はてなキーワード: 統合失調症とは
電車の中でずっとしゃべっている人がいるけれど、そういう人に対する偏見が減ったらいいなと考えた。自分はお医者さんでもないし医学部の学生でもない、ちょっと精神医学に興味がある一般人なんだけれど、そういう人たちのことを指さして笑ったり、「気持ち悪い」ってバカにしたりするところを見ると、胸が痛む。こういう人がどうしてそういう行動を取るのかを知ると、もっと優しくできると思ってまとめてみた。
それに、同じ独り言ばっかりの人でも、いろいろ違っているなって知っておくことで、どう接してあげればいいかわかるようになる気がするし、こういう病気・障害なんだって知っているだけで、「なんか怖そう」って思っちゃうのをやわらげられるかも。お医者さんじゃないから、「こうだ!」って診断できないけれど、「**なのかな?」って思うだけで、ちょっと優しくできそうな気がする。
他の人には聞こえない声が聞こえることがあって、それに返事をしてしまう。自分にしか聞こえない声は悪口であることが多くて、ついつい反論してしまったり怒鳴ってしまったりしてしまうらしい。人によっては監視されているとか自分の考えが読まれていると感じるので、心が休まらないみたい。
この特性を持った人は効いた言葉をオウム返しにしてしまう症状があるけれど、ほかにも電車の案内やCMを繰り返しつぶやくことがあるそうだ。自閉症の人は常同行動をする、つまり手のひらをひらひら動かすとか体をゆするとかで、同じような刺激を自分に与えると、安心するとのこと。
こういう特性を持った人も、同じ言葉を繰り返すことがあるみたい。
あと、これは自閉症の人もそうらしいんだけれど、自分が楽しかった気分のときに聞こえてきた言葉を繰り返すのが好きな人がいるそうだ。幸せなときにたまたま流れていたCMソングがあると、楽しいときにそれを歌っちゃう、みたいな。ニコニコしながら電車の放送を繰り返していたら、電車が好きなのかな、って気持ちで見守るといいのかもしれない。
前頭葉の働きが弱っているので、自分の思ったことがそのまま口に出てしまうことがあるみたい。あと、この病気でも妄想とか不安とかが出てくるっぽい。
汚い言葉や乱暴な言葉が無意識に出てしまう病気で、本人には悪気が全然ない。だから、小さい子がそういうことをしていても、きつく叱らないほうがいいそうだ。あまり厳しく接せられると外出が怖くなってしまうし、実際に外に行けなくなっちゃった子もいっぱいいるらしい。
酔っぱらっていて誰も聞いていないのにずっと独り言を続けるケース。職場の不満だったり同僚の愚痴だったり。そっとしておいてあげよう。
公共の場でも自分に対してツッコミを入れてしまいがち。自分もよくやる。
基本的にはそっとしておいてあげるのがいいみたい。こういう症状のある人に、独り言が出ていますよ、っていうと、戸惑ったり恥ずかしがったりしてしまうこともあるそうだ。でも、あまりにも辛そうだったり、自分を傷つけたりしているときは、駅員さんに教えてあげたりお医者さんを呼んだほうがいい。
あとは、あまりにも攻撃的な言葉を言っているときには、そっと離れるのがいいかも。
もっと詳しい人、教えてください!
何言ってるんだ? 元増田の頭の出来についての話なんかしてないぞ
林先生に「家族の統合失調症がいつまで経っても良くならない」と投稿すると
ほとんど「薬が足らない」と返事されるってことを言っただけだ
看護学校に合格したばかりの元増田が適切な薬の量を知らないのは当然であって別に頭がおめでたいわけではない
(俺も本当に足りないのかどうかは知らない。林先生が言いそうなことを考えただけだ)
症状としては幻覚や幻聴があるらしく、ときおり大声で「どっかにいけ」とか叫んでる。
ときどき物にもあたるらしく、大きな音もする。
その他さまざまな症状はあるものの、他人を傷つけたりすることはない。
10日に1度ほど市の福祉担当からの紹介で仕事(お手伝いだと思う)にいっている。
薬も飲まない。
理由としては、本人が納得できるかたちのほうがよいとのこと。
そうはいっても、本人が病気を否定しているので病院に行くことを納得することはない。
病院にいくことも薬を飲むこともないのだから症状は良くなるはずがない。
これは放っておいてもいいの?
「病識がない」のが特徴ならば、本人が納得する必要があるっていうのは矛盾じゃないか。
症状としてはそれほどひどくないものらしいけど、家族はストレスがたまる。
どうすれば入院させてもらえるんだろうか。
そりゃそうでしょう。重症度も人それぞれだし、そもそも「統合失調症」自体が単一の病気ではなく、症状や経過が似たさまざまな精神疾患が集まって起こる症候群だと考えられているのだし。それでも統合失調症という診断がついて治療を行なっている以上は一定の傾向はあるんだよ。ところで、元増田の父は還暦過ぎまでマトモな友達ができなかったのに、急に奇跡が起きて普通の友達ができたという。これを真に受ければたしかに感動的だよね。何でって感動的かって、普通に考えたらありえない話だからだよ。宗教関連か詐欺(マルチ関係)が一番現実的な線だと思うな。あとは民生委員とか訪問看護師を友達だと思い込んでるとかね。
精神疾患をもつ父親に友だちができ、家族一同毎日小躍りしている。うれしくてたまらない。
還暦を過ぎたいい大人の人間に友達が一人できたぐらいで何を大げさな、と思う御仁もあるかもしれないが、
今回ばかりは許してほしい。何せ父に友だちができたのだ。それもまともな友だちが!
父は30年以上前に統合失調症と診断され、以来入退院を繰り返している。精神疾患を抱えながらも、私達子供を食わすために
無理に働きに出てはクビになり、体調を崩して入院するという生活が10年近く続いた。そのたびに父は激しい劣等感と自尊感情の低下に
苛まれ、ことあるごとに私たち家族に「ごめんなあ、ごめんなあ」と言っていた。
私の記憶の中の父は、いつも縁側でタバコを吸いながら力なくうなだれていた。
父はとても優しく、人のことを悪く言わないという美点がいくつもある反面、口下手で気が弱かった。
そのため、精神病院の少々ガラ悪めの人々にしょっちゅう金銭とタバコをせびられていたらしい。
今思い出しても腹が立つのだが、父の退院初日の夜中にヤ〇ザみたいなおっさんから電話がかかってきて
「〇〇(父)はいるかぁ?代われ」と言ってきたので、「いません」と答えると舌打ちののちにガチャ切りしやがった。
おそらく患者仲間から退院の一報を聞いてこれ幸いとばかりに金をせびろうと考えたのだろう。
深夜に電話をかけてくる非常識さより、退院日に唯一かかってきた父の知り合いからの電話がそれか、
と情けなく悔しい気持ちになったのを覚えている。
そんなわけで、家族としても心配なので何度も転院を薦めたのだが、父は「慣れている場所がいい」といってこれを固辞した。
主治医からも不慣れな場所に移ると却って精神的に不安定になるので、本人の希望に添ったほうがいいと言われたため、
そんな中、私の兄が自死した。
突然だった。兄は父の病に一番理解を示し、毎日父に電話したり父を外に連れ出してくれていた。
私も大好きだった。兄がいたから家族が維持できていたといっても過言ではなかった。
その時の家族の、とくに父の憔悴ぶりといったらひどいもんで、ほぼ一日中どこかの部屋から誰かしらのすすり泣きが聞こえてくるような有様だった。
そんな一家総ゾンビ状態の我が家はド田舎の集落で一躍有名になり、近所のスーパーに行くとレジのオバちゃん連中から好奇と憐憫の眼差しを
一身に浴びさせられて精神的にだいぶ消耗したりした。
てなわけで私は「こんなクソみたいな場所にいられるか!俺は出ていくぜ!」とばかりにサスペンス映画だったら最初に殺されそうなセリフを吐いて
家族を残し、早々に都会に越したわけである。薄情かもしれないが、こうでもしないと家族相倒れは免れないと思ったからだ。
当然といえば当然だが、息子と娘が一気に巣立ってしまった(?)父は荒れに荒れたらしい。
勝手に怠薬する、作業所(さまざまな疾病を抱える人が社会復帰の名目でやる時給100円とかのバイト)を無断欠勤する、親戚に電話をかけまくる、
朝からパチスロに行って小遣いを全額スッてくる、母の財布から金を抜く…などなど。それはひどいもんだったらしい。
そんな調子だからすぐに体調を崩してまた精神病院に入院と相成ってしまった。
私は遠方に住んでいたため見舞いにはなかなか行けず、退院時に久々に父と対面したのだが、
半年以上入院していた父は髪もボサボサだわ歯もかけてるわで、一気に20歳くらい老けたような印象を受けた。
そんな浦島太郎ばりの体験をした父が、最近なんだかとてもうれしそうなのである。そしてたのしそうなのである。
いわゆる躁的な状態ではなく、声と態度に落ち着きがみられるのだ。以前は相手の機嫌をうかがうようなトーンで他者と話していたのだが、
最近はあきらかに雰囲気が異なる。よく笑うし、おどけるし、何より相手の調子に合わせる「余裕」があるのだ。
その原因がこの間ついに判明した。なんと父に友だちが出来たのである!!!!!!
ついでに言うと、父が自分から他者を「友だち」と呼ぶのはこの人が初めてなんである!!!!!!!
今までのヤ〇ザみたいなおっさんだったりとか、父につけ込むガラの悪い連中は全員「知り合い」と言っていただけに衝撃だった。
しかし、油断はできないのである。何せ今まで父の周囲にいた連中がロクな連中じゃなかっただけに、家族は警戒していた。
何よりこんな田舎町で「のけ者」によくしてくれる善良な人間なんかいないだろう、いたとしてもなんか道徳とか宗教とか倫理とかやってる人、
あるいは福祉関係の人で、ボランティア精神で父によくしてくれるんだろうと思っていた。ありがたいがなんだか申し訳ない気持ちが勝った。
しかし、その友だち(仮にYさんとする)はそのいずれでもないらしいのだ。日中は畑をやり、夕方に犬の散歩がてら父の家に酔って縁側で茶をすすってひとしきり世間話をしてから
家に帰っていくらしい。たまにとれたての野菜なんかをもってきては美味い食べ方をアレコレ指導していくらしい。所謂「マジで普通のおじさん」である。
マジで普通だが、思えば父の周囲にはその「マジで普通のおじさん」がぜんぜんいなかった。二言目には金かしてくれ、タバコくれと言ってくるような人ばかりであった。
父に近づく人間に警戒するクセがついてしまっている私は、失礼にあたるのでは、と思いつつも金銭のやりとりはあるのかとうかがったところ、
「全くない。逆に向こうの家に呼ばれてごちそうになる」という答えが返ってきたので仰天した。
さらにどういう話をするの、と聞いたら「コロナとか…飼い犬(老犬)の足が弱ってきたとか…」といったマジで普通の答えが返ってきた。
その普通さに、思わず私は胸が震えた。と同時に、私が父や周囲の人に無意識に抱いていたスティグマを痛感させられた。
私は「どうして誰も父のいいところに目を向けてくれないんだろう、病気という色眼鏡でしか見てくれないんだろう」と言いつつも、
心の中では「どうせ父に近寄って来る人間は下心があるに違いない」という思い込みにとらわれていたのである。猛省しなくてはならない。
田舎にはプライバシーという概念がないも同然なので、Yさんは当然父の疾患や家族の不幸なんかの情報も耳に入っているだろう。
知ったうえで父と付き合ってくれているのだ。父の様子からすると、同情などではないのだろう。深くかかわった人ならわかるが、何しろ父は性根がすごく優しいのだ。
家族以外に父のよさに気づいてくれる人がいてくれてうれしい!!!!!!だからしあわせ!!!!!
今度帰省したら縁側でおしゃべりする父とYさんにお茶を出そうと思う。そして少しばかり世間話に混ぜてもらおうと思う。
追伸
看護学校の社会人入試に合格したので、春から看護学生になります!!!!精神科の看護師目指してがんばるぞ!
ちょいとコメ返:
①どうやって暮らしてたの?→母が医療系の専門職だったおかげで家族が食っていけました。やったね!
②苦しい気持ちで読んだ。ガラの悪い人は"おそらく"精神科の知り合いで"まともな友達"ではないと言う増田が、精神科看護師を目指すのか→配慮を欠いた書き方をしてしまったことをお詫びします。父の入院先の病院では、少々暴力的な方々が医療者の見えないところで他の患者を恐喝するといった小さな事件が相次いでいたのでナーバスになっていました。
ご指摘の通り、その方々も治療の対象者であることに変わりはありません。そういった問題行動をとる方々ばかりが入院されているわけでは決してないことを強調しておくべきでした。
また、退院後の父に連絡してくる方々が高圧的な印象が強すぎたためそこだけフォーカスしてしまいました。申し訳ありません。猛省・精進します!
トランスジェンダーでゲイでレズでフェミニストでオタクでクチャラーで在日韓国人でネトウヨで発達障害で中卒で童貞で処女で団地住みで黒人で創価学会員で箸が金属でアムウェイで実家が焼肉屋で最寄駅が信濃町でギャンブル依存症で喫煙者で食パンが8枚切りで輸血拒否でメンヘラで転売ヤーで父子家庭で母子家庭でユダヤ教徒でイスラム教徒でAT免許で包茎で貧乳で親が若くて祝日国旗掲揚で吃音で左利きで帝王切開生まれでワキガで小指がなくて腕に根性焼きがあって部落でキムチが好きで月一で靖国参拝してて握り箸で元関東軍で選挙前だけ電話かけてきて徴兵経験ありで身分証が保険証で裁縫セットがドラゴンで腕だけ毛深くてアレフで彼女がアスナでプールはいつも見学で家に固定電話がなくて川沿い住みでスタートページがhao123で耳たぶが小さくて中国残留孤児の子供で統合失調症で糖尿病です…
https://blog.tinect.jp/?p=63824
https://blog.tinect.jp/?p=63872
自分に被るところがあり、少し思うところがあるので書いてみようと思いました。
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自分が「事務作業員」兼「プログラマー」として、20人ぐらいの部署に配属された時の話です。
全員にあえて聞こえる大声で間違いを指摘した後に
「これについて、何があったのか説明しろ」とプロセスの確認をして、
小さなミスを見つけながら、大体1時間以上ネチネチと怒り続ける。
本人曰く「負荷を乗り越えると人は成長するから、あえて厳しく接している」とのこと。
そんな感じなので、チームメンバーは自分に被害が来ないように最小限のことしか手を付けず、
巻き込まれたくないので誰とも会話しないような感じでした。
チームメンバーが自分の分からないところを埋めるために会話をコソコソしている感じでした。
上司の上司にも「あの説教は良くないと思う」旨の相談をしたのですが、
「あの上司がこの会社の事業の基盤を作ったから、自分も逆らうことはできない。我慢して欲しい」
という、軽く絶望を覚える返事が返ってきました。
とりあえず、部署を変えるには3年以上の在籍が必要とのことで、
そのため、休みの日には本屋で技術書を立ち読みし、いくつかは職場で読めるように購入もしました。
仕事で空いた時間に、こっそりと自分のツールを作ったりしていました。
そうしていると、上司が僕の作業スピードが他の人よりも速くて不審に思ったのか質問され、
結果、そのツールをチームで展開して、他のメンバーが担当する作業の機能も実装することとなりました。
このとき、他メンバーに「何の作業をしているのか?」と問い合わせるのですが、
ほとんどのメンバーは「これのときはこうする。何故するのか意図はわからない」といった返答で、
上司が怖いから仕方ないとは思うのですが、そこは改善ができないので、
僕は、UMLや業務分析を勉強して、なんとか数人のメンバーの要件定義をすることができ、
どうも喉の調子が良くなくて、2週間ごとに喉に激痛が走り微熱が出るようになってきたのです。
その通院の度に会社を休むため、
上司は「社会人としてどうかと思う」という説教をするようになってきました。
2年ほど過ぎた辺りでは、
身体はだるく、頭もボーっとし始めて、
殺害計画を立て、実行のための道具を購入しようとホームセンターまで来た時に、
結果としては「統合失調症」と診断されました。
いろいろと耐えてきた結果、脳内物質の「ドーパミン」が異常に出ているため、
精神に異常をきたし始めているとのことでした。
薬が効いている間は、嘘のようにスッキリして、
「ああ、この部署に来る前の、真人間の感覚ってこうだったな」と思い、
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僕が伝えたいことは、2点ほどあって。
統合失調症は、原因もわかってきて、現在は治る病気とのことです。
「ああヤバい」と思ったら、すぐに受診するのが良いと思います。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_into.html
あと、我慢しても良いことは無く、先に身体がダメになることがあるので、
逃げられるなら、逃げるべきだということです。
僕も次は、逃げようと思います。