2008-01-24

つまりアメリカ経済戦争をしているのだ

もはやこの地球上に軍事的に敵う国家など無いこのアメリカがなにをしたかといえば世界経済という怪物と戦争をしてのけたのである。

中国にまで赴き外交的下地を完璧にそろえ、世界からの敵勢力“信用収縮”孤立を磐石とした上で連休明けのNY市場という敵の上陸に的を絞って火力を集中させたのだ。

緒戦の成績は悪くない。それより重視すべきは外交環境であって既に必勝の構えがあるとは感じられないだろうか。

翻って15年前の我が国はどうだったのか。信用収縮の罠に落ち怪物“経済”軍に包囲される中で事実さえ認めず、周辺国との調整をないがしろにしたため国際的に孤立しあまりの無外交IMF収監を打診されるなどの屈辱の中、戦力の逐次投入を行い国土を蹂躙されるがままの敗北を味わったのである。

アメリカ人類が未だまともに勝利したことの無い経済に勝利できるのか。勝利できるかもしれないと思えることですらとんでもないことだろう。

ところが日本新聞社は己の矮小さから憎たらしいジャイアンが転べばいいと「それ見たことか」というルサンチマンしか垂らせないのだ。アホは死ねよ。

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