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はてなキーワード: 2006年とは

2012-02-11

東電を叩くのは他力本願

そりゃ東電原発事故被害者を全力で救済すべきで、風評被害も含めて手厚く補償しないといけないと思うよ。予測できない事故から免責なんて、そんな主張をするつもりはない。

でも俺がもし、決定権を持つ立場だったら、たとえば2006年の時点で福島第一の津波対策に予算をどのくらい出せたか津波にさらわれない位置に予備電源を移動させる決断ができたか?自信がない。

今回の津波は、「過去にあのあたりで何度もあった」という人もいるけど、実際にどのくらいのがあったのか検索してみると俺の探し方が悪いのか三陸海岸津波とか861年?のとかがヒットするだけだ。三陸海岸とはまるで地理的条件が違うし、過去最大の津波が38mだからそれに耐えられるようにしろって、福島第一に38mの津波が来るようなら三陸海岸は100m超えちゃうよ。1000年以上前津波なんて文献が信用できないし(昔の人は何かと大げさだからね)逆に言うと1000年以上来てないのに対策するって決断できる?俺にはできない。

共産党津波危険を指摘していた(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-03-02/2006030201_01_0.html)というのも、これ予備電源が流されちゃうよって内容じゃないよね。実際に起こったトラブル予言しているわけではない。正直言ってアカの手先のおフェラ豚が訳のわからないことを言ってるぜ、と思ってしまいそう。津波が来るような地震ならどうせ緊急停止しているんだし、引き波なんて1時間もすれば収まるんだからそのあと取水しても間に合うっての。っていうかピンポイントで「地下に予備電源があると冠水したときやばいよ」って指摘だったとしても、どうかな、ポンプがあるから冠水なんてしませんpgrってところだろう。

これは俺の個人的資質に欠けるところがあるからかもしれない。想像力に重大な欠陥があるせいかもしれない。でも自分東電立場になったら同じ事故を起こさないと断言できるかどうか、自信がない。

情報の値段:論文出版社学者ボイコット

2012年2月4日

The Economist


雪崩は、たった一粒の小石によって引き起こされることもある。

1月21日ケンブリッジ大学数学者 Timothy Gowers が、

長年に渡ってエルゼビア社の論文誌をボイコットしている理由について、ブログに書いた

オランダ本社を置く同社は、一流誌 CellLancet をはじめとする定期刊行誌を2000誌所有している。

ノーベル賞数学版とされるフィールズ賞を受賞した Gowers 博士は、この状況を望ましくないと考え、

今回のブログ記事が他の学者ボイコットに参加するきっかけになれば、と望んでいた。



実際、それが起こった。

Gowers のブログに感化されて、数学者 Tyler Neylon がオンライン署名サイトを設置し

そのサイトを通じて研究者2700人以上(訳注日本語執筆時点では5300人以上)が署名し、

自分研究をエルゼビアの論文誌に投稿せず、エルゼビアに投稿された論文を査読せず、エルゼビアの編集作業にも協力しない、と誓約した。

その数は、数学者表現を借りるならば、指数的に増大している。

実効性をともなっていくとすれば、大出版社にとってこれは、革命をつきつけられたようなものである



Gowers 博士による非難は3点に集約される。

第一点として、エルゼビアの製品の料金は高すぎるということ。

第二点として、論文誌の「抱き合わせ」が広く行われているために、図書館はある論文誌を購読しようとするとき、興味のない他の論文誌もセットで買わなければならないこと。

第三点として、公的資金による研究に対して政府フリーアクセスを要求することを禁じる法案(たとえば米国議会で審議に入る Research Works Act など)を支持していること。



エルゼビア側によれば、これは誤解を招く言い方だと言う。

同社の経営状態はよすぎるほど良好なのは確かだ。

2010年には、20ポンド収益に対して7億2400万ポンド11億6000万ドル)の利益を得た。利益率は36%。

しかし、同社の Director of global academic relations の Nick Fowler は、

購読料水準は業界の平均であり、ここ数年の値上げ幅は他社より低いとしている。

Fowler 博士によれば、人もうらやむエルゼビアの利益率は、同社の効率的経営の結果以外のなにものでもないという。



Neylon 博士による動議は、より広い文脈での学者出版社の衝突の表れのひとつと見ることができる。

その衝突は、オンライン出版の台頭によって、ますます鮮やかに描き出されてきた。

学者情報の自由と流動性に重きを置く文化に属しており(そもそも論文の査読と編集を無償で行っており)、

商業出版社との付き合いには、これまでも難渋してきた。

出版社情報へのアクセス課金して利益を最大化しようとする組織であり、

同時に権威ある論文誌の(すべてではないにしろ)ほとんどを掌握しているかである



一触即発の状況は長年続いていた。

2006年には、 エルゼビアが出版する数学論文Topology編集委員会の全員が、アクセスの囲い込みと料金高騰への懸念を表明して辞任した。

ドイツ出版社シュプリンガーによる論文K-theory編集委員会2007年に解散した。



多くの人は、ことが荒立てられるまでにこれほど長くかかったことに驚いている。

学者インターネットもっとも早く取り入れた人々であり、

出版社をそのサイクルから追い出すことができる環境は十分に整っていた。

実際、商業出版代替物をつくろうとする動きは何度か起こった。

コーネル大学ウェブサイト arXiv (X はカイの音のギリシャ文字を模しており、「アーカイブ」と発音される)は1991年にできた。

研究者は、まだ論文誌で出版されていない物理学論文をそこに投稿することができ、

日々数千件を越える論文投稿されている。

Public Library of Science (PLoS) は2000年にできた。

そこでは生物学医学の分野でフリー論文誌が7誌出版されている。



こうした動きへの熱意があったにも関わらず、伝統的な出版社の支配が続いたことには理由がある。

arXiv論文は、公開後に容赦ない批判にさらされることは確かなものの、投稿前に正式なピアレビューは行われない。

したがって品質はまちまちである

PLoS は一部を寄付金でまかないながらも、論文1件あたり2900ドルの掲載料を課す。

これは著者の負担となり、金策に悩む大学にとっては無視できない金額である

少なくなりつつあるとはいえ、電子版のみの出版に対する偏見もある。

ウェブ出版は紙よりも権威が低いと見なされがちなのである



こうしたことが重要なのは大学と個々の研究者が、出版した論文の数と掲載された論文誌の名声に応じて評価されるからだ。

ともすれば新しい道具に挑戦することが期待される若手研究者は、その前に既存権威ある論文誌で出版しなければならない。

さもなければ、発言力もなく昇進もない。

そして、新しい論文運命を決める力のほとんどが権威の高い論文誌にあるために、「権威」の定義は少しずつしか変わらない。



商業出版社は、たとえば読者ではなく著者から料金をとるなどといったオープンアクセスアイデアを試そうとしている。

しかボイコットが広まっていけば、ことは急激に進展する可能性もある。

けっきょくのところ、学者出版社を必要としている以上に、出版社には学者が必要なのである

突然失脚する直前まで、えてして体制側は無敵に見えるものだ。

来たる学術の春にはご用心を。

2012-01-24

http://anond.hatelabo.jp/20120124011800

ググレカス



ぐぐったら2006年の時点で話題になってるみたいだな

2012-01-03

http://anond.hatelabo.jp/20120103090055

いや別におおっぴらに語っていいでしょ。 というか語らないと始まらないんじゃないかねー。

弱者男性の話って2006年ころからか?

本当に抑圧されているのは誰か ~「フェミニズム」と「ジェンダーフリー」は別物なの?~ : 純粋ココロ 2.0

http://a-pure-heart.cocolog-nifty.com/2_0/2006/07/post_95cb.html



弱者男性、フェミから想像上の生き物扱いされることも多いけど、それって語る弱者男性が少ないからかなー、と思う。

訳してみた。

http://www.youtube.com/watch?v=Xxh-sS8Qoco&feature=player_embedded

1911年12月14日 ロアール・アムンセン、南極点に到着。

1912年4月14日 タイタニック号沈没

1913年 フォード、流れ作業方式を導入

1914年6月28日 サラエボ暗殺事件から第一次世界大戦勃発

1915年4月22日~1915年5月25日 初めて毒ガス使用

1916年2月16日1916年12月20日 ベルダンの戦い

1917年11月7日 ロシアで10月革命

1918年11月11日 第一次世界大戦終結

1918年11月9日 ヴァイマル共和制の樹立を宣言

1919年1月5日~10日 スペイン風邪の流行が頂点

1920年12月16日 寧夏、海原地震

1921年11月9日 アルベルト・アインシュタイン ノーベル物理学賞受賞

1922年10月27日~31日 ベニート・ムッソリーニローマ進軍

1923年 ドイツでハイパーインフレ

1924年1月21日 レーニン死去

1925年1月~2月 ノーム犬ぞりバルト)疾走

1926年 アル・カポネが権力の頂点に

1927年3月20~21日 チャールズ・リンドバーグがパリへ向け飛行

1928年11月18日 蒸気船ウィリー初演(ミッキーマウス初登場)

1929年10月29日 1929年のウォール街大暴落「暗黒の木曜日

1930年3月12日 ガンジー、「塩の行進」

1930年6月30日 第一回サッカーワールドカップウルグアイにて)

1931年5月1日 エンパイアーステートビル開業

1932年 ワイマール共和国崩壊

1933年1月30日 ヒトラー内閣発足

1934年10月27日 毛沢東の長征

1935年9月15日 ニュルンベルグ法制定

1936年6月~1936年4月 スペイン内戦

1937年5月6日 ヒンデンブルク号爆発事故

1938年3月12日 オーストリア併合

1939年9月1日 第二次世界大戦勃発

1940年6月14日 パリ占領

1940年 ヒトラー権力の頂点へ

1941年6月22日 ドイツ、ソ連へ侵攻

1941年12月7日 真珠湾攻撃

1942年9月13日1943年2月2日 スターリングラード(現ボルゴグラード)の戦い

1943年2月13日 「全面戦争するか?」演説

1944年6月6日 ノルマンディー上陸作戦オペレーションオーバーロード)決行

1945年5月8日 第二次大戦ヨーロッパでの戦い終結

1945年8月6日 広島に原爆投下 同9日 長崎に原爆投下

1945年11月20日~1946年10月1日 ニュルンベルク裁判

1947年8月15日 インド独立

1948年6月24日~1949年5月12日 ベルリン封鎖

1949年10月1日 毛沢東、中華人民共和国の樹立宣言

1950年6月25日1953年7月27日 朝鮮戦争

1951年 朝鮮の人口?

1952年10月31日 初めて水素爆弾が炸裂

1953年6月17日 東ベルリン暴動

1954年6月4日 西ドイツワールドカップ西ドイツが優勝「ベルンの奇跡」

1955年5月14日 ワルシャワ条約制定

1956年10月29日1957年3月 スエズ危機(第二次中東戦争

1957年10月4日 スプートニク・ショック

1958年10月19日 中国で大飢饉の始まり

1959年1月1日 キューバ革命の勝利

1960年 モハメド・アリ ローマ金メダル

1961年8月13日 ベルリンの壁構築

1961年10月27日 チェックポイントチャーリーでの対峙(ベルリン危機)

1962年10月14日~28日 キューバ危機

1963年6月26日 「私はベルリン市民である」演説

1963年11月22日 J・F・ケネディ暗殺

1964年8月2~4日 ベトナムアメリカ爆撃される(トンキン湾事件)

1965年 ベトナム戦争拡大 地上戦力投入

1967年6月5日~10日 六日戦争(第三次中東戦争

1968年1月30日9月23日 テト攻勢

1969年7月20日 初めて月に着陸

1970年4月 カンボジア侵攻

1970年4月29日 ワルシャワ礼拝?

1971年10月14日 グリーンピース設立

1972年9月5日 ミュンヘンオリンピック事件

1973年10月6日~26日 ヨム・キプル戦争(第四次中東戦争

1974年8月8日 ウォーターゲート事件

1975年4月30日 ベトナム戦争終結

1975年4月17日 クメール・ルージュ プノンペン制圧

1976年6月16日 ソヴェト蜂起

1977年3月27日 テネリフェの惨事(テネリフェ空港ジャンボ機衝突事故

1978年10月16日 法王パウロ二世 パウロ一世を嗣ぐ

1979年9月8日 「暗黒の金曜日」 イスラム革命頂点

1980年5月18日 セント・ヘレンズ山噴火

1981年3月30日 ロナルド・レーガン大統領暗殺未遂事件勃発

1982年4月2日6月20日 フォークランド紛争

1983年4月18日 アメリカ大使館爆破事件(ベイルート

1984年12月3日 ボパール化学工場事故(インド

1985年3月11日 ミハエルゴルバチョフ氏、ソビエト共産党書記長に就任

1986年1月28日 チャレンジャー事故

1986年4月26日 チェルノブイリ事故

1987年6月12日 「この壁を壊せ!」演説

1988年12月21日 ロッカビー事件(パンナム機爆破事件)

1989年11月9日 ベルリンの壁崩壊

1990年10月3日 東西ドイツ統一

1990年8月2日1991年5月5日 「砂漠の嵐」作戦(第1次湾岸戦争

1992年4月1日~1995年12月14日 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争

1993年10月3~4日 モガディシュの戦闘

1994年4月6日7月15日 ルワンダ虐殺

1995年4月19日 オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件

1996年1月21日 フランス、最後の核実験

1997年7月4日 マーズ・ローバー(火星探査車) 火星に着陸

1998年8月 モニカ・ルインスキー 不倫スキャンダル

1999年5月3日~6日 オクラホマ州で竜巻被害

2000年1月1日 ミレニアム

2001年9月11日 911攻撃(アメリカ同時多発テロ事件

2002年1月1日 ヨーロッパユーロ発行

2003年3月20日 イラク戦争勃発

2004年12月26日 インド洋大地震と津波

2005年8月29日 ハリケーンカトリーナ ニューオリンズを破壊

2006年6月12日8月14日 レバノン侵攻

2007年6月 ヨーロッパ熱波

2008年10月 金融危機

2009年1月20日 バラク・オバマ大統領就任

2010年1月12日 ハイチ大地震

2010年4月20日 メキシコ湾原油流出事故 ディープウォーター・ホライズン炎上沈没事故

2011年 アラブの春

2011年3月11日 東日本大震災と津波

2011年3月 福島第一原発事故

2012 ?

10分どころか、6時間くらいかかったorz

それに、作ったの多分アメリカ人だから、日本にとっての重大事件(オウムとか)は入ってないんだよね。ハイチ地震があるのに、阪神・淡路大震災がないのも明らかに片手落ちでしょう。

(調べてみたら、どちらもM7クラス

2011-11-20

http://anond.hatelabo.jp/20111119094612

要するに利用者に公開内容の詳細が明確に知らされていないのと、利用者自身に公開内容を制御できないって点だけだろ、それ。

しかも公開される内容は、IDと、そいつがどんなゲーム遊んだか、どんな番組を録画したか、程度なんだろ。いやまあ問題っちゃ問題だけど、ソニー側が規約を直してゲーム機ファームウェア(?)をアップデートすれば解決する問題だよな。




調べてみたら、PS3が発売された2006年からずっとこの仕様だったらしいんだけど、アメリカとかじゃ問題視されてないんだろか。まあ問題視されてたら速攻で修正されてるはずだから、実際は問題視されてないんだろうけど。

というか、発売から今日までの5年間日本の誰一人として気づいていなかったというのが情けないよな。海外だとアメリカ欧州PS3公式サイトID検索ページとか堂々と公開されてるのに。

今年春頃の情報流出問題の時にもこれを指摘してる人は誰もいなかったみたいだし、なんか日本ゲームってメーカーだけじゃなくユーザー側も予想以上に劣化してるんじゃないか

2011-11-08

2006~2011(暫定)、各年の増田トップ記事

2009年増田記事が人気エントリーにあがってたので、昔の増田はどんなものかと気になって

簡単だけどまとめてみた。さっくりやったので数字間違いがあるかもしれないが。

2006年からトップ数、平均値とも増加していってるのに、2009年の異常値はいったいなんなのだ。



2011年人気順 : http://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=count&url=http%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2F2011

トップ 3143users、トップ10平均 2352users

2010年人気順 : http://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=count&url=http%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2F2010

トップ 3111users、トップ10平均 1355users

2009年人気順 : http://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=count&url=http%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2F2009

トップ 7133users、トップ10平均 2451users

2008年人気順 : http://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=count&url=http%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2F2008

トップ 1896users、トップ10平均 1219users

2007年人気順 : http://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=count&url=http%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2F2007

トップ 1614users、トップ10平均 869users

2006年人気順 : http://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=count&url=http%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2F2006

トップ 402users、トップ10平均 141users




雑 : http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/

トップページブックマーク数は 706users

2011-11-04

現実に逃避しよう

あーもうわかんない。おばあちゃん死なないでください。膵臓癌なんかで死なないでください。全身に転移してもう腹水たまってなんて…悪い夢だよね。うん、これは夢だ。夢に決まってる。現実じゃないよ。現在は並べて非現実に違いない。今は2006年くらいで私はまだ大学生でおばあちゃんは健康なんです。絶対そうです。私は今から現実に逃避しま

2011-11-01

turimotonaoki

2006年タイ売春婦に対する調査では、10%がお金が有っても売春を続けると回答しており、売春業を嫌いだと回答した者は8%に過ぎない。

タイフリー売春婦について http://www.npo-gina.org/pasd/GINA/sub4-p.htm

この統計から判断するに、売春楽しいと思ったりお金が貰えなくても続ける人は一定数居るでしょうね。

日本でも中村うさぎという小説家が、お金ではなく自分に女としての価値が残っているかを試すという目的性風俗店で働いていましたし。


http://anond.hatelabo.jp/20111031192301

2011-10-30

つらつらと、日本自動車産業の置かれた状況について考えてみた。

自動車産業が抱える問題って、現在の日本の置かれた状況を象徴するものだよなぁ、と思い、少し掘り下げて考えてみた。「推測」と書いたのは、バックデータ・統計資料にわざわざ時間をかけてあたる暇はないので、状況証拠だけで考えていくということだ。暇な人、もしくは自動車産業関係者のマーケターの方、もしくはマクロ経済の専門家様、データを元にこの推測、といいますか仮説を検証してみてくださいませ。

若者の嗜好が変われば万事解決、なのか

自動車の国内市場規模は縮小の一途。特に若者がクルマに興味を持ってくれない。」というのが、業界的に広く共有された悩みのよう。その典型的な事象の捉え方が痛いニュースのこの記事。

痛いニュース(ノ∀`) : “若者、車離れ” 日本国内で車売れない…トヨタ、本気でアイデア募集 - ライブドアブログ

この2ちゃんねるまとめブログで、板の題材として選ばれている記事がこれ。

国内で車売れない危機打開策 トヨタ本気でアイデア募集 (1/2) : J-CASTニュース

ま、痛いニュースJ-CASTなので、、、、、でも、こういうメディアって、一般的な状況の捉えられ方やルサンチマン的なストレスを推し量るには本当に都合がいい。でもJ-CASTの元記事にはファクトデータも載っている。ちょっと引用してみると、

国内での販売は2年連続の減少だ。ダイハツ工業日野自動車を含めたトヨタグループ販売は前期比同4%減の227万台と、米国販売との差が広がる一方だ。国内市場全体の落ち込みより減少幅が小さかったため、トヨタシェア軽自動車除く)は過去最高の45.8%まで上昇したが、トヨタ車単独で11万台の減では、シェア上昇も手離しで喜べない。

国内の自動車需要(全需)は、2006年度の軽を除いた日本国内の新車販売は前年度比8.3%減の358万台と、29年ぶりの低水準だ。登録車市場の低迷の原因としては、経済性や実用性を求めて軽自動車に人気が移っている影響とされてきた。しかし、軽を加えても同4.1%減の561万台であり、国内市場全体が収縮していることが鮮明になっている。

要は、

ってこと。ちなみにこの元記事は1997年という4年前のもの。

で、その対策として当時のトヨタは、

トヨタは06年末に社内横断的なチームを立ち上げ、国内低迷脱却のアイデアを懸命に探り始めた。

対策チームは、自動車という商品の枠内だけで解答は出さず、地域や社会全体の問題の中で消費を喚起する自動車を改めて模索している。携帯電話などの情報関連の支出が増えた若者の「車離れ」や、少子化による若年人口の減少による市場構造の変化を深刻に受け止め、車が売れなくなった構造要因に真剣に目を向けざるを得ない。地域ごとの特性や家庭の年代構成、消費者の行動なども踏まえて自動車市場全体を抜本的に洗い直そうというものだ。

少子化対策は政府でも有効策を打ち出せていない難題中の難問だ。それでも、トヨタ渡辺捷昭社長は「国内市場を活性化するためには、何よりも市場創造型のいい商品を投入することだ。地域の活性化を含めて、いろんな手を打っていきたい」と、社内チームの試みに大きな期待を寄せている。

というわけで、「国内市場をどうにか活性化させるための手を打ちたいと考え、具体的なアクションを起こしている」というメッセージを打ち出したわけですね。

それに対して2ちゃんねる側の反応はだいたい2分されていて、

  • 魅力のあるクルマを作らないメーカーが悪い (元記事がトヨタを取り上げているので、トヨタが槍玉にあがっているけれど、だからといって、他社のを褒めているわけじゃないから、国内メーカー全体に対して同じように思っているのだろう。海外メーカーはout of 眼中なのかな?)
  • トヨタを含む大企業が賃金を抑制するから、われわれは車を買う金を持っていない。そりゃ売れるわけ無いだろう!

となっている。

で、このあと2010年になってどうなったかというと、、、、市場動向、トヨタの対応、そしてネット民wの反応がツンダオワタ情報にまとめられている。(本当は産経新聞の元記事URLを引きたかったのだが、既に削除済み。というわけで、元記事の存在証明はないところはご容赦を。(だから、論文とかでは、データとしては使えないなぁ、、、増田で使うのが精一杯。)

豊田社長「マスコミは若者の車離れと言うが、離れているのは私達メーカーではないのか」 - ツンダオワタ情報

まずはトヨタがどのような手を売ったのかというと、、

トヨタは今年1月に「スポーツ車両統括部」を立ち上げ、スポーツカーの企画や開発に関する最終権限を経営陣から現場に移譲。スポーツカーの復活とともに、走る楽しみを演出する複数の

 プロジェクトが始動している。足回りの良さにこだわった特別仕様車を相次ぎ発売。4人乗りで世界最小の「iQ」6速MT搭載限定車は予約開始から1週間で完売。

9月3日。強い日差しの下、静岡県小山町富士スピードウェイで、1台のスポーツカーが強烈なエンジン音を響かせていた。12月から世界限定500台で販売が予定されている高級

 スポーツカーレクサスLFA」(価格3750万円)。報道関係者らを対象にした試乗会が行われていた。LFAの最高時速は325キロだが、この日は1周4.5キロのコースを約2分で駆け抜けた。「ハンドルを握ったときにドキドキ、ワクワクするクルマをつくりたい」自らレースにも参戦する豊田社長は常にこう言い続けてきた。

つまり、

のようにスポーツカーに活路を見出そうとしているよう。

でも、その結果は、、、、「文中の」ファクトデータを洗ってみると、、

クルマが売れない。昨年の国内新車販売台数は約460万台と、ピーク時(平成2年)の6割程度にまで縮小している。景気低迷が一因だが、一般的には若者のクルマ離れが最大の理由とされている。調査によると、大学生の「興味ある製品」でクルマは17位(20年度)と、40~50歳代が大学生だった当時の7位から大きく後退している。

要は、

  • 市場の縮小は継続している
  • 大学生の間で車に対する興味は薄れている

ということ。ただし、MTのiQは限定台数を売り尽くしたし、Wikipediaの記述を見るかぎり、LFXもきちんと台数は捌けているよう。要は、「作ったクルマはちゃんと売れたけど、市場全体の構造を変えるまでに至っていない」ってことですね。それに対するネット民wの反応は、1997年痛いニュースから、全く変わっていないというのも面白いところだ。

結局のところ、市場の縮小は人口減少トレンド下では不可避。でも、せめて若年層にクルマを運転する楽しみを知ってもらい、高付加価値のクルマを継続して買ってもらえるようにすることで、市場構造の問題を少しでも緩和したい、っていうところだと思われます。少なくとも、ここまでに取り上げた情報ソースからすると、、、、ですが。

クルマがすきな若者は本当にいなくなったのか?

まず、「若者」という括りに対してツッコミがあるというのは、甘んじて受け入れよう。というか、全面的に納得せざるを得ない。で、話を単純化するために、母集団を「大学生」という括りに絞ってみることにする。大学進学率が上昇し、それによって「大学生」という母集団の性質が変化したという点については、「なぜ大学進学率が50%を超えたのか? -大学進学人口と大学数との関連-」という小樽商科大学の学報掲載記事をご覧いただければ一目瞭然。(ああ、やっと真っ当なデータリソースを挙げることができた、、、ホッ。)

であれば、「大学生」よりも、より限定した形で母集団を設定しなければ、まともな時系列比較ができない、ということになる。でも、そんな統計はまともに存在しないだろうなぁ、、、、ということで、ここからは、私の実感という超主観的な状況証拠を絡めてで話を進めたい。私は30代半ばで、某都心から50kmくらいにある某大学を職場とする人間だ。で、自分の周りがみんな全くクルマに興味がないかというと、そんなことはない。R32スカイラインをシートを始めとしてひたすら改造しながら乗っている先輩、フランスオープンカーに乗る後輩、馬鹿でかいアメリカ製SUVで駅まで送ってくれた後輩、、、、普通にいる。しかし、キャンパスの周りが整備され、駐車場の確保が難しくなったなどの事情もあるのだろうが、昔はその存在を確認できた30万円で買った中古車で大学に通い、金はなくともバス/電車という公共交通機関の利用を忌避するタイプの層は、ほとんど見ることができない。つまり、エンスー、とまではいわないかもいれないが、クルマに対しそれなりのお金を費やししている層は昔も今も、少数ながら存在していて、がんばってクルマに乗ろうという層がいなくなったということになるだろう。

無理してクルマに乗る、というインセンティブは下がっている?

30万円の中古車というと、当時の車種で具体的に言えば、10年オチのファミリアハッチバックとか、カローラⅡとかですな。当然乗り心地は良くないし、内装はパットしないし、、、でも、なぜわざわざそんなクルマを乗り回していたかというと、一番大きな理由は「クルマが無ければ不便だった」ということではないかと思うのですよ。この15年ほどで、私鉄や地下鉄の延長、新規路線開業は相次いだし、JRも湘南新宿ラインなどの直通電車をバンバン投入した。職場近辺は、15年ほど前までは、各駅停車しか止まらない私鉄の駅までバスで15分。都心に行くには2時間じゃ利かないという状況だった。かつ周囲には自動車工場と関連施設、更には清掃工場とかしかない、街だったわけで、、、、そりゃ、がんばってバイトして、クルマ買うよなぁ。逆に言えば、今となっては、無理してバイトしなきゃ手に入らないならクルマなんて買わずに、大学が斡旋してくれるUQ Wimaxルータでも買って、電車の中で課題をこなしている方がよっぽど効率的だ。

これと同じ状況が広く各大学で生じている。また、首都圏関西圏のいたる大学で、文系を中心に、バブル期に都心から30〜50km圏に新たに取得した土地に移転させた学部を、都心部の本部キャンパスに戻すというプロジェクトが進められている。というわけで、大学生の多くがクルマに乗らなくなるのは必然、というべき状況なのだ。

Fun to Driveを実感できる層とは

"Fun to Drive"というのは80年代〜90年代(だったかな?)にトヨタが掲げていたコーポレートスローガン、というかキャッチコピー。今あらためて読んでみると、いいキャッチコピーだなぁと。クルマを運転するのはやっぱり楽しいと思う。車高の低い、重心の位置が決まっているクルマって、運転技術が下手な人間でも、走らせるとむちゃくちゃ楽しい。(助手席に乗る人はたまったものじゃないわけだけれど、、、)研究者の職場というのは、普通のホワイトカラーと比べて圧倒的に交通の不便な場所に設置されていることが多い。大学しかり、企業や行政立の研究所しかり。将来的にそういった職場で、ある程度の期間働くことになったとしても、個人的にはクルマで通勤するのはできるだけ避けたいと思う。だって、遅刻の心配しながら朝必死に高速を飛ばしたり、長時間デスクワークした疲れた体で夜道を長時間かけて走って帰宅なんてしたくないじゃあないですか。しかも、クルマに乗っている限り、酒が飲めないというオチまでついてくる。正直、Fun to Driveを実感するきっかけが、自分に巡ってくる機会なんてめったにない。

タイトな仕事に従事する層が通勤でFun to Driveを感じるというのはかなり厳しい。逆に言えば、サボってもいい授業を沢山履修していたり、帰り道にドライブデートする機会が多い学生というのは、Fun to Driveを感じるのにものすごく最適化された生活をしているのだろう。もちろん、クルマで通うことが正当化されるような大学に通っている場合に限るわけだけれど、、、、

それ以外では、「もともと自宅に乗っていて楽しいタイプのクルマがあって」「工場勤務で工場隣接の寮に住んでいるから平日は閉じ込められている。近所にろくに店もないから、週末はクルマで遠出するのが趣味。店がないということは、そもそも他にお金の使い道もないし、、、」という人くらいなのではないかと思いますよ。

クルマ文化先進国?ヨーロッパの状況

まあそれでも、ものづくりニッポンの文化として、モータリゼーションは浸透し続けるべきだし、それは可能だとおっしゃる向きもあるだろう。であれば、自動車文化先進国といわれるヨーロッパの状況を見てみたい。

ヨーロッパに行くと、日本ではあまりお目にかかれないブランドのクルマをよく見かける。SKODA、SEAT、そして90年代には多少日本にも乗っている人がいたけれど、、、的なOPEL、LANCIAなどもまだまだ現役だ。注目したいのはSKODAとSEAT。この2つのブランドはAudi同様VOLKS WAGENの一ブランドなのである。SKODAはもともとチェコ、SEATはスペインメーカー。それぞれVWによって買収され、現在は中〜低価格帯のラインナップを担っている。逆にVWの高級ラインがAudi。VWは、ヨーロッパで最も販売台数が多い自動車メーカーだ。ACEA - European Automobile Manufacturers' Associationの、Year 2011 by manufacturer and by vehicle category (Enlarged Europe) <※注1:エクセルファイルへのリンクです, 注2:1月〜8月までの数値>によると、メーカーとしてのシェアは23.2%。で、問題は23.2%の内訳だ。VWブランドは全体の12.3%。高級ラインのAudiは全体の5.0%、SEATが2.3%、SKODAが3.6%である。VWはフェートンやトゥアレグなどの高級車(というか、実質中身はAudi A8・Q7ね、、、)はあれど、代数的にはごく一部だろうから、23.2%のうち、15%くらいはBセグメント以下の中小型車と推測できる。そしてVWグループ低価格帯のクルマにスポーツカーは極少数だし、Golfにしても他の車種にしても、ホットバージョンのグレードは売上のほんの少しだろう。

一方、スポーツブランドエンスーな人御用達ブランドはというと、、、ALFA ROMEOで1.0%、PORSCHEで0.3%。ボンドカーASTON MARTINもヨーロッパでは8ヶ月間で1,664台(0.0180630955651735%)しか売れていない。(これだけ売れれば十分か、、、?)ちなみにみんな大好きフェラーリは、FIATグループの中でもその他扱いされていて、数値が出されていない。っていうか、その程度のもの。ヨーロッパ階級社会が未だに色濃く残る社会なので、先祖代々馬車に乗っているような人たちが、相変わらず週末の嗜みとしてポルシェフェラーリ、はたまたブガッティランボルギーニなどのカロッツェリアリリースする少数生産の高級車に乗っているのだろう。ということは、ですよ。日本においてエンスー車のみをひたすら取り上げていたCar GraphicやNaviのような雑誌がそこそこ売れ、地方自治体立の図書館に配架され、なおかつテレビ朝日系で番組まであったというのは、どう考えてもおかしい事態、なわけですね。

じゃあ、アメリカはどうなんだ

というと、やっぱり車の運転が「好き」っていう人はそんなにいるように思えない。バック・トゥ・ザ・フューチャーの時代から、若者の憧れはSUVだったし、トヨタアメリカの若年層を攻略するために導入したサイオンだって、ラインナップはxB(日本名Bb)、xD(日本名ist)だし。アメリカ市場といえば、、、のホンダの戦略車種だって、ELEMENTやCR-VにMDX。ようは、SUVをカリフォルニアサーフカルチャーに振るか、ニューヨークヒップホップカルチャーに振るか、はたまた高級志向に走るかしか、手はなかったわけで、、、、


経済成長期にみられる特殊現象

経済成長期というのは、来年は今年よりも所得が増える人が沢山いるという状態のことだ。経済的に余裕が出来てくると、多くの人間が考えるのは生活の質的向上を図ろうというものだ。その結果、未知の様々な趣味にお金と時間を突っ込んで見ることとなる(これ、現在の中国沿海部がちょうどそういう状態)。そういった状況下で、日本のメーカーレビントレノ、MR-2、CR-X、ユーノスロードスター、FTOなど低価格でかなり走りが楽しめるスポーツカーを量産してしまうことに成功してしまう。ミドシップのツーシーターが200万円台前半とか、V−Tecエンジンを積んだ2ドアホットハッチが100万円台、車の歴史から見たら、おかしいだろう!ということですよ。更にホンダビートダイハツカプチーノ、極めつけはマツダAutozam AZ-1軽自動車なのに、ミドシップガルウィング。とんでもなさすぎる、、、、

で、いろいろ手を出してみるものの、そこそこ収入が安定する頃には、自分の趣味や可処分所得に見合った趣味だけに落ち着いていく。ま、もともとクルマで女の子にもてようと思えば、そこそこの外車や国産車でもレクサスになるだろう。中途半端に月3万円のローンとほぼ同額の維持費をクルマに突っ込むくらいなら、3万円を衣服費に使い、残り3万円でデートに誘う店のグレードを上げた方がよっぽどモテるだろう。結局日本という市場は、相も変わらず500万円オーバーのクルマを買い続けてくれる一部の層と、下駄として使うための安くて丈夫なクルマを選ぶ層(しかも、子育て期限定でワンボックスを買う層も多いと見た、っていうか00年代前半は、2シーター乗っていた人が、パパになってSTEPWGNやセレナに乗り換えを余儀なくされるというパターンが本当に多かったのですよ)と、クルマなんてそもそもいらないっていう多くの層によって形成されることとなる。下駄クルマは利益率は低いし、韓国・中国勢がブランド力を向上させていけば、取って代わられる事態も当然ありうる(それを日本にやられた先例がアメリカだ)。国内市場で利益をあげ続けようと思うならば、高級車のシェアを取りに行くしかない。そういう意味でトヨタはLexusを止める訳にはいかないし、他社は実質国内市場はあきらめかけているんじゃない、、、としか思えない。高級車ラインを展開できなければ、日本は欧州・アジア向けモデルを導入するone of themの市場という前提で戦略を立てざるを得ない(実際、日産、ホンダマツダなんかはまさしくこの戦略をとってる。マーチが全量アジアからの輸入になるなんてね、、、、)。

なぜダイハツは第三のエコカーのCMに瑛太を起用するのか?

で、以下のURLから1本のテレビCMをご覧頂きたい。トヨタグループの一員であるダイハツの企業CMだ。

テレビCM 企業CM「日本のどこかで 新しい町」篇【ダイハツ】

このCMの読み解きは、あくまでも僕の憶測にしか過ぎないのであしからず

都会でクリエイティブ(たぶん美容師とか、ショップ店員とかかな?)な仕事をしていた瑛太が、突如田舎にIターンUターン、じゃないだろうなぁ、、、)して、ガテン系(工務店)の仕事を始める。そこで、これまで乗っていたアメ車のシボレー・カマロを第三のエコカーであるダイハツの軽(ミラ・イース)に変える。生活の変化と平行して、地元の郵便局員である吹石一恵との関係が始まり、、、、というストーリーなわけだけど、設定の1つ1つに企業戦略として重要な意味合いが込められていると思うのだ。(あくまでも推測だけど、、、)

都心にはダイハツが売り込む市場など、商用車以外に大して存在しない(それでも、乳幼児を抱えるお母さんが、電車に乗れなくなったから必要に迫られて車を買うというケースは結構ある(タントのCMを参照。それにしてもダイハツのCMは、意図がすっきりはっきりして清々しいほど。マーケ的お手本ですね。)。だから、当然第一次・第二次産業(の生産部門)が経済の中心であるエリア、もっとわかりやすく言い換えると、でっかいイオンモールが唯一のデートコースという地域が、ダイハツ(とかスズキとか)の主戦場となる。

そういったエリアは、都心とは異なる理由で市場の縮小が進んでいる。まずもって、人口減少トレンドがものすごく強いということ。都心の場合出生率は下がっても、人口流入が大きいので若年層人口の減少トレンドはかなり緩和されている(というか、江東区とか、横浜市なんかは、保育園入園の待機児童問題がぜんぜん解決されないままで、、、、)。でも、地方は加速度がついて若年人口が減っているというのがまず前提となる。

その上に自動車市場を冷やす意外な要因というのが、実はイオンモールの進出ではないのかな、と個人的には睨んでいる。こう書くと、「イオンモールこそが、駅前商店街衰退の最大の要因で、だからみんなクルマを保有せざるをえないのじゃないか」というツッコミがきそうだが、たぶん逆じゃないかな、と。地方の駅前商店街なんて、もともと若年層が楽しめる娯楽や、ファッションを提供する機能を持っていなかった。だから、暇な若者に出来る時間つぶしって、女の子を誘ってドライブくらいしかなかったわけだ。例えば、90年代にものすごく売れたホンダ・S-MX は、フルフラットシートにできるだけでなく、ご丁寧にティッシュボックスまで備え付けてある。わかりやすくニーズのど真ん中をついていたわけだ。

それが、イオンモールができることで状況は一変する。シネコンタイトーとかセガとかの大規模ゲーセンやROUND1で時間は潰せるし、服を買うのも、ワールドイトキンオンワードといったアパレル大手のちょっと低価格ラインのショップレディースならば宮崎あおいがCMしてるEarth music & ecologyとか、OZOC、Melroseとか。メンズならTK Takeo Kikuchiとか。ユニセックスチャイルドで、UNIQLOに満足しない層のために、GAPとか、無印とか、COMME CA ISMとかも入っている。ABCマートがあれば、靴も含めてそんなにダサくない、というか都心で売っているものと遜色のないものが揃ってしまう。そりゃ、裏原宿テイストは無理だけど、池袋マルイサンシャインシティくらいのレベルは買えてしまう。片道30分でイオンモールにつけるのであれば、その短い時間にお金をかけるよりも、一日中過ごすイオンモールの中でお金を使ったほうが楽しいわけだ。つまり、人口が少ないだけでなく、残っている若者にもクルマに必要以上にお金をつぎ込むインセンティブがもはや存在しないということだ。

じゃあ、粛々とシュリンクする市場規模に対応するだけの資源投下をすべきか、、、というとそうは問屋がおろさない。それができない要因、それは地方に数多く存在する独立資本の販売店フランチャイジーだ。バブル崩壊後、自動車メーカーはそれぞれ、ドラスティックに販売網ネットワークを整理した。今となっては複数の販売チャネルを運営しているのは、実質的にはトヨタだけになってしまった。ただし、トヨタ・日産・三菱といったメーカーの場合、販社は一部自らが出資している法人が大半であり、スムーズに(とはいかないまでも、どうにか)店舗網の縮小、合併を進めることができた。ところが、ダイハツスズキスバルホンダ(の旧プリモ店)は、三丁目の夕日に出てくるような個人経営の自動車整備業にフランチャイジーとして販売を委託するという形態の店舗を数多く抱える。販売店網が密だということは、アフターサービスメンテナンスの質を向上させることにつながる。アフターサービスメンテナンスはアフターマーケットという業界用語があるくらい、利益率の高い市場なので、各社力を入れているわけだが、サービス水準を高めるためには、各店舗の士気が高められていることが重要だ。

販社としては、生涯価値の高い顧客、つまり長くお金を落とし続けてくれる顧客を捕まえたいというニーズを持っている。となると、地方にやってきた若年層というのが、一番欲しい顧客のプロファイルとなる。地方にやってきて、工務店という地域密着な仕事をし、地元の(たぶん)特定郵便局の職員とつきあって結婚して、、、というのは、まさしく地方の販売店にとって喉から手が出るほど欲しい顧客像だといえるだろう。こういう層に向けて、ストレートに刺さるCM、というのは、ミラ・イースの本当の想定顧客かどうかは関係ない。(実際、イースの車種CMは、ブルース・ウィリスを起用してダジャレを言わせているわけだから、瑛太のようなプロフィール、ではないことは明白。)「企業CM」して瑛太と吹石一恵が出演するCMを放映するということは、メッセージターゲットは販売店フランチャイジーなのではないかな、と。

長かったけど、結論。車好きの数は基本的には一定比率。高度成長期バブルが異常だっただけ。

小見出しで結論は言い切っちゃいましたが、基本はこれ。自動車メーカーボードメンバーや車種開発部門は既にわかっていてやっているはず。じゃなきゃ、瑛太が乗るクルマはミラ・イースにならないし、マツダスカイアクティブテクノロジ搭載車やホンダハイブリッド車に国内独自モデルが1つもない、なんて事にもならないはず。

ところが、販売部門、とくに販社といっしょにプロモーション計画を取りまとめる部門は、国内は縮小均衡で粛々とやっていく、なんてことは口が裂けても言えないはず。なので、国内販社向けマーケティング担当者が考えるべきは、シュリンクする市場環境下で、世界共通モデルをいかに低コストローカライズして、他者のシェアを奪うのか、しかないのが現状なのだと思いますよ。正直、ね。

http://anond.hatelabo.jp/20111030000741

2005年9月3日に行われた2006 FIFAワールドカップアジア地区予選 5位決定戦のウズベキスタン代表-バーレーン代表戦での誤審(本来、PKの蹴り直しとなるところをルール適用ミスで相手の間接FKとした)により、FIFAAFCから国際審判資格の無期限資格停止処分を受けた。当該試合は後日、再試合となった。 なお、当該試合FIFAが再試合を実行した、唯一の試合となっている。

「プレーに関する事実についての主審の決定は最終である」とするサッカーの競技規則を覆して再試合が行われたことについて、2006年1月17日朝日新聞コラム内で、「今後判定を覆すことを認めるルールができるなら、『トシズ・ルール』と名付けてもらい、歴史に名を残したいぐらいに考えていた。」と語っている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E5%AF%BF%E5%85%89

ちょっと調べてみて、こういう事例を見つけたんだけど

それでも高体連には権限がないの?


ていうか結局主審はそんなに絶対じゃなかった…

たとえ話みたいなことしたら再試合だわ

2011-10-15

エロ漫画古本を買うときは発行年をチェックするようにしている。

2004年から2006年位?がいい

シュリンクされているときは(ほとんどそうだが)

スマホAmazon検索アプリが便利。バーコード検索

2011-10-06

http://anond.hatelabo.jp/20111006090433

hukeって人いわく、

彼女はミクではないのですか?

ブラック★ロックシューターちゃん15歳です(推定)

http://huke.blog.shinobi.jp/Entry/103/



ファイアボールドロッセル初音ミクパクリとか言われたけど結局ファイアボール制作開始は2006年だった、とかあったしなあ

まあツインテキャラとかありふれてるよなあというのが思うところ

Java参考書

MSX-BASICからまり、今までに

Access VBA

C++

JavaScript

Python

C

をこの順番で覚えた。

これらの言語でなら自由にプログラムを書くことができる。



変り種は2006年勉強を始めたC++で、軽量言語花盛りのその時期に、CGIを書きたいがためにC++を学んだ。

C++は習得が難しい言語と言われているが、必要性を感じなかったので参考書の類は買わなかった。

他の言語もそうだ。

参考書は必要なかった。



実はC++を始める前に「独習PHP」を購入した。

これ自体は悪い本ではない。

でも結局、最初WEBアプリサービス)はPHPではなくC++で作った。



PHP哲学のなさというか、無節操さが僕には合わなかった。

この読書は、購入前に漠然と感じていたPHPへの不快感を再認識させただけだった。

そして学んだ。



「使う必然性のある言語なら参考書で学ぶ前に書き始めている」



歴史は繰り返す。

今まさに「明解Java 入門編」を購入しようか思案中なのだ。

今までJavaを避けてきたのは「ジェームズゴスリンが嫌い」あるいは「金の匂いがする」からだ。

PHP経験から言って、Java実用できないかもしれない。



Javaを覚えれば幅が広がるのは分かるんだけど…

なぜだろう、ワクワクしない。

2011-10-03

http://anond.hatelabo.jp/20111003162825

「高齢社会」の段階は過ぎて、2006年までの「高齢社会」を経て、現在は「超高齢社会」らしいね

2011-09-30

ネトウヨについて

ネトウヨについて僕が考えていることを書こうと思う。

 

この文章は割と長い。これはネトウヨに読んでもらうためにはあきらかにマイナスだ。

(1)長い文章が読めない→(2)見出しだけで内容を判断する→(3)的外れコメントをする

ご存じのとおり、これがネトウヨの黄金パターンだ。

ネトウヨの大部分は長い文章を読めない。

いや、正確には、長い文章を読めない者がネトウヨになる割合が多いのだ。

その理由は、この文章を最後まで読んでもらえばわかると思いたい。

では、なぜ僕は読まれないのに長い文章を書くのか。

それも、最後まで読んでもらえればわかると思う。

とりあえず、文章が長いというクレームは受け付けない。

ビートタケシが言うように、嫌ならただ、見なければいいのだ。

 

最初に、「ネトウヨ」という呼称を使う理由について説明したい。

 

ここでは主に、ネット上にて

反韓デモ扇動したり在日差別を行うやたらと排他主義的な人物

自分は国にろくな貢献もしていないくせにやたら無根拠に自国を誇るエセ愛国者

といった人物を指してネトウヨとしている。また、これらの人物の特徴としては

・やたらとネット上での声がでかい

・短文かコピペしか自分意見を表明できない

自分の主張を正当化させたり他人の正論を貶めるためには平気でデマを流す

無知ゆえに存在しない陰謀と戦っており、自分のみが真実を得ていると思い込んでいる

などがある。

こういった人々は基本的にネトウヨと呼ばれるのを嫌う。なぜ嫌うのかはよくわからない。

しかしたらバカにされていることに薄々感づいているのかもしれない。

でも、この文章の中ではネトウヨと呼ばせてもらう。

決してネトウヨを怒らせたいからでなく、ただ他の呼称適当ものがみつからいからだ。

 

では、まず説明したいのは、ネトウヨいか情報に踊らされているかということだ。

 

ネトウヨは言う。「メディア韓国電通民主党コントロールされている」と。

まあ、当然だが現実にそんなことはない。

そういうことを言うバカがいて、ネトウヨは簡単にそいつらに踊らされる。

メディアについて、専門家が正しく解説している文章はネット上にいくらでもあるが、ネトウヨはそういう自分たちに都合の悪いものはまず読まない。

そして、家から出たこともないような引きこもり想像で書いた落書きや、自称事情通の友人が書いた落書きだけを「真実だ」と信じ込む。

でも、残念だけど、陰謀論というのは無知人間の間からしか発生しない。無知人間の浅い想像ルサンチマンが、くだらない陰謀論を生む。

例えば、だれか国際金融マーケットに立つ一流のトレーダーで、ロスチャイルド家世界経済コントロールしているなんて陰謀論を信じている奴が一人でもいるだろうか。

一方で、「少年ジャンプ印刷部数は集英社コントロールしている」という事実は、集英社社長に聞いても、大日本印刷社長に聞いても間違いないだろう。

ある事象陰謀論事実なのかは、十分な知識をもった専門家がどのように考えているかを調べれば簡単にわかる。

もちろん、大勢の言うことがいつも正しいというわけではない。しかし、大勢の専門家が言うことは大抵の場合正しい。

これまでの歴史を振り返ってみて決して例外がないわけではないが、やはり大抵の場合専門家意見が正しい。

それを違うと思うなら、素人想像ストーリー鵜呑みにするのではなく、まずは自分の頭で考えることだ。

でも、大抵の人間はそれができない。ネトウヨになんてできるわけがない。

真実だと言い張る、嘘で耳になじみの良い、自分たちだけしか知らない(と思い込んだ)、バカみたいな情報に騙される。

から、それなら専門家の言うことを信じていた方が無難だよとアドバイスしてやりたい。

専門家並みの知見を得られないのなら、専門家の言うことをだまって信じていればよいのだ。

 

では、話が戻ってメディアコントロールの話だが、これはありえないとメディア業界が長い僕が断言する。

そして、業界のまともな人間なら、みんながみんな、「特定の団体がメディアコントロールするなんてありえない」と言うだろう。

でも、そんな現場ではだれもが知っていることが、噂話による想像しか状況を思い描けないネトウヨには理解できないらしい。

ネトウヨにもわかるようにコミケを例にしてみよう。

仮の話だが、ここ5年、販売される同人誌をすべて分析してみた結果、登場するキャラクター巨乳率が有意に大型化していることを発見したとしよう。

2006年は平均Cカップ弱程度だったのに、07年にはCカップ、09年にはDカップ11年においては平均がなんとEカップものサイズになっていた。

この事実を、コミケのことを詳しく知らない人物が分析し、理由づけしたところ、

「婚期を逃した女性たちが結託して、ロリコンを撲滅し、豊満な肉体を持つ熟女の魅力を刷りこむために行っている、つまり犯人2ch喪女だ(喪女犯人説)」

という結論に達したとする。

くだらないので例は書かないが、いくら反論されても論理的に説明できるだろう。

いざとなれば1番胸の大きい同人誌を書いている女性を連れて来たら、そんなものを書いている女性の多くは喪女だろうから、簡単に証明成功だ。

もちろん、その1番胸の大きい同人誌を書いているの女性が既婚なら、2番でも3番でもいい。

でも、そんな喪女犯人説がナンセンスなのはコミケに参加したことがある人ならだれでもわかるはずだ。

もしも同人誌の絵の胸が年々大きくなっているとすれば、それはそういう絵が流行りで、そういう絵が求められているからだ。

熟女の魅力を刷りこむなんて無駄努力のために、全作家巨乳を書くように頼んでまわるバカなんているわけがない。

仮に存在したとしても、作家がそんなことに協力するわけがない。この陰謀論はまったくもってバカらしい。

メディアコントロールされているなんてのもまったく同様だ。

どうやって全メディアに偏った報道をするように頼んでまわれるというのだ。

そんなことに協力するメディアもいるわけがない。

もちろんネトウヨは可能だと言うだろう。だが、喪女犯人だって同様に可能なのだ。

あらゆる可能性は存在するが、だからといってあらゆる真実存在するわけではない。

喪女犯人説と同様に、現代日本メディアコントロール説は明らかにナンセンスだと断言できる。

 

メディアが偏っていると憤慨しているやつは、コミケの話で言えば貧乳派だ。

とにかく巨乳同人誌が目立つのが気に入らない。

から文句を言いたいし、自分の周りはみんな貧乳派だから巨乳派が多数だなんて認められない。

でも、コミケで年々胸が大きくなるのが流行りだったように、その報道の偏りも、いわばただの流行りなのだ。

麻生が字を間違えたことばかりあんなに大きく報道したのに、民主党の○○はまったく報道されていない」

なんて言うやつがいるが、たんに麻生が字を間違えたことを多くの視聴者は見たがった。ただそれだけだ。

いや、見たくなかったなんて言うやつもいるかもしれないが、そういうやつこそ苦々しい顔をして繰り返し見ているものなのだ。

「私が見ていないから、みんなが見たくないはずだ」なんて思うのはばかげてる。

「私の周りはみんな見ていないから、ほとんどの人が見ていないはずだ」なんてのはナンセンスの極みだ。

ご存じのとおり、日本メディアはそのほとんどが営利企業だ。最大多数の人が求めるものを最優先で提供するのだ。

これはメディア論で最も重要な前提知識と言っていい。

そして、断言してもいい。日本で最も強い組織は日本政府だ。

日本メディアコントロールできるなら、確実に政府与党によってコントロールされているはずである

可能ならば、以前なら自民党、今は民主党自分たちの都合の良いようにコントロールしているはずである

しか現実では、今のテレビ新聞民主党の悪口だらけなのは言うまでもない。

 

結局のところ、メディアが偏っていると騒ぐやつらは、自分たちの望むように偏らせたいと願うやつらなのだ。

自分たちが大切だと思うニュースを、大多数が見たいニュースより目立たせろと言うバカなのだ。

重要かどうかを決めるのはお前たちではないのだ。それぞれのメディア専門家がいて、その責を持った者が決めるのだ。

「あのデモを取り上げなかった」「あの失言を取り上げなかった」

それを取り上げたとすれば、それこそが一般的には偏向報道なのだ。

それが、狭い世界にいて、自分けがすべて、ネットにいる仲間たちだけがすべてだったら、理解することができないのだ。。

貧乳派が貧乳派だけで集まり必然的に情報は偏り、制限される。

ネット貧乳派のコミュニティを覗いて、貧乳派の声が圧倒的に大きいと感じる。

から自分たちは正義だと思い、巨乳が増加するコミケを批判し、原因をねつ造する。

正確にはどっかのバカが想像で書いたフィクション真実なのだと信じ込む。今やっているのはつまり、そういうことなのだ。

しかし、残念ながら世の中の多数派は巨乳派なのだ。

まり、世の中の大多数にとって、そのデモはどうでもいいのだ。そのデモの記事なんて読みたくないのだ。

メディア中の人間は、それがよくわかっているから、この結果になるのだ。

それが情報の制限されたネトウヨには理解できないからこそ、ネトウヨ真実にたどりつくことが決してないのだ。

 

と、ここまで勢いよく書いたが、上記に一点だけ付け加えたい。

メディアコントロールできる唯一のものとして、そのメディア自身がある。つまり、「自社に直接関係する事件」はかなりの割合がなんらかの形でコントロールされる。

もちろん、自社に関係するといっても、報道媒体が「スポンサーが」なんて言うことは仕組み的にありえない。社員逮捕とか、自社の粉飾決算とか、そういう話だ。

しかし、それは民間企業として当たり前である当事者性の観点からも、裁判が終わり事実が確定するまで自社では報道すべきではないともいえる。

そして、日本ではまったく別資本メディアが無数にあるので、これを陰謀論の根拠とすることは不可能だ。

ちなみに、新聞社同士、テレビ局同士は仲間ではなくライバルだ。足を引っ張れるなら引っ張りたいとお互いに思いあっている関係だ。互いに擁護することなんてまずないだろう。

以上は蛇足だったとは思うが、僕は正直者なので念のため。

 

次に、なぜネトウヨはやたら無根拠に自国を誇るエセ愛国者なのかについて考察したい。

 

結論から言うと、彼らは他に誇るものがないからなのだ。

何かをなしとげたわけでもなく、だれかに認められた経験もない。

まりネトウヨとは、自らのアイデンティティ確立することに失敗した人間たちではないかと僕は考えている。

そういった実績や経験は年を重ねて初めて身につけられることが多い。例えば、小学生で明らかな実績や経験を誇れる人間は一握りだろう。大多数の子どもは何ももっていない。

からなのだ。

小学生から中学生の頃、親が社長だとか、親戚が芸能人だとか、自分が得たものではなく与えられたものについて、やたらと自慢する鼻つまみ者が存在したのは。

自分自身が何者でもないなら、自分自身以外から自分アイデンティティ証明するものを持ってくるしかない。

もちろん、他所から持ってきた「自分が特別(他の人とは違う)だという証明」は、自分自身で積み重ねたものに劣る。

からほとんどの人は年を重ねるにつれ、自分自身のアイデンティティを、自ら積み重ねたもの証明するようになる。

それは学校名だったり、職場名だったり、能力だったり、経験だったりするわけだ。

しかし、ネトウヨは何も持たない。正確には、何も持たないと自分で思っている者がネトウヨになりやすい。

ネトウヨ自分自身を卑下している。彼らにとって胸を張って他人に対して誇れる自分の「証明」が存在しないのだ。

 

そんなどうしようもない人物が、唯一手にすることができるのが「日本人」だということなのだ。

彼らはおそらくこう思っている。日本人西洋人には劣るが、他のアジア人よりは優秀だと。西洋人には劣ると考えているため、西洋人に認められることをすごく喜ぶ。

親日的な西洋人ネタ2chまとめブログでも人気の記事だ。一方で、アジア人(特に中国韓国人)のことを見下しているため、アジア人に対してはまずバカにしてかかる。

しかし、残念ながら本来人種に優劣などないので、人口土地の広い中国には必然的に抜かれそうになる。

その他新興国だって、遅れながらも成長をはじめ、先行した日本の地位を脅かし始める。

まあ社会が成長する過程において当然のことだし、まっとうな日本人なら、今の日本の発展を維持するか、今以上に成長させる方法を考える。

しかネトウヨはそんなことは考えられない。そもそもそんなことを考える立場にもいない。それなのに、今のアジア人を見下す立場だけは死守したい。

それだけが自分存在価値であり、人生において人を見下せる唯一の武器からだ。

そうなると必然的にネトウヨアジア人を叩く。とくに国際的な立場日本に迫りつつある中国人韓国人を叩く。自分たち自身を伸ばせないなら叩くしかない。

もちろんネトウヨがいくらわめいたところで現実は何も変わらない。でも、ネトウヨはそれしかできないからそうするしかない。

ネトウヨアジア各国は劣っていると思いたい。日本はすばらしい優秀な国だと思いたい。

しかし、本当の愛国者は、自分の国が優秀だから愛するのではない。自分の生まれ育った国だから愛するのだ。

自分の国が優秀だから愛するのが愛国者なら、失敗国家愛国者などいるはずがない。

愛国とは、親を愛する、子を愛するのと同じなのだ。ダメな親でも、ダメな子でも愛するように、愛国者自分の国を愛するものなのだ。

親の悪口を言うことも、子の愚痴を言うことがあっても親子は愛し合うように、自分の国に対し批判的な意見を言っても愛国者だということは十分にありうるのだ。

ネトウヨはなぜ違うか。なぜ自分の国が優秀だと言い張り、日本の行動や歴史を批判する日本人がいれば必要以上に叩くのか。

それはネトウヨ日本を愛しているからではなく、ネトウヨにとって日本自分アイデンティティ証明するための道具にすぎないからだ。

道具の価値を下げられそうになれば抵抗する。それはネトウヨの気持ちになれば確かに理解できる行動だ。ただし、それが健全な行動だとは言い難い。そんなものが新の愛国者なはずがない。

 

最後に、ネトウヨが内包する矛盾について語ろうと思う。

 

ワンピースという漫画がある。

どんな漫画でも映画でも小説でもなんでもよいのだが、今最も売れている漫画として、とりあえずワンピースを例にあげる。

ワンピースでは、主人公ルフィの血のつながらない兄として「エース」がいる。エースは大犯罪者の息子だ。そのために物心ついたころから差別されて育ってきた。生まれて来なければよかったと言われ、多くの人に憎まれた。

物語が進み、エースは白ひげという海賊出会う。エースを憎むスクアードという海賊に白ひげは言う。

「親の罪を子に晴らすなんて滑稽だ。エースがお前に何をした?仲良くやんな、みんなおれの家族だぜ」

で、ここで多くの人が感動したと思う。

ワンピース差別問題を積極的に扱っている。その差別問題のエピソードで打ち出されるメッセージはいつも「差別はよくない」だ。

ワンピース以外でも差別問題を扱った物語はいくらでもある。

よく思い出してほしい。差別されていじめられる子が登場する物語を。いつもその物語から打ち出されるメッセージは「差別はよくない」だったはずだ。

なぜ、メッセージはいつも「差別はよくない」なのか。

まあ、「差別しようぜ」というメッセージはかなりとがった媒体でもないと表現できないという理由もある。

しかし、それ以上に「差別はよくない」というのが僕らのモラル、そして常識と合致するからだ。だから多くの人が感動するのだ。

差別された悲劇に涙し、差別に打ち勝った勇気に打ち震えるのだ。それなのにネトウヨアジア人差別する。

では、彼らはワンピースに感動しないのだろうか。

いや、そんなことはない。もちろんネトウヨも人の子だ。ワンピースはともかく、なんらかの差別問題を扱ったストーリーに感銘を覚えた経験はあるはずだ。

少なくとも、ネトウヨ差別を肯定的にとらえているほど積極的に思考している人間は少ないだろう。

ここでネトウヨにおける最大の矛盾が顔を現す。

差別はいけないことであり、差別を克服する物語に感動するのに、なぜ彼らはアジア人差別するのかということだ。

まず、単純だが愚かな反論として、「差別ではなく劣っているから指摘しているだけだ」というのがある。

まあ、「それが差別だ」との一言でおわる反論だが、あえて詳しく説明しよう。

・エースは大犯罪者の血をひいているだけあり、かなりの暴れ者だった。

米国黒人犯罪を犯す可能性は白人よりもはるかに高い。

・一流の数学者科学者の大多数は男性だ。

それでも親の罪を子に晴らすなんて滑稽だし、黒人犯罪者予備軍扱いしてはならないし、女性が学びの道に進むことを阻害してはならないのだ。

なぜなら、人には人権があり、差別されず正当に生きる権利があるからだ。一部のアジア人不正おかしたからといって、「あんな国は亡びればいい」だとか「あいつらは劣等民族だ」なんて言うことは明らかに誤りである

2chネトウヨ跋扈しているスレッドでは、目を覆うような罵詈雑言が「すべての」中国人韓国人に投げつけられている。

彼らはワンピースに感動し、差別はよくないとうなずきながら、その手は差別用語を打ち続けるのだ。どうしてそのようなことがおこるのか。

続く→

http://anond.hatelabo.jp/20110930005852

2011-09-27

帰りたい場所別にみる、日本の「帰りたい 帰れない」

全国2,000万人のサビ残企業戦士のみなさま、こんばんわ。

今日仕事もないのにバリバリ残業してますか?

やけくそで「光の射す方へ」向かって、I can fly!なんてしてはいけませんよ。

 

さて、そんなみなさまの「帰りたい 帰れない」の思いを

日本楽曲から探してみました。

日本人魂の叫びを覗いていきましょう。

 

過去」に帰りたい

いきなり最初から、ど真ん中ストレート

帰りたくても帰れない代名詞が「過去」でございます

曲名 アーティスト 発売年 帰りたい場所 概要 歌詞
勇次 長渕剛 1985年 過去 若気の至り家出した
新しいスタート 岡村孝子 1991年 過去 人生の門出を前に意気込む
郷愁 斉藤和義 1997年 過去 帰省が終わって、また普段の生活に戻らないといけない
Gates of heaven Do As Infinity 2003年 過去 クスリがやめられない
手のひら re-birth MCU 2006年 過去 自分探し
鼓動 GLAY 2007年 過去 大人になるのって哀しい
矛盾だらけのWedding Song GiFT 2008年 過去 子供の頃好きだった女性が他の男と結婚した
燻-くゆる- ナイトメア 2006年 穢れなきセピア過去 汚れる前に初期衝動を思いだせ(初心を忘れたくない)

ビジュアル系バンドは汚れたくないんですねぇ。

ピュアだったあの頃……帰りたいですね。

 

「あの人の胸」に帰りたい

終わった恋は取り返しがつきません。

曲名 アーティスト 発売年 帰りたい場所 概要 歌詞
落葉の駅 八代亜紀 - 恋人 何も言わず恋人の元を飛びだして
風立ちぬ 松田聖子 1981年 恋人 恋人と別れてセンチメンタル
無言坂 香西かおり 1993年 恋人 恋人浮気したので家出した
涙の海峡 松原のぶえ 1996年 恋人 北国の冬は人肌恋しい
山吹色の木の下で タオルズ 2005年 恋人過去 いつもの風景に、昔を思い出した

松田聖子の「風立ちぬ」はカヴァー曲にリンクしました)

八代亜紀の「落葉の駅」なんて、

松任谷由実の「ルージュの伝言」って感じですね。

男が自分の為にあたふたしているのをみると

女性自分が愛されていることを知るみたいですよ。

めんどくさいですねぇ。

でも、おじさんはそういうのキライじゃないよ。

 

故郷」に帰りたい

日本歌謡曲における「北国」「津軽「海峡」の頻度は異常でございます

集団就職、出稼ぎ、懐かしいですね(ぇ

曲名 アーティスト 発売年 帰りたい場所 概要 歌詞
津軽 岩木淳 - 故郷 やけ酒してホームシック
帰りたい帰れない 加藤登紀子 1970年 故郷 から手紙ホームシック
望郷しぐれ 山本譲二 1986年 故郷 実家からの小包でホームシック
カントリー・ロード 本名陽子 1996年 故郷 もう故郷に帰れない
上野 和田青児 1999年 故郷 上野発北国行きの電車
夢千里 キム・ヨンジャ 2002年 故郷 海を荒れてたかホームシック
津軽慕情 山本謙司 2004年 故郷 酒飲んでホームシック
リンゴのふる里へ 和田青児 2005年 故郷 雲が北に流れていたのでホームシック
ひだまり 石野田奈津代 2009年 故郷 上京して大変だけど私は元気です
帰りたい 千田裕之 2010年 故郷過去 ふと思いだしてホームシック
東京シャボン玉 天童よしみ 2011年 故郷 上京したけど思い通りいかない四畳半生活
バイ マイ タウン HOW MERRY MARRY 2011年 故郷 上京して大変だけど負けないよ

昔はたまに来る手紙だったのが、

今は携帯電話インターネット24時間故郷とつながる時代。

そんな中でも、最近の若い人の歌は、

上京したての初々しさが伝わってきていいですね。

ひだまり石野田奈津代)」は、いずれ「東京シャボン玉天童よしみ)」状態になるのも、

鉄板」というやつでございますね。

頑張れ、若い人!

 

自分の家」に帰りたい

企業戦士のみなさま、いよいよ本命

我が家に帰りたい」でございます

どのように歌われているのでしょうか。

ひとつひとつ吟味していきましょう。

 

曲名 アーティスト 発売年 帰りたい場所 概要 歌詞
大迷惑 ユニコーン 1989年 マイホーム買ったら転勤を命じられたでござる

オリジナルユニコーンなので訂正)

あるあるwww

 

曲名 アーティスト 発売年 帰りたい場所 概要 歌詞
の子守唄 リサ 2009年 子どもが家にいるのに水商売自分

シングルマザーは大変やでー!

 

曲名 アーティスト 発売年 帰りたい場所 概要 歌詞
Tell me why? Lil'B 2009年 デートしてるのに恋人に冷たくあしらわれた

デートやめて家に帰っちゃえよwww

簡単に「泪」という女の武器を使うから

DV男ばっかり引き寄せちゃうんだよ!

時代はツンデレクーデレ

 

なるほど、「帰りたい 帰れない」は様々ですね。

では、みなさま、よい残業ライフを!

2011-09-08

相次ぐ中高生自殺問題について

全国的に中高生自殺が相次いでいる。場合によっては小学校高学年の児童自殺しており、ゆゆしき問題である

ここ数十年で中高生自殺が増えた理由について、1997年経済破たんによる社会人自殺者数増加が影響しているなどの見解があるが、

中高生経済問題ではなく、学校生活に起因する諸問題により自殺を決意すると考えられるため、他に理由があると考えるべきである

そこで理由の一つとして考えられるのは、インターネットの出現により、巧妙に一般人に成りすました暴力団員その他の反社会的勢力が、

その独自の資金力や行動力により、インターネットという無法地帯に勢力を拡大するという異常な現象が1999年から発生しており、

卑猥でひれるな掲示板ウェブサイトを立ち上げ、インターネットアクセスした無垢な中高生が彼らに騙されたり苛められたりすることにより、

精神的衝撃を受け、その結果自殺に走る事例が増加していると思われる。

この問題について、政府警察は、概ね2006年から学校等においてインターネットに関する指導を行ったり、保護者への指導推奨、

フィルタリングの設定といった対策を講じたりしているが、反社会的勢力が根城にしていると思われる「2ちゃんねる」という巨大掲示板1999年から秒刻みで次々にスレッドが立てられ、ほぼ休みなく続いているなど、その勢力は強大であり、そこからアングラ掲示板や、

児童生徒が直接書き込む誹謗中傷に満ちた学校掲示板、各種の風俗サイト派生しており、中高生がそれらを閲覧することに関し、

学校での指導やフィルタリングが何ら功を奏していないと推測される。すなわち、増加している中高生自殺は、

インターネットを通じて暴力団員等の卑劣価値観社会に流布され、99年以前に存在した学校教育の成果による健全社会的風潮が

かなりの程度汚染され、社会内に誹謗中傷疑心暗鬼蔓延し、その結果、うつ病等の精神的疾患を発症したり、

人間不信に陥ったりした中高生が厭世観に囚われて自殺を決意するようになったと思われる。

これに対し、インターネット掲示板等を規制すると表現の自由が奪われるという見解があるが、そもそも社会言論は公教育で設定している

公序良俗を損集することが前提とされているし、「2ちゃんねる」に書き込まれるような卑劣な門限は公共の福祉に反するものとして

表現の自由を享受するに値しない。また、これらの卑劣文言中高生精神に及ぼしている悪影響も考えると、なおさら規制の必要は高く、

国会および文部科学省は、より早い時期に規制法案を作成すべきであった。係る不作為文部科学省国会としては致命的な不作為であり、

大いに反省すべきことであると考えられる。

2011-09-06

相次ぐ中高生自殺問題について

全国的に中高生自殺が相次いでいる。場合によっては小学校高学年の児童自殺しており、ゆゆしき問題である

ここ数十年で中高生自殺が増えた理由について、1997年経済破たんによる社会人自殺者数増加が影響しているなどの見解があるが、

中高生経済問題ではなく、学校生活に起因する諸問題により自殺を決意すると考えられるため、他に理由があると考えるべきである

そこで理由の一つとして考えられるのは、インターネットの出現により、巧妙に一般人に成りすました暴力団員その他の反社会的勢力が、

その独自の資金力や行動力により、インターネットという無法地帯に勢力を拡大するという異常な現象が1999年から発生しており、

卑猥でひれるな掲示板ウェブサイトを立ち上げ、インターネットアクセスした無垢な中高生が彼らに騙されたり苛められたりすることにより、

精神的衝撃を受け、その結果自殺に走る事例が増加していると思われる。

この問題について、政府警察は、概ね2006年から学校等においてインターネットに関する指導を行ったり、保護者への指導推奨、

フィルタリングの設定といった対策を講じたりしているが、反社会的勢力が根城にしていると思われる「2ちゃんねる」という巨大掲示板1999年から秒刻みで次々にスレッドが立てられ、ほぼ休みなく続いているなど、その勢力は強大であり、そこからアングラ掲示板や、

児童生徒が直接書き込む誹謗中傷に満ちた学校掲示板、各種の風俗サイト派生しており、中高生がそれらを閲覧することに関し、

学校での指導やフィルタリングが何ら功を奏していないと推測される。すなわち、増加している中高生自殺は、

インターネットを通じて暴力団員等の卑劣価値観社会に流布され、99年以前に存在した学校教育の成果による健全社会的風潮が

かなりの程度汚染され、社会内に誹謗中傷疑心暗鬼蔓延し、その結果、うつ病等の精神的疾患を発症したり、

人間不信に陥ったりした中高生が厭世観に囚われて自殺を決意するようになったと思われる。

これに対し、インターネット掲示板等を規制すると表現の自由が奪われるという見解があるが、そもそも社会言論は公教育で設定している

公序良俗を損集することが前提とされているし、「2ちゃんねる」に書き込まれるような卑劣な門限は公共の福祉に反するものとして

表現の自由を享受するに値しない。また、これらの卑劣文言中高生精神に及ぼしている悪影響も考えると、なおさら規制の必要は高く、

国会および文部科学省は、より早い時期に規制法案を作成すべきであった。係る不作為文部科学省国会としては致命的な不作為であり、

大いに反省すべきことであると考えられる。

2011-09-04

内閣発足時の支持率上位(大平内閣以降)

小泉 (2001年4月) 87%
鳩山 (2009年9月) 75%
細川 (1993年8月) 72%
安倍 (2006年9月) 70%
野田 (2011年9月) 65%
(2010年6月) 64%

取り敢えず当時鳩山支持してた奴は表出て来て釈明してみ。

2011-08-28

ネトウヨについて

ネトウヨについて僕が考えていることを書こうと思う。

 

この文章は割と長い。これはネトウヨに読んでもらうためにはあきらかにマイナスだ。

(1)長い文章が読めない→(2)見出しだけで内容を判断する→(3)的外れコメントをする

ご存じのとおり、これがネトウヨの黄金パターンだ。

ネトウヨの大部分は長い文章を読めない。

いや、正確には、長い文章を読めない者がネトウヨになる割合が多いのだ。

その理由は、この文章を最後まで読んでもらえばわかると思いたい。

では、なぜ僕は読まれないのに長い文章を書くのか。

それも、最後まで読んでもらえればわかると思う。

とりあえず、文章が長いというクレームは受け付けない。

ビートタケシが言うように、嫌ならただ、見なければいいのだ。

 

最初に、「ネトウヨ」という呼称を使う理由について説明したい。

 

ここでは主に、ネット上にて

反韓デモを扇動したり在日差別を行うやたらと排他主義的な人物

自分は国にろくな貢献もしていないくせにやたら無根拠に自国を誇るエセ愛国者

といった人物を指してネトウヨとしている。また、これらの人物の特徴としては

・やたらとネット上での声がでかい

・短文かコピペしか自分意見を表明できない

自分の主張を正当化させたり他人の正論を貶めるためには平気でデマを流す

無知ゆえに存在しない陰謀と戦っており、自分のみが真実を得ていると思い込んでいる

などがある。

こういった人々は基本的にネトウヨと呼ばれるのを嫌う。なぜ嫌うのかはよくわからない。

しかしたらバカにされていることに薄々感づいているのかもしれない。

でも、この文章の中ではネトウヨと呼ばせてもらう。

決してネトウヨを怒らせたいからでなく、ただ他の呼称適当ものがみつからいからだ。

 

では、まず説明したいのは、ネトウヨいか情報に踊らされているかということだ。

 

ネトウヨは言う。「メディア韓国電通民主党コントロールされている」と。

まあ、当然だが現実にそんなことはない。

そういうことを言うバカがいて、ネトウヨは簡単にそいつらに踊らされる。

メディアについて、専門家が正しく解説している文章はネット上にいくらでもあるが、ネトウヨはそういう自分たちに都合の悪いものはまず読まない。

そして、家から出たこともないような引きこもり想像で書いた落書きや、自称事情通の友人が書いた落書きだけを「真実だ」と信じ込む。

でも、残念だけど、陰謀論というのは無知人間の間からしか発生しない。無知人間の浅い想像ルサンチマンが、くだらない陰謀論を生む。

例えば、だれか国際金融マーケットに立つ一流のトレーダーで、ロスチャイルド家世界経済コントロールしているなんて陰謀論を信じている奴が一人でもいるだろうか。

一方で、「少年ジャンプ印刷部数は集英社コントロールしている」という事実は、集英社社長に聞いても、大日本印刷社長に聞いても間違いないだろう。

ある事象陰謀論事実なのかは、十分な知識をもった専門家がどのように考えているかを調べれば簡単にわかる。

もちろん、大勢の言うことがいつも正しいというわけではない。しかし、大勢の専門家が言うことは大抵の場合正しい。

これまでの歴史を振り返ってみて決して例外がないわけではないが、やはり大抵の場合専門家意見が正しい。

それを違うと思うなら、素人想像ストーリー鵜呑みにするのではなく、まずは自分の頭で考えることだ。

でも、大抵の人間はそれができない。ネトウヨになんてできるわけがない。

真実だと言い張る、嘘で耳になじみの良い、自分たちだけしか知らない(と思い込んだ)、バカみたいな情報に騙される。

から、それなら専門家の言うことを信じていた方が無難だよとアドバイスしてやりたい。

専門家並みの知見を得られないのなら、専門家の言うことをだまって信じていればよいのだ。

 

では、話が戻ってメディアコントロールの話だが、これはありえないとメディア業界が長い僕が断言する。

そして、業界のまともな人間なら、みんながみんな、「特定の団体がメディアコントロールするなんてありえない」と言うだろう。

でも、そんな現場ではだれもが知っていることが、噂話による想像しか状況を思い描けないネトウヨには理解できないらしい。

ネトウヨにもわかるようにコミケを例にしてみよう。

仮の話だが、ここ5年、販売される同人誌をすべて分析してみた結果、登場するキャラクター巨乳率が有意に大型化していることを発見したとしよう。

2006年は平均Cカップ弱程度だったのに、07年にはCカップ、09年にはDカップ11年においては平均がなんとEカップものサイズになっていた。

この事実を、コミケのことを詳しく知らない人物が分析し、理由づけしたところ、

「婚期を逃した女性たちが結託して、ロリコンを撲滅し、豊満な肉体を持つ熟女の魅力を刷りこむために行っている、つまり犯人2ch喪女だ(喪女犯人説)」

という結論に達したとする。

くだらないので例は書かないが、いくら反論されても論理的に説明できるだろう。

いざとなれば1番胸の大きい同人誌を書いている女性を連れて来たら、そんなものを書いている女性の多くは喪女だろうから、簡単に証明成功だ。

もちろん、その1番胸の大きい同人誌を書いているの女性が既婚なら、2番でも3番でもいい。

でも、そんな喪女犯人説がナンセンスなのはコミケに参加したことがある人ならだれでもわかるはずだ。

もしも同人誌の絵の胸が年々大きくなっているとすれば、それはそういう絵が流行りで、そういう絵が求められているからだ。

熟女の魅力を刷りこむなんて無駄努力のために、全作家巨乳を書くように頼んでまわるバカなんているわけがない。

仮に存在したとしても、作家がそんなことに協力するわけがない。この陰謀論はまったくもってバカらしい。

メディアコントロールされているなんてのもまったく同様だ。

どうやって全メディアに偏った報道をするように頼んでまわれるというのだ。

そんなことに協力するメディアもいるわけがない。

もちろんネトウヨは可能だと言うだろう。だが、喪女犯人だって同様に可能なのだ。

あらゆる可能性は存在するが、だからといってあらゆる真実存在するわけではない。

喪女犯人説と同様に、現代日本メディアコントロール説は明らかにナンセンスだと断言できる。

 

メディアが偏っていると憤慨しているやつは、コミケの話で言えば貧乳派だ。

とにかく巨乳同人誌が目立つのが気に入らない。

から文句を言いたいし、自分の周りはみんな貧乳派だから巨乳派が多数だなんて認められない。

でも、コミケで年々胸が大きくなるのが流行りだったように、その報道の偏りも、いわばただの流行りなのだ。

麻生が字を間違えたことばかりあんなに大きく報道したのに、民主党の○○はまったく報道されていない」

なんて言うやつがいるが、たんに麻生が字を間違えたことを多くの視聴者は見たがった。ただそれだけだ。

いや、見たくなかったなんて言うやつもいるかもしれないが、そういうやつこそ苦々しい顔をして繰り返し見ているものなのだ。

「私が見ていないから、みんなが見たくないはずだ」なんて思うのはばかげてる。

「私の周りはみんな見ていないから、ほとんどの人が見ていないはずだ」なんてのはナンセンスの極みだ。

ご存じのとおり、日本メディアはそのほとんどが営利企業だ。最大多数の人が求めるものを最優先で提供するのだ。

これはメディア論で最も重要な前提知識と言っていい。

そして、断言してもいい。日本で最も強い組織は日本政府だ。

日本メディアコントロールできるなら、確実に政府与党によってコントロールされているはずである

可能ならば、以前なら自民党、今は民主党自分たちの都合の良いようにコントロールしているはずである

しか現実では、今のテレビ新聞民主党の悪口だらけなのは言うまでもない。

 

結局のところ、メディアが偏っていると騒ぐやつらは、自分たちの望むように偏らせたいと願うやつらなのだ。

自分たちが大切だと思うニュースを、大多数が見たいニュースより目立たせろと言うバカなのだ。

重要かどうかを決めるのはお前たちではないのだ。それぞれのメディア専門家がいて、その責を持った者が決めるのだ。

「あのデモを取り上げなかった」「あの失言を取り上げなかった」

それを取り上げたとすれば、それこそが一般的には偏向報道なのだ。

それが、狭い世界にいて、自分けがすべて、ネットにいる仲間たちだけがすべてだったら、理解することができないのだ。。

貧乳派が貧乳派だけで集まり必然的に情報は偏り、制限される。

ネット貧乳派のコミュニティを覗いて、貧乳派の声が圧倒的に大きいと感じる。

から自分たちは正義だと思い、巨乳が増加するコミケを批判し、原因をねつ造する。

正確にはどっかのバカが想像で書いたフィクション真実なのだと信じ込む。今やっているのはつまり、そういうことなのだ。

しかし、残念ながら世の中の多数派は巨乳派なのだ。

まり、世の中の大多数にとって、そのデモはどうでもいいのだ。そのデモの記事なんて読みたくないのだ。

メディア中の人間は、それがよくわかっているから、この結果になるのだ。

それが情報の制限されたネトウヨには理解できないからこそ、ネトウヨ真実にたどりつくことが決してないのだ。

 

と、ここまで勢いよく書いたが、上記に一点だけ付け加えたい。

メディアコントロールできる唯一のものとして、そのメディア自身がある。つまり、「自社に直接関係する事件」はかなりの割合がなんらかの形でコントロールされる。

もちろん、自社に関係するといっても、報道媒体が「スポンサーが」なんて言うことは仕組み的にありえない。社員逮捕とか、自社の粉飾決算とか、そういう話だ。

しかし、それは民間企業として当たり前である当事者性の観点からも、裁判が終わり事実が確定するまで自社では報道すべきではないともいえる。

そして、日本ではまったく別資本メディアが無数にあるので、これを陰謀論の根拠とすることは不可能だ。

ちなみに、新聞社同士、テレビ局同士は仲間ではなくライバルだ。足を引っ張れるなら引っ張りたいとお互いに思いあっている関係だ。互いに擁護することなんてまずないだろう。

以上は蛇足だったとは思うが、僕は正直者なので念のため。

 

次に、なぜネトウヨはやたら無根拠に自国を誇るエセ愛国者なのかについて考察したい。

 

結論から言うと、彼らは他に誇るものがないからなのだ。

何かをなしとげたわけでもなく、だれかに認められた経験もない。

まりネトウヨとは、自らのアイデンティティ確立することに失敗した人間たちではないかと僕は考えている。

そういった実績や経験は年を重ねて初めて身につけられることが多い。例えば、小学生で明らかな実績や経験を誇れる人間は一握りだろう。大多数の子どもは何ももっていない。

からなのだ。

小学生から中学生の頃、親が社長だとか、親戚が芸能人だとか、自分が得たものではなく与えられたものについて、やたらと自慢する鼻つまみ者が存在したのは。

自分自身が何者でもないなら、自分自身以外から自分アイデンティティ証明するものを持ってくるしかない。

もちろん、他所から持ってきた「自分が特別(他の人とは違う)だという証明」は、自分自身で積み重ねたものに劣る。

からほとんどの人は年を重ねるにつれ、自分自身のアイデンティティを、自ら積み重ねたもの証明するようになる。

それは学校名だったり、職場名だったり、能力だったり、経験だったりするわけだ。

しかし、ネトウヨは何も持たない。正確には、何も持たないと自分で思っている者がネトウヨになりやすい。

ネトウヨ自分自身を卑下している。彼らにとって胸を張って他人に対して誇れる自分の「証明」が存在しないのだ。

 

そんなどうしようもない人物が、唯一手にすることができるのが「日本人」だということなのだ。

彼らはおそらくこう思っている。日本人西洋人には劣るが、他のアジア人よりは優秀だと。西洋人には劣ると考えているため、西洋人に認められることをすごく喜ぶ。

親日的な西洋人ネタ2chまとめブログでも人気の記事だ。一方で、アジア人(特に中国韓国人)のことを見下しているため、アジア人に対してはまずバカにしてかかる。

しかし、残念ながら本来人種に優劣などないので、人口土地の広い中国には必然的に抜かれそうになる。

その他新興国だって、遅れながらも成長をはじめ、先行した日本の地位を脅かし始める。

まあ社会が成長する過程において当然のことだし、まっとうな日本人なら、今の日本の発展を維持するか、今以上に成長させる方法を考える。

しかネトウヨはそんなことは考えられない。そもそもそんなことを考える立場にもいない。それなのに、今のアジア人を見下す立場だけは死守したい。

それだけが自分存在価値であり、人生において人を見下せる唯一の武器からだ。

そうなると必然的にネトウヨアジア人を叩く。とくに国際的な立場日本に迫りつつある中国人韓国人を叩く。自分たち自身を伸ばせないなら叩くしかない。

もちろんネトウヨがいくらわめいたところで現実は何も変わらない。でも、ネトウヨはそれしかできないからそうするしかない。

ネトウヨアジア各国は劣っていると思いたい。日本はすばらしい優秀な国だと思いたい。

しかし、本当の愛国者は、自分の国が優秀だから愛するのではない。自分の生まれ育った国だから愛するのだ。

自分の国が優秀だから愛するのが愛国者なら、失敗国家愛国者などいるはずがない。

愛国とは、親を愛する、子を愛するのと同じなのだ。ダメな親でも、ダメな子でも愛するように、愛国者自分の国を愛するものなのだ。

親の悪口を言うことも、子の愚痴を言うことがあっても親子は愛し合うように、自分の国に対し批判的な意見を言っても愛国者だということは十分にありうるのだ。

ネトウヨはなぜ違うか。なぜ自分の国が優秀だと言い張り、日本の行動や歴史を批判する日本人がいれば必要以上に叩くのか。

それはネトウヨ日本を愛しているからではなく、ネトウヨにとって日本自分アイデンティティ証明するための道具にすぎないからだ。

道具の価値を下げられそうになれば抵抗する。それはネトウヨの気持ちになれば確かに理解できる行動だ。ただし、それが健全な行動だとは言い難い。そんなものが新の愛国者なはずがない。

 

最後に、ネトウヨが内包する矛盾について語ろうと思う。

 

ワンピースという漫画がある。

どんな漫画でも映画でも小説でもなんでもよいのだが、今最も売れている漫画として、とりあえずワンピースを例にあげる。

ワンピースでは、主人公ルフィの血のつながらない兄として「エース」がいる。エースは大犯罪者の息子だ。そのために物心ついたころから差別されて育ってきた。生まれて来なければよかったと言われ、多くの人に憎まれた。

物語が進み、エースは白ひげという海賊出会う。エースを憎むスクアードという海賊に白ひげは言う。

「親の罪を子に晴らすなんて滑稽だ。エースがお前に何をした?仲良くやんな、みんなおれの家族だぜ」

で、ここで多くの人が感動したと思う。

ワンピース差別問題を積極的に扱っている。その差別問題のエピソードで打ち出されるメッセージはいつも「差別はよくない」だ。

ワンピース以外でも差別問題を扱った物語はいくらでもある。

よく思い出してほしい。差別されていじめられる子が登場する物語を。いつもその物語から打ち出されるメッセージは「差別はよくない」だったはずだ。

なぜ、メッセージはいつも「差別はよくない」なのか。

まあ、「差別しようぜ」というメッセージはかなりとがった媒体でもないと表現できないという理由もある。

しかし、それ以上に「差別はよくない」というのが僕らのモラル、そして常識と合致するからだ。だから多くの人が感動するのだ。

差別された悲劇に涙し、差別に打ち勝った勇気に打ち震えるのだ。それなのにネトウヨアジア人差別する。

では、彼らはワンピースに感動しないのだろうか。

いや、そんなことはない。もちろんネトウヨも人の子だ。ワンピースはともかく、なんらかの差別問題を扱ったストーリーに感銘を覚えた経験はあるはずだ。

少なくとも、ネトウヨ差別を肯定的にとらえているほど積極的に思考している人間は少ないだろう。

ここでネトウヨにおける最大の矛盾が顔を現す。

差別はいけないことであり、差別を克服する物語に感動するのに、なぜ彼らはアジア人差別するのかということだ。

まず、単純だが愚かな反論として、「差別ではなく劣っているから指摘しているだけだ」というのがある。

まあ、「それが差別だ」との一言でおわる反論だが、あえて詳しく説明しよう。

・エースは大犯罪者の血をひいているだけあり、かなりの暴れ者だった。

米国黒人犯罪を犯す可能性は白人よりもはるかに高い。

・一流の数学者科学者の大多数は男性だ。

それでも親の罪を子に晴らすなんて滑稽だし、黒人犯罪者予備軍扱いしてはならないし、女性が学びの道に進むことを阻害してはならないのだ。

なぜなら、人には人権があり、差別されず正当に生きる権利があるからだ。一部のアジア人不正おかしたからといって、「あんな国は亡びればいい」だとか「あいつらは劣等民族だ」なんて言うことは明らかに誤りである

2chネトウヨ跋扈しているスレッドでは、目を覆うような罵詈雑言が「すべての」中国人韓国人に投げつけられている。

彼らはワンピースに感動し、差別はよくないとうなずきながら、その手は差別用語を打ち続けるのだ。どうしてそのようなことがおこるのか。

続く→

http://anond.hatelabo.jp/20110828151605

2011-08-04

社会人基礎力ってなに?」 「ググれ」

http://www.venturenow.jp/news/2011/08/03/2129_013786.html

Facebookを利用している学生社会人基礎力は、ソーシャルメディアを利用していない学生に比べて、全体的に高い傾向にあることが分かった。



ふむ。

社会人基礎力」とは、

「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力12能力要素)から構成されており、

職場地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省2006年から提唱しています


http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/kisoryoku_image.pdf

「前に踏み出す力」=主体性・働きかけ力・実行力

「考え抜く力」  =課題発見力・計画力創造

「チームで働く力」=傾聴力・発信力・柔軟性・状況把握力・規律性・ストレスコントロール

こんなんどうやって分割して調査したんだろう。

もちろん就職活動では、これらを念頭においた「実体験」が求められることでしょうね。

2011-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20110710000626

元増田へ。レスありがとう。言いたいことは十分に伝わってくる。怒りも伝わってくる。

以下、少し乱暴な物言いになるかもしれない。夜中で眠いので(暑くて眠れないのだが)、気に障る言い方をしてしまうかもしれないが、許してほしい。

 

そうか、2006年か……。不運なことだが、やはりこれを一般化してはいけない。むしろ、「自分に入ってくる情報が特殊だった」っていうことだ。ちなみに、俺は世間並み以上にニュースに接しているし、どちらかといえば「エコ志向で、原発はなければない方がいいのではないかとずっと考えてきたような人間だが、それでも、チェルノブイリについて、「最終的な死者の数は10万人から20万人くらい」なんていう話は、今はじめて聞いた。それは一部の、極端な、「反原発運動活動家」の、具体的根拠のない意見で、一般的ではない(ということは元増田はわかっていると思うが、俺の知り合いで鼻息を荒くしていた奴はわかっていなかったので……しつこくてごめんな)。「10万人から20万人」などという大雑把すぎる数値を聞かされて、真に受ける人がいるとは思えない。というより、そんな数値を鵜呑みにするのは、「絶対安全」と勝手解釈するのと同じくらい、バカなことだと思う。

 

ただ、チェルノブイリ事故から時間が経過するにつれて、一般のニュースで話題にならなくなった分、情報源として彼ら、極端な「反原発運動活動家」以外には何もなくなった時期があったことは確かだ。事故当時子供だった元増田のような人たちは、問題に関心が高ければ高いほど、彼らの歪んだ情報に接することにもなっただろう。それは気の毒だと思うし、申し訳ない。俺たちのように事故当時、ニュースを見て、ニュースの内容をだいたいは理解できていた者が、その後、チェルノブイリへの関心を失い、何がどうだったのかを伝える努力をしなかったことにも責任の一端があると思う。その点、済まなかった。もっと努力すべきだったし、根拠の薄い過激な主張にはもっとつっこみを入れるべきだったのだろう。

 

一方で、「原子力村」の「ウソ」は、彼ら活動家とは届く範囲が違っていたし、時間的な長さも違う。広く一般の人々が読む新聞で、前の投稿に例示したような「安全だという宣伝」を重ねてきた。それも、本当は地震対策が不十分なのにそれを認めなかったり、隠していたり、もっと悪いことには事故隠しやデータ捏造といったことまでやってきた。しかも彼らのバックには国家がついていた。

 

ウソだった」ことでは「原子力村」も「過激で根拠のない反原発活動家」も同じだ。しかし深刻さが違う。届く範囲が違う。今、問題とされているのは、そのことではないだろうか。

 

最後に、小バカにしているように聞こえたら済まないと思うが、

新幹線は安全です」「鉄道は安全です」「飛行機は安全です」これを「絶対安全」の主張だと思う人は「馬鹿」だといってよいでしょう。

そういう「馬鹿」を基準にしなければならないんだ。少し極端な言い方をするが、PL法製造物責任法)もそういう思想のもとにある。

 

騙された方が馬鹿からといって騙した方が免責されるかというと勿論そんなことはない。

これは本当にその通りだ。「反原発」だろうと、「原発推進」だろうと、どちらもだ。そこが、今、福島第一の事故経験した日本人が立ち帰るべき出発点ではないか、と俺は思っている。


それを改めて確認して、次の世代に「まともな国、日本」を残せるよう、努めていくのが俺たちの責任じゃないか

 

さて、そろそろ本当に眠くなってきた。蒸し暑くて寝苦しいが寝るよ。おやすみ

http://anond.hatelabo.jp/20110709232326

元増田です

俺は当時高校生だったが、そんな話は聞いたことないぞ。お前の記憶いか、当時の短絡による勘違いか、本当にそう聞かされたとしたら周りがおかしいのだろう。

「当時」はそうだったのかもしれません。そもそも「原発」はおろか「事故」もろくに理解できる年ではなかったのでわかりません。ただ、その後尾ひれがついていったのは間違いありません。たとえばこれ2006年ものです京大の今中「先生」によるものです。反原発団体で最も有名な原子力情報資料室の資料です

2003 年に結成された「チェルノブイリフォーラム」(中略)は、この20 年間の事故影響研究のまとめとして、「放射線被曝にともなう死者の数は、将来ガンで亡くなる人を含めて4000 人である」と結論した[1]。この発表を受けて世界中マスコミが「チェルノブイリ事故の影響は従来考えられていたより実はずっと小さかった」と報じた。

まり20世紀の間は少なくとも千人単位ではきかない程度の死者がいると考えられていたということです

これからは、「今中さん、チェルノブイリ事故ではどれだけの人が死んだんですか?」と聞かれたら「いまの“私の勘”では、最終的な死者の数は10 万人から20 万人くらい、そのうち半分が放射線被曝によるもので、残りは事故の間接的な影響でしょう」と答えることにしよう。

以上、私が「何千人、何万人、ともかく想像もつかない数の人が命を落としたと聞いた」というのがあながち勘違いではないと言えると思います

理系ならば「絶対」はありえないというのが常識から、すべてをその色眼鏡で見る。しか普通おっちゃんやおばちゃんたちは「事故が起こるということはないんですね」と質問して「ありません」と言われたら、それを「絶対安全」と解釈する。それが「普通」なんだ。

それは理系とかどうとかいう問題じゃないでしょ。「人間のやることに絶対があるかないか」なんてことは「常識」の問題です。「新幹線は安全です」「鉄道は安全です」「飛行機は安全です」これを「絶対安全」の主張だと思う人は「馬鹿」だといってよいでしょう。

以上、元増田皮肉意図していることは最初に読んだときにわかったが、知り合いが元増田の文章を間に受けて「自分も反原発派にだまされていた」と鼻息を荒くしていたので、一応、マジレスしておく。

いや、嘘をついて騙していたのは確かでしょ。元増田で言及した個別の点については反原発派やマスメディアの言動が行きすぎだったことは事実で、そのことは批判されるべきだと思いますよ。

私を含め、騙された方「も」馬鹿だというのは事実です(勿論、私だって元増田の内容から想像されるほどナイーブに騙されていたわけではないが、興味を持たなかった点については裏を取らずに「とりあえず『事実』の部分では嘘をついていないと信じておく」という対応を取ってしまったのは事実ではあります)。しかし騙された方が馬鹿からといって騙した方が免責されるかというと勿論そんなことはない。この種の反原発派(反原発派の全員ではない。もっとも、極端でない反原発派は最近「推進派」扱いされるらしいが)を非難することが誤りとは思えません。

もちろん、元増田を「(一部)反原発派は全て間違っている、よって反原発自体が間違っている」という風に解釈されるならそれは私の本意ではありませんし、むしろそういう短絡した論理こそが私の批判したかったことの一つでもありますが、それはあなたのご指摘箇所とは関係のないことですね。

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