入社した会社は、世間的には準公務員的な立ち位置の会社だったが、実際は昭和のブラックだった。
もちろん、飲み会も多かった。
当時、実家に住んでいたので親は「断って帰ってきなさい!!」と言っていた。
また「なんでそんなに行くの?」
(もちろん、行かなきゃいけない。もちろん残業代はでない。)
「そんなんじゃ務まらないよ」
「そのうち現実がわかって、つらい目にあうよ」
だった。
また先輩からは
「お酌して回ってね」
と教えられた。
でも何回もこなすうちに、これが普通だって思ってきてしまう。絶対違うのに。
何年目かには自らお客さんのところに行くようになった。
人にお酌をして、キャバ嬢の真似事のようなことをしていた。
いま思うと寒気がする。
最後の10代だった。
こんなんでよかったのだろうか。
よくなかったけど、それしかなかった。
透明人間のような日々だ。
もうずっとこのままでいい
70年代後半〜80年代にOLやってた母親ですらお酌とかしなかったらしいし(もちろん触られたこともないそうだ)昭和ですらないと思う
まじですか!?地方だからかなー ちなみ我が母親は地方OLでしたが、お酌はあったそうで
新人のころに先輩OLから「○○ちゃん、お酌とかしてやらなくていいからね」と釘を刺されてそのとおりにしてたらしい。有名企業ではないけど一応大手財閥系メーカーだった