はてなキーワード: 水牛とは
ひと月半経ったが、就職活動やろうと思っても何から手を付けていいのかわからない。
転職回数が今回で4回目の三十路男、資格は大卒と自動車以外ほぼ無しなので、「もう無理だよ」となげやりになってしまっている。
同居している家族には心配かけたくないからエア出勤して、役所などからの連絡は先手打って届かないようにしているけど、もう限界だろう。
そもそも、ざる頭なので仕事の積み重ねが出来ない事と、周りとの軋轢をため込んでしまい、(周りから見て)礼儀正しく大人しいのにいきなり爆発してしまう性格がこの状況を生んだのだ。
マニュアル化が徹底されていて人を大事にしてくれる(らしい)アメリカか、大きな工場を持っている(つまり、入りやすいかもしれない)ロシア辺りで工員をやって、日本に工業の伝道師として凱旋する事も考えたのだが、そもそも70年前とは状況が違うだろう。(「日本車はハイウェイで走れない」という事実もあり、自動車教習でもなるべくシャカリキに回すようにしたが、ハンコばかりが増えていき退学させられた事も鑑み。)
かといって、このまま貧しい日本にいるのも何だし、捕虜に良くしてくれたという先人の体験を考え、「失敗の本質」や上流層育ちの速水螺旋人さんや上坂すみれさんが凄く立派な国とか言ってることも考えるなら亡命や片道切符も良い選択肢だとは思う。
いや、馬鹿じゃないのか。捕虜と放浪者は丸木舟と水牛の死体の関係と一緒で、似てはいるものの体感的には別のものであって、一旦娑婆から離れてしがらみ全部リセットしてデカイ事やって立派になって社会復帰するなんて私には出来ない。
たとえ要介護であっても親なりに世話してくれ、期待を裏切り続けたが、それでも私が見捨てられない家族を捨てていくなんて出来ない。なんて恐ろしいことなんだろう。
そもそも世界に口を広げられる人と市井の人とは厳密に線引きがなされていて、俺があれいやだこれいやだこれいいあれいいなんて言っても「は?」の一言でおしまいだろう。フィクションとは違って。
でも地方都市の郊外暮らしで年金と安月給でなんとか生活しているなんて、客観的にみればもう人生破綻しているようなもの。
だいたい、ネットではキモカネとかなんとか議論があるけど、思っていることを言葉にするなんて難しく骨が折れることだし、言葉にできる人は当事者とはとても思えない。
シロクマ氏も精神科医だし白饅頭氏も青識氏も口が上手いし少なからず立派な人だ。私は静かに消えていくしかないのさ。
みんな、ごめん。
わかる。Amazonでラスト・ライオンというドキュメンタリーを見たんだけど、一頭の母ライオンに焦点を当ててそれを追う構成なので攻撃してくる他のライオンは敵だしライオンに襲われる水牛は餌。水牛は群れてるしでっかくて強いので餌にしたくてもライオン一頭ではなかなか倒せない。水牛は食われて死にたくないしライオンは飢え死にたくないので両者必死で戦うんだけど、どちらも生きようとしているだけで正しい悪いはない。野生動物のドキュメンタリーを見るといつも思うけど、結局どの動物を応援するかは見てる人間の好き嫌いでしかない。犬や猫はかわいいから虐待してはいけないし、ガやゴキブリはかわいくないから殺される。ただそれだけ。人は自分の救いたいものだけ救いたいのだ。
俺は猫が好きだから虐待する奴は殺害したいという感情を抱く。猫が嫌いな人にとって俺は敵だろう。しかし人間なんてそんなもんだ。みんな好きなものが違うから戦争してきた。宗教が戦争になるのはそういうわけだ。
話を戻して何故犬猫虐待が法律でまで罰せられるかというと、マジョリティが犬猫をかわいいと思うからというわけだ。結局人は好き嫌いの感情でしか動けないし、多数派に都合良い社会を作ってしまうのだ。
2日間で暮らしを建て直す。
ペーパーでトイレ掃除をする(3分) 陶器の便器に石みたいなのがついていて汚れが落ちにくい→アマゾンでサンポール注文した
②洗濯機1回目 洗濯槽の掃除からしないとなんかかび臭い→過炭酸ナトリウムと洗濯洗剤で空洗浄した。(今日は短縮30分) 12時終了予定
12;00になったので、とりあえず脱水
④家事タスク時間管理のタイマーがなかった。スマホでもいいけど使い勝手が悪いから専用に購入しよう→アマゾンでタイマー注文した。
⑤デスクの上の掃除 定位置が決められないものをどんどん隣のエリアに移していく。
掃きだして、片づけていけばいつかは全体が収まるだろう。そもそも物量はそれほど多くないのだから。
デスクの上の清掃完了。にきびの薬とか日焼け止めとか化粧品類が結構デスクにある。これをとりあえずサイドテーブルに移す。
マイクロSDとか定位置決まらないけどとりあえず引き出しに投げこんで後で考える。
これでデスクは片付いた。
デスクの上と同様、大物をとりあえずエリア外に出して、不要物、ペットボトルや瓶など洗濯物を所定の位置にもっていく。
PC周りの配線は根本的に手入れが必要だけど、今はとりあえずおいておく。
掃除機で綿埃を吸う。あとはフローリングを水拭きすればだいぶマシになるはずだ。
だが信頼できる雑巾がない。今洗面所にある雑巾で床を拭くと雑菌播種行為になりそう
→バケツに雑巾と次亜塩素酸ハイターを入れて雑巾の信頼性を高める。濃度と温度のレシピがないけど適当にやる。
ここも大物をエリア外に出してごみを拾い、掃除機をかけて水拭きする。
⑧洗濯機2回目開始 13時15分 靴下とかパンツの口ゴムがあるものをとりあえず常温の水道水で洗う。
洗濯洗剤と気持ちだけ過炭酸ナトリウム追加 意味があるかどうかは不明→14時まで放置
おなかすいた・・・けど食糧があんまりない。とりあえずレンジでご飯炊くようにだけ無洗米をセットした。→14時まで放置
⑨順調なのですこし油断が出てきた。ここで気を引き締めなければ。クリーニング関係とアイロン関係と重要書類関係の山がある。
床を片付けているとカバンとか皮革製品がある。これの手入れをどうしたらいいかよくわからない。
水牛底皮のリュックは、とりあえず無印の皮革用クリーム、っていうやつをウエスで塗り込んだ。悪くない。
ついでに靴も一足略式で磨いた。皮革製品の手入れは何をどうしたらいいか未だよくわからない。クリーナーとクリームと靴墨と防水スプレーがあるけど・・・コロンブスから何か高いものまでどれを買えばいいのか。。。
⑩洗濯3回目開始(15:15) 2回目では靴下15足、パンツ8枚を洗浄。 3回目ではTシャツ、タオルなどを投入 →16時まで放置
少し飽きてきた。綿のハンカチ3枚アイロン掛けして仕舞う。台に平置きにしていたのでアイロンかけは楽だった。
⑪17:00洗濯三回目終了、バスタオルとTシャツを干す。4回目を投入、ワイシャツ2枚と枕。枕は防ダニとかで目の細かい布なので水が沁みとおらない。なんとか空気抜きながら酸素漂白剤入りの洗濯機に突っ込む。でも完全に沈まない。あとで天地返し必要。
⑫暑さも落ち着いてきたので買い出しに出よう。食料、水その他。その前に今の状態だと無精髭が伸びていてびっくりされるので髭を剃っていくことにする。無駄だけど社会参加税と思う。
⑬20:00 買い物終了。少しばててきた。今日はこのくらいか。あとは寝るまで大きくバタバタしないようにしてはやめに寝よう。
ストーリーを知らないという方は、検索したら出る。そんなに難しくない。
高度に進化した文明をもって、動物たちがそれぞれ共存している都市『ズートピア』。そこでノウサギのジュディが警察官に就職するんだけど、いろんな差別や偏見と闘いながら問題を解決していく、って感じ。ざっくりいうと。
さすがディズニー作品という感じで、すごくいいエンターテイメント映画でもあるんだけど、公開当初によく言われたのが、「人種差別のメタファー」とか「『ズートピア』はアメリカの比喩だ」とかだった。
たしかに、当のディズニーはそんな説教臭いメッセージを込めたとは言わないだろうけど、見ればわかる。
アメリカという社会がかかえる問題が、いろんな差異(肉食/草食、体格、生息地など)をもった動物の共存とその問題として描かれている。
しかも公開当時の2016年が、トランプが「メキシコとの国境に壁を作る」とか言ってた時期だったから、余計に刺さったわけ。
で、この間テレビ放映見てたら、もう一つ、新しく気になった点があった。
ここからは若干ネタバレになるが、劇中で肉食動物が突然凶暴化して野生化する事件が起こる。
それをジュディが上司に報告すると、水牛のいかつい警察署長がこう返す。
「おい、いまは石器時代じゃないんだぞ。我々進化した動物が、また野生化しただと?冗談はよせ」
まあうろ覚えなんだけど、こんなことを言うのね。
さっきも言った通り、『ズートピア』は主人公のジュディの姿を通して、周りの動物たちが持つステレオタイプ(そして人間がもつ偏見)をあぶり出すという構造で描かれる。
だとしたら、さっきの台詞は人間至上主義への批判なのかもしれない。
「人間はほかの生物(=野生であり、けだもの)とは違う」、さらに言えば「神から与えられた理性という特権」という信仰。
人種問題という人間同士の問題への批判だけでなく、人間そのもの(というかおもに西欧社会)がかかえてきた誤謬すらこの映画は批判しているのではないかと、そう思ったのだ。
文明化、進化、理性といったものは、不可逆で定向的だといまだに多くの人に思われている。
一度達成された工業化や民主化といった文明、サルから人間への進化、成熟した理性というのは「あるべき方向性」をもっていて逆戻りすることはない。
そしてその法則を外れた、あるいはそのレールに乗れなかったものは「野蛮」であり「けだもの」である。
そうした考え方はたしかに思想や科学の上ではすでに否定されていたことだ。
しかしそれがディズニー映画の中で意図的に行われたとしたら、これはかなわない。えげつない映画だ。
……だがそんなメッセージは物語の『主題』としては出てこない。まあ俺の勝手な思い込みである可能性は十分にある。
ズートピアのブルーレイを買って、字幕と吹き替えを2回づつみた。
名作であることはまちがいないし、それが吹き替えのクオリティの高さもかなり寄与してることを確信する。
水牛の署長やネズミのマフィアのボスなんて同じ人が日本語英語を両方担当しているんじゃないかと思うくらいの見事さ。
違和感があるのは受付のチーターのサバンナ高橋だけど、これはむしろサバンナ高橋のほうが正解だと思うくらいキャラに合ってる。
そりゃあ英語の細かいニュアンスがおかしいことになっているけども相当がんばっているとは思うんだよね。
ただ吹き替え版の致命的な弱点はガゼルだな。EDの煽りつきの歌は吐きそうになるので途中で止めている。
それこそ日本でもっともガゼルに近い立場である浜崎あゆみさんにさせたほうがマシだったんじゃないか。ライブでの煽りは上手だろうし。
そこだけが非常に残念だ。
直観的には三大穀物、米小麦玉蜀黍を有するイネ科の圧勝だと思ったが、本当はどうなってるか気になったので検索。
http://faostat.fao.org/site/339/default.aspx
で多少古いが2012年の統計を発見。当時の為替の1ドル=80円換算で表にしてみた。
位 | 品目 | 科 | 生産額(兆円) | 生産量(億t) | キロ単価 |
1 | 牛乳 | ウシ科 | 14.98 | 6.26 | 23.9 |
2 | コメ | イネ科 | 14.85 | 7.38 | 20.1 |
3 | 牛肉 | ウシ科 | 13.56 | 0.63 | 216.1 |
4 | 豚肉 | イノシシ科 | 13.34 | 1.09 | 123.0 |
5 | 鶏肉 | キジ科 | 10.57 | 0.93 | 114.0 |
6 | 小麦 | イネ科 | 6.34 | 6.71 | 9.4 |
7 | 大豆 | マメ科 | 4.86 | 2.41 | 20.1 |
8 | トマト | ナス科 | 4.73 | 1.62 | 29.2 |
9 | サトウキビ | イネ科 | 4.63 | 18.42 | 2.5 |
10 | 卵 | キジ科 | 4.40 | 0.66 | 66.3 |
11 | トウモロコシ | イネ科 | 4.29 | 8.73 | 4.9 |
12 | ジャガイモ | ナス科 | 3.90 | 3.65 | 10.7 |
13 | 生鮮野菜 | V.A. | 3.69 | 2.70 | 13.7 |
14 | ブドウ | ブドウ科 | 3.07 | 0.67 | 45.7 |
15 | 水牛乳 | ウシ科 | 3.06 | 0.97 | 31.5 |
16 | 綿花 | アオイ科 | 2.97 | 0.26 | 114.3 |
17 | リンゴ | バラ科 | 2.55 | 0.76 | 33.4 |
18 | バナナ | バショウ科 | 2.26 | 1.02 | 22.1 |
19 | キャッサバ | トウダイグサ科 | 2.06 | 2.69 | 7.6 |
20 | マンゴー類 | ウルシ科 | 2.02 | 0.42 | 47.9 |
位 | 品目 | 科 | 生産額(兆円) | 生産量(億t) | キロ単価 |
参 | サトウダイコン | アカザ科 | 0.86 | 2.70 | 3.2 |
参 | 大麦 | イネ科 | 0.37 | 1.34 | 2.8 |
参 | サツマイモ | ヒルガオ科 | 0.38 | 1.08 | 3.5 |
参 | スイカ | ウリ科 | 0.89 | 1.05 | 8.4 |
参 | たまねぎ | ユリ科 | 1.39 | 0.83 | 16.8 |
註:マンゴー類は原文は「マンゴー、マンゴスチン、グアバ」なので本当はそれぞれウルシ科、弟切草科、フトモモ科に分かれる
結論。イネ科マジ世界の支配者。量ベースの統計だともっとひどくて1~4位を独占する。
15位が謎だが、なんかインドやパキスタンで生産多い。宗教上の理由でスイギュウが多い、と説明している人がいるが、本当にその説明で正しいかは分からない。
インパール作戦って補給を無視した愚劣な作戦って世間ではよく言われる。
でも、これが当時のビルマ(ミャンマー)方面軍がビルマの防衛をするにあたっては最善手だったって話はしちゃいけない雰囲気あるよね。
当時日本が抑えてたビルマっていうのは日本軍にとって放棄、撤退できない大きな二つの理由があった。
それはビルマの後方に位置する東南アジアの資源地帯の防衛と中国軍へのアメリカイギリスによる支援ルート(援蒋ルート)の遮断。
特に後者は南方への戦力の引き抜きで弱体化しつつあった支那派遣軍を守るのにどうしても必要だった。
ここを突破されたら支援物資の米式装備で固められた中国軍が襲いかかってくることになる。
さて、この状況でビルマ方面軍が持ってる戦力といえばろくに機械化されてない歩兵師団と航空師団1つの合わせて10個師団。
ビルマの広大さから見ればあまりにも少なすぎる戦力だ。対峙するイギリス軍(15個師団以上)と中国軍(10個師団相当以上)に対して戦力は質量ともに劣勢だった。
このビルマは北部はともかく中央部はだだっぴろい平原が広がっていて自動車が動きやすい。そレに対して鉄路がすごく貧弱。(日本軍は部隊の迅速な移動は鉄道に頼りきり)
これがなにを意味するかって言うとまともに戦ったら制空権もなくて動きののろい日本軍は機械化された連合軍に粉砕されるってことだ。(実際にされた)
だから最前線を戦車や飛行機が活動しにくい北部のアラカン山脈まで伸ばす必要があった。そしてその拠点となりうるインパールが必要だった。
つまりあのまま防衛していたら負けることを牟田口や陸軍の上層はちゃんとわかってたんだ。
でも、上述の2つの点から絶対に退くことは出来ない。だから無謀とも思えるようなインパール作戦が行われた。
補給無視と言われるがちゃんと必要量の補給要請はしてたけどそもそも補給部隊がないから結果的にああなってしまった。
それを少しでも埋め合わせようとしたのが食用野草の研究や水牛を連れていくという付け焼き刃の策だった。
牟田口が非難されるべき点で言えば撤退の判断が遅れてしまったことただひとつ。
ただこれにしたってインパール作戦が行き詰まった戦局を打開するという政治的な打算で必要以上に持ち上げられて
実情を知らない上層部から督戦の激励が矢継ぎ早に来てしまったせいもある。
つまり支援はしないけど攻略はしろという無茶ぶりが来てたわけだ。
たしかにこの撤退判断の遅れのせいで大多数の死者がこの時点で発生した。
でもあなたはこの状況下で撤退の判断を果たして下せるか?俺はたぶん同じ状況なら同じことをした。
このようにインパール作戦は撤退が不可能な選択肢がない中での最善手な炎上プロジェクトを指揮した中間管理職と、それが落ち目の企業の期待を集めてしまったことによって悲劇が起こった。
ビルマを放棄する=中国軍が強化、そして後方の資源地帯が脅かされる。
というどちらも出来ないという完全に詰んでいる状況だったのだ。
それをなんとかしようとしたのがインパール作戦で状況的にも最善の策だった。