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はてなキーワード: 電光掲示板とは

2014-03-11

電車の扉の上の電光掲示板、反対側のドアが開きますなんてどーでもいい案内はいから、次の駅の名前を表示しろよ。混混雑時は窓の外のホームの駅名が見えないんだからよ。そのための電光掲示板だろーがよ。

2014-02-01

駅の電光掲示板の運行情報の欄に「人身事故」の4文字を見るたび「この人はどんな風な心境で電車に飛びこんだのかなあ」と考えてしまう。

朝の通勤特急待ちの空白の時間帯は、人間想像力の暗黒面をいたく刺激するらしい。

目の前を猛烈な勢いで通過する特急電車を眺めつつ、自分がこの下敷きになるさまをまざまざと想像する。

きっと飛び降りる寸前は精神が正常な状態ではなく、ある種の狂熱に包まれているんだろう。そうでもなければ、高速で移動する鉄の塊の前に躍り出るようなクソ度胸は生まれそうもない。

つねに自殺を望んでいる自殺志願者であっても、ある程度理性と恐怖心が働けば、実行の瞬間に意気阻喪してしまうだろう。

だが世の中には実際に電車に飛び込む者がいる。それも結構な数の自殺成功者が。

彼らは意を決して飛び込む瞬間、自分を挽肉にしようと巨大な鉄道車輛が迫りくる瞬間、どんなことを考えるんだろう。

これで楽になれると思って救われる気持ちなのか、あるいは今更ながら自分の軽挙を後悔するのか。

飛び込んでから轢かれるまでの刹那、周囲の乗客の悲鳴を聞きながら彼らは何を思うのか。

まあ実際に自分が飛んでみれば分かる話なのだが、死ぬのなら(畢竟他人に迷惑がかかるものだとしても)なるべく迷惑をかけないで憂き世からオサラバしたいものである

2013-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20130924140044

横だけど声の大小は生物的な所に依存する事も多いから、放送設備を入れて放送するとか

逆に、耳がすごく良くて大きな音は騒音という人もいるから、張り紙電光掲示板を入れるとかかなぁ。

あとは手話対応とか多言語対応も大きなお店は必要だね。

2013-08-03

ガッチャマンクラウズが言いたいことって

端的にすごく穿った言い方をすれば、君たちひとりひとりがガッチャマンなんだゾ★ってことなんじゃないかな。

アニメマンガでもない限り、超能力を持ったヒーローなんかいらない。

必要に応じて助け合えば、一人ひとりが集まった群衆=crowd自体がヒーローであり、正義の味方であり、ガッチャマンであると。

とか思いながら見てたら「世界アップデートするのはヒーローじゃない。僕らだ」みたいな電光掲示板が出てきてワロタwww

でも安直すぎるからこれが素人の浅知恵に過ぎなくてもっとひねったオチでしたーって展開になることを期待。

ギャラックスに頼りすぎた結果世界恐慌~とかかなあ。。。

そんで「本当にだいじなのはネットじゃなくてリアルの付き合いだ」みたいなコミュニティ論とか。。。安直すぎるか

2011-09-29

クソゴミになったNHKは恥ずかしくないのか

最近NHKは哀れである。案の定、形式主義に陥っている。ニュースを見れば分かる。やたら光っているだけで中身がない。というよりもむしろ、遠まわしないじめで満ちているようにも思える。例えば、子ども三輪車をこいでいて、それを「かわいいですね~」と言っているキャスターの男女2人に少しも気持ちがこもっていなくて、見ている方は心が凍て付く。今のNHK趣旨は、真暗闇にまばゆいばかりの電光を用意するというところにしかないだろう。ニュース報道も、キャスターも、人格のないただの電光掲示板しか見えない。まあ、暗闇が嫌で、明々としていた方がよいという人にとっては有り難いかもしれないが、暗闇に電気をつけても意味が無いことを知っている者にとってはつくづく馬鹿馬鹿しい番組しかない。そもそも大空に光を注ぐかのごときNHK趣旨自体、ほとんどなく、7割方の本音としては、ただ光ってるだけで何もしたくないということだろう。昔のように、匂い立つような趣旨を撒き散らすNHKは、20世紀後半を通じて段階的に衰退し、今や光を放つ以外は一切何もしない機関になってしまった。素晴らしいNHKなどは、50年以上はるか昔のことであるそれから綺麗な部分は腐って減少し、劣情が増大してきたが、今や劣情も死にかかり、綺麗な部分は完全に死んで、光を放つ形骸だけになった。というより、生存戦略観点からはむしろ悪意に染まっているのではないか。なぜなら劣情が死ねば建前の維持も難しくなり、ひいてはNHKという形態自体も存続できなくなるからである。いずれにせよ今のNHKゴミ中のゴミで、最低というほかない。もっともこれはNHKだけの話ではないが。

2011-05-18

台北旅行ファントム・メナス

パスポート8月下旬にexpireなcircumstanceなので切れる前にどっか行っとこうと思い立ち、5月11日(水) 〜 5月16日(月) という5泊6日の日程で、5年ぶり2回目の台北旅行に逝って北。夜着・朝発のスケジュールだったため実質4日間の旅であったが、なかなかに充実していたと思われ。

なぜ台北なのかっちゅうと、あまり金を使いたくないcircumstanceなので物価が安いところがよかったこと、台湾親日国 (地域) であること、前回訪台時は存在すら知らなかった九份へ逝ってみたかったこと、そしてTOKYOとの時差がほとんどないため排便 (メイク・シット) のペースを乱さなくて済むからである最後に挙げた理由がfirst and foremostってわけでは決してないが、かと云ってignoreできないことは想像に難くない。

そんなわけで

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5/11(水)午後6時ごろ発のUA853便で台北へ出発。ちょうどユナイテッドアジア都市行きのキャンペーンをやっていて、今回NRT - TPE往復が燃油サーチャージ等もろもろ込みで約35,000JPYであった。探せばっと安い航空会社もあっただろうが、

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機内でスタバがタダで飲めるのはユナイテッドだけのゆとりである

なぜか予定時間より30分も早く

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桃園国際空港に到着。機内で見るためにiPad映画レンタルしておいたのだが、離着陸やメシ喰ってる時間のロスがあったため映画1本のうちの半分強しか見終わることができなかったというくらいのメカッ早さである。ほんとに海外なのかここは

到着が早まって助かったことがあって、空港内の午後9時で閉まってしまケータイショップに滑り込みで間に合ったことである。ここで台灣大哥大 (Taiwan Mobile) の3GプリペイドSIMを購入し、持参したPocket WiFiに装着・設定すればiPhone/iPad/MacBook Airデータ通信し放題なんである。気になるお値段、5日間 (120時間) でたったの350NT$。少なくともここ台湾においては、海外パケットし放題はアス・ホールだと断言できる。

Pocket WiFi x 台灣大哥大の最強コンボについて詳細を知りたい諸兄はBingってもらえば数々の先人たちのレポートを目にすることができると思うが、what 拙者 experiencedからは2点お伝えしたい。まず、3GプリペイドSIM購入にはパスポートに加えもう1つの身分証の提示が必要になることは広く知られるところであり、日本からの渡航者の場合日本運転免許証が有用なのであるが、運転免許を持ってない拙者のような草食系はどうすればいいのか。私は顔写真付きの住基カードを提示したであるが、案の定、受付ガールは「え... なにこれ... っ!? 」という反応。日本ですら「誰もそんなの使ってねーよ」なブツなので仕方がないといえば仕方がないんだが。私の場合たまたま隣のキャリアの兄さんが日本人だったので、中国語住基カードはなんぞや? を台灣大哥大の姉さんに説明してくれて購入することができた。運も実力のうちである。そしてたまたま居合わせたその兄さんにはfrom the bottom of my heart感謝を捧げる。

次に、私が持参したPocket WiFiは多数のブロガーレポートしているイー・モバイル版ではなソフトバンク契約版なので、使えるという確信のないままの挑戦であったが結果なんの問題もなく接続できた。少なくとも海外SIMに関してロックフリーであることはイー・モバイルソフバン共通のようである

さて空港から台北市内へは

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リムジンバスで移動。わざわざ10倍の値段を払ってタクシーを使う甲斐性がないというのも大きな理由だが、私は旅行では、少なくともその都市を初めて訪問する際は、ホテルまでの送迎付プランタクシーは使わない、という縛りを自らに課している。なぜなら、空港から鉄道バスといった安価交通手段でダウンタウンへ移動しホテルにたどり着くことが、その街を訪れる者へ最初に与えられるチュートリアルからだ。

桃園からリムジンバスは、目的バスチケットを購入し目的バスに乗り込むところまでは簡単だが、目的地で降りることが非常に難しい台北市内の路線バスであれば電光掲示板に停留所名が表示され、「次、降りますボタンもあるので簡単だが、リムジンバス場合は運ちゃんが中国語で停留所名をシャウトし、「降りるぜ」という意思表示も運ちゃんとのコミュニケーションである英語は通じないと思った方がいい。今回、私は見事に降りたい地点を通り過ぎてしまい、中国語もできないので「次に誰かが降りる地点で降りよう作戦」に出た。台灣大哥大のSIMのおかげでパケット通信を湯水のごとく使えるので、こういうときiPhoneマップ現在位置を常にトラッキングできることが心強い。近くに捷運 (MRT) の駅があると確信した上で降車すれば、いくらでも巻き返しが可能だ。もしデータ通信が使えない状態でバスに乗り込む場合は、いっそのこと割り切って台北車站まで行き、そこから捷運でホテルを目指す作戦でもいいかもしれない。

そんなわけで淡水線圓山から捷運に乗り込むはずが2駅南の雙連まで行ってしまったが細かいことは気にしない。宿は士林站そばのゲストハウスバストイレは共用だが部屋は贅沢にシングルを予約した。それでも1泊あたり700NT$。5泊で1万円くらいであった。ドミトリーでもよければ1泊500NT$で泊まれるので、甲斐性のない旅人にはうってつけである。詳細は「パピヨンステイ」でBingっていただき、先人たちのブログを参照されたい。

台北旅行リローデッド につづく

http://anond.hatelabo.jp/20110520004109

↓ おまけ写真集

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2010-11-10

http://anond.hatelabo.jp/20101110041534

>何故電車は死に方としてそんなに人気があるのか。

ということについて、確かにJRおよび地下鉄私鉄各社は心理的な検証をしたことがあるのだろうか。

どうして電車で死んだんですか、と経験者にインタビューしようとしてもその人は既に肉塊になってしまっているので、無理もないだろうが。


電車での自殺を実行コストの観点から説明しようとすることには確かに一理ある。

しかし、腑に落ちない点もある。

そこであらためて「電車が死に方として人気がある理由」を考えてみたい。



1【自殺電車イメージを抱く人が多い】


自殺といえば電車だろ、やっぱ」

といったようなイメージが強烈に定着しているということがまず、あるのではないだろうか。

みんながやっているから、確実に死ねる。赤信号、みんなで渡ればみんな死ぬ。

日本人にとって、電車とは自殺の安心ブランドなのではないだろうか。

ほかに簡単で苦しくない死に方を思いつく人にとっては、こういう死に方は思考停止に思われるかもしれない。

そうだ、死にゆく人の思考は停止しかかっている場合がある。

重度の鬱で気がついたら死のうとしていた、という人にとって、自分の死に方についてそれほどクリエイティブな思考を巡らせるだけのエネルギーはもはや残っていない。

だからそういう人は、この国における「自死」のイメージに強烈に結びついた電車イメージに、まさに身体ごと引き込まれていくのではないだろうか


2【自分が死んだことを知ってほしいという願望がどこかにある】


誰にも迷惑をかけず、この世から消えてしまいたいと本気で思った人は、富士樹海への行き方を調べたことがあるのではないだろうか。

電車自殺をする人は樹海を目指す人たちとは異なる考え方をしているように見える。

たとえば毎日の通勤で、駅に行くと電光掲示板に「人身事故」の文字が流れる。

ああ、今日もまただれか死んだな、とあなたは思う。

このようにして、電車自殺すると、あなたの死はいやおうなしに知らされる。たとえ大部分の人にとってそれが匿名の死であっても。

電車で死ぬ人には、彼または彼女が愛した人にであれ、殺してやりたいと思っている人にであれ、自分が死んだという事実を確認してもらいたいという願望がどこかにあるのではないだろうか。

2010-03-11

ホンダの強み

ttp://reiji-ohtaki.com/article/128249921.html

ホンダの役員室を拝見する機会をいただいた。オープンオフィスだというのは有名な話だが、聞きしに勝るオープンオフィス。なんだか図書館の閲覧室みたいに「だだっ広い」部屋に小さな机がポツポツとあり、それらの机をつなぐように丸テーブルが数個配置されている。柱には電光掲示板があり、各役員の在席、外出、会議中が一目で分かるようになっている。伊東孝紳社長ですら120センチ幅の小さな事務机。回転いすで後ろを振り返ると全役員が目に入り、中心にある丸テーブルに移動すれば10秒で役員会が開催できる。

売り上げ10兆円の企業でこれはあり得ない! 

しかし、これこそがホンダの強みなのだ。社員のチームワークは重んじられるが、それを推奨する役員が実はチームになっていない会社が世の中の大半だ。ホンダ経営陣がスピーディーに問題を共有し、合意形成ができるのはこの役員室と、それを実現せしめた経営理念だと確信した。

2010-02-13

根源的な脳の3つの本能、すなわち「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」

壁にタッチした後、振り向いて電光掲示板を見た瞬間をゴールだと考える

結果を求めるあまり能力を発揮できない愚を避けるには、目標達成の「仕方」にこだわるのがいい。勝負に懸けるのではなく、達成の仕方に勝負を懸けるのだ。そして、損得抜きの全力投球をする。

 結果を求めず、達成の仕方に全力投球するとき、人間は信じられない集中力を発揮する。ポイントは、「損得勘定抜きに」だ。損得勘定とは、実は、結果を求める気持ちにほかならないからである。

●point 1:ゴールを決めない

●point 2:コツコツやらない

●point 3:結果を求めない

 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100212-00000001-president-bus_all

2008-11-25

クリスマスに好きな子に告白する予定が思いっきり狂った

先月合コンをした女の子たちともう一度飲み会を開く事になった。

僕はその中の1人の子が気になっていた。

第2回が開かれるまでの3週間、僕はその子とメールやりとりをしていた。がっついてるように取られたくなかったし、でも連絡は途絶えさせたくなかったから、相手が返信するのに気を遣わない程度の内容でメールを送っていた。だけど、あなたの事が気になってますよオーラを出さないのは苦労した。そのせいでその子の事をもっと知りたいのに、やたら他人行儀。

ライオンズ日本一になって地元は大盛り上がりです」とか

「次回の集まりは新宿辺りでいかがでしょうか」とか。

です・ます調が堅苦しさに拍車をかけてしまい、自分メールを読み返して、一体僕は何をしたいんだと軽くへこんだ。それなのにメールを送る度に、その子への想いが強くなっていった。たった1回しか会っていないから、顔もまともに思い出せないのに、気持ちだけが先行して盛り上がってしまっていた。

このままだと何かやらかしてしまうのではないかと思ったので、客観的に意見を貰おうと、一緒に合コンに行った男友達に気になる子がいたことを伝えた。そうしたら第2回を開いた時に、2次会から2人で消えちゃえよって言われた。意外だった。落ち着けと言われるかと思いきや、ドンと背中を押されてしまった。

それにしても飲み会で男女が集まって、2人で消える?一体どうやって?その子は協調性のある子だったから、団体行動を重んじて他の人に気を遣って、断ってくるのではないかと僕は思ったのも束の間

「俺が他のメンツを連れて先に出て行って、携帯の電源が入らないところに行くから、その隙にバーにでも行っちゃえよ!」

と作戦まで提示してくれた。あぁ、なんて良い友達なんだ( ;∀;)

ドキドキワクワクしながら迎えた当日、ミラクルが起こった。

一件目のお店は個室の座敷だった事もあり、作戦を決行する為、その子に最後に忘れ物チェックしなきゃとわざとらしく言った。残りの4人は先に靴を履いて出て行った。ブーツの子もいたので、すごく間合いを計るのに苦労した。僕はその子と2人でお店を出ようとした。すると何故か四人がトイレのある入組んだ所に突っ立ってるじゃないか。おい、先に出て行くんじゃなかったのかよ。呆気なく合流しそうになってしまったので、僕はその子に先に出てようと言ってさっさとお店を出た。

すぐに携帯電話が鳴った。作戦を考えてくれた友達からだった。

「今のうちに早くいなくなっちゃえよ!」

うん、うんと頷く僕。話が違うじゃないかと言いそうになったけど、今2人っきりになってる現実を目の前にして、僕はその子に向かってとっさに嘘をついた。

「後から皆来るから、先に次の店行っててだってさ。」

嘘をつくことに抵抗はあったけれど、平然を装ってセリフが出てきた自分に、我ながらナイスと思ってしまった。向かったのはホテルラウンジ。雰囲気のいい場所でお酒を飲むと女の子感動すると、さっきの友達が教えてくれた場所だった。

「みんな来ないね。どうしたんだろうね。電話全然つながらないよ。飲みすぎちゃったのかな。」

絶対来ないのに心配するふり。ちょっと心が痛んだ。でもその子との会話は思った以上に弾んだ。

女性と話をしていてこんなに楽しいと思ったのは久し振りだった。明るいし、元気だし、優しいし、笑顔が可愛かった。

僕はこの子に恋してる。それは間違いなかった。

ラウンジを後にして駅へ向かう僕と彼女。一体みんなどこに行ったんだよーと、酔いどれ口調で叫ぶ僕。酔っ払った僕に向かって、大丈夫大丈夫?と心配してくれる彼女。ふと時計に目をやると、終電の発車時刻だった。携帯サイト終電案内と時計彼女に見せた。

「これ見て!同じ時間だよ!すごくない?」

びっくりして目を丸くする彼女。家に帰れないじゃんと心配してくれた。でも僕は問題なかった。1人で時間を潰すのは得意だし、マンガ喫茶にでも行けばいいと思っていたから。彼女はまだ電車があるらしく、僕は大丈夫だから帰っていいよと言った。駅の改札口で彼女自分終電まで付き合ってくれた。でも時計を見て、本当にこの子は帰れるのか逆に心配になってしまった。彼女の最寄駅まで帰れないんじゃないか?

「ねぇ、本当に0時40分が終電?こんな時間なのに本当に帰れるの?」

思わず聞いてしまった。さっきそう出てたと改めて終電を調べる彼女。出てきた画面には0時20分発と0時40分発の電車が映っている。よく見ると後者は3時間半待ちの5時着を示す文字が。終電検索じゃなくて普通現在時刻で調べてしまっていたみたいだ。発車時刻の電光掲示板を見ると、20分の電車は既に出発していた。瞬時に酔いが醒めてしまった。

実家に住んでいる女の子って、家が厳しくてオールとか絶対NGでタクシーに乗ってでも帰って来いって言われているケースが多いから、酔っ払った僕に付き添ったせいで終電を逃してしまった彼女に大変申し訳ない気持ちでいっぱいになった。ごめんね、ごめんねと繰り返す僕。でも彼女は優しい笑顔で、もう家にメールしたから大丈夫と言ってくれた。オールする予定なんかなかったのに、意外な展開になってしまった。

僕らは駅の近くの居酒屋に入った。かまくらみたいな個室に案内され、2人きりの空間になった。そこでお互い色々な話をした。前にどんな人と付き合ってたとか、どういった理由で別れたとか、恋愛の話ばかり。なんだかお互いをプロファイリングをしてるみたいな感じだった。3時を回ったくらいだろうか。2人とも眠くなってきてしまった。布団に入って寝たいねと会話が進む。

「じゃあ、今から布団に寝に行こうか。」

ギャグのつもりだった。「えっ?」って返されたら、そんなの冗談に決まってるでしょと返す気満々だった。下心とかそんなものは全くなかった。彼女の事をどんどん好きになっていってたので、むしろこのままSEXをしてしまうのは僕のポリシーに反していた。本当に冗談のつもりだった。でも彼女の口から出てきた言葉は違っていた。

「はい。」

えっ?彼女言うはずだったセリフを僕が発してしまった。なんでなんで?この後どうなっちゃうの?頭の中が混乱した。でもここで引き返すわけにはいかない。僕も彼女もいい大人だ。Yesと答えてくれた彼女に、僕はNoと言えるわけがない。僕らはお店を後にしホテルへ向かった。

ホテルに向かう途中、僕は猛烈な吐き気に襲われた。ダメだ。我慢するんだ。彼女の前で醜態を晒しちゃいけないんだ。脂汗をかきながら、彼女に悟られないように平然を装おうとした。だけど彼女にバレてしまった。私そういうの平気だから、気持ち悪かったら吐いちゃっていいよと気遣ってくれる彼女お酒が回って頭の中がグルグルしていた僕は、彼女の買ってくれたミネラルウォーターを飲みながら、大丈夫大丈夫と連呼していた。

自分では真っ直ぐ歩いてるつもりでも、足元はフラフラダメだ、背筋を真っ直ぐ伸ばすんだ。自分に緊張の糸を張る為に、思い切って彼女と手をつないだ。すごく小さくて暖かい手だった。僕が手を取ると彼女は握り返してくれた。心臓が破裂しそうなくらいバクバクいってるのがわかった。吐き気なんてどこかへ吹っ飛んでしまった。

ホテルに着くとソファーに座り、2人で今日の出来事を振り返った。そこで僕は全てを暴露した。初めて会った時から気になっていたからメールを送り続けていたこと、今日二次会以降で僕たちが2人っきりになれるように友達と作戦を立てていたこと、寝ようって言ったのは冗談のつもりだったこと、そして何回かデートを重ねてクリスマスに予定を空けてもらおうとしていたことまで。

彼女は僕に寄りかかり、熱心に話を聞いてくれた。そして彼女も僕に話をしてくれた。普段の自分とは違う行動をとっていてビックリしていること、寝ようって言われて嫌な気持ちにならなかったこと、クリスマス予定空けておきますということも。

すごく自分に素直になれた時間だった。これまで相手に良く見せようと取り繕っていた自分ではなく、正真正銘の素の自分だった。お互い素直になれて安心したのか、自然な流れて僕たちはキスをした。

「こんな事言うと怒られちゃうかもしれないけど、もうちょっと待って欲しいな。ちょっと展開が速すぎで自分でもついていけないから。」

2人で布団に入った時に彼女が言った。僕も彼女と同じ考えだったので正直ホッとした。お互いこれから長い関係を築く為に、ここで急いでSEXをする意義は何もないと思っていた。我慢とかじゃない。間違いなく彼女に対する思いやりが、きちんと僕の中で生まれていた。

「ねぇ、この次会うときはデート?」

布団で口元を隠し、つぶらな瞳で見つめる彼女が愛おしかった。僕はもう一度彼女キスをし思いっきり抱きしめた。僕の考えとは裏腹に僕の息子は大変なことになっていたけど。(苦笑)

だらだらと長い文章になってしまったけれど、そんなこんなで彼女ができた。ちょうど一年前に7年付き合っていた彼女と家庭の事情で別れる事になってから、僕は一生恋愛できないのではないかと思っていた。でも彼女と出会ってきちんと恋愛ができる自分がいることが確認できた。出会ってまだ2回しか会ってないし、彼女が僕の事をどう思っているのかもよくわかっていない。それでも僕は彼女の事を一生大切にしたいと思っている。彼女を傷つけたくないと思っている。素敵な人との出会いって運命なんだと思う。

僕の前に現れてくれた彼女感謝の想いを込めて、ありがとうって伝えたい。そして絶対に幸せにします、と。

最後に、こんな長い文章を最後まで読んでいただいた皆さん、どうもありがとうございました。

2008-11-21

面白い現象を見た

リビングに置いてある家族共用PCの前に妹が座っていた。

何をしているのかと思ったら、何もしていなかった。いや、Wordを立ち上げて何かをしようとしていたのは確かなんだが、ここ一週間は連日徹夜でまともなコンディションではなかったためか、Wordを起動した時点で力尽きたらしく当人の意識は8割ほど消失し、「Wordで何かをしなければ」という、PC-98時代の森田将棋よりも遙かにシンプルな意志だけが残ってる状態だった。

それでいて肉体は中途半端に覚醒しているらしく何やらポチポチキーボードを叩いているのだが、脳味噌が殆ど眠っている状態のためか打ち込まれる単語がまるで脈絡が無い。リアルタイムにその時検索された単語を電光掲示板のように表示するサービス検索エンジンで一時期話題になったが(おそらく今もあるだろう)、それの一個人の脳味噌バージョンとでも言うべきか。脳味噌が殆ど眠っている、無我の境地涅槃のような状態にいる妹の脳内世界キーボードを介して出力され続けるという希有な状況に息を呑まずには居られなかった。

しかも、周囲の音声による刺激にある程度反応するらしく、テレビの電源を入れてボリュームを少しばかり大きくしてやると、その時々に流れる単語に反応して画面の文字列微妙に変化するのには感動した。実際に観測した時間は数分程度だったと思うが、その時のファイルはこっそり厳重に保管しておく事にしよう。

2008-08-02

今入れているiPhone app

そろそろiPhone騒ぎも落ち着いて、普通に使う人とそうでない人の分類がはっきりしてきたころじゃないかと思います。そこで、自分使っているiPhone appを並べてみます。app storeへの適切なリンクの貼り方がわからないので、名前だけで。

Twitterrific
Twitter向けのアプリ現在位置や、iPhoneからの写真挿入が可能。
Photoshare
中島さんや某増井さんがやっている写真共有アプリ。使い勝手は非常に良いです。
Evernote
WinMac向けアプリやオンラインと同期できるメモソフト。ちょっとした思いつきのメモに最適です。
Facebook
巨大SNS FacebookiPhone向けアプリ。そこそこ面白い。
YouNote
Evernoteあげておいてなんだけど、これは期待のアプリテキスト画像マップ、手書きグラフィックなどを使えるメモアプリ。ただし、iPhoneの中限定です。特に、手書きアプリは面白い。ちょっとバグが多いかな。
Banner
電光掲示板っぽいことがiPhone上で可能なおもしろアプリhttp://www.iamas.ac.jp/~aka/ この人みたいなんだけど、既に8個のおもしろアプリを作っている。小気味良いソフト群が素晴らしいです。
BreakClassic
いわゆる「ブロック崩し」です。ただ、バーが手で見えなくなるのは難点かも。暇つぶし用。
PhoneSaber
スターウォーズライトセーバーiPhone上で再現。一種のジョークソフト。イアフォンをしないと音が聞こえないのは難点かな。
Dice Bag
TRPG向けのサイコロ群をiPhone上で使えるようにしたもの。d4、d6、d8、d10、d12、d20、2d10(0-99)、3d6が使える。4d6も見えるけど、機能してない?
Scratch
これも一種のジョークアプリで、DJターンテーブルスクラッチしているのを再現しています。音色が少ないので、あんまり役に立ちませんが。

iPhone向けと良いながら、実は自分の持っているのはiPod Touchなんだけど、カメラ機能が使えない事を除いては、非常に楽しいapp生活です。でも、そのカメラ機能こそが非常に面白そうなんだけどね...。

2008-05-12

インプレーン中のボール妨害者は退場も プロ野球実行委員会

2008.5.12 22:17

 プロ野球の実行委員会が12日、都内で開かれ、観客がインプレー中のボールに妨害行為をしないよう、電光掲示板や場内放送を活用して呼びかけることを申し合わせた。

http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/080512/bbl0805122218005-n1.htm

ンがー。

2007-12-26

クソの小田急死ね!!

電光掲示板の表示がわかりにくいんだよ!

終点までどれが一番早くつくか知りたいのに途中駅の○○まで先にまいりますってあったら、後発が先につくと思うじゃん。

いま!三本見送ったけど終電までその表示でっぱなしだぞ???

ウンコな表示しかできない低脳に表示を任せるんじゃねぇ!クソ小田急が!!

2007-09-03

http://anond.hatelabo.jp/20070903095228

大会開始前ボランティア700人がドタキャン

学歴詐称で停職処分の大阪市職員(1141人いる)からボランティアを募集

選手送迎バス勝手選手残して帰って、ドーピング検査してた選手が夜中二時にホテルに帰る

大会実施費用が予定より約20億上回る。不足分は大阪府血税で補填

ボランティアスタッフシフトを管理するシステムデータがすべて消える 

大会ボランティアボランティア無料配布Tシャツオークションに出品

■女子100メートル決勝で電光掲示板に1位を間違えて掲示 会場、選手、解説みんなが呆れる

小谷実可子→ウォーミングアップしてた選手に対し「ちんたら走ってた」発言

TBS→一部の地域の国旗を間違える(北マリアナ諸島)

TBS開会式選手入場で、解説者が国の紹介ほったらかし

TBS実況アナ男子マラソン、女子マラソンで苦しそうに口あけてる選手に対し「歯を食いしばって激走」

TBS→レース実況で着順を間違える 訂正一切無し

TBS実況アナ→女子ハンマー投げで地面に置いたカメラによろけてハンマーぶつけた選手

「高額の請求書が届くでしょう」発言

■係員→男子マラソンで尾方の前を走っていた選手を間違って誘導

中国語の喋れない人が中国人選手の対応に

男子3000障害で選手ハードルに顔面強打、失神。救出にてこずり1周してきた選手たちは

コースを大回りせざるを得ないことに 

織田裕二開会式テーマ曲を口パク 

TBS坂田藤十郎大阪締めを途中でカット

■客席→ガラガラ タダ券ばら撒きで来場者水増し

山崎→係員の誘導ミスでゴール後棄権扱いに 入賞および北京オリンピックの出場権パア  

TBSスタッフ→集団食中毒 

ホテル手配ミスエリトリア選手ロビー横のラウンジの床で寝させる

270 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2007/09/03(月) 00:48:17 ID:LDtInKoZ0

>>234つづき

ボランティア→競技中、携帯選手写真撮影 

山縣苑子インタビュー選手侮辱

■高野進監督→有力選手の異変に対し「ミステリー・・・ミステリーとしか言いようがない・・・」

TBS実況アナ競歩で途中で棄権した選手に「あー歩いてしまってます」

TBSニュース→「山崎選手、誘導ミスに気づかず」と山崎の方に過失があるかのような報道

大会組織委員会 高橋勲道路競技審判長→「誘導ミスはたまたま」と不適切発言

大阪府知事競歩の誘導ミスに対し 「誘導員はボランティア。無実」

TBS→「女子マラソンは朝6時スタート」、実際は7時から

■女子マラソン選手の前にサングラスをした男が自転車乱入

■女子マラソン歩道自転車が併走、手を広げて必死に警察が制止するが振り切る

TBS実況アナ→女子マラソンで疲労骨折を「金属疲労金属疲労」と連呼、他の解説者は一切無言

■女子マラソンで「勝訴」の紙を広げて男が併走

TBSリレーで優勝したのに67億分の1位 女子の種目で67億分の1位 

マイナー種目でも67億分の1位

閉会式で何故か盆踊り

コピペ元:

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1026261.html

2007-07-13

梅雨の合間の晴れの日に

ふと気付いた時には、電車の扉はもう半分閉まりかけていた。降りるにしても、目の前の乗客をそれこそ掻き分けるようにしなければならない。僕は諦めて次の駅で引き返すことにした。もう完璧遅刻だ。

一年近く続いた電車通勤も最初の頃はそれなりに楽しかったけど、最近ではもう面倒くさいの一言だった。それが今日からは歩いて十五分という素晴らしい環境になったというのに、僕は解約しそびれた定期でいつものように電車に乗って、やっとそこで気付いたとそういうわけである。

いつもなら、いや昨日までは電車の中では文庫本を広げていたのだけど、タイミングよく読み終わったせいでかばんには一冊も入っていなかった。反対の扉まで押しやられた僕は、仕方無しにガラス越しに流れていく風景を眺めていた。梅雨空の下に広がった街並みは等しく彩度を失っている。僕は雨の日が嫌いではない。しかし、こうも雨続きだと気が滅入ってくる。僕はため息を一つついて車内に目を戻した。車内にも雨の匂いが漂っている。

電車は並行して走っている線の駅を二つとばして、ようやく駅のホームにたどり着いた。僕は、位置エネルギーの減少と増大、とつまらないことを考えつつ階段を降り、また階段を上って隣のホームに移動した。電車はまだ来ていない。僕は次の電車の時間を示す電光掲示板に目をやり時間を確認した。次の電車は七分後。前の電車は出てしまったばかりのようで、人はまだほとんど並んでいない。ドアの位置を示す番号の前に移動して、もう一度時間を確認する。九時二十八分静岡行き。あと六分。

静岡という文字に僕は少しだけ違和感を覚えた。静岡、しずおか、シズオカ、僕は記憶の糸を辿る。そして行き着いた先に僕は苦笑してしまった。 「今日静岡天気は晴れです」今日の朝の天気予報でただ一箇所だけ晴れマークをつけていたのが印象に残っていたらしい。そうか静岡は晴れか。僕は少しだけ嬉しくなって、晴れている静岡想像しながら電車を待っていた。僕が一度も静岡に行ったことがないということなど、この際些細な問題でしかない。

そうこうしているうちに、静岡行きの電車がホームに入ってきた。この時間帯の下りの電車は大体において空いている。僕は座席を確保して暫し考える。僕はかばんの中から携帯電話を取り出し、メール機能を呼び出して文字を打ち込んだ。「体調が悪いので休みます」これでよし。メール転送されて会社の人に届くだろう。もし届かなかったとしても、多分誰も困らない。

静岡は晴れているに違いない。

2007-05-22

得体の知れない動物ふんじゃった

anond:20070522143804

昔あった本当の話。

夜の11時頃、首都高湾岸ベイブリッジを北方面に走行中だった。

スピードは80Km??100Kmくらい出ていただろうか。

手前の電光掲示板で「本牧大黒 事故 走行注意」と出ていたから、

この先何かあるだろうと思っていたら、急に路肩からライトで直接照らされた。

まぶしい、一体なんだろう?と思って少し減速気味に(それでも80Km/hくらい)しつつ

ベイブリッジを渡っていたら、急にライトで照らされた前に動物死体?らしきものが。

そりゃたまげたよ。急ハンドル切ったらこちらもスピンしておだぶつだ。

「うわーーー」と思いながら少々でもいいからハンドル操作したが、時既に遅し。ごりっ。踏んだ。よけきれなかった。

急減速。40Km/hくらいに速度を落として進むと、追い越し車線に2台の事故車が。

たしか1台はスカイラインだったと思う。追い越し車線側の橋桁にぶつけて、完全にひしゃげてる。

本当に事故直後で、まだ車線規制がかかる前だったんだ。

最初にライトで照らされてまぶしいと思ったのは、事故処理の人が警告していたんだ。

その後、大黒JCTにさしかかる前に路肩にクルマを止めてタイヤを確認したところ、血と動物の毛らしきものが付着していた。

あの動物はどこから来たんだろう。まさかベイブリッジに野生の動物が迷い込むとは考えにくい。

もしかすると、クルマに乗っていた動物事故の衝撃で飛び出してしまったのだろうか。

人生何十年か過ごしているけど、あの事故ほど不可解なものはなかった。

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