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2023-12-11

志らくさん審査員降りるんだ

正直、毀誉褒貶あれど18年~21年の審査員布陣がバランスとしては完璧だった気がするのよね。

現代お笑い象徴

「『私が日本お茶の間代弁者やで』という顔ができる関西ワイドショースター

ダウンタウン以前の漫才側の長老正統派関西しゃべくりの守護者」

「第1回チャンピオンであり関西漫才トップスター

浅草漫才協会を背負った『非関西漫才』の代表理論派、システム漫才守護者」

「非関西かつコントとの二刀流成功したテレビ好感度スター

「初期審査員の流れをくむ、他ジャンル著名人、かつトリッキー地下漫才守護者」

東西世代王道トリッキー芸人受けと一般受け、あらゆる方向から評価軸に対応できている(少なくとも、そう見せることができる)メンバーだったと思う。

志らくさんの後任…太田さんや佐久間さんは、本人がこれだけ固辞して見せた上で「やっぱ出るわ」はサプライズより「嘘つかれた」興ざめ感が勝ちそうだからないとして。談志の流れをくむ、ってところを考えると立川流から?でもまさか志らくさんより格上年上な談春さんや志の輔さんが来るわけはないし、かといって下の世代スターはいいから「笑点メンバー」って線はどうか。他の審査員と同じくらいの世代って考えると宮治さんとか。

あるいは「他ジャンル視点で見てくれそう」って枠で考えて、かつ今年こんなに準決コント漫才の人が増えてることを加味するとコントの人って可能性もある。東の富澤さんとのバランス山内さんって思ったけどKOCからしばらく退かない(KOC審査員は今の布陣が本当理想的だと思う)だろうから、がっつりコント側でKOC退いた設楽さんとか?内村さんを「東・コント長老」扱いで出す可能性もある?シティボーイズとして大竹まことさんが出てた時代があることを考えたら、別に小林賢太郎ってサプライズ人事があってもいいんだぜ?

あ、非関西コント側だったら去年M-1も挑戦してるう大さんもABC審査員とかしてるからあってもおかしくないけど、まあ岸田賞取ってからかな。サプライズで言えば、過去因縁を乗り越えて矢作さんという説もある。ないか

M1出身漫才師の枠は引き続き埋まってるから石田さんや小沢さんスライドはないと思うんだよな……ただ石田さんはNSC講師とかしてるそうだからここ何年かで塙さんとかと交代で昇進(別に過去審査員やってるけど)はありそう。アンガ田中さんもそういうタイプじゃないし…。

というわけで個人的な予想

◎ 桂宮治

○ 内村光良、設楽統

▲ 矢作兼、岩崎う大石田

☆ 小林賢太郎

2022-12-24

笑点を見てほしい

笑点は、JK日常四コマに似ていると思う。

お決まりキャラクターが、毎回テーマに従ってワイワイやっているのを眺める。

大きな起伏も急な展開もないが、のんびり見ていられる。

ここ一年笑点が大きく変わったのは、円楽入院を繰り返すようになって以来、ゲストが週替わり(最初の方は収録の都合で2週ごとだったが)が参加するようになったことだ。

以前は新メンバーの発表すらもったいぶって数か月かけていたが、はっきり言って普段から落語を見ている人でなければ誰が出てきてもどんな人なのか、どれくらいすごい人なのかよくわからないし、予想も別に楽しくなかった。

ゲスト制になってから、良い意味で敷居が大きく下がっていて、若手(といってもそれなりのキャリアと年齢なのだが)や上方関西圏)の噺家まで出演するようになった。

若手の枠での出演だったが、春風亭ぴっかり改め春風亭桃花は(女子アナ大喜利のような企画を除いて)初の女性大喜利メンバーとなったし、いろいろあった立川流メンバーゲストとして何度か参加している。

(※これは当然円楽入院に伴う(復帰を前提とした)一時的措置だったので、今後このシステムがいつまで続くかはわからない。

前回と前々回が王楽(三遊亭好楽の息子)→当代林家木久蔵木久扇の息子)と、少々ネタ切れを感じさせる人選だったので、年明けにはレギュラー新メンバーを入れるかもしれない。)

ゲストとはいえ毎回簡単説明ぐらいはされるし、芸歴の長い者同士で初めてのぎこちさなどもないが、新鮮味はあるので、以前より大喜利が楽しみになってきている。

また、三平メンバーから抜けて桂宮治が加入したすぐあとというのもタイミングが良かった。

宮治は底抜けに明るいキャラクターであり一番の若手、真打になったばかりということで、レギュラーメンバーだけでなくゲストにとっても非常にいじりやすポジション人間だ。

そして、主観だが、ゲスト制になってから真ん中の席にいる林家たい平が明らかに「全体の回し役」の立場になることが増えたように感じる。

昇太ミスを拾い、木久扇や好楽のボケを拾い、笑えるように全体を盛り上げている。

日常四コマ漫画のような番組だが、落語家には卒業年度がないので、いつまでもあのメンツの掛け合いが見られる。

長く続くわけである

明日は年内最終放送恒例の、30分まるまる大喜利スペシャル

ぜひ見てほしい。

2022-10-02

anond:20220930211254

落語界は、落語協会落語芸術協会立川流円楽一門などに分かれているが、六代目円楽さんはかねて、落語イベント東西流派交流を活発化する先に、一つに統一した協会を作る夢を口にしていた。今年8月11日の復帰高座後の記者会見でも、落語界に必要ものを問われ統一協会と熱い思いを繰り返していた。

統一協会あかんやろw

2022-09-30

圓生になれなかった男

倫理観が終わってるから訃報を見てすぐ伊集院光さんのツイッターを見に行ってしまった。

三遊亭円楽さん。

あのタイミング脳梗塞で倒れたのは本当に最後最後で運がなかったというか、何もなければ師匠の先代圓楽とその世代噺家たちの負の遺産である団体並列の解消……というか円楽一門会立川流落語協会復帰を成し遂げて、将来的な落協と芸協の統一にもめどをつけられたのに、と思うと無念だろうなと思いますね。

元々、円楽一門の協会離脱は、当時の落協会長の小さんがおこなった理事会制度の整備などの改革真打昇進人事を巡って、前会長だった圓生自分に話を通してない、メンツを潰されたとブチ切れていたのを利用して、かねてから団体設立を目論み野心満々の若手幹部だった圓楽談志が大物の圓生を焚きつけて離反させたってのが内幕で、その圓生離脱1年後の79年にあっさり心筋梗塞で死んじゃったのと、圓楽談志が新団体での地位を巡って仲たがいしてそれぞれ円楽一門会立川流を作る形で離別したことで「落協・芸協と五分の新団体を作る」という当初の目論見は完全に失敗したまま今日に至るんだけど。

当代円楽は、先代が亡くなって襲名して以来、四団体統一に向けてずっと動いてたわけですよ。それは彼が談志歌丸に可愛がられていて、立川流と芸協(そもそも歌丸小遊三昇太笑点一派の力が強い)の双方に影響力を発揮できる立場だと自覚していたからで、三遊派本流で先代圓楽対立していた円丈・円窓(いずれも圓生弟子圓楽の弟弟子に当たり落協所属)に接近して「三遊落語まつり」を共催するなど関係強化を務めたり、芸協に客分として加入して寄席に出たりと外堀を埋め続けてたんですね。

その総決算となるはずだったのが円楽の七代圓生襲名で、つまりすべての元凶である圓生の名を継いで、その名前円楽一門会の落協復帰もしくは芸協加入を宣言し、分裂を解消することが目的だったわけです。やっぱり序列メンツ世界から、「圓生が始めたことは圓生としてケリをつける」って建前が必要だったんでしょう。

圓生」の名は先代圓楽時代には政争の具にされて、圓楽自分弟子の鳳楽に圓生を継がせようとしたのに円丈と円窓が反発して、それぞれ圓生襲名に名乗りを上げるという異常事態が起こったことで留め名になってたんだけど、円丈と円窓の許諾を得るかその死を待って円楽圓生を継げば、その禍根も水に流せる……って目論見だったんでしょうね。

で、円丈師が亡くなったのが去年の11月、円窓師はつい先日、9月15日に亡くなったから、何もなく健康だったらば上記プランはつつがなく進められ、来年にはスムーズ圓生になれてたはずなんですよね。

から円楽さんの死は、東京落語界の業界再編の目がなくなったっていう、けっこうデカ事件ですよって言うね。

2021-12-20

anond:20211219215023

今更こんな事のもアレだけど、5年前の時点で三平を入れてほしくは無かった。

林家が3人いるのもバランスを欠いているし、立川流円楽一門の中から選んでほしかったな。

2020-05-01

立川談志の「らくだ」が凄いっていう事は

上方の六代目(=笑福亭松鶴)が凄い」というのと等価なのだが、(談志松鶴の「らくだ」に衝撃を受けて自分でも高座にかけるようになった)

この辺の話を立川流ファン(気持ち悪い)に嗾けると決まって噺を逸らそうとするの本当にムカツく。

2019-12-03

anond:20191203093538

寄席伝統から飛び出して、自ら、立川流を立ち上げ、

寄席に頼ることなく、自ら独演会方式で至極の落語を見せたところかな。

弟子の育成も優秀だった。

ガッテン立川志の輔師匠

ひるおびの 立川志らく

めだか立川談春

とくダネ立川談笑

https://tofuya.jp/blog/essay/4649/

2019-10-16

表現不自由展と宇崎ちゃんポスター共通点について

ああアホらしい。全くもってアホらしい。

何がアホらしいかといえば、例によってはてブの連中のことである

あいつらここ数か月のトレンドであった表現不自由騒動を通じて少しは賢くなったかと思えば、全然そんなことはなく以前の位置からミリも動かずに、以前と似たような話題で延々騒いでやんの。

言うまでもなくhttps://togetter.com/li/1417228のことである

例によっていつもの太田啓子弁護士適当に難癖を付けて周囲のフェミニストを焚き付けて、いい感じに燃え始めたら自分つぶやきを消して「え、私、そんなこと言いましたっけ」となかったことにしようとする火付けしぐさなんだからはいはい、いつものね」と黙ってスルーしておけばいいのに、こぞってブクマつけまくってやがる。

馬鹿か? 馬鹿か。

まあ炎上喧嘩はてなの華であり、この手のエントリに大量に集ってしまうのは蟻が砂糖に群がるのと同列の種の本能レベルなので仕方がないのかもしれない。

生き物の習性ケチをつけるというのも野暮なのものだ。

しかし、群がるのは仕方ないとしてもこの手の騒ぎはもう何十回も繰り返しているのだから、多少は認識アップデートしてもらいたい。

ましてや先日の表現不自由展のことを思えばなおさらである

しかし、はてブ馬鹿馬鹿なので今回の件が表現不自由展とは全然別物だと考えているのだ。はははは、馬鹿だ。

たとえば、こんなコメントである

grdgs あいトレの場合は「表現自体を許さない」だったのに対し、こちらは「TPOを考えろ」だからまったく違うわな。

はい馬鹿丸出し。確かに表現自体を許さない」とのたまったネトウヨもいただろう。立川流を名乗るワイドショーコメンテーターもいただろう。

だがそんな過激な言い分はまともに取り合っている奴らはほとんどいまい。

クソ馬鹿がクソ馬鹿なことを言っているだけなのだから黙殺して何ら問題ないし、この程度であればいくらでも反論可能だろう。

典型的なセレクティブエネミーというやつである

あいトリエンナーレの一連の騒動で、一番問題になったのはそこではあるまい。

あの騒動で真にクリティカル問題提起は「こうした表現税金を使うのはおかしい」というものだ。

実際こうした意見同調するかのように文科省補助金を打ち切ろうとして非難囂々である

そしてこのような「こうした表現税金を使うのはおかしい」という考えの裏側にあるのは何か?

それは、この世には『良い/悪い表現』『許される/許されない表現』があるという考えだ。

もちろん世の表現にはR-指定18禁といったように、特定基準で明確に線引きが行われることもあるが、それはどちらかといえば例外であろう。世の大半のアート表現がでそうした線引きが成されず曖昧なままであることが多い。

にもかかわららず、アート表現に対してこのような線引きをして、弾圧規制される。

それに対する問題提起こそが「表現不自由展」のテーマの一つだったはずなのに、それを無視して「表現自体を許さない」という一番馬鹿げた非難を持ち出して「まったく違う」などと主張してしまっている。わはははは、馬鹿だ。

表現不自由展にしろ宇崎ちゃんポスターしろ、世にある表現を良い/悪いに切り分けて規制しようとする。

そうした動きこそが「表現不自由」というやつでなかろうか。

この二つの問題について「まったく同じ」というつもりはないが、「まったく違う」はずがないのである

そんなこともわからないようであるなら津田大介も草葉の陰で泣いているであろう。

あとついでにこのアホな。

tikani_nemuru_M id:memorystock 「公権力による規制大衆から批判」という表現の自由を考える上での最も基本的な違いを指摘したブコメを見ても「きちんと言語化出来る人がおらず」とか口走るから表現の自由戦士」っていわれちゃう

と、例によって上から目線ドヤ顔披露しているがここでidコールされているmemorystockが問題視しているのは、

memorystock この絵やキャラを守りたいのではなく、規制理由をきちんと言語化出来る人がおらず「NGじゃん」「本当に嫌」が規制トップなのはアレすぎではと危惧するものです。挙句戦士」↓のような無意味侮辱に逃げるし。

とあるように、あのポスター批判派がポスター撤去するだけの理由をまともに言語化していないことである

から、もし彼の意見反論たかったら、あのポスター撤去に値するだけの理由をきちんと言語化して批判する。

あるいは、既にきちんと言語化出来ている批判意見を持ってくれば良いだけなのだ

にもかかわらず、相手が「規制理由」と書いたのをいいことに「公権力による規制大衆から批判」の違いを理解していないなどとドヤ顔で上げ足を取るのは、詭弁以外の何物であるまい。この件についてまともに話し合いたいのではなく上から目線小馬鹿にしたいだけというのがはっきり伝わってくる。

また「 「公権力による規制大衆から批判」という表現の自由を考える上での最も基本的な違い」などと抜かしているが、他のブコメでも指摘されたように、そうした大衆から批判公権力による規制に繋がる危険性が炙りだされたのが表現不自由展ではなかっただろうか。

文科省補助金交付しろ河村市長座り込みしろ、いずれも大衆から批判がなければまかり通るものではあるまい。

もし、大衆から批判が皆無な段階でこのような横紙破りを行えば、新聞各社は文科省に対する批難を毎日のように一面で展開し、河村市長にはリコールが飛んだであろう。

大衆から批判公権力による規制を後押しする。

そんな危険性をつい最近目にしたにもかかわらず、得意げに「「公権力による規制大衆から批判」という表現の自由を考える上での最も基本的な違い」などと抜かしているから本当に薬のつけようがない。そんなんだからいつまで経っても労働組合政治運動をする理屈の続きが書けないのである

ああアホらしい。全くもってアホらしい。

2019-06-20

落語立川流

上納金制度とか降格や除名のケースを見てると、談志ワンマン組織って印象を拭えないんだよなぁ。

それでも多くの弟子談志について行ったのを見るに、やはり談志はすごいカリスマ性があるんだろう。

今でも立川流落語家のまくらでは談志の話が出ることもあるし。

誰でも知ってるとは思うが、読み方は「たちかわ」じゃなくて「たてかわ」だぞ。

2017-08-16

https://anond.hatelabo.jp/20170811133050

 なるほどね。

https://anond.hatelabo.jp/20170811215029 を書いた者だけど追記読んだよ。

 まずこのエントリがバズった理由として、"批難してる側が自分達の矛盾を突かれたくないから"ってのはあると思う。

同じ浮気じゃないか、同じ人気商売芸能人じゃないか、と。それは確かにあるけど、少し置いておこう。

 次に紳助さんとたけしさんの裏稼業系との付き合い方なんだけど、これちょっと違う感じなんだよね。

大雑把に言って前者の人が業界内の立ち位置を決めるのに多少は持ちつ持たれつに"見える"のに対し、後者の人は笑いの為に後先考えずに騒ぎを起こすのを面白がって庇う人がいる、って感じかなと。

 後者の人は「若い人の規範になって下さいね」なんて言われたら「冗談やめてくれ」って言うだろうし、そもそも自分がウケたのは規範だとか風紀を馬鹿にして笑いにしてきた面が大きいのを分かってると思うんだ。

から選挙に出ようなんて絶対に言わないでしょ?

 私は詳しい事は実際に何も知らないんですけど、[ツービート] [悪] で検索した記事を二つほど貼ってみます

http://bookstand.webdoku.jp/news/2016/05/29/200101.html

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10137915585

 それから、[紳助竜介]でも同じ組み合わせで検索しましたが、そちらは貼らないでおきますね?

たぶん、タケシ権威にしてしまっているのは芸能界と後輩のお笑い映画界なんでしょう。

 心配しなくても本当にアンタッチャブルになって悪い事をやりたい放題に始めたら、"世界北野"も自然と消えてきますよ。

浅草師匠とか立川流家元だって黙ってないでしょうし、もう少し調べてあげると誤解が解けるんじゃないかなぁ、って思います

 ……思い違いでも責任はとれないけどね。(笑)

2016-12-22

【追記】落語界隈のサイトスマホ対応状況

名称スマホ対応
落語協会してない
落語芸術協会してる
鈴本演芸場してない
浅草演芸ホールしてる
新宿末廣亭してない
池袋演芸場してない
国立演芸場してない
上方落語協会してない
天満天神繁昌亭してない

芸協のサイトスマホ対応しているし、PCサイトでは文字サイズの変更にも対応していて(もう少し大きいサイズがあってもいいとは思うが)好感が持てる。高齢の方には嬉しい配慮だろう。初心者向けのコンテンツメルマガの内容も充実しており努力が見て取れる。いっぽう落語協会スマホ対応しておらずコンテンツも芸協に引けをとっている。今後積極的更新していくつもりはないらしく(金銭的な問題らしいが、このご時世にウェブを切るという判断は終わっていると思う)以前存在した落語家の紹介動画もどうやら削除されたらしい。見たことのない落語家をチェックするのに重宝していたのだが。

どこの協会前座情報が少ないのも気になる。おそらく前座情報など出す必要はないということなのだろうが、これも時代を考えれば積極的に出していくべきだ。どこからファンがつくかわからない。個人的にはSNSの利用も解禁すべきだと考えている。年季明けや二つ目になってから始めるよりもよほどネットとの付き合い方がわかるだろうし、自主的情報を出すことのできない芸能系の人間は今後生き残っていくのは難しいだろう。特に芸協は客が少ないと言われているのだから、新しい施策落語協会との差別化を図ってほしい。

落語伝統芸能かどうかには議論余地があると思うが、少なくとも私は歌舞伎のように解説必要芸能にはなってほしくない(別に歌舞伎を貶める意図はないが)。古い世界なのだと思うが、時代についていこうという努力を強く求める。

【追記】

SNSの利用は特に禁止されていないはずだとのコメントがあったが、明文化されてはいないだろうが不文律同調圧力のようなもの禁止に近い状態だろうと判断した。「前座に対してSNSの利用を積極的に促すべき」とするべきだったかもしれない。また前座ウェブ上で積極的情報発信している例を一例しか知らないので(私が書いたような理由だったと思うが弟子ツイッターアカウントの開設を義務付けている師匠をひとり知っている。立川流師匠だが慧眼だと思う)前座SNSアカウントなどがあれば教えてほしい。落語家名前を使わずに、本名で主に知り合いを対象情報発信をしているのは積極的な利用とは言えないと思う。

自己プロデュース力も才能の一つというのはまったくもって同意するが、だからと言って協会が手を抜いていい理由にはならない。情報をまとめて閲覧できる環境の整備は必須と考える。

前座プロではないという見解が、業界に古くから伝わるものなのか、どこかが公式で出している見解なのか、ブコメ主の見解は知らないが、これも個人的には意義を唱えたいところだ。人は立場に伴って責任を感じる。プロでないかプロになれるようにがんばれ、というよりは、もうプロなんだから立場に見合うようにがんばれ、というほうが人は育つというのが私の考えだ。

会長発言は知らなかったが絶望を覚えている。

2016-01-29

なんとなく落語界を紹介してみる

落語を大きく分けると東京で演じられる江戸落語と、大阪で演じられる上方落語

東京には落語団体が4つあり、落語協会落語芸術協会立川流圓楽党が存在する。

上方には上方落語協会のみ。

寄席定席という年中無休で公演を行ってる小屋があり、

東京では上野鈴本演芸場新宿新宿末廣亭浅草浅草演芸ホール池袋池袋演芸場の4つが存在する。

国立演芸場を入れて5つという数え方もあるらしいが、とりあえず割愛

東京の4つの定席に出演できるのは原則として落語協会落語芸術協会のみ。

立川流は自前で公演をしていたはず。円楽党はしらん。

上方定席2006年に開設した天満天神繁昌亭のみ。

初めて落語を見にいく人に定席をすすめる人がいるけど、

個人的には名前だけでも知っている人の独演会に行くか、

詳しい人に連れていってもらうほうがいいと思う。

質問や疑問、ツッコミや補足大歓迎。

この機会に自分勉強したい。

 
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