2009-09-05

自分が、障がい者だとわかっていない人も多い。」

普通学校へ進学させた親を怨みます。脳性まひの男性

http://birthofblues.livedoor.biz/archives/50847397.html

この記事を読んで、知的障がい者雇用支援施設で聞いた話を思い出した。

ドキドキして、その施設に行った。

よだれをたらしたり、奇声を発したり、動き回るような人がたくさんいる場だと思った。怖かった。

行くと、驚くほど彼らはまじめに、講師の話もしっかり聞き、訓練に取り組んでいた。

小学生と話しているような感覚だったが、話もはずんだ

そして、驚いたのは、彼らが普通恋愛をしていたということ。

講師の方とお話で印象に残っているのは、

・親からも特別扱いされ、甘やかされていることが多いため、精神的に弱いこと。

人間関係が狭くなってしまうために、いわゆる「かまってちゃん」になること。

自分障がい者だとわかっていない人も多いこと。そして、それが就業を妨げていること。

健常者と障がい者が、まったく同じラインに立って、勉強したり、働くのは、非常に困難だ。

健常者にも、障がい者にも、彼らにとって最適な勉強の場や、仕事がある。

障がい者が「健常者と同じように勉強し、働く」ことで、彼らの力の存分発揮されるとは、どうしても思えない。

きっと、いろいろな不便があるだろう。彼らの力にあった勉強や、訓練が、本当に出来るのだろうか。

身の丈にあった勉強や、訓練や、仕事をすることで、彼らに力がついていくのではないか。

障がいを持つ親は、どうなりたいのだろうか。目的は、何なのだろうか。

自分たちが満足したいのか。

子どもに将来、自立して欲しいのか。

形だけ、取り繕いたいのか。

そんなことを考えた記事だった。おわり。

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