はてなキーワード: 多汗症とは
自宅で全く勉強をしない子供で、親が勉強しなさいと言うと椅子には座るが机に向かわず横に腰掛けて教科書を読むだけだったそうな。小学校のうちは良かったが、中学に入るとさすがに親も不安に思ったのだろう、塾に行かないかと言われました。
私は塾というものがどういうものか体験してみようと思い、行ってみると素直に言うことを聞いて入塾試験を受けたのでした。このときの試験がそれまで受けたどの試験よりも難しくて全然解けない。英語以外は試験なんてものは簡単だと思っていた自分は、恥ずかしい話、文字通り悔し涙を流しながら試験を受けました。手掌多汗症で答案がベトベトになるのを防ぐハンカチが他の用途でも役に立つとは思わなかったです。
どうせ落ちたとふてくされていましたが、結果が届くと最上位のクラスに受かったとのこと。試験結果には納得しかねましたが、機嫌を直した自分は週2回塾に通ってみることにしました。
塾は思ったより楽しかったです。というよりも、私からすれば学校も塾も変わらず遊びの場でした。私が来る前までは授業は生徒の反応がなくお通夜だったらしいですが、私は先生に質問されれば積極的に手を上げて答えるし、なんなら質問される前に質問を予想して答える有様でした。うざいと思っていた人もいるでしょうが、感化されたのか何なのか、授業は活気が出るようになったそうです。親は先生からそう感謝されたそうです。
そうして楽しく塾には通っていたものの、家で勉強をしないことに変わりはありませんでした。塾で勉強しているので成績が下がることはなかったですが、そのまま勉強の仕方を知らない状態で高校に入ったことは、今思えばよろしくなかったと思います。でもそれは後の話です。
理系に進みましたが、国語がかなり得意で漢字の書き以外は好きでした。その国語の授業で先生が動詞を挙げなさいと言いました。動詞の格変化をたちどころに当ててみせようというのです。
私は先生を見ているとどうしても、禿げるだの光るだの抜けるだのという動詞が連想されて仕方がありませんでした。勢いよく手を挙げてはそのような動詞を答えたものです。生徒たちは爆笑しましたが、先生は顔色一つ変えることなく淡々と格変化をすぐさま答えていかれました。さすがでした。
でも先生は凝りずに、今度は形容詞を挙げなさいと言います。子供は残酷です。皆さんのご想像の通り、薄いだの眩しいだのという形容詞が次々挙げられ、先生はやはり顔色一つ変えることなく格変化を当てては、まだ出てきていない格変化があるとガキを煽ることすらしたのでした。
後日、他の先生から、お前たちの講義の後に先生が凹んでいたけれど何かあったのか?と訊かれたときは流石に申し訳なく思ったものです。が、それを伝えることができませんでした。
最初に言うが親を恨んではない。
しかし口には出さないが産まないで欲しかったと今でも思ってる。
醜悪な容姿、ガチャついた歯並び、頭から生える縮れ毛、運動音痴、痩せの多汗症、出来損ないの脳みそ、理解力も物覚えも遅く愚鈍な脳みそ、必要な事を忘れるのとケアレスミス量産が得意な脳みそ、発達障害扱いされる脳みそ、セカンドオピニオンでも健常者認定される脳みそ、低い口語能力、コミュ障、ついていけない雑談、聞き取れない人の言葉、理解できない人の話、ノイズ、打たれ弱く脆いメンタル、他人の笑い声に怯え、他人の怒鳴り声に怯え、ひといきれに怯え、ストレスを感じると湧き出す止まらない眠気。生きていて眠い。眠い。壊れた大脳が元に戻らないのはどうやら本当のようだ。それとも元から壊れてたのだろうか。
産んでくれてありがとうっていつか言えるようになるのかな。言いたいな。学生の時の楽しい思い出なんて何一つ無かった。幼稚園の頃から登園拒否気味だったらしい。同級生達の大きな笑い声が怖くて、中学校では何をしていたのか上手く思い出せない。
近所に住む同級生達は結婚し子を産む。俺は彼女いない歴年齢で、恋人どころか定職すらままならない高卒アラサー。卒業した高校の偏差値は39だった。きっと親に感謝することが出来ない俺の代わりに感謝しているんだろう。サンキュー。
親が俺を育てた苦労も、親なりに俺を愛してくれたことも、理解はしている。それでも感謝の念がどうしても湧かない。もしも戻れるなら精子に戻って他の精子に道を譲りたい、もしもタイムマシンがあったら若い頃の父の睾丸を叩き潰したい。そうして透けて消えていく自分の体を確認してホッとしたい。
アルバイトすらままならない、単純作業ですらままならない、生きてて自他ともに不愉快を与える俺は、どうすれば親に感謝できるようになるんだろう。
せめて気が狂って言葉や感情が壊れる前に、親へ心の底からの感謝を一言でも言いたい。
生まれたくなかった。
私は軽度〜中度のワキガで、だいたい海外製のデオドラントで無臭になるレベル。でもこの先一生ワキの臭いを気にして必死にケアし続けなければいけないと思うと気が狂いそうだったので、この夏思い切って治療に踏み切った。
ただ、手術ではなく、ミラドライという皮膚を切らずに汗腺だけを焼くという施術を選択した。手術は保険適用で5万円ほど、ミラドライは30万円と値段的にはかなりの差があり、またミラドライのほうが手術よりも効果は落ちるとのこと。しかし、手術ではひどい傷跡が残る可能性があり、かつどちらの方法でも完治は不可能だということを聞いていたので、まずはミラドライを受けてみることにした。
しかしミラドライをして2週間たった今、かなり後悔している。というのも、施術後1週間足らずで汗も臭いも感じられるようになり、すでに前と同じく制汗剤に頼る生活。病院では、施術して一ヶ月は汗も臭いもほぼなくなり、3ヶ月ほどしたら、焼き切れなかった汗腺からの臭いと汗が3割程度戻る、と説明されていた。しかし、二週間後の今、もうすでに2割ほどは戻っているように感じる。なによりも、臭いが若干少なくなったことで以前よりも腋臭に敏感になってしまい、少しの臭いも我慢できなくなってしまった。
かなりショックを受けたので、再手術を検討しようとよく調べてみると、ミラドライ後は汗腺が焼けて見え辛くなってしまうため、再手術で結果を出すのは困難だということがわかった。こんなことなら、はじめから傷など恐れず、しっかり結果を出してくれる手術を選択しておけばよかった。しかし今となっては何もかも遅い……。私は、傷が残らなかったことや、すそわきがや乳首わきがを併発していなかったことを前向きに捉えて生きてゆくしかないのだろうか。
ワキガ治療にミラドライを検討している方へ、上記のような理由からあまりおすすめはできない。傷の残るリスクと、一生手術ができず臭いも改善されないリスク、どちらを取るかは人それぞれだと思うが、少なくとも私には信頼できる形成外科にて保険適用のワキガ手術を受けたほうが良いと思われる。傷も、術後2年ほど経てばノースリーブを問題なく着れるほどには目立たなくなるという体験談がある。万が一傷が残った際も、傷跡をきれいにする治療があるそうだ。
汗の量はまあまあ減ったので、多汗症の治療にはミラドライは適しているかもしれない。
余談だけど、デトランスαっていう制汗剤おすすめ。3日くらい汗を止めてくれて、かつ他の制汗剤との併用も可という有能っぷり。欧米は腋臭を持っている人間がほとんどなので、デオドラントを選ぶときには海外製のものが良いかと思う。
日常的に通えるかは体調次第です。
季節の変わり目である678月は毎年下痢が悪化し、痔瘻が腫れて、排膿してもらうために通院してます。こうなると、バスにのってても心配されるレベルになるので、そんなときに他県にいくのは無理だと思います。
学習意欲はかつてありました。中学受験のために塾通いを続け、志望校に合格しました。
今現在は持病のせいでイスにじっと座って黙々と勉強するのは難しいです。体調がいいときはできるはずです。
数学は2次方程式前までです。つまり、2次方程式は解けません。
性格はおっとりしてるといわれてきました。多汗症で暑くなると真っ赤になるので、初対面の人からは怒ってると思った。キレてると思ったといわれたことがあります。
(ちなみに、大学生のころに意を決して多汗手術をしているような美容皮膚科?に行ったことがあるけれど、市販の製品を使って多汗症になってしまったことを信じてもらえなくて、泣いて帰ってきた)
信じてもらえないと多汗症の手術してくれないの?
ビオレだか8×4だかの、さらさらパウダースプレーという製品だったと思う。素肌にスプレーすると、さらさらになるよ、というもの。
ワキにスプレーしてみたらすっごい沁みて、その日以来、多汗症になってしまった。
当時高校生だった私は、制服のシャツに出来たワキの汗ジミを見て驚いた。今までワキ汗なんてなかったから。
十数年経った今も、変わらず。シャツもブラウスもTシャツも着られないので、年中ワキ汗をかいても色が変わらないニットばかり着ている。汗取りインナーなんて全く意味が無いほどの量。それでも今まで恥ずかしい思いをたくさんしてきた。私が今専業主婦をしているのも、多分これが関係してる。
戻れるなら、そのスプレーを使う前に戻りたい。少しは人生が変わっていたかもしれない。だけど、痛みもないし、命にかかわる病気でもないし、うまくやっていくしかないんだろうなぁ、と分かってはいる。
(ちなみに、大学生のころに意を決して多汗手術をしているような美容皮膚科?に行ったことがあるけれど、市販の製品を使って多汗症になってしまったことを信じてもらえなくて、泣いて帰ってきた)
やあ、久しぶり、ふと思い立って君に手紙を書きたくなった。元気かな?元気じゃないよね、絶賛学校に行きたくない感じだよね。クラスメイトからの心無い言葉で気持ちも髪型も滅茶苦茶だよね。あ、髪型は元々だったね。
僕は今年27歳になるんだけど君に残念なお知らせが3つあるんだ。
1つめは、髪の毛を毛根から変える技術はまだ出現してないってこと。無根拠に思ってたよね「俺が20歳ぐらいのころにはそういう技術が出てる」って。残念ながら君のいる時代から14年たっても出ていないんだ。でも縮毛矯正は傷みにくくなったし、良いアイロンも出てるよ。あっ、君はまだアイロンの存在を知らないよね。ヘアアイロンっていって髪をまっすぐに伸ばす器具なんだけど、来年あたり君もつかい始めるよ。でも、君の連珠毛の酷い縮れ毛と多汗症と不器用さで大して使いこなせないんだけどね。関係ないけどハゲの治療は進んでるよ。毛髪再生治療の実用化を2020年頃までに目指してるんだってさ。凄いよね。
2つめは、君は14年経った今でもこのコンプレックスから脱却できていないってこと。君は来年から縮毛矯正をかけ始めるんだけど、それが手放せなくなって14年立った今でもかけ続けているんだ。吃驚だろう。そして君は最近人の目がとても気になるようになってきたよね。君はクラスメイトから髪質をいじられ、心無いいじりで笑われ、だんだん人と一緒にいることが辛くなってきたよね。コンプレックスのせいで無駄に人の目につくようになったよね。遺伝要因と環境要因で君はSAD(社交不安障害)をこじらせるようになるんだ。27歳の男が未だに中高生の笑い声が聞こえる度に嫌な気分になり動悸がするんだよ。未だに人の目が怖くて怖くてたまらないし、人付き合いを避けてるんだ。そうすることが心の平静を保てる唯一の方法なんだ。悲しいけど、14年後の君はこんな情けない姿になっているんだ。
2つめの時点で察しがついてるだろうけど、3つめは未だに彼女いない歴年齢なこと。高校生にもなれば彼女できるって思ってたろ?吃驚だよね。あ、そうそう、高校には無事進学できたよ、近所の馬鹿高校なんだけど先生から「受かったのが奇跡」って言われたぐらい中学卒業時の君の成績は酷いものだった。君は高校生になると3か月に1度のペースで縮毛矯正をかけるようになり縮れ毛を積極的に隠すようになるんだけど、君が高校に上がる頃には既に性格が暗くなっているんだ。昔みたいにヘラヘラ笑ってると心無いいじりの対象になってしまう恐れがあったからね。だから髪質を馬鹿にされることはないけど、髪質に怯えるようになるんだ。「〇〇君って矯正かけてる?」ってクラスメイトの女の子に見抜かれた時の恐怖とパニックは、きっと君と僕にしかわからないよ。縮毛矯正のお陰で、君はグロメンから雰囲気フツメンぐらいにはなれたんだ。そのお陰で好意を持ってくれてる女の子は2、3人居たみたいだよ。でも、この頃になると君は彼女欲しいなんて余裕はなくなるんだ。女の子やリア充(今の時代では陽キャラっていうらしいよ)の笑い声が凄い怖く感じるんだよ。「キモい」って言葉がすべて自分に宛ていい放たれてる気がするんだ。いや、実際何度か言われてるんだけどね。教室にいるだけで挙動不審になるのを隠すのが精いっぱいなんだよ。君はこれから先ずっとずっと、人の目に怯え、自信を得ることも承認欲求が満たされることもなく、擦り減りながら生きることになるんだ。あ、君は卒業間際女の子に告白されるんだけど、君は自分がどういう行動にでたかわかる?振っちゃうんだよ。何故かっていうと「天パがバレて嫌われるの怖いから」だよ。だって、子供にも遺伝するしね。髪質にいい思い出なんて何一つないもんね。
悪いことばかり書いてごめんね、さらに悪い事を書くと、僕はこれから先の君に対するアドバイスが何一つ浮かばないんだ。坊主にすれば髪と無縁の生活が送れるけど、おそらく君には髪への強い拘りが深層心理に隠れているんだと思う。だって、髪に本当に無頓着なら坊主にしてるもんね。まあ、面長で壊滅的に坊主が似合わない顔っていうのもあるけどね。ちなみに僕は今、縮毛矯正をかけたり、短髪の時はハードジェルで固めてパーマ風にしてるよ。それでも酷い縮れ毛だから、パンチパーマみたいになっちゃうけどね。
君はこの先髪について思い悩むだろう。家族からは「髪ぐらい」といわれたから周りに相談しようにもできないないし、解決の糸口が見当たらないんだよね。どう頑張っても毛根から直毛が生えることのない君は学習性無力感に陥る。14年経った今の僕は、お世辞でも「良い大人」とは言えないし、「体だけ大きくなった子供」みたいな感じなんだごめんね。精神的に酷く打たれ弱い27歳になってしまったんだ。正直周りから「社会のクズ」って言われているような、そんな生き方を今は送っている。けどね、君はこの髪のお陰で一つだけ良い長所を身に着けたんだ。それは「他人の容姿を絶対に馬鹿にしないこと」なんだ。君は普通の人よりも自分の容姿でひどく悩んできた。だから自他の容姿にとても敏感なんだ。これから先、君の身の回りの人が他人の容姿を笑うことがあるけど、君はその流れに乗っからない人間だよ。ちっぽけなことに聞こえるかもしれないけど、それは立派なことだし、今の君だからこそ学び取れることなんだとおもう。近所の顔に疾患があるおばさんがいるよね?一昨年亡くなっちゃんだけど、生前に分け隔てなく挨拶してくれる若い子は近所に君しかいなかってっ言ってたよ。学生のうちは辛い思いばかりしたけど、君のボロボロになった感性は微量ながらも誰かをちょこっとだけ幸せにできる力をもっているんだ。
正直、今の君は生きててもしんどいだけだって思ってるよね。ネックにならない普通の容姿に産まれたかったって思ってるよね。僕も未だに酷く息苦しさを感じたりするんだ、この齢で情けないよね。僕は君のことを救うことはできないけど、今なら君の心がわかる。誰も君の辛さを理解してくれないけど、僕は理解できるよ。
今日、電車で君にそっくりな髪質の中学生を見たんだ。暗い表情と自信のなさげな猫背と制御不能な剛毛連珠毛の縮れ毛は紛れもなく中学1年生の僕だった。君がこれを読むことはないだろうけど、世界で少なくとも僕だけは君の気持がわかるよ。
いつどこにいて暑かろうが寒かろうが
汗をかくだけじゃないか、と思うかもしれない。
会場に辿り着いて、順番に並び始めた。
遠くの方に憧れのアイドルがいる!
どんどん近づくアイドル、
さぁ、次はあなたの番だ!
常時汗は溢れ出てくるので意味がない。
テンパればテンパるほど汗は出る。
なんとなく伝わったと思いたい。
そんな感じである。
常に汗をかくから基本服は汗が目立たない白か黒、
頑張って紺だろうか。水色は論外、グレーは即死だ。
忘れたらその日は死んだと思って良い。
ブーツなど履いてみようものなら家に着く頃には汗まみれである。
それに防水性が高くてもベトベトしてくる。
なんとなく気付いたかもしれないが、多汗症の重症度には性格が倍率的に掛かる。
人目を気にする、気をやたら遣う、そんな人は重症度が跳ね上がる。
私は掛け値が高い。
何をするにしても多汗症が立ちはだかる。
トイレに座った後は便座を拭かないといけない。
挙げればキリがないが
そもそも、これを書いていて気になってきたが
多汗症はどの程度周知されているのだろうか?
その人は周りから見ればただの汗っかきだろうが、
この汗っかき、やたら気を遣ってくるなぁとか
手、体が触れるのを嫌がるなぁとか
そういった反応があれば優しくしてやってほしい。
最後になるが、
読んでくれてありがとうございました。
「彼女もいない、お金もない、僕の髪にお金をかけていいはずがない」そう考えると1500円の床屋さえ恐怖の対象になる。
僕の通っている学校は校則が厳しく、頻繁に短めに髪を切らなければならない。なので中学生の頃行っていた「自分で切る」という選択肢がない。
坊主という選択肢もなくはないがどうにもおっかなくてできない。今までそこまで髪を短く切ったことがないことによる未知の経験への恐怖と、多汗症で頭の汗が顔に直接垂れてくるのを防ぐために坊主にはしていない。
本当はちゃんとした床屋に行きたい。髪も洗ってもらいたいし、顔剃りもしてもらいたい。
誰か、僕の卑屈な性格の変え方わかる人いる?助けて。
いろいろ試した結果最も効果があったのが、ドラッグストアで売ってる足臭用のクリーム。朝足に塗ると夜まで臭くならないというもの。これは本当に感動的に臭くならなかった。
私も手足多汗症で足のにおいには常に悩まされてきたくちだけど、
補足 足臭に悩む増田達へ
俺の場合は手足多汗症で、仕事中も尋常じゃない量の汗が足から出て夕方になると靴を履いていても分かるぐらいの激臭を放っていた。さすがにこれはやばいと思って1年前ぐらいから足臭解消プロジェクトに取り組み始めた。数多の試行錯誤を繰り返すうちにその大部分を解消することに成功したのでそのノウハウを書き記す。
まず、足の臭いの原因には「水虫」と「雑菌の繁殖」の2種類がある。
前者についてはよく分からないので専門医に相談することをお勧めする。
雑菌が繁殖する条件としては「水分」「湿度」「温度」「栄養」などがある。
密閉された高温多湿な空間で皮膚の角質や汚れなどによって富栄養化している靴の中は雑菌にとってこの上ない環境である。
靴の臭いを解消するにはこれらに対してアプローチする必要がある。
①靴のケア
新品の靴を1日履き続けていても足はそんなに臭くならない。同じ靴を毎日履くことによってだんだんと臭いが蓄積されて臭くなっていく。元増田が言うように靴を3足以上用意し、連日で同じ靴を履かないようにするのは効果がある。無理ならインソールを頻繁に交換するでも良い。1日履いた靴は風通しの良いところに置き、なるべく早く乾燥させる。臭いを靴に溜め込まないことが大切。
あと靴はなるべく通気性の良いものを選ぶ。
元増田が言うように、靴の消臭スプレーには本当に注意が必要である。絶対に香りつきのものを使用してはならない。基本的にどんな臭いでも同じだが悪臭を良い匂いで誤魔化そうとしてもより悪臭がパワーアップするだけである。無臭のように思えるものでも、わずかな匂いが悪臭を増幅させるので、俺は使用していない。
②足のケア
良く洗う、爪を切るのは当たり前として、大切なのが角質の除去である。これに関しては専用の石鹸があるのでそれを使用すると良い。普通の石鹸よりも足裏がガサガサしなくなる。
元増田はAgのスプレーを足にかけるということだが、俺の足ではそれさえも効果がなかった。いろいろ試した結果最も効果があったのが、ドラッグストアで売ってる足臭用のクリーム。朝足に塗ると夜まで臭くならないというもの。これは本当に感動的に臭くならなかった。以降毎日欠かさず塗るようにしている。塗る前は足を拭くなど綺麗にして、指の間なども満遍なく塗ってから靴下をはく。
③靴下
有名な話だが、5本指靴下は絶対的な効果を誇る。指の間に溜まった汗は雑菌の温床であるため、それを素早く吸収できる5本指靴下はマストアイテムである。
ボロボロになったら捨てるという認識はあるのだが、普段外から見えないのでボロボロの基準がわからないのだ。
破れたり穴が開いたりすれば、とすることもできるが、破れずヨレヨレのパンツもみっともない。そのヨレヨレを眺めてはまた“まだ使えるぞ”とどこかから聞こえて捨てずにいるのだ。
シャツの下から透けてみえないようにといつも白いインナーを着ている。
先ほど洗濯物を畳んでいたときに腋、背のあたりが黄色くなっていることに気づいた。
私が特に汗をかく部分だ。シミになっていて洗濯してもとれない。
夏に着るTシャツならまだしも、インナーで外をうろうろすることはないだろう。
それにこのペースで捨てると結構な額をインナーに費やすことになる。それはもったいない。
このインナーの腋のシミには見覚えがある。
実家にいたころ、母が洗濯物を畳んでいるとき、父のインナーの腋の部分に黄色く汗シミができていたのだ。
思春期だったこともあり、汚いなあ、捨てなよと思っていた。
家計をやりくりしている親からすれば簡単に捨てることはできなかっただろう。今ならよくわかる。
それにシミができるのは意外と早い。
仕事をしてからよくわかったのだが働くと汗をかく。量はたいしたことないがいろんな場面で汗をかく。
急ぐ場面や緊張する場面、とにかく汗をかくことが多い。
決して多汗症ということではなく、休日だらだらしているとき比べると汗をかくときが多く、それが積もれば黄色くもなるだろう。
そう考えるとこのシミも少し愛おしくなってまだインナーを捨てるときではないとタンスにしまってしまった。
一体いつ捨てることになるのだろうか。