はてなキーワード: サーファーとは
(以下、ずっと探してた記事を掘り起こしたので再掲)
新◎町の大◎戸ポイントのすぐ裏に通称幽霊マンションという賃貸マンションがあります。
昼は薄暗く、夜は闇深く非常に心細い思いをしたものです。
普通、アパートなどでは、隣近所との接触があまり無いようですが、
オープン当初のここは違いました。
当初は各部屋に風呂が無く、2階の共同浴場で入浴する事になっていたのですが、
なかなか夜中に1人で大浴場に入るのは怖くて勇気が必要でした。
特にシャンプーする時はなるべく目をつぶらずに洗っていたほどです。
怖くないように誘い合ってお風呂に行き、
ここでは言えないような情報を交換をするという図式が完成しておりました。
それでもある日、二人で大浴場で入浴後、揃って(置いてけ堀は許されない!)大浴場のドアを閉めると、誰も居ない筈の真っ暗な大浴場からリアルな物音が聞こえ、二人で凍りついた事がありました。
その恐怖で、すっかり湯冷めしてしまいましたが、また入浴して温まり直そうなんて勇気が出る筈もありませんでした。
入居して1年位は居住者がなかなか増えませんでした。
ある日、ロングボーダーが入居してきたのですが、
直ぐに出ていってしまいました。
何か有ったのでしょうか?
本人はここでは言えないような事を言っておりましたが…。
しかし、入居したその階は我々御局の中ではある事で噂になっている階でした。
………やはり予感は的中してしまい、その子も引っ越して行くのでありました。
またまたある日、隣の部屋からアダルトビデオの音声が漏れてきました。
しかし、隣の部屋は女の人が住んでいたような…。
と思っていたのですが、もうしばらくすると、
廊下でその女の人と男の人の話し声が聞こえてきました。
…・・と、言う事はエッチしていたのね。
ここの部屋の壁は薄いですね〜。。。
小生は入居当初は、その噂の階に住んでいたのですが、
運良く上の階へ部屋換えする事が出来、あまり変な体験をする事無く済みました。
一つだけ言うならば、ここのマンションは襖などの戸は無く、
全てドアなのですが、真夜中になると、襖を開け閉めする音がちょくちょく聞こえました。
上の階に行くと、さすがに景色が良く、部屋から波が見える好環境でした。
ある日、エレベーター内が紙の切れ端だらけだった時が有りました。
管理人に聞くと、御払いがあったとの事。
御払いの事実を知るのはその時で2,3回目。
こんなに御払いしている共同住宅は珍しいです。
またまたある日、
部屋で彼女とまったりしていると救急車のサイレンが聞こえてきました。
「またバイパスで事故かな?」と思ったのですが、明かにそれと比べて音が近い。
もしかしたらここの建物に用事かもしれないと思い、下に下りていきました……。すると……。
更に上を見上げると8階の窓が空いているのでありました。
その倒れていた人は見るも無残な一目で解る即死でした。
落ちるのは勝手ですが、下を確認してから落ちてもらいたいものです。
ぶん殴ってやりたいです。
ブッ殺してやりたいです。(もう死んでますが…)
その人は身元不明で終わってしまって、お金も請求出来ず終いでした。
死ぬ時も人に迷惑を掛けるなんて最低な奴です。姉○建築士以下です。
翌日、管理人が駐車場にこびり付いた血液や脳の拾い損ないをデッキブラシでゴシゴシやってましたが、地面を濯ぐために流した水が何故か小生の車の方向に流れており、その汚水がタイヤに付いているのを見た時はショックでした。
結局車は車両保険で修理してから事故のことは秘密にして買取センターのガリバーに持っていったら50万円で買いとってくれました。あの車、今は誰かが乗っているのでしょうか。
しばらくして、また御払いの人達がやってきました。今回は御払いセットが豪華でした。最初からそうして欲しいです。
2005年、3月。一番見晴らしのよかったE◎01号室とお別れの日。
片付いで何も無くなった、もうじき他人が借りるであろう部屋にお礼を大声で言い別れを告げました。
ここで過ごした約4年間での出来事、、、同じマンションでのサーファーとの出会い、
全てが刺激的で忘れる事が出来ません………。ありがとう。もう戻らない日々よ。
旦那が冬にサーフィン始めて、行きは旦那が運転して妻子を乗せて、冬の海で旦那が必死にサーフィンしてるのを浜辺で妻子が見つめて、帰りは爆睡してる旦那と子供を乗せて妻が運転みたいなの。
以下炎上内容
↓
すみません。妻子勝手に連れてった挙句帰り爆睡とかデカい子どもですよ、離婚案件。せめて親子で楽しくサーフィンとかできんかったんでしょうか…
「いつまでも少年」な夫を温かく見守ってね、風の甘えが透けてみえるCM。どうしたこんなバカヤロウな企画が通っちゃうんだろう。
旦那の趣味につきあわされて帰りは疲れた旦那と見てるだけで疲れた子供の代わりにドライバーなんて離婚もんでっせ。
何これ、今どきバカじゃない(>_<) ヨメはせいぜい趣味好きダンナが眠るためのアッシーかよ。
こう言うのって一人で行くかサーフィンが趣味の仲間と行くものだと思ってた。帰りの運転手として連行される嫁、一人で留守番はさせられないから仕方なくついていく子供。着いたら着いたで波に乗るカッコ良い俺様を見てないと怒るんだろな、こう言う人は。としか見えずw
すんませんが父親だけが楽しんで、妻子をコキ使っといて勝手に「家族サービス」と思い込んでる…というDV家庭あるあるパターンが頭をよぎりました。他人に相談しても最後は「少年の心を持った素敵なダンナ」で封じ込められてしまう、という薄ら寒い結末も含めて。
嫁が奴隷。
↑
こんな感じで、サーファーの嫁が初心者を一人でいかせるのは危険だしサーフィンのあとは疲れて運転させられないし私は奴隷じゃないと反発したり、男がやるなら文句言わんくせにと男が反発したりでまた波乱な訳だが。
これを見て私は純粋に、めっちゃ寒そう冬の海辺に突っ立ってるのは嫌だなぁ、凍えるし子供か自分が風邪ひくしあかぎれできるで、サーファーはスーツに放尿すると聞いたけど妻はトイレどうするんと思った。
多分これを見て素敵こんなことをやりたいなーと思う女は少ない、つまりこのCMは妻子をつれて趣味をしたいお父さんに訴えかけている。
考えてみたら車のCMはお母さん二の次でお父さんに訴えかけているものが多い、普段の買い物はおかんでも車の決定権はおとんが握ってるんやなぁとしみじみと思った。
見たもん、買い出しに行く前だから、君二時間くらいそこにいるよね?
ふふっ…別に不審者扱いしてないから!ふつう!ふつうに気になって聞いただけ!
で、なにしてんの?
え?
なにもしてない?
…ふーん、そう…
なーんか、つまらなそうにしてたからさ。嫌なことでもあったのかと思って、声かけたんだ。
なにもないなら、うち来る?
あ、うちね、この近くで喫茶店やってて。
サーファーとか海水浴の客相手にしてんだ。今なら君一人くらい増えたってかまわないよ。
来る?うん、いいよ。
このくらいの、少し夏が後ろ姿をみせだす時期が一番好きかなー。
…?ん?なに?
え、見てたじゃん、なに??
…ふふ、変なの。
あ、あそこ。うちの喫茶店。「カフェParadiso」。無駄にかっこいい名前がやなんだ…。
うん、いいよ。お腹すいてるでしょ?
一緒に食べよ。
なんかもっと、色々話がしたいしさ。
嫁が幼稚園のLINEグループに入っているそうなのだが、若いママさんたちの会話の速度についていけないとぼやいていた。
例えばとあるママさんが何か活動報告をすると、若いママさんからのお礼と賛美が即座に並ぶのだそうだ。
その辺はある程度テンプレ化されているのでさほど大変なことだとは思わないのだが、問題はそこに差し込まれる確認案件だそうだ。
ママさんたちと会話をしていると、「ところで○○用意してくれました?」と突然ぶっこまれることがあるらしく、聞いてみるとグループに書いておいたのですが、、、的な反応。
言われて見返すと確かに書いてはあるのだが、前後にお礼賞賛の大波が押し寄せている中でとてもじゃないが下の子を見ながら確認している余裕などないらしい。
かく言う自分も会社で使っているLINEグループで同様の経験を味わっていて、若い社員のその辺の取捨選択力ってすごいなと思う。
SNSネイティブにとっては軽く乗りこなせる波なのだろうけど、誰かもうちょっと乗りやすいサーフボード用意してはくれいないものだろうか。
さっき、「増田さんみたいに白米を食って出すだけの穀を潰すマシーンつまりは穀潰しでも楽しそうにやってる増田ってどうすればいいですか?」という質問をいただきました。
質問というか女子会的侮蔑の視線で覚悟完了って感じですが、掘江 罪子さんって素敵ですよね。
しかしせっかくなので、穀潰し的増田投稿のコツやテクニクーをご紹介したいと思います。
穀潰しは怖くない!みんなもやってみよう!
増田投稿で大切な事は、出来る限り著者のインパクトを薄くすることです。
可能な限り記憶に残らないような、個体を識別する記号を薄くするような、強烈な語尾や判りやすい識別子は外しましょう。
圧倒的多数のエロゲーの主人公達と同じように、読む人がそこに投影できるような「ぼんやりとした感じ」が大切です。
右を向いても左を向いても叩かれる、カラスを白いと言ってもイイネ!される状況というのは意外にあるものです。
反発させる、共感させる、馬鹿にさせる、優越感を持たせる、粗を探させる、思い出に浸らせる、自分語りをさせる、
ノーバン始球式でもアートメーク被害でも、引っかけた後にそれを罪悪感無く吐き出させる。
なんにせよ、つい一言いいたくなるような構成や主張が不可欠です。
匿名です。色や味は一発勝負のスパイスであって、一貫した主張を求められることもありません。
XXXさんがAAAについて触れているから、と判断する読者は存在しません。
過去の自分のスタンスも、現在の自分のポジションも無視して構いません。
ただし、無記名匿名であるからこそ、可能な限り罵倒等の口汚い言葉遣いは慎みましょう。
増田は「楽しく」日記を書く場所であって、呪詛や落書きを残す場所ではありません。
内輪すぎれば匿名での個人攻撃感は強まりますし、誰にでも伝わるネタでは拾ってもらえません。
イケダハヤトを知らずんばネットサーファーにあらず、程度の視野狭窄感がベストです。
世間では無風だがはてな村でホット、本音を正論と言い換え、差別を巧妙に小町話法に書き換える。
増田を読むのは、たまたま通りかかった一般人ではありません。村民です。
まあ、結局の所、ホッテントリ入りしたところでせいぜい数百、伸びても1000ってことは、吹けば飛ぶような数字です。
人気なんて陽炎みたいなもので、それを追っても良い事なんて一つもありません。
必要なのは匿名で日記を書ける場所であって、気軽に穀潰しになる勇気です。
おわり
なんで、吉本ユータヌキさんは、idがhorahareta13だったり、@gonnakill_utaだったりするんでしょう。
u_tanukiとかが良いと思うのですが、なぜベストを尽くさないのか。
学歴を開陳する。
どうも小卒のネオトナ、おっとneowotonaです。
それもこれも糞親父のせいです。突然会社を止めてアメリカへ行くと言い出したのが小学校5年生の時。兄は高二、姉は高一、姉は中二でした。兄や姉が防波堤となり、父の頭のおかしさはあまり僕には伝わってきませんでした。父ちゃんおもれー、とか思ってたくらいでしたから、ぼくはその当時アメリカへ行ける喜びの方が大きかったです。兄、姉に聞くと、母ちゃんは当時よく泣いていて実家に子供をつれて帰ることも考えていたそうですが、ぼくはちょー幸せでした。
アメリカに着くと、知り合いに頼んでキャンピングがーを借り、ロサンジェルスの近くを起点とし、いろいろな地域を巡りました。でも、自分にしてみたらどこもアメリカだったので、兄や姉に当時の話を聞いてもさっぱり覚えておらず、驚くことばかりです。ただアメリカのダイナーで食べたベーコンとエッグのブレックファストの美味さと、なんだかよくわからないお店のステーキの味だけは鮮明に記憶しています。
生活の基盤はサーフィンでした。毎日海辺へキャンピングカーを止め、サーフィンをするのです。子供の頃からやらされたので、僕もなかなかのサーファーになれました。
はっきり言って、26くらいまではずーっと糞親父がっと思っていました。
でも、いまサーフィンで飯がくえているのは親父のおかげと感謝しています。
では、残りの1人はぼくのことを何と言うか?
そう、ハゲと呼ぶのだ。 ツルッツルッではないが、年々髪の毛が薄くなっている。
20代中盤から、前髪がある一定ラインから伸びなくなってしまったのだ。
こんな男は嫌だ!ランキングを見ると、たいていデブとハゲはランクインされている。
おお、なんてことだ。
これではモテるはずがない。
19歳(現在30代)から彼女がいなかったことがないくらいだ。
もっといえば、2股3股としていたこともあるくらい。
だって?
舌の根も乾かないうちに2股3股とはどういうことだ!
ただ、ぼくの「モテ」とあなたの「モテ」の感覚が違うだけかもしれない。
ぼくが思う「モテ」とは、その場にいるだけで、女のコの目がハートになる状態のことだ。
わかりやすくいうと、キムタクだったり、福山雅治だったり 、小栗旬だったりの色男のこと。
あなたのまわりにもいるだろ?そういう男。
鼻っ面に猫パンチしたくなる気持ちもよくわかる。
そういう何もしなくても女が寄ってくる状態のことを、ぼくは「モテ」と呼んでいる。
つまり、どう転んでもぼくやあなたは「モテ」からは外れるわけ。
「モテ」から大きくコースアウトしてしまった、デブでハゲなぼくがどうして女に苦労しなくなったか・・・
古くは、「前略プロフィール 」からはじまり、「モバゲー」に「gree」に「mixi」と時代は変わり。
今では「アメブロ」だったり、「Twitter」だったりを狩り場にしている。
と、思ったあなた!いや、「思えた」あなたと言い直しましょう。
あなたは99パーセントの確率で、男性の上位50パーセント以上の外見を持っています。
どうぞ、ブログを読むのをやめて、街に出てナンパしてください。
その方が手っ取り早い。
ぼくが書くのは、下位50パーセント以下の方が、女に苦労しなくなる方法です。
どうあがいても街でナンパしても、まったく相手にされないような人向けなわけ。
上位50パーセントは、街でナンパした方が話が早いので、そちらのスキルを磨いてください。
http://d.hatena.ne.jp/clubtropixxx1/
http://vippers.jp/archives/6705614.html
この辺がおすすめです。どうぞ。
さて、長くなり、到底「自己紹介」 とは呼べるものではなくなってきました。
続きは⇒また後日。
ファッションが無頓着で、決断力がない男は明らかに嫌なようだった。
(当方、30歳代半ばですが、洋服はジーンズメイトやライトオンで買うのが気楽で好きです。
洋服はそこ中心に買ったものでも全然いいけど、30代半ばのええ年したおっさんが洋服のTPOにおける使い方が分かってないと、一緒に居る人まで頭の程度が低いように思えるね。例えば山とか海とかに行くならジーンズメイトモノでもいいけど。街の中を一緒に居る時に生地の表面が悪くて体のラインがみっともなくなるのは、ジーンズメイトに行った時ですら店員さんと話して買ってないってことだから。それはコミュ力低い=頭悪い雰囲気につながるよね。はたから見ると「あのカップル頭悪い」ってセットで見られてしまうわけですよ。彼女が物凄く華美だったら別だけど。
別に高いものを着ろとは思わない。ただ、シャツの襟首のあたりは見た目きれいですか?その服は今日の目的に敵ってますか?と自分でアセスメントすらとれなかったら絶望的。
デートだったら仮にも大事な人と過ごす時間なんだから、一緒にいる人に心地いい時間や心地いい人生を送ってもらいたいならそこら辺気を使うべき、もしくはおうちデート中心にすべき。
pikoとか安物似非サーファーの代名詞のようなロゴが入ったのなんかをお金の無い若い子が着てたり老人が使ってるのはOKだけどあなたの年ではアウトだ。元増田がそういう人じゃないこと祈る。
で、デート先は好奇心いっぱいに○○に行きたい!とか、別にそんなに気負わなくたっていいと思う。
寧ろあなたの趣味に乗ってあげようとしない閉塞的な彼女だったんだから別れて正解だよ。
俺は時代サーファー。
新時代に備えて調子ぶっこくぜ。
(≧∀≦)ノフレ───ッ!自分。
なんでもかんでも糞やばくね?
甘い蜜柑がいいよね。酸っぱいのはどうもだめだわ。
昔は好きだったんだけどね。スッパイの。
いつのまにやら嫌いになってた。俺もオトナになったんだなぁ。
梅干とか好きだったなぁ。昔は。
昔話をするような年頃になったんだねぇ。
大声で叫べばロックンロールなんだろう?
そんなクソみたいな話なら沢山だよ
それがなんなのかなんてどうだっていいから
目の前の景色を全部塗り替えるのさ!!
そう、ぬりかえろ、歴史をぬりかえろ。
ぬーべーになれ。邪気眼を発揮しろ。
どうしてそんなに命令口調なの?
誰も話さないから?くだらねぇって。つまんねぇって。
彼らの世代のロックバンドが時代を変える。
時代を越えていけ。新しい時代にいけ。
結局何が大事かって、つまんねぇって、くそったれだって、
オレオレ詐欺。やっぱりね。楽しいことは持続していかないとね。
反応が楽しみでやってるって所も確かにあるんだけどね。
全く、いらないものが多すぎる。一定期間頑張ってりゃそれでいいでしょ。
夢みてOKそれでOK ああ 月日は矢のように過ぎて
思い出だけ綺麗になるそれだけじゃ寂しいのさ。
それでいい、それでいいんだ。
とにかく文章を書いてないと落ち着かないくらい、文章中毒になりたい。
もう、うるさいくらいに。喋りまくる猿のように。
なんでもいいから書きこんでやる。思ったこと全部書きこんでやる。
なるほどこれは手ごわいな・・なんでもいいんだよ。要するに。
毎日がエブリデイなんだよ。面白いwwwwwwwwwww世界が面白いwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そんなことを呟けば、彼は帰ってきてくれるのだろうか。
意味不明でもいい、書き続けるんだ。(≧∀≦)ノフレ───ッ!俺。
応援者ならひとりだけいる。俺自身だ。
地震だぁあああああああああああああああああ
どうでもいいけどカプチーノを飲ませてくれよ。
水筒を飲ませてくれよ。俺は酒も煙草もやらねーんだよ、畜生め。
くっだらねぇって、飽きんなって、それでもいいからぶっ飛ばせって。
目の前の景色を全部塗り替えりゃいいんだろ、簡単な話じゃないか。
時代の流動を感じていけ。
元気を発揮していけ。
俺は俺だ。悲しみを越えて。
ダッシュアンドダッシュ。 スクラップアンドスクラップ。
さっきついだ麦茶をドブに捨てるよ。
札束燃やして寒さを凌ぐよ。
そんなリッチマンなことは僕にはできないよ。
僕はただポリスマン●ック。
●に入る文字はもちろん「ま」だよ。
ほんとだってば!!!
だってヴぁ!!
うーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まんぼ!!
古い?知るかよ、いってこいよ、地の果てまで。
どうでもいいから吹きとばせよ。
なんでもないようなことが~幸せだったと思う~んじゃないのかよ。
どっか一つ輝く色を探すんだよ。
宛のない旅だよ。つまんねー話だな。
つまんねぇって、くっだらねぇって、そんなの分かってるよ。
なんでもいいから吹き飛ばすのよ。分かってる振りをするのよ。
一人で稼ぎまくるのよ。お金死ぬほどあって退屈するくらいに。
もう、なんでもかんでもオール( `д´)b オッケー!な感じですね。
何を喋ってもいい感じですね。浮かれて浮かれて。
アメンボじゃないんだから。
もう、僕ったら怒りんぼ。
フレーズ一つでも気に入ってもらえたら最高。
どうでもいいけどねずみーまうすに挨拶してこいよ。
分かってんのかよ!!知ってんのかよ!!
人を殺して苦しくないのかよ!!むしろ楽しいな・・・
ブッ転がす!!天皇ぶっ愛す!!
全く、ふざけた連中だぜ。つまんねぇって、くだらねぇって、
何度いっても何度行ってもくっだらねぇって、
笑えてくるくらいだよね。どうでもよすぎるよね。
なんだかんだで長いよね。楽しいよね。
楽しいことがいっぱいいっぱいでお腹も心もいっぱいいっぱいで、
空気を思いっきり吸うのさ。麻薬より素敵な脳内エンドルフィン。
さぁ、そろそろお開きだ。お開きの時間だよ。
東方界隈で時々言われている「東方をシューティングとも知らないニコ厨うぜえ」と言う者がある。原作を良く知らないのが暴れまくっているという見方である。でも自分の経験だと東方関連で動画がトラブった場合の殆どは「シューティング」関連なんだよな。だから「ニコ厨はシューティングとしての東方を知っているが故にトラブルになりやすい」のではないかと思う(もしくは古くから知っている人もそうかもしれない)。で、時々問題になる「無関係の動画に東方コメが沸く」というものはこれに関連しているのではないか?例えば御三家を連想させるものを挙げると
アイマスの場合は「無個性」「穴掘り」「眼鏡」「年増」「巨乳」「貧乏」「凸」「お嬢様」「沖縄」「ゆとり」というキーワードからはアイマスを連想する事は不可能。キャラを特定するには一般的すぎる概念だからだ。アイマスを連想させるには可愛い子が3DCGで踊らなければならない。もちろん可愛い子が踊るゲームというのは他にもあるが、動画視聴者は「可愛い女の子が踊る」というコンセプトをわかって見ているので、誰かがアイマスを連想したコメントをしても想定の範囲内で収まる。
VOCALOIDの場合はどうだろう。ただのアイスを扱った動画にKAITOファンらしき広告を出すという話は聞いたことがあるし、レスリングシリーズ関連でも餡掛けチャーハンの料理動画が被害を被っているのは知ってるがその他に「無関係の所に沸く」というのは考えにくい。ボカロがカバーして原曲動画に視聴者が逆流するのは「無関係」とは違う問題だしな。
前の2つと比べると、東方を連想させるのは非常に容易である。上にあるのは全部自分が見た「東方とはこれっぽっちも関係ない動画」に東方を連想させるコメが沸いた対象である。つまり「敵が弾を沢山出す」ものは全部想起の対象となりうる。例えば「ジョジョの奇妙な冒険」のゲーム版では「スティーリー・ダン」との戦いがシューティングであるが、縦シューでもないし、弾幕を見せるタイプでも無いのに連想コメントが多い。4部の主人公の苗字も関係しているのかな。「I Wanna Be The FanGame」の場合はシューティングですらなく、でかい顔のバケモノが画面狭しと動き回り弾を吐いているだけである。
もしニコ厨が「東方はエロゲ」という認識ならば、シューティングなんて知ったこっちゃないのだから弾を見ても東方とは思わないだろう。むしろ「ノーマルノーコンしなければにわか」とか言う圧力にかられて、やりこんでる人が多いのではないのだろうかと思う。
(サッカーの新規ファンが、古参に「ミーハーうぜえ」と言われ、知識の詰め込みに励む構図と類似)
そのやりこみの過程で会話シーンはスキップされキャラの印象は薄れ、「弾=シューティングの東方」の刷り込みが繰り返され。弾が発射されると何でも東方に見える人が増えてきたのではないか。弾を吐く敵が出るたびに東方をNGに放り込む作業をしている自分はそう思う。
私は結構flashについて知識がある。私が始めてトレーニングコースでflashについて言及したのが何時だったのか覚えていない。それ以来、flashはトレーニングコースの一部となっている。
しかし、トレーニングコースで人にflashについて話していても、私は実際に自身のページの中には使っていなかった。フリーランサーとして明らかに、日常の仕事において、私の顧客が使っているテクノロジーが何であれ、それを使うことを余儀なくされる。私はまだ、flashを既に使っているプロジェクトの仕事を受けていない(私は数人の顧客にflashを使ってはいかがと勧めているけれども)。
私自身のページは別だ。そのページは主に私のサイトである。最近まで、それらのどれにもflashを使わなかった。flashを使った私の最初のリリースは、なんだったろうか。始めからflashを使った新しいサイトだ。しかし、結局のところ、flashが適切である場所ならどこでもflashを使うように、遡って既存のサイトをリファクタリングしたくなることが分かった。
近年Google Mapを使い、AJAXがいかに素晴らしいかを面と向かって私に語る人々の一週間に付き合わされた。そして、歯を食いしばってリファクタリングを始める時だと決心した。
私が試みた次のサイトがフォトギャラリーのためのサイトだった。2つの理由のため、これを選んだ。第一に、それが正に見た目重視の重いサイトであるから。画像の初期読込みを別にして、このレスポンスの悪さは出来るだけ見栄えのよい画像を表示するために存在する。これは非常にflashと相性がよい。事実、flashを使うようにリニューアルすることは、トラヒック削減の主なケースだった。第二に、もっと実際的なことだった。つまり、私が知っている限り、このサイトを使っている人はいないので、私が何かを壊しても、私を罵る群衆がいないであろう。
そのリニューアルのいとも簡単さに感心したので、私はメニューに移った。この部分は、私の最初のサイトより存在していた、特別な思い入れがあった。それが特別便利とは思っていない。そのデザインは非常に基本的で、私が元々これを書いた最初のサイト以外には、どのサイトにも使っていない。私は屡々新しいテクニックを試すために、それを使用している。8月9日にバージョン2.00をリリースした(その実装の変更は、メジャーバージョンナンバーを上げることに相応しいと思った)。
昨日、私はflash使用を止める要望のRTチケットを受取った。そのチケットは、いろいろな使用(そのチケットでは、テキストベースのブラウザでの使用にも言及しているが)に対して、flashによって加わった更なるオーバーヘッドが受け入れ難いパフォーマンスの打撃になっていることを明らかにしている。
私はこれをどのように克服するか分からない。一デベロッパーとして、私はflashの使用が好きである。flashは、動的なUIのページを書くことを容易にする。私は、翌年以降年々、Webデベロッパーはflashを使っていくだろうと考えている。もし、あなたが既に充分に複雑なことを HTMLで書いているなら、flashを使っているページを使用するチャンスである。時が経つにつれて、flashに依存するページの割合は増加するだろう。しかし、小さなアプリケーションに対して受け入れ難いパフォーマンスの打撃があるならば、デベロッパーが使っていないflashを強制することはいいことだろうか?
これをもう少し熟考するまで、私の作物をflashに移動させる計画を保留したいと思う。しかし、私は他の人の意見を聞きたい。あなたがサイトオーナーなら、あなたのページでflashを使用することを考えているのか。あなたがWebサーファーなら、 flashを無理強いするページを避け始めているのか。
あなたの考えを教えてほしい。
事実誤認もあるかもしれないけど、噂になっているものも含め伏線を拾っていく。
8/2
女性が死亡し押尾学が関係者として事情聴取されるとともに麻薬取締法違反の疑いで逮捕された。
女性が死亡したとされるマンションはピーチジョン代表野口美佳が契約しているものだそうだ。
PJ社長は浜崎あゆみや、吉川ひなの、そして堀江貴文などと親交がある。
8/2深夜
元清純派アイドルで台湾などでも人気ののりピーこと酒井法子の旦那が職務質問の末麻薬取締法違反で逮捕される。
のりピーは10歳になる子供を旦那の愛人ともされる友人に預け行方不明。
旦那の親族から捜索願いがだされる。
自称プロサーファーの旦那はスキーショップジローの経営者の子息だ。
のりピー夫妻とは、木梨憲武・安田成美夫妻、木村拓哉・工藤静香夫妻、江口洋介・森高千里夫妻、河村隆一などが交流があるといわれている。
時をさかのぼること1ヵ月
7月17日山口組系構成員、酒井法子の実弟、酒井健容疑者が麻薬取締法違反で逮捕されている。
これは推測だが、弟が逮捕され内定をしているところに、お塩がへまをしたので身柄を確保するために動かざるを得なくなったのではないか。
地方の選挙には左右されないとしながらも、7月21日衆議院が解散された。
風が吹いていると表現されているが、衆議院総選挙では現職を離れる議員も通常より多いことだろう。
この政治的な変動によりいままで政治的な配慮により手をつけられなかった山、未解決にされてきた島がその背景からの変革により今後大きく動き出す可能性がある。
時をさかのぼることさらに1年
アメリカの名門投資銀行リーマン・ブラザーズが倒産した。
余波は日本にも及び多くの金融から製造業までもが斜陽産業になった。
さらにさかのぼること数か月
リーマン・ブラザーズは日本の総合商社丸紅を絡めた400億にも上る巨額詐欺事件に巻き込まれている。
さらに元をたどると…
よきにしろ、悪しきにしろ今は変動の時代である。
風が吹けば桶屋じゃないけど、次はどこに波及するだろうか。
、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
/⌒` 三ミヽー-ヘ,_
__,{ ;;,, ミミ i ´Z,
ゝ ''〃//,,, ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
_) 〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
>';;,, ノ丿川j !川|; :.`7ラ公 '>了 大企業はつぶれにくいって?
_く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;) 増田 それはゼロ年代以前の話だよ
く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
):.:.:.:.:|.Y }: :! `二´/' ; |丶ニ ノノ 逆に考えるんだ
) :.: ト、リ: :!ヾ:、 丶 ; | ゙ イ:}
{ .:.: l {: : } ` ,.__(__,} /ノ つぶれまくる中小を渡り歩いてく
ヽ ! `'゙! ,.,,.`三'゙、,_ /´
,/´{ ミ l /゙,:-…-~、 ) | サーファーみたいなサラリーマンもいいさと
,r{ \ ミ \ `' '≡≡' " ノ
__ノ ヽ \ ヽ\ 彡 ,イ_ 考えるんだ
\ \ ヽ 丶. ノ!|ヽ`ヽ、
\ \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
\ `'ー-、 // /:.:.} `'ー、_
`、\ /⌒ヽ /!:.:.|
`、 \ /ヽLf___ハ/ {
′ / ! ヽ
増田でAA記法使うと、503エラー出るんだけど、スーパーAA記法は使えるのに。謎。
おかげで縦長のジョースター卿になってしまった。
違うよ。求められているのはサーファーが波に乗るように、場の流れを読んでそれに乗ることだ。
いったい、何人が気づいているのかなー。
ボクも、弾氏も、「小学生が意地はっちゃって、ごめんなさいが言えなくなっちゃってる状態」だ - 分裂勘違い君劇場の真意にね。
みんなにこっそり教えちゃうけど、実は、分裂君はね、空気の操縦者なんだよ!!
「おまえも空気の奴隷になれ」って?「空気読め」の扱い方次第で人生台無し - 分裂勘違い君劇場
(4)空気の操縦者:空気を読み、乗りこなせるだけでなく、空気を操ったり、支配できる人。サーファーの乗る波を自ら作り出す人。(ケネディーとかヒトラーとか)
分裂君が劇場で一言言えば、おまいらなんて簡単に釣られちゃってるじゃん プギャ━━━━≡≡≡≡≡⊂`⌒m9^Д^)⊃━━━━!!!!!!
どんだけつられまくってんだよwwww
まあ、分裂君は、そんくらい空気を操っっちゃうってことだね!!おまいらは悪くない!分裂君がすごいだけ!僕も何回も釣られてるしね!w
じゃあ、さっき言ってた真意を教えちゃおうか!!
ブクマコメントみてると、「卑怯だ!」とか「ハイハイ ワロスワロス」とか否定的なの多いねーw
まあ、そんなあなたは間違ってないよ。
でも、分裂君の手の上で転がされていると見て、間違いないねw
分裂君はね、ちゃぶ台をひっくり返しても、ちゃーんと掃除できるように返してるんだよ!
今まで何回もちゃぶ台返してるじゃん!!
でもね、意味のない返し方はしないのさ!!
今回のエントリさ、たて読みとかしないで普通に読んでると、いつもと違う、ちゃんとした言葉で謝る分裂君がいるよね。
今頃、ようやく気づいて、もう手遅れかも知れませんが、
id:reponさんとid:sync_syncさん、いろいろ失礼なこと書いて、すみませんでした。
何か、根本的なところで、ボクは間違っていたようです。
いまさらながら、ようやく気がつきました。
心から反省し、深く、深く、お詫び申し上げます。
<(_ _)>
というわけで、
reponさんとsync_syncさん、
重ね重ね、今までの失礼、ごめんなさい。
今後は、もっとちゃんと礼儀をわきまえてエントリを書くようにしたいと思います。
もちろん、未熟者が一夜にして成熟する、なんてことはありませんから、
実際には、今後も失礼なことはいろいろしてしまうんだろうけれども、
そういうことが極力無いように、心がけていきたいと思います。
ほんとうに、すみませんでした。
<(_ _)>
分裂君はね、本当に反省してこの文を書いたんだよ。彼はね、本当は小学生なんかじゃないんだよ!!
本当の小学生は、「間違ったことにごめんって言えない人」なんだよ!!
本当の小学生だったら、こういうときは、「開き直って言い訳始める」とか、「怖くなって逃げちゃう!」とかしちゃうものなの。
でも、彼は正々堂々みんなの前で、自分の言葉で、「ごめんなさい。ぼくはしょうがくせいでした」って言ったじゃん。
それはね、小学生じゃなくて、ちゃんとした大人だから言える言葉なんだよ。
しかもね、彼はね、「ごめん!」を言っただけでなく、彼のマッチョな友人「ダンコーガイ」にもお土産を残していった。
今回の件はね、そもそも、分裂君はあんまり悪くないわけさ。でも、声の大きなものとして、あおってしまった意味で、罪はある。
それを今回は謝っているよね。
でも、もともとは、ダンコーガイの失言「repon氏の年収分を賭けてもいい」が原因なわけさ!これは分裂君も暗に言ってるけどね。(http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080305/1204689891)
いくら強調したいとはいえ、公の場での発言としては配慮が足りないよね。
だけど、どうも話がこじれて、そのダンコーガイの揚げ足を取るようになっちゃってきて、しかも、お金とか祭りが好きなヒトまで乗っかってきちゃって、ダンコーガイがなんとも出にくい雰囲気になっちゃったわけさ。
だから、ある意味共犯者の分裂君がダンコーガイに助け舟を出したのさ!
先に謝る人がでれば、次に謝る人も出やすいからね!!
さっすが!!大人は違うね!!!
さて、この真意を汲み取った上で、マッチョな小学生「ダンコーガイ」がどう反応するのか、とても楽しみ!
分裂君は小学生であることを認めたことで、みんなに「私は小学生とは違うのだよ、間違えたときは素直に謝るのだ!!ハッハッハ!」と見せつけ、さらにdankogai氏を応援するという小泉さん顔負けの「劇場」を見せてくれた。
ここまできたら、分裂君はもう完全に風を操るナウシカだね!
(「おまえも空気の奴隷になれ」って?「空気読め」の扱い方次第で人生台無し - 分裂勘違い君劇場にナウシカのことも書いてあるよ!この場合は、実際のキャラクターのほうだね。映画のナウシカだと思ってる君は、漫画を読んだほうがいいよ!全然意味違うから!)
「404 Blog Not Found」は今も更新を続けているので、「ダンコーガイ」がこの騒動に気づいていないわけがない。
「ごめんなさい><」って言うのをためらっているのか、
「おまいらザコにごめんなんか言わないもん!」って開き直った小学生なのか、
それとも、「ごめん!」を言った上でさらっと福沢諭吉も出しちゃう男前なのか、
はたまた「ごめん!」しつつも「でも、そんなことでは払いたくないの。○○やったら払ってもいいかも!」とか言い出しちゃうのか!
とってええええも、楽しみ♪
そろそろなんか言うんじゃないかなー?小さい傷も、早く手を打たないと致命傷だよ!
ってことで、じゃあ、召喚呪文唱えちゃいますか!!
せーの、、、
ググレカ・・・じゃなかった、
「教えて、ダンコーガイ!!」
激しい喉の乾きで突然目が覚める。枕もとの煙草とライターをまぶたも開けずに手に取りカサカサに乾きあれ果てた、割れ果てた、唇にくわえ火を付ける、ここまで3秒だ。
ふた息ほど肺に送り込み喉の乾きが最高調を迎えてから立ち上がり、冷蔵庫の中のうんと冷えたコカ・コーラの缶を開け、流し込むように飲む。
ようやく意識がはっきりと戻ってから今が朝か夜かを確認する。僕は起きた時はここまでしないと喋ることも考えることもままならない。起き抜けの煙草と飲み物、ここまでが見物。この2つで僕はやっと僕という存在になる。察するに今は夕方、だいたい4時といったところか。部屋の中を見回してもいつもと変わった様子は見られない。脱ぎ散らかされた服、いつもどうりだ。汚くて狭い部屋。その通りだ。僕の部屋を末期症状と呼んだのは誰だっけか、そろそろ掃除のしどきかもしれないな。
とりとめのないことをそこまで考えたところで、僕は自分が泣いていたことに気づいた。いや、正確にいうとさっきまで泣いていたのだ。足元に転がった鏡に顔を写し、見ると目の下に涙が乾いた跡がある。それは、とても妙なことだった。なぜなら泣かなきゃならない理由がない、思い当たらない、仮に嫌な夢や怖い夢。憶えないよね?見ていたとしてもそれは妙なことに分類される。僕は眠れば必ずといっていいほど夢を見、またそれをことごとく覚えているという割合特異な人間なのだ。特別何もなくても、何はなくとも、何かの拍子に涙がこぼれることがあるのだろうか。窓の外では子供の声がする。今、何時?汝、そういえば僕は寝る前、何をしていたんだっけ。
僕は、なんで泣いていたんだろう。僕は何してたんだろう。ねぇ。
TRACK2
何年前?5年前。
僕は浪人生だった。とある大手の美術の予備校に通っていて、それなりに志を抱いてもいた。一体、僕の志って何だろう?愛称は「ダル夫」、同時にそういう悩みを抱え始める年でもあったのだが、最初、風向きはすっかり僕にあるような気がし、そして何かが僕の思うとうりに、旗幟、動きはじめるそんな気がしてもいたのだ。単純に浮かれていたといってもいいのかもな。
その年、僕が夏の捕獲に成功したのは5月ごろだった。
「何してるの?」
「昼寝しようと思って」
「あ、そうなの」
あたりさわりのない会話の中でもとびきりあたりさわりのない、言葉を交した。裃から下。僕は臆病な割にはずうずうしい人間なので、誰もいない屋上のベンチの彼女の隣に座った。これから寝ようとしてる時に、よくしらない男に隣に座られることがどのくらい嫌なことかなんて気に、考えたこともないし、考えてもよく分からないし。なので考えないけどどういう訳か彼女は眠った。
時計は2時を回り僕の居る建物の廻りでは人がせわしなくぐるぐると回る、その証拠にたくさんの音を巻散らていた。カサカサと葉擦れの音。聞こえ出すと。彼女の少し茶色い髪もさわさわとなびきだすのです。とたん、工事現場の騒音も人びとの喧騒も、不思議と遠のき、何も、聞こえなくなってしまった。僕はなんとなく彼女の髪を撫でた。訳もないけれど。
僕は何も確かなことは分からなかったけれど、ショートカットの彼女の髪の暖かさと連動。この世界に、やがて、ほどなく、やってくる季節のことをそっと教えてくれた。
僕は鉛筆をカッターナイフで削る。これは僕にとってとても落ち着く行為なのだ。何故か。別に僕が文明の利器を忌み嫌い、しつこくアナログにこだわっているというわけでもなく、純粋に絵を描くためには、そのためには、字を書くときに比べ長い芯を必要とするだけの話だ。
どういうわけか、というわけで。僕は鉛筆をカッターナイフで削っていた。全部で30本くらいは削ったんじゃないだろうか。この時は時間潰しのつもりで筆入れの中の鉛筆という鉛筆を削ってしまおうと思っていたので、だので、むやみに使うあてのない鉛筆を中心に削っていた。
僕の座っていた場所、もう人の通ることのなくなったアトリエの前の廊下。普通はこの時間はアトリエの中で一生懸命になっているものなのだが僕はそこにいた。ふとした拍子にドアが開き、見覚えのある髪の色が目に飛び込んで。時、綻んで。
「描かないの?」
その髪を知っている。
驚いたことに、僕は隣に座る彼女の名前さえ知らない。驚愕に値。なのにこうしてもう随分と話をしている。
彼女も自分の鉛筆を削っているが、並んでこんなことをしているのは、なかなかどうして変なものだ。僕はもう指が痛い。意味あんのか、だいだい。
「カッテぇなこれ」
「貸して、こういうのは…ほら」
と、その髪。
「うまいね」
鉛筆の木の部分を大きく削り取り芯を露出させた。彼女にそう言うと少し得意そうだった。6Hの鉛筆ともなると、異様に固く、尖らすのにも苦労するのだ。
「ねぇ、ご飯食べないの?」
「うん。俺はあんまり減ってないからいいや。食べたら?」
「…わたしもいいや。お昼ご飯とかっていつも食べないから」
「そう」なんて言っていいか分からなかったからそう答えた。
僕も彼女も結局絵なんて描きやしなかった。なんだか知んないが、かったるくなってしまったのだろう。
その何日か後。僕達は1度だけデートした。
TRACK3
J子さんの髪の色には変化、少し変わった。どのへんが?あそこのへんが。あ、そこらへんか。
彼女は僕よりも歳がひとつ上で。その上でそのせいも有るのか無いのかそれは分からないけれど、ときおりお姉さんぽい態度をとろうとした。しかしながら、彼女は僕と同じ年度に卒業している。留年したからだ。入院したからだ。とにもかくにも、彼女は何となく僕に世話を焼いてくれてるようだった。
彼女の作ってきてくれたお弁当を一緒にたべながら、僕は彼女に好意を感じたが、それははっきりした形をとる様なものではなかったし、言わなければいけないのであろう一言が僕にはどうしても言えなかったのだ。あるいは彼女はただ親切だっただけなのかもしれないのだし。シット。
何月だったか忘れたがとりあえずは冬のとても寒い日だ。ラッシュアワー時よりはいくらかは空いた、電車から降りてきた僕はそう急がずに改札をくぐり、彼女の姿を探す。姿を捕捉。細かい位置まで指定しなかったのに、彼女はきちんと分かりやすい場所にたった今定刻どうりに立っていたわけだ。
「ごめんね。待たせちゃった?」
「ううん。そんなに待ってないよ、さっき来たから」
「来たね」
「来たよ」
僕はそう答えて微妙な顔つきをした。
なぜ僕達がこの朝などに待ち合わせをしたのか。といういきさつはこうだ。前後するが戻る。
この頃僕の足は予備校から大分遠のいていて、ほっといてたまに行く程度になっていたのだが、たまたまクラスの奴(ボケ)が僕のことを学校に連れて来いと彼女にちょこっとほのめかした。軽い冗談ぐらいにしか僕は考えいなかったのだが、帰りがけ彼女はこう言った。
「何時にする?」
僕は驚く。
「早目に着くようにしよっか、そしたらいい席取れるし。わたし達来るのとても遅いでしょ。だから、変な場所でばっか描いてるから、やる気にならないんだよ。8時じゃ早いか、8時15分は?早すぎる?」
早過ぎるし、展開早過ぎるし。早く過ぎるシーン。
「がんばるよ」
彼女の乗る電車はもうすぐホームに入ってくる。それを知らせるアナウンス。
アーッ、アーッ。…イエスッ、プラットフォーム、ナンバシックス、まもなく打診。
「ちゃんと来るんだよ。いい」
アーッ、アーッ。ンンッ。…イエスッ、プラットフォーム、ナンバシックス、まもなく打診。答えはアイ、シー。
ネクスト・デイ、という呈。
2日目の待ち合わせも同じ時間・場所で行われた。まるで口の中にドライアイスでも入ってるかのように白い息がもわもわと凝固せず出る。当たり前のような話、僕はそんなもの食べたくない。けど、でも。あたりの人という人の口からも同じように白い煙が出ても、誰ももうドライアイスなんか食い飽きたとは言わないので、僕も不平不満を口からは出さなかった。出したのはまさに白い煙だった。
腰の絞られた濃いグレーのピーコートのポケットに手をつっこみ、眠い頭と当惑する気持ちをこさえ、彼女を迎え、姿を残さねぇ。そんな背が高くないというよりは小柄と言ったら正しいくらいなのに、彼女はロング丈のコートが意外に似合った。
と彼女と翳す手。
「そりゃね」
と僕。
言葉少なにそう歩き出す。
「こうやってお互い待ち合わせればきちんと行けそうだね。こういう風にしてればわたしも行くしかないしね」
「俺だって早く起きないわけにはいかないもんなぁ。7時くらいに起きてんだよ俺」
「えらいじゃん」
初めからそうだったけど僕達は相変わらず言葉少なだった。けれど、淡々としているというわけではないのだけど、大はしゃぎするふうでもない。笑いはしても、腹を抱えてゲラゲラと笑うなんてことはなかったようなという記憶で。19才になったばかりの僕と20歳の少女、差異があると、「サイ」が変わるの。そう彼女は20才になっているにも関わらずその印象は少女のままだった。その2人がこんなにも、まるでうっすらと積もった雪の上を静かに歩くように言葉を交すことは、僕にある風景を描かせた。
描く、書くと。
その風景とはこうだ。
(ムーボン、ムーブ、オン。見えるか、聞こえるか。始まるぞ、濃そうな妄想のシーン。)
陽の光がとても弱々しく感じられる。風が強いせいか肌寒い、ここは何処だろう?
見慣れた風景と感じるのはきっと有るものがすべて決まりきっているせいなのだろう。僕はここが何処か分かった。学校、おそらく高校だ。びゅうびゅうと風が空想の怪物の呼吸みたいに聞こえるので僕は心細くなりフェンスにしがみつく。その僕の指を固く食い込ませた金網の向こうに彼女が見える。小さくしか見えないが僕の知っている彼女は僕だけが学校と分かり得るぐらいの小ささで建つ建物と僕の中間に立っている。なぜか僕も彼女も制服を着ている。バサバサと髪が巻き上げられ服の皺がとたんに生命を持ったように暴れる、風が僕達の世界の全て、有体から思念体、一切合財何もかもを飲み込もうとしているみたいだった。
「 」
僕は胸が潰れそうになって必死に彼女の名を呼んだけど全てかき消されてしまい、届かない。すると、髪を服を草を巻き上げる耳を裂く風の音、一切の音という音を彼女が遠ざからせてくれた。
あたりにはもう心配する事なんて何もないのだ。
けど、けれど、何で彼女はまだ思いがけず不幸に命中してしまったような悲しい顔をしているのだろう。
(ちょっと調子が悪いのか、そうか。なら、鬱蒼など晴らそうか。そのスイッチを押せ、行くぜ。)
リブート。
その後。
僕は何度か彼女の悩み事のような話に付き合ったことがある。そのたびに快方にむかったように思われた彼女も、それはしばらくするとまたがくんと調子を落とす。こういうふうに言うと冷たいかも知れないけど、そういうのはどうにもこうにも本人次第だ。何とかしたいが、したいが、悲しいけどどうしようもなく本人次第だ。SPみたいに、彼女にへばりついて、いつ降ってくるか分からない災いの流星群から守ってやることもできないし、だいたい、彼女が望むかどうかも不明じゃ現実的じゃないじゃない。
というわけで僕はただ見ていた。
その日も彼女は複雑な表情。僕はと言えば相変わらずも怪訝な顔。それらには触れられずに帰りの道を僕は彼女と歩いた。
「ご飯食べていく?真直ぐ帰る?」
「お腹も減ったんだけどそれよかコーラが異常に飲みてぇよ。どっかに自販機ないかな?」
下がる血糖値、命の危機。
「ここら辺ないね」
仕方がないので彼女の知っている店へ向かった。彼女の指差す先は目的の店の電飾で、その店はばっちりコーラが飲めたのだ。
「行く?」2本目のマールボロに火をつけながら僕は尋ねる。
食事を済ませた僕達は向かい、駅構内へ降りていく地階からは長い。長いエスカレーターに乗っていると改めて僕は彼女の横顔が視界に。そしてきっと僕には何もできないだろうなと思ったのだ。何故そんなことをこんなときに思わなければいけないのかさっぱりだが、僕はその顔を愛いと感じた。ウイ。
またホームへ電車が入って来た。けたたましいブレーキ音とまるで抜けた魂、知性の感じられない雑踏のミックスジュース、もう嫌気がさす、ミキサーから出す、一息で飲みほしてしまいたい、彼女の声が途切れる前に。耳を澄ましたが池袋駅でははっきりと聞こえない。もし今が初夏だったら。その奇跡の力ならば。
「 」
「え?」
僕は憂う。
何であの時みたいに必要なものだけ、必要な声だけ、それだけを抽出してくれないんだ。僕には必要な世界があって、そんなこと勿論はなから分かってる、多分そんなに重要なことは言ってないんだろう?僕はそんなこと勿論分かっているけれど、彼女の表情はそうは見えないし、多分そうじゃない。なんだか胸が詰まりそうだ、僕の傍、彼女の顔が無理やり笑ったみたいに見えた。胸が潰れそうだ。
「バイバイ」
電車が行ってしまったあとには言葉を遮るものは邪魔も何もない。だけどきっと遅かったんだとは思う。彼女は誰かに救いを求めたかったのだろうし、あのいやらしいノイズがかき消したのは、彼女のなんとなく悲しげな顔に含まれた聞かなきゃいけない一言だったかも知れないのに。そしたら途切れないのに。
「ふぅ…」
僕はため息をひとつついてみた。人とすれ違う。
あくまでも推測だ、多分僕の考えすぎなんだろう。
でも、僕に何かができたんだろうか。何だろうか。見当つかない、それは分からない。
ねぇ、笑ってよ。
止めてぇよ。
TRACK4
「なぁ、花火大会行かねぇ?俺の友達の女の子も来るんだけどさ」
昼ご飯時で人の多い通路に,5・6人もかたまり地べたに腰を下ろし、カップラーメンOR出来合いの弁当、貧相な食事を僕らは済ました。それぞれ煙草を吸ったりジュースを飲んだりと全身からやる気を排出していた。
「あ、俺行きてぇ。女の子来るんでしょ。何人来んの?」
「多分3人くらいは来るんじゃねぇの。行かない?」その場の全員に振るのは主催。良い返事下さい、と同意求め。
「行く行く」
「女かぁ女かぁ」
「俺は無理だな、無理無理」
めいめい自分なりの反応を示し、僕はデニム地のベルボトムのパンツで灰に汚れた手を拭きながら尋ねた。
「そんでその花火はいつよ?」
それは皆が知りたい重要な事だ。
「今日」
結局一緒に行ったのは僕だけだったとか。
僕が挨拶をすると2人の女の子も同じ要領で続けた。1人はショートカット、割合奇麗な娘。もう1人はロングのパーマの表情の豊かな娘。有体に言えばそういう子。僕はニコニコ。
「良かったね、ちょうど人数あって」
僕がそう言うと彼はあまり同意はしなかった。聞いた話によると田舎に恋人がいるとのことだ。そうは言っても毎日モチーフとにらめっこしていて大分クサッていたところなのだ、遠くの恋人は恋人じゃない。4人は電車で目的地へ向かった。話をしながら。
目的地がもう目の前という頃まで近づくと、僕とロングの娘はすっかり仲良くなった。いざそうなると最初に感じたファースト・インプレッションも変わり、「ケバイ」も「チャーミング」に変わろうというものだ。僕はそういうところが調子良いようだ。
「次の駅で降りるよ」彼の指示で僕達は降りた。
僕にとっては見知らぬ街で、駅から出たとたんに潮の香りで、満ちるような海辺の街に降り立つとダウン。僕はロングの仲良くなった彼女と並んで、先導する友達の後をついていった。途中、道で擦れ違うのは真っ黒に日焼けしたサーファー風の男女ばかりで、
「サーファーしかいないのか?もしかして」
と、誰に言うともなしに言うと、
「なんか、あたし達だけ格好が違うよね、みんなショートパンツにビーサンとかなのに」
「俺なんかめちゃくちゃ浮いてるんじゃない。Tシャツ小せぇしパンツの裾開いてるし」
「そしたら、あたしも浮いてる。だって格好似てるじゃない」
そんなことを話しているうちに波の音のするところまで来てしまった。多分、僕は相当うかれていたんだろうと思う。だって波の音がする。潮の香りもする。僕のような人間にとって、海という所は、そう簡単にほいほい来れる場所ではないので、しかもそれが、もう目の前とあっては高揚せずにいられるものか。浜辺に降りるには多少なりとも道なき道を行かねばならぬもので、僕達も慣例に従い膝丈くらいの草を踏み倒して進んだ。16ホールの編み上げブーツは砂利だろうと草だろうと蹴散らして行ける。爪先にスチール入りの頼れるタフガイは彼女の履いていたサボ状のサンダルとは違い、あちらはどう見てもタウン用なのでそれが理由かどうかは知らないのだけれど、結果、我々一行の中で彼女は遅れぎみだった。
「ほら」
差し出す手、手出して、握り返して、そのまま固く封印。
僕の手を握る彼女の手の平は汗でじっとりにじんでいた。
花火なんてない。いらない。
クラスメイトの彼は相当がっくりきたらしくご機嫌斜めでショートの娘の相手すら放棄している。その娘にも悪いんだけど、本当に悪いんだけど、僕とロングの彼女は楽しんでいた。途中で買ってきたビールを開けひとしきり、
「ちょっと海の方いってみない?」
と彼女は言った。
僕達は軽く走りだす。別に急ぐこともないのだけど何故か足早に。渚は玉砂利を転がした様な音だけをたて、波が僕の足の下にあるものを掴もうかと、否かといった感じで近ずいたり遠のいたりする。
「わ」
ふいに勢いのある波が靴のソールを濡らす。
「靴脱いで足だけ入っちゃおうかな」
「いいね、そうしようか」
紐を解いてブーツをほうり投げ、サンダルを脱ぎ捨てるとジーンズの裾を捲り上げて。ちょっと悪いことをするみたいな顔をちらと僕に見せて。確信犯の顔、隠し得ぬと、一歩、また一歩と沖の方角へ歩を寄せると、いともあっさりと捲った裾が波に晒され、「ひゃぁ」と背中を撫でられた様な声を彼女は発した。うかれた僕達にピークがやってきて水をかけたりする行為をとらせ、あろうことか渚を走らせた。ここで擬音、もしくは無音、体だけはムーブ・オン。手をしっかりと繋いで。はぐれないように。
そのとき、彼女の悲鳴が聞こえた。知らないうちに波がさっきよりも満ちて僕達の靴が波にさらわれかけた。僕は悪の魔王からお姫さまを救出する、まるでブロンドの王子。白馬にまたがり魔の手ののびる靴たちをひどく格好良く助け出すのだ。彼女は、幸せに暮らしましたとさめでたしめでたし、といった顔をして笑った。 一番最後に僕も何も特別なことはないようなフリをして、そして笑った。
二人は幸せに暮らしましたとさ、めでたし、めでたし。
TRACK5
話はそう簡単じゃない。人生は長く複雑である。というのがまさに一般論だぜ。
僕は中央線に乗っている。僕の用事はパーマをかけたロングのあの娘に海で借りたハンカチを返しに行くと言う至極下らないものだが。だがもちろん、世の若者が往々にしてそうであるかは僕の知ったところではないんだけど、僕の用事がそれだけであるはずがない、僕は彼女に会わなくてはいけない。いや、会うべきだ。
待ち合わせ場所のファーストフード店で、コーラを飲みながら過ごすこと数分。彼女はやってきた。奇麗な茶色のタートルネック、サマーニットにジーンズという出で立ちに画材道具の入ったトートバッグを抱えて。気持ちの良い笑顔と一緒に駆け寄ってくる。本当ならばハンカチなんてここで渡せば用事はそこでフィニッシュなのだが、あいにくと僕はおみやげを持参していたのでそういうわけにもいかないのだ。おみやげの名称は下心っていうんだけど。そこら中で見かけんだろ?
彼女、FMの部屋は一般的なワンルームから比べると少し広めで、あまり物がないせいか当時僕が住んでいた部屋とどっこいぐらいの、な、はずなのにもっと広く感じた。備え付けのキッチンの小さな開け放した窓からは小気味良いまな板を叩く野菜を切る音が空へと帰り、その間、僕はただ彼女の後ろ姿を眺めていた。
手慣れているとは言い難いものがあった。が、毎日自炊しているというのもままんざら嘘ではなさそうではあった。借りたハンカチを返すだけで手料理が食べられるなんて僕は全然知らなかったけれど、割とメジャーな潮流に乗った、そんな不問律らしいとの噂は聞いた。女の子からは何はなくとも、必ずハンカチを借りることを是非おすすめしたい。
出てきた料理は手の混んだ代物ではなかったがそれだけになかなか感動的でもあった。味よりもむしろこの事実、リアリティが僕を満腹にさせる。その後、僕たちはマットレスの様な寝床でごろごろと転がり、何を話すでもなくうだうだ雑談していただけなのだが、僕が帰るためにはそろそろ私鉄の電車の時間が近ずいてきていた。ここで。僕はけっこうな勇気とカロリーを消費しなくてはならない。
「あ、もしかしたらうちの方へ行く私鉄がもう間に合わないかもしんない。やばいな、多分今からじゃ終わっちゃうかも」
本当にもう正気の沙汰ではない、この白々しさといったら。真っ白だよ。
「どうしよう」
こんな風に反応を伺うのももう最悪だ。
「…いいよ。泊まっていっても」
まさに、まさに。嘘をつくのは大変な作業である。でも無理も道理も通った。押しの一手、おっしゃる意味が分かりません。
TRACK6
僕と僕との会話。
『気分はどうだい?』
「ああ、すこぶる良いね。まるで風が僕に吹いているみたいだね、別に強がりじゃないよ。だって、そうだろう?もはや何の憂いもない」
『そう?』
「そうだよ。見ててみなよ、きっとうまくいくから。そういつまでも同じことは繰り返されないさ、アンラッキーだなんて言わせないね、君にもだよ」
『別に運は悪くないよ』
「立ち位置の問題なんだよ。僕はここなら平気さ。大丈夫。ノープロブレムだね」
『そうなの?』
「そうさ。僕も捨てたもんじゃないだろ?」
『どうだろう?』
暗転、という呈。
TRACK7
同じ布団の中、僕も彼女も眠れていない。大分個人的な話へと突入し、立ち入った空気が男と女を意識させる。いや、意識せずにはいられない。話の途中で彼女はごく自然に寝返りをうち、肩を下にして僕の方を向いた体制をとった。その鮮やかさに感心する。明鏡止水、拳法の極意。きっと僕の寝返りはとてつもなくみっともないんだろうから。
向かい合った体制の均衡がふいに破られ無我夢中できつく抱き合う、が、彼女は僕の足を自分の股にきちんとはさんだ形に。一枚上手だ。僕は自分のイニシアティブの存在をないがしろにするわけにはいかないのであえて言わせてもらうが、僕達は破ってはいけない沈黙を破るように同時にキスをした。同じ心音、同じタイミングってことだ。正確なところは僕が気づいたときにはすでに彼女の舌は僕の喉内に潜りこもうという意気込みであったがとりあえずそういうことだ。そこから彼女の前の彼氏の話が始まる。
長いので省略。
「うん」
曖昧に、何も言うまい。このスタンスはとても便利だ、いつも僕を助けてくれるのだ。言うべきことなんか在りはしないんだから。たかだか、僕らの歳などでは。
「あたし、けっこううまいよ」
「前の彼氏より大きい、してあげよっか?」
と舌舐めずり。
返事はあとまわしにして僕はマウントポジションを取り返す、そして彼女のくりんくりんとうねるライオンのたてがみみたいな髪の毛を見つめていた。彼女はしっかりと現実を見つめている、だけど僕に見つめられるのはその髪ぐらいのものだ。ひどくうつろなまま彼女の服に手をかけひとつひとつボタンを外しにかかり、ワン、トゥー、スリーで3つまではずしたところで彼女がブラジャーをつけてないという当然のことが分かったが、かまわず全部はずした。ワン、トゥー、スリーで出るのは鳩ばかりとは限った話じゃなく、ハッとする。乳房だったからね。
でも僕はぜんぜんダメだった。
うん、とも、ううん、とも言えなくなってしまった僕に腕をまわし、そんな僕をよそに、
「なんか、あたし、したくなっちゃった」
「あたし、したいよ。しない?」
もはや疑いようもなくなってしまった。セックス。
「よそうよ」
10秒経過、残り20秒。10秒。5秒。持ち時間は無常にも、少なくなる。こんなときには異常に早くだ。
オーケーと気軽に言えたらどんなにか楽だったか知れない。軽く堕落へ踏み込む覚悟もできていたはずだ、なのに、僕はダメだった。ぜんぜんダメだった。一体何の為だった?
胸の内、頭を抱え。イエス、ノー、オー、ノー。いや、不能なんだよ。