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2018-02-05

anond:20180205020801

エンタメコンテンツ自体お金を払う時代は終わりつつある。

その流れは日本国内だけでなく世界に広がっている。

youtube配信サービスその他いろいろ。

そういうものが出てきて無料が当たり前になってきているのは時代の流れなので絶対に止められないと思う。

今無理矢理試行錯誤して止めたって数年後にはそうなるので無意味


音楽だってCDを買っていた時代に「パソコンに取り込む」という行為をするひとが出てきた。

そこでエイベックスなど大手レコード会社コピーガードCCCD)という手段をとった。

CDを買ってもPC音楽再生することが出来ない技術を取り入れたのだ!


今聞くと、はぁ?ってなる。

意味わからんお金払ってCDを買ったのにPCに取り込めない。

そうやってエイベックスPCへのインストールを阻止しようとしたけど、結局時代の流れには逆らえなかった。


時代は変わる。どんどん変わる。

どうせ変わるならさっさと無料化の流れを受け入れて、その上でどうやったら消費者お金を出すのか考えるべきだと思う。


とりあえず次の時代価値観は「体験には金を払う」だと思う。

家でごろごろながら見れる受動的な娯楽は体験ではないから。

自分の足でどこかへ出かけて、何かを体験し思い出にすることにはお金を出す価値がある。


それを音楽漫画ベースでやるとなるとライブイベントになってくるかな。

もうすでにだいぶそういう時代になってきてるけど。

2016-07-25

TSUTAYAレンタルできずに帰ってきた



今月初め、家の近くのTSUTAYAで初めてDVDを借りて、その時に手持ちのTカードを(レンタル機能のあるやつに?)更新してもらった。

その時についでに住所変更の手続きをしたら、「現住所の確認できるものを」と言われた。

保険証を出したら「保険証では駄目だ、自宅に届いた郵便物とか他のものを持ってきてくれ」と言われて、保険証が駄目なのかーと思いながら帰った。

そんなことをすっかり忘れて、今日DVDを借りに行ったら、「現住所の確認ができるものを持ってくるまレンタルはできない」と言われて、今帰ってきたところ。

完全に忘れてた私が悪いんだけど、思い立って家を出てふらっとTSUTAYAに行ったらこのざまだったので、若干へこんでいる。

まあ確かに、保険証って免許証よりは身分証として弱いし、借りパク対策に確実に住んでると分かる住所じゃなきゃ駄目なんだろうな、と想像する(光熱費請求書とか、住所証明結構大事だって聞くもんな)。

もちろんこれは、何日か前に流れてきた「もう二度とTSUTAYAは使わない」みたいなエントリとは一切関係がない。

ついでに普段めったにTSUTAYAに行かない人間全然関係ない感想なんだけど、CCCDってレンタル商品として置いとく意味どれくらいあるんだろう。

2016-06-21

音楽家はもうちょっと大人になるべき

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/989697

このネタ、定期的にやってくるね。見るたびにほんとクソだなって思う、こういうこと平気で言うアーティストって。

結局、世の中の事象を表面的にしか捉えられない極めて残念な頭脳の持ち主だってのが露見するからこういうのはできるだけ見たくない。

CCCDレーベルゲートCD(以下CCCD統一)は、別に必要が無いのに突然作られたわけじゃない。ビジネスとしてそれが必要だと判断されたから作られた。それが成功か失敗かに関わらず、産業を護るための1つの手法として作られた。

当時、音楽世界を猛烈な勢いで襲ってきたのは、「印刷技術陳腐化」と、「それに伴う経済圏破壊」だ。

音楽が、中世パトロン音楽家が養われていた時代から先に進めたのは「印刷」の技術のおかげだ。楽譜印刷し、アナログレコード印刷し、そしてCD印刷することで音楽お金に変えることに成功した。1つのマスターを大量に印刷し複製すること、その「印刷」が特別技術であったからこそ、そこに金銭的な価値が生まれ音楽を金に変えることに成功した。

マネタイズが上手くいった場合恩恵などいまさら語ることではないと思うが、その金がさらなる設備投資を生み、最高峰音楽スタジオを作っただけでなく、作品多様性文化としての多様性をも生んだ。1作品の売上で1度失敗したらすべてが終わる世界ではなく、大衆に広く伝わる音楽から、極めてマニアックでありながらしかし深く深く誰かの胸に突き刺さるような、採算を考えたら許されるはずのない作品さえも許容できる余裕が生まれた。80年代90年代音楽を見ればそれは一目瞭然であり、多様性こそが文化としての豊かさだというのは誰の目にも明らかだ。それもこれも、マネタイズが上手くいっていたか可能になったことだ。

この辺の「ありがたみ」を、元記事音楽家などはきっと理解していないんだろうと思う。もっとも恵まれ時代活動し、勝手に思うがままにできていた世代特有傲慢さ。プラットフォームを築き上げることがどれだけ大変で、それを維持することがどれだけ重要なことか、まったく理解していないんだろう。いい歳こいてるくせに。

それらの恵まれた状況をもっとも大きく変えたのは、「家庭用パソコンCD-ROMドライブが搭載されるようになった」ことに他ならない。その時点で「印刷」の専売特許が失われ、「印刷」が家庭レベルに落ちた。誰でも印刷ができるようになってしまった。ここでいう印刷とは、CD-Rに焼く行為のみならず、HDDデータを取り込む、そのデータコピーする、これらすべてがつまるところ「印刷」だ。誰でも自由印刷ができるようになった時点で、そこに金銭的な価値を維持できるような専売性は無くなった。

それをいち早く察知したのは、アップルグーグルだ。彼らはしきりに「おまえの持っているCDパソコンに取り込め」とけしかけた。とにかく入れろ入れろとしきりに促した。同時に「その取り込んだデータをどうするかはおまえ次第だから知らないけどな」と、極めて狡猾な態度をとり続けた。スティーブジョブズが本当に音楽家を救いたかったのだとしたら、やるべきことは人々にCDパソコンに入れさせコピーさせることでは無いことは彼も気付いていたはずだ。気付いていながら彼は巧みにポジショントークを繰り返し、自社製品を売り、むしろ自社製品音楽を救うとまで言ってのけた。そして、それに音楽家たちはまんまと騙された。

音楽パソコンにさえ入れさせれば、後はユーザー勝手コピーするなり、ネットにアップするなり、金も法も関係なく勝手にやり始めることを彼らは知っていて、それを積極的に促した。

なぜ彼らはそれができたかといったら、それは「彼らは音楽投資をしていなかったから」に他ならない。制作費やスタジオ設備に一銭も出していないからだ。音楽CDプラットフォームを作ると同時に音楽制作も始めたソニーには、ビジネスを通じて音楽文化を育てる気概があった。対してアップル音楽制作には一切触れようとしない。彼らは単に、はちゃめちゃコピーマシンと、投資はせずに回収だけするプラットフォームを作り上げただけだ。

そうやって彼らが「パソコンにじゃんじゃんCDを入れちゃって~」とやり始めた時、当然、それに抗わなくてはならなかったことを想像もできないようなら、もう一度中学生からやり直した方がいい。

コピーコントロールCDという名前が表すように、コピーコントロール、つまり印刷」をコントロールする必要があった。そうしないと、音楽を育むための全ての経済圏破壊されてしまうからだ。指を咥えて待っているわけにはいかない。対策を講じなければならない。

明らかに不利な立場だった。何もしないと責め立てられ、やろうとすると「考えが古い」と叱責される。アップルグーグルが上手かったのは、いかにも「先進的で素晴らしいパラダイスを目指している」ようなイメージアーティストたちへも擦りこむことに成功していたことだ。その先に実際には何もなくても、イメージさせてしまえば勝ちだ。あの頃のみんなに「10年後、音楽アイドル大人ホストサーカスしか残ってないよ」と教えたらどんな顔をするだろうか。

実際にはCCCD技術はあまり褒められるようなものではなかったし、それは作った側も認めている。技術アイデアが足りなかったのだとは思う。しかし同時に、何もしないわけにはいかなかったこともちょっと理解してやったらどうだ。いい大人なんだから

当時、全てのレーベルCCCDを出していたわけではない。人を「犬」呼ばわりするほどCCCDが嫌なのだったら、違うレーベルからリリースすればよかったではないか契約などのせいでリリースせざるを得なかったのだったら、裁判でもやって争えばよかったではないか制作費をしこたま出して貰って、ワガママもできるだけ聞いてもらいながら制作をしていた人間が、気分でボロクソに言うのって本当に程度が低いと思う。

CCCD正式にはコンパクトディスクでは無い。redbookのCD-DA規格に準拠していないからだ。つまり厳密なことを言えば、CCCD対応していないCDプレーヤーCCCDをぶち込むのは、CDドライブにフロップーディスクをぶち込むのと大して変わらない。

ここで「だからプレーヤーが壊れたのは自己責任」などとは言いたくないし、その辺りは確かにソニーエイベックスのやり方や啓蒙の仕方、技術には問題があった。 だが、何かしらの対策をしないといけないのは明白で、それに対して失敗したからといって上から目線でボロクソに言うのはまったく関心しない。

実際、あれからCCCDは多くの非難を浴びた。ほぼ同時期に、アップルiTunesにまったくもってクソみたいに使いにくいDRMを自ら導入し「ほら、使い辛いでしょ?」とお決まりポジションで言ってのける演出をし、そして業界全体が「コピー禁止DRMはやってはいけない」という風潮になり、まんまとIT屋の餌食になった。 すぐ近所でゲーム映画DVDは「私的複製許可するけど、鍵は外したら怒るよ」というクレバーなやり方を開発し、一定の効果を上げコントロールできているというのに、音楽だけは「複製は許さなくてはならない」という空気に飲み込まれた。そんな馬鹿な話はない。それもこれもアップルグーグルの熱心な啓蒙のおかげだ。

そしてレーベルアーティスト制作費が出せなくなった。 自宅で制作したような貧乏臭い音のショボイ作品しか作れず、過去遺産にしがみつくしかなくなった。若いアーティストたちはどんなに才能があろうと、お金を掛けた制作をさせてもらえずバイトをやめることができなくなった。毎晩、叙々苑弁当を食わせてもらってた上の世代がこぞって「音楽をタダで聞かせればファンが増えてもっとカネになる!」とかいうアホみたいなIT屋の理論鵜呑みにし業界をその方向へ誘ったがために、明らかに業界は縮小し、文化は萎縮し、これから先の若い才能は音楽などやらなくなってしまった。

おまえが良識のある音楽家たちを「犬」呼ばわりするなら、おまえはあいつらのポジショントークセールストークを無邪気に信じこんでお花畑を目指してたIT「犬」だろうが。    mn3

2013-07-18

DiGiket認証専用ソフト、CypherGuard for PDFがクソすぎて驚いた

DiGiketの作品に用いられている、『DiGiketID形式の作品』というDRM付き電子書籍

昨晩初めて購入して、そのクソさに驚いた。

電子書籍に手を出したことは一度もないので、昨今のDRM付き電子書籍が、こんな惨状になっているとは思わなかった。

CypherGuard for PDFかいCCCD、nProtectの後継者

CypherGuard for PDFインストールして気付いたのだが、Windowsサービスに常駐しやがる。

  • CypherGuard cguard Service 32bit Edition
  • CypherGuard cguard Service 64bit Edition
  • CypherGuard Info Service

の3つ。

お前は音楽CDにおけるCCCDか。ネトゲのnProtectか。

一瞬、2000年代中盤に戻ったのかと思ったよ。

電子書籍DRMを付けるためにPC環境を汚染するという発想、完全に失敗したプロテクトであるCCCD/nProtectから何も進歩していないというアホらしさ。

常駐プログラムとして機能するので、セキュリティソフトブッキングし、閲覧の度に「ウイルス自動検知を無効にしていただく必要」とのこと。

利便性低すぎだろ。

低画質

CypherGuard for PDFはAdobeReaderと連携して動作するので、閲覧はAdobeReaderに限られる模様。

なので、AdobeReader特有の画像拡縮の汚さに苛まれる。

具体的には、コマや文字が歪む。漫画形式の作品を読むには致命的なんですが…

読み辛い

CypherGuardからAdobeReaderを子プロセスとして呼び出すという流れでDRM機能させているので、元から重いAdobeReaderが更に重い。

おまけにAdobeReaderの機能をフックして複製防止を実現しているので、何かする度に警告が表示されて邪魔

そもそもブルースクリーンになる

Windows7ブルースクリーンとか一年ぶりに見た。

「CypherGuard ブルースクリーン」でググると相当頻発している模様。2011年とかじゃない、今年に入ってからのブルスク報告も普通に出てくるぞ。

ゴミにも程がある。

しかアンインストールしても改善しないケースである

アンインストールしたら読めない

購入した電子書籍だが、当然DRM付きなので専用ソフトアンインストールしたら読めない。

でもインストールしておいたらブルスク誘発機、そこまで行かなくともWindows環境を常駐サービスで汚染しているんですが、それは。

CypherGuard周りに怪しい商売がウロウロしてる

CypherGuardで検索すると、大量にステマブログが引っ掛かる「コミスケ」とかいうCypherGuard対応プロテクト解除キャプチャソフト

8000前後で販売している模様。

このような碌でもない経済圏まで見る羽目になって気分が悪い。

読んでいて辛い

低画質、画像の歪み、低利便性Windows環境の汚染、AdobeReader特有のページ送りの重さ。

最低限の閲覧性を保ってない。ファイルを開き、ページ送りをするだけでストレスフルな閲覧環境の酷さ。

私はなんでこんな辛い思いをして、作品を読まなければならないんだ…

ただ、好きな作家さんの同人誌を読んで楽しみたかっただけなのに。

辛い

DRM付き電子書籍は二度と触らん。潰れてくれ。

2013-05-12

音が割れCDなんて買うかよ

最近CDを買って聴くと、音割れしてるものばかり。素人が聴いても分かるし、波形見れば一目瞭然なのに。

CDってカセットテープよりダイナミックレンジ広いとか、テープヒスノイズが無いとか、フラッターが無いとか、価格に対して音質がアナログより優れているでしょ?

なのにわざわざ、アナログに劣る録音して販売してるなんて、素人が作ってるのか、嫌がらせなのか、音楽産業を衰退させたいのか分からんな。

ま、個人としては、アナログより音質の劣る(音が割れてるなど音質やノイズの問題外)CDなんて買いません。

CCCDよりタチが悪いわ、と思ったりする。

CCCDとか最近の音割れCD音源とか、わざわざ自滅しにいってるんじゃないのかね?

そういえば、番組CMBGMとして使う音源はこの音の割れCDなのかな?

それとも、そういうプロユースの別音源があるのかね。

2013-01-29

http://anond.hatelabo.jp/20130129012553

まあ、やってもいいけど、CCCDと同じことになるだろうね。

2012-09-09

NIJI騒動

しかし、これで各地域テレビ衛星放送をどこでも見られるようになってしまったわけか。

しかスマホでも見られるときた。

ネット局がない田舎のやつは当然嬉しい。

ネット局があっても見られなかった深夜番組が見られて嬉しい。

東京にいるやつも、大阪ワイド番組とか見られて嬉しい、屋内で入り難いワンセグに頼らなくていいとか

メリットだらけだ。

もちろん、こんなのは許されないんだろうけど、蟻の一穴みたいなもんで、もうこの流れは止められないだろうよ。

どう考えてもB-CASとかダビング10なんやらより、こっちだろうしなぁ。

CCCD vs iPodみたいなもんで。

※これ有料チャンネル流すのはホント良くないとは思う。

地上波を完全に駆逐することは永久にないのかもしれないけど、通販番組を垂れ流してるだけの局は潰れてもしょうがないだろうなぁ。

てか、地上波BSとかCSと違って、公共の…っていう要素が強いんだから、そこでの通販番組自体はもう禁止しろよ、とか思うけど。

禁止しないなら電波料あげたり、こういうNIJIとかSOPみたいなの許したれよとは思う。

2012-08-18

http://anond.hatelabo.jp/20120818093149

レンタル屋で一本50円の時にまとめて30本くらい借りたDVDリッピングして半年くらいかけて消費してたり、CDレンタルしてリッピングして聞きたくなったときMP3にして携帯プレイヤーに入れて聴くような運用法も違法になるわけですよね。

もちろん違法だよ。

音楽CDリッピング違法じゃないだろ。

http://news.mynavi.jp/articles/2012/06/19/copyright/index.html

音楽CDについては、CCCD(コピーコントロールCD)ではない普通CDは、CSSはもちろん、その他の保護技術が使われていないので、リッピングをしても問題はない。CCCDではない「自分で購入した音楽CD」や「レンタルから借りた音楽CD」をPCリッピングして、携帯音楽プレイヤーに入れたり、パソコンに保存したりして楽しむのは今までと同じように問題ない。

なお、「レンタルした音楽CD」をリッピングすることは違法だという人がいるが、法律上は問題のない行為とされている。著作権者とレンタル業界の間で、「リッピングして使用される使用料」についての話し合いがついていないというだけのことだ。

複製できなくする技術が使用されたものから無理やりデータを引っ張り出すのが違法なのであって、最初から素で複製可能なものは対象外。

2012-06-24

ちなみにアジカン後藤は当時CCCD容認してたよ。

今は原発問題で聖人扱いされてるけど

まぁ

http://anond.hatelabo.jp/20120623023851 音楽家なのに、タレントとしてがっつり事務所やレコ社にスポイルされちゃってるのも多いからね。CCCDの時も、リスナー側ばかりに情報が回って肝心のアーティスト側がなんも知らんなんてこともあったし。

2012-06-15

ついでにリッピング違法化もされたとか騒いでる奴らが居るわけだが

騒いでいる奴らは騒ぎたいだけのアホだと思った。

まとめブログ界隈が喜んで食いついてるのがいい証拠。

CD技術コピー制限がかかっているなら、最初からCCCDなんて作る必要ないんだが?

2012-05-26

http://anond.hatelabo.jp/20120526030213

当事者としての心情、面白かった。

一つ目は、「悪いことやってるオレってカッケー!」です。

2つ目は「お金もったいないから

それが3つ目、「家族に申し訳ないから」。

3つ目がすごいな。こんな気持が成り立つのかと。

むしろ不正な手段でものを手にしていることよりも、家族への負担について申し訳なく思う。

これは家庭環境によるのかもしれない。私の場合読書音楽家族みんなが好きだったし、それなりに家計に余裕もあったし。

当時を振り返って、少なくとも私は、「家族に申し訳ない」という気持はなかった。

  

おなじく元割れ厨(私もバカな中学生だった)、ネトランまだ売っていたからすこし年上。

私的録音録画補償金制度ダウンロード違法化が何度目かの話題として盛り上がったころ、きっぱりとやめた。

割れの動機が「torrentを使ってみたい」だったのかもしれない。ネットワークについて関心があったから。

それで、ホームネットワークわかる俺かっけー、していたんだろう!

加えて「エロゲやってみたい」というもの

だけども高校生にもなればエロゲ買えたんだよね。もちろん本人の見た目、店による。今はダメかもしれないけれど。

むしろ小遣い=親が汗水たらして獲得したお金について、そういう使い方したことに罪悪感はあった…

そして、ダウンロードしたビデオゲーム、やらなかった。

部活動から帰ってきて、疲れていて、画面を観たくなかった。読書が好きなことも一因かもしれない。

からやめた。

  

  

私がそういう、実物現物の“所有”が好き、という若者であることを踏まえて。

デジタルネイティブといっても、お金払う人もいると私は思う。

お金を払ってコンテンツを買うコンテンツ業界ビジネスモデルは、ネットには不向きなのです。たぶん。

そんなFreeなネット文化に触れながら育った中高生果たしてコンテンツお金を払ってまで楽しもうとするでしょうか。

  1. 決済手段
  2. DRM

この2つがよくなれば、有料コンテンツインターネットの関係は明るいものになるのではないかな。

コンビニ決済やプリペイド決済の可能な場面も増えて便利になったと思う。

流行スマートフォンアプリでは有料のものも多いというし、ソーシャルゲームだってそれなりの数の課金ユーザーがいたというし。

決済がもっと便利で簡単になれば、状況は変わると思う。

それからDRM

まりにもガチガチで、着うたのように、CD持っているのにわざわざ315円を支払うなんて馬鹿げたことにならなければ。

小遣いはたいて買ったCDアルバムCCCDだったために、iPod転送できないおそれがなければ。

リブリエシグマブックのような、お金を出したのに電子書籍データの所有ができない、なんて不自由がなければ。

デジタルコンテンツの“所有しづらさ”が解消できれば、普及するのではないか

違法DLで困っている権利者側は、コンテンツ消費者側の使いやすさについてもっと考えてほしい。

2012-01-02

ん?ちょっとおかしくね?

全般的に「なんだかなぁ」なんだが、ここ

必ずしも安くて便利にすればいいというものではないのだ。

「便利だから」「安いから」

のが言語化できるぞ。

昔むかし、洋楽は輸入したもの日本レコード会社を通したものとで価格差が大きくて、

なんで日本のは高いんだ!と声が挙がったとき

ブックレットとか解説とか日本語で“便利”だろ?その手間賃を考えたらこの値段でも“安い”ぞ」

と言われていたんだ。(レコード会社=録音媒体製造会社な)

その騒動が一段落して、外国語が出来る人は輸入CD買って、外国語が出来ない人は日本仕様のを買って一段落

そしたらその後に

東南アジアで作られて売られている日本の歌のCD日本に持ってきて売ったら儲かるんじゃね?」

が始まったら、還流CD防止法案が成立した。

ちなみにこの法律最後最後まで反対していたのがテニアン川内な。

そのとき業界の言い分も

これは豊かな文化を守るための戦いだと考えるからだ。

だった。

結局この法律が成立したところで、音楽産業の凋落自体はどうしようもなかったわけだ。

CCCDなんてあだ花もあったが。

紙の束としての書籍も、録音された情報が入っている媒体も、世に溢れて値崩れならぬ価値崩れしてるんだよ。

内容に関係なく。というかこの二業界、内容で価格が決められてるんじゃなくて、

コストの積み重ねで価格が決まってるものじゃん。

また両方とも小売店より流通業のほうが力を持っていて(配本数という権力)、

配送時のトラブル小売店は購買者に文句言われるけど、

流通業は直接の顧客小売店で、文句や意見なんて聞きやしない。

それがどれだけ小売店を廃業に追い込んでいることか。

他にも買い切りなのに大手小売店なら特別に返品を受け付けるとかあるし。

http://anond.hatelabo.jp/20120102161631

2010-04-21

規制が煽る不正コピー

海外発の漫画スキャンhttp://shirouto.seesaa.net/article/146955836.html)とか、

中国AV事情http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20100419/enn1004191629010-n2.htm)とか、

思うのは正規品さえ流通していればコピーに手を出さなかった人もいただろうってこと。

これはたとえば日本テレビ番組でも起こっている。

地方テレビ局では放送されないアニメが、youtubeニコニコ動画にアップされていれば地方アニメファンは見てしまう。

コピー違法だ、DVDが出てから買ってくれ」なんて制作者側の主張はわからなくはないけれど、インターネットで全国の人間が繋がれるこの時代に、住んでいる地方によって意図的に情報格差を作るようなテレビ業界の対応は、地方アニメファンに言わせれば「ふざけるな」だろう。

不正コピーという行為自体に過剰反応して、ユーザーの利便性を奪ってはいないだろうか。

一昔前、音楽の分野では、パソコンコピーどころか再生もできないCCCDというコピーガードCD存在したが、一家に一台パソコンが普及しiPodのような携帯音楽プレーヤーが爆発的にヒットするような時代の流れに合わず、CCCDで作られた音楽CDは次第にユーザーから敬遠される結果となった。

パソコン携帯音楽プレーヤー音楽を聴くための手段を、CDからのコピー以外にネットでのダウンロード販売という形で提供したアップルiTunes Storeアメリカ音楽販売の25%のシェアを獲得し現在も売上は伸び続けている。ユーザーとしては、苦労して不正コピーを入手するより、iTunes Storeから数回ボタンを押すだけで買えた方がはるかに便利だからだ。

規制をしてユーザーに不便を強いては、本来なら正規品を欲しいと思っているユーザーをも不正コピーへと向かわせてしまう。

不正コピーを悪意のあるユーザーによる犯罪と攻撃的になる前に、善良なユーザー悲鳴と理解して、そこにビジネスチャンスが隠れているのだと考えた方がいいと思うだが。


なんてね。

2009-01-01

マジコンは悪くない

http://ameblo.jp/omisedayori/entry-10184130642.html

http://anond.hatelabo.jp/20081231201301

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20081231201301

マジコンは悪くない。マジコンはあくまで

なのだ。

地上デジタルコピー規制反対フリーオ万歳とかCCCD市ねとかP2P規制イクナイとかiPhoneでJailBrakeとか言ってる輩が、なぜマジコン規制に関しては無批判に賛同するのか。とにかくあたまがわるい

悪いのは流しちゃいけないソフトネットで流している奴ら、それをダウンロードしてる奴らなのであって、マジコンではない。

2007-12-18

http://anond.hatelabo.jp/20071218174646

CCCD日本ではオリコン1位になっていたものもあったしな。一般人は興味ないんだろう。

所詮ネット上の意見は大衆の極少数。

にしても、この施策無駄だし具体的にどうするかも全くわからないな。

http://anond.hatelabo.jp/20071218172326

いつも思うのだが、そもそも、三行半を突きつける類のユーザーって、パイとして大きいのかどうか。CCCDなんてのは、もし規格が最低限マトモであったなら、文句言うのはマニアだけって事になってたかもしれないと思う。

結局ユーザーと権利者は憎しみ合わなければいけないのか?

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/18/news065.html

 ただ「ユーザー意見を無視したわけではない。ネットからの意見も踏まえたつもりだ」と強調。「違法化について、個人から多数の反対意見が出た。『違法サイトと知らずにダウンロードしてしまった場合、無意識に法を犯してしまうのでは』などといった不安は、十分理解できる。ユーザー不利益にならないような制度設計をする」と話す。

 ユーザー保護施策として、委員会文化庁が提出した資料では、法改正がなされた場合の周知徹底や、適法サイトを示すマークの普及などを提案。「知らずに違法サイトからダウンロードした」といった事態を避けられるよう、「権利者も政府も汗をかいて努力」し、合法サイトを簡単に見分けることができる仕組み作りをするという。

中古ゲームソフト裁判CCCDの時もそうだったけどあまりにも権利者よりの施策を続けるようであれば

結果としてユーザーから三行半を突きつけられかねない事に気が付かないのだろうか?

2007-11-03

http://anond.hatelabo.jp/20071031232621

深夜にこの記事を読んで、むかついたので投稿してみる。

むかついた原因その1

ネット広告支出はラジオより低いのに?現実を見てる?

まず聞きたい。おまえの言う現実はいったいどこの国の話なのだ?

これが、2006年日本の広告費だ。

電通プレスリリースより

なんでGoogleYouTubeに16億$も払ったのか、少しは考えろ。ボケ

むかついた原因その2

アニメ業界は潰れてしまえ!」「すべてリセットしろ!」と吠える。

子供がお気に入りのおもちゃを癇癪を起こして投げ捨てるのとまったく同じだ。

それは、ちがう。

ぜんぜん違う。

アニオタは、アニメが好きなのであって、アニメ業界が好きな訳ではない。

過酷な労働条件の上にのみ辛うじてビジネスを構築している今の「アニメ業界」が潰れて、新しいプレイヤーが登場し健全ビジネスを行い、質の高いコンテンツを供給してくれることを望むのは、消費者として、まったくもって正当な要求だろうが。どアホ。

むかついた原因その3

じゃー誰が犯人なんだ?

(中略)

違法アップされた動画をみて喜んでる君たちアニオタだよ。

そんな単純な話じゃねーだろ。バカ。

HDDDVDレコーダーの普及は、特に国内のアニメDVD販売に打撃を与えていると見る。地上波で放映された作品を家庭でDVDに録画・アーカイブできるようになり、放映終了後に改めてDVDを買おうというユーザーが減ったとみられるためだ。

DVDが売れない時代のアニメビジネス GDHに聞く - ITmedia News

テクノロジー進化してるんだ。かつてはユーザーメリットを提供していたインフラが、価値がなくなることもあるんだ。価値が無いものに金を払わなくなるのは当然。

ソニービデオレコーダーを発売したとき、ユニバーサルソニー著作権侵害で訴えたんだと。でもな、他のスタジオは「ビデオは売れる」と踏んで、どんどん作品をビデオ化したんだよ。

今では、米国映画産業は劇場における興行収入の3倍の収入をビデオマーケットから得てる。このような転換が出来なければ、今の「アニメ業界」が滅ぶのは間違いない。

アニオタに限らず、人が利便性を獲得したら、それを手放すことは難しい。

CCCDがどういう結果になった? 

P2PCD売上不振の原因だ! と叫び続けた米国音楽業界は、今、DRMなしでデータを販売するというAppleAmazonに逆らえない。ipodを持ち歩く音楽オタは「あまりにも滑稽」か? おい?

時代は変わっているのだから、価値感も変化していくのは当然。

稚拙論理で他人を馬鹿にして喜んでいるお前が、よっぽど滑稽だ。

コンテンツ産業にかかわる人間として、また、いちニコ動ファンとして、ちょっとカチンと来たのでからんでみた。

もしかして釣りだったか? だったらスルーできなくてすまんな。

あばよ!

2007-09-09

昔のレコード会社って「○○音楽産業」とか「××音楽工業」だった

CCCDに関しては一種の産業保護だったんじゃないかな?って気がする。

と言うか音楽配信が盛んになればなるほどCDと言う媒体はかつての

LPレコードみたいに製造設備含めて必要なくなるわけで、

レコード産業全体がCDに頼らなくとも設けられるような手法を

ひねり出すまでの時間稼ぎがCCCDだったということで。

どうやって儲けるか?と言うことについてはとにかく正規の音楽配信サービスを支援して

購入時に生じた著作権料等で儲けると言う感じにはなったんだろうけど、そうなると今の

JASRACのような運営が不透明でかつ一極集中的なシステムレコード会社にとって大きな足かせになりそうな。

http://anond.hatelabo.jp/20070909171912

著作権についてここ数年の歴史をまとめてみる

ここ数年,いわゆる著作権に関する議論がネット上の各所で行われており,

その様相は混迷を極めている.

そこで,この日記では,著作権関連の議論がわき起こった経緯と変遷,

および現状についてのまとめを行い,著作権にまつわる議論についての概観を把握することを試みる.

日本インターネットが登場したのは,1980年代の半ばから後半である.

東京工業大学の助手であった村井純(現・慶應義塾常任理事)率いるメンバーはJUNETを作り上げ,

それらのメンバーが中心となったWIDE Projectが,日本へのインターネット導入を推し進めていった.

草創期こそ,インターネット社会への浸透はゆっくりな物であったが,確実に広まっていった.

インターネット登場からしばらく後の1995年NTT東西がテレホーダイと呼ばれる,定額制接続サービスの開始を始めた.

従来まで,エンドユーザにとって,インターネット接続は従量課金方式しか選択肢がなかったが,

定額制接続サービスの登場は日本インターネットに大きな追い風となった.

テレホーダイの始まった1995年代以降から既に,インターネット上に違法ソフトや違法MIDIファイル

違法MP3ファイルを配布するサイトが散見していた.

楽曲に関して言えば,1995年頃の日本においては,MP3はほとんど無くその大半がMIDIファイルであった.

そのMIDIファイルも違法とはいえ,本当に音楽の好きな者が趣味で作成した,同人的なものがほとんどであった.

しかし,その数年後には,楽曲の違法配信の主流はMP3へと移り変わっていく.

1997年,NullSoftは当時におけるMP3再生ソフトの標準とも言える,Winampリリースし,

その1年後の1998年には,フリーMP3エンコーダの代表と言えるLAMEの開発が始まっている.

MP3の普及には,これらMP3プレイヤフリーエンコーダの登場が背景にある.

(http://en.wikipedia.org/wiki/Mp3)

(http://ja.wikipedia.org/wiki/LAME)

一方,1990年代の中盤から後半にかけての日本音楽シーンは,盛況を極めており,

ミリオンセールスが当然といえる状況が続いていた.

参考までに,1990年代後半のCDセールス状況と,2006年前後セールス状況をいくつか記す.

ただし,売り上げ枚数は100万枚以下四捨五入した.

1990年代

globe / Departures (1996) - 累計売上229万枚 (オリコン)

(http://ja.wikipedia.org/wiki/DEPARTURES)

華原朋美 / Hate tell a lie (1997) - 累計売上106万枚(オリコン

(http://ja.wikipedia.org/wiki/Hate_tell_a_lie)

宇多田ヒカル / Automatic (1998) - 累計売上206万枚(オリコン

(http://ja.wikipedia.org/wiki/Automatic/time_will_tell)

モーニング娘。 / LOVEマシーン (1999) - 累計売上165万枚(オリコン

(http://ja.wikipedia.org/wiki/LOVE%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%B3)

2006年前後

KAT-TUN / Real Face (2006) - 累計売上105万枚(オリコン

(http://ja.wikipedia.org/wiki/Real_Face)

レミオロメン / 粉雪 (2005) - 累計売上85万枚(オリコン

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%89%E9%9B%AA_%28%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%B3%29)

倖田來未 / 4 hot wave (2006) - 累計売上39万枚(オリコン

(http://ja.wikipedia.org/wiki/4_hot_wave)

それまでは,Webを利用したMP3ファイルの配布など,比較的細々とした配布が主だったが,

1999年Napsterの登場により,その様相は激変した.

NapsterP2Pネットワークと呼ばれる技術を基礎とした,分散型のファイル共有ソフトウェアである.

このソフトを利用することで,非常にたやすくMP3ファイルの交換を行うことが出来るようになったのだ.

しかしながら,登場してすぐの1年後には,Napster開発元のNapster社は全米レコード協会から提訴されることになる.

Napster社が提訴されてからも,しばらくサービスは続いていたが,2000年7月にNapster社が敗訴しサービスは停止した.

サービス停止後はWinnyなど別のP2Pファイル共有ソフトウェアに,その立場を譲ることになる.

なお,Napster現在,Roxio社に買収され,合法の音楽配信サービスとなっている.

ちなみに,2000年のオンラインソフトウェア大賞は,フリーMP3エンコーダである「午後のこ〜だ」が受賞しており,

この事実からも,MP3流行が読み取れる.

(http://ja.wikipedia.org/wiki/Napster)

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%88%E5%BE%8C%E3%81%AE%E3%81%93%E3%80%9C%E3%81%A0)

(http://www.nmda.or.jp/enc/fsp/sjis/osp2000.html)

Napster等のファイル共有ソフトウェア原因かどうかは明確に分からないが,

このころから音楽業界の売り上げが世界的に低迷することになる.

当然,音楽業界音楽CDの売り上げ減少の理由を,インターネット上の不正利用に求めた.

その結果2002年に,AvexソニーBMG東芝EMIなど音楽レーベル各社は,

コピーコントロールCDCCCD)の導入に踏み切ることになった.

CCCDの導入は,音楽レーベルアーティストユーザを含む大論争に発展したことは記憶に新しい.

例えば,CCCD導入が原因による,アーティストからの音楽レーベル契約解除,

ソニーBMGrootkit問題に代表される,ユーザ音楽レーベルの対立など,様々な社会的な問題も引き起こしていった.

CCCDに関する議論・問題は非常に多くあり,全て取り上げることは困難なので,詳細はWikipedia等を参考にされたい.

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%ABCD)

(http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20090811,00.htm)

2005年頃になると,CCCDリリースしていた音楽レーベルの一部はその有効性を疑問視し,

CCCDの利用を撤廃する方向に流れていった.

一方,このころ,アメリカ合衆国ではYouTubeとよばれる,動画共有サイトが登場しだした.

YouTubeサービス開始間もない2005年の12月にはすでに,NBCの人気テレビ番組である,

サタデー・ナイト・ライブNBCの許可無くアップロードされていた.

当時のYouTubeアメリカサイトであり,言語も全て英語であったが,日本からの利用も非常に多かった.

しかしながら,著作者の許可を得ずにアップロードされたコンテンツも非常に多く,

権利者の多くからは問題視されていたのも事実である.

多くのコンテンツが権利者に無断でアップロードされる中,2006年6月,

ついに日本の権利者からの依頼が理由で削除された動画が確認されている.

(http://www.youtube.com/watch?v=R-fjqo3dNhg)

(http://ja.wikipedia.org/wiki/Youtube)

(http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/681572.html)

これと関連した事項として,2000年代前半から現在にかけての日本における,

テレビ放送のアナログ放送からデジタル放送への以降とそれに絡む問題がある.

デジタル放送の開始当時は,通常放送にはデジタル著作権管理(DRM)は適用されていなかった.

しかしながら,デジタル放送を録画したビデオテープが,インターネットオークションで出品されているのを問題視したテレビ局は,

2004年4月5日から,全ての放送に対してDRM技術のを用いたコピーコントロールを適用した.

デジタル放送DRMは,B-CAS社が提供するB-CAS方式を用いて行われており,

原則,私的利用であっても複製物からのコピーを一度しか許さないという,非常に厳重なDRMである.

コピーワンスは,ユーザHDDレコーダなどの製造メーカからの批判が非常に強いため,メーカなどからは,

9回までコピーが出来るコピーナインなど,より緩いDRM方式なども提案されている.

しかしながら,現在の処,前述したYouTubeなどの登場も受け,コピーワンスが変更される見通しがあるとは言い難いのが実情である.

B-CAS方式,コピーワンスについても,様々な議論が行われており,ここで全てを取り上げることは困難なので,

興味のある方はWikipedia等を参照されたい.

(http://ja.wikipedia.org/wiki/B-CAS)

(http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0511/21/news003.html)

(http://www.phileweb.com/news/d-av/200708/11/19076.html)

こうして,著作者と違法利用者のいたちごっこが続く中,

日本における著作権法は改正されていき,徐々に罰則が強化されていく.

2006年には,違法コピー等に対する罰則は,最大で,10年以下の懲役,又は1000万円以下の罰金に引き上げられている.

なおここで参考として,著作権法違反とその他犯罪の罰則の比較を載せる.

著作権法違反 - 10年以下の懲役または1000万円以下の罰金もしくはこれらの併科

窃盗罪 - 10年以下の懲役又は50万円以下の罰金

強姦罪 - 3年以上の有期懲役

強盗罪 - 5年以上の有期懲役

殺人罪 - 死刑または無期もしくは五年以上の懲役


これに加え,近年,著作権保護期間の延長も叫ばれている.

現状,日本での保護期間は著作者の死後50年と著作権法で決められているが,アメリカ合衆国では死後70年となっている.

アメリカ合衆国保護期間は,もともとは,もっと短いものであったが,

ウォルト・ディズニー社の保有する著作物ミッキーマウス」の保護期間がすぎようとするたびに,保護期間が延長されるよう法改正されきた.

この延長にウォルト・ディズニー社が絡んでいるかは明らかにはなっていないが,

状況証拠のみでアメリカ著作権法は「ミッキーマウス保護法」と揶揄されている.

現在著作権保護期間延長問題について,広く意見交換・議論が行われいるものの,議論は水平線を辿っており問題の解決には至っていない.

(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E3%81%AE%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E6%9C%9F%E9%96%93)

ここで,参考までに,著作権およびその他知的財産権保護期間について,列挙する.

特許権 - 出願日から20年

実用新案権 - 出願日から6年

意匠権 - 設定登録日から15年

商標権 - 設定登録日から10年 (更新可)

著作権 - 著作者死後から50年


YouTubeなど新たなパラダイムの登場は,非常にイノベーティブなものであるが,

一方で,従来の権利者を混乱におとしいれている.

今後も議論は続くと予想されるが,各々,著作権法の冒頭に記されている一文を決して忘れずに議論を行ってくれることを願うばかりである.

(http://www.cric.or.jp/db/article/a1.html)

著作権法より抜粋

第一章 総則

第一節 第一条 通則

この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、

これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。

2007-04-10

「EMIは打つ手がなかった」――DRMフリー化と「CCCD」という無駄 そして日本は

 

学生時代と比べると、CDなんて無くても全然平気だ。

CCCDで"レコード会社"に嫌気がさしたってのもあるけど、

音楽を楽しむだけならCDじゃなきゃいけない理由はないからだ。

 

その分ライブに足が向かう様になった気がするよ。

ラジオも昔以上に聴いてるし。

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