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自分に被るところがあり、少し思うところがあるので書いてみようと思いました。
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自分が「事務作業員」兼「プログラマー」として、20人ぐらいの部署に配属された時の話です。
全員にあえて聞こえる大声で間違いを指摘した後に
「これについて、何があったのか説明しろ」とプロセスの確認をして、
小さなミスを見つけながら、大体1時間以上ネチネチと怒り続ける。
本人曰く「負荷を乗り越えると人は成長するから、あえて厳しく接している」とのこと。
そんな感じなので、チームメンバーは自分に被害が来ないように最小限のことしか手を付けず、
巻き込まれたくないので誰とも会話しないような感じでした。
チームメンバーが自分の分からないところを埋めるために会話をコソコソしている感じでした。
上司の上司にも「あの説教は良くないと思う」旨の相談をしたのですが、
「あの上司がこの会社の事業の基盤を作ったから、自分も逆らうことはできない。我慢して欲しい」
という、軽く絶望を覚える返事が返ってきました。
とりあえず、部署を変えるには3年以上の在籍が必要とのことで、
そのため、休みの日には本屋で技術書を立ち読みし、いくつかは職場で読めるように購入もしました。
仕事で空いた時間に、こっそりと自分のツールを作ったりしていました。
そうしていると、上司が僕の作業スピードが他の人よりも速くて不審に思ったのか質問され、
結果、そのツールをチームで展開して、他のメンバーが担当する作業の機能も実装することとなりました。
このとき、他メンバーに「何の作業をしているのか?」と問い合わせるのですが、
ほとんどのメンバーは「これのときはこうする。何故するのか意図はわからない」といった返答で、
上司が怖いから仕方ないとは思うのですが、そこは改善ができないので、
僕は、UMLや業務分析を勉強して、なんとか数人のメンバーの要件定義をすることができ、
どうも喉の調子が良くなくて、2週間ごとに喉に激痛が走り微熱が出るようになってきたのです。
その通院の度に会社を休むため、
上司は「社会人としてどうかと思う」という説教をするようになってきました。
2年ほど過ぎた辺りでは、
身体はだるく、頭もボーっとし始めて、
殺害計画を立て、実行のための道具を購入しようとホームセンターまで来た時に、
結果としては「統合失調症」と診断されました。
いろいろと耐えてきた結果、脳内物質の「ドーパミン」が異常に出ているため、
精神に異常をきたし始めているとのことでした。
薬が効いている間は、嘘のようにスッキリして、
「ああ、この部署に来る前の、真人間の感覚ってこうだったな」と思い、
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僕が伝えたいことは、2点ほどあって。
統合失調症は、原因もわかってきて、現在は治る病気とのことです。
「ああヤバい」と思ったら、すぐに受診するのが良いと思います。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_into.html
あと、我慢しても良いことは無く、先に身体がダメになることがあるので、
逃げられるなら、逃げるべきだということです。
僕も次は、逃げようと思います。