2013-07-18

DiGiket認証専用ソフト、CypherGuard for PDFがクソすぎて驚いた

DiGiketの作品に用いられている、『DiGiketID形式の作品』というDRM付き電子書籍

昨晩初めて購入して、そのクソさに驚いた。

電子書籍に手を出したことは一度もないので、昨今のDRM付き電子書籍が、こんな惨状になっているとは思わなかった。

CypherGuard for PDFかいCCCD、nProtectの後継者

CypherGuard for PDFインストールして気付いたのだが、Windowsサービスに常駐しやがる。

  • CypherGuard cguard Service 32bit Edition
  • CypherGuard cguard Service 64bit Edition
  • CypherGuard Info Service

の3つ。

お前は音楽CDにおけるCCCDか。ネトゲのnProtectか。

一瞬、2000年代中盤に戻ったのかと思ったよ。

電子書籍DRMを付けるためにPC環境を汚染するという発想、完全に失敗したプロテクトであるCCCD/nProtectから何も進歩していないというアホらしさ。

常駐プログラムとして機能するので、セキュリティソフトブッキングし、閲覧の度に「ウイルス自動検知を無効にしていただく必要」とのこと。

利便性低すぎだろ。

低画質

CypherGuard for PDFはAdobeReaderと連携して動作するので、閲覧はAdobeReaderに限られる模様。

なので、AdobeReader特有の画像拡縮の汚さに苛まれる。

具体的には、コマや文字が歪む。漫画形式の作品を読むには致命的なんですが…

読み辛い

CypherGuardからAdobeReaderを子プロセスとして呼び出すという流れでDRM機能させているので、元から重いAdobeReaderが更に重い。

おまけにAdobeReaderの機能をフックして複製防止を実現しているので、何かする度に警告が表示されて邪魔

そもそもブルースクリーンになる

Windows7ブルースクリーンとか一年ぶりに見た。

「CypherGuard ブルースクリーン」でググると相当頻発している模様。2011年とかじゃない、今年に入ってからのブルスク報告も普通に出てくるぞ。

ゴミにも程がある。

しかアンインストールしても改善しないケースである

アンインストールしたら読めない

購入した電子書籍だが、当然DRM付きなので専用ソフトアンインストールしたら読めない。

でもインストールしておいたらブルスク誘発機、そこまで行かなくともWindows環境を常駐サービスで汚染しているんですが、それは。

CypherGuard周りに怪しい商売がウロウロしてる

CypherGuardで検索すると、大量にステマブログが引っ掛かる「コミスケ」とかいうCypherGuard対応プロテクト解除キャプチャソフト

8000前後で販売している模様。

このような碌でもない経済圏まで見る羽目になって気分が悪い。

読んでいて辛い

低画質、画像の歪み、低利便性Windows環境の汚染、AdobeReader特有のページ送りの重さ。

最低限の閲覧性を保ってない。ファイルを開き、ページ送りをするだけでストレスフルな閲覧環境の酷さ。

私はなんでこんな辛い思いをして、作品を読まなければならないんだ…

ただ、好きな作家さんの同人誌を読んで楽しみたかっただけなのに。

辛い

DRM付き電子書籍は二度と触らん。潰れてくれ。

  • 正規購入したDRMつき商品より、不正ダウンロードしたブツのほうが利便性高いから笑えるよな。 10年以上前から言われてるのに一向に変わらんね。

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