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2022-01-10

honto店舗取り扱い情報見れるの地味に便利ね

よくいく店舗登録しといたら、読みたい雑誌とか本を検索したら取り扱われてるかわかる

今回は「goodアフタヌーン2月号」が今日から福岡で発売なのがわかった

わざわざhontoカードが使える丸善とかジュンク堂に行かずに地元本屋で買った

地方民としてはこれで最新刊とかの福岡発売日が気軽に調べられるようになったのでちょっとうれしい

2022-01-05

anond:20220105142219

完結したんだっけ? まだ一巻すら読んでないかアニメで見て最新刊追ってみるわ。情報サンクス

ちなみにガガガ文庫は大体オーディオブック化されてるっぽいか仕事中に聞くのにも最適だよ。(一作品10時間とかある)

2022-01-02

厨二病全開のFSSがツライ

読んでてツライ、FSSがツライ。

元々、厨二病丸出しの設定マンガではあるんだけど

話の面白さやデザインのかっこよさ、

雑に一言でまとめると「センスのよさ」で読まされていた。

うーん、いやそうでないか

うまく文章化出来ない。

とにかくツライ。

なんであんなに読んでて辛くなってくるんだろう?

素人厨二病設定の漫画を読まされるような

辛さで溢れているのが現在FSSで残念でならない。

 

それでも肝心のストーリーが前に進んでいるのであれば

まだ納得もできるのだろうが

ひたすら新キャラが登場していって

いつまでたっても中断時点からの話の続きが始まっていないような感じ。

ワスチャを狂言回しにして魔導大戦を描いていくってというのが

当時の構想だったように勝手想像しているんだけど

そのへんの部分は完全に破棄されてしまってて残念でならない。

 

最新刊とかまるごと一巻、神様の話なんだけど

うそれこそ厨二病展開全開だから

軸となるストーリーが余程しっかりとしてないと

読者の興味を引きつけることが出来ないはずなんだけど

ただ、ただ作者の妄想垂れ流しでツライ。

 

いや元々FSSはそういうもののはずなんだけど

中断前はプロが描いた作品として成立していたもの

どうして中断後は素人が描いたような作品になっているのだろうか?

多分、そこの部分を上手く言語化出来ないか

スッキリと出来ないんだと思う。

ああツライ。

2021-12-24

鴨川会長最後に一歩に教えた技

ガゼルパンチ

A級ボクサー賞金トーナメント決勝で対戦するヴォルグ・ザンギエフ戦の

超接近戦対策として一歩に授けた。

コミックス18巻。

 

はじめの一歩代名詞デンプシーロールは一歩が自主練で身に着けた技。

ちなみに最新刊は133巻。

世界舞台になってからは「ワシは無力じゃ」しか言ってない。

リアルっちゃリアルなんだろうけど、このハゲいい加減何とかしろ

2021-12-18

カイジのことを思い出して

ググったらまだ連載をやってるようだ。

amazonを見たら「今巻は○○しただけ。内容がなかった。引伸ばしがひどい」みたいな最新刊酷評星一個のレビューが目にはいった。

はじめの一歩も引き伸ばしがひどい言われてるけど、自分面白く読めてる。

でも、カイジはそのレビューのとおり、本当に引き伸ばしというか、話がぜんぜん進まなくて途中で読むの嫌になるレベルなんだろうなって思うわ。

アカギも連載を追うのが苦痛になって、完結したら読もうと思って読まなくなったけど、完結したという話を聞いてももはや読む気が起きなかったもんな。

2021-12-17

anond:20211217222415

原作は一区切りしとるし

そんな大した巻数でもないし

アニメも何クールもやってへん

普通に原作を一巻から読んで

最新刊まで読んだらアニメ観て

そんで最後消失映画観りゃええやろ

2021-11-13

かさね、をひさしぶりに読み直した

当時紙で買って読んでたけど、引っ越しなどもあり全巻そろってない状態最新刊だけ読む形で、いまいち理解しきれてなかった

展開早くて急にまとめてきた、みたいなレビューも読み、そうだなあとは思ってた

今回、電子書籍で買い直して通しで読み直して、前の巻の記憶がある状態ラストまで読み切って、ちゃんと腑に落ちたというかスッキリした

前は紙で連載と進行してゆっくり読んでたから場面場面は覚えててシーンのオチ部分的には知ってる、けど全体の流れとしての複雑なストーリーは追いきれなかったという感じ

あとでまとめ読みするというのは、連載中に新巻を待って少しずつ楽しみに読むことはまた違った魅力があるなあと思った

読み直して、ほんといいラストだなと

自分自身の醜い顔で舞台に立ち、ようやく本当の意味自分を認めて生きていく…と思ったところで、ニナの母親に殺される

が単純に殺されたわけではない 舞台成功して最高のイメージで死んで去るとか許せない、とニナの母親はかさねを刺し殺しつつ、顔と体の永久交換をする

これによってニナの母親精神はかさねの身体とともに死に、かさねは老いたニナの母の身体犯罪者として生きることになる

自分自分を奪われ、人々から忘れられていくというニナと同じ苦痛を味わい、身体老いて、人里離れたところで静かに死を待つように暮らすかさね

その家にかさねを探し求める羽生田の影、でラスト

諸々の伏線を全回収、物語中盤の被害者への罪もちゃん報復され罰を受け、永久交換という話も母親世代ではトリックとして・最後に罰として使われ、なおかつその次があるような期待をもたせる、という感じで

いやーおもしろかった、という感じ

あと野菊と天ヶ崎が旅館の手伝いしつつ普通に暮らせている感じもなんかほのぼのしてよかった

2021-10-24

マダムジョーカーというマンガを読んでいる

大富豪奥さんが金と美貌と能天気さで数多のトラブル解決!みたいな感じ

無料毎日読み進めて、無料で読める範囲今日読み終わった

サラリと読めて読後感も良く、残りの巻を買ってもいいかなと思いつつネット検索

最新刊の試し読みをすると1ページ目に人物相関図があった

中高生だった息子・娘が結婚していた、子供もあちこちできていた

あーこうなるのかあ、と何かネタバレした感じで購入意欲が下がった

くっついた離れたがメインのストーリーでもないのだけど

2021-09-12

ダンジョン飯新刊出るから既刊の復習しなくっちゃ。

何気に既刊のうちに最新刊って内容が頭から抜けてる場合が多いっちゃからね。

2021-09-08

島耕作の第1巻と最新版ぜんぜん違ってワロタ

第1巻(1982年) ・・・ 島耕作「その鼻っ柱をへし折ってやるぞ」とかいいながら黒人と殴り合う

最新刊2021年) ・・・ 島耕作コロナにかかったりスマホ車いす操作する

2021-08-28

anond:20210828114838

2巻で力つきてるんだけど、最新刊どう?

延々とオナニー器具の話が続いてて嫌になったんだけど、別の話題でてきた?

2021-07-20

anond:20210720134411

子供を殺してくださいという親たち」って漫画最新刊統失の女が出てくるんだけど、

脚色はしてるだろうけど実話ベースだろうからリアルなんだよな。

あそこまで人格がぶっ壊れたような人間(?)が、マジで治ると思えない

あれくらいの状態から社会復帰できた人いるならガチで話聞いてみたい

けど、テレビとかでもそういう話聞かないし、実際ないんだろうな。

2021-07-06

[]コナリミサト「凪のお暇」最新8巻まで

5巻くらいまでは一度読んだことがあったけど再読したうえで最新刊まで読んだ

初読時は1巻から期待するものとどんどん違う方向にいったからすごくがっかりしたけど、

再読にあたってはそういうマンガだと思って読めばまあまあ読めた

ただやっぱりgdgd。ダラダラ、もやもや不快ストレスたまるマンガになってしまたことは事実

ドラマ化もあったから引き伸ばしもあったんだろうけど

まあそれでもアマゾンレビューとかで大半が高評価なのを見ると女はこういうのが好きな人間がやっぱ多いんだなと

相容れない気持ちになった

そうじゃない女も少しいてレビューかいてるけどほんと少ない

95%以上は高評価してる

ほんと別の生き物だな男と女って

2021-07-01

一話でなろう読者からの反感を買いまくって一話で連載中止した「チートスレイヤー

ジャンプ作品のパロしまくってネタにしてても許されてた「デッドプールSAMURAI

いったいどこで差が付いたのか……


やっぱファン層の寛容さとかかな。デッドプールあの内容でよくジャンプラに連載してたな……。

チートスレイヤージャンプ雑誌でやってたら多分人気出てたよね。ジャンプ好きはなろう嫌いが多いし。

やっぱなろう読んで層な読者向けの雑誌でアレやったのが不味いんじゃないのかね。

ジャンプなら悪趣味パロディで済んでただろうけどドラゴンエイジの読者にそんな器の広さはないだろう



追記:予想外に延びたんで宣伝しとこう

デッドプール:SAMURAI最新刊は、本日7/2発売

https://www.amazon.co.jp/dp/4088827171

みんな買ってね

2021-06-10

進撃の巨人最新刊読んだ

これは平和エンドなのか?

あの後も戦争は続いているし結局意味があったんだろうか

エレン単体で考えればミサカといっしょに逃げ出して余生の四年間を生きた方が幸せだったんじゃないか

ミサカの相手は誰なのか?金髪だし馬面か?

それはそれでエレンが嘆きそうだ

第一から追ってた身としてはなんだかなぁって終わりですね

2021-05-23

ベルセルク自分の話

三浦先生訃報を聞いてから時間が経ったが、ショックすぎて気持ちがまとまらないのでここに吐き出させてほしい。



高1のときベルセルク出会った。


リョナ趣味の後輩から主人公のやられが多くて興奮するから見てくれ」と勧められて以来頭にはあったが、グロが怖くて読んでいなかった。でも受験を終えて燃え尽き症候群に陥っていたから、この際フヌケの自分を変えてくれるならグロでもなんでもいいかと思ってなんとなく1巻を手に取った。


なんだ、この漫画主人公がめちゃくちゃやさぐれてるじゃねえか。自分の巻き添えになった爺さんのことも何とも思ってなさそうだし、美少女建物から落ちそうになってんのに助けないのかよ。


ジャンプ漫画の清く正しく美しい主人公しか見てこなかった自分にとっては衝撃的な展開の連続だった。


人を助けないし、自殺教唆するし、お供の妖精はいじめるし、一体なんなんだこいつは。


けれどもそういう殺伐とした殺るか殺られるかの世界観は、案外すんなり肌に馴染んだ。

これは自分の家庭環境ボロボロで、現代日本なのに親と殺るか殺られるかの戦いを毎日繰り広げてたからというのも大きいと思うが、とにかく「綺麗事で済ませない」といったベルセルク雰囲気自分感覚に合うな、という印象があった。

親の金でユニバに行くクラスメイトよりも、親代わりのガンビーノを殺しつつも愛を求める気持ちを捨てられないガッツの方が身近に感じた。


ガッツが鷹の団に入るまでのストーリーは読んでてキツかったが(親代わりの大人貞操売られてぶち殺すってどんな話だ?)、黄金時代ストーリー面白くて夢中になって読んだ。ガッツの初仕事(川沿いで奇襲かけたあと殿ひきうけたやつ)の話も、ユリウス伯爵暗殺も、ドルレイ戦も、そんなに上手くはまるわけないだろと思いつつも毎回読んでてワクワクした。

読み進める度に胸が熱くなるようなシーンが次々出てきて、この先どんな物語が待っているのかとページをめくる手が止まらなかった。

(個人的にはプロムナード館での夢の話が好きだ。「夢に支えられ、夢に苦しみ、夢に生かされ、夢に殺される」……夢を表した言葉としてこんなにも的確な言葉は珍しいと思う)


そして黄金時代も佳境に入り、グリフィスが全てを失い絶望の果てに蝕を起こす。

無数のモンスター対峙する鷹の団の見開きの絵を見たとき、初めて気がついた。


(あれ、もしかしてこの人、メチャクチャ絵が上手い?)


バカなので蝕に辿り着くまで三浦先生の絵の偉大さが全く分かっていなかったのだが、大量のモンスターと鷹の団の苦悶の表情を前に、三浦先生凄さを""分からされて""しまった。


びたびたと飛び散る内臓。好きだったキャラクター割れ頭蓋骨と、はみ出した脳みそ。どういう骨格をしているのかよく分からないがとにかく気持ちが悪いことだけは分かるモンスターの群れ。一度見たら忘れることのできないガッツの咆哮の表情。抜ける女体。死ぬほどイカした造形の新生グリフィスことフェムト


ゴッドハンドの女が「愛、憎悪苦痛快楽、生、死、すべてがあそこに……」と言っていたが、まさにその通りだった。読んでるだけで頭がおかしくなりそうだったし、自分体験したわけではないのに脳みそ上下に全力で揺さぶられたような衝撃で心がめちゃくちゃになった。


蝕のシーンがショッキングすぎてトラウマになり、心ここにあらずな日が続いた。授業も全部上の空だった。何をしていても蝕のことが頭をちらついた。あん凄惨光景は二度と見たくないと思うのにもう一度触れさせるような、魅力を越えた魔力があった。蝕の絵は、麻薬だった。


蝕のショックから正気に戻った後は坂を転がり落ちるように、その時出ていた最新刊(36巻だったかな)まで一気読みした。蝕以上にショックなシーンはなかったが、ただただガッツの行く末を見届けたくて、三浦先生の絵が凄すぎてもっと見ていたいという気持ちが強くて、一心不乱に読み続けた。

(個人的には蝕以降のエピソードだとロスト・チルドレン(偽エルフの谷)の話が好きだ。エルフ女王の造詣がクリーチャーとしてクオリティが高すぎるし、女王になった女の子の親父が自分父親そっくりで「ああ、いるいる、こういうくそ野郎」「不幸な家庭があることをぼかさずに書いてくれるんだなあ」と、汚いことも忌避せずに描いてくれる姿勢に信頼が置けたからな)


やがて奨学金を借りつつも大学生になり、バイトを始め金に余裕が出てきたので、スイパラのコラボも行った。

普通なサンリオみたいな可愛いものコラボするようなところがなんでベルセルクコラボした?と思わなくもなかったし、店内にはファンシー雰囲気にはミスマッチキャプ画が張られてて一種異様空気が漂っていた。

どう見てもベルセルクファン自分場違いじゃねえか。コースターポスター目当てで行ったが終始いたたまれなかった。

注文したベヘリットチョコケーキ普通に美味かった。まあ中身スイパラだもんな。



そんなこんなでちょろちょろベルセルクコンテンツに触れたり、他の漫画アニメ浮気したりしつつ、ずっとベルセルクは続いていくんだろうな、早く次の巻出ねえかなー、でも三浦先生には無理しないでほしいしな……と思いながら、年1ペースで出る単行本を追っていた。



2018年の40巻発行から続刊の報が入らなくなって3年目。

相変わらず知り合いに「ベルセルクは良い漫画から読んでくれ、トラウマになるとは思うが読まずに人生終わるよりいいと思う」と吹き込み続けながらいつも通り41巻発行の報を待っていたある日、そのニュースは訪れた。




三浦先生、ご逝去享年54歳。




何が起こったのか全く分からなかった。職場トイレにいたのにどういうことなのか分からなくてしばらくぼうっとしていた。胸の上にどすっと重たい何かがぶつかり、心を胸の内側から弾き飛ばししまったようだった。


もうベルセルク新刊は出ないのか。もう、三浦先生のお描きになった素晴らしい新作の絵を見ることはかなわないのか。


そのことが信じられなくて逃げるように仕事に戻った。全く効率は上がらなかったが、何もしていないよりかはましだった。

けれども何をやっても三浦先生がこの世にもういらっしゃらないのだと知らされた衝撃が消えることはなくて、明日会社に行くのをやめようかと一瞬考えた。


仕事を終え、訃報を聞いてから4時間ぐらい経ったあたりで、自分もっとお金を落としていれば、先生に美味しいものを食べて気持ちよく寝てもらってと、健康的な生活を送ってもらえたのではないか自分を責める気持ちが湧いてきた。

もちろん自分高校生ときには既にベルセルクは大ヒット漫画だったし、その時点で三浦先生ポケットにはベルセルクマネーがドカドカ入っていたのだろうからファン一人がたくさんのお金をつぎこまなかったからこんなことになったというのは馬鹿げた考えだというのは分かる。

だがそんな考えが浮かんでくるぐらい、自分にとって三浦先生訃報がショックだったのだろう。


結局当日はショックを受け止めきれず、友人に話を聞いてもらった。

自分にとってベルセルクがすごく大事作品だったこと、もう二度と続きが出ないなんて信じられないこと、自分を責める気持ちになってしまたこと。拙い言葉での話だったのに、友人は最後まで黙って聴いてくれた。

それで大ベルセルク展が9月に開催されるから絶対に行こうと思っていることを伝えると、友人は穏やかにこう言った。


「そうだね。でもたぶん売り上げは関係者のところに行くと思うから、ご家族とか近しかった人に届くと思うよ」


この一言が、沈んだ心を救ってくれた。


三浦先生ご本人には届かなくても、近しい方には届くのか。

一般的に言って、亡くなった方が気がかりなのはなんといっても残された家族のことだろう。自分の金が三浦先生のご家族のところに行ってその生活に役立つというのなら、天国におられる先生安心してお休みになられることに繋がるはずだ。


ショックで放心状態になっていたが、友人のおかげで「大ベルセルク展で金を落とす」という目標ができた。


今年9月に大ベルセルク展が無事開催されたら、ガッツマウスパッドと複製原画烙印ピアスを買おうと思う。そのためにいらないものメルカリで売って、給料から天引きする形でささやかながら貯金もすることにした。三浦先生がお亡くなりになられたショックは消えたわけではないが、今から少し楽しみだ。

2021-05-08

anond:20210508084908

今でも最新刊はそうなのではないか

若い子が無料で1話ずつ読めるのって古いコンテンツだろ

2021-04-30

違国日記差別の話

だってDMMクーポンでたくさん本を買った。

読みたい本は山のようにあったが、なんとなく暇つぶしに端末に読めるもの、読み返しても面白いもの、を基準に選んだ。

例えばギャラリーフェイク、例えば蟲師、例えばファウンデーションシリーズ

それでも100冊までは余ったので続きが気になってるけど買ってはいなかった本を買った。

で、それが違国日記

7巻まで出てる。

どんな漫画かっていうと、姉夫婦が突然死んでしまい姪を勢いで引き取ってしまった少女小説家の話。

へんくつな少々コミュ障気味の小説家の話す言葉、つまりは語彙が姪にはむつかしくて、違う国の言葉に聞こえる、と言う。

彼女目線で語られるので、だから「違」う「国」での「日記」。

ちょっとこの漫画少女小説家の思考方法には、うなずけるところとそうでないところがあって、実のところそれについては

語りたいのだけど久しぶりにここに書きたくなったのは、その最新刊、35話で、姪の同級生女の子エピソードを読んだせいだ。

彼女医学部志望で、例の医学部女子受験生男子と違って下駄はいてない、というニュース激怒する。

自分生き方否定された、と絶望して学校に一時期いけないのだが…

男子下駄はいている理由は「医師が体力勝負で、24時間対応が求められることもあり、女性という生物学機能妊娠出産)に

よる離脱が想定されうる」ので、「男性医師が欲しい(同僚としても部下としても社会的にも)」という理解でいたのだが(認識

違っていたらごめんなさい)、作中の彼女は「人間扱いされてないってことだよね!」と叫んでいる。

両親が医者病院を継ぐことが目的で夢で存在理由なそんな彼女が、女ってだけで不合格になる、それは理不尽だと思う、思うのだが…

少し「もやっ」とした違和感があった。

作中の彼女は15歳で、その子現場ニーズでそうなってしまったんだ(正しくない選択だとは思うけど)、とつい言いたくなって

しまたからかもしれない。

色々もっと方法があったかもしれないが、「入口障害を作るしかない」という「悪手」を取ってしまったのは彼女否定したいわけ

でも受ける資格がないとでも言ってるわけでもないはず。

とはいえ、ここまで書いてきて思ったが、ニーズがない、と言われたと彼女が取った、のかもしれない。

こういうのも無意識的な差別意識なんだろうか。

それを否と即否定したくないというぼんやりとした思考は。

男が怖いから世の中の男全て消えてしまえ、みたいな文章出会ったときと同じように、少しもやっとする。

自分が物書きのくせに言語化できないのは修行がたらん気がする。

しか医学部志望の子エピソードは、なぜかちょっと違和感があったのだ。

もっとそれぞれの孤独についての漫画だと思っていたから。

個人のありよう生き方社会と関連するとはいえ内面だけ深く深く掘っていく漫画であってほしいな。

勝手な読者の言い分だね、まったく

2021-03-14

男性向けの性描写を含むマンガでも男性向けの性描写は好きじゃないけど好きな女性もいるんですよ!

赤松健先生UQ HOLDER!最新刊はいもの女の子を脱がす描写が全くなくて良かった。この方針でどんどん続きを描いてもらいたい。

2021-03-01

必読書コピペマジレスしてみる・自分オススメ41冊編(2)

戻る→anond:20210301080105

倉橋由美子聖少女

まり男性女性がとは言いたくないのだが、女性作家の描く知的早熟少年たちというのは、エルサ・モランテの「アルトゥーロの島」なんかでもそうなんだが、男性が描くときはまた違った魅力を発する。サリンジャー知的論理的自分を追い詰める子供たちとはまた別の硬さがあってよい。新城カズマサマータイムトラベラー」の高度に知的でありながら情緒は年相応な少年少女もいい。

さておき、これは近親相姦お話なのだが、印象に残っている描写は次の通り。主人公たちの仲間に大食漢の男がいて、しばしば生肉弁当の代わりに食らっている。回りの女子生徒たちも面白がって彼に餌付け(?)していたのだが、ある女子生徒がブルマーを入れていた袋の中に隠していたウサギを、生きたままで彼に与えた。血まみれで凄惨な場面でありながらも、大食漢は実においしそうに平らげていた。

例の文学少女から薦められて読んだことでも思い出深い一篇。

ミラン・クンデラ存在の耐えられない軽さ」

頭が良くてモテる男が主人公なのでいけ好かないモテること、たくさんセックスすることこそが人生の目的になっているような奴は理解できない。なんか知らないやつにいきなり人の部屋をのぞきまれ、「お前の人生にはエロスが足りない!」と叫んで出ていかれるような気分がする。しかし、これもまた祖国を追われた人間が、知性と皮肉現実適応しようとした姿なのかもしれないのだ。

それと、この本で感謝しているのは、さまざまな政治的活動に対して感じていた居心地の悪さを、「キッチュ」をはじめとしたさまざまな言葉言語化してくれたことだ。ポリコレを正しいと信じているのに、そこにあるどうにも解消できない居心地の悪さが気になる人が読むといいんじゃないかな。

あとは頭が良すぎて、多くの人が無視したり忘れていたりしていることが見えてしまい、幸せになれない著者みたいなタイプが読むと幸せになれそう。イワンカラマーゾフとか御冷ミァハみたいに、頭が良すぎて不幸になるというか、自分の知性をどこか持て余してしまタイプキャラクターが好きだ。

メアリーシェリーフランケンシュタイン

死体から作られた怪物がただただかわいそう。容貌醜悪なだけで化け物として追われ、創造主からも拒絶された彼の孤独を考えるだけで悲しくなる。まったく同じ理由で「オペラ座の怪人」も好きだ。どちらも間違いなく殺人者ではあるのだけれども、容姿馬鹿にされたことがあるのなら共感せずにはいられないだろう。関係ないけど、オペラ座の怪人ヒロインから振られたことを受け入れられたのって、やっぱり正面から振ってもらったからだよな、と思う。音信不通フェードアウトされたら怨念はなかなか成仏しない。

それと、これはSF的な感覚かもしれないが、人間離れした(時としてグロテスクな)姿を持つ存在が、非常に知的であるというシチュエーションがとても好きで、その理由から後述の「時間からの影」や「狂気山脈にて」も愛好している。

ロード・ダンセイニ「ぺガーナの神々」

架空神話ショートショート形式で述べられていく。ただそれだけなのにこんなに魅力的なのはなぜだろう。彼の作品基本的に短く、しょうもないオチ作品も割とあるのだけれども、時に偉大で時に卑小な神々の物語は、壮大な架空世界に連れて行ってくれるし、すぐ隣に隠れているかもしれない小さな妖精魔法も見せてくれる。

テッド・チャン「息吹」

あなたの人生の物語」とどっちにするかやっぱり迷った。映画メッセージ」の原作が入ってるし、増田で盛り上がってるルッキズムテーマ作品だってある。だが、寡作な人なのでこの2冊しか出していないし、片方が気に入ったらきっともう片方も読みたくなる。

表題作は、意識を持ったロボットのような存在がいる宇宙お話なのだけれども、そのロボット自分の脳をのぞき込んでその複雑な仕組みに心を打たれる。そして、世界を観察することで、何万年も経てばこの世界は滅んでしまうことを悟る。人間とは全く似ても似つかないロボットたちだが、やっていることは人間サイエンス、真理の追求という営みと本質的には同じだ。何かを知ろうとする営為の尊さについて語っている。得られた知恵で、自分たちも世界もいつかは終わってしまうと知ることになろうとも、知識を求める崇高さは変わらないのだ。

イワンセルゲーヴィチ・ツルゲーネフ「初恋」

学生時代自分女性に冷たくされる文学が好きだった。からかわれたりもてあそばされたり馬鹿にされたりする作品のほうが好きだ。そのほうがリアリティがあったから。寝取られ文学が好きなのもそれが理由だし、谷崎潤一郎作品も同様の理由で好きだ。

自分馬鹿にしていた少女が突然しおらしくなり、自分に近づいてくる。いったいどうしたことか、と思って期待しながら読んで、絶望に叩き落されるがいい。

イサク・ディネセン「アフリカの日々」

ライ麦畑」でホールデン少年が感動した本。アフリカ植民地で暮らす女性視点からその生活を書いている。友人のイギリス人が亡くなったとき、まるで故郷をしのぶかのように墓が深い霧に包まれたシーンがとても美しい。

個人的には、当時の基準からすればアフリカの人々に対して丁寧に接しており、評価も概して公平であるように感じた。ところどころ「有色人種特有の」といった表現があったり、アフリカ前近代社会とみなしたり、古い進歩史観は見られるし、植民地支配者側から視点批判的に読まなければならないが、色眼鏡比較的少ない観点に心を動かされてしまったのは事実だ。

植民地時代アフリカって、宗主国以外の人もたくさんいたこともわかって面白い。当時は英領東アフリカだが、そこにはスウェーデン人もいればノルウェー人もいる。古くから貿易相手としてのインド人だっている。独立後、彼らは日本人満州朝鮮半島台湾などから引き揚げたように、撤退したのだろう。植民地について理解するためにもおすすめ

J・R・R・トールキン指輪物語

はまった。十代の頃にとにかくどっぷりとはまった。今でも表紙のエルフ文字を使って誰にも読まれたくないことをメモするレベルではまった。

かに話の展開は遅い。重厚に過ぎる。設定を語るためのページも多い。しかし、この長大小説を読むことで、開始数ページで読者をひきつけなければならない現代小説からは得られない、長い旅をしたという実感を得られるのは確かだ。小説家には良き編集者の助言は必要だが、今のように急ぐ必要のなかった時代もあったことは忘れたくない。

中島敦「狼疾記」

李陵」や「弟子」や「山月記」じゃなくてなんでこれなのか、という声もするのだけれど、自意識過剰文学少年の思っていることをすべて言語化してくれているので推さずにはいられなかった。十代の頃の感受性は、何よりもこうしたものを求めていた。親の本棚にこれが積んであったのは幸運だった。

これは「三造もの」と呼ばれる中島敦私小説的の一つであり、世界の滅亡や文明無意味さに対する形而上学的な恐れや不安意識の片隅にある人間なら確実に刺さる内容だ。最後説教パートもさほどうっとうしくない。なぜなら、きっと文学少年文学少女たちは、その言葉無意識のうちに自分に投げかけてきたからだ。

ウラジーミル・ナボコフロリータ

膨大な知識と華麗な文体を背景にして、あらゆる性的な乱行を正当化してしまうのがナボコフ作品の一つの特徴である。語り手ハンバート・ハンバートは十代前半の少女を性の対象とする中年だ。自分初恋の思い出がどうこうとか述べているが、それだって言い訳だ。

しかし、この作品はただの小児性愛者の物語ではない点が油断ならない。少女ロリータはただ性的搾取されるだけの存在ではなく、自ら性の冒険に乗り出す。清純で清楚な少女という幻想は、最初からハンバート夢想の中にしか存在しない。ハンバートにはロリータ内面や考えなど最初から見えていなかったし、見ようともしてこなかった。

ただのスキャンダラスな本ではない。これは一人の身勝手男性心理の解剖である

新美南吉「屁」

ごんぎつね」の作者として知られるが、こんなふざけたタイトルの話も書いている。しかし、これは「自分は常に正しい、正しく道徳的であらねばならない」としてきた子供挫折を描いた小説であり、この社会弱者にあらゆる責任を擦り付けている様子を全く卑近話題から告発した話なのだ自分がした屁の責任かぶらされた、いつも屁をこいている少年への同情と軽蔑は、僕らの弱者への姿勢のものじゃなかろうか。

短いし、青空文庫で読めるのでオススメ

https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/3040_47823.html

仁木稔「グアルディア」

遺伝学の発展が少し早かったパラレルワールド未来舞台にした愛憎劇であり、変身ヒーローものでもある。ただのSFと違うのは、さまざまな文化が変容を受け、再解釈を受けて受容されることまでもプロットの一部として組み込んでいるところだ。さらには疑似科学陰謀論社会関係も描いている。今、読まれてほしい作家の一人だ。

仁木稔作品は僕の好み、ストライクど真ん中なんだけど、世界史や文化史、自然科学物語論の素養がないと(かじるレベルでいい)作者の構想を味わい尽くすのが難しいので、滅茶苦茶売れる作品にはならなそうだというのは認めざるを得ない。現に舞台ラテンアメリカ日本人になじみが薄いし、シリーズの別の作品中央アジアだ。それでも、伊藤計劃と並んで、社会学なんてつまらないって誤解を解いてくれた大きな恩がある作家だ。早くこのシリーズ最新刊が出ないか、今か今かと待っている。

イザベラ・バードイザベラ・バード日本紀行」

明治一年日本都市から農村を実際に歩いて見聞した手記である。率直に衛生状態の悪さやはびこる迷信批判している箇所はあるものの、その率直さが当時の日本がどんなだったか身びいきなしに教えてくれる。現代日本人が近隣の、例えば東南アジア諸国を見聞して不満がる、偽ブランドの横行や衛生状態の悪さ、家畜との同居や騒々しさなどが明治日本ではごく普通だったってことは知っておいていいと思う。

著者は北海道にも足を延ばした。アイヌ民族について日本人よりも好意的に描いている場面もある。しかし、当時の西欧人の感覚でよくわからないのだが、「粗野な外見だけどとても優しい目をしている」と褒めた民族のことを、別のところでは「将来の可能性を閉ざされ民族である」と書く点だ。もしかして、かつての人々が持っていた、文明と野蛮の間にある壁・差異イメージは、僕らが直観するよりもはるかに深刻な差別意識内包した、強固な偏見に根差しものだったのかもしれない。単純な軽蔑どころではない、もっとひどい無理解に基づいた恐ろしい何か。同じように、キリスト教によってこそ日本の悪習は絶えるという発想がどこから来たのか。そういうことを考える意味でもおススメしたい。

ハン・ガン菜食主義者」。

とても面白かった。父の暴力を遠因として、あらゆる動物的なもの嫌悪するようになった妹と、ただやり過ごすことで生きてきた姉を軸に描かれた三連作。壊れた夫婦描写に優れる。

妹は最後には精神を完全に病んで、何も食べられなくなるのだけれども、彼女が持つ植物になりたいという妄念が、本当に精神病の患者さんを観察したんじゃないかってくらい、細部にリアリティがある。

姉はおとなしいのだが、自分はただ忍従し、やり過ごしてきただけで、自分人生を全く生きていなかったのだと、夫の裏切りによってやっと気づく。夫は夫で、そのおとなしい妻に対して息苦しさを感じている。他の家庭のように、怒鳴り散らしてくれたらどれほど楽か、と嘆くのだ。

韓国ってよく叩かれているけど、日本と同じように家族のしがらみとかとかで苦しむ描写が多いので、意外とわかりやすい気がする。

進む→anond:20210301080225

2021-02-26

識者「ニュース不要 生活からニュースを捨てよ」←反論できる?

Think clearlyやThink Smartで有名なスイスの有名実業家ロルフ・ドベリ氏の最新刊より要約


これ反論できるか?

はてなや5chで無限時間を浪費し続けるあなた

2021-02-24

マルシルがハーフエルフって設定最新刊以前に出てたっけ?

2021-02-22

からKindleでなんか買うからオススメ教えて

最後に買ったのは

小説だとコンビニ人間結構前に買って読んだ。そこそこ面白かった。

漫画ハクメイとミコチ最新刊を買って読んだ。

2000円以内なら買う

君は、本当にいい人だね

じわじわ人気が出ている漫画最新刊に対して、ウテナじゃんという言及があったらしい。人気作は読むまで他人感想を避けまくるが、人気が出ていることを知らなかったためうっかり踏んでしまった。寝かせてもどうせ思い出してしまうので、読む。良かった。解釈というか思い入れ全然違うので、さらっと消費している人がそう言うのも分かるし、自分の受けた印象と衝突しなかった。

ちょっと思い入れが強すぎる。昔見たものも今好きなものも。昔のものはあまり他の人の解釈に触れる機会が無かったし、今好きになるものは、エネルギーが低くて本当に好きにならないと好きになれない。どちらももう完全に自分世界ができているので、他人を入れたくないのだ。インターネットに触れた頃の作品は、他人の多様な解釈も楽しめるのだが。

ほっとしながらも、意識してしまってからはどうにも思い出す。特にからなかったことこそ何度も思い出す。

玉ねぎ王子告白昇降室に行ったとき、唯一追い返された。君は、本当にいい人だね、と。彼はデュエリストになれなかった。ならなくて済んだ。特別ことなのに、作中ではそれ以降触れられることもなく、どうしてだろうという気持ちけが残っていた。

さすがに時が経っているので、不可侵さも減っているようだ。少し前にアンシー=ウテナという解釈に惹かれたのも手伝って、あの台詞意図を調べたくなった。

見つからない。今や Google は「それ程詳しく無い人がさっと見て分かった気になる」多くの人が求めるページばかりを出し、そんな個人的解釈は誰も求めていないとして、どれだけページを繰っても表示さえしてくれない。

けれどロボット検索の登場によって衰退した「リンク集」も、もはや多くのサイトには存在しない。サイトと似た趣向、サイト運営者が好ましく思うという得難い情報によるリンクは、もう失われてしまった。

人が、ひとりひとりが何を思うかを見つけられるのがインターネットだった。もう、人気を集めるコンテンツサジェストされるのみだ。好ましい見解は、好ましい人が所属するコミュニティにどっぷり浸かって人づてに見つけるしかない。既存情報のように。そしてそういう場所では、「ひょっとしてこういう意見もあるのではないか」と思うような意見からは縁遠くなる。インターネットは影響力は無いが存在するものを見つけられるものだったのに。それは、自分だけじゃないんだという生きる希望にもなったのに。

世界が変わればいい。そう思う私は玉ねぎ王子のようにはなれない。だって世界、変えたい。だってそれはあった。今まで声を発して来なかった人を見つけられるプラットフォームが、かつて存在した。

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