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2015-11-05

だって痴漢される

中学生の頃、毎朝電車痴漢をされていた。

身なりがよく、びしっとしたスーツに嫌味じゃない程度にたくわえられた口ひげ。

ほのかにただよう甘いタバコ香り

革のカバンにピカピカのシングルチップ

今でも思い出すなぁ。

2015-07-23

M風俗店に行った話

以下、風俗ネタ下ネタの詳細描写ウ○コネタ注意

嫌悪感がある方はごめんなさい。

ソフトM向けデリヘル行って来た話をだらだら書く。

Webで調べて、デリヘル形式のお店に決め、コース・予算をチェックして電話電話によるとすぐ入れるとの事。

お店は隣の街なので、電車に乗り、駅について改めて電話ラブホテルを紹介されチェックインして改めて電話連絡。

そしてお風呂にお湯を張り、AVチャンネルを見ながら姫の到着をしばらく待つ。

ここまでの段取りはいもの事なので慣れたものなのだが、

この時は緊張して喉が渇きまくりだった。

なにしろ初めてのM風俗なのである

かねてよりM風俗に興味があったのだが、なかなか足が伸びなかった。賢明増田諸兄ならご存知の通り、M風俗はやや割高なのである

エリアによってはソープランドとほぼ同額なのだ。同額ならばソープランドの方がよい。この時まではそう考えていた。

その日は違った。

入れるより入れられたかったのだ。

また、今思えばひどくくだらない男のプライドであるが、

日常関係のある女の子に責められるのには抵抗があって、

自身にM気質があるのは自覚していたものの、

(元)嫁・彼女セフレの前ではSの皮を被っていた。

※もちろん、この【被る】というのは二つの意味である

直近にストレスを抱える事案があり、色々と解放したくなったのも、この店を選択した理由である

そんな様にM風俗に来た理由自分なりに逡巡していると、ドアホンが鳴る。

開けると目方40歳位の小奇麗な女の子スーツびしっと決めて立っているのである

部屋の外に立たせていてもしょうがないので、ささと部屋に通す。

今日暑かったですねとかそんな話をしながら、ソファにささどうぞとエスコートする。

着座した女の子が重そうな鞄から出したのはプレイカルテであった。

なんて呼んでほしいか、どのようなプレイをしたいのかなどを女の子と話ながら記入する。

ソフトM/普通のM/ハードMの選択肢があったのだが、いかんせん初めてなのでどの程度のものなのかがわからなかった。

からない事は素直に聞き、要望を率直に伝えるしかない。

「M風俗は初めてなのでソフトMコースが良いです。痛くないやつ。ただエネマグラとバイブとペニバンはおしりに入れてください。」

「初めてなのによくばりね。」

女の子もさすがにプロである。やさしくうなずいてくれた。

カルテの記入が終わると女の子は重そうな鞄から色々道具を取り出しベッドの周りに並べていく。

手際の良さはさすがである

ベッドの準備が整うとシャワータイムである

胸重視の増田諸兄ならばそうだと思うが、

この脱衣の瞬間は風俗において重要なのである

しかしながら非情な事にこの日は大平原に二つのクルミであった。

いつもならボディソープを泡だてている後ろから胸を触るかどうかの葛藤がある(だいたい触らない)のだが、

この日はそんな気が起きなかった。

シャワータイムは臀部を入念に洗っていたのが記憶に残っている。

この時点で少し気持ちよかったのも記憶に残っている。

そしてシャワーが終わると先に出て、

ベッド上のアイマスクをして仰向けで待つようにとの指示を受ける。

指示通りアイマスクをし、ベッドで待つ。

緊張である

ベッドの端が沈みこむ感覚があり、近づいてきた事がわかる。

最初は足元に口づけがあり、そのあとはアダムタッチだとかフェザータッチだとか言われる技法

全身を触れてくる。とても気持ちいい。自然オットセイの様な閨声が上がってしまう。

女の子はいつもこんなに気持ち良い事していたのか、ちくしょう」などと恨みごとが湧きあがってきたのを覚えている。

アダムタッチを熟知している増田諸兄には周知の通りだと思うが、

敏感な個所にはなかなか触れずに焦らしてくるのである

アシカの様な咆哮をあげていると、するりと感触が伸びてきた。

待ちに待った時が来たのだ。

そうすると、あつい温泉に入った時に覚えるあの「くうっ」と視界が歪む感覚があり、頭が真っ白になるのである

おそらくドライオーガズムと言う奴であろうか。そうであってほしい。

そして一呼吸おいてアイマスクが外される。

そこには汗をかいた目方40位の女性がいた。

本当に申し訳ない話であるが、少し興が引いてしまった。

私の体も正直であった。

そして四つん這いになるように促される。

いよいよである

たっぷりのローションを塗られマッサージをされる。

最初は指が一本入ってくるのだが、

これがまた気持ち良かった。

すぐにまた元気になってきた。

私の体も正直である

そのあとでエネマグラをぶすりと差しまれてびくりびくりと刺激されると、

ここでも頭が真っ白になる。本日15分ぶり2回目である

すっと抜かれて次はバイブレータである

いくつかの小玉数珠状になったバイブレーターで、そこにゴムをかぶせて利用するそうだ。

一つ二つと丁寧に押しこまれていく。

ころあいをみて電源が入り、ぐりんぐりんとお腹の中で回る。

これもまた気持ちがよく、下腹部に力が自然と入ってしまう。

増田諸兄ならば普段感じているであろう、あの排便の快感がずうっと続く感じなのだ

そんな意識もうろうとしている中、「きゃあ」と悲鳴がきこえた。

「何」と聞くとどうやら血が出ているらしい。

「あの日かな?」と思い返したが、私は男性である

まりの刺激に切れてしまったらしい。

慣れてないししょうがいね、と抜くことになった。

そうするとまた「きゃあ」と声が聞こえる。

「どうしたの?」と聞くとバイブウ○コがわさっと付着しているようだ。

どれどれ、と見てみると確かにバイブレータ小玉の隙間が茶色で詰まっている。

これは無理だね、と言う事でペニバンを待たずに終わってしまったのである

仰向けでの手作業をしてくれると事になったのだが、

ここでもまた「きゃあ」である

まり気持ちよさに力が入りぷりぷりと少量ではあるが排出してしまったようである、、、いや、出ていく感覚はあったのだがどうしても体を止められなかったのだ。

「ごめんなさいね

「いいのよ」

私の悔恨をしっかりと手で受け止めてくれている聖女がそこにはいた。

軽く洗浄し、聖女の導きの元で無事に昇天することができた。

そのあとお風呂に入っていつも流れで終了する。

この間、お尻が高鳴りっぱなしであった。

以上、M風俗だと思ったら聖女風俗だったクソミソな話である

増田諸兄にはこのような悲劇を繰り返さないためにも

どうかきっちり浣腸直腸洗浄を済ませてから事に臨んでほしい、

と言う啓蒙を持って筆を置かせて頂く。

2015-03-06

http://oimoimomomo.sakura.ne.jp

 ねねは、清正の主たる秀吉の、糟糠の妻だ。

 清正がまだ虎之介と呼ばれた幼い頃から、正則と共に実の子のように可愛がってくれた、所謂母のような存在だった。

 ねねの存在があったからこそ、今この肥後25万石を納める加藤清正があると断言して良い。清正や正則と言った子飼いの将が、他の古参の将兵を差し置いて高禄を食める身分になれたのは、一重にねねによる推挙があったからだ。

 だからこそ清正は、大坂城登城する機会があればねね――いや、北政所となった彼女のご機嫌伺いを欠かさなかった。

 この度の出仕もそうだったはずだ。

 しかし、実はいつもといささか様子が違った。

「清正、今日あなたに紹介したい人がいるのよ」

 簡単な挨拶を済ませた(と言っても、ねね自身が堅苦しい挨拶を好まないので、形式だけのものでさえなかったが)すぐ後に、ねねが言った。

 一体なんだと訝る清正だが、それを面には出さずにただ頷くいた。

 ねねが名を呼ぶ。

 はい、と返事があって、軽い衣擦れの音が耳に入った。「……清正」

 聞いたことのない声が、清正の名を呼ぶ。しかも呼び付けで。

 何事だ、と眉をしかめて声の方向を無遠慮に見た清正は、ますます仏頂面になった。

 現れたのは、年若い娘だった。全くもって見覚えもなければ、呼び捨てにされる筋合いもない。

 とっさにねねの方に視線をやったが、彼女はただにこにこと笑っているだけで何の説明もなされない。

 そうこうしているうちに、娘が清正に駆け寄ってきた。

「清正!?え、本物…」

「おねね様」

 娘の手が清正の身体に触れようとした瞬間、耐えかねて清正は声を上げた。

 清正の拒絶する態度がわかったのか、そう言った瞬間娘は手を引っ込めてぴたりと止まる。

「…あの、説明していただけますか」

 少し不機嫌そうに清正が言うと、ねねはやや困ったような顔をした。ついで苦笑を浮かべて、おいで、と娘に向かって手を差し伸べる。

 すると娘は何の疑問もなくねねの隣に座った。ねねの隣…つまり上座だ。

 いよいよもって清正は訳が分からなくなる。

 恐らくこの天下で二番目に権力を持っているのは彼女関白秀吉の正室、北政所だ。

 余談ながら、秀吉が小身だった頃から夫をよく助けていた彼女に、秀吉は頭が上がらない。また、ねねは豊臣政権の内政や人事も把握し、秀吉によく助言している。秀吉の目に見えないところをねねがカバーしているような格好で、彼女によって取りたてられた者も少なくない。

 雌鳥歌えば家滅ぶという故事もあるが、ねねはそんなものは知らぬとばかりに、秀吉を、国政を支えたのだ。

 ともあれ。

 そんな女性の隣に、図々しくも座れるようなこの小娘とは一体何だ。清正の疑念ますます膨れ、とどまることを知らない。

 さまざまな想像をする清正に、ねねが弾けるように笑い声を上げた。

「やだよ、清正。そんなに怖い顔をしちゃ」

「いえ、…そのようなことは」

「ごめんね、何も説明しないで。紹介したかったっていうのは、この娘のこと。夢子っていうのよ」

 その夢子が一体何なのだと、清正は喉元まででかかった言葉を飲み込んだ。

 無意識視線を動かすと、娘が清正を凝視しているのが目に入る。

 居心地の悪さを覚えて目を逸らすと、清正はねねの次の言葉を待った。

 若干いらいらとする清正に、ねねはどこまでもマイペースかつ笑みすら浮かべて楽しげだ。

「実はね、清正。もの相談なんだけど――」

 紡ぎだされたねねの言葉に、清正は絶句した。

 *** ** ***

 意味が分からない。

 というのが清正の正直な本音だった。納得出来ない。出来るわけがない。

 何故こうなった、と清正は頭を抱え込みながら――隣を歩く娘をちらりと盗み見た。何も考えてなさそうに、少し楽しげに、弾むようにして歩くこの娘。

 着物が変だ。丈が短すぎる。しかし、貧しいから丈を詰めていると言う風でもない。汚れてもいないし擦り切れてもいないし、何より露出した肌には貧困を表すものが何一つとしてなかった。思えば、南蛮人着物の形に近いものがある。

 夢子、というこの娘。

 ねねによると、突如として光の中から現れたという。そこからしてまず、信じることが出来ない。しかし、ねねは清正の大恩人。ここは素直に信じることにした。

 しかし、百歩譲ってこの娘が光の中から現れたとしよう。問題はその次だ。

 この娘が、今から4、500年先の世界からやってきたということ。

 ねねは信じたらしいが、清正には無理だ。第一、4、500年の未来がどうなっているか想像もつかない。

 秀吉やねねは、その人柄と広すぎる懐ゆえか、この怪しすぎる娘を稀なる客人としてもてなしているらしいが、清正には無理だ。

 なのに現状、清正はねねからこの娘を押し付けられてしまった。いや、“押し付けられた”というのは表現が悪い。ねねは無理にとは言わなかった。『出来れば』という表現をした。そして、他ならぬねねの頼みだから断れなかったのは、清正だ。今更この決定を覆していては男が廃るどころか、大恩をあだで返すことにもなりかねない。

 とは言っても、薄気味悪いとは思った。

 なんの変哲もない娘であるが、口を開けばおかしなことしか言わない。

 清正とこの娘が来世では恋人である、とか

 娘は初めから、清正のことを知っていた。

 ねねや秀吉との会話から発展していったらしい。どのような詳細があったかは知らないが、ともかく、娘が“会ってみたい”と言ったそうだ。

 そして今日に至った。

 ねねの言い分としては、『故郷をとても懐かしんでいるから、かりそめとは言え、知った人間の元で過ごすのが一番だろう』とのこと。暗に、その恋人とやらの役をしろと命ぜられているかのようだ。

 何より、本人の希望が強かったらしい。

 今はおとなしいが、先ほどまではうるさいくらいだった。

 清正、清正、と全く見知らぬ人間(それも小娘)から呼び捨てにされるのは、少々我慢がならない。

 しかし、ねねの頼みを断ることは出来ないし、粗略に扱うことも出来ない。お願いよ、なんて手を合わせて頼まれたら断るなんてとんでもない。

 (まったく、人がいい)

 と思わないでもないが、そんなねねが好きだからと思えばそれ以上は何も言えない清正だった。

 ともあれ、“客人の接待”と思えば良い。

 屋敷に戻れば、部屋を確保し、家臣侍女に説明をしなければならないのだが、なんと言ったものか。

 色々と考えをめぐらして、改めて面倒なことになったと思いながら清正は屋敷を目指したのだった。

 ともあれ清正の行動は早く、“北政所から客人をお預かりした。丁重に扱うように”とし、あとは黙殺していようと考えた。

 ねねは、可能ならそばに置いてあげて欲しいと言ったが、機嫌を取れとは言っていない。

 清正には他にも仕事があるし、この娘にばかり構ってはいられないのだ。

 そうやって放置して、半月まりが過ぎたときだった。

 自室にて政務を執る清正は、こっそりと忍び寄ってくる気配を察知した。

 普通なら何者だと人を呼ばうところだが、こんな白昼堂々、しかも気配だだ漏れでやってくる諜者がいるものか。何より、戦時でもないというのに。

 何だ、と思っていると障子戸の向こうから声がかけられた。

 一応返事をすると、控えめに開けられる。暫くぶりに顔を見た、あの娘だった。

 文机に向かう清正を一瞥すると、どこか忍ぶようにして部屋に入ってくる。

政務中だ」

 一言断ると、分かっていると娘はしゃあしゃあと言った。だったら早く出て行けと心の中で思った清正だ。

 娘はそんな清正など構いもせず、部屋の隅にちょこんと腰掛けると、どこから取り出したのか本を膝の上に置いて読む体勢を作った。

邪魔しない、静かにしてるから。いいでしょ?」

「…勝手しろ

 出て行く気配がないところを見ると、清正は嘆息をついてそう答えた。

 初めは娘の視線が清正に寄せられていたが、暫くするとそれもなくなる。

 しかし時折思い出したように娘の瞳が清正を見つめ、逸らされる。

 当然のように会話はなく、わずかな物音さえ許さないそこは沈黙に包まれた。

 それは、次の日も、その次の日も、その次の日もずっと続いた。

 こっそりとやって来ては声をかけ、部屋の隅で本を読む。

 読み終わっても出て行かず、ぼうっとしているか清正の後姿を眺めている。

 そんな日が、続いた。

 (何だ?)

 と清正は訝ったが、その疑問をぶつけるわけでもない。

 別に何かの邪魔になるわけでもなし、放っておくことにした。

 一度など、あまりにも静かで動く気配さえないので振り返ってみると、娘は打掛を布団代わりに部屋の隅で丸まって眠っていた。

 清正は呆れる思いだったが、これを機にと思って気配を忍ばせて近寄ってみた。観察ばかりされているので、観察し返してやろうと。

 よほど寝入っているのか気配に疎いのか、清正が近づいただけでは起きる様子も見せない。

 畳の上に、短い(当代比)髪が散らばっている。

 肌は白く、身体には傷ひとつなく、教養はないくせに読み書きは出来る。行儀作法は全くできていない(どころか常識にも乏しい)が、やはり下層民ということはないらしい。

 小さい顔だと、清正は己の掌と比べて思った。清正のそれで顔面が覆えるのではないかと、興味本位でそろそろと手を伸ばした時。

 折悪しくも娘が目を覚ました。

 慌てて清正が手を引っ込めると、娘はゆっくりと身体を起こして何をしているのかと尋ねる。

 狼狽した清正が正直に答えると、一瞬娘は目を丸くし、ついで笑った。

「同じことしてる」

 誰と、と問えば清正、と娘は答えた。清正が変な顔をして困惑を示すと、娘は手を振って違うと言った。

「私の恋人。来世のあなた?かな」

 それを境に、清正と娘は少しずつ会話をするようになった。

 といっても、大体にして娘がしゃべり清正が相槌を打つという格好。内容も大したことはない世間話から、二人の共通の人物である秀吉やねねのこと。この話題になると、清正も少しばかり言葉を話した。

 だが、一番多いのは“清正”のことだ。――娘の恋人であるという、清正のこと。これは、半ば娘の独り言のようにして語られることが多い。

 回想するように、懐かしむように。

 そして、いとおしそうに。

「……清正、今何してるのかなぁ」

 最後はいつもそれで締めくくられる。

 初めは興味なさそうに聞いていた清正であったが、次第にどんな人間なのか気になりだしてきた。娘の言うことには、清正と同姓同名で背格好人相もそっくり、声まで似ていて性格も類似しているとか。

 そして何より、娘が“清正”を愛していると言う。

 単純に、どんな男なのか気になった。

 しかしある日から、娘が清正の居室に来なくなった。

 最初は放っておいたが、こない日が三日、四日と続くと何かあったのだろうか思うようになった。

 七日連続でそれが続いたとき、とうとう清正は立ち上がった。

 それとなく家臣の者に聞いてみると、屋敷の外に出ているとのこと。供もつけずに。

 放っておこうかとも思ったが、よくよく考えてみると、あの娘は北政所から預かった客人だ。白昼、秀吉のお膝元である大坂武家屋敷で、妙な物がいるわけはないが、万が一ということがある。何より

あんな調子で他の者に話しかけていては、それが事情を知らぬ人間だったら命がいくつあっても足りない。清正は慣れたが。

 考えあぐねた末、清正は娘の部屋を訪れることにした。事情を聞いて、必要があれば供をつけさせるよう、釘をさすつもりだった。

「供もつけずに、屋敷を抜けているらしいな」

 突然の清正の来訪に、娘は驚いたようだったが、開口一番の清正の言葉もっと驚いたようだ。

 しかし驚いたのも一瞬で、はて、と言うように首をかしげてみせた。

「お供ってつけなきゃダメなの?」

 この調子だ。

 清正がため息を吐くと娘は、何よ、と戸惑ったような顔をする。

「だめも何も、普通身分の高い女性は供回りをつけずに出歩いたりしないもんだ」

「でも、私別に身分が高いわけじゃないし」

「それでも、北政所から預かった客人だろうが。お前に何かあっちゃ困るんだ」

 どこまでも暢気そのものといった娘に呆れながら清正が言うが、彼女はまるで聞いてはいない。

 嬉しそうな顔で、

「清正、私のこと心配してくれたの?」

 などと言い出す始末だ。呆れ果てたヤツだ。

 そんな言葉黙殺して、清正は話を先に進めた。

「とにかく、今度から外へ出るときは供をつけろ。世話役侍女がいるだろ」

あやのさんとお絹さん?」

「お前が勝手にふらふら出歩いて、怠慢だと叱責されるのはその二人だからな」

「え?!そんな、怒らないでね!私が勝手に…」

「これからはそうするな言ってるんだ。大体、何しに行ってんだ」

 清正の問いに、娘は、どこかもじもじしてはっきりと答えない。

 答えたくないのなら、と踵を返そうとした清正の裾を捕まえて、娘が、犬!と答えた。

「…散歩してたら、子犬が捨てられてたの。かわいそうだから、餌やりに行ってただけ」

 別に怪しいことしてないよ、と娘は付け加えたが最初から疑ってはいない。

 そうすると、確かに家臣の言葉と一致する。屋敷を出る前に厨によって、弁当を作ってもらっているというから尚更だ。


 俺も焼きが回ったかな、なんて清正は歩きながら考えた。

 供回りはなし、私的な用事で家臣を連れまわすことは出来ない。ごく軽装に身を包んだ清正は(といって、普段から質素であるが)、娘と二人で通りを歩いている。

 どんどんと入り組んだ道に入って行き、しまいには神社のようなところについた。

 こんなところもあったのか、としげしげと周囲を見渡す清正の視界の中で、娘が境内に走っていく。

 清正が娘の後を追うと、太い木の根元に、布に包まれ子犬がいた。生後三月といったくらいか、すでに顔つきは成犬のそれに近づいている。

 娘はそれを撫で、声をかけた。すると子犬の方も懐いているのか、かがんだ娘に飛びつきじゃれ付いた。

 子犬と戯れる姿は、無邪気そのものだ。そしてその笑顔は、今まで見たこともないほど輝いている。本来はこのように笑うのだろうかと清正は思った。

 むっつりと考え込む清正の名を、娘が呼ぶ。

「ねえ、清正も触ってよ。もう、可愛いんだよ、人懐っこくて」

 懐いているのは餌をもらったからだろうと思ったが、清正がアクションを起こすより先に、子犬の方から清正の足元にじゃれ付いてきた。

 今まで特別犬猫に何か思ったことはなかったが、懐かれて悪い気はしない。

 清正が屈んで手をかざすと、子犬は喜んでそれを舐める

「ほら、可愛いでしょ!名前はね、黒いからクロ」

「…まんまだな」

「いいでしょ、別に

 つっこみを入れた清正に、娘は少しばかり頬を膨らませて抗議した。

 暫く無言で犬を眺めていた清正だが、立ち上がって帰るかと娘を促す。

 一瞬、娘がなんとも言えないような瞳で清正を見たが、何も言わなかった。最後にクロをひとつ撫でて、また来るねと呟く。

 清正は腰に手を当てて、そんな様子を見ている。

 名残惜しそうにする娘に、やれやれ嘆息を吐いてから

「飼うんじゃねえのか?」

 と一言尋ねた。

 すると、弾かれたように娘が顔を上げ、清正を凝視する。

 清正がそれ以上何も言わないところを見ると、娘はありがとうと叫んだ。

「クロ、今日は一緒に帰れるんだよ!」

 娘の言葉に、クロは分かっているのかいないのか、一声鳴いた。

 *** ** ***

 ふと、通りがかった清正の目に、縁側に座り込んだ娘の姿が入ってきた。

 わざと足音を立てて近付くが、娘がそれに気づいた様子はない。相変わらず気配に疎いヤツだと清正は思う。

 娘は、縁の下に座っているクロを撫でながらぼんやりと空を見上げている。

 その視線の先、見事な満月があった。

 ――月からやって来たナントヤラ、というわけでもあるまい。

 しかしその横顔には、そこはかとない哀愁があって、望郷の念に駆られているのは明白だ。

 清正はそんなことを思って、羽織を娘の頭からかぶせるように掛けた。

 それでようやく、娘は清正に気づき、こちらを向いた。

「こんなところでぼんやりしてると、風邪引くぞ」

 清正が声を掛けると、娘は羽織を肩から掛けなおしてありがとうと呟いた。

 そして清正を見上げて、微笑む。

「優しいね

「…別に。おねね様から託された客人に何かあったら事だからな」

 嘘は言っていない。清正がむっつりとして言うと、娘は肩をゆらしてクスクスと笑った。

 そんな笑顔にほっとした己に気づいた清正は、誰から指摘されたわけでも、ましてやその安堵を悟られたわけでもないのに、

 (別に

 と心中言い訳をしている。一体誰のための弁明か。

 そんな狼狽を誤魔化すようにして、清正はどうしたんだ、と言葉を紡ぐ。

「月なんか眺めて。ゲンダイ、とやらが恋しくなったのか」

 紛らわすために適当に吐いた言葉であったが、娘は頷いた。

「分かる?さすがは清正、一心同体ね」

 なんでそうなるんだ、と清正は呆れたように口を閉じた。

 一瞬でも心配した自分が損だ。

 むすっとした清正に構わず、娘は言葉を続けた。

「あのね、考えたことがあるのよ。聞いて。…今、目の前に居る清正と、…あなたのことね。あなたと、私の恋人の清正は、やっぱり違うなって」

「当たり前だ。俺は俺以外の何者にもなった覚えはない」

「それは、そうだけどさあ」

 彼女曰く、清正は“来世の恋人”らしい。

 そして彼女の住まうニジュウイッセイキとやらには、清正とそっくりの“清正”が居て。…なんて途方もない話。

「でも、やっぱり似てる」

「…前にも聞いた」

「しゃべり方もね、むっつりした顔もね、全部全部。ご先祖様かな?それとも前世の姿かしら。不思議だわぁ…」

「俺は、俺だ」

 伸ばされた手が、清正の手に触れた。

 控え目な手つきは、清正の手の重さを測るように軽く持ち上げたあとさっと撤退していった。

「やっぱり、ここは戦国時代なのかぁ…。そうよね、あなた戦国武将で、私のことをお世話してくれたおねね様っていうのも、…北政所様ってやつみたいだし」

「だから最初からそう言ってるだろ」

「そうね。あなたは、清正!っていうよりもはや清正様って感じだもの呼び捨てなんて恐れ多いわ」

 と言うものの、娘は清正を呼びつけにする。

 当初それに抵抗があったものの、慣れとは恐ろしいものだ。今の調子で娘が“清正様”なんて言おうものなら、かゆくて仕方がないだろう。

 娘の話は続く。

「私の“清正”は、なんかちょっと尻に敷かれてる感じはあるし、似ててもやっぱり別人ね」

 どこか苦笑気味に娘が言う。

 清正はどこか違和感を覚えた。清正を呼ぶときのそれと、彼女の。。。清正を呼ぶ声音はまるで違うのだ。

 心なしか、清正の顔から表情が消えた。

「…お前の清正とやらは、よほど腑抜けらしいな」

 違和感をかき消すようにそう呟くと、娘がくわっと睨みつけてきた。

「そんなこと言わないでよ!別に腑抜けじゃない」

「女の尻に敷かれる男なんて、腑抜けだろ」

「そんなことない!っていうか、秀吉さまだっておねね様の尻に敷かれてるでしょ」

「愚弄する気か?!」

「愚弄じゃないもん、本人が言ってたの!“わしゃあねねには頭が上がらんでの~”って」

「……」

 想像するだにかたくない。それゆえ、清正は反論言葉を失った。

 黙りこんだ清正に、娘はすこしばかり申し訳なさそうにした。

「まあ、気分を害したのなら謝るけど。…でも、“清正”を他の人からそんな風に言われるのは、いやだなって」

「悪かったな」

「いいよ。そりゃあ、大名あなたから見たら取るに足らないかも知れないけど、それでも“清正”はい旦那様なんだからね。恋愛面ではちょっとヘタレだけど、それ以外だったら男らしいし、指圧うまいし、ノート超きれいに取るんだから!」

「そーかよ」

「そうよ」

 少しばかり意味の分からない言葉もあったが、清正は適当に流した。

 しかしそんな清正に構わず、娘は大いに胸を張る。自分のことのように誇らしげだ。

「まあ、オカルトちょっと苦手でちょっと照れ屋だけど、料理は出来るし、朝も起こしてくれるし、本当に結婚したいくらい最高なのよ。清正の作るモヤシ炒め、食べたいなぁ…」

「清正は、俺だ」

「そーだけど、でもあなた料理できないでしょ」

料理なんて女の仕事だろ」

ジェンダー!“清正”はそんなこと言わないもん。むしろ『お前料理、味薄すぎるんだよ。俺が作る』とか言ってくれるんだから。最高よねえ、ホント

「だから、俺が清正だ!」

 鼓膜をびびりと揺るがすような清正の声に、娘はびくりと肩を揺する。娘どころか、縁の下のクロまでもピンと耳や尻尾を立てて驚いている。

 覚えず大声を出してしまった清正は、彼女の反応でわれに返った。口をつぐみ、たまらず目を逸らした。

「…悪い」

「いや、大丈夫

 (何を馬鹿なことを)

 清正の心中、後悔の大嵐だ。こんな詮無いことで怒鳴っても仕様がないというのに。

 大体何を苛立っているのだと自問しかけて、清正ははっとした。

 一方で娘は、清正の胸中など少しも知らず悩ましげなため息を吐き、帰りたい、とこぼしながらクロを撫でている。

「お前とのお別れはさびしいけどね。きっと清正が責任持って育ててくれるから安心しな。…清正は、何してるんだろうか」

 清正は、その瞬間意識がとんだように錯覚した。

 無意識に繰り出した手が、娘の手を掴んでいる。驚いて清正を振り返る彼女の肩を、もう一方の手ががっちりと掴んで離さない。

 目を丸くした娘が何事か言葉を紡ぐより先に、清正が言った。

「俺は、ここに居る」

 清正の正面の丸い瞳の中に、清正の姿が映りこんでいる。そして、恐らく清正のそれにも彼女の姿が。

 言葉も出せずに固まっていた娘であるが、子犬が膝にもっとと言うようにじゃれ付いてきた拍子に、金縛りが解けたようだ。

 少し恥ずかしそうに目を逸らしてから、苦笑し、娘はかぶりを振った。

「…参ったな。少しドキッとしちゃった」

「清正は、俺だ。俺が清正だ。。。。。」

「でも、…私は、“清正”じゃないとダメだ。だってね、私の好きな清正は、あなたみたいにびしっと決められない。でも、そういう清正が、私は好きだから

夢子、」

 恐らく初めて、名前を呼んだ清正に娘が目を見開いた。

「…名前、知ってたんだ」

 当然だと、清正が答えようとしたまさにその瞬間。

 すっと娘の身体の輪郭がぼやけた。ぎょっとする清正の前で、娘の身体は色を失い、後ろの風景が透けて見えるまでになった。

「あ、来た。タイムリミットだ」

「どういうことだ…?」

「帰れるみたい。清正“様”、これまでお世話になりました。豊臣ご夫妻にもよろしくお伝えくださいませ。…クロ、元気でね」

 もう随分と薄くなった身体で娘はクロの身体に触れる。感触がないのか、クロは不思議そうな顔をするだけで。

 羽織が、ばさりと音を立てて廊下に落ちた。

 清正は思わず捕まえようとして手を伸ばしたが、透き通るだけで掴むことは出来ない。

ありがとう。清正の所に、帰るね」

 その言葉最後に、清正の前から人一人が消えた。「…っオイ!」

 蛍がいっせいに飛び立ったような光の残像だけを残して。

 どこか呆然として、清正は廊下に落ちた己の羽織を拾った。確かに暖かい。――体温はほのかに残っていると言うのに。

 何もなくなった虚空を見つめていると、縁の下からクロが顔を覗かせて鼻を鳴らす。主の不在を嘆いているようにも見えた。

 無意識に手を伸ばしてそんな子犬の頭をなでると、清正はぽつねんと言葉をこぼした。

「…清正って誰だよ…」








 ~fin

2014-07-09

学生時代禁欲生活

テスト期間だったのでつい思い出して書いてみる。

共学ならみんな知ってるし、経験あると思うのだが、女子はなぜかテスト前になると、セックス禁止令、を突然打ち出してくる。

その日もテスト勉強という口実で彼女の部屋に上がりこんでいた。もちろん勉強なんてするはずがなく、いつものように制服を着たまま後ろからおっぱいとか揉み始めたんだ。

ちょっとぉ、だめだよぉ。」と言いながらセックスに流れ込むのがいつもの流れなんだがその日は違った。

びしっと一言


ダメ!」


「○○ぜんぜん勉強してないでしょー。きょうからテスト終わるまでエッチなこと禁止。」


「いいじゃんかよー。」と言っても冷たく、「勉強しないなら帰って。」と言い放たれた。


当然性欲の塊だったおれは、「ふざけんなよ、ばーか。」と捨て台詞を吐いて、彼女の家から出て行った。


むかつくわー、と思いながらもしょうがないので家に帰って勉強に励んだ。そして決めた。「よし、それならオナニーも禁止しよう!」

その日からおれは彼女のことを忘れ塾の自習室に入り浸り、勉学に励んだ。でも、同じ塾の他の女子高の女の子と仲良くなってしまった。

「オレくん、彼女かいるのー?」「いないよー、いたらこんなとこで勉強してないし。」「うそー。」「△△ちゃんは?」「わたし受験生からー。」「うそ。。。じゃあデートとかできないっすね。」「オレくんならいいよー。」「うそー。」「ほんと、ほんと。」

とまあそんな冗談を言いながらぼくはテストが始まるまで自習室に通いつめ、△△と仲良くなった。

でまあテスト最終日。なんだかんだ言って、テストまでずーっと彼女に会うたびに、「テスト終わったらHさせてくれるんだろ?」「いま、オナニーも我慢してるんだぜ。」とか馬鹿なことを言って彼女を苦笑させていた。

そしていよいよ全教科終了。彼女がおれの机の方に近づいてきた。

「帰ろ。」とぼくの小指と薬指をぎゅっと握ってきた。

はいスイッチ入りました。

「おい、○○、カラオケ行くけどどーする?」「ちょっと用あるからからいくよー、場所は?」

彼女はまだぼくの小指と薬指を握ったままでした。

ぼくは携帯を取り出し、「図書室の下の体育用具庫に行ってて。」

目の前で彼女携帯がなります

名残惜しそうに二本の指を離し、彼女かばんをもって教室を出て行きました。

図書室の下は高飛びのマットレスが置いてあり、そのほかにもいろいろ体育用具が所狭しとおいてありました。おれはそこを秘密基地のようにして使っていたのです。この用具庫というのは、よくある二階建ての家で二階は部屋、一階は丸見えの駐車場のようなつくりになっているのでマットレスは外から丸見えです。でも、その奥に小さな雨などに濡れてはいけない用具をしまっておく部屋がありました。もちろん鍵はかかっているのですが、上下に風を通すための小さな引き戸があり、その引き戸を上下にがちゃがちゃ動かすとかぎが外れそこから中に入れることは、おれらの間では周知の事実でした。で、たまーに、そこでセックスをしていたのです。中に入ればツッカエ棒のようなもので外からの侵入を防ぐこともできるようになっていました。その前に、ハードルを置いておくと、中に人がいるよ、セックスしてるかもよ、というのがおれらの共通サインでもありました。とはいえ、おれが見つけた場所なので普通の生徒たちは知るべくもありません。数人の友達に教えた程度でした。

体育用具庫に行くと彼女がいたので、いきなり抱きつき、高飛びマットレスの上に押し倒しました。

「だれかきたらどーすんの。ふぁん。」とすでに喘ぎ始めています。僕は自然と手をスカートの中に入れました。すると、そこにはぐちょぐちょになったおまんまんがあったのです。

「すけべだなあ。もうこんなに濡らしてるの?」

2014-05-09

http://anond.hatelabo.jp/20140509005556

潔く中央線に向かえ。毎年そうだが、GW明けはよく電車が遅延する。

単純に君の番がきただけだ。ケリ、をつけていこう。最後ぐらいびしっとな。

それができなきゃ永遠にそうやってぐずぐずグズグズいってゴミみたいな人生を生きていけ。

お前が大切にしてる人にほど大きな迷惑をかけながら生きていけ。クズ。恥をしれ。

2013-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20131221153257

>やはりびしっと私が叱るしかないんですかね

相手に不満が残り、以降相談できなくなるという最悪のパターン

目先の問題しか見えない出来の悪い上司を見ているようだ

嫁が実家行きたくないと言い出した

結婚3年目の会社員をする20代の男です。

年収は600万程度で共働き子供は息子が1人です。

我が家実家は双方とも車で2時間程度の距離にあります

我が家では年末年始は1年おきに双方の実家で過ごすというルールがあり、

今年は私(夫)側の実家で過ごすことになっていました。

今年は12月28日から来年1月5日まで休暇だったので、

12月29日から1月3日まで実家で過ごすと私の母に伝えたのですが、

今週になって妻が急に私の実家には行きたくないと言い出しました。

なんでも長期滞在になると実家自分の服や下着を洗濯されることになる、それは耐えられない。

最悪でも1泊で帰って妻側の実家に行きたい、

できれば年末年始は妻側の実家ですごして、次の成人の日に私の実家に1泊で行きたいと言い出しました。

しかに言われてみれば最長で2泊しかしたことないのですが、

今年は妹夫婦の子供も生まれていて、親戚一同集まれるとみんな楽しみにしていますし、

私の祖父母も高齢で、あと何回ひ孫の顔を見せてやれるかかわかりません。

ただの妻のわがままなので、無理矢理にでもつれて行きたいのですが、

せっかくのお正月なので、なんとか妻を説得して家族で楽しく過ごす方法はないでしょうか?

追記 16:15

早速の回答ありがとうございます

服を多めにもっていけばいいというのは提案したのですが、

そんなに下着を持っていない。わざわざ実家に帰るために買い足すのはもったいない

と言っていました。妻は節約家を通り越して、かなりのケチなのでいくら言っても聞きませんでした。

ちなみに私は長男なので、ゆくゆくは実家に帰ってみんなで一緒に住まなければいけないのに、

これでは先が思いやられます

やはりびしっと私が叱るしかないんですかね。

追記 2013/12/22 13:38

たくさんのコメントいただきありがとうございます

予想以上のコメントに大変驚いております

ブコメトラバもすべて読ませていただきました。

洗濯の件、妻の本音は別の所にあるというコメントには、はっとさせられました。

これまでは帰省のたび2人で、私や父の愚痴をいいあったり、家計節約方法を話し合ったりしていたので

うちは嫁と姑で気が合い仲がよく、いわゆる嫁姑問題はおきないものだと思っていました。

私の考えが甘かったようですね。

妻だけが悩んでいることがあったのかもしれません。

ただ、いきなり帰省を断るとかどがたつと思うので、

今年は年末私と子供が体調をくずした事にして、どちらの実家にも行かず

家で3人でゆっくり過ごすよう、今晩妻に相談してみます

2013-09-06

http://anond.hatelabo.jp/20130906164618

その通りなんだけど、言質を取って旦那を追い詰めるのに可視化有効だよって話。

実際、おっしゃるとおり今の旦那にとって金ってのは「不安」の象徴なんだよな。だから実際にいくら金がたまっても「まだ足りない。まだ足りない」となる。

一度怖い思いをした人間は、例え安全だとわかっていても恐怖症が治らない。バイク事故以来バイクに乗れなくなったとか、貝をたべて食あたりをしてから貝が食べられなくなったとか。

からこそ、最初の段階で金額をびしっと決めておくべきなんだよ。そして有無を言わせずやらせる。荒療治もときには有効からね。可視化はそのための手段になる。

2013-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20130223224616

自分もよくわからん

歌はうまいと思うけど、ダンスが評価されてるのが本当になんでかわからない

振付が悪いのかもったりしてて緩急がついてなくて、びしっとポーズを決めたり止まるべき所で止まる見せ場がないように見える

身体の軸が通ってるようにも見えないし、いつもせわしなく体中が連動して動いてる

動ばかりで静がない

しかも動で魅せるというにはスピードが足りない

エアロビクスとか、燃焼系の何かを見せられてる気分になる

ジャニーズうまいメンバーのほうがうまいんじゃないかと割と本気で思ってる

こんな事書くとEXILEファン・ジャニーズファン双方から怒られるんだけどね

EXILEダンス凄さを誰か教えて欲しい

2012-05-13

http://anond.hatelabo.jp/20120512230331

たまには正直に言えばいいのに。いつまでもその女、気づかないぞ。

「私なんてどうせなにをやっても駄目で」

なんてふうに自虐るなら

「死んだほうがいいなら死ねよ。」

女は女同士で慰めあえるんだからからびしっと一言いってやれw

2010-09-18

はてな2chの違い

(2chって表題ですが、ニュー速です)

結構前から同じソースに対するニュース速報板の反応とそれをまとめたブログへのはてなの反応を見比べていたんですけど

例えばコレなんか

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news/1284647283/

http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/insidears/archives/52373634.html

基本的にニュー速民は、否定し合う文化

対してはてなーは、肯定し合う文化なのかなと

もっというとニュー速では他を認めるっていうことがまずないから極度に自分語りを嫌うし、ユーザー同士がコミュニケートすることも少ない、自虐して自分自身を否定しないと同意は得られない。なので一体感みたいなものを皆で共有しようとすると必然的に自分たち以外の対象を全力で叩くことになる

一方はてなは他人を無意味に貶めたり中身のない内容を嫌う、如何に得られた情報自分自身の成長に繋げられるかを重視していて、互いを認め合うことでより高みを目指そうとする。否定的な発言なんかもよくあるけど、ただの罵倒ではなく建設的な意見を言おうとしている

それで普通なら見てて胸糞悪くなりそうなニュー速なんてすぐに廃れそうですよね、でも全然廃れない。よく言われるのは誰でも黒い部分を持っててそれを満たしてくれるニュー速のような所には一定の需要があるからだみたいなことなんですけど、実際はニュー速って多様な意見に溢れてるからじゃないかな?と思います。なにを馬鹿なと一笑されるかもしれませんが現実に確かめてみるとよくわかります、皆の意見が一つの方向にびしっと揃いそうなニュースとか話題ってありますよね。例えば、非道な犯罪です。でもニュー速ではメシウマ!だったりよくやったという内容のレスが絶対につきます。これはまだわかるかもしれませんが、でははやぶさ帰還のニュースならどうでしょう普通の人に聞けば100%の人が好意的に捉えると思います。しかしニュー速ではウイルスもって帰ってくんな!と斜め上のレスをする人が絶対に居るんです。そんなもの人が多ければそういう事をいう人間の一人や二人いるもんだろうと考えるかもしれませんが、一人や二人ではなく2,3割はいるんです、それも2元論で賛成反対みたいなレス以外にもメタ視点だったり全然関係なさそうな話題に絡めてたりといろんな意見があるんですね。ニュー速以外のコミュニティを見てみればわかるかと思いますがミクシィや同じ2chニュース速報+板でさえこういうことにはなりません、皆同じ意見を言ったりしてるんですよ。これがたとえ6,7割を気分が悪くなるような否定意見で埋められていてもニュー速まとめブログなんかに目をつけられて未だに生き残っている理由ではないかなと

じゃあはてなはどうなのかと言うとやっぱり結構偏ってる感はあって、それは当然なんですけど、匿名とかの違いもあるんだろうな。ニュー速が特殊なのは否定の文化が強すぎてわざと天邪鬼な書き込みを心掛けている人なんかがいるんですよね、流れ自体を否定するという。はてなは天邪鬼な人が意見するにしてもやっぱり中身を持たせようとしてる感じがあるんですよね。でもはてな文化は好きなので変わらないでほしいとは思います

ここでいうニュー速とは勢い上位のスレはてなとはホッテントリのことです

2010-05-21

彼女海外旅行好きだった

…といっても、もう別れて5,6年経ってるが。

彼女は俺が入った会社で、派遣社員として働いていた。

4つ年上で、社畜同然の正社員に比べ、仕事私生活もすごく生き生きして活気があった。

自分で言うのもなんだが、俺は非モテじゃない。

同じ年や年下の彼女が居たり居なかったりした。

だが、増田になんて書いてるくらいなんで、ご想像の通りのオタクだ。

これがオタクたる所以とも思うんだが、

彼女へのフォローが面倒くさくて仕方ない。

電話だのメールだの、返事をすぐに出さないと機嫌を損ねたり

プレゼントはどのブランドがいいだの、どのブランドなんて私を下に見てる?のだの

かといって、これが欲しいとは言えないとか

兎に角、そういう面倒くさい事の期待に添えずに、

なんとなく疎遠になって別れる、そんな風だった。

だから、年上で、自立していて、キャリアも俺より積んでる元彼女とつきあい始めた時は

ああ、楽だなあ、

俺もそろそろの歳だし、結婚してもいいかなぁ、って思っていた。

その元彼女の唯一の趣味が、年に2,3度の海外旅行だった。

彼女海外旅行好きは俺が入社した時から有名で、

正社員だったらとても取れないような長期を取って、

なかなかツアーなんかだと行かないような場所へ行く。

海外ステイしていた事もあったりして、英語ペラペラ

一人の時もあれば、同じ会社の、別の部に勤めている女子社員と2人で行くこともあった。

俺も一緒に行きたいなあと半分本気、半分冗談で口にしたら、

「最低でも英語日常会話くらいはできるようになったらね。

言っとくけど、私はパッケージツアーみたいなつまらない旅行はしないからね?

日本語通じないところばっかりよ?」

と、びしっと言われた。

正直海外旅行にそんなに興味があったわけでもないし、

勿論真面目に英会話勉強するつもりもなければ

彼女の楽しみを邪魔するつもりも毛頭なかった。

勿論金もなかったけど。

俺と付き合い始めてからも、彼女海外旅行は同じように続いた。

俺は先に書いたとおり無頓着な性質なんで、金銭的にも余裕があって、

海外旅行慣れしている彼女には何の文句も心配もなかった。

彼女旅行から帰ると、一人や、女友達と撮った写真を肴に、

土産の酒を二人で飲むのが楽しみだった。

ところが、2年目だったか、土産話を聞いていたある時、

彼女がぽろっと、夜、こんな店に行ったんだけど、と口にした。

それはかなりきわどいサービスをする女性専用の店に女友達と一緒に行ったという話だった。

直ぐに、ツアーパッケージで組んであるから仕方なくねー…と誤魔化されたが

嘘だという事は酒が入っていても分かった。

俺がちょっとな…という顔をしていると、彼女

「何?増田君、私の事そんな独占したいの?嫉妬?」とえらく喜んでいた。

それから「男だって、これくらい行くでしょ?浮気してる訳じゃないんだから」と言われた。

それは分かってる。

男だけが特別なんてのは単なる我儘だし、

元彼女はどちらかというと今まで非モテ浮気をするようなタイプではない。

けど、今思い返せば、その夜が切っ掛けだった。

その後、元彼女海外旅行自分がいかに愛しているか、という事を頻繁に口にするようになった。

海外はいい。日本はつまらない。

自分は、海外に居る時が本当の自分だ。

海外旅行に行けなかったら、人生になんの価値もない。

本当はあっちに永住したい、資格が取れれば…等々。

例のような風俗店にも、毎回ではないが、結構行ってる事も話してくれた。

彼女は本当に楽しそうで、他意は無かったんだろう。

多分、俺が大人じゃなかったんだと思う。

何か、全然別の事でイラついてた。

飛行機キャンセル分が取れたから、また海外旅行に行く、と言われて思わず

「できれば行って欲しくない。」

つい、そう言ってしまった。

外人の方がいいんだろ?浮気するんじゃないか?とか

浮気しなくても、観光向けじゃない場所は治安が怖いんじゃないかとか

とかなんとか、グダグダ言った記憶もある。

とても行く直前に言うような事じゃない。

けれど彼女の方は大人で

「心配してくれて嬉しいけど、全然大丈夫だから。

信用して。お土産、楽しみにしてて。」

と、笑って流してくれた。

でも、その時点で、もう俺は彼女と付き合っていく自信がなかった。

長々とくだらない思い出を書いてしまった。

http://anond.hatelabo.jp/20100521140027

実はこのエントリの一行目に、俺が元彼女に言った言葉

ほぼ同じ台詞があって、ビックリしたからだ。

俺の場合「この先」というのは、結婚、だった。

多分、俺は彼女の言うとおり、嫉妬深くて独占欲が強かったのだろう。

けれど、俺は彼女を信用しなかったわけじゃない。

俺が嫉妬したのは、目に見えないどこかの男とかじゃなくて、

彼女がどっぷりハマっていた「海外旅行」そのものだった。

そして、俺のこのどうしようもない嫉妬を理由に、

彼女海外旅行を一度でもやめるつもりもなければ、

その責任も義務もない事をよく分かってた。

俺よりも年上で、一応は彼女結婚を考えていたから、

別れ話は修羅場になったというか、結構ズルズル続いた。

金銭的に不安なら、結婚したら一旦は海外旅行は止める、とまで言われた。

けれど、ズルズルと半年を迎えた頃、やっぱり彼女海外旅行に行って

それが別れのきっかけにもなった。(もう、聞きも止めもしなかった)

ちなみに、会社は俺が先に辞めました…

流石に居づらくなった。

2010-01-21

勝手に嫁にされそうになった件

【ちょこっと追記しますね】

コメントしてくれた人、ありがとうございますm(__)m

冒頭の、12月にきたメールに対して

年末年始仕事は忙しいし、休みももう予定いっぱいあるから、もしも時間ができたとしたら連絡する。」←時間ができたらねってのをかなり強調

ってな返事をしたのですが、「楽しみにしてる」という、こちらの言いぶんがきちんと伝わってないと思われる内容が返ってきたために

メールがあることを楽しみにしてるということなのかな、とむりやり納得したが)

その時点で違和感やら嫌悪感たっぷりわいたので、それ以降は無視した次第です。

たしかに、「忙しいからむりです!ごめんね!」ってはじめから返してたらよかったけど+その時点で病気っぽいって知ってたら言ってたと思うけど、

基本そんなはっきり言えないです@そこは個人の性格によるでしょ。

今となっては、ちゃんとびしっと言えばよかったなと思ってます。

【追記おわり】




年末年始時間があったら会えない?」

と友人♂(31・教師、らしい)から12月メールがきた。私は忙しいので、もし時間ができたら連絡する、とだけ返信。

すると「楽しみにしてる」と。なんとなく違和感を覚えつつ、会う気はないし本当に忙しいので放置

年が明けた途端にあけおめメールがいちばんにきた。今年もよろしく!みたいな。・・・え?なんで??そんなメールするような関係じゃなくない?

もともと"知り合い以上友達未満"なくらいな人。知り合ったのは7~8年前で、当時は仲間内ではどちらかと言えばイケメン枠で、

悪い印象ではなかった。でも特に親しいわけでもなく、よくあそんでたグループの中にたまにいた人というかんじ。

2年くらい前にごはんに誘われて一回だけ二人で会ったけど、そういえば昔に比べて妙に外見が劣化していたのと、私の結婚観?をたくさん訊かれたのがなんか気にはなった。

(当時彼氏がいたけど今はいない。)

それから会うことはなく、年に一回くらいメールがきたくらいで、全く忘れていたのに急になぜかロックオンされたかんじがした。

不快感がしたのでそのメールは無視、すると先日また「寒いね~云々、どうですか最近は?」みたいなメールがキタ――(゚∀゚)――!!

だんだんと怖くなってきたので、もちろん無視する。

二回も無視すればわかってくれるだろう、と思ったがどうやら私の気持ちも無視されているらしい。

次の日もメールがきた。しかも再び今までと関係ない内容で。「最近体が疲れてて!治してもらえない?」(私は身体にまつわる仕事をしている)

みたいなね。!がきもい。

なんなの?どうしたの?若干天然な人だとは思ってたけど。やばくね???

もちろん返信はしないも、次の日に無性に嫌な予感がしたため、念のために着信拒否&メール拒否設定した。

こんだけ無視すれば諦めてくれるだろうとは思ったけど、念のために、ね。ほとぼりがさめてまた連絡きたらこわいしさ。

ていうかそれがきのうだったわけだが。

23時ころかな。携帯のランプだけが光った。着信音が鳴らず、お知らせランプだけ点灯しているということは・・・!

不在着信が15件。着拒してるわけだから、あれ?って思ってかけなおすのはまあわかるけど、15件はひどい。

何度も言うけど、もともと特に仲良くもなんともないもはや過去の友人。電話でしゃべったことさえないのに、いきなり15回かけられたらびびるよね?

つきあってるとかならまだわかるが。

そして0時になったその時、着信音が鳴った。 !?と画面を見ると、

"公衆電話"

と表示されているではないか。

これは・・・  家を出てわざわざ公衆からかけてきたの!? 

でも、公衆電話は拒否してないからふつうにかかったことで、着拒されてるって身をもってわかったよね?

これでもう諦めるだろ、と思ったら・・・また携帯からかかってき出した・・・

もうだめだ・・・ と女の友達にマジに相談していたら、ふと、次はPCメールがくるんじゃないか、という考えがよぎった。

もちろんPCメールアドレスとかは知らないと思うけど、私は自営業なので個人オフィスHPがあるのだ。そこからなら問い合わせメールを送ることができる。

すると案の定、お問い合わせフォームからメールが届いていた!

通話中の友達に半泣きで訴えながら、おそるおそるメールを開いてみると、要約して「私の携帯ではデコメールが受信できないので、もしメールを頂いていたら

本当にすみません。連絡ください。ごめん。」的なことが書かれていた。文体、内容、すべてが意味不明でさらに怖くなってしまった。

このままではオフィスにくるんじゃないだろうか。そんな根性はないとは思うけど、さっきから嫌な予感が的中しているのもあって、早急に対策を打たないとやばい気が

してきた。

私としては、一方的な態度が腹が立つし、きもい、迷惑だ、というのを伝えたかったんだけど、

友達にそんな挑発するようなことは言わない方がいいとなだめられ、

"結婚前提でつきあうことになった彼氏ができたから、もう連絡できない。みたいなウソにした方がいい"、というアドバイスを受けた。

冷静な友人に従うことにして、上記の内容を怖かったけどメールで送った。

ちなみに「返事はいりません」と締めくくりながら。

・・・そして再び、お問い合わせフォームから問い合わせが。

変なメール送るためのフォームじゃねえんだよ!!!!と怒り心頭になりながらも私はそのメールを開いた。

「そうか、そういうことだったんだね。(いや、ちがうけどね!)

 とても残念だけど。今までありがとう。(なんの思い出もありません)

 俺も○○と結婚したかった。(・・・は?? ○○は私の名前)

 本当だよ。幸せになってね。(むしろウソであってほしいし。これではつきあってたみたいじゃないか。そしてなぜちょっと上から言われているのか)」

最後は感想付きでまとめて書きましたが、

真意も伝えられず、ただただ怖くて不快な思いをしたことが納得いきません。

彼は現在病気なのでしょう。だけどそれを受け止めてあげられる関係性はもともと存在していませんでした。

なぜ私に狙いを定めたのかは知りませんが、本当に泣くほどこわかったです。

しばらくすればだいじょうぶだと思いますが、今日電話が鳴るたびビクッとしたり、外を歩く時もきょろきょろしてしまいました。

運が悪かったと思うしかありませんか?


 

2009-06-25

http://anond.hatelabo.jp/20090625225557

俺もお前が非モテとは言ってないが。

被害者意識むき出しの連中のことを非モテといっている。

変に擁護する奴がいるからつけあがるんだよ。

id:kmizusawaみたくびしっといってやる方が連中にとっても幸せじゃねえのってってんの。

2009-03-17

http://anond.hatelabo.jp/20090317134849

元増田だけど、ドキドキした。

増田が根拠のある厳しい指摘をしてきたのでドキドキした。

こういうドキドキが好きだ!

根拠を挙げてびしっと指摘されることが好きだ!

2009-02-27

叱ってくれる人

かの松下幸之助はいいました。

 『叱ってくれる人を持つことは大きな幸福である』

今のボスは、大変幸せなことに、私をよく叱ってくれる。私は入社三年目。

叱り方にもいやみがなく、直球。熱血漢の口調。

内容も実に的を射ており、ぐうの音も出ない。

「お前は言われたことはこなすが、言われなければ率先して何もしない典型的な受身人間だ。もっと問題意識をもって仕事をしなさい」

でも、叱ってくれる人がいてありがたいと思うけれども、

叱ってくれる人をどうしても好きにはなれません。

くどい言い回しで、きらきらした目線をびしっと突きつけながら

延々と夜遅くまで説教されると、はいはいもういいよ、わかりましたといいたくなってしまう。

そこまでドMな気分にはなれないんだな。

私の欠点はわかってはいるけれども、仕事をこなす基礎的な力がまだ足りないので、ルーティンワークをこなすだけで精一杯。

そんな言い訳を心に秘めながら、ボスの話をじっと聞く。

2009-01-22

自己責任論者は褒めたり薦めたりしないの?

 やっぱ大人たるもの自己責任なんて全うできて当然だよね。

 過労死なんて、健康管理ができていない=自己責任に欠けていることの極みだよね。

 ボクは一日二十四時間働いているから、もうそろそろ健康を損ないそうだよ、健康管理のために有給休暇を取らなくちゃね。

 いやあ、ボクちゃんて、なんて偉いんでしょう。

 ねえ、自己責任を謳うキミ、ボクちゃんを褒めて、褒めて。

 褒めてくれないの? 当然のことだから?

 だよねー、できて当然のことだもんねー。

 でもさ、周りの目がなんだか痛いんだ。「会社が儲からないことには給与は出ない。ゆえに休むことはゆるされない」って雰囲気でさ。

 いやー、彼らはキミと違って自己責任ってものを分かっちゃいないよ。

 キミからも彼らにびしっとなにかいってやってよ。自己責任の大切さをさ、語ってやってよ。

 え? 語ってくれないの? なんで?

 彼らはボクが自己責任を果たそうとしているのに、KYという不思議ワードで呪文をマジカルしてくるんだよ、でもキミは助けてくれないの?

 え、自分のことは自分でやれ? それが自己責任

 えー? キミ、自己責任って大切だって思ってるんでしょう? だったらさ、他人が自己責任を果たそうとしている姿を応援したり、支援したりって気持ちにならないの?

 お前達も自己責任を全うするといいよー、そのためのいい方法はかくかくしかじかって薦めたりしちゃくれないの?

 ところでさー、ボクちゃんが休むとキミと共同でやっていた例のプロジェクト、キミ一人で負担してもらわなきゃいけないんだけどさー、いいよねー? だってボクちゃん有給を全部とってカリブ海エンジョジョイするんだー。

 えー? 冗談じゃないってー? キミ、ボクが休んじゃいけないっていうのかいー? ボクが自己責任を果たそうってのに、邪魔するのかいー? それって、みょうちくりん。

 仕事がある以上は仕方がないって? 働かなくちゃって? んー、それじゃボクちゃん過労死しちゃうけど、キミ、それでもヘーキ?

 そんなこと知ったこっちゃないって? キミ、ずいぶんと無責任だねー。

 お前のことはお前でしろって? それで、キミ、ボクちゃんが死んだらどうするのさー?

 同じこと訊くな? それこそ自己責任だろうって?

 えー? そうなんだー。自己責任って自分については責任持つけど他人については責任持たないんだー、へえー。

 それって、無責任だねっ(はあと)。

 で・も、いいんだ、い・い・ん・だ、無責任、どんとこいこいオールライト

 ボクちゃんも分かってきたんだ、自己責任のコツ。無責任バッチコーイ、そういうことだよね、ワガママでいいんだってことだよね。

 ボクちゃんはカリブへ行くよ。

 ふふ、仕事はどうするかって?

 やだなー、ボクはキミのこと信じてるよ、キミが真の自己責任論者だってことは信じてるさ。一日二十四時間労働精神をやられて突然ドロップアウトすることくらい、自己責任を語るキミは予見していたに違いないんだから。

 いいかい、期日までに間に合わなくたって言い訳するんじゃないよ。

 言い訳なんてのは弱虫のすることだからね、ボクちゃんやキミのような自己責任のなんたるかを知っている人は言い訳なんてしないのさ。

 じゃあね、バイビー!

2009-01-10

降ってきた女の子

降臨賞】空から女の子が降ってくるオリジナル創作小説漫画募集します。

http://q.hatena.ne.jp/1231366704

条件は「空から女の子が降ってくること」です。要約すると「空から女の子が降ってくる」としか言いようのない話であれば、それ以外の点は自由です。

字数制限 : 200-1000 字程度


街を歩いていると突然地響きのような音が聞こえてきた。地震か? と思ったら、僕の足下のアスファルトが割れて、女の子が飛び出してきた。

世界平和を乱す奴は、成敗よ!」

キューティーハニーのようなミニスカート女の子は、アスファルトをブチ破った勢いのまま、右コブシ突き上げて、僕の下あごに昇竜拳っぽいアッパーカットを叩き込んだ。僕は他動的に人生初めてのバック宙を披露しながら、後方にぶっ飛ばされて、1.5回転してそのまま顔面からアスファルトに突っ込んだ。

観念しなさいよね、この悪党!」

不本意ながらも手足をぴくぴくさせて倒れていた僕の方を見ながら、女の子は得意げにそう言って、僕をびしっと指さした。

上の前歯が2本折れていたので、口の中の血と一緒に吐き出して、僕は言った。

「ふぁ、ふぁんた誰?」

前歯のあった空間から空気漏れる。ファンタが誰かは別に知りたくない。僕はもう一度言いなおした。

「あんた誰?」

正義の味方だけど?」

悪びれる様子も無く答える女の子女の子が胸を張ると、キューティーハニーのようなショーカットが揺れる。

「あのさ、何で地中から出てくるわけ?」

「私ね、ブラジル上空で飛行機に乗っていたの。そしたら日本で悪の反応があるじゃない。これは地中を通った方が早いと思って、そのまま空から降下して地中を通って日本に来たってわけよ。我ながら見事な考えだったわ」

-----この女の子ブラジルの空から地球の反対まで降って来たってわけか・・・

僕は腫れ上がる顎を押さえながら言った。口の中は血の味しかしない。ボトボトと滴る鼻血がすごい。出血が酷すぎて、意識朦朧としてきた。だが、倒れる前に、これだけは聞いておかなければならない。

「それで・・・僕は何で悪人なわけ?」

えっ? という驚きの表情を浮かべて、女の子は何やら携帯電話のようなものを取り出し、しきりに操作していた。しばらくして、少し青ざめて、それから今度は耳まで紅くなって、言った。

「ごめんねさい、思いっきり人違いみたい。本当に穴があったら入りたいくらい・・・」

女の子は文字通り、自分がブチ破ったアスファルトの穴に入って、消えて行った。

僕はそのまま意識を失い、アスファルトに突っ伏した。

http://anond.hatelabo.jp/20090108151602

2008-12-01

メガネっ娘と精液と僕

僕は中学のころ、わりと勉強が得意だった。それで時々、クラスメイトに授業でわからないところを教えて欲しいと頼まれることがあった。人に教えるというのは、とても効率の良い勉強方法だと思う。どのように説明すれば相手に理解してもらえるだろうかと考えることが、自分自身の理解を深めることに役立つからだ。そのため、頼まれれば面倒臭がらずむしろ喜んで教えていた。

ある日、休み時間に一人の男子生徒(仮にAと呼ぶ)が僕のところにやってきて、質問したいことがあると言った。もちろん普段通り、いいよ何でも訊いてくれと答えたら、Aは次のように切りだした。

「あのさあ、『ザーメン』って何なのか教えて欲しいんだけど?」

僕の思考回路は一瞬、硬直した。コイツハ イッタイ ナニヲ イイダスンダ。明らかに授業の質問じゃないだろう、それは。

かろうじて、どこでそんな言葉を聞いたんだと問い返すと、Aはある男子生徒の名を挙げた。なんでも男子数人でしゃべっている時に、どういう話の流れか知らないが、そいつが「ラーメン注文して、ザーメンが出てきたら嫌だよな」とか言い出したらしい。皆がげらげら笑ったが、Aは一人だけ意味がわからず取り残された。そいつらに尋ねても教えてくれない。で、仕方なく僕に訊くことにしたそうだ。

もちろん、僕はすでにその言葉意味を知っていた。僕の成績がそれなりに良いのは知的好奇心の賜物で、その好奇心エロ方面にも存分に発揮されていたわけだ。けれど、それは紛れもなくいかがわしい単語であり、その意味を知っていると表明するのは、はばかられた。なにしろ中学生である。他の連中に何を言われるか、わかったものではない。

やはりここは、自分もわからないと言ってごまかしてしまおうか。でも、本当は知っているのに知らないと言うのはどうにも抵抗がある。そのように葛藤して答えあぐねていると、黙っている僕を見かねたのか、Aはこんなことを言い出した。

「わかんないよね。じゃあ、Bにでも訊いてみようかな」

これはまずい。Bというのは僕らのクラスメイトで、特に成績が良い、女子生徒だった。僕は慌てた。このままだとこいつはB(メガネっ娘。ロングヘアー。かなりかわいい)のところに行って、「Bさん、ザーメンって何か知ってる?」とか「Bさん、ザーメンって食べ物なのかな?」とか「Bさんはザーメンを見たことある?」とか訊きかねない。そのような事態は阻止するべきだ。まあ今にして思えば、ちょっと面白そうだけど。

僕は覚悟を決めた。Aにちょっと待ってろと告げロッカールームに行くと、置き勉していた保健体育の教科書を掴んで教室に戻った。そしてまだ良くわかっていないAの眼の前で思春期の心と体に関するページを開く。そこに目当ての単語を発見した僕は、びしっとその文字を指さした。精液。

これを英語(実はドイツ語だが)で言うとそうなるんだと僕は説明した。いかがわしい単語は口に出すことなく、指示代名詞のみで説明を終えた。だから、Aが理解するのに少し時間がかかった。やがて状況を飲み込んだ彼は、頭を抱えて悶えだした。

「うわあ、マジか! 知らなかったぁ。俺、もうちょっとでBに言うとこだったよ。セクハラ野郎になるとこだった。危ねえ、助かった……」

それからAは心底安堵したようにため息をついたあと、机に突っ伏した。

僕は手に持った保健体育の教科書で彼の頭をはたいた。

先週、街中で偶然Bに会った。向こうから声をかけてきてくれたのだが、僕は最初、その女性がBだとはわからなかった。なぜなら、数年ぶりに会うBは、もうメガネっ娘ではなくなっていたから。コンタクトにしたらしい。長かった髪も短くしていた。それでも、やはり彼女はかわいかった。そして左手薬指に光る指輪

ちくしょう

少し前の僕なら、彼女指輪を見てそんな風に悔しがったかもしれない。けれど、今はちがう。

実は僕も年明けに結婚するんだ、とBに伝えた。腐れ縁ってのは厄介なものだよ、まったく。そう言って軽くため息をついた僕を見て、彼女は、

「でもすごいよね。クラスで評判だったもん、Aくんがあなたのこと好きだって。それからずっと想われ続けてるなんて、いいなあ」

と言ってほほ笑んだ。

2008-11-17

http://anond.hatelabo.jp/20081117224502

あなた男でしょ?そうだと言って!

わたし、こういうクール物言いに弱くて。

かっこいいー。最後の一言がびしっと決まっていますわ(ハート飛びまくり)

ファンになりました。うふふ。

2008-11-12

DQNの形式美

http://d.hatena.ne.jp/shibuyan730/20081111/1226428535

面白い。面白いけど、俺にはどちらかというと一方的にDQNオタク文化を吸収しているように思える。オタクDQN文化を吸収した例ってある?

たとえば、それまでエロ抱き枕でニヤニヤゴロゴロしていた集団が、だんだん鉢巻占めて長ランでオラーっとかやっている例はどのくらいあるんだろう。言葉を変えると、オタクの硬派化、オタク体育会系化ってのはどのくらいあるんだろう。長島は面白い例だが、あれを傾向といえるかどうかは、俺にはよくわからない。彼のほかに頂点には上れなかったけど、体をとことん鍛え上げたオタクピラミッドがあるの?そうならばオタク体育会系化しているけど。

単発ではアニメに詳しい格闘家とかいたじゃん。

なんとなくだが、単にDQNが形式美を失いつつあるんじゃないかと思う。まっとうに暮らしているやつはこういうことを言うと、なに言ってんだと思うだろうが、暴走族にも鉄の団結と厳しい上下関係がある。乗り回している車とか単車は、一般人が目を背けるような改造であっても、連中なりに「しぶい」「かっけー」という基準があった。単にお行儀のよさに対するアンチでめちゃめちゃやってるだけと考えると、少なくともDQN文化という見方からは降りる必要がある。彼らは彼らの美意識規範を持っている(社会的に容認できないが)。そういう意味で、文化を論じたい筋からは彼らはカウンターカルチャーだろうが、彼ら自身にとって「カウンター」という言葉は無用だ。

話がそれた。

アニメ暴走族に関しては、単に暴走族としての美意識が崩壊しつつあるんじゃないかと思う。というか、集団的な美意識を構成員に押し付けられなくなった。「萌え??」とか「アニメ」とかいっているやつを、「馬鹿じゃねーの、恥ずいことしてんじゃねーよ」と恫喝できる鉄の組織を維持できなくなった。なぜなら、DQNに限らず日本人全部が美意識を失いつつあるから。

大阪の引きずり回し殺人の父親のコメントが印象的だった。どう見ても犬猫以下の生活が報じられていた男の親と思えないくらい、常識的なお詫びを言っている。言わされたというより、本人の内側から自然にそういっている。たぶん会社ではきちんとした社会人だったんだろう。でも、わが子にはペット程度のしつけしかできなかった。

日本中上から下までそんな感じだろう。だめなことはだめ、文句を言わずに黙って言うことを聞けという最低限のしつけさえされていないペットが街にあふれている。暴走族が例外だと思ったら大間違いだ。彼らだって若い連中をそういった層から入れざるを得ない日が来る。そんな連中が、びしっと筋の通った浪花節価値観、美意識を受け入れられるか。言い換えると厳しさを受け入れられるか。あまったるい、萌える快楽だけの世界へとゆっくりと降下していくだけだ。

つーわけで、一部暴走族に発生している(とうわさで聞く)痛車化は、DQNカルチャーオタクカルチャーの融合とかではないと俺は思う。どちらかというと、お米にエロゲー原画化に絵を描かせて売る、美意識のなさ、常識のわきまえなさ、痛さに近い。

つまり、一億総痛い人化の一例に過ぎない。

2008-08-19

英語の単語ってやたら多くね?

英字新聞とか読むとわかると思うけど、英語って似たような意味の単語が多いと思う。

しかもちょっと違うつづりで違う意味ってのも多くて、覚えるのほんと大変。

ITが主語になるので他動詞自動詞もいろいろあるのもややこしい。

でもそのおかげで文としては短くびしっと表現できるんだよなきっと。

特に英語は怒りとか論理とかそういう単語が多い気がする。

英字新聞が毎回おこってるだけなのかもしれんが。

2008-08-16

http://anond.hatelabo.jp/20080816094001

自分は女じゃないのでアドバイスできないんだけど、個人的な意見を言うと

はっきり言って仕事のできる女の人大好きです。

むしろ完全に男みたいにスーツびしっと決めてほしい。

そういう女の人が迫ってきたら僕は一発で落ちます。

女の人が男っぽいスーツを着てるのはすごくエロいと思う。

2008-08-04

近所の吉野家

近所の吉野家メガネ委員長がいる。

いや、メガネ委員長といってももちろん吉野家の店員だし、外見の年齢からみて学生のセンは無い。

でもどう見てもメガネ委員長だ。

カリッとはっきりとした存在感のメガネ

後ろで一つにくくった黒髪。

びしっととおった背筋。

私はあのような存在につけるあだ名として「メガネ委員長」以外の適切な言葉を知らない。

委員長時間帯の責任者だ。

「元ニートです。今週から社会復帰始めました」みたいな挙動の怪しい冷や汗デブを叱咤激励してきっちり働かせる。

「ニホンデドニカシテイキテイキタイネ」というようなフィリピン人の子に仕事日本の常識を根気強く言って聞かせる。

「まじだるいっス」と顔に出ている茶髪の目先を変えて効率を上げる。

委員長が命じた仕事を他の店員が正しくこなしたとき、委員長笑顔をこぼす。

平凡な顔が、そのときだけとびきりのご褒美に変わる。

私は今日吉野家に通う。

その瞬間が見たいから。

2007-11-07

おいしい香草焼きの作り方

http://anond.hatelabo.jp/20071106200134

風呂行ってくる。・・・まで読んだ。

おいしい鳥の香草焼きの作り方

お肉大好き…でもカロリーが…という貴方のための料理。作り方は簡単、30分ぐらいでできるよ!たぶん!感覚的に!

材料(一食分)
  • 鶏の胸肉 ひと塊(\100以下)

ほら、パックにぴっちりと肌色の鶏肉が詰まっているヤツあるだろ?あれだよ。数個入って数百円のはず。

昨日のように小皿に一杯とかじゃなくて、大さじに浅く少しぐらいでいい。種類はまたしても適当増田の台所にある「こった料理のために一回買ったけど、そのあと二度と使ってない」ハーブでいい。いろんな種類を混ぜるのがコツ。

二度と出せない味ができる。感動するほど旨かったときに再現できなくて落ち込むが、一期一会だと思って大切に味わえ。

  • 塩 少々

粗塩だと味が引き締まるが、食卓塩でもいい。なんなら味塩でも。<味がぼやけるけどね。量がポイント。多すぎず少なすぎず。基本的に多すぎるとしょっぱくて食べられなくて泣いちゃうから、少なめで。豆スープみたいに後で振りかけて調節してもイイし。でも、焼き物は一発目でびしっと決まった塩味の方が絶対に美味い。

これらも下記で紹介するように胸肉を冷凍するといつでも調理できる便利食事になります。

作り方
  • 鶏の胸肉をぶつ切りにする

一口サイズに切る。普段料理していない人は「一口サイズって言われても…」って困るよね。だから細かく書いてみるテスト

  • 『胸肉の皮を剥ぐ』

カロリーが気になる貴方のために・・・ですので、鳥の皮は剥ぎます。食べません。でも、捨てちゃ駄目。うまみの元なんだから、ちゃんと一緒に焼いて少々の油と風味を頂きます。

きれいに剥けると思う。剥けたら3つぐらいに切り分ける。大きくていい。

  • 『縦長のささみみたいな形に切る』

肉の線維に沿って棒状というか流線型になるような感じに切る。おっきい塊の方を半分ぐらい、横に付いている小型の塊はそのまま…程度。

このへんは実物を見てフィーリングで感じろ。失敗しても涙がにじむ程度で食べられない訳じゃないから安心しる。

  • 『幅が2から3cm程度に輪切りにする』

ここが一口サイズとなる。焼くと身が締まって小さくなるので、少々ビビりながら大きめに。焼き上がりが小さいと悲しくなるので。

切った身はそのままビニール袋に入れる。どんなビニール袋かって?ほら、スーパーの袋詰めの所にローラー状であるヤツあるだろ。あれだ、あれ。あのサイズがベストマッチ。最初はスーパーから頂いてきてもいい。でも、常用するようになったら買おうな。

ゴミ入れて捨てるのに便利だし、自腹で買っておけ。100円ショップでも箱に入って売ってるぞ。

話がそれた。袋に入れるんだ、とりあえず。

空気を適度に入れてパンパン叩いたり、空気を抜いてぐにゅぐにゅしたりしてまんべんなく付いた気分になるまでやる。

もみすぎて穴が開いたりすると気分が萎えるのでほどほどに。

肉同士がびっちりくつくように表面積が最小な形にしたら、ビニール袋の口をくるくる回して空気が入らないようにして、肉の下にでも突っ込んでおく。

この間に風呂に入る。

あ、オーブン、またはオーブントースターの余熱も同時にやっておくと完璧だ。

  • 焼き網に乗せて焼く

じっくり味がなじんだような気分になったら網に乗せて焼こう。このとき、さっき切った油たっぷりの鳥の皮を身の上に乗せる。

たぶんハーブは鳥の皮の方にいっぱい付いていると思う。その香りがついた油を肉に移すのだだだだ。

焼き時間は適当オーブントースターで見ながら焼くのが楽しいと思うけど。オーブンの時は13分ぐらいかな?<自宅の場合

  • 焼けたら食え

熱々の方が百万倍美味いので、網のまま食べたいところだが、文明人なふりをしてぐっと我慢。皿に盛る。皮はカリカリになってると思うけど捨てろ。コラーゲン♪とか言って他人に食わせてもいい。

終わりに

意外なほどぶくまが付いたから、いい気になって二本目を書いたぜ!

この鶏肉料理はこれ単体で一食分、ほかの食事いらない量なので覚悟するように。

調理途中の「ビニール袋に入れる」の所で、冷凍庫に入れると長期保存が出来る。とても便利。いまも自宅の冷凍庫には数袋入ってるはず。

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