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2023-01-19

anond:20230119082231

冨樫幽白時代は締め切り守ってたわけだしなあ

そのせいで原稿が真っ白になってたけど

2022-12-08

anond:20221208152133

庵野と安野は読みが同じって有名やろ

あと幽白セラムンアニメは同じ年に放送開始なんや

覚えやすいやろ

2022-11-27

anond:20221127122739

オペラハウスの怪盗」

 ・5段階評価:1

 ・あらすじ

  歌劇団歌姫ローズが青薔薇怪盗ラピスに誘拐されてしまう。

  歌劇団オペラの代役をカーリナが演じる。

  盗賊の襲撃を交わしながらオペラ成功させる。

  ラピスはローズの裏の顔で二人は同一人物だった。

 ・印象に残ったセリフ

  (ユーディルを演じる)ラピス「自分立場に苦しめられたら、誰だって逃げたくなるさ」

  メインがユーディル立場が揺らいでいるエピソード中なので、普通に一理あるなあと思って読んでた。

 ・印象に残ったキャラ

  ローズ

  表向きは歌姫、裏は怪盗。もう少し詳細が知りたいなあ。

 ・感想

  ローズとラピスが同一人物、というサプライズ的な展開をするには、流石に文量が足りてなさすぎる。

  「どうやって誘拐を実現したのか?」が謎として提示されながら検証議論をするパートがないのもイマイチ

  面白くなかった。

「交わす言葉誰がために」

 ・5段階評価:1

 ・あらすじ

  スヴェニトラと敵対する国の戦争

  伝令兵のノエル活躍で一矢報いるも根本的に腐敗した上層部のいるスヴェニトラではどうしようもない。

  ヨアキムは革命を起こし支配体形を変えるため、シェスから銃を仕入れる。

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  ノエルは囮になってる間にちゃん任務を達成したモブ兵士

  こういうちゃんと頑張るモブ好き。

 ・感想

  キャラクタストーリーで展開していたスヴェニトラ国のストーリーで、ヨアキムが革命を決意する重要エピソード

  なのかもしれないけど、流石にどの子も持ってないのでストーリーがわからなかった。

  流石にスヴェニトラ国の紹介ぐらいはあってもよかったんじゃないかなあ。

  上層部が腐ってるから国家転覆させて革命するって言う話も、その腐った上層部の具体例がないとよくわからないし。

  そのために銃を個人的に輸入するのもヤバいし、なんか怖い話だった。

「新しい友だちと異世界ごはん

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  プリコネ世界からやってきたペコリーヌと一緒に敵を倒したぞ。

 ・印象に残ったセリフ

  ペコ「……そうですね。きっと、これで永遠にお別れってわけじゃないと思います。」

  自社コラボなだけにこの後神バハでも一緒の世界に行くし、もしかしたらまだ続くプリコネ側で実装されるかもしれないし。

  ナイツオブグローリー3として生まれ変わるかもしれないし?

  リトルノアが復活できたんだし、プリコネも二作目だし、ウマ娘アプリ出せたし、サイゲの諦めの悪さは知ってるから

  また会えるといいな。

 ・印象に残ったキャラ

  ペコリーヌ。

  毎回思うんだけど、プリンセスストライクってゲームシステム的にはそういう技じゃないよね。

 ・感想

  プリコネコラボしてペコリーヌとイチャイチャするだけのおはなし。

  こういうのは気を衒うより、真っ直ぐなのが良いと思うし、普通に楽しめた。

オペレーションハッピー星竜祭」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  傭兵で無茶な任務を実行するヴィクターと、世間知らずなクリスタリアのリリィ

  ユーディルの指示で二人がコンビを組み帝国兵と戦いながら、星竜祭を楽しみにしている集落を救っていく。

 ・印象に残ったセリフ

  モブ帝国兵「ああ、悪い…… 働きすぎかな。各種イベントの度に、聖城のやつらと戦えって命令されてさ…… シクシク。」

  メタい、メタい。

 ・印象に残ったキャラ

  リリィ

  リリィはいつもかわいいの。任天堂サイゲームスを代表するキャラなの。

  りんりんりーんりりぃですーなの。

 ・感想

  かわいいリリィの横に強面のおじさんをひとつまみ入れることで、リリィのかわいさが引き立つ良いシナリオだった。

  短いながらも登場人物が少ないからしっかり纏まっててるし、妙にメタ帝国兵や、リリィに振り回されるヴィクターなど、コメディ要素も多めで良き。

  何よりリリィかわいいから面白い。

「新春陰陽役」

 ・5段階評価:1

 ・あらすじ

  セイメイは自身の命をかけてドウマンを倒そうとするが、クズハの献身を受け、生きることを選ぶ。

 ・印象に残ったセリフ

  セイメイ「うるせえな。来ないとは言ってねえ。用があったら…… 来てもいい。」

  男のツンデレいいね

 ・印象に残ったキャラ

  ヨシツネ。

  お婆さんだけど戦う時は若返る。

  幽白世代なのでこういうキャラ好き。

  さらに不死の肉体を捨てるために暗躍していて、主人公たちを裏切る気も満々。

  自分のためだけに戦う古兵感いいね

 ・感想

  毎年恒例十二竜氏シリーズ。今回は陰陽師のセイメイと普段はお婆さんだけど戦う時には若返るヨシツネの話。

  全く乗り切れなかった。

  嫌味ったらしいが、根はいい子のセイメイと彼を慕うキツネクズハという組み合わせも、敵のドウマンとのやりとりも、色々と読み応えがありそうなのに、全く引っかかりを感じず薄い味だと思ってしまった。

2022-11-11

ワイ「作者がどんな奴でも作品とは関係ないやろ!」

ワイ「アカン…冨樫ドルオタ化が気持ち悪過ぎて幽白すら読めん😭」

 

助けて!

2022-09-13

anond:20220913143109

怨呼(おんこ)という言葉がある気がしていたが、幽白の技名やった

怨呼障縛壁!

2022-08-16

anond:20220816172757

幽白はチーム組んでるけどDBはチームじゃない。だから戦隊モノになぞらえるのは不適切はい論破

2022-08-08

領域展開って幽白テリトリーみたいだと思うのは俺だけ?

2022-07-16

三大”「人間って屑じゃん…」と思わせる漫画のシーン”といえば

デビルマン最後

幽白 仙水の発狂シーン

あとひとつ

2022-07-03

週刊少年ジャンプ史上最も偉大なマンガ20

https://anond.hatelabo.jp/20220701203714

↑を見て日本マンガ史の重厚さと幅広さを実感し、媒体レベルでまとめるのは無理だと悟った

せめて出版社掲載誌レベルじゃないと議論がとっ散らかりすぎるから一旦みんな好きそうなWJ作ってみた(ジャンプ専業とそうでない人の比較においてアンフェアな気がしたので作者単位ではなく作品単位にした)

選考基準独断偏見しかなく、強いて言えば後世の作家への影響、言語化できないジャンプっぽさを重視している。ランキングではなく、連載開始順に並べただけです

1.ハレンチ学園 作:永井豪 1968年創刊号 - 1972年41号

黎明期レジェンド枠。現代観点で言えばいろいろと問題ありそうだけど、サービスエロジャンプマンガの大きな側面を担っていた事実否定できないし、そもそもこの作品の売上が無かったらジャンプが存続してたかも怪しいので入れざるを得ない。

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志 1968年11号 - 1973年13号

黎明期レジェンド枠2。ジャンプ黎明期の売り上げを支えつつ、不良系マンガを一大ジャンルとして確立させた意味で実は物凄く偉大な作品なのでは?という印象。これが無かったら東リべも存在しないよ多分。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治 1976年42号 - 2016年42号

ギネス記録である40年にわたる長期連載、そしてサブカルチャー全般積極的に題材として取り入れたことで現代日本風俗文化を凝縮したような史料価値を持つ作品になった点を評価したい。

4.リングにかけろ 作:車田正美 1977年2号 - 1981年44号

黎明期レジェンド枠3。売り上げもさることながら、見開きを用いたド派手な演出の数々や、「荒唐無稽能力バトル」というジャンル確立させた点を評価したい。(このジャンルパイオニアアストロ球団なのだが、後進への影響はこちらが上かなと思う)

5.キン肉マン 作:ゆでたまご 1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品という認識。初めてのジャンプ黄金期を作った作品で、キン消しとか一般社会への影響力もすごい。

あと個性豊かなキャラクター関係性が面白い。「友情努力勝利」の「友情」はほとんどキン肉マンで作り上げられたイメージなんじゃないかな。

6.キャプテン翼 作:高橋陽一 1981年18号 - 1988年22号

勝利友情といったそれまでのスポーツマンガの王道を抑えるのみならず、サッカーという競技本来リアルな楽しさにフォーカスすることで、現実社会でもサッカーブームを巻き起こした。マンガ史全体としてはドカベンがそういうジャンルパイオニアだけど、ジャンプで言えばキャプ翼がそれ。海外で人気が爆発したほぼ初めてのジャンプ作品という点も評価したい。

7.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 - 1988年35号

80年代ジャンプ象徴といえる作品。創刊以来、ジャンプの主たる系統であった劇画タッチハードボイルドな男向けの作風の最高到達点だと思う。

8.ドラゴンボール 作:鳥山明 1984年51号-1995年25号

90年代中盤のジャンプ黄金期を牽引した作品であり、連載が終了してなおもジャンプ日本マンガ文化の頂点に君臨する作品。急激な路線変更、無理やり感ある後付け設定と引き延ばしなど、負のジャンプらしさをも象徴している。

9.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦 1987年1・2号 - (ウルトラジャンプにて連載中)

国民作品として定着してきたのはここ数年って感じはするけど、現代異能バトルマンガはほぼ全てジョジョ3部の影響下にあると思うので入れざるを得ない。

10.SLAM DUNK 作:井上雄彦 1990年42号 - 1996年27号

スポーツマンガの金字塔としてやはり外せない。勝利と成長の喜び、敗北と挫折の苦さがこれ以上なく詰まっている。マンガの域を超えて心に響く名言が多いのも特徴だと思う。

11.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏 1994年19号 - 1999年43号

特筆して後世への影響や売り上げがずば抜けている印象はないけど、DB幽白スラダン終了後ワンピナルトブリーチが現れるまでの柱としてジャンプ暗黒期を支えた世代代表として入れておきたい。

12.遊☆戯☆王 作:高橋和希 1996年42号 - 2004年15号

ここに入れるのはだいぶ攻めてるような気もするが、集英社における映像媒体以外のメディアミックスとして最大の成功例ではあるのでね。お金正義

13.I"s 作:桂正和 1997年19号〜2000年24

ラブコメから選ぶならこれかな。ジャンプの主たる読者層である10代の甘酸っぱい青春がこれ以上なく伝わってくる作品肉感的なエロさを持った絵は典型的少年マンガっぽくありつつ、キャラクター内面を繊細に描き出す表現力が見事。

14.ONE PIECE 作:尾田栄一郎 1997年34号 - 連載中

大河ドラマ的な作風であったり、連載中であったり、作画コストが高すぎたりで他作品へ与えた影響がまるで感じられない(マネしたくてもできない)点が評価を迷うポイント。でもなんだかんだ国民マンガジャンプ看板地位は譲ってないのがすごい。

15.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博 1998年14号 - 連載中

残酷で先の読めない展開、異常に複雑で難解な設定、それでいて少年マンガ的なシンプルな熱さを持ち合わせた稀有作品。「続きが気になるマンガ」を描かせたらなんだかんだ冨樫の右に出るものはいない。

16.NARUTO 作:岸本斉史 1999年43号 - 2014年50号

まあ、国外で最も人気のあるジャンプマンガなので(適当)。

17.ボボボーボ・ボーボボ 作:澤井啓夫 2001年12号 - 2005年50号,2006年3号 - 2007年31

純粋ギャグから一作入れたかった。読者をただ笑わせるパワーにおいて、この作品を超えるものジャンプ史上ないと思う。

18.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 - 2005年11号,2005年20号 - 2006年24

サスペンス主体としたマンガとしてこれ以上ない完成度。ジャンプ作品って大別するとバトルものスポーツもの恋愛ものギャグもののどれかになると思うんだけど、それ以外のジャンルで最も成功を収めた作品な気がする。

19.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴 2016年11号 - 202024

ワンピース以降不在だった、圧倒的な看板力を持つマンガ

趣味多様化出版不況といった逆風を跳ね返せる力がマンガにはまだあると示してくれた功績がデカい。それは単行本の売り上げや映画興行収入より何倍も価値がある。

20.チェンソーマン 作:藤本タツキ 2019年1号 - 2021年2号

今のジャンプジャンプ+がどんどんジャンルレス化している主たる要因はやはり藤本タツキだなーと思う。コンセプチュアルでありながら大衆性少年ウケを奥底に秘めた感じというか。まだそこまで顕在化してないけど、今後10年でタツフォロワー無限に産まれそうな予感がするので入れておく。

2022-06-26

anond:20220626201953

幽白リアルタイム世代中年が日曜の夜にこれを書き込んで喜んでいるという事実

2022-06-01

anond:20220601121956

増田は知らないかもしれないけど、当時はオタクさん=ヤバい人、だったからなあ

子供たちはドラゴンボールとか幽白とかスラムダンクとか読んでた時代だわ

そこでマキバオー少年誌として少年に受けた

そこから競馬ブームが広がってった

中学校クラス中学生タイキシャトルサイレンススズカの話をしてたんだよな

当時のオタクぽい人はスレイヤーズ見てたで

2022-05-10

anond:20220510184513

カイジは一応デスゲームに分類されるけど、あんまその要素無いじゃん。

実際後続のガンツバトロワも影響受けてないと思う

ガンツ入れるかって話はこのメンツに入るほど評価高くないからなぁ

ジョジョは置いといて、そういえば幽白無いの違和感あるな

1人1作なのかな、だとしたらむしろハンターよりこっちの方が

2022-01-29

anond:20220128193746

幽白呪術だろカス

鬼滅は小学生にまで広がったからこそ爆発的ブームになったのであって

ちょっと腐女子がついたくらいの規模じゃねえだろカス

2022-01-15

anond:20220115131148

70Pしか読んでないわけだが、説明ゼリフがやたらと多くて疲れるので感覚的には200Pぐらい読んだような気分だ。

流石にこれぐらい読めばキン肉マンだって巨大化してウンコを漏らすだけの漫画からプロレスの一つぐらいは始まっていたのではないか

いや70Pがそもそも短すぎるのよ

序盤で人気取らないといけないの権化みたいなジャンプで有名所見ても

幽白ならバトルの1つも始まらず、逆にスラダンなら殴り合いしかしてないし

遊戯王なら冥界周りも宿敵の海馬そもそもデュエルも出てこない、ひたすら「正義の番人」闇TUEEEE時代 粗悪な量産型なろう系みたい

デスノなら雑な「お前のしていることは悪だ!」煽りに月がホイホイ乗ってる黒歴史時代 これを見て緻密な頭脳戦がウリの漫画と思うやつはいないだろう

やっぱ話の大筋判断するには短すぎるよ70ページ

もちろん逆に1話冒頭から世界観で殴ってくるタイプも多い(鬼滅トリコDrStoneワンピハンタetc)から無理とまでは言わないけど

2021-12-27

anond:20211227171408

ハンタはなあ、嫌いになるのは無理もないけど、それはそれとして一読して完全に漫画が上手いからな。

 

まあ先に幽白レベルE評価固めてある、評価するならそっちだろ、ということではある。

2021-12-06

昨日読んだBL

ギヴン』1巻(キヅナツキ)

あらすじ

 バンドギターをやっている高校生の上ノ山は、ある日、校舎の中の自分だけの穴場スポットに昼寝をしに行き、そこで隣のクラス佐藤出会った。佐藤音楽経験もないのにギブソンセミアコスティックギター後生大事に抱えていた。弾き方を教えてという佐藤の面倒をつい見てしまった上ノ山だが……。



増田感想

 漫画としての完成度が高い。でもって、BL漫画としてありきたりでないばかりか、かなりオリジナリティー高いんじゃないかとも思う。演奏シーンすごい。BL漫画面白くて読み応えがあるものが読みたいというならこれはおすすめ出来そう。

 といいつつ、私自身はツルツルテカテカの絵柄と、佐藤のぽわんとしたキャラあんまり好きではないので、買って読むほどではないかなぁ(シーモアで1巻が無料だったので読んだ)。ぽわんとした性格はいいとして、過去になんか悲しみを抱えているのはいいとして、それとは関係なさそうな毒舌ポロッと吐くところが気になるのかも。



バーバー田宮』(児島

概要

 幽遊白書二次創作漫画。あらすじは、あれだけはてブでバズってるんだから省略してもいいよね。著者は数年前に幽白二次創作界隈に彗星のごとくに登場し彗星のごとくに去っていかれた、伝説児島さん。

増田感想

 バーバー田宮から漂う昭和後期から平成初期の懐かしい香り! すごい、幽白世界観と連載当時の現実雰囲気が見事に表現されている。すごい、本当にすごい。

 最後にお店の間取りがあったけれど、これを見た時に児島さんが幽白二次をなさっていた当時の、楽しそうに妄想を書き散らしていた様子を思い出した。それと同時に、児島さんのお友達の字書きさんのことを思い出した。私は最近すぐに人の名前を忘れてしまうので……すいませんけど、名前を思い出せないのだが……その字書きさんも、小説を書く資料として部屋の間取りを拵えていたなぁと。そして、字書きさんもやっぱり楽しそうに妄想を書き散らしておられた。その一つ一つに幽助や蔵馬のリアル息遣いを感じられ、キャラ幽白への愛があった。

 児島さんと字書きさんがタッグを組んで創作などをしているのが、眩しく感じられたものだ。絵師さんと字書きさんが仲良くしている、その風景が当時の二次創作界隈では珍しく貴重だったのかな。私の観測範囲が偏っているだけかもだけど。

 児島さんの描いたたった一枚の間取り。それは『バーバー田宮』の為に描かれた資料であるけど、同時に児島さんのお友達の字書きさんの存在証明のようなものにも、私には思えた。ただの一介のロム専の感想ですけれども。

2021-12-03

昨日今日に読んだBL

 シーモア無料で読めるBLを物色したのだが、無料作品最近新刊が出た作品の1巻部分とか以外は、精神力をごっそり削がれるなぁ。ずらりと並ぶ表紙の裸率の高さたるや。無料なんだから仕方ないけれども、頭痛くなってしまい、面白そうなタイトルが探せない。

 ともあれ、読んだBLのことを書く。

オレとあたしと新世界(古宇田エン)

 シーモアで今月の9日まで、4話ぶん無料公開されている。

あらすじ

 日雇い労働者マコトは、ある夜、仕事仲間に連れられて入ったゲイバーでしのぶと出会う。しのぶが元彼が家に置いていった棚を解体する為の工具をマコトから借りたことがきっかけで二人の距離は縮まる。仲のいい友達のはずが、いつの間にかしのぶの部屋に入り浸っていたマコト。ほぼ恋人同士状態にも関わらず、マコトはしのぶの本名さえ教えて貰えないまま日々が過ぎていった。そんなある日、しのぶは職場ゲイバーの夏恒例の日帰り海遊びから帰ったら本名を教えるとマコト約束する。ところが海遊びの帰りのバスの中、マコトがしのぶの肩に持たれたまま寝入ってしまい、目を覚ますと……。

増田感想

 軽い気持ちで読み始めたら、ヤバい、猛烈どシリアス。わかりやすい超特大不幸急展開に突き落とされてしまったぁ! すごくベタなんだけど前フリほぼ0でこれはかなりきついな。1話目の陽気なゲイバーのイケイケなノリはなんだったのか。ずっと陽気な仲間でキャイキャイしながら支え合っていくのではなかったのか。

 時の経過とか時系列がかなり分かりづらくて、何度もページを行ったりきたりしてしまった。そこが分かりづらいからこそ突然のシリアスにまんまと衝撃を受けてしまったのだけれども、しかしそれにしても第一話半ば辺り、解りづらすぎね? という気もする。

 期間限定無料の4話のラストがあまりにも引きが強すぎて、思わず1巻を買いたくなってしまったのだが、某BLレビューサイト確認したところ、最近4巻が出たばかりでしかも未完。3巻から4巻が出るまでに三年以上の空白があったというので、続きを正座待機するのはかなり辛そう。完結するまで買うのは止めとこうかな。恋愛ものというよりも、とあるゲイカップル人生を描いた超大作なのかな。読むのに覚悟が要りすぎる。あと、読み応えはあるけど萌えはしなかった。



『飛行少年ズ』(野火ノビタ

(【追記】おもいっきタイトル誤変換していた!「非行少年ズ」ではなく「飛行少年ズ」が正しい)



 「野火ノビタ」は榎本ナリコ先生二次創作でのペンネーム。本作は『幽遊白書』(冨樫義博)の二次創作BL漫画で、カップリングは蔵馬✕飛影。

あらすじ

 百年後の未来。飛影が東京タワーの近辺をうろついていたところ、偶然蔵馬と再会する。妖力を喪いただの人間となった蔵馬は、人としての天寿を全うして一度死んだが、自分そっくりアンドロイドに憑依して復活し、日本に帰ってきたという。ちなみにタイトルsteel man No.28の意。つまり鉄人28号

  • 『好き好き大好き』

 黒龍に心の表層部を喰われてしま精神幼児化してしまった飛影が、蔵馬の背中にへばりついて離れなくなってしまった話。タイトル戸川純の曲から

 大人になった蔵馬が、飛影と自身との関係ピーター・パンとウエンディの関係になぞらえて語る話。

二次創作なので感想を書いても仕方ないような気もするが……。

 一話目は飛行して、2話目はぶっ飛んでいて、三話目もやっぱり飛行していた。さすが『飛行少年ズ』というタイトルなだけのことはある。久しぶりに読んだが、懐かしき平成同人誌のにおい! 楽曲引用、枠外で語られるどうでもいい設定、変な模様のスクリーントーン。懐かしい、ああ懐かしい!!

 『SM-28ラスト辺りの飛ぶシーン、鉄人28号というよりはサイボーグ009だった。002と009は飛ぶというよりは墜落したのだけれど。『好き好き大好き』は全力で飛ばしてるギャグから最後ストンと切なさ残すエンドなのがとてもいい。これ、こういうところが、野火ノビタ先生同人誌の好きなところ。『飛行少年』では、唐突にフック船長役で軀が登場したけれど、そんなことして、剃刀入の殺害予告とかビリビリに破られた本の返送とかに遭わなかったのだろうか。と、昔の過激派やおいちゃん(←腐女子という言葉が当時はなかったのだ)恐すぎ伝説を当時の同人界隈を知る人からいたことがあるので思った。ピーター・パンとウエンディ……原作はどうかなと思うが、二次創作での蔵馬と飛影の関係性って概ねそんな感じがする。

 榎本ナリコ先生の『センチメントの季節』が読みたくなっちゃったな。BLじゃないけど。


 私自身はリアタイ当時はBLをまだ知ったばかりだったという(むしろ幽白で知ったのだが。)のもあり、幽白BLにそこまで深い思い入れはない。だが、野火ノビタ先生の蔵飛はすごく印象に残ったので、大人になってから再録本を買った。今の私のBL読書傾向からすると、幽助✕蔵馬辺りにハマりそうな気がするが、さてどうかな。といって、幽白全巻読み返すのはちょっと億劫だ。いざ読めば面白くて徹夜読破しかねないほどだというのは、分かっているけれど。


『日々、君』2巻(小池定路

あらすじ

 劇団の手伝いやさとるの脚本を通して、演劇をしてみたいと思ったいつきは、そのまま入団新米役者として稽古に精を出すことになった。一方、さとるはというと、いつきが入団したことを嬉しく思いながらも、私情を挟んで依怙贔屓をしてしまうのではないかとおそれていた。また、自身のいつきへの感情性愛含みの恋愛だと気付き、自己嫌悪に陥ってしまう。

増田感想めっちゃネタバレする。)

 んまぁー!? 想像以上にちゃんとBがLしているではありませんこと!?

 ていうか、最後まで恋なのか何なのかわからないままもだもだし続けて終わるのかなと思っていたから、ちゃんと告るまで行ったことに驚いてしまった。その前に、いつきの豪快な脱ぎっぷりに動揺したさとるが、「そういう意味」での欲をいつきに対して持っていたことを自覚して悩む……ところまで行くとも思ってなかったし。ほのぼの系かと思ったら、案外シビアに掘り下げたな。1巻の冒頭辺りでまず、いつきのうなじの辺りが綺麗だと独白していた時点で、さとるがそういう欲を持っているのはモロ見えだったから、今更いつきの後頭部の刈り上げ部分を触りたい以上のことを言うとは思わなくて。いいけど……読んでるこっちもかなり動揺する展開w

「同性をそんな目で見るのは失礼では?」

「異性に対しても失礼じゃないの?」

 というさとると坂上の会話が印象的。自分気持ちを打ち消すのに、もはや同性だから言い訳にはならない。いい時代だけど奥手人見知りには退路がなくて大変かもなあ。

 それと、最強に萌えた&笑ったのは、パーカーonパーカーいつきくん。いつきのかわいい挙動の最たるものがこれ。かわいい

 この巻で早くも完結になってしまったけれども、もっとさとるといつきの日常を見てみたいなぁと思う。小池先生あとがきに描き足りないと書いておられたので、小池先生ツイ垢フォローしなくては! ちなみに、ずっと自キャラで遊んでいるタイプBL作家さんが私は好き。

 

2021-12-02

読みかけの本。

 第9回BL小説大賞に出品したせいで先月は自分創作(出品作の直し作業)が忙し過ぎて、本を読むとかいう気分ではなく、読みかけて積んでしまったものが多かった……。

読みかけ挫折or挫折しそう。

アンタッチャブル』(馳星周

 馳星周先生作品って、少年漫画青年漫画二次創作BLを覚えた人間にはヒャッホー! な、ヒリヒリとした男同士の関係性を描いたものがちらほらある。私は『生誕祭』が好きだなぁー。けどここしばらく馳作品を読んでなかったなと思い、バディものだというし面白そうだなと思って本書を手に取ったのだが……。

 冒頭がすごくダルい。今まで読んだ馳作品の中でここまでダルいと思ったものはなかった。うぅ……なんだこれ。でも作者あとがきには楽しんで書いたって書いてあるんだなぁ。作者が楽しんで書いた作品駄作法則発動か、それとも中盤から急に面白くなるのか。わからないけど、十分の一くらい読んで脱落した。


私立探偵麻生龍太郎』(柴田よしき

 BL字書き仲間から、「柴田よしき作品BLだよ!」と教えられて、どの作品BLなのかわからないまま、とりあえず目に留まった本作を読み始めた。しかし、最近の私にはBL貧乏神でも憑いているのか、これもいきなりダルくてくじけそう。某BLレビューサイトマンスリーくじも外したし、散々な気分だ。



遅々として進まないけれど、頑張って読んでいる。

武漢日記』(方方)

 中華BLかぶれて中国に興味を持った私、感染症がどうかというよりかは、中国市井の人々の暮らしぶりを知りたくて、本書を読み出した。これは興味深い。封鎖下の武漢の人々の暮らしぶりもよくわかるが、中国一般市民暮らしや考え方も見えてくる。ステイホームするしかないので、著者のだしてくる話題ネットの話多めなんだけれど、中国ブラックジョークとか、漢詩パロディーとかが興味深い。

 中国といえば言論の自由のない国というイメージだけれども、それでも人々は完全に右へ倣え(いや左へ倣えかな。)している訳でもなく、動画血気盛んに行政批判地方自治体disくらいなら意外と大丈夫だったりするの?)や罵倒をしていたり、ユーモアを交えて上手く規制を交わしつつ本音吐露しているようだ。

 ちょっと意外だなと思ったのは、中国人達プライバシー大事にしている。自由感染症対策を天秤にかけてどっちを取るかっていう議論が出てきたりとか。また、感染症対策大事だけれども経済を回すのも大事でしょう、とかい意見も出たりして、完全に共産主義なのではなく、資本主義的な考えも取りれているようだった。いや、資本主義というよりは現実主義なのかな。

 著者の方方先生基本的当局を支持し信頼していると繰り返し述べつつ、極端な思想極左)は人々の暮らしに悪影響をおよぼすとも主張している。そしてよくネトサヨから攻撃されたりブログサイトからアカウントブロックされている。

 思い切った都市封鎖で徹底的に感染症対策をしたにも関わらず、なかなか感染者数が減らなかった武漢。本書は日記なので、リアルタイムにその状況を体験して書いている方方先生や、一般武漢市民にはどうしてこんなに長く閉じ込められなければならないのか、分からなかったようだけれども、この翌年に俯瞰で見れる読者の私には、さもありなんと思える記述が所々にある。一般市民の多くはステイホームをしていたものの、当時の武漢にはホームレスもいれば貧民街も一部にあったらしく、それらの困窮生活者は生きる為にいつも通りの暮らしをしていたようだ。また、物資の配給に従事していた人々……多くは市の職員ボランティアだ……の感染症対策情報不足物資不足から万全とはいかなかったようで、それが感染拡大に影響していたのではないかと私には思える。

 日本でも他山の石とすべき所は、役所というのは日常仕事様式から、どうしてもフレキシブル対応が苦手となってしまう、という点かなと思った。こればかりは国の主義とか関係ない感じがする。全体主義・強権主義的なところのある国は感染症のような問題には強いと、外の我々には見えたけれども、現実にはそれでもかなりの苦労があったことが本書にはありありと書かれている。

 ……とまあ長々と書いたけれども、まだ半分ちょっとしか読んでないので、頑張って続きを読む


女性の生きづらさとジェンダー 「片隅」の言葉と向き合う心理学』(心理科学研究会ジェンダー部会

 BL関係ないけど。読んでみれば、一般社会から顧みられることのない、普通から脱落した女性たちの暮らしものの考え方、世界の捉え方が書かれていて、興味深い。のばらあいこ先生の『秋山くん』『寄越す犬、めくる夜』の登場人物(こっちは主に男性だけれども、所属階層はほぼ同じだろうな)の日常とかを思い浮かべつつ読んだりとか。

 性的逸脱行為を繰り返す少女が、自らの価値を「需要」のある無しで語るくだりとか、衝撃を受けた。しかし、そこまで荒れた生活を敷いられているわけでなくても、自他を使える使えないで見ている人というのは世の中にはとても多いというか、ただそこに存在することさえ許されない、役に立つの義務であるかのような圧が社会全体にのしかかっている気はするよなあ。そういう圧が、社会の中の一番弱い人々を押し潰してしまうんだろうね。

 非行犯罪少年院に入れられた少女達が、更生教育を受ける中でやっと自分存在肯定することを覚えるということ。世間的には少年院に入るなんて罰だとしか思われていないけれど、そこが人生の根幹の部分を学ぶ唯一の場所であるという人も世の中にはいて、必要場所なんだなあ。しかし、女子少年院を出てから数年後に悲惨な姿でまた戻ってきた女性の話しは重く辛かった。せっかく自分を大切にすることを覚えても、彼女ゴミのようにしか扱わない人しかいない世界に戻っていくんだね。ネンショー出だということで……。

 まだ四分の一くらいしか読んでない。辛いけど最後まで読むぞ。


から読むBL

『飛行少年ズ』(野火ノビタ

 唐突に、紙の同人誌なんか家に一人で居られる昼間しか読む暇ないじゃん! と思って宝箱から発掘してきた。幽遊白書同人誌、なんだけど、表紙からして誰おま。これが野火ノビタクオリティ。だが読めばなるほど蔵飛……そしてエモい

 実を言うと蔵✕飛は特に好きではないが嫌いでもなく、しか野火ノビタ先生作品に限っては超好きなので本を買ったという。私自身は幽白の最推しカプは男女カプなので、表向きには蔵飛読むなんて言えない。腐に媚びてんじゃねぇと陰口を言われるので。BLのカプでは仙水✕樹が好きだな。推しても誰とも喧嘩にならないし。



という訳で、今日は久しぶりに読書の日と割り切って、ひたすら読むぞ。

2021-11-25

最近読んだBL

 今月は某BLレビューサイトマンスリーくじが当たらなかったので、若干乏しいBLライフ。『ボーイズラブアンソロジー Canna』の十周年本(分冊版)が欲しいんだけど、百円ほどお小遣いが足りない……。ラッキーなことに、欲しい分冊の中に私の推し作家朝田ねむい先生と座裏屋蘭丸とハジ先生と文善やよひ先生作品が収録されているのだ。すごい、なんてお得……! 丸ごと買ったら2700円以上、分冊だと700円強。推し作家さんがバラけていたら分冊買うのは損だったのでよかった。

 それにしても、BLお小遣いが月2000円なのと3000円(←運良くくじが当たって千円加算された場合)なのとでは、BL満足度がかなり違うな。

『寄越す犬、めくる夜』1巻(のばらあいこ




あらすじ

 主人公新谷は、高校生の妹の面倒を見つつ、ヤクザ経営しているカジノバーテンダーとして働いている。ある夜、新谷ディーラー菊池ウエイトレスと組んで客からの上がりをガメている現場を見てしまい、菊池に盗みをやめる様に注意する。菊池ウエイトレスの様子から、二人が誰かの指示で盗みをしていたことを悟る新谷。首謀者で菊池の先輩である竹田新谷は話をつけるが、竹田菊池を売り、盗みがカジノ店長須藤の知る所となる。報復として須藤要求してきたことは……。


増田感想

 まるで映画の冒頭の様に、状況説明必要最小限。BL作品にしてはちょっと解りづらいスタートに驚き。

 菊池馬鹿っぽさがとてもリアル社会の最底辺層を生きるチンピラの、無駄にイキリ散らしている感、その割には暴力に弱すぎるところ、根の純朴さ……というか、端的に言ってIQ常人3分の2くらいしか無いんだろうなという。そして新谷のお人好しさ加減も、慈愛や博愛というよりは、発達障害的な何かで自制心が低いだけなんだろうなという感じ。すごい、はっきり言って馬鹿しか出てこない。でも嫌いになれないし無視できない。そんな感じの類の馬鹿さ。愛のある描写とも言うかもしれない。

 同作者の別作品秋山くん』もそうだけど、日本社会底辺層の人々とその暮らしぶりを描くのが異様に上手い。なしてそんなに上手いのか。作者自身がけっこう修羅場を潜っている人なのか。それとも単に、裏社会を描いた映画ばかり観てるとか、『ウシジマくん』や『カイジ』をやたら読み込んでいるのか。ともかく、何でこの人こういうのを描くんだろう? と、作品の魅力もさることながら作者本人の来歴がつい気になってしまう。

 本作、前から存在は知っていたんだけど、タイトルが『寄越す犬、めくる夜』なのか『めくる夜、寄越す犬』なのか最近までわからず……。今頃になってやっと、『寄越す犬、めくる夜』だと知り、おぼえた。略称が『よこいぬ』だから『寄越す犬』が先。もうわすれない、たぶん。物凄く「痛い」(アイタタタという意味ではなく)BL漫画として有名だけど、本当に痛いな。救いがあるとは思えんストーリーキャラ設定。何話目かの表紙絵の須藤が異様に可愛いのだが、物語1話から読んでいってそんな可愛い須藤を見せられると逆に気味が悪いというか、グロテスクというか。救いの無さが一層際立つ。


 ところで、『寄越す犬、めくる夜』は少し前に完結していて、来月に最終巻が発売される。その関係で、今、シーモアで1巻が期間限定無料で読める。そんな訳で、今月はお小遣い関係で乏しいBLライフを送る私にも読めたのだった。ちなみに、何故か知らんけど修正が白スラッシュが入るのみ。普段BLKindle電子を買って読むだけなので、こんなに修正の薄いBLを読むのは私は初めてだったのだけど、こんな可愛い絵柄でちんちんだけリアルに描かんでも……という感想。まあ、秋山くんの脇毛で、作者が変なところでリアル志向なのは知ってたけれども。

作者の人となり気になりすぎ問題

 気になりすぎてググってみた。のばらあいこ先生はすごく漫画が上手なのに、商業BL作品がこの『寄越す犬、めくる夜』と『ぬるくなるまで待って』と『秋山くん』しかないっぽい。あとは女性向けで『にえるち』かな。興味深い作家さんなのに作家買いに手間取らなさそうなのは、良いのかなんなのか。

 『ONE PIECE』のサンゾロ描きの人気同人作家でもあるらしい。感想を読むぶんには、同人誌のほうもエロ&エモに定評のある作家さんなのかな。ぐーぐる検索結果にずらりと並んだ、サンゾロ本の感想たち……それがまさかの「読書メーター」に投稿されているので、何事かと思った。のばら先生サンゾロ本が東京漫画社から出版されている? この業界に私は全然詳しくないのだが、こういうのって原作著作権者版権元に許可取ってやってるものなのだろうか。許可取ってやってるものなんだよね? 出版社がやってる以上はガチ営利目的なんだし。なんかすごい。あ、でも思い出したが私、榎本ナリコ先生幽白エヴァ同人誌再録本(これは双葉社)なら持ってるわ。二次創作同人誌商業目的でも出版されているというのは、今更な話か。

きのう何食べた?』1巻&2巻(よしながふみ

 再読。


増田感想

 前々から思ってたけどシロさんの物言いが物凄くキツい。泣かされつつものほほんと付き合い続けるケンジの人徳がすごい。私はもしもあんなに口の悪いのが自分パートナーだったら、かなり嫌だな。2巻でシロさんの元彼鬼畜エピソードちょっと出て来るけど、鬼畜彼氏にはおおらかで暴言を吐かなかったらしいシロさん。惚れた弱みだろうか。好みのタイプではないケンジにはワガママが言えるって面白いけど、にんげんそんなもんかもなーって気がした。同作者の『1限めはやる気の民法』の主人公田宮もシロさん的なキツい性格キャラで、攻めの藤堂がマイペース鷹揚キャラだった。そういうのが作者の性癖カップリングなのだろうか。

 物語よりも料理が中心で、起こった事件解決しないでほっぽり出したまま料理シーン書いて食べるとこ書いて「おわり」ってなるのすごい。特に双極性障害っぽい女性が元夫に息子の親権を取られた上に息子との面会を拒否られる話なんか、そこで終わるのかー!? と驚愕した。現実円満解決なんかしなさそうな話だけどね。

2021-10-23

ハゲ美少女アニメにも出てこないね

anond:20211023231942

ロイドヒロイン幽白にいるけど、禿で主要キャラの女は虚構にも出てこない

美化することが不可能属性なのだろうか

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