この記事を読んで、知的障がい者の雇用支援施設で聞いた話を思い出した。
ドキドキして、その施設に行った。
よだれをたらしたり、奇声を発したり、動き回るような人がたくさんいる場だと思った。怖かった。
行くと、驚くほど彼らはまじめに、講師の話もしっかり聞き、訓練に取り組んでいた。
・親からも特別扱いされ、甘やかされていることが多いため、精神的に弱いこと。
・人間関係が狭くなってしまうために、いわゆる「かまってちゃん」になること。
・自分が障がい者だとわかっていない人も多いこと。そして、それが就業を妨げていること。
健常者と障がい者が、まったく同じラインに立って、勉強したり、働くのは、非常に困難だ。
健常者にも、障がい者にも、彼らにとって最適な勉強の場や、仕事がある。
障がい者が「健常者と同じように勉強し、働く」ことで、彼らの力の存分発揮されるとは、どうしても思えない。
きっと、いろいろな不便があるだろう。彼らの力にあった勉強や、訓練が、本当に出来るのだろうか。
身の丈にあった勉強や、訓練や、仕事をすることで、彼らに力がついていくのではないか。
障がいを持つ親は、どうなりたいのだろうか。目的は、何なのだろうか。
自分たちが満足したいのか。
子どもに将来、自立して欲しいのか。
形だけ、取り繕いたいのか。
そんなことを考えた記事だった。おわり。
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