2011-06-28

高専数学普通高校数学の違いを直感的に説明してみる

あなたはパン食い競争に参加します。

パンはぶら下げられていますが、その高さは数メートルに及び、ジャンプしても届きません。

パンはいくつもあり、名前はすべて「○○するための数学です

で、もしあなた高専生ならば、○○に入れるのは決まっています

○○=工学を学ぶ

ですね。

食べたいパンは決まっていますので、あなたは手っ取り早く土を盛るために、三角錐型の山(普通の山ですね)を作ってパンを食べようとします。

高専生はこれでいいんです

でも普通高校の生徒はそんな楽はできません。パンを食べなきゃいけないのは明らかですが、どのパンを食べようか決めていないのです

○○=論理力を手に入れる、工学部に入る、数学科に行く…

そこで彼らはどのパンを食べたくなってもいいように、あるいは途中で食べたいパンを変えても大丈夫なように、台形の山を作って、

頂上で自由に移動できるようにします。

普通高校生は自由度を残せる代わりに労働量は飛躍的に増大しますね。

前者は、大学レベル数学になりますから後者の山よりも少し高いです

でも労働量は後者の方がはるかに多い。

↓大体こんな感じ

      A   
/ ̄ ̄/ \ ̄\

どうっすかね?伝わる?

から高専生の数学勉強量が少ないっていうのは当たってるけど的外れ

だって整数論なんて工学部ではまず役に立たないんだからどんどん削って専門科目に充てればいい。

削っていった結果がこれなだけ。

もちろん、上部分を見てもわかるように基礎は同じだから高専数学についていけない人は普通高校行っても同様です

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