はてなキーワード: ゾーニングとは
私は女だけど、開けた場所に下着が沢山並んでると、通るときに微妙な気分になるから隠して欲しいな
なんだか、どんな顔をしていいか分からないというか、恥ずかしいような気分になる
お店によっては、入口近くには靴下とかパジャマが並んでて、奥を覗くと下着が見える、という感じになってるから、完全に見えないようにしろとまでは言わないから、そんなふうになってほしいな
たくさんトラバつくなーって思ってたら注目エントリに入っててびっくり
共感してくれる人、別に自分は恥ずかしくならないと言う人がいるのは当然だけど、不必要なゾーニングは「下着は隠すべき」という考えを助長するからやめた方がいいと言っている人がいて、そこまでは考えが至らなかったなーと思った
一方、これはバズったツイートなんかでも思うんだけど、個人の独り言というかただの気持ちとして呟いたものが、いつの間にか思想や意見の表明と見なされて批判されるのはちょっとこわいな、売り上げがどうとかそこまでは知らないよ、私の個人的な気持ちを書いただけだし
仁藤夢乃氏の告発からはじまった日本版ゲーマゲート論争のような様相を呈している「温泉むすめ論争」。
あまりに飛び火していてまとめきれないところもあるけれど、自分の整理のためにも一部論点を抜粋しておく。
●キャラクター設定について
・温泉むすめは、性犯罪(スカートめくりや夜這い)を一般的に触れる可能性のあるキャラクター設定に取り入れている
・性差別を内包したキャラクター設定は、一般的に触れる可能性のあるキャラクターの設定として適切ではない
・性犯罪を内包したキャラクター設定は、性差別であり、性的搾取である
・性犯罪を内包したキャラクター設定は、性差別であり、現実の性的搾取問題や性犯罪を引き起こす原因となる
・性犯罪を内包したキャラクター設定は、性差別であり、現実の性的搾取問題や性犯罪を引き起こす原因と主張するには、統計的根拠が必要である
・性犯罪を内包したキャラクター設定のあるキャラクターを、プロモーションとして活用した場合、その企業や施設では同じ性犯罪が発生する可能性が高い
・性犯罪を内包したキャラクター設定のあるキャラクターを、プロモーションとして活用した場合、その企業や施設は、性犯罪や性的搾取問題に肯定的である
・未成年にみえるキャラクターが飲酒をほのめかす設定があることは、設定が神や人外であっても、見た人に未成年飲酒を問題ないととらえる認知の歪みを生じさせる
・萌え絵は、性差別表現なので、一般に目にする場所に出すことは適切ではない
・萌え絵は、性差別表現ではないが、一般に目にする場所に出すことは適切ではない
・萌え絵は、性差別表現であるので、それを見ることは現実の性的搾取問題や性犯罪を引き起こす原因となる
・萌え絵は、性差別表現であるので、それを見ることは現実の性的搾取問題や性犯罪を引き起こす原因となると主張するには、統計的根拠が必要である
・萌え絵を好む人間は、性犯罪に走る可能性が高く、性犯罪者予備軍である
・萌え絵を好む、許せる女性は、性差別を内在化させており、性差別を肯定している加害者である
・特定の性別で統一されたキャラクター群において、ステータスのついたキャラクターを選べるというコンテンツ構造は、性差別的である
・公的機関が、萌え絵をキャンペーンに採用すること、後援することは、性搾取を肯定していることと同義である
●その他の論点
・外国人、外国出身キャラが日本語をしゃべる際に語尾に「デス」をつけるのは、差別的表現である
・制服は現実で性的なアイコンとみなされているので、その認知を強化するものだから萌え絵として描くべきではない
・制服は現実で性的なアイコンとみなされているので、その認知を強化するものだから萌え絵として、一般的に触れる可能性のある場所には不適切である
・普段温泉に行っていない人間は、温泉のプロモーション施策に口出しをする立場にはない
・R18作品を制作したことのある作家は、一般的に触れる可能性のある場所での表現では、名義を変えなければならない
・非実在のキャラクターは、誰も差別しておらず、誰も搾取していない
・ホームページやYouTubeでの発言は、誰にでも目に触れるものであるから、公共空間(ゾーニングされていない)と捉えて問題ない
・差別的表現に触れた人間は、理性に関係なく差別的な思想を内包化させ、差別的な行動をとるようになる
・他人の創作物を「こんなもの」と呼ぶことはクリエイターへの侮辱的行為である
・萌え絵を含む一般に目に触れることのあるキャンペーンがなくなることは、性差別や性搾取の問題解決につながる
・制作者本人たちとの議論よりも先に、Twitterで過激な言葉で告発することは、世論を動かすには仕方なく、適切なプロセスである
■おわりに
時代の変化もあるし、これからも続けていくなら設定は変えて正解。
少しでも温泉観光地に貢献していると現地の方が感じているのであれば素晴らしいコンテンツ。
温泉むすめを「こんなもの」と呼ぶのはクリエイターに失礼な最低な話し方。
萌え絵自体は現実の人間の人権を侵害していないので、性差別でも性的搾取でもない。
萌え絵の公共的な場所での消費が、現実の性差別の問題を引き起こしていたり、認知の歪みを与えるという言説は根拠に乏しく反対。
ただし、萌え絵が公共的な場所で消費されることに、女性自身が自分が日常さらされている「性的にみられる」という嫌悪感と地続きだと感じること自体はあるだろうし、否定できるものではない。その線引きは個人で違うので、主語を「女性」として自分の基準を社会の基準にしようとするのはあまりに乱暴。
温泉むすめは問題ないと思うが、性差別や性的搾取の問題とは別として、公共の場で非常に露出の高い女性表象は、必ずしも適切だとは思わない。
表現の適切さは、そもそも一足飛びに社会的な構造問題に結びつけて議論できるものではなく、その場その場で是々非々の検討が必要。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20211119084159
数々の反応頂けてありがとうございます
掻い摘んでレスするよ
表現の話ではなくて老若男女向けのプロモーションで「女子高生をそういう風に扱う社会」でいいのかって話じゃん 建前だけでも「高校生は性的対象として扱いません」という体は保たれててほしいよ
あれが老若男女向けのプロモーションとは思えないけど、唯一、法に触れてしまう部分は私も引っかかったので、そこの指摘は良かったと思うし、公式も速攻で修正したね
ただそう思いつつも、表現の話として避けて通れないのも事実だと思った
フィクションのキャラ設定にそれは犯罪だろと突っ込んで修正させたのだから
フィクション中で起きるのが殺人なら「それはダメ」って共通認識があるけど、セクハラや性犯罪は「別に問題じゃない、むしろ喜ぶ人もいる」と認識する人がまだ多く、その幻想(心理学用語で投影)を強化してしまうんよ
って言う統計なり、裏付けるデータがちゃんとした形で欲しいし、そのセクハラや性犯罪について「問題じゃない」とか思ってしまう人はそれが創作の影響なのかどうか、そう言うのも欲しいね。
あとその言い分だと認識する人が減ってきたら描写しても良い感じなの?その判断は誰が
私は萌えとされる絵や、性的描写とされた絵が万人に明確な形で実際の犯罪へ影響力があり害悪だと示されるなら法で規制したら良いと思ってる
タバコなんかはわかりやすかったね。ただ嫌とかじゃなく、人体への影響として発癌性がある、しかも副流煙により他者への害をも及ぼす。そりゃ規制されるよってね
色んなコメント読んでて、それこそ萌えが好きだから擁護するとかそう言う話じゃなく、同じ部分でもやもやしてる人は多いんだなと思った
そして、そこへの明確な回答が出てこないなとも。あったらすっきりしてるからね
私はただ表現規制と言う視点で今回の批判に詰めの甘さを感じて、その穴を埋めたいだけなんだよ
ちなみに性犯罪の刑罰は被害に対して軽すぎると思うし、性犯罪者は去勢したら良いと思ってるくらいです
全国の温泉客がキャラを目にする以上「公式サイトに見に行かないといけない」点で公共性を免れるというのはちょっと無理あると思う。というかこの件はほぼすべて文脈の問題では
以前萌え絵が燃えた時は街中のふと目につくような場所にあるのは相応しくないとか言う主張があったよね。それを気にした程度のものです
わざわざネットに行かないと見れないプロフィールに公共性はあるのかと言う疑問だったけど、これもやっぱり意見割れるね
知らなかったと言う意見も少なくなかったし、5年目にして火の目を見てるのはその証左とも言えるかも
私は街中で目についたものについて気になったら検索する事もあるけど、そこまでPRからネットに飛ぶことはない
少なくとも街中のその辺にポスターと一緒に文面が貼られててふと目に入ってしまうよりは公共性は格段に落ちると思う
またPRなのにわざわざ未成年者表記で問題のある文章を載せてたのは問題と言うのは上に書いた通りごもっともと承知してます
既存作品とのコラボはその作品の性格含めてコラボが適当か判断するのが責任、PR目的でキャラ作るならその世界観やキャラ設定だってPRする側の責任でしょ。そしてPR対象はフィクションではないわけで。
温泉むすめは間違いなく萌えなフィクション作品が好きな層へ向けたものだと思うよ
そして同時に、家族向けは家族向け、女性向けは女性向け、カップル向けはカップル向け、それぞれPRに打って出てると思うよ
温泉むすめが老若男女対象の唯一のPRならそりゃ違うだろうけど、そんなアホな事はしてないと信じたい
物語において悪徳を与えられたキャラクターには作劇上に「報い」が設定されることが普通でそれを以てして作者は表現の公正を担保するが、単発のキャラではそれが難しい。設定は書いて終わりじゃない。使わないと
確かに設定だけのキャラクターと、そこから成長する話では違うかもしれない
温泉むすめも物語が付けばそれはそれで流行って良いPR目指せるのかと思ったけど、多分深夜アニメらしい深夜アニメにしかならないな
すみません。色々と意見を目にしてレスしながら考えて、自分なりの落とし所が見つかりました
単にフィクションの表現としては、実際に犯罪を起こさなければどんなフィクションであれその存在自体は是としてる
もちろん然るべきゾーニングもあっての上で
でもPRとして公共の場に出すものは、公の下として公序良俗に従うと言うのが妥当な言葉かなと思った
思想や表現は多様すぎるから公序良俗のラインが曖昧でぶつかる事はあるかも知れないけど
今回フィクションのキャラ設定を外圧で変えた正当な理由としては腑に落ちた感じです
結局何じゃそりゃみたいな。基本に立ち返っただけみたいな、腑に落ちる言葉探しとなりましたが
"物語において悪徳を与えられたキャラクターには作劇上に「報い」が設定されることが普通でそれを以てして作者は表現の公正を担保する" よくわからん概念が。悪役が悪役のまま大成したら表現が不公正? 謎
創作では悪が悪のまま終えると言う話もありそれはOKだと思うけれど、PRと言う公的な場で仕事をするキャラクターにおいては公序良俗に従うのが道理と言う点を踏まえると、それに反する設定を付けられていたら、物語があればその点を克服しPRにも足る人物になり得るけど、物語がなければその余地がないから設定だけでは不適切になってしまう、と
あくまで自分の納得のいく道筋が立ったと言う話で腑に落ちました
表現に人権侵害を助長する要素がないか、犯罪容認になり得ないかという視点がオタクは壊滅的に欠落している。創作物の内容と現実は地続きだよ。
よくあるけど乱暴すぎる雑な主張だと思う
オタクコンテンツに限らず古今東西無数にあるものを上げてオタクと言う属性に文句つけるのはただの差別でしょう
だから、現実では犯せないことも創作で発散されてるかもしれないよね。その考慮は?
創作においても断固として異常な嗜好は許さないと言うのであればそれは新たな生きづらさや差別を生むよ
例えば自分の子供がそうした嗜好を持つ人間だったとしたら、そう言う嗜好だから仕方ないと子供の人生諦められるか?
そうしたことまで考えることが多様性、共生の世界だと思ってるよ
囲碁漫画読んで囲碁始めたり、サッカー漫画読んでサッカー選手になるのに、エロだけ現実に影響しないというのはなあ。大学生男子の半数が創作物のポルノから性知識得てる統計
問題とされる箇所で言うならば色んな犯罪描写がある中で性犯罪だけ敷居が低くて影響されるからダメと言う部分を比較しなきゃいけないんじゃないの?
公的な場においては公序良俗に従うと言うのは私としてはとてもフラットに納得できた線引きだ
これで納得するということは過去にAV出演した方がプロモーションに採用されるのはダメってことにも納得できるということにもなる気がするし連中は実際いちゃもんつけて来るぞ。普通に差別の理屈だよ
いちゃもんつけてくる人は付けてくるだろうけどそれはただの職業差別だし、そんな理屈に私は納得してないよ
従来は所謂ゾーニングやTPOで住み分けられていた垣根それ自体が批判されている。
昔もエロゲの自主規制団体が叩かれたりしていたが、今回はその規模ではない。
民間側として、もっとも避けるべき事態は規制に繋がるような立法事実を作らせないことなのだが、その同意も怪しいことが多くなった。
どうなることやら。
服屋のマネキン、特に下着屋なんかでマネキンに下着着せて通路に飾ってるケースをよく見るんだけど。
アレ、結構ギョッとするんだよね。リアルな身体の形したマネキンの肌にあたる部分がかなり見えてる。
下着に限らず、アウター扱ってる店でシャツ1枚にアウター着せて飾ってるケースとかで、いわゆる「下をはいてない」状態に見える時もある。
そういうのを見かけると、不意に性的なモノを見せられる不快感がすごく出る。
これが昨今の炎上事案で見かける、公共の場で見たくない性的なモノを見せられる、ということなんだろう。
ついでに言えば性的魅力がアピールされてると感じるということは、公共の場で性的に見られることを許容するということで性差別的な存在だということだ。
そもそも異性の下着自体がかなり性的な存在だよね。人に見られていいものでは無く、人の下着を勝手に見るのは性犯罪に該当するじゃん。
子どもを連想させるキャラに乳や股間を強調した萌え絵をゾーニングしてって要望を一切聞き入れない一部オタク達。
職場のセクハラにノーを突きつけると「コミュニケーションだよ」って言ってた昭和のおっさんたち。
似てるね
いわゆる割れ窓理論的な観点で考えれば、フィクションが犯罪を助長する、とゾーニングが必要、は共存しない?
仮に温泉むすめが18歳未満禁止のゾーニングされたコンテンツだったとしても許されないと考えているの?
犯罪の助長が問題だとしたらゾーニングしたって何の解決にもならないよね?
「公共の場にふさわしくないのでゾーニングすべき」と主張している人と、
「フィクションは現実の犯罪を助長する」と主張している人は全然別の話をしているのに
そのへんごちゃまぜにされてない?
お願いだからどっちなのかはっきり答えてほしい。
言うまでもなく、ゾーニングは一定の条件下で存在を認めるという共存の思想だよね。
「これは性差別・性搾取だ」とか「犯罪を幇助する」とか主張している人たちが共存の思想を持っているとは思えないから、
誰でもアクセスできる温泉地のキャラとして、温泉むすめの設定は不適切と思う。内閣府とか観光庁も噛んでるプロジェクトなんでしょ。大企業も。
オタクがフェミ憎しなのはわかるけど、その文化を大切にしたいなら、ゾーニングを意識することにも気付いてほしいな。
セクハラをはじめあらゆるハラスメントにセンシティブになってる時代で、表現の自由との折り合いは難しいとは思います。
みなさんは勤務先の女性にセーラー服をモチーフとした衣装を着せて「夜這い」と発言させますか?しかも業務上。
一発でアウトですよ。二次元だから良い表現の自由だから良いのではなく、その場に相応しいか、ゾーニングは適切か、で判断してみませんか。
健全なゲームや週刊誌や漫画や普通のイラストで食べてるイラストレーターの方が圧倒的多数で、皆さん普通に生活できていますよ?
仮にエロ絵がゾーニングされたとして元々萌え絵は今現在もどこでも普通に使われてるわけではないですし、今普通の公共で使われる絵で食べてる方にとって、表現を変える必要があるだけで、もともとのパイが増えたり減ったりするわけではないですよね
コミケで食べてる方もいますし、同人誌で食べてる方もいますし、元々エロ同人を描かれる方も普通絵で食べながらエロ同人をやってるパターンなんかも多いですし、その方々は今も既に公共の場に作品を出してるわけではないですよね。絵柄やニーズが常に変わり常に新しい絵を求められる絵師業界の時代の早さから見ても求められる絵柄が変わるのは日常のことで、それはゾーニングの影響というより絵の需要の減少のお話で、全く別のことかなと思いました。
まず大多数の、それこそオタクとカジュアルに論争しているようなフェミは、ほぼ確実にフェミニズムを理解してないよ。
そりゃまあフェミニズムなんてそれなりの歴史がある体系的な運動・思想だからね。当事者でもなかなか全体像を把握できてはいないだろう。
そして残念なことに、そういったフェミたちはゾーニングについても理解していない、あるいは勘違いしている。
だから簡単に「弾圧なんて求めてないゾーニングすればいいだけ」などと言ってしまえるんだよね。
ついでに言うと彼らはオタク文化も理解していない。当人たちは理解してるつもりかもしれないけど、それは「オタクが語るフェミニズム」くらい的外れなものなんだ。
増田の言い分に則れば、フェミもオタクの論理を説明できて然るべきだけど、なかには「オタク側の論理なんて関係ない、見る側が不快に感じたらアウトなのだ」と言ってのける人もいるんだよね。びっくりでしょ。