東莞の街には大量の「置屋」があったのでそっちも見学しに行った。

ここはどういう場所かというと、「サウナ」で働けなかった女の子たちが溜まっている場所

サウナ」で働くには厳しい面接があって、さらに「身元が明らかな18歳以上」というルールがあった。

それらから外れてしまった女性が、ここに流れてくるのだ。

そんな置屋の一つに入ってみる。太った黒シャツのおばちゃんが待ち構えていた。

英語っぽい言葉で「あん日本人?日本人だね?じゃこっちだ!」と腕をつかまれ、どこかに連れていかれる。

連れて行かれた小部屋でおばちゃんが何か叫ぶ。すると……

カウンターテーブルの後ろから、ひょこっと女の子が飛び出してきた。

それも5人ぐらい。あとからあとからひょこひょこ湧いてくる。どうなってるんだあのカウンター

並んだ女の子たちはハッキリ言って「女児」。5歳から10歳ぐらいの子たちだったと思う。

え、何これ…何が起きてるんだ。

そう思う間もなく、おばちゃんがその子たちのカラフルTシャツを、片っ端からまくりあげていく。

そしてまた私の腕をつかみ、「ほら触りなよ!」とばかりに引っぱるので、大慌てで手をひっこめた。

日本人だったらこういうのがいいんだろ?違うのか?」とおばちゃん

ここで私は少し哀しくなった。何やってるんだよ、日本人……

おばちゃん説明によると、日本はいつも団体でこういう女児を買いに来るという。

いわゆる「買春ツアー」というやつなんだろう。しかロリコン専用の。

なんだかなぁ……という思いを残し、置屋を出る。いずれにせよ、最初から利用するつもりは無かったので。

なぜならこの置屋地帯、衛生的にかなり問題があるという話を聞いていたので……

他に夜遊びと言えば「カラオケ」にも行った。

この「カラオケ」には数タイプあるようで、現地で仲良くなった台湾おっさんに連れていかれた「カラオケ」はみんな全裸だった。

そこでいい雰囲気になったら、別部屋でイイコトをするらしい。

なんでも、最初に一人、二回戦に二人、三回戦に三人…と女性を増やしていき、七回戦までいったら「北斗七星マスター」みたいな称号が貰えるそうだ。

ちなみに台湾人の女性の好みは「コロコロっとした健康的な女の子」みたいで、全盛期の小向美奈子みたいな子がいっぱいいた。

また、深センから遊びに来ていた若手起業家みたいなグループに連れていかれた「カラオケ」は、普通ナイトクラブみたいな感じだった。

こちらは基本、マンツーマン。薄暗い部屋でイチャついて、いい雰囲気になったら各自店を出ていく感じ。

女の子レベルは異常に高かった。私もよく分からないままに座らされ、隣にとんでもない美女が座る。

客も女の子も流暢な英語で話しているが、私はそこまで話せないのでおとなしくしていた。

すると、私に付いた女の子が「お腹が空いたなら、うちで一緒にご飯を食べよう」と言ってきた。

唐突提案に驚きつつも、このままここにいても浮いちゃうし、なんだか面白そうだったのでその提案に乗った。

の子の家まで向かうタクシーの中で、その子には病弱な弟がいて、同居しているという事を知った。

病弱な弟を救うのにお金必要で…とか、そういう筋書きかな。なんて邪推をしていた。

そして連れていかれたマンションの一室には実際、男の子が待っていた。

三人で一緒にご飯を食べた。食卓を囲んで。黙々と。なんだろう、この展開。

ほぼ無言の食事だったけど、不思議と気まずい感じにはならなかった。

弟さんは最後まで一言も話さなかったけど、目が合うと微笑みかけてくる子だった。

食事が終わったら、ぼーっとテレビを観た。で、少ししてから帰った。普通に帰った。

帰りにいくらか渡そうとしたら、強く拒否された。これはプライベートから、って。

じゃ、せめて食事代だけでもと言って、無理やりお金を掴ませた。

正直、タクシーに乗った時点で美人局とか、睡眠薬とか、そういうパターンを想定していた自分を恥じる。

そして帰りのタクシー。陽気な運ちゃんが「日本人の友達いっぱいいるんだぜ、このノートを見ろ」といって渡してきた。

日本人と思しき名前が記されている。明らかな偽名だった。そして、名前の上にふりがなみたいな感じでこう書かれている。

ぼったくり きをつけろ」

なんだかいろいろあった一日だった。

当時の東莞という街は性産業以外にもいろんな闇の側面があって、その中でも海賊版DVDは隆盛を極めていた。

街中には多くの海賊版DVD屋があって、堂々と営業していた。

私はそのうちの一つのお店に、ほぼ毎日通っていた。とにかく何でも売っているので、楽しくて仕方がない。

ディズニー映画ジブリ映画全集セット。勝手ボックスを作り、ウォルトディズニー宮崎駿写真がどーんと入っている。

日本アニメも新旧さまざま揃っている。映画ドラえもん全集ドラゴンボールZあたりが人気だと言っていた。

ルパン三世も全テレビシリーズをまとめたBOXがあった。ルパン一味の他によく知らないおっさんが入ったビジュアルが使われていた。

日本ドラマもかなり充実していた。古畑任三郎BOXとかすごく欲しかったけど買わなかった。

アメリカプロレスとかも、DVD40枚組とかでデカBOXにして売っている。本当に何でもある。

海賊版DVDの世界は、内容関係なく「1枚いくら」というシンプルルールで成り立っている。

最新映画だろうが、過去の名作だろうが、スポーツだろうが音楽だろうが「1枚いくら」。中身はどうでもいいのだ。

当然、著作権なんて関係ない。「なんかこのアニメが入ったDVDはよく売れるね」ぐらいの認識

なので、枚数が多いBOXをやたらと進めてくるのだ。トムとジェリーとか。NBA大全とか。

毎日通っていた海賊版DVD店は、おばちゃん幼児で店番をしていた。

幼児は巨大なビニール袋に入った落花生をひたすら食っていて、店中にそのカスが落ちていた。

他のDVD店にも行っていたのだが、ある日、そこの店員若いちゃんが話しかけてきた。

今日はすごいヤツが入ったんだよ。一緒に観るか?」

突然の提案だったので少し驚いたが、なかなか無い経験だと思って店の裏についていく。

そこには店員の兄ちゃんの他に二人、たぶん友達?みたいな人たちがウンコ座りで待ち構えていた。

一瞬だけ「あれ、これカツアゲとかそういうのか?」とも思ったけど、それにしてはフレンドリー雰囲気なので一緒に座る。

そして、地べたに置かれた古いテレビ再生されたDVDは……

日本AVだった。しかちょっと前のやつ。もちろんモザイク入り。

ちゃん達はそれを、食い入るように見つめていた。もう私の存在なんてどうでもいい感じ。

よく考えてみたら、これだけ巨大な海賊版DVD店が大量にあるのに、アダルトは一回も見かけなかったような……

たぶん闇営業であっても、そういうのは「ご法度」になっているんだろう。

そしてそういうエロDVDは、こうやって店の裏で上映されているんだろう。

この件に限らず思ったのは、当時の東莞は完全な犯罪都市ではあったけど、それなりの秩序はあったという事。

例えば海賊版DVD店も、月に何度か一斉に「休業」する。そしてその日は必ず警察のガサ入れが入る。

先程の「サウナ」という名の風俗店にしても、操業自体違法だけど「18歳以下」の女性絶対に雇わない。

ブランド品とかもそうだった。9割はニセモノなんだけど、1割はホンモノだったりする。そして絶対に同じ値段は付けない。

なんだか、そういう暗黙のルールみたいなので成り立っている街だったと思う。

でもとりあえずロリコン日本人だけは許せない。アレだけはマジで滅びればいいのにと思う。

2021-09-20

ものすごくいい加減なディズニー映画史

ディズニー映画に埋もれた名作などというもの存在せず、有名なやつは出来がよく、無名なやつは出来が悪い。

以下、備忘録をかねてウォルト・ディズニーアニメーションスタジオ制作長編アニメ映画史を概観したい。

メイクマインミュージック』以外はディズニープラスで全部見れる。

1. ディズニー黎明期白雪姫』(1937年からバンビ』(1942年)まで

おすすめ作品:『白雪姫』『ファンタジア』(ミッキーのやつだけ)『ダンボ

ディズニー長編アニメ歴史アニメ史に残る傑作『白雪姫』とともに幕を開ける。この作品はとにかく作画が凄まじく、戦後日本人が衝撃を受けたという逸話も納得の出来である著作権が切れているのでYoutube等でも見れるが、できるだけきれいな画質で見たほうがいい。7人の小人たちの非モテ自助コミュニティ描写ピカイチで、増田を見ているような人々は目を通しておいて損はないと思う。

ディズニー映画はこの頃から一貫して「教育的で」「社会的にただしいとされる」物語を描こうというはっきりとした意思を見て取ることができる。そのため、作品の背景には常に制作された時代価値観垣間見える。

例えば『白雪姫』の3年後に公開された『ピノキオ』では、主人公ピノキオを導く良心象徴としてジミニークリケットという名前コオロギが登場する。この「ジミニークリケット」という名前ジーザスクライストの言い換え語らしく、つまりここでは創造主の似姿として作られた人形が様々な誘惑と戦いながらも最終的にはイエス・キリストに導かれ、ただしい人間性を獲得するという物語が展開されるわけだ。

ピノキオ自体は退屈な作品ではあるものの、歴史時代背景を含めて見ていくと別の発見があり、それはそれで豊かな体験である。ちなみに当時のディズニー自身はむしろできるだけ宗教色を薄めたいと思っていたらしく、この辺は社会要請されてやむなくという側面が強いのかもしれない。

ほか『ファンタジア』中の「魔法使いの弟子」と『ダンボ』は見ていて単純にたのしい良作。『ダンボ』のお母さんの健気さは泣ける。

2. 最初の低迷期 『ラテンアメリカの旅』(1942年からイカボードトード氏』(1947年)まで

おすすめ作品:なし

バンビ』のあと『シンデレラ』まで長編物語映画はなく、とくにおもしろ作品はない。とはいえ日本人としては、バリバリ総力戦をやりながらアニメを量産していたアメリカの国力にむしろ驚くべきかもしれない。

この頃の作品群には「丁寧な植民地主義」とでも呼ぶべき傾向があり、具体的にはアメリカ開拓時代の美化とラテンアメリカへの観光的関心、キリスト教的な価値観三位一体となった教育映画制作されている。この辺はおそらく当時のアメリカ外交安全保障戦略と密接に結びついており、いわばアメリカ流の国策映画だったのではないだろうか。

丁寧な植民地主義的な傾向はこの後も非常に根強く、形を変え品を変え、ディズニーらしさの1つの要素として受け継がれていくことになる。

3. ディズニー復活期 『シンデレラ』(1951年から眠れる森の美女』(1959年)まで

おすすめ作品:『ふしぎの国のアリス』『眠れる森の美女

シンデレラ』は物語の大半を出来の悪いトムとジェリードタバタ展開が占め、あまりおもしろくはないもの興行的には大成功を収め、低迷期の脱出成功する。

眠れる森の美女』は『白雪姫』以来の超絶作画であり、これ以降の作品と見比べてもダントツクオリティが高い。一方で興行的には制作費の回収すらできず、総じて失敗作と見なされたようだ。ディズニー作品作画技法は『眠れる森の美女』でひとつの頂点に達し、以降はべつの方法論を模索していくことになる。

ほか『ふしぎの国のアリス』のチェシャ猫や芋虫悪夢的な描写は見たものに強いインパクトを与える。一方で登場人物にだれ1人としてまともに会話の通じるキャラがおらず、集中力の維持が非常にむずかしい作品でもある。

ピーター・パン』では全能感と成熟の拒絶というYoutuberの原型のようなヒーロー像が描かれる。ピーター・パン症候群とはよく言ったもので、本家ピーター・パン未成年淫行炎上する未来を強く予感させるキャラクターだった。

わんわん物語』では都市自由謳歌していた野良犬ペットとして不自由幸福を手に入れて物語が終わる。ここで描かれるペットたちのむき出しの奴隷根性は、前述の植民地主義無関係ではない。『ピーター・パン』『わんわん物語』ともにおもしろくはないが、それぞれ見どころのある作品となっている。

4. えんぴつ作画期 『101匹わんちゃん』(1961年からくまのプーさん 完全保存版』(1977年)まで

おすすめ作品:『101匹わんちゃん』『くまのプーさん 完全保存版』

眠れる森の美女』のアーティスティックで洗練された描線から一転、『101匹わんちゃん』以降はえんぴつで描かれたかのようなラフ描線作品構成されていく。『眠れる森の美女』以上のものを作り出すことが現実的不可能であり、見劣りを避けるという意図があるのか、あるいは端的に制作資金が枯渇しただけかもしれない。

技法的にはやはり『くまのプーさん 完全保存版』でひとつの完結を迎え、以降ディズニー映画は再び模索と低迷の季節を迎えることになる。

『おしゃれキャット』は金持ちペット使用人をブチのめす話で、一方『ロビン・フッド』は貧乏人が金持ちをブチ殺す話だ。この時期のディズニー節操のなさがすごい。

5. 模索時代ビアンカの大冒険』(1977年からオリバー ニューヨーク子猫ものがたり』(1988年)まで

おすすめ作品:『オリビアちゃんの大冒険

この時期の作品群の特徴を一言で言い表すならば、「リアリティへの接近」ということばになるだろう。それは一方では作画技法への3DCGの導入というかたちで現れ、他方で物語上では善と悪の単純な二項対立の脱却が図られることになる。

前者は『コルドロン』の奥行きのある大胆なカメラワーク作画法、『オリビアちゃんの大冒険』『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』での部分的3DCGの導入に見られる。後者は『きつねと猟犬』での人種対立メタファーとして描かれた動物間の争いや、多人種共生する複雑な現実を猫の姿を借りて描いた『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』に象徴である

『きつねと猟犬』はこれまでのディズニー作品に見られた家畜たちの奴隷根性を初めて批判的に描いた作品であり、『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』と合わせて「社会的にただしいとされる」物語像の変容を見て取ることができるだろう。ただしこの時期の作品群は総じて地味で魅力がない。どうやら創業者ウォルト・ディズニーの死や主要スタッフの大量離脱の影響があったようだ。『コルドロン』は興行的にも大コケし、ディズニーの低迷を象徴する作品となった。

シャーロック・ホームズ翻案であるオリビアちゃんの大冒険』がかろうじて見ていられるという程度で、単品の映画作品としておもしろものは少ない。『オリビアちゃんの大冒険』では、冒頭からネズミ女児パンチラという一体どこに需要があるのかわからない謎サービスカットがあり、視聴者集中力が乱される。

6. ディズニールネサンスリトル・マーメイド』(1989年からターザン』(1999年)まで

おすすめ作品:『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン

この時期ディズニー批評評価興行収入の両面で復活を遂げ、一般に「ディズニールネサンス」と呼ばれているらしい。本稿でもその表現に従う。

しか作品クオリティ過去10年とは比べものにならないほど高く、ルネサンスと呼ばれるのも納得の時期である。一方で技術革新価値観の変容は停滞気味で、歴史の流れとしてはさほどおもしろくないというのが正直なところ。ルネサンス言葉通り、ある種の保守回帰時代に当たる。

おそらくこの時期、真に革新的だったのは、作品の表層に現れる技術テーマ設定ではなく、安定して高品質作品を量産する社内の体制組織づくりの技術にあったのではないか

個別作品として語れる部分は非常に多く、『リトル・マーメイド』は作画がよく、『アラジン』は見ていてたのしい。

美女と野獣』でははっきりと他者理解テーマに打ち出し、また女性主人公男性から求婚を拒絶する主体性を獲得するなどプリンセスものとして出色の出来栄え他者尊重することを覚えた野獣が救われ、他者存在最後まで容認できなかった村のヤンキー破滅する。主人公読書好きでヤンキーと話が合わないインテリとして描かれる点も珍しい。ただしこの他者理解プリンセス側に一方的負担を強いるかたちとなっている側面が強くあり、なかなかむずかしい部分もある。

ポカホンタス』は白人によるアメリカ侵略植民地化を矮小化し美化するかなり最悪のお話で、案の定ネイティブアメリカン民族団体にかなり怒られたようだ。引き続き怒られてほしい。

ターザン』もインディアンゴリラに変えただけで『ポカホンタス』とほぼ同類型のお話ではあるが、最後白人研究者たちがゴリラ部落に居残ることでギリギリバランスを取っている。ここにはターザンポカホンタスの男女差が絡んでおり、単純にターザンのほうがいいとも言いがたい。

ノートルダムの鐘』は強引にハッピーエンド化されているという不満はあるものの、子供向けの大作映画障害者活躍を描いた点は積極的評価されてよいだろう。そもそもディズニー作品には『ノートルダムの鐘』以外にも障害者がやたらとよく出てくる。アメリカ社会には障害者積極的に受け入れる土壌があるからできるのだとは思うのだが、日本コンテンツおよび社会全体でも頑張ってほしいポイントである東京ディズニーランドでもべつに障害者見かけないし。

そのほか『ムーラン』『ターザン』ではそれぞれ3D技術進歩を見て取ることができる。

7. 3Dへの過渡期 『ファンタジア2000』(2000年)からホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!』(2004年)まで

おすすめ作品:『リロ・アンド・スティッチ

みたび低迷期である。『ダイナソー』に代表されるように3D映画への本格的な移行が始まり2D映画最後の全盛期に当たる。

作品としては『リロ・アンド・スティッチ』がずば抜けてすばらしい仕上がりで、商業的にも大成功を収めた。『リロ・アンド・スティッチ』は王子様に救われるというプリンセスもの物語類型とは異なる、弱者同士が助け合う疑似家族モデルを明確に示した重要作品である

自分欲求をうまくコントロールできない少女リロと、破壊衝動を植え付けられ誕生した人工生命スティッチが、貧困家庭ネグレクト問題SFアクションを背景に成長していく姿が描かれる。キャラクターデザインはかわいらしく、作画からかい小ネタに至るまで非常に丁寧に作られており、娯楽作品としてもすばらしい。リロの姉・ナニの恋人もいいヤツで好感が持てる。

残念ながらディズニー映画ではこのあと疑似家族的な想像力は発展せず、プリンセスものという旧来の枠組みのなかで無理やり「価値観アップデート」を図ることになっていく。

アトランティス 失われた帝国』はディズニー映画には珍しく人がバンバン死ぬ作品で、ふしぎの海のナディア宮崎作品みたいなものアメリカ人が真似して作るとこうなるのかといった印象。ガバガバ設定とご都合主義が目につき、リアル路線なのかファンタジー路線なのかどっちつかずの失敗作だった。ただし主人公オタク青年採用されている点は注目が必要で、これ以降ディズニー主人公イケメンマッチョではなく非モテオタク主体となっていく。

白雪姫』で人間扱いされていなかった非モテ小人たちが「社会的にただしいとされる」物語主人公となる時代を迎え、しかもそれが日本アニメの強い影響化で発生しているわけで、価値観の大きな変化を感じ取ることができる。ただし、『白雪姫』の王子様はあれはあれで人間味のかけらもない平板キャラクターではあるので、モテ非モテという面ではそこまで単純明快な話ではない。

ブラザーベア』は殺した相手の子を育てるというなかなか攻めたお話ではあるのだが、最終的にファンタジーに着地するせいでどうも軸がブレる。

続く

https://anond.hatelabo.jp/20210920162554

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