はてなキーワード: 透明人間とは
透明人間は目が見えない。みたいな
これはシン・ゴジラを踏襲した手法で特撮愛を形にした点で共通しているが全くアプローチの異なる映画だ。
シン・ゴジラはゴジラという存在を借りて庵野樋口が好き勝手再構築した映画
シン・ウルトラマンはウルトラマンという作品を庵野樋口が再構成した映画だ。
なので観る人がどういうイメージを持って観に行ったかによって捉え方が全く変わるだろう。
ウルトラマンを元に再構築して欲しかった人にも肩透かしになっただろう。
そしてウルトラマンを今に蘇らせて欲しかった人には最高の映画になったと思う。
シン・ウルトラマンは原作となったウルトラQからウルトラマン最終話までを120分に押し込んだ映画だ。
これは本当に構成が上手い。情報量が多く展開が早いため120分があっという間で下手をすると振り落とされてしまう。
怪獣製作する上での裏事情をうまく解釈し直し生物兵器としたのは素晴らしい。
隊員の巨大化やちゃぶ台を挟んだ駆け引き(これはウルトラセブンだが)などウルトラマンの各エピソードを拾い一つの流れに組み込み、ゼットンの再解釈は思わず唸らされた。
そこか!そこでウルトマンのあのシーンを挟むのか庵野このやろう!!wwと思わず笑ってしまった。
だからこそ、ファンでなければ面白さが伝わりづらいという弱点がどうしてもあると思う。
予備知識なしに見る人はどこに収束しようとしているのかわからない。
シン・ゴジラには物語の冒頭から終幕までゴジラという明確な敵役がいたが、シン・ウルトラマンは何度も事件が起こりそのたび敵が変わるからだ。
自分はウルトラマンをしっかり観たことはないが一応メフィラス星人やゾフィー、ゼットンなどを知っていたのでなるほどこうきたかと思ったが、それすらない人にはどこが物語のクライマックスになるのかわからないだろう。
なので賛否が起こり評価はおそらく大きくバラつく。ある人には最高、ある人には今ひとつ。そういう映画だ。
シン・ゴジラはゴジラというテーマをベースに日本社会を描き出したので特撮ファン以外にも開かれた映画になったが、シン・ウルトラマンはウルトラマンに愛がある人に受け入れられるストライクゾーンの狭いものになるのではないか。
また、シン・ゴジラはシリアスに物語が進むからこそ笑いになっているところがあったが今回は全体的にコメディ的に味付けがされていてそこを良しとしない人もいるだろう。
ほとんどの人には
「シン・ゴジラのウルトラマン版を期待したのにそうでもなかったなー。」
カメラワークは広角レンズが多用され物陰から見ているかのような構図が特徴的だった。そしてカット割が多い。
禍威獣パートをは人間視点で、人間ドラマパートも小人や透明人間になって複数人で観察しているような感覚だった。
もしかしたら映画を見ている我我も外星人としてこの地球のいく末を観察する役割を与えられていたのかもしれない。
巨大化した美人キャリアウーマンはこれは新い性癖きたなと思ってしまった。普段酒に酔っ払って路上で寝ているのが仄めかされたのもとても良い。メフィラス星人と神永が公園のブランコで対話をしているシーンは「薄い本になりそうだな〜」と思った。
役名は明かされなかったが竹野内豊がおそらくシン・ゴジラの赤坂と同じ役で出ている。これはシン・ゴジラの世界とシン・ウルトラマンの世界がマルチバースであるということだろう。
そうしたのもゴジラ、ウルトラマンと大人の事情で同じところに立てない作品の両作品への庵野の愛を感じる。
じゃぁなんで斎藤工は戦車に乗ってないんだとなるが、まぁ斎藤工もマルチバースで巨大な敵と直接戦っているということで笑
ウルトラマンでは田舎や都会で戦うことはあってもミニチュアが大変な工場というのはなかなかなかったのではないか、夕暮れ近い工業地帯での巨人の肉弾戦は庵野が一番観せたかった絵だと思う。
meta questを手に入れたので当然DMMるわけだ。
・尺八が遠い地点になる
リアルと言えばリアルなんだが、尺八する顔をみたかったり立位後背位で震える乳房が好きだったりするので萎える。
VRの良さは立体視による臨場感なわけで、これは別に主観による没入感とイコールではない。
Youtube VRでウマ娘ライブ動画を見たりすると立体視による臨場感によって何倍も可愛さが増すことを知ってしまったのでnot主観DMMを諦められなかった。
そこでそのまんまnot 主観 vrでググってみたところ『透明人間』というジャンルになるらしいことがわかった。
2DDMMは9割not主観なのに透明人間なんて呼ばれないわけだから謎なネーミングではあるのだが、ともかくネームド化されて検索可能になると探索の範囲が広がるのは素晴らしいことだ。
試しに一つ見てみたところ素晴らしかった。求めていたものがそこにあった。構図に若干の考慮不足は感じないでもなかったけど。
なんでこんなことを書いてるかと言うとゴーグル持ってる人へ良さを伝えたかった。
そして透明人間ジャンルが人気出て作品が増えて好きな女優の作品が撮られてほしいからだ。
身長159の自称弱者男性が話題になってるけどさ、親が高学歴金持ちで小学校から大学までの一貫でしかも中高は男子校って限られた学校行けてる時点で世の中が想定する「弱者」ではないと思う。彼の生きづらさは恋愛によるものだと思うけど、じゃあ身長168、骨太、顔が能面に似て横顔はオランウータンの私に優しくされたら彼は私にアプローチしてくるんだろうか。歳も多分同じくらいなんだけど、してこないよね。
気にしていないことはないけど、生活のための資格もとったし恋愛とか結婚は諦めてる。ただ今でも思い出すけど、高校の修学旅行の自由行動で仲良い幼馴染の子が初彼氏に引っ張られてって、申し訳無さそうな顔でこっちみながら「ごめんね。また後でね」って言われてどっか行っちゃった時はまじできつかったな。幼馴染とは幼稚園から高校まで一緒。高校の最初まで私もその子もクラスの角で「好きっていいなよ」とか「君に届け」読んでニヤニヤしてる、地味で彼氏とは無縁なタイプだった。それでも幼馴染はちっちゃくて小顔、顎も歯並びも横顔もきれいだったから、ちょっとダイエットしてメイク覚えてストパーかけたら一瞬で違う世界に旅立った。私も同じかそれ以上にやったし、なんなら幼馴染にメイクのアドバイスとかしてた。でも私の世界は変わらない。修学旅行では結局約束してた幼馴染ではなく、クラスの女友達と回ってそれなりに楽しかったし、幼馴染の彼氏が強引だったのもあったから喧嘩とかはしてない。あの後もそれなりに恋愛経験を重ねて優しい彼氏もいる幼馴染とは今でも仲良いよ。私は彼氏いないし処女だけどね。
まあ何が言いたいかって言うとさ、非モテ男性って男からはからかいの対象だったり、女とは憎しみ合ったり、それでいて改善の余地があったりさ、とにかく「存在してる」んだよね。この世界に。でも骨格レベルで非モテの女は存在すらしてない透明人間なんよ。まあどっちが辛いかは私にはわからない。
入社した会社は、世間的には準公務員的な立ち位置の会社だったが、実際は昭和のブラックだった。
もちろん、飲み会も多かった。
当時、実家に住んでいたので親は「断って帰ってきなさい!!」と言っていた。
また「なんでそんなに行くの?」
(もちろん、行かなきゃいけない。もちろん残業代はでない。)
「そんなんじゃ務まらないよ」
「そのうち現実がわかって、つらい目にあうよ」
だった。
また先輩からは
「お酌して回ってね」
と教えられた。
でも何回もこなすうちに、これが普通だって思ってきてしまう。絶対違うのに。
何年目かには自らお客さんのところに行くようになった。
人にお酌をして、キャバ嬢の真似事のようなことをしていた。
いま思うと寒気がする。
最後の10代だった。
こんなんでよかったのだろうか。
よくなかったけど、それしかなかった。
透明人間のような日々だ。
もうずっとこのままでいい
久々にWORLDにログインし直すと、いつも見る言葉が視界に映る。
普段はログインしっぱなしのWORLDだけど、最近調子が悪いのでログインしなおしたのだ。
そして知り合いに会いにいく。
昨日からWORLDはこんな感じで、他の人たちは普通に話してるのに、boardでもroomでも私の会話には気づいてもらえないのが続いている。roomでは姿にすら気づいてもらえていないらしい。
全く見知らぬ人と話すのも同様だ。
この世界、WORLDはVRSNSである。バーチャル空間の中に自分や他人のアバターがいて、コミュニケーションを取ることができるサービスだ。
主にboardとroomというシステムがある。boardは近況などを読み書きするシステムで、フレンドの近況なんかも見ることができる。これはバーチャル空間の中にいるならいつでも参照することができる。
一方roomはチャット専用の場所で、roomに集まったアバター同士でチャットをすることができる。趣味のroomや出会いを求める人のroomもあるが、私はまだ学生なので主にクラスメイトたちが集まるroomに入り浸っている。
これだけなら知り合いにブロックされたのかも知れないし、正直心当たりもある。
だが、全く知らない人に話しかけてもまるで聴こえていないし見えていない対応をされるのだ。WORLDの全員からブロックされたのと同等の状態になっている様に思える。
とりあえず、私はサポートAIを呼び出した。自分が置かれている状況について把握しなければ。
呼び出してから秒もしないうちに現れたサポートAIのアバターはそんなことを言った。
昔、システムのサポートを人間がやっていた頃はサポートにすぐに繋がらないのが普通で、その頃の名残りらしい。
サポートに率直に聞いてみた。
「そのご質問にはお答えできません」
「私の姿や声が他の人に見えないし聞こえないみたいだけど、システムの異常?」
「いいえ、異常ではありません。お客さまのその状態は、あと5日ほど続きます」
AIの答えに私は合点する。
この状態になったのが昨日からだから、だいたい一週間のシャドウバンらしい。
私はその苛立ちをAIにぶつける。
「このWORLDは既にコミュニケーションのインフラと化しているのに、他の人と話せないのがどれだけの不利益か分かってるの?」
「しかしながら、お客さまには利用規約の第5条、他の方とのコミュニケーションについての規約違反が確認されました。ご了承願います」
「その質問にはお答えできません」
AIが苦しげな表情のまま言う。
サポートAIのアバターにこういう表情を変える機能が付いてるのは、その方がクレームが収まりやすいかららしい。
私も腹が立っていたが、このサポートAIに怒り続ける気はだんだんと失せてきた。
「まあ、分かった。行っていいよ」
まぁ、正直規約違反扱いされたことについての心当たりはなくもない。ムカつく話だが。
それに、こういった話は具体的な基準をユーザーに悟らせないために、こうした画一的な対応をするのがセオリーになっている。
このまま話を続けても無駄だろう。
サポートAIが立ち去ったあとに、このサポート内容を評価するように促すウィンドウが表示されたが、適当に星1評価にしておいた。
心当たりはある。
最近、そのクソアマはバーチャルアイドルのナンにハマったらしく、クラスメイトが集まるroomで大声で雑語りをしていたのだが、その内容が間違いばかりで聞くに堪えなかった。
私はナンをデビュー時から追いかけているガチ勢だから、新参が大きな顔をしてナンについて語っているのが許せなかった。
そこでナンについての間違いをいちいち訂正していたら、ウザがられて大げんか、結果総すかんを食らったのだ。
WORLDで知り合いに無視され始めたのもこの件が原因だと思ってあまり気にしてなかったのだが、初対面の人とも話せないシャドウバンになってしまうとまでは思ってなかった。
あのクソアマはきっと私をブロックするだけでは飽き足りず、取り巻きを使って通報までさせたのだろう。
それで1週間のシャドウバンになるのは正直納得がいかない。だが、サポートAIの返答はさっきの通りだ。
とりあえず、あのクソアマがどうしてるのか気になるのでクラスメイトが集まるroomに向かってみた。
そこには、わたしが何に怒ったのか全く理解した様子のないクソアマが、あいも変わらず取り巻きに囲まれて、ナンについての雑語りを続けていた。
他にもクラスメイトはいたが、みんな思い思いに話をしていて、私がいなくなったことに全く気づいていない様子だった。
もちろん、私の姿に気づくそぶりを見せる人もいない。
私がこのroomで見えなくなってからもう二日目のはずだ。
普段話す友達のところで会話に聞き耳を立てても、私のことを心配した様子もない。
シャドウバンにまで至ったからには多分クラスメイトほぼ全員があのクソアマの話を聞いて私を通報したと予想できる。
だが、それを後ろめたくも思っていなさそうな様子で明るく話をしている。
他のクラスメイトも皆そうだった。
それにいざ自分がなってみると、何とも言えない気持ちになった。
自分の存在に気づいてもらえない寂しさと怒りが混ざり合った感情だ。
だから、思い知らせなければと思った。
私がここにいるということを知らしめなければ。
WORLDにはスクリプト機能がある。自分がWORLD上で行うルーチンワークをプログラミングして自動化する機能だ。
私はそれを使ってアバター用のアクセサリーの3Dモデルを指数関数的に複製するスクリプトを書いた。
これでroomの負荷が上がり、このroomは強制的に落とされることになる。
これを実行することは当然規約違反だ。
それよりも、自分がいないものとして扱われている現状が嫌だった。
だから、皆を巻き込んでroomをぶち壊して思い知らせてやりたい。
この爆弾スクリプトを実行すれば、このroom内のユーザーは皆自分のアバターが操作不能になって、強制ログアウトさせられるはずだ。
そうすれば、嫌でも皆思い知るはずだ。ここに見えていなくても私がいたということを。
もちろん私も巻き込まれるが、それでいい。
思った通りに強制ログアウトをさせられて、ゴーグルの中で目を覚ます。
WORLDの利用資格を無くした通知だった。
だが、それでよかった。
今ごろ皆混乱しているはずだ。
殆どのクラスメイトはそのメッセージすら無視したけれど、1人だけ、仲の良かったクラスメイトからメッセージが返ってきた。
それで私は悟った。
おそらくではあるが、シャドウバンさせられた私が訪れたroomは本当のroomじゃなくて、コピーされ隔離されたroomだったのだ。
私が爆弾スクリプトを実行したroomにいたクラスメイトたちは、本当のroomからコピーされて映っていた影法師でしかなかった。
だからあのスクリプトの影響を受けず、ログアウトさせられることもなかった。
私は激しい怒りを覚えた。
私はWORLDでどこまでも透明にさせられた。
誰も私に気づかないし、誰も私を気にしてないし、誰も私が起こした事件にすら気づかなかった。
どうして、寂しい、許せない。
そして、WORLDを永バンにまでなった。私はもうこれ以上WORLDに関われない。透明人間どころではなくなってしまった。
もし、爆弾スクリプトの効果と引き換えだったらそれでも良かった。
でも、WORLDの片隅のroomを壊す爆弾スクリプトすら意味のないものに、透明にさせられていた。これでは全く帳尻が合わない。
全て、この世界のせいだ。
私はこの世界にいないことになっている。
だから、私は私の存在を取り戻すために、もっと確実でもっと大きな何かをやらなければと思った。
誰もが私を無視できなくなるような何かを。
私が透明ではなくなるための何かを。