はてなキーワード: 非オタとは
元増田です。お返事その2
最初の記事は増田さんのようなあくまでも個人として扱われたい方を等閑視した雑なものでした。申し訳ありません。
増田さんへのお返事としてはこれだけで終わった方がよいかもしれませんが、ご指摘を受けて考えたことを書かせてください。増田さんがこれ以上議論を望まないのなら、勝手ながら、この先は無視してください。
オタクは現実のモテより萌えの方に向かうのだという言説は、上野や非オタの誰彼が言い出したものではなく、オタク(の中のラウドマイノリティ)自身が本気で発したものだったと思うのです。『電波男』のタイトルは、(2chの書き込み群はともかく、映像作品などは)増田さんのご指摘どおりの「マイノリティだからこそ消費される」非オタ受けする脱オタしてモテるオタク像を描いて流行った『電車男』の向こうを張ったものではないでしょうか。同書刊行と同時期にサービスインしたはてなダイアリーとはてなブックマークでは、「私」ではなく「オタク」を主語にしてモテより萌え論がさかんに語られていました。これらは所詮変わりものの戯言として無視するべきだったのでしょうか。
増田さんは、十分な数とバリエーションの個人を深く掘り下げてからでないならばor掘り下げてすら、擁護であれ非難であれ放っておけであれ、ある群に群として言及すべきではないというようなお考えをお持ちに見えます。それは誠実で潔い見識だと感服しますし、この増田記事も個人に読まれているのだと念頭に置いて書いているつもりです。
ただ、偏見に対抗したり社会的なリソース配分の変更を求めるためには、群として主張することも時には必要。その主張を聞き入れたことを後出しで責めるのは、主張した群の信用や好意を大きく損ねるから悪手。という運動論よりの考えを私は私で持っており、その考えに基づいて発言した次第でした。
元増田です。
ただ、当時オタクに対して「色々とあって言えないだけで、本当は現実の女性と恋愛やセックスや結婚をしたいのでしょう。私にできることなら手伝いますよ。」などと善意で言った結果、プライベートな会話であれネットやマスメディアでの議論の中でであれ、「非オタの価値観を押しつけるな」「余計なお世話」「かわいそう扱いするな、蔑視だ」などと猛反発されたケースが少なからずあったのです。
切り抜きやスクショや録音録画をとってはいなかったので、私がこう記憶しているというだけの弱い根拠で語って申し訳ありません。違う記憶を持たれている方は当然いらっしゃり、そちらの方が正しいのかもしれません。
かような反発もまた当時のオタクへの強い抑圧故なのでしょうが、文字通りに素直に受け止めたことを責めるのは、後出しでダブルバインドではないでしょうか。
「滅びればよい」が冷淡なしばき主義であることは確かで、同じ口で弱者救済を謳うなというご意見には全く同意します。
もう一点、すでにブコメで指摘してくださっている方がいらっしゃいますが、上野は表現規制については一貫して反対の旗幟を鮮明にしてきたようです。ですから、「規制派フェミニストをいさめないから悪い」はさすがに不当と考えます。そもそも、上野は有名人ではありますが、フェミニズム内から批判も多く、フェミニストのドンみたいな存在ではないのではないでしょうか。
元増田です。考え足らずや不適切な表現を指摘してくださって、ありがとうございます。
確かに、上野千鶴子の発言は「オタク」の見えやすいところだけしか見ていなかった迂闊なものだと思います。また、当時のオタクとして発言する人と現在のそれが同じだとは、私も考えていません。むしろ、目立つ人が入れ替わったからこそ、当時の文脈が落ちてしまったのではないかという主旨のつもりでした。
オタクの変化については、以下のように書けばよかったでしょうか。
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当時オタクを自認する論者には、非オタからの「本当は現実の女の子と恋愛したいのでしょう。」という類の勘ぐりに対して、強く否定して二次元独自の価値を説く者が目立った。特に発言しないオタクの中でもそれがマジョリティだったかは分からない。
現在オタクを自認する論者には、同時にKKOも自認し、現実でも女性からの承認とその証としてのセックス等を求める者が目立つ。そのような現在の論者が、時代の違いを勘定に入れずに上野批判をしているのではないか。特に発言しないオタクの中でもそれがマジョリティであるかは分からない。また、当時も現在も一貫して上野批判をしている人も当然いるだろう。
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以上なら、まだマシでしょうか。
申し開きをさせていただくと、一番言いたかったのは、オタクな論者の変化よりも、
当時は非オタからの「二次元など構わずに現実の女とつがえ。さもなくば異常者だ!」という圧が強くて見合いだなんだの余計なお世話が多かった。それに比べれば、冷淡な突き放しであっても干渉するなと非オタをいさめてくれる分だけ、上野はマシだった。
ということです。当時としてはマシだっただけで、批判されるべき点がいくつもあることには同意します。(私個人としては上野は嫌いなくらいです。)ただ、上野が突出してオタクに敵対してきたことの象徴のように当時の発言を扱うのはピントがずれる、それでは効かないし本当に批判すべき対象を逃がすかもしれないと考えるのです。(念のために申しそえると、元増田さんがそう扱っていると断ずる訳ではありません。)
便乗して語らせてください。
上野千鶴子がこういうことを言っていた時代と、「(ギャルゲーなどを消費するするシスヘテロ男性の)オタク」の側と、彼らに対する批判の内容が変わった結果、上野が過剰に非難されているのだと見ている。
*以後、いちいち書くのもうっとうしいので、「オタク」をもって「ギャルゲーなどを消費するシスヘテロ男性のオタク」に変えます。
当時、オタクの側の主張の大勢は、現実の女性とのセックスや恋愛は本当に必要ない、三次は惨事、二次元こそ至高!というものだった。代表としては、本田透の『電波男』だろうか。
対して、非オタの世間はオタクを、女性をものに出来ないからゲームや漫画を代替物として危ない性癖をこじらせている、本人の表面上の意思に反しても現実の女性とつがわせるべき。と論じがちだった。
で、上野は、オタクが二次元にしか興味がないというなら本当にないのでしょう。だったら現実に女性に加害をしないのだから、女性にとっては無害で、問題にする相手ではない。血縁家族を社会保障の前提とする現代日本では子供を作らないと困るフェーズが来るだろうが、それもオタクの自由のうち。というようなことを、過不足ありつつ散発的に言っていたと記憶している。
要するに、オタクの主張を信じて彼らのしたいようにさせておけ。というだけの主旨で、オタクの積極的な味方ではないが敵ではなかった。
十年以上時が流れて現在は、KKOとオタクがニアイコールになり、現実社会で救われるべきと、オタクの主張の方が変わってしまった。非オタの世間の方は、美少女コンテンツの氾濫ですっかり慣れた結果、いちいちオタクに違和感を表明しなくなった。プラス、上野は他にもオタクに嫌われる言動があり、上野の能力主義で自由主義な古典的リベラルフェミニズムとコンテンツ規制論を含む他の流派のフェミニズムとが混同された。結果として、当時の発言が実際以上にオタクを敵視したものとして取り沙汰されてしまっている。
と、こんな流れなのではないか。
当時高校生だった時の印象としては、ハルヒの人気がすごくて、非オタのパリピも陽のオタク(パリピと仲の良い、明るく社交的なオタク)から勧められてハルヒを見るくらいだった。そしてハルヒのバンドシーンがすごくて、軽音部のアニオタとかがこぞってGod Knowsを弾いていた。なんだったら非オタの軽音部も弾いていた。で、ハルヒが終わって、京アニ次何やるのかなーって思ったらバンド物のけいおん!だった。たぶんあの当時ハルヒを見てた人たちは、みんな「これは人気でるな」って思ったんじゃないかな。やっぱり軽音部のアニオタたちはOP曲をコピったし、なんだったらオタクがギターを買いだした。
出た、のコメは元増田じゃないんだ。信じてもらえないかもしれないけど。
主語大きめ、全体的にやや攻撃的なところは狙ったのでまあそういうこと。
新幹線云々はNGTが来ることが決まって多分まだ開演する前のTVでの発言で、書く前に当時一緒にTV見た人に確認取ったけどそいつも覚えてて間違いないと思うんだがググってもソースが見つからなかった。
指摘されてる通り、当時北陸新幹線が新潟を通らないことに落胆して(せめて越後湯沢分離を望んでいた人が多かったはず)、メディアも金沢のPRばかりしていたから、本当にがっかりだったんだよ。
最終的には、新潟のことを理解しようとしてくれて、新潟のために頑張っていただいたのかな、とコメント見て思った。(この一文、上から目線で余計だけど)
外資系は決して非難してるわけじゃないんだ。でも、地域密着をキャッチフレーズにうたってるわけだが、それを実感できないのは事実。
指摘されてるとおり、新潟にはnegiccoとRYUTistがいる。
どっちも古町どんどんの顔。RYUTistのどんどんは非オタからみたらまじだから。
オレ自身はチラ見で素通りする方の人だけど、あの熱気とファンの行儀の良さ?っていうの?すごいと思うんだよ。
スゲ~悪い言い方だけど、ふつ~のちっちゃい子が、アイドルっていうのは微妙な感じ?だけど頑張ってるふつ~のティーンエイジャーになっていくの、年2回見てたから親近感があるんだよね。
NGTはファンが多すぎて規制しないといけない、とかあるかもしれないけど、食の陣で万代もしくはふるさと村に出るとか、
新潟まつりで特設ステージ作って民謡流し出るとか、キラキラパレードに出るとかさ、地域密着イベントに出る方法はあったんじゃないかなと。
ミッキーマウス以下だよ。する気がないんだろうな、と正直思ってしまうわけよ。
県警云々は蛇足、そこまで真剣に書いてない。ここだけ被害者の主語が違ってわかりにくかったことは謝る。
でも加害者が新潟出身じゃなさそうだってことは、田舎根性だろうし排他主義と言われるだろうけど書きたかった。あんな第三者委員会の報告書の後だしね。
観光バスにNGTってのを知ってる人がいるってことはNGTのために新潟に来てくれた人がいるってことで、NGTは新潟に貢献してくれてるんだなと改めて思う。
海外の人が日本に来るための観光資源、と同じ意味で、新潟に来てもらうための観光資源ってのがオレにとってのNGT。
観光資源は地元の人にとっては必ずしも身近なものではないけど、大事なもの。
だからこそ、全国規模での宣伝もしてほしいし、よいイメージ戦略もしてほしい。地域密着じゃないけど、ダメだと言ってるわけじゃない。
今のNGTは、公的機関や地域企業がスポンサーとなった地域活性化事業が失敗した可能性がある状況、というのが今のオレの正直な捉え方。
いや、ツイッター普及以前の2ちゃんねる全盛期も、わざわざ自分と趣味の異なる連中が集まった板・スレに突撃して摩擦したがる奴は沢山いたよ
一例を挙げれば、2003年のスーパーフリー事件のときなんか、2ちゃんのスレに都内一流市立大学のリア充ヤリサーの連中が必死に反論書き込みしたり、ネット普及以前ならあり得ないようなオタと非オタの摩擦は当時から起きてた
今も「女全般」に対してフェミニストという名前を付けて叩いてるだけだから何も変わらないでしょ。
極一部の「自分たちにとって都合の良い女」だけは除外、で。
なのに何故か「非オタク女がオタクを叩いてる」「それに対してオタク女も俺らと共闘しよう」とか言いたがるのに対して
普通にお前らは昔から女オタクの事も叩いてるだろボケ、誰がお前らの味方なんかするか、と言われてるだけ。
まあ、当然だよね。
女ってひとくくりにすると「私なんもやってないもん!」な人が出てくると思う。
そうだね。でも傍観してたよね。
たしなめてる人見たことないよ。
もっともそんなことしてもキモオタ認定されて取り合ってもらえなかったかな。
なに不自由なく伸び伸びできてた人達には私が感じた屈辱はわからないだろう。
糞ジャニーズや感動ポルノは垂れ流されるのに、ラノベやアニメへの称賛は罵られる。
本の表紙がが少しでもアニメっぽいと「オタクだろw」「キモ」とまるでそれが悪いことかのように嘲られる。
実写アイドルが飽和してるなかで、アニメっぽい絵がでると「ロリコンかよ」「オタクに媚びてる」「二次元に侵食された」と非難囂々。
女はオタクに差別にされた! 腐女子はオタクに駄目にされた! オタクはなんでも女叩き!って主張を真に受けて悲しくなってたけど、調べるまでもなくオタクは当初から女に叩かれ甚振られてきた。
差別者はどっちなんだか。
(中略)
ずーっとずーっと理不尽な思いはしてきた。
直接女に罵倒されたり虐められた人に比べたら私はまだ被害がないほうだけどね。
なんで同じ人間のはずなのに趣味が違うだけでこんな馬鹿にされなくちゃいけないの?って悔しかった。
それでもオタク文化が好きだったし、最近はオタクがお金だすって企業がわかってきたからほんの少し扱いがましになった。
たださぁ、「男オタクは女叩きが激しい」「腐女子はオタクに一方的にやられてきたから表現規制に加担します」とか言われると、「てめぇどの面下げて」って修羅の顔になっちゃうよね。
あいにくオタクは隠れろ隠れろと言われ続けてきたのでこれ以上のゾーニングを求めてがたがた言う人の気持ちはわかりかねます。
だって私、「嫌いな人がいるから隠そう、但しオタクコンテンツに限る」っていうフェミ様の理屈に納得したことこれっぽっちもないもの。
腹が立ったのは、どうということはない絵、酷いときは完全着衣の絵に対し「オタク向けキモイ」「女性差別」って大合唱する奴らと、
そんなこと言っときながら半裸の男性アイドルやらBL本は全年齢ではがんがん出してきて喜んでる奴ら。
苛めてた方は覚えてないけど苛められてた方は覚えてるってよく言うよね。
正直私がオタクになり始めた頃もオタクはガンガン迫害される存在だったたんだわ。
今となってはすっかり市民権を得てるとかっていうけど、相変わらず女性様やフェミにガンガン叩かれて、そのくせ女への配慮ばっかり求めれられ続けてる。
差別解消なんて世迷いごとはクソみたいな女性の風潮自浄してから言え。
そして二度と女は被害者なんて抜かすな。
・たしなめてきたわ の人
そりゃ中にはまともな人もいるよね。
できれば私もそういう人は傷つけたくない。
でもヤバい奴が多すぎてそれが当たり前の界隈になってるんだよ。
フェミが表現規制を訴えるとき、それを掣肘するフェミは少数派ってかほぼいなかった。同じオタク界のはずのフェミですらあの様だ。
残念ながらまともな女は少数派だ。
そうだね。
大人しくしてるとつけあがるよね。
でも当時のオタクはカルチャーを堂々と楽しむことは悪いことだと思わされてたし、表でアニメイラスト扱うのは白い目で見られがち(さもなくば差別扱いされがち)だから、
オタクは女性の評価気にするし、自分が好きな作品が自分のせいで貶されるの辛いし。
反撃すれば良かった?
確かにね。非オタク女の好きなアイドル晒して馬鹿馬鹿しい誇張表現あげつらってクスクスやればよかったかもね。うわ全然楽しくなさそう。
理論的に反論? 「顔真っ赤w」「キモオタ」ってやられるのが落ちだよ。
ただまぁ私のように若い頃は悲しい思いを圧し殺してオタクやってたけど段々成長して「あれやっぱおかしかったよね!」ってなるオタクは一定数います。
そういう人たちがツイッターとかで今変なことを指摘しているわけ。
小学生の時、休み時間に描いた絵を黒板に貼り出されて、それをみんなに笑われた。
家に遊びに来た友達が、ゴミ箱に捨てた紙をわざわざ取り出して、そこに描いてあった私のイラストを笑った。
中学生の時は、パソコンのタイピングが早い事を、クラスメイトによくからかわれた。
漫画やアニメが好きで、パソコンが早くからわりと得意だったという事により、受けた扱いや、苦い思い出が、他にもいくつかある。
田舎だからかもしれないが、私の子供の頃はまだ、いわゆるオタク趣味は恥ずべき事、という空気とプレッシャーがあった。
私はあんなに大好きだったアニメや漫画が苦手になって、だんだん関わらなくなった。
でも、パソコンなんて今は当たり前だし、みんな持っていて、使っている。
高校生、大学生になると、漫画オタクアニメオタクを自称する、非オタクだと認識していた人たちが現れはじめた。
今現在、つながっている同級生たちのSNSでは、アニメアイコンだったり、私を笑っていた人がプロフィールに「アニメを3000話見るのが目標」と書いてある。
偏見や差別がなくなり、大衆に受け入れられているというのは、つらい扱いを受けた側として、喜ぶべきかもしれない。
でも私は、昔私をからかっていたサイドの人たちが、今は平気でそれらを楽しんでいるという状況が嫌いだ。
むかつくとか、もやもやするというより、嫌い。
自分勝手な思いなんだろうし、今でも子供時代を引きずって根に持っているのはおかしいんだろう。
対象がアニメや漫画じゃなくとも、子どもは何かにつけて色んなものをからかい、いじめは起こる。
そして私は、オタクじゃなくなったからといって、勉強やスポーツやコミュニケーションに重きを置いたわけでもなく、これといって得意なものが一切ない平凡以下の人間となった。
同じくからかわれていたイラスト好きな女の子は、それを貫き、美大へ進み、イラストレーターになっている。
私もあのとき、絵を描くことを辞めなければ良かった…という後悔が、最近よく襲ってくる。