はてなキーワード: オートマチックとは
なのにそのオートマチックをともすれば、止めようとするのが自分というものなの。
でね、大事なのは如何にして自分という存在を人生の傍観者として置いておくのか?
これ、これが大事。
みんな馬鹿だから自分が自分の主人、主人公だなんて思ってるでしょ?
でもね、それは間違い。
それは臓器とか筋肉とかそういう部分だけの話ではなくて、あなたが「思考能力」なんてカテゴリーで区分けきてる部分、それも自動的なの。
それなのに、自動的で最も賢く導き出された思考の結論に対して、あなたはしゃしゃり出てきて、それは自分らしくないやり方だ、とかわけのわけらない介入をする。
わかって?
あなたはただ見てればいいだけだし、何も介入しなくていい。
やることといえば極めて消極的に気づくことくらい。
何もしなくていい。
ただ眺めてなさい。
向かい合って、改まった雰囲気を出して、「さて」と発言しましょう。
通常ならこれだけで全てを悟って、肩を抱き寄せてくれる展開もありますが、相手は高齢童貞の超ウィザードですから、望み薄です。
5秒半待っても展開が進まない場合には、次に半歩にじり寄ります。
この次に、彼からのアクションで接吻までオートマチックに進めば楽ですが、超ウィザードには荷が重いかもしれません。
5秒待って、次のステップは、ハグです。しかし、ラグビーのタックルのように突っ込むと良いでしょう。私はそういうのが好みです。なんかかわいいというか。
そのまま、背中に字を書いてください。「すき」とかいいんじゃないでしょうか。
これでオッケーです。次回のデートはここまで。焦るな!がんばってね
lee 101zの1962モデルを今日初めて実物を見て、歓喜のあまり気付いたら買っていた。
短い期間に1948、1954とリリースして間を開けずに1962モデルをリリースしてて、値段も生産中止前から1万円値上がりしてるし「エドウィンさん節操ねぇなぁ」と思ってたけど、そんなの実物見て吹き飛んだ。
公式サイトでもジッパーのメーカーは書いてても種類は書いてなかったので実物見るまで分からなかった。ニワカだから。
本当にありがとう。
これでオレの手元には欲しかったヴィンテージデニムレプリカのジッパータイプが一通り揃った。
大分前に買ったLee 101z 1952や最近買った1948のピンロックジッパー、Levi’s 501ZXXのタロン42 オートマチックジッパー、そして今回のLee 101z 1962のカムロックジッパー。
これからじっくり履きつぶしていく。
出来ればこれからもピンロックジッパーとカムロックジッパーの両モデルを売り続けて欲しい。今持ってるヤツを履きつぶす頃にまた買うから。
ヴィンテージデニム好きの99割はボタンフライ派だろうけど、ジッパーモデルもいいぞ。
ボタンフライは変わらない良さがあるが、ジッパーフライは技術の進歩のマイルストーンだ。
はじめはロック機構無しでジッパーが下がっちゃうから止めるためにベロにピンを立ててジッパーの歯の隙間に刺して止めるピンロックが出てきて、ピンロックのピンが折れて困るからピンを増やして太くしたカムロックが出て、そのあとジッパーの筐体にパネ仕込んだオートマチックが出るけど、色々問題あって構造がシンプルな今主流のセミオートに落ち着く、というジッパーの進化の過程がオレの手元にはある。
超嬉しい。
たまーにいつもお手伝いをさせられている会社の人と用事があったついで且つお昼休み時間があったのでちょっと寄ったヒーコーショップでヒーコーご馳走になったの。
まあそのお店の名前は知っていてボトルヒーコーでも飲んでいたので知っていたけれども、
そこで飲む淹れたてのヒーコーのホッツコ―ヒ一は改めて味わってみるとその改めた味は酸っぱくて
ってかなり大袈裟に味の表現目盛りをマックスに振り上げて言ってるけど、
要は酸味のあるヒーコーで、
今まで知らずに飲んでいたヒーコーは深煎りのなのかしら、
私ちょっと苦い濃いのが好きなんだけど、
そのフレッシュで爽やかな酸味は初めてで
へーこんなホッツヒーコーもあるんだ!って改めて意識してその酸味をヒーコーに感じてみたところよ。
飲み慣れていない味をそれで美味しくない!と言ってしまうのは浅はかなので、
へーこんな味のヒーコーもあるのね。
って勉強になったわ。
というかさー
私その時に時間余しているんなら
私は喫茶店でヒーコーを目指して目的として飛び込み前転して入店しているんじゃなくて
まったくもってその人とは意見がサンドイッチだけに一致しなかったの。
まあご馳走になる手前、
サンドイッチも食べたーい!とはとても言えないじゃない。
そこまで私は図々しくはないと思うわ。
でさ、
その酸味のあるヒーコーをキメたとき、
あまり今の今までヒーコーの味とか気にしてなく無意識に飲んでいたので
色々な味があんのね!って
思ったけど私は知っているわよ。
増田ではヒーコーどうやって淹れて飲むのが一番最強に強まった飲み方だってのは
山に登って山頂で飲むヒーコーだってことをね。
私も一時期一瞬ヒーコー淹れるのに凝って
お湯を注ぐ口が細ーいドリップのするしやすいヤカンあんじゃない、
あれ買ってみたんだけれども、
一瞬で飽きたわ!
と言うか、
あんなにちょろちょろとちまちまと手首のテクニックを駆使してお湯をゆっくり入れられてらんないのよ!
細くゆーっくりヒーコーの粉に最初ちょっと掛けて膨らませて蒸らしてとかってあるじゃん。
それすらも楽しむことができなくて、
結局はいつもどうやってもテクニックがばっちり決まるブレのないコ─ヒ―メーカーで淹れるのが安牌!ってなったんだけど、
そのあとのさヒーコーを淹れた後の出た粉を片づけるのが面倒くさくて、
結局のところ家ではあんまりヒーコー飲まなくなっちゃったのよね。
そう思ったら、
またやって飲んで見ようかなと思いつつ
ヒーコーを全うに飲むには設備の整備が面倒くさくて
なんだかもっと手軽に簡単にしかも美味しいのがあればいいのに!って思うのよ。
あの口が細くなっている
ヒーコー淹れるのに得意なヤカンでゆーっくりお湯を丁寧に均等にしてやるのは
だったらオートマチックにできるヒーコーメーカーの方が便利だし、
あれは人類の叡智だと思うわ。
どうやったって誰がやったって
均等にお湯がちょろちょろと細く出る装置からいつ何回やっても同じ出方をするので、
淹れ方によって味が上下左右される難しいヒーコーにはどんともってこい!なのかも知れないわ。
それかあのフラスコ的なサイフォン式で淹れるヒーコーね。
どめんがくさい、
いや面倒くさい極みじゃない?
それとある程度の多くの量抽出した方が効率がいいってこともあるのかしらヒーコーに限っては?
だけど私ヒーコー飲む量はせいぜい1日1杯ぐらいで気が済むので、
2杯とかそれ以上は逆に要らなくて持て余してしまうわ。
ずっとあれ装置で保温していると煮詰まっちゃって味が変わるじゃない?
それも悩みなのよね。
だからあんまり家でヒーコー飲むなら今は緑茶って感じかしらね。
でも、
私が大体大概の場合概ね喫茶店へ行く目的はヒーコーじゃなくてサンドイッチなので、
そこは意見を一致させておきたいところね。
いつもの喫茶店のモーニングで食べるタマゴサンドにツナってコースメニューもあって
ってことについ先日初めて気が付いたわ。
そうなると、
もうまた別のところの喫茶店の月替わりモーニングのサンドイッチは毎月変わって目新しくて、
毎月の楽しみでもあるのよね。
今月はまだ行けてないから1月が終わるまでのうちに1月の月替わりのモーニングなにかしら?サンドイッチ探検家としてそれを堪能しなくてはならないのよね。
だから、
その冒頭で行ったヒーコーショップに不意に連れて行かれて、
私は月替わりのモーニングサンドイッチは今月なんだろう?って、
やっと1月を制覇できるその喫茶店に行くつもりの予定だったのに出来なくてなんだかもやもやよ。
あと残り少ない日数のうちに何としてでも
今月の月替わりモーニングサンドイッチは食べておかないと今月心残りよ。
今月残り少なくなってきているけど私のサンドイッチチャンスをゲット出来るか祈っていて欲しいわ。
私の好きな濃い苦いの塊のヒーコーで気に入っていたのに、
お店がなくなったのが残念でならないなと思っていたんだけれど、
その系列の別店舗がちょっと離れたところにあるのを発見したので、
同じ系列ならきっと同じはずよね?ってそう期待したいところよ。
そんでさ、
もうまた最近気付いたんだけど、
まあ喫茶店にいったらまずヒーコーは必ず絶対必須必勝であるじゃない。
絶対にあるヒーコーホッツで!ってそれこそノールックでメニューを見ずに頼んでいたんだけど、
こないだ初めてまじまじとメニューを見たら
なんか変な固定概念で喫茶店ではヒーコーのみを飲みたしなむものとばかり思っていたから、
味の苦手なヒーコーに当たったら次はミルクティーとかホットミルクとか頼めるじゃない!って気が付いてしまったわ。
我慢してヒーコー飲まなくても良かったのよ。
喫茶店にヒーコー以外の飲み物メニューがあるって発想が無かったので目から鱗よ。
一つまた賢くなったわ。
でもさ、
初めて行く喫茶店で何頼んで良いか分からないときはノールックホッツヒーコーよね。
そうそう、
また思い出したけど、
ヒーコーを淹れているところ見たことないのよ。
アイランドキッチンでぱっと見キッチンの中にヒーコーを抽出させる装置らしきものがないのよ。
どうやらある程度の量が入っているポットに作り置いてあるホッツヒーコーをそっからカップに注いで提供しているみたいで、
淹れたてだからもれなく美味しい!ってのも固定概念を覆すわよね。
ポットに作り置いてあるヒーコーも案外そこの美味しいのよ。
もう何が何だか何のヒーコーが美味しいのか正解なのか全くもって分からなくなるわよね。
ほんと今までサンドイッチばかりに一目散まっしぐらだったけれども、
この意識して飲んだら酸味の利いたヒーコーを味わってみて、
ヒーコーの沼にはハマらないけれども、
そのヒーコー沼にハマっている人の話を聞くとさ、
もしかして奥が深すぎて正解を叩き出せないから抜けられないんだわ!ってのがなんとなく分かったような気がする違いの分かる私的なダバダーの曲をハミングしそうだわ。
その違いだけは分かったわよ。
さてここで問題です、
うふふ。
お醤油で炊き込んであるのでツナと合わせてパンチがあって美味しいのよね。
ネーミングってそのぐらい大切よね!
寒くなるって言うから
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
AEDは日本語で自動体外式除細動器と言うんだけど、除細動器にはプロ(医療向け)と一般(非医療従事者向け)の製品があるよ。
「自動」体外式除細動器と言っておきながら
欧米か
AEDは日本語で自動体外式除細動器と言うんだけど、除細動器にはプロ(医療向け)と一般(非医療従事者向け)の製品があるよ。
AEDはこのうちの一般向けの製品の事だよ。Aはオートマチックの意味。
医療向け製品は心電図モニタでの監視が行われている事が前提だから単能型で普通の電化製品のようにスイッチを入れると電撃が起きるよ。
一般向けは必ず診断モードが付いてて、蓋を開けると自動的に起動、コンデンサへの充電、電極パッドを付けると診断モードになるよ。(電源ボタンがある機種もある)
だからAEDを使うべき状態かどうかは機械が勝手に判断して実行するから「AED使用すべきじゃなかった状態なのに使用した」という事は起きえないよ。
蓋開ける(IOボタンを押す)と起動して音声ガイダンスが始まるよ。その通りに心臓マッサージしたりパッドつけたりすればいい。付ける場所はパッドや本体に大きく描かれているよ。
自動診断が終わってAEDが必要と判断されたら「全員手を放してショックボタンを押す」と言われるので押すと電撃が発生して患者の体が大きく痙攣するよ(結構ビビる)。
で、バッテリーの問題があるから10年も20年も使えるわけじゃない。使用した事なくても交換が必須なんね。これは消火器と同じやね。
低周波治療器みたいにヌルヌルの導電パッドが付いているんだが、これは数年で経年劣化でダメになる。でもリースだとパッドの交換もしてくれるし、本体も耐用年数で交換されるからバッテリー問題も考えなくていいし本体も新しい製品に更新されていく。
リース料は1万弱/年くらい。
でもリチウムイオンバッテリー+コンデンサ+心電図診断ソフトの組み合わせの製品だからもっと安くできるはず…って事で最近だと10万を切る製品も出てきてるらしい。
AEDは心臓が細動、つまり痙攣しててポンプの働きを無してないって時にフルスイングのビンタを心臓にかます機械だ。
心電図モニタがフラットになるのでこの瞬間は結構ビビるし初めて見たら油汗出るよ。
でも大丈夫。脳が規則的に心拍信号を出してるから、それに従って心臓も規則的に動き出す。時間にして1~2秒程度なんだが、初めて見ると永遠に感じるほど。
AEDや心マが遅れると脳がダメージを受けてしまってこの信号が来なくなっちゃうのだな。だからAEDは早くやらんとだめって事なんであるな。
最初の生物は心臓なんてなくて体を動かす→体液が動くっていういい加減なシステム
↓
体大きくすると体液循環量が足りんぞ→せや体動かさない時でも勝手に動いてる箇所を作りゃいいんや
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さっき作った醤油チュルチュルの握るとこの前後にストローさしたら効果あがったやん天才やんワイ
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そうや醤油チュルチュル握るとこの前後にワンウェイの弁付けたらもっと効果アップや
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握るとこを思いっきり握っても握りに吸入する時になかなか入っていかんで効率落ちちゃうんやんけ。予め圧が高くなってればあっというまに充填されるのに
せや握るとこの真ん中にも弁付けたら低圧圧縮→高圧圧縮で効率アップするやん
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あーでも本社の方に指令2つ出せって言っても進化の融通きかんしこっちの現場は現場で勝手に進化してるしで連携とれんな…
↓
せやこうすりゃいいんちゃう?
本社の収縮指令が来るやろ?それを低圧に繋ぐんや。それで低圧連中が動くと電気信号が起きるやん。それを高圧側に繋いで動けば一つの指令で時間差の指令が作れるやん
名付けて「カツオの場所はカツオドリに聞け」作戦や。ジンギスカン作戦に並ぶ名作戦やでこれ
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でも低圧連中の出す信号って微弱やな…タイミングにもズレがあるし微弱電流を閾値にするとノイズ拾いまくって大混乱や困った…
せやスター結線や!心房結節で集合させればええんやそっから各部署に分配する
スイッチングハブ(洞結節)→リピーター(心房細胞)→スイッチングハブ(心房結節)→リピーター(心室細胞)
これでいけるで
↓
????あのそれだとブロードキャストストームに弱くない?
↓
あーちゃんと動いてるしもう仕事終わり!クレームもきとらんしうちはパラシュート会社と同じでノンクレームの優良企業や
こういう経緯で、心臓に自律性を持たせる実装にしたせいで、なんか衝撃を受けた場合に心筋のどっかがまとまって拍動するとそれを受けて他の部分が拍動→その刺激で他の部分が…と繰り返して収拾付かなくなってしまうのよ。
ブロードキャストストームですわ。神の実装ミスです。
因みに、心臓はこういう風に自律性がある実装されてるので、体から飛び出しても動いていたりする。
心臓は筋肉の塊で非常に丈夫なうえに、拍動で擦れて傷つかないように心嚢っていうスベスベの膜に入ってるので、交通事故でトラックに踏まれて胸部が潰れてしまっても血管から千切れてシュポンって感じで飛び出してくる。
その状態でも路上で拍動を続けてるんですな。奥多摩のタヌキとか大垂水峠の鹿とかがトラックに轢かれてその近くで心臓が動いてるという現場を何度も見た事があるよ。
これは「倒れてない人、ピンピンしてる人にもAEDが必要なことがある」って話だよ。
例えば江戸時代などには食器洗いのママレモンとかは無かった。キュキュットとかも同じくない。
じゃあ食器洗いはどうしていたかというと竈の灰を水に入れて放置して灰汁を作り、それで洗っていた。
これは水酸化カリウムで強アルカリだ。植物の細胞が燃えて水蒸気と二酸化炭素になり、金属であるカリウムが灰の中に残ったものだね。
筋肉が収縮するには特にカリウムが必要だ。だから筋肉にはカリウムが多く含まれる。
そして血中のカリウムが多すぎると筋肉が過敏になる訳だ。こむら返りとかが起きちゃう。
事故で車の下やブロック塀の下に挟まれててそこから救出すると、挟まれ箇所が足とか腕とかだと筋肉の塊だからしばらく痺れるが血液の循環が回復されると痺れも取れる。なんてことも無く動けるしもうへっちゃらに見える。
圧迫によって潰れた、酸素不足で死んだ細胞の中身が出てるのだ。これはゴミとして掃除しないといけないから血液はこれを拾って持って行く。
で、ここにカリウムが超大量に含まれている訳だ。多すぎるカリウムは腎臓が濾して除去する。
でも大量すぎると処理が間に合わない。大量のカリウムが体内を巡ってしまう。
で、ここに筋肉まみれのマッチョで実装ミスによって痙攣が起きやすい臓器がある。つまり心臓だ。
アーキテクチャ的にブロードキャストストームに弱いのに、高カリウム血によって信号を拾う閾値が思い切りさがる。心室細動が起きないはずがないって状態なのだ。
だから、事故で挟まれていた人が救出されて「大丈夫だ」と言っていても動かないように命じ、救急車を呼んで病院に搬送して欲しいのだ。どんなに元気であってもだ。
そしてこの人は突然心室細動を起こして死ぬ可能性があるからAEDも用意すべきなのよ。
因みに高カリウム血症へのAEDの使用は、蘇生→再び心室細動を繰り返すのでAEDはずっと繋げたままで心電図を注視してないといけない。
何度も細動が起きて何度も電撃で痙攣する患者は見たら肝を冷やすこと請け合い。
そういう訳で医者でもないのに事故や労務災害に出くわす事が多い上に自分も心臓病を患って色々覚えた野良心臓マニアの増田がAEDについて書いてみたよ。
日本ではウィル・スミス擁護の色が強く、米国ではウィル・スミスが悪いという論調が強い。
ウィル・スミスは愛ゆえにあの行動を取ったわけではないとか男性性の発露がとかいろいろ言われているが、ではコメディアンという立場ならいくらでも他者を侮辱してよいのかという問いについての答えは少ない。
文化が異なれば笑いも異なるが、彼の国においてコメディアンの皮肉悪口罵倒は許されている。クリス・ロックが壇上で何言おうが笑うか聞き流すのが米国では分別のある振る舞いだ。
翻って暴力は絶対に許容されない。コメディアンの悪口はどこまでエスカレートしてもFワード止まりだが、暴力がエスカレートすれば銃をぶっぱなすのが米国だからだ。人が死ぬのである。
日本において暴力がそこまでエスカレートする状況というのにはほぼ遭遇しないし、それを前提に我々が暮らすこともない。だが、西の大陸では銃とかいうクソヤバい殺人おもちゃが誰でも買えていつでもぶっ放せるのである。彼女の家に行ったら日本刀もったお父さんが待ってたなんてヒヤリ話がジョークとして語られるが、向こうではマジにショットガンぶっ放しにくるパパにあふれているのだ。
日本からすれば異常ともいえるほどの暴力への忌避感はそういったいきなり人をぶっ殺せるおもちゃが一般販売されまくっている現状が原因だし、頭良さげにウィル・スミスの暴力を咎める知識人たちも半数近くはお家のタンスにオートマチックが一本置いてあるのがアメリカという国である。
日本において人口10万人あたりの殺人発生率は0.25件、アメリカにおいては10万人あたり6.28件、25倍近く人が死ぬのである。
日本人にとって他者から与えられる死など交通事故など偶発的なものでもなければ想像もしない。だから多少の暴力にも目くじらをたてることはない。