はてなキーワード: 村議とは
http://anond.hatelabo.jp/20140707133859
野々村議員のやったこと自体は冷静に調査され、必要なら裁かれるべき。それが健全な法治国家だ。
一方で、あの会見を見て笑わない人はそうそういないと思う。反応の濃淡こそあれ、おしなべて普通の感覚。
わが身を振り返ってみれば、人間取り乱すことも過ちを犯すこともある事実くらい、みんな悟っているはず。
誰だって一度くらいは記憶の底から抹消したくなるくらい恥ずかしい経験をしているものだ。
だったら一回笑ったら、そのあとは見てみぬふりをするのが武士の情けってもの。
こういう人をいつまでもいつまでも笑いものにする人ってのは、教育の浅い村人と昔話では相場が決まっている。
野々村議員が切腹するのか出奔するのか出家するのかは本人しだい。
人間は人間に対して残忍な拷問をしたり、事故であったり、そもそも動物界では、生きながら食べられたりと
たいていは他人事だが、まれに共感能力によって、その苦痛を自分のものとしたり、
また少数の人や生物は実際に拷問を受けたり、齧られたりして苦痛を感じている。
この文章を読んでいる人はほぼ全員が
「自分があんな目に合わなくて良かった」という他人事の立場だ。
私もそうだ。
しかし、自分が当事者になる可能性を考えると、たまに言いようの無い恐怖を感じる。
プレス機を止められないと理解しつつ、ゆっくり鉄板が自分を押しつぶすのを待ってる時のことを考えると怖くて仕方が無い。
私以外にもそんな人は居るだろう。
しかし、絶対にそういう苦痛から逃げられない可能性があり得ることに気がついている人は居るだろうか?
自分とはなんだろう?と考えたとき、たいていの人は追求しきれずにうやむやになってしまうと思う。
多くの可能性の中で「自分とは、もしかしたら神かもしれない」と思った人も居ると思う。
(神という表現に違和感がある人は「共有意識」とでも何とでも読み代えて欲しいが、ここでは便宜上「神」とする)
この世界を観察、体験する為の主体を追求すると神に行き着き「自分の体験はイコール神の体験じゃないか?」という発想だ。
この発想では全員のコアが神だということになる。
などという思考や情念は自分の脳が作り出すが、それを体験しているコアは神だ、という発想だ。
ついて来れているだろうか?
この部分の意味が分からないと、この先は全く理解できないと思うので、分からない人は、ここで読むのをやめるか、何度も読んで理解するかして欲しい。
もし生物(に限らない。意識を持ちうる物質全て)のコアは神で、全生物の体験は神が体験しているとしたら?
もしそうなら、ビルゲイツの富もイチローの栄誉も野々村議員の羞恥も実験モルモットの苦痛も全て自分の体験である。
先週の金曜日にかけた商品の発注の桁を間違えていることに今朝気付いた私も、
それを怒りつつ、事態をどう収拾しようか胃に穴をあけながら悩む上司も、
商品をキャンセルされて土日に無理した受注企業の社員や社長も、
すべては自分である可能性があるので、あまり私を怒って苦しめないで下さい。
それがあなたの為です。
この文章を家を出なければならない時間までに書き上げられなければ、今日は会社を休もうと思っていたが、
野々村議員のMADを見ていると「朝鮮飲みwwww」とか「在日確定」というようなコメントがついていて、それを見るたびにゲンナリしてしまう。
なんだよ、朝鮮飲みって。手で口元を隠しただけで在日認定かよ。日本人だって食事の時に口元を隠したりするじゃんか。くだらない。
こっちは新手のバカを見て楽しむために動画を見てんだよ。ツマラン政治ネタはよそでやってくれ。ニコ厨が全員右翼ってわけじゃないんだよ。
もちろん自分のやっているのが趣味の悪いことだってくらいわかっている。もし自分が野々村議員だったとして、日本中の縁もゆかりもない人々からよってたかっておもちゃにされたら傷つくに決まっている。
でも別に誰かを差別したり政治的主張のネタにしたいわけではない。少なくとも俺は。でもそんなふうに扱いたがるヤツラが結構いるらしい。
俺はそういうヤツラよりマシだ、と言いたいわけじゃない。ただそういうヤツラを見ても面白くない。全然面白くない。ユーモアのかけらも感じられない。
そもそもMADというのは「著作権なんかクソ喰らえ」っていう、よく言えばアナーキーな、悪く言えば単なるバカな文化だったと思っていたのだが、MADを見てるやつが「朝鮮人は国に帰れ」みたいなことを言うのってなんかおかしくないか。いや、そもそもMADを作るヤツも見てるヤツもおかしいやつだってことは前提として。
小保方さんもそうだったけど、野々村議員のたくさんのコラや動画を見ていると恐ろしくなる。
いじめみたいとかそういう話じゃない。
財務費は実際どうなっていて、じゃあ今後わたしたちはどのように監視をしたらよいのかとか、そういう実態からどんどん離れていく気がする。
コラとかリミックスがきっかけでニュースに興味を持つ人もいるのかもしれないけど、ごく僅かとしか思えない。
そういう人たちが娯楽として消費されていくと、それに対してのズレた議論が巻き起こる。
「女子力とは何か」「ジェンダーとは」「この水の飲み方って」から、「いじめみたいで嫌い」もそう。「いじめみたいで嫌い」って思っちゃうと、もうそのニュースに触れさえしなくなったりするよね。わたしがそうです。
そういうふうに、本質じゃない部分でニュースが娯楽として消費されていくと、一番大事な部分がひっそり勝手に収束に向かったりする気がしてすごく怖い。
韓国で米軍基地村でアメリカ兵相手にサービスを強制されたとして元「米軍慰安婦」の韓国人122人が韓国政府を訴えたというニュースから一週間が経つ。
これは慰安婦問題におけるターニングポイントとなりうる衝撃かつ重要なニュースでもあり、
韓国メディアはその後の続報はないものの、訴訟会見の模様を伝えたメディアも予想以上に多く、また日本も主要新聞を始めとしてこのニュースを伝えた。
では、ここ最近、「歴史を否定しようとしている」と日本の慰安婦問題の対応に対する批判を繰り返している欧米メディアはどう伝えただろうか。
今年、朴槿恵との会談でオバマ大統領が慰安婦について「筆舌に尽くしがたい人権侵害」と触れていたが
この米軍慰安婦訴訟は慰安婦問題がアメリカも傍観者ではなく当事者の立場であることを示す極めて重要なケースであると思われる。(朝鮮戦争時の国連軍・韓国軍慰安婦については言うまでもない)
しかし、一週間経った現在、米軍慰安婦訴訟を報じた欧米メディアはゼロである。英語メディアとしても報道しているところはない。
正確に言えば、朝日新聞の英語版がこの事件を簡略に訳し報じており、朝日新聞英語版をソースにしてRT(反米ロシアメディア)が報じている。それのみだ。検索漏れもありうるのであるのなら教えてほしい。
確実に言えるのは、この問題を大きく扱おうという意志は欧米メディアにはないということだ。
欧米メディアは「人権侵害を認めよ」と強い態度で日本を批判しつづけてきたが、自分たちに振りかかる問題、あるいは「日本の残虐行為」というフレームワークから外れた事件に関しては全く報じないということだ。
これは戦略的に報じてないとか、圧力がかかっているということも当然陰謀論抜きで考えられるし、単にこの「米軍慰安婦」が何を意味するのか掴みきれていないということも考えられる(その確率が高いと僕は考えている)。
何しろ、欧米メディアの慰安婦の捉え方というのははっきり言ってバイアスがかかっていて、韓国の研究者でさえ否定する「20万人の主に韓国人が日本軍によって強制的に性奴隷にされた」という情報を伝えているところが多数であるからだ。
背景は色々考えられるが、いずれにしろ、欧米メディアが米軍慰安婦訴訟を伝えなかったことには変わりはない。
僕は、欧米メディアが米軍慰安婦訴訟を伝えなかったという事実だけで軽蔑に値すると思う。いずれの段階で報じざるをえないかもしれないが、このまま黙殺されて終わりということもありうる。
8月にはローマ法王が元慰安婦と会うことが決まっているので、その際にはまたBBC、CNNをはじめとして日本批判が大量になされるのだろうと思う。
さて、という訳で海外の報道がほとんどないので、「海外の反応」なるものは伝えられない。
ただRedditに朝日新聞英語版をソースにしたスレが立っていたので、紹介したい。
http://www.reddit.com/r/worldnews/comments/29dia6/former_korean_comfort_women_serving_us_military/
こいつは単にアメリカは悪くないって言いたいだけの奴だろうけど、なんとなく感覚はつかめるだろう
"Just voluntary prostitution with a bad pimp. Different from kidnapping people"という感想がぱっと出てくる。RTのコメント欄にもあったが、自分たちのことになると、急に橋下徹みたいなことを言いだすようだ。
また、これを見て分かるのは、「狭義の強制」「広義の強制」というのは、日本特有の議論ではないということだ。Kidnappingしてるかしてないかは重要な論点でもあるということだ。
おそらく、米軍慰安婦がこの先もしアメリカで議論が深まるとしたら、このコメンテイターのように当然「日本軍がやったのとは違う」「米軍は悪くない」という言説が出てくるだろう。
"Forced"な状態に置かれていたのであれば日本軍慰安婦と同様、米軍慰安婦もまた非道な人権侵害であることは間違いないのだが、「日本みたいに軍が人さらいしてない」という言い訳が出てくると考えられる。
この米軍慰安婦訴訟によって、黙殺されてきた米軍・韓国軍慰安婦の人権侵害に目を向けられるという予想はあったが、逆にそれを避けるために「我々は悪くない。日本のケースとは全く違う」と日本の残虐度をアピールする方向にも話が飛びうるのだなと思った。
別に日本の責任を否定するのではなく、韓国において日本軍によるKidnapping、abductionは例外的なケースであったということははっきりとしておく必要があると思われる。(海外の掲示板、コメント欄では日本軍が直接Kidnappingしたケースがほとんどだと思われている)
広義の強制性だの、狭義だのよりも、英語でどう表現されるかということを意識した方がいいなと思う。もはや慰安婦問題は海外に場所が移ってしまったのだから。
と、いろいろ考えていたのだが、当初「ターニングポイント」になりうると考えていた米軍慰安婦訴訟もこのまま大きく扱われず立ち消えになる可能性もあるように思えてきた。
結局のところ、ある種のフレームワークが作られてしまうとそれをひっくり返すのは困難だ。
「人権侵害」というフレームワークを持っている米軍慰安婦訴訟が起きれば、これまでの「日本のみが慰安婦制度なるものを使った唯一の悪」というフレームワークが壊れるかと思っていたがそうでもないようだ。
既存のフレームワークを壊すような事件が起こったとき、それをどのように報じるか。それがメディアの役割だと思う。
欧米メディアはどういう風に報じるのかと思っていたのだが、単に報じないのだ。そういうやり方があるのだ。それはそれで賢いのかもしれない。
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<追記>
「『慰安婦問題におけるターニングポイント』従軍慰安婦制度は悪くないと認められると思っているなら身勝手な妄想でしかない。増田は塩村都議の過去を穿り返せばセクハラ発言が悪くなくなると思っている連中のお仲間。」
こういう中立ぶったリベラルの偽善性を指摘しているのだが。スターをつけている人が何人もいるのもどうかしている。こういう主張が、アメリカ・韓国側の責任回避の言い訳に使われるということも分からないのだろうか。
どこをどう読めばこの文章が、「米軍慰安婦を追求することで従軍慰安婦制度は悪くないと認められる」という主張に読めるのか。
「"Forced"な状態に置かれていたのであれば日本軍慰安婦と同様、米軍慰安婦もまた非道な人権侵害であることは間違いない」とはっきり僕は書いている。
「日本こそ唯一の悪」「既存の左翼言説を疑う奴は右翼」という自分のフレームワークを変えずに文章を読むから、このような失笑するしかない解釈が出てくるのだし、この文章はそうした態度に向けられたものだ。
それは、この文章を読んで「日本軍に責任があるというのか?こいつは反日左翼だな」と解釈つつ、米軍慰安婦の話をブーメランだと喜ぶネトウヨの反応と全く変わりはない。
単にダブルスタンダードは止めようという話。
まったくの蛇足であるが、因縁付けられたので大人げなく返してみると、塩村議員にしても「過去を穿り返すな」うんぬん言う人は、舛添が20年前の雑誌の発言で叩かれていたときに同じことを言っていたのかということだ。
<追々記>
以前ではタブーだった言説が韓国メディアから多く出るようになってきた。20万人強制連行という数への疑い、あるいは基地村の存在、米軍基地村・韓国軍慰安婦と日本軍慰安婦の構造の類似、「韓国は戦場ではなかった」という指摘など。
これは明らかに米軍基地村慰安婦訴訟と朴裕河の「帝国の慰安婦」訴訟の影響だと思われる。
このダイアリーに対するコメントや記事のように「日本の方が悪質だ」という論点を強調したいはてな左派の反応と、基地村・韓国軍慰安婦の悪質性に目を向け始めた韓国の左派との間に乖離が生まれつつあるのではないだろうか。
もちろん、基地村を管理していたのが朴正煕だという事実から、韓国内の右派左派の争いが慰安婦問題に絡んでくることになったという点も考慮しないといけないが。
参考になるリンクを見たら追加しておこうと思う。
7月4日
http://www.sisainlive.com/news/articleView.html?idxno=20694
7月5日
ハンギョレは以前から基地村問題を指摘していたが、当事者インタビューをはじめ、かなり詳細に報じはじめている。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/17749.html
http://www.hani.co.kr/arti/SERIES/381/645560.html
"「米軍慰安婦施設は、日本軍慰安所と設立·運営方式は異なりますが、その底辺に敷かれた構造は類似している」というのがイ·ナヨン教授(中央大学社会学科)など基地村の問題を研究する学問の見解だ。"
ワシントン・ポストが、米軍慰安婦訴訟に絡んでやっと特集記事で報じた。
ニュースバリューがないから報じないのだ、と主張していたはてサの人たちはどう思うのか。
晩婚や不妊を「女性の問題」として扱ってる事自体、女性蔑視と違うんかい。
晩婚・不妊は双方に要因があるし、悩みを抱えてるのはどちらも一緒だろ。
やじ問題でふと思ったこと。
やじには一般的に言って発した人の本音が含まれていることが多いと仮定してみる。
そうすると「自分が早く結婚すればいい」との鈴木章浩議員の発言は、やじ・セクハラと受け取られると同時に、晩婚化・晩産化傾向にある環境でとくに個々が孤立する東京において都の支援環境はどうしていくのかと都に対して質問した塩村あやか議員へ、横から「女は若いうちから家庭に収まって子供をさっさとつくりゃいいんだ」という本音回答を出していたとも受け取れる。
つまり、この質問と(セクハラ)野次のやりとりの背景にある差異は、「なぜ晩婚化・晩産化傾向にあるのか。それは個々人の意思の問題なのか、長時間労働をよぎなくされる労働環境にあるのか」といった現実認識の差異ではないだろうか。たぶん(勝手な想像だけど)鈴木議員は前者の見解で、塩村議員は後者の見解ではないか。
。
安倍政権においては、女性労働力をより社会へ出してもらうと同時に出生率を上げていこうとしている。そのための育児支援を社会全体で構築しようとしている。
そういった後押しがある中で、塩村議員が本気でこの問題を解決していきたいとするなら、せっかくセクハラやじとして世間の耳目を集めることができたわけだから、今度は、鈴木議員のやじが「おやじどもの本音」だろうと受け取り、その頭の中にある前提条件がまず現実認識として間違っていると論じていくことこそが、戦略としてとるべき方向ではないだろうか。
「稼げないのか!」
塩村議員: 「はい、あのヤジは私です。鈴木議員にはやく結婚してほしいと思って言いました。でもまさか泣くなんて、ありえないですよね男性なのに」
ロイター通信: 「男性議員の情けない涙に怒り。二〇二〇年夏季五輪を開催する日本の首都に対する強い反発を引き起こした」
フランスの記者: 「この国の男性がいかに情けないかを示している」
英紙ガーディアン: 「日本では男性が依然として自己責任を否定し、低収入に甘んじている」
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版): 「稼げない男性の意見も聞いてもらいたいという男性議員の考えが明らかになった」
数日後。
http://tokunoriben.hatenablog.com/entry/2014/06/25/001825
http://blogos.com/article/88767/でこの時の質問を書き起こしされているのを見れば分かるが
ここでの質問は「妊娠・出産に対する女性の悩みについての対策、特に不妊(男性不妊含む)について」であって晩婚化対策ではない。
同じ勘違いをしている人を時々見かけるので、何で勘違いするのか謎だと思ってニュース見直したら
http://www.asahi.com/articles/ASG6R5H11G6RUTIL04C.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140624-OYT1T50179.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1406/23/news087.html
これらの記事を書いた記者や、一連の報道(勿論「晩婚化対策」とは書いていない報道も含む、
例えば一番最初に出た記事であるhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000130-mai-soci)を見て
「塩村議員の質問は晩婚化対策についてである」と言う印象が強く残っている人達の脳内では、
「女性の妊娠・出産に対する悩みとは不妊についての事であり、その原因は晩婚化によるものであり、早く結婚すれば解決する」んだろうな。
何かもう何もかもが分かってない感がする。