はてなキーワード: 普通高校とは
http://anond.hatelabo.jp/20110628170933への追記がうまくできなかったから別に作成。
増田まとめの方でコメントがあったので…(コメント引用の仕方がわからん)
-勉強量は同じ
-ただし、高専生は深く狭く(専門的に)
やはり違うと思います。
勉強量の差は、具体的には黄チャートの例題レベルの分量をこなしているかどうかでしょう。
-ことだよね。
勉強範囲については、たぶん普通高校で習う分野や公式は「高専の数学」(テキストの名前)にも書かれていると思います。
だから高専でも高校数学のI,II,III,A,B,Cはちゃんとやります。
普通高校で教えるべき指導要領があって、大学でそれを試すのだから、仕方がない。
だから、論理的思考の構築なんて後廻しで、パターン学習を繰り返すわけで。
単なるパターン学習に成り下がるから、興味を失ったり、実用の枠外に行ってしまう。
パンはぶら下げられていますが、その高さは数メートルに及び、ジャンプしても届きません。
パンはいくつもあり、名前はすべて「○○するための数学」です。
で、もしあなたが高専生ならば、○○に入れるのは決まっています。
○○=工学を学ぶ
ですね。
食べたいパンは決まっていますので、あなたは手っ取り早く土を盛るために、三角錐型の山(普通の山ですね)を作ってパンを食べようとします。
でも普通高校の生徒はそんな楽はできません。パンを食べなきゃいけないのは明らかですが、どのパンを食べようか決めていないのです。
そこで彼らはどのパンを食べたくなってもいいように、あるいは途中で食べたいパンを変えても大丈夫なように、台形の山を作って、
頂上で自由に移動できるようにします。
普通高校生は自由度を残せる代わりに労働量は飛躍的に増大しますね。
前者は、大学レベルの数学になりますから、後者の山よりも少し高いです。
↓大体こんな感じ
A / ̄ ̄/ \ ̄\
どうっすかね?伝わる?
だから高専生の数学の勉強量が少ないっていうのは当たってるけど的外れ。
だって整数論なんて工学部ではまず役に立たないんだからどんどん削って専門科目に充てればいい。
削っていった結果がこれなだけ。
高専の先生でさえ「大学受験生はこんなに頑張ってる!」とか言ったり、
翻って見るに、高専の同級生はバイクやバイト、服装の話ばかり。
理系に興味があるのは間違いないけれど、高専じゃない道が気になってしょうがない。
http://anond.hatelabo.jp/20110616153059
を見てね。
まず、高専をやめて高校に入りなおすのは在学年数だけロスしますね。
10代のころの1,2年の遅れなんて30才以上の人間からしてみれば屁みたいなもんですが、
当事者からしてみれば大きなロスに感じるのも無理はありません。
これは時間的に大変!ってネットでも言われますよね。そのとおり。
それでも俺は大学受験するぞおおおお!そんなに頭は悪くないんだああああ!
…といってそのまま4年生になり、大学への編入学を考えるようになるのが9割。
ほんとに3年で高校卒業資格を得て中退していくのが残りじゃないでしょうか?
2.となりの芝生は意外とショボイ?
そもそも大学受験生ってそんなに頑張っているのでしょうか?
例えば神戸大学工学部前期の難易度は代ゼミでセンター得点率でおよそ75パーセント。
そこそこできる受験生が目指す国公立としては申し分ないでしょう。
あなたは高専を目指すくらいですから理数系が得意なんでしょう。
もし多くの同級生と同様に地元中堅公立高校の進学コースに進んだとしてみてください。
進学コースでは当然受験向けに毎日のように小テストを受けて多くの解法や暗記項目をこなしていきます。
大変ですがそれは周りも同じですからできます。あなたと同レベルか、それ以下の同級生がこなしているんです。できないわけがありません。
さて、3年間の努力の結果、あなたは理数科目だけはクラスのトップレベルにいます(全国レベルでは数千人いるうちの一人ですが…)。でも暗記の多い文系科目は相変わらず苦手です。テスト前になんとなく教科書やノートを見直し、テスト後に答え合わせをするだけのレベルです。
というわけでセンターの過去問では数学9割、理科9割、社会7割、英語6割5分、国語は7割という典型的理科系の得点をしてしまいました。
これだと、神戸大学の配点ではどうなるのでしょうか?見てみましょう。
国語 87.5/125
社会 52.5/75
数学 45/50
理科 45/50
英語 49/75
合計 279/375 74.4%
はい、十分挑戦する価値ありです。もちろん実際に神戸大学に挑戦できる受験生なんてそう多くはないのですが、
ピンキリとはいえ高専に合格する頭脳を持ち、しかも大学受験をしたいなんて言い出すあなたです。このシュミレーションを見てたじろいだりはしないでしょう。
国公立は範囲が広い…ってそりゃそのための勉強を3年するんですからそこそここなせて当然です。これをこなせない受験生が実は大半なんです。
そのまま高専に残っても本気で大学受験するにしても後悔しない勉強法を説明します。
それはとにかく数学と英語について大学受験向けの参考書をマスターする事です。行きたい大学があるならそこの赤本も買うといいでしょう。
を読んでください。
医学部と書いてありますが、普遍的な勉強法が書かれてありますので、これを参考にしてください。実際僕もこれで成績を伸ばしました。
僕の高専時代には青チャートをやりたがる連中は多かったです。好みでやればいいですが、黄チャートで十分です。
素人が大学入試の解答を見ると、「そんなテクニック思いつくか!」
となるものが多いですが、黄チャートをやると当たり前の解法であることがわかります。
高専に通いながらだと、効率よくやってもせいぜい1日2~3題でしょう。一通りやるだけで1年半かかると思ってください。
基本書も「高専の数学」で十分。苦手分野があればその分野について「~が面白いほどわかる本」でカバーしましょう。
これだけやれば大学受験は安泰です。2次試験も標準的な良問を出す大学を選びましょう。神戸大学とかの総合系に多いです。
数学ができるかどうかで高学年の専門科目の大変さは倍違います。受験しなくても無駄にはなりません。
まずは高校の標準的な英文法を学びましょう。自分が使ったのは市村憲太郎「シンプル英語構文とイディオム」です。
解説を読んで、簡単に問題を解き、見出しの例文だけを覚えればいいでしょう。後半の熟語集は別の本でやればいいので飛ばします。
これは長期休暇に集中的にやれば2週間でできます。
あとは「速読英単語 必修編」「速読英熟語」を①の通りに音読します。この時点でセンター8割は楽勝です。
さらに「ネクステージ」で文法力を固めて、「英作文のトレーニング-はじめて編-」の前半を読んで英作文のコツを学び
「減点されない英作文」例題と基本構文、単語をマスターすれば、これも大学受験はかなり安泰です。
英作文はz会を利用するかlang-8で英作しまくって格安添削を受けましょう。
大学受験とはいえ「速単」「速熟」「ネクステ」を終えた時点でTOEIC600点は堅いと思います。
僕は「速単」「速熟」をやった後すぐにCASECを受験したところ、TOEIC換算600点の判定が出ました。(TOEIC自体はうけてません><)
話がずれるので言及しませんが、大学受験がこなせないのに実用英語をものにしようとするのは無茶苦茶です。
4.意気込みは良くても
実際、上記の参考書は高専にいても役立つものなんですが、これをこなすのはメンタル的にも時間的にも至難の業です。
結局あなたが大学受験をするにしても、理系に進むなら素直に編入学をすることを勧めます。
工学部以外に行くにしても、はるかに勉強量が少なくて済みます。
「でも、みんなチャラチャラしてるし、なんか焦る!」
そういう人は比べる対象が間違っています。確かに高専でも40人中10位以下の連中は間違いなく頭が悪いか勉強不足です。
ですが上位5位、3位くらいになるとどうですか?この人たちは結構真面目にやっている上にびっくりするような点数を取っていませんか?
はっきり言って普通高校に通っても立派な成績を収める人たちだと思います。
働きアリの話は有名ですが、進学校に通っても大体こういう分布になります。
こういう上位陣をいい意味でライバル視して、他の連中は目指すものが違う人たちと思って頑張ると少し見る世界が変わりますよ。
(いやな奴にはならないでくださいね)
そして勉強に遊びに一生懸命になれれば、後で振り返っても良い5年間になるはずです。
とりあえずこんなところでしょうか?
質問や思いつくところがあればまた追記します。
普通高校には行ってないけれど、高専卒で大学理学部数学科編入、大学一般入試も経験したので、迷った人へのアドバイスを。
このテーマはネットで検索してみると出つくしているようにも思うけれど、できるだけ具体的な物になるようにしました。
僕自身は高専時代反省点も多いながら充実した生活をした一方、今のキャリアを考えればあんまり意味がなかったので、
あと、高専からの大学編入については自分からはあんまり扱いません。
高専に入る前からこういった考え方の人は自分の進路の合理性について考え直した方がいいと思います。
但し、長岡や豊橋技科大学とかなら編入生が多く、それ用のカリキュラムがあるかもしれないので、話は変わるかもしれません。
※以下「普通高校」と言った場合、「普通高校で学ぶ学習内容」を指します。
1.1 一般科目に大差はない?
高専に行っても現代文、古文、漢文、地理、歴史、倫理、経済、英語、第2外国語、芸術、体育、法学…など
一通り勉強します。授業時間は少なめなんでしょうが、こうやって書くと多いでしょう?
大学入試と言う超絶重要な節目のための勉強をしなくてよいだけましですが、試験もあります。
1.2 専門科目に見えても…
機械や電気、建築で学ぶ専門科目には、低学年では工業(構造)力学、電気回路、流体力学、材料力学等がありますが、
これらの大部分(エッセンス的な意味で)は普通高校の物理でも学ぶことができます。
化学工学についても普通高校の生物、化学で学ぶこととかぶってる部分があるでしょう。
したがって3年までの勉強内容はみなさんが思っているほど普通高校(の特に理系)との間に大きな違いはないと思います。
2.違い
2.1 機会費用を考えよう。
これは本人よりも親御さんにとって重要なことかもしれませんが、
高専から働きだすのと、大学からとでは最短で2年。浪人や院に進学するなどすればそれ以上の間、
年収400万として2年で800万の収入、国立の学費で100万(私立なら200万?)、
就職先の福利厚生(飯付き独身寮など)が充実してたらさらに200万位の差がつきます。
もちろん大学進学でそれ以上の収入が得られれば良いのですが、家庭の経済環境が厳しい人は
2.2 数学は進度が早いけれど…
やはり大学受験がないだけあって演習量は少なめです。僕は教科書の例題を解いただけでしたが定期試験はほぼ満点でした。
また、確率や数列、図形分野はあんまり力を入れません。微積分も一般入試向けの解法をやるわけじゃなく、
専門分野に必要な計算力を養えばいいわけです。もちろん大変ですけどね。
個人的には高専で学ぶ数学についていくよりも、黄チャート(大学受験の為の基本問題集)をマスターする方がずっと大変です。
2.3 ちゃんと統一してほしい。
電気回路を専門科目として学ぼうとすると、早い段階で微分が出てきます。
したがって「この式はこういうもんだと思って」(実際に先生に言われた言葉)学ぶ必要があります。
くさび型のカリキュラムにはこういう弊害もあると言うことです。
もっとも、段階をちゃんと踏む普通高校では物理の加速度、速度、距離の概念を積分を使わずに学びます。
直観的で分かりやすいですが、これはこれで気持ち悪い人もいるかもしれません。
3.その他
3.1 いまどき英語は必須
私たちの時代から言われてきていましたが、今はそれ以上に語学力を売りにする必要がある時代です。
実際私の高専の同級生や同僚にも海外出張や、英語で仕事をする人はひとりずついます。
私もベトナム人に試験のやり直しなどの指示を英文ですることがあります。
3人とも別に英語が得意だったわけではありません。僕は学生時代TOEIC300ぐらいでしたし、
他は僕以下の英語成績でした。
エンジニアとして、英語ができないのは数学ができないくらい不自由なことになると思います。
今はTOEICに力を入れている高専も多いようですので、そういった学校の実績をオープンキャンパスで聞いてみてもいいかもしれません。
3.2 シラバスをゲットしよう
高専に限らず、大学の文学部に行くにしても、まず志望学校名とシラバスでググってその学校で使われている専門書を数冊手に入れましょう。
田舎の人はamazonで買えると思います。数日都会の大型書店(ジュンク堂、紀伊国屋など)に入り浸ったり、その分野に関するライトな本を読むのもいいでしょう。
そしてその本を理解するのではなく、ざっと読んでテンションが上がるかどうかを確認します。微分方程式や、精密な図面を見て、こんなことを学べるんだ!と思えればいいんです。
テンションが上がればその学科に進んでも後悔する確率は下がります。
専門書は高いですが、入学して後悔する事に比べたら数100分の1の損失(進学できればそのまま使用可能)で済みます。
ちなみにもし僕の子供が機械、電気系に行きたいと言ったら、まず製図の本を同様に読ませて、それでテンションが上がらなかったら
とりあえずこのくらい。思いつくところがあったらまた書きます。
7/10追記
いまだにこんな↓独りよがりなレポートを課している教員がいるのか。やっぱり高専はおすすめじゃないかも。
title:高専1年生です。情報処理1のレポートで授業で習ってないし教科書にも載ってなくて困っています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1366034508
少し長い文章になってしまいましたが、高専の特徴とその後の進路、メリット・デメリット(高専に向いている人、向かない人)をまとめました。
6/1追記・想像以上に多くの方が読んでくださったようで、嬉しく思っております。その中のコメントで数点ご指摘を頂きましたので、訂正および追記をいたしました。少々見づらくなってしまいましたが、ご了承ください。コメント及びご指摘をしてくださった方々に感謝いたします。
まず、高専はご存知のとおり普通高校とは違い5年間の学校です。ですが、普通科高校+短大のような学び方をする学校でもありません。エンジニアを育てるという目的をもつ高専では、入学した年からすぐに数学や英語、国語のような一般科目の他に、その学科の専門科目の授業が始まります。
もちろん専門といってもいきなり高度なことをするのではなく、中学校を卒業してすぐの学生(高専では「生徒」ではなく「学生」と呼ばれます)でも出来る内容から始まるので、入学前からなにか特別なこと(例えばプログラミング、電子工作、製図など)ができないといけないという訳ではありません。
ちなみに私のいた学科は情報科だったので、簡単なプログラミングや簡単な電子回路を学ぶ授業(というよりも「体験」に近い)が1年目からありました。中学生の頃からパソコンが好きだった私にとっては専門科目は楽しい授業でした。
この専門科目は高学年になるにつれて増えてゆき、4、5年生のころには一般科目よりも多くなります。
一般科目はどのような事を学ぶのかと言いますと、1〜3年生で学ぶものは「基本的には」普通の高校(理系)と同じです。数学や英語、国語はもちろん、物理、化学、生物、地理、歴史なども学びます。しかしここで注意して欲しいのは、良くも悪くも高専生には大学受験がないという事です。5年制ですので3年生が終わっても4年生になるだけです。地理や歴史、古文や漢文などは普通の高校よりも低いレベルまでしか学べません。高専生は英語が苦手、と世間ではよく言われるのですが、それも大学受験がないためでしょう。
逆に専門科目に直結する数学や物理、(物質・材料系の学科では化学)は3年間で高校生よりも高度なところまで学びます。
高専の目的は「5年間でエンジニアを養成すること」ですので、そのための勉強をするというわけです。
専門は学年が進むごとに時間も増え、内容も高度になります。また毎週のように専門の実験・実習があり、レポートを書くことになります。これによってかなりレポートの書き方、まとめ方を鍛えられるのですが、この力は卒業してからも非常に役に立ちます。実際に内部生(普通に大学受験して1年生から大学にいる人)よりも、高専を卒業した編入生のほうがずっと良いレポートを書いているように思います。
また高専では専門や高校よりも高度な数学や物理を学ぶわけですが、その内容ゆえに学校の他に勉強を教えてくれる、いわゆる「塾」のようなものはありません。そのため自分でしっかりと勉強する、分からないところは友達や先生に聞く、という自立学習の習慣がないと厳しい環境だと言えます。
高専はやはり普通の高校とは異なった環境であり、個性的な学生が集まっています。
6/1追記・高専生はオタクだ、と言われることがあります。しかし、高専生=オタクというとこれにはかなり語弊があるので、個性的な学生、と表現しました。もちろんアニメ、フィギュアなどの趣味を持っている人もいます。しかしながらそういったものに興味がない学生ももちろんたくさんいます。”どんな趣味も否定されることはない環境”と言えば分かりやすいでしょうか。音楽、プログラミング、サッカー、アニメ、工作、麻雀、カメラ、銃、ゲーム、バスケなどなどいわゆる”オタク趣味”を含めた様々な趣味を持った学生がおり、こういった学生らが高専の自由な校風を作り出しているとも言えます。
またエンジニアを目指す学生が集まるところですので、どうしても女子の数は普通高校よりもかなり少なくなります。男子と女子の比率が1:1、ということはまずありえないと思ってもよいでしょう。(6/1訂正・学校や学科によっては1:1もありえるそうです。高専のホームページで確認してみてください)機械系の学科では男子38人、女子1or0人、などということも珍しくはありません。
クラス編成は学科単位なので、5年間クラス替えはありません。(6/1訂正・学校によっては混合クラスの編成もあり、クラス替えがあるところもあるようです。)ですので確かに刺激は少ないのですが、クラスメイトとはかなり親密な仲になります。
また大半の高専には学生寮があります。学校によっては全員が必ず入るところもありますし、学校によっては希望者のみ、あるいは1年間は必ず入る、などのルールがあります。ちなみに私は寮に5年間入っていましたが、一晩中友達と部屋で喋ったり、勉強会をしたり、週末に談話室で夕飯を作ったりと楽しい環境でした。
6/1追記・高専によっては寮が厳しいところもあるようですね。ちなみ私の高専の寮では1年生から基本的に自由で毎日楽しく過ごしておりました。ただ挨拶と消灯に関しては厳しく、1年生のうちはきちんと挨拶をし、消灯時間には寝るよう指導されました。また風呂掃除などの当番も基本的に1年生の仕事でした。2年生になると当番や消灯の拘束はなくなりました。いわゆる「寮のルール」は高専によってかなり差があると思いますので、知り合いがいれば聞いておくとよいでしょう。
部活動もちゃんとあり、3年生までは普通の高校の大会にも参加できますし、高専大会では4、5年生も参加できます。
高専卒業後は就職するか進学するかの二択になります。このご時世でも高専の就職率は非常に高く、ほぼ100%を維持しているところがほとんどです。高専からの就職は基本的に「推薦」という形で行われるので、大学生のように就職活動をする必要がありません。企業の方から来た求人と学生の希望を担任の先生が調整してくれるのです。これが高専が高い就職率を維持している理由でもあります。
自分で行きたい企業に応募する(自由応募といいます)ことも出来ます。(ただし、自由応募で就職する人はほとんどいません)また、人によっては公務員試験を受ける人もいます。(地方上級、国家二種、三種など)
しかし、ここで注意して欲しいことは、高専卒はあくまで高専卒であって、大卒とは違うということです。高い就職率ではあるものの、給料や昇進の面からみて高専卒が大卒と同じように扱われることはないようです。
さて、進学の方はといいますと、基本的に高専が設置している専攻科へ進むか大学3年への編入するかのどちらかです。
専攻科とは高専が作ったさらなる専門の学習機関で、2年間あります。基本的には自分がいた高専に設置された専攻科に進むことが多いです。卒業後は学士(4年制大学卒と同じ学位)がもらえます。
もうひとつは大学3年次(大学によっては2年次)編入です。地元の国立大学に編入する人もいますが、東京大学や京都大学をはじめとした旧帝大のような難関校への編入も全く珍しいことではありません(もちろん受験勉強は必要です)。高専によっては毎年かなりの学生を東大や京大に送り込んでいるところがあります。(各高専のホームページの進学状況を見てみるといいでしょう)ちなみにどの大学でも高専からの編入生は優秀だと言われるそうです。
6/1追記・普通の大学入試とは違い編入試験の日程は大学ごとに異なっており、そのため日程が被らなければ何校でも受験できます。(例えば、6月に広島大学を受けて、7月に筑波大学を受けて、8月に大阪大学を受ける、など)複数の国立大学を受験できるのも高専の大きなメリットの一つです。ただし、大学によっては「入学確約書」の提出や「(入学金を振り込むなどの)入学手続」を求められるところがあるので、この期限を確認して受験することになります。
・圧倒的な就職率
・自由な校風
・就職や進学の場で、普通の人とは違う、というアピールポイントになる
・学んでいる専門が嫌いになると非常に辛い
・留年、という普通高校ではほとんどありえないことがそれほど珍しくない
・女子学生が少ない(6/1追記・学校によっては女子学生が多いところもあるようですが、ほとんどのところが少ないと思われます)
・5年間クラス替えがない(6/1追記・学校によってはクラス替えがあるところもあるようです)
・普通高校が羨ましくなる
・大学1、2生が羨ましくなる
これまでの説明で高専がいかに普通高校と違うかがわかっていただけたと思います。この違いを楽しめる人が高専に向いている人といえます。
高専は5年間で一つのパッケージになっているため、3年で退学して大学入試に挑むことも可能ですが、やはり普通高校に比べると難しくなってしまいます(一般科目の学力が足りない、など)。大学編入でいい大学にいけるから、という理由で高専に入るのはやめた方がいいでしょう。5年間ずっと専門を学びますし、特殊な環境なので一度嫌になったらかなり辛い場所です。毎週のようにレポートがあり、テストで求められる点数もそれなりに高いので、留年するということが普通高校ほど珍しくありません(もちろん、普通に勉強していれば大丈夫ですが)。遊びすぎたり、無気力になって留年や退学していった人を何人も見ました。
しかし逆に、専門が好きでエンジニアになりたい、という人にはとても良い環境だと思います。先生も個性的で距離も近いので、親身になって教えてくれます。
当然ながら高専への合格基準は明確に示されているわけではないので、あくまで参考として読んでください。
推薦は中学校の内申点と面接、作文などが評価されます。出願には一定の成績(5段階評価の平均が4以上、など)が必要なところもありますので、推薦を狙う人はきっちりと定期テストで成績をキープしておきましょう。作文では専門に関すること(例えばインターネットの将来を予想しなさい、自分の住んでいる街の良いところと悪いところを説明しなさい、など)をテーマに出されるところもあるので、普段からいろんなことを観察したり本を読んだりして視野を広げておきましょう。
中学生に専門知識を求められる事はないはずなので、面接では自分がどうして高専に行きたいのかということを明確にしていれば大丈夫でしょう。
学力試験は過去問が7割程度解ければ良いと言われています。高専の問題は普通高校の入試問題とはすこし変わっているので、過去問は絶対に解きましょう。学習指導要領を超える難関私立高のような問題は出ないので、基礎をきっちりと押さえておけば大丈夫だと思います。
こんな質問をされることが高専生(あるいは卒業生)の間で必ずあります。即答で「うん!」という人はあまりいないのですが、なんだかんだで入ってよかったと思っている人は私の周りでは多いです。私自身、在学中は「普通高校に行っておけばよかった」、と思うこともしばしばあったのですが、卒業して大学に編入してから振り返ってみると実はいい環境だったんだな、と思います。大学に入ってから高専出身の人と出会うと仲間意識が芽生え、「高専トーク」で盛り上がりますし、高専卒というのは自分の中のアイデンティティにもなっています。
中学3年生の人はそろそろ進路を決めなければならない時期かと思いますが、高専のことが気になる人は夏のオープンカレッジにぜひ参加してみてください。高専の雰囲気がよくわかると思います。
繰り返しますが、高専に進学するという選択は良くも悪くもかなり特殊な選択です。しっかりと自分の将来を考え、情報収集をし、保護者の方ともよく相談して決断してください。
ブコメを見て唖然とした。自分が知らないからバランスを取ろうと思って記事に反発しているひとが、かなり見受けられるのがすごくショック。というか、せめて発達障害を知らないからそうなってるだけと信じたい。元の産経の記事は擁護出来るところがみじんも無い記事なんですよ。どれくらい擁護出来ないかレベルを他の言説で表すなら、「レイプされた女性にも問題があった」というところ。
うちの両親が特別支援学級を受け持つ教員なのでほんとうに悲しい。うちで取っている新聞が産経じゃなくて本当によかった。もし親が読んでたら…と想像するだけで悲しくなる。両親の仕事に対する誇りとか自負とか、生徒に対する愛を見て来た分、本当につらい。
発達障害とか自閉症というのは、親は客観的になれずに結構この記事に出てくるひとたちの話を信じてしまうと母親が言っていた。特に父親が現実を見られなくなって、「うちの子は出来るから普通学級に、普通高校に」とか言い出すらしい((もちろん母親がそうというときも多い))。教員はみなその子の能力がどの程度で、どのようなキャリアパスを進むべきが分かっているから、適当にうまくいなしてその子にあった進路を、このような親だったときは親を説得して、見つけ出すんだとか。その過程がかなり大変だという。というのも教育現場でさえも発達障害や自閉症への理解が足りていない人がいるから、と。
だから、今回の記事は両親の努力を踏みにじられたようで、私はとても悲しいのです。
エンジニアが普通の人と同じように恋愛し、結婚するにはどうすればいいのだろうか?
自分は28才で、誰でも名前を知っている家電メーカーで回路設計職をしている。
思えば中学生のとき、皆が普通高校に進学するなか自分は高専に進んだ。高校と大学が半分になったような学生生活は面白かったし、専門の勉強ができることに充実感もあった。
高専を卒業後地方国立大を大学院まで進学し、修士には発表に海外まで行くことができた。
修士課程修了後、就職し仕事にも慣れてきたころ、まったく女っ気のない自分に母親が心配するようになった。
ずっと彼女はいなかった。大学時代は男ばかりなので出会いはない。
会社で優秀で尊敬できる先輩でも30後半で独身の人も珍しくない。それが私の将来なのだろうか?
中学時代の友人たちは、大学時代に彼女がいる人も多かったし、現在では大卒の友人もかなりの人数が結婚しはじめている。
自分ももうすぐ30だ。現在でも結婚していない人は恋愛百戦錬磨とでもいうべき人たちである。
自分はといえば異性へのコミュニケーション能力が中学時代から進歩していない気さえしてくる。
私の場合が極端なのかもしれない。
個人的な経験を書いてしまうけれど、
軽い知的障害(日常生活には問題はないが勉強は……な感じ)の子がいた。
授業は一応受けてるけど、当たっても答えられたことがない。
テストでも選択問題以外はほとんど白紙。
奇矯な言動をするからみんなに嫌がられていて、たまに委員長とかがかまってやる程度。
授業にさしつかえない程度の障害の子でもそういう扱いされちゃうんだよ。
学校内に障害のある人の学級もあったので、どうしてそちらに行かなかったのかは不明だけど。
リンク先の記事を読んでびっくりした。
普通高校に行かせてくれ!という願いはわからなくもないけれど、試験を簡単にしてくれ!はないよなぁ。
だってその子のために授業を簡単にするわけにはいかないもん。
高校は入れればいいんじゃないんだ。勉強も運動も生活もするところなんだ。
自分の努力でカバーできる範囲なら、別に普通高校でもいいと思うけど、
誰かの助力がないとできないのに自分で手配せず、同級生や先生の助けを借りるのが当たり前だと思う人には来て欲しくないよ。
その子のために試験を簡単にしたとして、その子が合格したために落ちた子はどうするの?
落ちた子だってその高校に行きたいのに、そんなズルのためにあきらめさせられるの?
脳性まひの女の子が普通中学に入学したニュースを見て思い出した、あんまり思い出したくなかった話。
私の通ってた高校は市内でそれなりに偏差値の高い、男女共学の普通高校でした。
そして、明らかに”様子がおかしい”女の子と、1年間だけですが一緒のクラスになりました。
何だか自己紹介でもしゃべり方がおかしいし、挙動不審で、正直「関わりたくないな」という印象でした。
周りも同じことを思っていたようで、彼女の周りには誰もいませんでした。
けれど、とても勤勉な子で成績は良かったそうです。
1ヶ月くらいたったある日、その彼女が休んだのですが、その日の放課後のHRに、彼女の母親からの手紙が担任の口から読まれました。
「彼女は仮死状態で生まれたため、それが原因で脳に障害があります。
中学の時はしゃべり方が原因でいじめをうけたこともありました。
でも、皆さんと学ぶことで、彼女にとって良い影響があると信じ、この学校へ入学させました。」
手紙の内容を聞いて泣いてる女の子もいました。私自身も「ハンデがあるのにこんな高校入ってすごいな…」と感じたのは事実です。
けれど、正直、そんなハンデを背負ってまでこの高校に入るメリットが私には全く理解できませんでした。
「たしかにすごいとは思うけど…今更どう接していいのかわかんないし、どうしようもないよね。正直…。」
HRが終わった後、ある女の子がつぶやいたこの言葉が、クラスの言葉だったように思えてなりません。
結局、このHRが終わったあとも、彼女を取り巻く状況は変わりませんでしたし、陰でからかう人も、残念ですがいたらしいです。
何かクラスの行事があって道具が必要な時に、彼女の母親からクラスにいろいろ物資が届いたこともありましたが、
それがクラスにとって重荷のような状態になっていました。
勉強も、最初の方は成績が良かったそうなのですが、授業が高度になるにつれ、ついて行くのが辛かったようです。
上の学年になってクラスは分かれましたが、彼女が誰かと一緒にいるのを見たことは一度もありませんでした。
小学生の時は支援学級の生徒だろうが何だろうが関係なんかなくて、みんなで分け隔てなく遊ぶことができたのですが、さすがに中学・高校ともなると自分のことで手一杯になるし、関わらなくて済むなら関わりたくない存在になってしまうのが現実なのだと思います。
私も含め、学校の人たちは心の冷たい人間ばかりだと思うかもしれませんが、実際に同じ空間にいたらどうしていいのかわからないですし、
ただでさえこの時期の女子は派閥とか出来てめんどうなので、彼女の入り込む余地は皆無でした。
幸いいじめは起こりませんでしたが、別の普通高校に行っていたら、ひどいいじめに遭っていたかもしれません。
あの高校に入学したのが彼女自身の意思だったかはわかりませんし、彼女が今どうしているのかもわかりません。
けれど、普通中学に入学したあの女の子が、もし「親のゴリ押しで普通高校に入学した」時のことを考えると、あの時の自分や、どうしていいのかわからずに戸惑う周りや、担任や、そして何より、誰とも関われなかった彼女自身のことが思い出されて、切なくなるのです。
普通学校へ進学させた親を怨みます。脳性まひの男性:Birth of Blues
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/50847397.html
を読んで、少し考えたことを書く。
私の兄は自閉症だ。
小学校、中学校と養護学級のある公立の学校で過ごし、高校は養護学校(今は特別支援学校と言うらしい)に通った。現在は障害者用のワークセンターで働いている。
兄自身は自分の幸・不幸とか難しいことは語らないのでわからないが、毎日ちゃんとバスと電車を乗り継いで仕事に行って、時々携帯のカメラで風景を撮影して帰ってきて、暇な時間は絵を書いたりインターネットをしたりして過ごしているので、多分充実した毎日を送っているのではないかなと思う。
私も兄がいることで何らかの不利益を蒙っていると思ったことはないし、両親も決して兄のことを不幸だとは思っていない。はずだ。
ここまで書いて、元記事で紹介されている方々と私達家族では境遇が違いすぎるということに気付いた。
でも気にしない。考えるきっかけとなった、というだけで十分だ。
「普通の学校に入れる」ということはそんなに重要なことなのだろうか。
勿論、様々な理由があると思う。
通える距離に養護学校・学級がない場合は近くの学校で受け入れてもらいたい、特別支援学級を新設してもらいたいと思うのは普通だと思う。
でも、そうでない人が頑なとして「普通」学校・学級に行きたいと思うのは何故なのだろうか。
友達と同じ学校に通いたい?
友達なんて学校が変わったらまた作ればいいだけの話だし(第一、クラスが変わったらまた新しい友達を新しいクラス内に見つけるのが普通)、現在は電話もメールも発達しているのだから毎日顔を合わせなくても友達関係を続けるのは可能だろう。
健常者であってもここで学力差により学校が離れて、友達関係が薄れてしまうこともあるというのに。
(なので個人的には、以前どこかで見た「知的障害者が普通高校に入れるように問題を解きやすくして便宜を図る」ような活動には懐疑的だったりする。
目の不自由な人のために問題用紙の字を大きくするとか、拡大鏡の持ち込みを認めるとか、そういうのは歓迎だが、問題そのものを「障害者のために」変えるというのはどういうことなのだろう?と。
それで合格したとして、彼らが本当に普通学級の授業についていけるのか。高校は義務教育ではないし、留年だってありえる場所だ。テストのたびに彼ら用に解きやすい問題を作るのか。それは結局彼らに対する「特別扱い」であって、普通学級という肩書きの下で行われる養護教育に過ぎないのではないか)
他にはどんな理由があっただろう。主張はさまざまあったと思うが、全てを追う時間はないし、そもそもそこが本題ではなかったので切り上げる。
(さっき別の増田を見たら「特別支援学校の現状は~」というものがあった。特別支援学校の現状に問題があるというのも理由の1つかもしれない。何が問題なのか把握してない身で申し訳ないが、本題はやはりそこではないので切り上げる)
20数年間自閉症の兄と共に生きてきて、こういう報道や話題には敏感になった(と言っても何か社会に対し意見を発するために敏感になっているのではなく、野球が好きだからプロ野球速報が気になるとかそれと同じような敏感さだ)が、親や子が出て涙ながらに訴える記者会見とかを見てもあまり共感はできない。
私は私であって、彼らではないというのも共感できない理由の1つだろう。
だがきっと、共感できない一番の理由は、特別学級・養護学校に通い、障害者ワークセンターで働く兄が、充実した毎日を送っていると思っているからだろう。
「普通学級に通わない」ことが全ての障害者に統一化された不幸ではない、ということを、私は兄を見て、知っている。
むしろ、本当に不幸なのは、親と子が通じ合えず、元記事のように親を恨んでしまうことなのではないかと思う。
誤解を避けるために書くが、前述の通り私は障害者を必ずしも普通学級に入れる必要はないと考えているし、特に受験の問題を解きやすくするといったことには懐疑的な人間ではあるが、障害者とその親が「普通学級に行きたい」と希望し訴えること自体には反対してはいない。
本人たちが強く希望しているのならばそれを咎める権利は誰にもないと思う。
その希望が通って普通学級に行けたなら「よかった」と思うし、希望が通らなかったら「希望通りにならなくて残念だった」と思うだろう。
ただ、思うことは、普通学級に入学した「その後」のことをきちんと考えてほしいということだ。
入学はスタートであって、ゴールじゃない。普通学級で過ごした彼らが将来どうなるのか。それをよく考えてほしい。
高卒で就職を考えている人が名門進学校に進むのはよい選択とは言えない。進学校には大学のパンフレットは来ても、企業の求人票は来ないからだ。
それと同じように、学校を出たら子供を就職させたいと考えている障害児の親が、その子が働くために必要な技能を身に付けさせられない学校に進ませるのはよい選択とは言えないと思う。
長い目で、自分の子供の幸福を考えてもらいたい。その上で、子供にとって何が本当に最善かをじっくりと考えてもらいたい。
勿論、今活動している多くの親がそこまで考えた上で子供は普通学級に行くのが最善だと考えていると思うので、当人達に訴えることはしない。
増田の片隅でこうしてひっそりと祈るに留めておく。
どうか全ての人が己の人生にとって最善となる選択ができますように。と。
そういえばこれを書いている最中に思い出したのだが、誰が教えたわけでもないのに(多分高校時代の私が四六時中インターネットしてるのを見ていたんだろう)兄がインターネットを始め、両親が非常にやきもきしている。
怪しいサイトに行かないかとか、変なウィルスに感染してしまわないかとか心配だそうだ。
ウィルスに関してはウィルス対策ソフトをインストールし、ファイヤーウォールも動かしている。だけどサイト閲覧に関しては現在はスルー状態だ。
両親には「たまにブラウザの履歴を確認するように」と連絡したが、いつの間にか兄は履歴の消し方まで覚えたらしい。どこで覚えた。
なので、最終手段としてフィルタリングソフトを導入したいのだが何かオススメはないだろうか。条件はだいたいこんな感じで。
・有料/無料は問わない
・メンテナンスに極力手間がかからないこと
普段そのPCに触れるのは私ではなくPC知識のほとんどない両親(どの程度かと言うと、インターネット自体はできるが、FLASHやAcrobatReaderの更新が来るたびに「これってどうすればいいの」と私に電話してくる程度。あと、気付いたらSafariがインストールされてた)と兄なので、これは必須。
・制限オンオフの切り替えが容易であること
両親は制限ナシでインターネットできる必要があるため、これも必須。
ただ、ワンクリックで解除できるとかだと少し困る。兄は学習能力が高いためこの程度ならば簡単に外してくるだろう。
ちなみに、ログオンするたびにいちいちクリックしたりパスワードを入力するのが面倒臭いという両親のために窓の手の自動ログオン機能を使っているため、ログインユーザと設定を紐付けするタイプは×。
こんな大事なことを思い出させてくれた元記事には本当に感謝している。
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追記
ブコメでhpHosts教えてくれた人どうもありがとう!無料でこんなものがあったなんて知らなかった!
というわけで早速調べてみたのだけども、英語アレルギーの私には辛うじてどういうものかを理解するのが精一杯でしたorz(しかもhpHostsでぐぐって理解したとか…)
というわけで追記。
ホントすいません(;´Д`)
ちなみに暫定的な対処として、家のPCのブラウザは起動時にキッズgooを表示するようになってます。無意味に近いですけど…。
あったかもしれないことを考えても,実際にそうなるとは限らないし,
逆に想像のつく時点でたかが知れてるともいえるかもしれない.
まぁ今の状態は,実際のところどうなるのかを確かめているとも言えるのかもしれないな.
私は「医」に興味があって地元の老人介護が主な病院に職場体験に行きました.
体温測定,おむつ取り換え,食事の介護,レクレーション,お弁当,レポート
どれがどう辛いというわけではなかったけれど,結局その方向に私は進みませんでした.
一緒に行った子は母親が看護師をしているとかいってたっけな..
あの子はどうしてるのかなぁ.なんて.
なんというわけではありません.
就職活動で医師の年収を見ていたら,医学部もよかったかもなぁと思ったまでです.
中学で普通高校を選ばなかった時点で進路がある程度限られることは明らかですけど.
今まで気にしたことも,考えてみたこともありませんでした.
そいつは自営業してる父親の家庭に生まれた。
けっこう両親ともに年食ってから生まれてきたので、
父と母というより祖父と祖母に近いくらいだろう。
生まれてから数年のことは聞いてない。
そけいヘルニアだとか、階段から転げ落ちて頭を縫うとかはしたらしい。
彼の記憶によれば、最初の登園日など、送迎バスに乗るときに母親と離れたくなくて暴れてたらしい。
母親は、休み癖も小学校になれば変わるだろうと思ってたようだ。
小学校にあがる。
人見知りが激しく、
「お友達になるために自己紹介カードを交換しましょう」なんてお遊びをやった時、
あまり交換してなかったような気がする。と言っていた。
小学一年でも既に休みぐせが増えていたが、まだ許容範囲だっただろう。
小学二年からは休みが多くなり、教室に入りづらいと既に思っていたかな、とのこと。
小学三年で完全に不登校になるが、担任教師が「放課後クラスのみんなと一緒に遊びましょう」ということをやってくれたらしい。
そいつはしぶしぶながら行き、その癖楽しんでいたかもしれないと言っていた。
小学四年では、担任の努力の成果か、学校に、休み休みながら通っていたし、友達っぽいのも居たらしい。
しかし、秋ぐらいにぱたりと行けなくなってしまった。何故かは憶えてない、と。
小学五年ではそういう奴専用の教室のようなものが学校内に用意されてそこに通い、
六年にはそういう奴専用の、市の施設みたいなところに通っていた。
卒業式には出たという。
そいつは中学校に上がった。
俗に言う中二病みたいなものが、ほんのちょっとあったかも、と悶えていた。
それが原因か性格が原因かは知らないが、同級生に少しからかわれていた。少し
それが原因か他になにかあったのかまでは解らないが、また不登校になった。
前述の施設に(小中学生どちらも行ける)また通いはじめたらしい。
中学二年では、テストを別室でもいいから学校でやれば、点数になって高校受験の時の評価になると言われ、
別室でやっていた。
自宅学習とか出来ない奴だったらしいが、
半分以下の順位になった時は一回以外全く無かった。と自慢していた。自慢かそれ
中学校三年生。
相も変わらず施設には通って、学校復帰の兆しは見せなかった。
成績はあんまり変わらなかったが、数学と英語の成績に頼った危うい成績だったため、
個人授業の塾に通っていたらしい。
それなりに成績が上がって、30/150人くらいの順位をキープしていたらしい。自慢気に言うな
受験前というのもあったが気づけば5教科すべて個人授業を受けていたらしい。金かかっただろうな。
受験。成績はともかく、内申点が壊滅的だったが、普通高校に志願した。
学校で練習したり、前述の施設でも練習し、最終的に担任に誉められて喜んでいた。単純な奴め
結果は合格だった。
ネットで確認した後、一応ということで学校での合格確認の帰り道、
たまたま学校で一緒に面接の練習してた、"普通の"子が落ち込んだ顔で通り過ぎていたらしい。
俺は、不登校という理由で落とされるのと、真面目に学校通ってた子が落とされるのと、どっちがマシかなと思いながら聞いた。
そいつは高校に進学した訳だが、
もう早速不登校になりそうだとかほざいていた。
何年も不登校だった奴が突然行ける訳がない、解っていただろうに。
周りの人も忠告していたらしい。リハビリがてらに中学校に顔出せと。
そいつは今更になって現状を怖がっていた。
高校すら行けなくて、将来どうするのだと。
それだけです
気持ちはわかるけど、でもそれって話が違うと思うんだよね。例えば、街に一つだけ図書館があって、そこは専門書の品揃えがいいもんだから学生を中心に利用者が増えていたのに、放課後遊び場のなくなった子供が流入するようになって、それで「ここの本難しすぎてわけわかんねーよ、こんな本捨ててマンガ置いてくれよ」なんていったらそれはいくらなんでも違うでしょ。子供向きにマンガ図書館を建ててくれというなら理解できるけど。
その例えはおかしいだろう。こっちは好きな人だけやればいいだけで必修科目自体不要という風に言ってるだけで古典とか行列とか教えるのを禁止しろといってるわけじゃないよ。特定の分野の本を捨ててほかの分野の本にしろという主張じゃない。図書館に例えるなら「古典を?時間以上読んでない人は利用するな」というルールだったのを「古典を全然読まなくてもほかのを読みたい人は利用してもいい」というルールのほうがいいじゃなかといってるわけ。
同じように、全員一律に学習レベルを下げろとか(あるいはたとえば)大学入試に出すなとかというのはおかしいと思うんだ。卒業条件を緩和しろとかいうのならまだしも。
よく誤解されがちだけど、ゆとり教育にしたからといって猛勉強が禁止されるわけじゃない。授業削減してできたあまりは各自が好きに使えばいいんだから勉強したい人はそうすればいいだけなんだよ。学校がやってくれなきゃ勉強する気にならないなんてやつは元からあまり意欲ないだろうから。
楽しめるわけじゃないけれど、後で楽しみに気付いたときに楽しめるだけの土台を築いておくのが教育でしょ。実際、歳をとったり他のことを経験したりしないとわからない楽しみってのもあるわけだし。そうしたもののなかで普通高校の役割を考慮すれば、自然と古文の優先順位はそれなりに高くなると思うんだけど。
後で楽しみに気づくのは古文の勉強に限ったことでもないと思うんだよね。若いころもっと勉強ばかり遊んでおけばよかったと思う人だっているだろうし、古文の使わされてた時間をほかの教科に使ってればよかったと思う人だっているだろう。
いや、そうだけどさ、例えば途上国の人ってよっぽど優秀でも先進国の下請け仕事しかできなかったりするよね?つまり、日本は現時点の相対的な経済力を維持しないと、立場は入れ替わってしまうよということ。そのためにはどうしてもある程度以上優秀な人の数を揃えることは必要じゃない?
立場が入れ替わりたくない人だけが入れ替わられないぐらいにがんばればいい。これ以上努力させられるくらいなら追いつかれ追い抜かされてもかまわないという人に無理にさせる必要ないし、無理にさせたってやるわけないでしょ。GDPとか国際的な学力テストで高順位になるために子供が生まれてきたわけじゃないんだから。別に日本人全部が有能でなくても自分が有能になれば生活は豊かになるわけだし、全員を動かすより自分ひとり動くほうが楽だし。
それに、日本文化を宣伝して日本のブランドイメージを上げるというのは観光業だけの利益じゃないと思うけどな。わかりやすいから観光業を挙げただけだけど。
ほかの産業に利益があるとしてもどのくらい利益になるかはそれぞれ違ってくるわけで費やすコストに見合わない利益しかない人も当然出てくるはず。それにブランドイメージって公教育とかの国策でどうにかできるものでもないだろう。日本のアニメや漫画とかもっと昔の浮世絵とかだって国策で宣伝やって外国での評判がよくなったわけじゃないし、むしろ意図的にやったらプロパガンダっぽくてかえって逆効果の気もする。
じゃあまず撤回するところからはじめろよ。くぐるまたぐらを激しく間違えてんだよ君は。
撤回したってことでとりあえず納得しておこう。
君が「古典なんて役に立たないものはやめてしまえ」と主張するのでなければね。
俺はやめてしまえなんて一言もいってないけどね。要らない、役に立たないとは言ってるが。
だいたい、文学の価値を社会的経済的国政的有用性で測ろうなどというのがそもそも冒涜だ。
君の人生はそれで楽しいのかも知れんけど、「教えるべき」まで言っていいのかは疑問だな。
「きっと将来楽しく思い出せるから、このくらいやってもいいんじゃない?」程度のもんだろ。
俺は単に君の主張を崩しにかかるための一番やりやすい点として「役に立たないから」という部分を選んだにすぎない。
そこであまりにも派手にやり方間違えたんだよ君は。で、実際役に立たないというのは論破できてないし。
知的社会的政治的有用性で芸術を測ってる段階で、俗物だと思うけどなあ。
たとえば、英語が半ば世界標準語になっているのはおかしなことだが、「英語帝国主義粉砕!」と叫んで英語を勉強しない人間が、英語帝国主義の体制を崩せる力を持てると思うのか?
俺は「相手の土俵に乗り込んで相手を倒すべき」と言っている。どっちが前向きかは明らかだ。
追認して差別を拡大再生産してるだけじゃん。で、その股くぐって何が変わるの?
源氏物語や万葉集が読めるようになって具体的にどう有効なんだよ。お前一度も答えれてないじゃん。
欧米の古典文化には、確かに今でも通じる知的、思想的、社会的政治的意義はあるよ。
だから、文化格差的な論点を無視は出来ないものの、価値自体は認めざるを得ないよ。くぐるべき股ぐらだよ。
文芸的な、要は道楽としての価値は認めるが、それ以上のものはないだろ。やっぱぜんぜん違うよ。
そんなもので格差が生じるんだとすれば、それは差別に過ぎない。スノッブで鼻持ちならないね。
日本は所詮アジアだよ。それが証拠に、自由主義も民主主義もまるで精神的なところに根付いてなくて、簡単に前時代的な思想に転ぶじゃないか。
なんで「すべて」の話をしてんだ? アベレージをほどほどに高く保ちつつ、それで足りないようなエリートは海外で一流の教育を受けて来い、って言ってるだけなんだが。
そんな極少数のエリートのために世界最高峰の教育機関を整備するコストは、バカにならんと思うがね。
どうしてイスラム文化は無視されてるんだろうねえ?
イスラム文化には見るところが多くあったよね。で、日本の古典に何があったって?
笑止な。線型代数も理解できない奴に工学を訳知り顔に語るな。ほれ、これが東大と京大のカリキュラム。機械工学や電気工学のような従来型の工学に勝るとも劣らないほど理論的な教育が行われていることがわかるか?
それを言うなら、そもそもFORTRANも知らんバカが情報工学を語るなw
実践的なことばっかやってんじゃねーか。お前がその実践性を理解できてないだけだ。
おやおや都合よく逃げ出した。でも、数値計算にFORTRANが使われる理由は、低水準な処理が出来るからというわけではないのだが。
他に何か一つでも具体例を挙げてから言う台詞だなあ。
ひとつしか挙げられず、それも論破された上で、負け惜しみにしかなってないだろそれ。あほ。
もはやかわいそうになってきた。君にわかりやすいようにと思って説明したことが変なツボを衝いてしまったみたいだな。
そうなった原因としては、君と別の人を混同していたからというのもあっていらんことを言ってしまったせいかもしれないから、もう一度だけ整理してやる。
あのね、古典が文化資本として役に立つなんて主張はいつ撤回したっていいんだよ。君が「古典なんて役に立たないものはやめてしまえ」と主張するのでなければね。
だって、そんなの俺の信念でもなんでもないんだから。俺の本音は「人生を楽しむための基礎として、普通高校では基礎的な文法事項を教えるべき」というものだ。
それだけのことだ。俺は単に君の主張を崩しにかかるための一番やりやすい点として「役に立たないから」という部分を選んだにすぎない。だが、君がこれほど物わかりが悪いとなると、その作戦は失敗だったのかもしれないがね。
以上。ここまで言っても俺を教養俗物と主張するならもはや藁人形論法だからな。
何もしない自分を肯定できる理屈を並べるオナニーがそれほど楽しいですか?
せめてオッサンの俺達くらいは正しいことを笑わずに正しいと認めてやれなくてどうするよ。
何もしない自分を肯定する理屈を並べ立ててるのは君でしょ。
たとえば、英語が半ば世界標準語になっているのはおかしなことだが、「英語帝国主義粉砕!」と叫んで英語を勉強しない人間が、英語帝国主義の体制を崩せる力を持てると思うのか?
君は「これが正しい、だから通るべき、通らない世の中はおかしい!」と主張しているだけ。俺は「相手の土俵に乗り込んで相手を倒すべき」と言っている。どっちが前向きかは明らかだ。
それから、勝手にオッサンにするな。俺は十分すぎるぐらい若者だ。
そういうのを下司の勘繰りという。例えば俺はアキバ系文化は大嫌いだし文化と呼べる価値はないと思ってるが、ことあるごとにアキバ系文化が弾圧されることについては、「アキバ系文化は日本の現代文化としてもっとも国際的に受けいれられたものだ」ぐらいのことは主張するよ。そしてそれは嘘を吐いているというわけでもなかろう。
まさか俺から「文化資本」なんて単語が出るとは思ってなかったんだろ、油断してただけだろw
ある意味では、ね。正直、君のことを単なるリベサヨ拝金主義自己啓発馬鹿だと思ってたんだが、どうやら時代遅れ左翼だったらしいな。その結果、君に受けいれられやすい例を出したつもりで逆に変なスイッチ入れてしまったみたいだからね。
よく読め。「先進国」と書いただろうが。IMF によるとアジアの先進国は日本と韓国と台湾と香港とシンガポールだけだ。いずれも、有力な大学を自国に抱え、国内の大学でエリート層を自給できている国だ。
あとこれも読め。君の大好きな欧米先進国様のランキングについて挙がっているよ。
ほんとうに君はいらん邪推ばかりしてくれるね。経済力と、旧大英帝国圏から優秀な学生を集められるという事情は他の国にもあてはまらんでしょ。それでも、数ではともかく質で日本の大学全てを圧倒できるような大学はないよ。設備や研究費が潤沢にあるのは羨ましいが。日本のプロ野球とメジャーリーグだと思えばわかりやすい。トップのいくつかは日本のオールスター並みの陣容だが、あとはそうでもない。
それはどうぞご勝手に。ただし蛇足として付け加えておくけど、湯川秀樹は自身の業績を「漢籍の素養があったからだ」と回想していた。これをどう評価するかはともかく、少なくとも誰にでも明白な関係がないことは確かであって、グレコ・ローマン思想と近代科学の関係だってそれと五十歩百歩だよ。それに、ルネッサンスで近代科学が萌芽して、さらにグレコ・ローマン思想が再評価されたというのは、実は十字軍が出会ったイスラム文化の先進性に影響されてのことだ。西欧はイスラム経由でグレコ・ローマン文化と先進的な科学を学んだのだ。(「アルゴリズム」の語源はイスラム圏の数学者の名前だぞ)。どうしてイスラム文化は無視されてるんだろうねえ?
これが他の学問なら多少は分かるが、情報工学はあまりにも実学だよ。大学でも、もちろん「使える」ものを教えているという側面が強い。
笑止な。線型代数も理解できない奴に工学を訳知り顔に語るな。ほれ、これが東大と京大のカリキュラム。機械工学や電気工学のような従来型の工学に勝るとも劣らないほど理論的な教育が行われていることがわかるか?
誰も「低水準言語」なんて言ってない。厳密な定義のある言葉を避けて「比較的低水準寄りの言語」というふうに表現に気をつけて使っているんだが、専門分野と自認する分野でそういう言葉の微妙な感覚がわからない人は科学や技術に携わるには余りにも勉強不足だね。
他に何か一つでも具体例を挙げてから言う台詞だなあ。
申し訳ない。居丈高に人を教養俗物呼ばわりしてた人と混同してた。別人だったのだな。
勉強が好きな人得意な人ばかりじゃないだろと指摘してるだけ。そういう人たちも入学してるのに勉強が好きな人が行くもんだとか現実離れした事いってるから突っ込んだのよ。
気持ちはわかるけど、でもそれって話が違うと思うんだよね。例えば、街に一つだけ図書館があって、そこは専門書の品揃えがいいもんだから学生を中心に利用者が増えていたのに、放課後遊び場のなくなった子供が流入するようになって、それで「ここの本難しすぎてわけわかんねーよ、こんな本捨ててマンガ置いてくれよ」なんていったらそれはいくらなんでも違うでしょ。子供向きにマンガ図書館を建ててくれというなら理解できるけど。同じように、全員一律に学習レベルを下げろとか(あるいはたとえば)大学入試に出すなとかというのはおかしいと思うんだ。卒業条件を緩和しろとかいうのならまだしも。
音大に行く人があらゆる分野の音楽を楽しめるとも限らないように普通化に行く人だってあらゆる分野の勉強を楽しめるわけじゃないでしょ。だから古典を選択科目とかにして教えなかったとしてもたいした問題じゃないだろということ。
楽しめるわけじゃないけれど、後で楽しみに気付いたときに楽しめるだけの土台を築いておくのが教育でしょ。実際、歳をとったり他のことを経験したりしないとわからない楽しみってのもあるわけだし。そうしたもののなかで普通高校の役割を考慮すれば、自然と古文の優先順位はそれなりに高くなると思うんだけど。
多くの人は大して優秀でなくても飢え死にするようなことないだろうし、ちょっと勉強手抜きしただけで飢え死にするような世の中にしたい人もほとんどいないだろう。
いや、そうだけどさ、例えば途上国の人ってよっぽど優秀でも先進国の下請け仕事しかできなかったりするよね?つまり、日本は現時点の相対的な経済力を維持しないと、立場は入れ替わってしまうよということ。そのためにはどうしてもある程度以上優秀な人の数を揃えることは必要じゃない?
どの産業もどの教科も特別扱いするなと書いてるの。別に観光やりたいなら勝手にそれで商売したらいいだろうが、観光メンテナンスのためにこういう教育しろとか言うのはわがままじゃないかな。
いや、公教育ってのは所詮は国力の維持という観点に(好むと好まざるとにかかわらず)左右されるから、日本文化を宣伝するために古典を教えたり、あるいは産業の基盤となる理数系教育を強化したり、そういう方向性は出てくると思うよ。それに、日本文化を宣伝して日本のブランドイメージを上げるというのは観光業だけの利益じゃないと思うけどな。わかりやすいから観光業を挙げただけだけど。
もちろん、教育は国力の維持のためなんかじゃない、国民の利益のためのものだ、という論点を認めてくれるなら俺としてはその方が楽なんだけれど。
何をそんなにムキになってんのかさっぱりわからんが。そんなに古典が嫌いなのか?
具体的にどう役に立つんだよ。お前そういう説明全然出来てないだろ。喩え話ばっかで。
あなたが単に理解できてないだけのことでしょ。古典がステータスシンボルになるなんて自明のことなんだから。
何を言っても「そんなの役に立たん、俺の知ったことじゃない」と言われるんだから仕方ないよ。限られた範囲のことを限られた水準でしか書かない人は限られた素養だけで済むかも知れないが、それ以上のことをしようと思ったら幅広く学ぶしかないってのは自明のことなんだが。
俺はお前さんの上げたLispやら低レベル言語やらコンパイラやらの意義を、全部具体的に説明できるぞ。だから基礎教養だといってるんだ。
ほう、じゃあ例えば情報系の学科には待ち行列とかパターン認識とかそういうことを研究している人たちもいるわけだが、そういう人たちが「関数型言語やコンパイラやOSが必須科目なのはおかしい!俺はそんなものを使わないのだから学部で教えるな!必要な人だけが研究室のゼミでやったらいいだろう!」と言ったとしたらどうするのかね?あなたが言っているのは結局そういうことなんだが。あなた自身があなた自身の納得できる理由で理解しているかどうかなんてどうでもいい。俺にとっては、エンタメ系のライターがなぜプログラミングをする必要があるのか想像できないが、だからといってあなたに対して「プログラミングなんか無駄だから文章の練習をしろ」なんて強要すべきなんて思っちゃいないよ。
何度も言うように、高校では古典文学の大系を網羅してるわけじゃなくて、古典文法を教えているだけだ。それから、微積がどう関係があるんだ?あんたはどうせ、位相とか測度まで理解しようという気じゃないんだろうから、式変形ができる程度のことだったら線型代数なんかよりよっぽど簡単だろうにさ。
鼻歌交じりにバイクを解体できる外人の整備工が、箸をうまく使えなかったら、箸を使うのはバイクを解体するより難しいということになるのか?
なにを言ってるのかね。それをこそ俺はあなたに問うているのだが。
あなた、外人のプレゼンとか文章とか見たことないの?古典文学から気の利いたフレーズ抜き出したりして話の取っかかりにしたりしてるでしょうに。
つーか、そうか、一貫した主張も出来ない奴がえらそうにプログラマを語ってるのか。死ねよもう。
「できない」ことと「しない」ことの区別ぐらいはできるようになってほしいね。
誰もそんなことは言ってないだろ。さっきから思っていたのだが、君は何か俺の主張を勘違いして、明後日の方向に必死で反論しているようだな。
文学なら近現代のそれが、あるいは世界の名作文学が優先じゃないかと言ってるだけだが? 日本の古典の専門教育を優先する理由はどこにもないだろ。
だから、高校の国語教育は文学教育じゃないと言っているのに。読み書き能力の教育なんだってば。文法を教えるついでに一番有名な作品のさわりを教えておこうとしているだけだよ。
しねーよ。公教育ってのは平均と底辺を引き上げるためにやるんだぜ? 勝手に貪欲に勉強するような本当に優秀な奴は、海外留学でもなんでもやってるよ。
引き上がってすらいない君は底辺よりもっと下なんだろうね。じゃあ君は何のために大学に行ったんだ?
むしろ俺は、大学で勉強しないような奴は大学に来ていただかなくて結構だと思っている。専門学校とか、あるいは実務の中でOJTで鍛えた方がよっぽどスキルアップになるんでな。
ところで東大とか京大とかって国立なの知ってたか?東大とか京大とかの理学部や文学部を覗いてごらん、君が想定していない公教育の意義がわかると思うよ。
いや、それはどうか。逆ならまだわかるが。
自分がまだ勉強中だというくせに、えらそうに人の忠告を否定するなよ。とりあえず「不確定性原理」について調べてみな。どっちにしても、基本的に工学の理論は物理や数学からパクってきて発展するものなんだから、発想としては物理を学んでいた方がよくわかるのは自明。実際俺は、仕事で信号処理を扱うようになったとき、量子力学の教科書を引っ張り出してきてもう一度読んだよ。
だから誰も無理強いなんかしてないっての。必要なことだけ学びたい人は工業高校とか高専とか専門学校に行け、必要ないことまで学びたい奴が普通高校に行けと言っているだけなんだが。
なんか勘違いしてない?高校ってのは高等教育なんだよ。特に普通高校ってのはそう。職業能力に必要なことを身に付けてさらに余裕があるから別のことを勉強するってのが普通高校。それができない人とか、あるいは仕事と関係ないことは勉強したくない人は工業高校とか専門学校とか高専とか、行くべきところはいろいろあるはず。
それは建前だろ?底辺の学級崩壊とか知った上での話?中卒だと雇われないからいってるだけの話で勉強したいやつばかりが言ってるわけないでしょうが。
何でもかんでもできるならやるべき。実際、俺はできたよ。別に「俺ができたんだからお前らもそうしろ」というつもりはないが、できる人間の足を引っ張ってまで「必要なことだけ教えろ」なんてことを無理強いしないでくれと言ってるんだよ。
一応つられておくが、嫌がってるやつに勉強させるのはむりじいじゃないの?
高校進学率9割超えてるんだから何でもかんでもできる人ばかり入ってるわけじゃないのは知ってるよね?
必要なことは人それぞれなんだから一律にする必要ないといってるんだよ。
文学に限らずどんあものでも楽しいかどうかは人それぞれ。古典に限らず学校の授業に苦痛を感じる生徒が少なくないのは常識じゃないかと。
義務教育であるかどうかと楽しいかどうかは別。義務教育=楽しさを教えるところという認識なら遊ばしておくばかりでいいじゃないか。
いやがってるやつに教えるのは金や労力や時間の無駄遣い。ゆとり教育は叩かれすぎだと思う。正しい政策だったと個人的には思ってる。学校で教えないならやらないなんてやつは教育しなくて結構。
反知性主義というか、国全体を(マスコミで言われている意味での)ニートにしようという発想ですな。じゃあ、誰が明日の飯を稼いでくれるわけか?
つまり君は日本人がゆとり教育にしたら飯が食えなくなるほど勉強しなくなり働かなくなるやつばかりだと思ってるの?
現実にはそうなってないから、詰め込み世代が氷河期でフリーター多くなってるのに、ゆとり世代がどんどん内定取れて食い扶持あるわけで。学校の勉強なんてこの程度のもの。嫌がってるやつに無理やり教えてエリートにしても変な国になるだけじゃないかな。ひょっとしたらゆとり教育は受験勉強を押し付けられたエリートたちの反乱かも。
授業時間だって有限だからそりゃ各教科の授業時間減らせば全部薄く教えるしかないし、深くやろうとすると分野は絞らないといけない。
あのね、勉強ってそんな人月計算できるものじゃないんだよ。一つやればいろんなことが面白くなって相乗効果が出てくるもの。高校の勉強なんて、部活もやって片手間にできるもんだろ。
君がそういう人間なのかもしれないが、そういう人ばかりじゃないから。片手まで理解できる人ばかりなら成績悪い人いないし、楽しさがわかる人ばかりばら授業中い眠りもない。
世の中もっと多様な人間がいるってことは年とればそのうち実感するだろうけど。
観光業や製造業だけでGDP決まってるわけじゃないんだから比べても意味ない。
なんだそりゃ。観光が主力産業でも十分豊かになれるだろって話だろうに。少なくとも「観光なんかじゃ食えない」っていう意見の反証には十分だよ。
観光なんかジャ食えないといってるわけじゃなくて食えるやつもいるが量は限られてるということ。あと国によって条件違うんだから他国でうまく言ってるのをまねすりゃいいってものじゃない。
誰が「観光『だけ』で食え」と言ったかね。日本全体で考えなくても、都市単位、地域単位なら観光産業を振興する余地はいくらでもあるでしょ。都市と地方の格差だとか過疎に悩んでいる地域は、そこに知恵を注ぎ込む余地はあるんじゃないのか。
それはほかの産業にもいえること。何で観光産業だけ特別扱いなのかがわからんのよ。観光地に向いてるか工場が向いてるかどうかだって地域によって違うでしょ。自分は観光でも製造業でも特定産業ばかりの取り上げるのは税金無駄遣い利益誘導で大嫌いだからついつい反発してしまう。過疎地の夕張だって炭鉱無理だから観光業に力注いで破産して結局ツケは税金で尻拭いでしょ。もうちょっと現実見るべき。
なんか勘違いしてない?高校ってのは高等教育なんだよ。特に普通高校ってのはそう。職業能力に必要なことを身に付けてさらに余裕があるから別のことを勉強するってのが普通高校。それができない人とか、あるいは仕事と関係ないことは勉強したくない人は工業高校とか専門学校とか高専とか、行くべきところはいろいろあるはず。
何でもかんでもできるならやるべき。実際、俺はできたよ。別に「俺ができたんだからお前らもそうしろ」というつもりはないが、できる人間の足を引っ張ってまで「必要なことだけ教えろ」なんてことを無理強いしないでくれと言ってるんだよ。
元増田が、製造業(というかIT産業か?)にばかりリソース注ぎ込めみたいなことをいうから、それならこういう反論も成り立つんじゃないかと述べたまで。別にそれが唯一の正解だなんて思ってないし、どっちかというと俺自身はそんなことはどうだっていいと思ってるんだが。単に、IT業界の人間ってITだけが全てだと思ってるような視野が狭い奴が多いので、この場を借りて釘をさしただけだよ。
文学に限らずどんあものでも楽しいかどうかは人それぞれ。古典に限らず学校の授業に苦痛を感じる生徒が少なくないのは常識じゃないかと。
いやがってるやつに教えるのは金や労力や時間の無駄遣い。ゆとり教育は叩かれすぎだと思う。正しい政策だったと個人的には思ってる。学校で教えないならやらないなんてやつは教育しなくて結構。
反知性主義というか、国全体を(マスコミで言われている意味での)ニートにしようという発想ですな。じゃあ、誰が明日の飯を稼いでくれるわけか?
授業時間だって有限だからそりゃ各教科の授業時間減らせば全部薄く教えるしかないし、深くやろうとすると分野は絞らないといけない。
あのね、勉強ってそんな人月計算できるものじゃないんだよ。一つやればいろんなことが面白くなって相乗効果が出てくるもの。高校の勉強なんて、部活もやって片手間にできるもんだろ。
なんだそりゃ。観光が主力産業でも十分豊かになれるだろって話だろうに。少なくとも「観光なんかじゃ食えない」っていう意見の反証には十分だよ。
あと人口の少ない国なら人口比で観光客はこさせやすいから雇用増やしやすいだろうけど、日本だとそうはいかない。観光だけで食ってける量は限られてる。
誰が「観光『だけ』で食え」と言ったかね。日本全体で考えなくても、都市単位、地域単位なら観光産業を振興する余地はいくらでもあるでしょ。都市と地方の格差だとか過疎に悩んでいる地域は、そこに知恵を注ぎ込む余地はあるんじゃないのか。
例えば、JavaとかRubyとかVBとかPHPとか、そういう種類の言語一種類しか使えないプログラマがいたらどう思う?あまり難しい仕事任せられないって思わない?
古典が読めるってことはまったく評価にならんだろ。プログラマとしては。
無論、最低限の英語力は必須だし、英語力は高ければ高いほどいいが。
最低限、Cとかアセンブラとかできるだけ低レベルに近い言語はある程度使えてほしいし、できればLispみたいな関数型言語とかOSやコンパイラの理論とか、そういうのを知識としてだけでもいいから知っておいてほしいと思うよね?
そんなの情報系の基礎教養だ。微積分学や古典を勉強するよりははるかに楽だし。
だったらどうして、古文や漢文の勉強が自分には意味ないって思うかなあ?日本語で文章を書くのは、仕事上の重要なスキルでしょ。まずその前提がよくわからない。
ビジネス定型文書くのにはもちろん、企画書や仕様書や技術書を書くのにも、古典や漢文の知識なんぞ必要ないだろ。
別に古典教育がどうなろうが観光ビジネスの改革にはならんだろうに。
日本文学についてはそうかもな。でも、当の近代文学もろくに読んでない奴が、下敷きにだけ手出しても意味ないだろ。まずそっちが先じゃないかな。
それとさー、どうしてあれを教えたらこれを教えるのやめろって話になるわけ?両方教えたらいいだけじゃないの。ただでさえゆとり教育なんだからさ。
教育を強化するなら数学優先にすべきだな。あと英語の強化かな。古典なんか最後でいいよ。
それは単なる君の不勉強でしょ。高校までで役に立つこと勉強したいんだったら高専とか工業高校に行くべきなんだし。普通高校ってのはジェネラリストを育成するところなんだからね。
それに、君はたまたま高校で習った行列計算だけで用が足りてるのかもしれないけど、行列の計算だけできても普通は何の役にも立たない。
足りてるわけねーだろ。仕事やりながら勉強してるような状態だよ。これが、高校でやってなきゃ偏微分とかと同レベルの理解度でしかなかったんだと思うとゾッとするね。基礎だけでも仕込まれててよかった。
というか、固有値やベクトル空間を理解せずにどうやって大学を卒業できたんだ?力学も振動論も微分方程式も統計学も信号処理も量子力学も、何一つ理解できないでしょ、それじゃ。
数学系でも電子工学系でもねーもん。適当に試験前の一夜漬けで切り抜けてた。終わったら速攻忘れた。あと量子力学なんか何に使うんだよプログラマが。
信号処理は真面目にやっときゃよかったなとちょっと思うね。今んとこクリティカルにそういうもんが必要になる仕事はやってないが。
俺が思ってるものと比べてるんじゃない。「古典と」比べてんだよ。ちゃんと答えろ。