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はてなキーワード: キャストとは

2024-02-26

クズとヤリモク観察日記

タイトルの通り、ヤリモクやクズ面白い男たちを観察した備忘録

あくまで一個人の感想経験である

当方女。29歳でバツイチになり30歳まで3か月ほどあったため、その間だけ遊ぼうと思ってチャットアプリ登録した。

男を釣るため、自分の顔をAIに読ませてほんのり面影の残っている美女作成男性陣が好みそうな焼肉、お寿司ラーメン写真プロフに載せた。

私は地方在住だが、母数を多くするため居住地東京都在住に変更した。基本ヤリモクとは会う気はなかった。

29だとあまり需要いかとも思ったが、そこそこ穴モテ

その中でアプローチをかけてきたヤリモクたちやクズを紹介する。


ストレートきんたま男

このタイプは性欲を何も隠さない。きんたまが喋っている。ある意味話は通じないので楽。

「やろう!」「今夜空いてる?ドライブ行こうよ」のほか、チャットしてすぐの下ネタや謎のSEX自慢が始まることが多い。

この手のきんたまはエピソードに事欠かない。

・手当たり次第にチャットを送ってる(と思われる)消防士がいて、自分の体力とペニスの大きさ硬さの自慢しかしてなかった。20代後半なんだからもう少し自慢できる事柄を増やしてほしいなと思った。

・「くんにちは!」などのキショい挨拶や、名前アイコン女性ににしてセクハラ質問を投げるおじさんがいる。

・「セックスで女をメスにするのが好きなドSなんだけど興味ある?」という男がいたので、「それじゃ合わないね、私も男を雌犬にするの好きなんだ」と返すと

「そっちにも興味ある」とすぐに鞍替えしていた。ドSどこいった。

・年上のお姉さんに責められたい願望があるやつ多い。




ホスト/女風

ホストや女風のキャストたち。

ホストは年齢に合っていないブランド品をつけているので概ねわかる。ノリが軽く話しやすいが、営業掛けられるのは怠かったのでスルー

女風のキャスト比較礼儀正しいしさわやかな印象の人が多い。初動では女風とは言わず「アロママッサージリンパマッサージ体験無料です!」と売り込みをかけてくる。

正直マッサージはしてほしいが、お金払って同性のプロにお願いして適切なマッサージを受けたい人間なので身元の分からないのはスルー

たまに元AV男優っていうのも混じっている。



③35歳以上/既婚者

何故か男性の年齢が35を超えてくると名前でわかるようになってくる。

~35歳 ひらがな三文字(ゆう、はるき、等)

35歳~ なんかキモい名称ラーメン丸、等)

35歳過ぎてチャットアプリやってる人は大体既婚者か変質者である

絵文字ではなく顔文字を入れてくるがそれはせいぜい15年くらい前の文化で、文面が古いことに気づいていない。

パパ活の予定はなかったためすぐにブロックした。



彼女募集中

本当かどうかはさておき、彼女募集中という設定の男。大半はこの層。(というか③→①とか流れの人が大半。)

一方的趣味写真を送ってきたり、女の理想を語ってくるなどモテないだろうな…と感じる人や

会話をしているうちに、だんだん化けの皮が剥がれてしまってヤリモクっぽさが滲んでしまう人が多い。

下ネタでジャブを打ってきたり、貞操観念を聞いてきたり)

会話を必死で繋げてくるし、追いチャットもしてくる。

クズ度の高い人は「付き合いたい」「可愛い」「好き」「結婚しよう」とか会ってもないのに言いがち。

クズ度が比較的低くても、話を広げようとしなかったり最終的につまらないと感じてしまう人が多い。

きんたまストレート男たちよりは多少マシな気がするけど…似たり寄ったりか。

たまに真剣度の高いマッチングアプリだと本当にいい人がいたりするけどかなり少数だと思った方が良い。



⑤誠実系クズ

厄介度No.1。ぱっと見まともに見えて楽しい時間を過ごせるが、人間として一番信用できないタイプ

経験少ない子は騙されてセフレにされがち。

言動に余裕があり普通にコミュ力があるので、魅力的に見えやすい。連絡がこまめ。

通話をしてみると、共感が多く聞き手に回ってくれるので心を開きやすいが、そう見えるだけで大して何も聞いていない。

ちょいちょいヤレそうな女かのジャブを打ってくる。

通話終わりに「楽しすぎて、会いたくなっちゃうね」等の言葉女性側の感情を高め、会おうと誘導するパターン散見される。

だいたい2年くらい付き合っている彼女に飽きてセフレ探しをしている男が多い。

女性慣れしていて、会話で女性側を気持ちよくさせる技術は持っているので、見極めに少し時間がかかる。

ホスト等は商売で甘い言葉をささやくが、この手のタイプナチュラルに人を騙すことに抵抗がないなのである意味人として一番危険かもしれない。

彼らと話していると、個人的に「クズに遊ばれるよりクズ本命になってしまう方が悲惨だな」と感じる。

女性の扱いが上手い分本命とも上手くいくのだけど、結局自分のことしか考えておらず彼女すら平気で裏切ってくるからだ。

クズ一時的寛解するかもしれないが完治はしない精神疾患だと個人的に思っている。







チャットアプリのほうは始めて1週間で疲れてやめた。

まだほかにいろいろな人がいるとは思うが、私がチャット通話した人たちはこんな感じだった。

日常では出会わない人たちばかりなので大変勉強になった。

こんな観察してる自分も相当終わってて笑う。でも面白かった。

読んでくれてありがとう


その後、私は他のマッチングアプリ彼氏ができた。

その人には私からアプローチをし、私から食事に誘った。女慣れしていなくて受け身の人だったが、今はとても大切にしてもらって再婚も決まった。

ありがとうクズたち、幸せになるね。

2024-02-25

推しの子】の実写で不安なのは

キャスト演技力脚本の改変も確かにあるけど、邦画特有の画面の力の無さだと思う。

しょうがくそ位置から撮りましたみたいな中途半端な構図、手抜き工事しか思えないショボい照明、どれだけ劣悪なスケジュールなんだと心配になる色調補正で画面に説得力がないものに仕上がるのが一番怖い。

実際、「彼女、お借りします」の実写が自主映画かよと思うような半端な絵で、アニメ版の大胆な省略を背景に取り入れた画面構成と雲泥の差でストーリーとかそれ以前だった。

画面のショボさは本当にどうにかした方がいい。

その点、ゴールデンカムイ幽遊白書はうまくやってたように思う。あのくらいは作り込んでほしい。

2024-02-24

アニメいかパジャマパーティーズ編開始

これにより新曲パジャマパーティーズのうた」発表

歌唱声優キャストも発表

みどり役(CV:諸星すみれ)

ぴんく役(CV:長縄まりあ)

むらさき役(CV:内山茉莉)

しろ役(CV:篠原侑)

ED曲もこの曲に変更(一時期か?)

邪悪。先を知ってたらすごく邪悪

グッズ、曲配信で稼いでやろうという金の匂い

からの先の展開を含めて邪悪

やはり、アニメでくりまんじゅう先輩に酒を飲ませたあたりから腹をくくったのかもしれない。

いかわで商売をする人は覚悟を持って参加してください。

2024-02-21

建築アカウント」を見ていると暗い気持ちになる

Twitterを見ていたら,「〇〇という建物解体されてしまった。価値のある古い建物が保存されないのは悲しい。」と建築アカウント自分の住んでいる田舎が取り上げられていた。

彼は誰かを責めているわけでもないし,純粋に悲しんでいるのだろう。彼のフォロワー自治体に抗議をして…ということもないので,実生活には完全に無害だ。

それでも,彼と自分との間にある隔たりを感じて暗い気持ちになった。

別に田舎人間は「価値のある古い建物」を好きで壊しているわけではない。その建物が長い年月残ってきたということは,それなりの価値を感じていた。

でも,いろいろな事情で壊さざるを得なかった。維持費の問題かもしれないし,管理できる人がいなくなったからかもしれない。

彼がそれを悲しむのも,SNSに書き込むのも自由だ。

ただ,「文化つまみ食いをする立場で,よくそんなことを言えるな」と心の暗い部分で思う。

都市に住む彼は文化資本で圧倒的に有利な立場にいる。博物館美術館図書館が山のように整備されていて,いつでも旅に出て田舎に行ける。

かたや田舎では,県庁所在地博物館美術館市町村に小さな図書館があるだけ。自分が住んでいる場所から美術館まで行くには,自動車で2時間かかる。

田舎を出て別の田舎に旅をしようとすると,信じられないほどお金時間がかかる。

彼はそんな「文化的に恵まれない暮らし」が想像できない。彼はいろいろな田舎を訪れて,文化をつまんで食っていく。

しかしその文化が金のなさや人手のなさにギリギリで耐えながら成立していることを知らない。あるいは,知った上で目を背けている。

そしていざ文化が消えていくと,SNSに悲しみの気持ちを書き込む。「自分が支える」という気概は全くない。

極端な言い方をすれば,「田舎人間は,俺たち都会の人間というゲスト文化を見せるためのキャストだ」と田舎テーマパークのように思っている。

そうじゃない。田舎文化は,住んでいる人間が作り上げてきた,作り上げていくものだ。

SNSで悲しみの言葉を呟く彼に言いたい。

田舎に来てくれ。価値ある建物を,田舎文化を一緒に残そう。

2024-02-18

今週のチャンピオンでとうげんあんきってマンガの2.5次元特集原作者キャスト脚本演出が対談するってのがあった

はじめに目に付いたコメントは「普段原作者と会えることなんてないんでまじでうれしいです!!」ってのだね

例の件あったからなおさら ああ・・・ってなった

ちなみに脚本演出チェンソーマンの2.5次元でも高評価だった人だったから、出来自体大丈夫そう

ただコラボカフェアニメイトでやったりってとこから、よわぺだと同様女性向けって側面が強そうだな

2024-02-16

またトヨタテスラが手を組まないか

車両バリエーションが少ないと批判されるテスラ

EV対応が遅れていると批判されるトヨタ

これってテスラトヨタが手を組めば問題解決することね?って思うんだよな

テスラは今まで実質1バリエーション体制で、そこからサイバートラックを増やすのに苦労してようやく去年末くらいか市場に少量出せるようになったが、まだ苦労している様子(おそらく品質イマイチになりそう)

一方トヨタEVギガキャストノウハウが欲しい

更にお互い中国という外敵に脅かされている

ものすごく互いの利害が一致している感じがするんだけど、また手を組むなんて話はないかな?

鬼のよう車両バリエーション増やせるトヨタテスラ廉価版EV共同開発という名目製造するとか全然ありな気がするんだけど

2024-02-15

あ‘’~3.5

昨日が三日目だったけど、もう辞めたくなってる

昨夜の夢は、今までの職場大学時代の同僚友人の良かった面だけが出て来たキャストで組んだ、知らない所でやってる学祭みたいな話だった

今の現実しんどいので夢には心底ホッとした

逆に寝入り端に今の職場の様子がチラついてきたので慌てて払いのけてから寝た

しかし今朝の早朝、これまでの三日間用に合わせたアラームの時刻に、セットしてないのに目が覚めて夜明け前の薄明かりで考えてると、どんどん嫌だなあという方向に思い悩んでしまう、やっぱり夜もそうだけど暗い灯りの所で考えるのはよくない

扱ってるモノに興味が湧かないので区別がつかず、先行して業務に就いている同僚が間違いをして仕事中にさんざん詰られてるのを目の前で聞かされていつオレもあんな扱いをされるのかと考えて恐怖で常に萎縮している

こんなとこに居てはイケナイという想いと、いやいやそのうちなんとかなるんじゃないのという根拠の無い躁状態クルクル変わってしんどい

錠剤みたいな睡眠薬を1瓶服用して亡くなった人のニュースあったなそれなら簡単にしねるのだろうかやってもいいか

配偶者子供もも自力で生きていけるし、親や兄弟や親戚なんかどうなってもしらんし、いまそんな必死になっていきる必要ないよな

2024-02-13

アリエル黒人になったのは原作意向だけどな

原作意向に沿った改変なら誰も文句は言えない、だって

面白いね。

実写版リトル・マーメイドを覚えているか

アニメでは白人だったアリエルが、実写版では黒人女性キャストされて話題になった。

当時は日本の皆さんも結構文句言ってたよね。

アニメと違う!

アニメと違う!

って。

でもリトル・マーメイド原作(※) はディズニーなんだし、ディズニーにとってはアリエルの肌の色なんてどうでもいい、ということだ。何を大事に思ってキャラクター物語を作ったかは/同一性は、著作権ホルダーのディズニーが決める。誰も文句なんて言っていいはずもないんだよ。

なのに明らかに観客が原作の改変に口挟んでたよなー? 都合よく忘れてるよーだけどさー。

確認したんだけど、あのときは確かに、「自分が好きなものが変わるのが嫌なら嫌と言っていい」って意見が人気だったんだよ。

あなた達は本当は、原作意思に興味なんてない。

原作気持ち尊重したいなんて思ってない。

脚光をあびる巨人を、陰で支えるべき黒子たちに自我を持って欲しくないだけ、だから足を引っ張る。

人の下で働く自分自身に選択肢を与えたくないから。

2024-02-12

anond:20240212122146

副業風俗やっているレベルのわけわからないヤツなら、本業(IT)の方がすぐに年収上回ると思います

経験でも売り方間違えなきゃ400万以上狙えるし、将来的には600〜1000万全然狙える

 

ただまぁ先進国ではなんらかの知能・メンタル問題がなきゃ風俗水商売やらないから

 

『金が無いからこそ健康優先でデスクワーク』を導き出せないのは、多分なんらかの特別な困難あるし、

特別な困難がなくても(具体的には30代・40代過ぎても副業なしで水商売出来る。30代・40代過ぎてもブランド物貢いでもらえる)

若い頃に楽して金稼げるを覚えちゃうと、昼職で嫌なことあるとすぐ辞めちゃうのよな

水商売接客が出来るなら、同性の同僚はともかく(フツーにキャスト同士で揉めてるし)

異性の同僚や上司なんて転がし放題よ

実際、それで、IT経験バツイチ子持ちアラサー↑で、

転がしまくって初アサインでフルリモートかつ残業ゼロ仕事を勝ち取った人おったよ

 

けどまぁ秒でやめたよね、給与が安い&やり甲斐がないか

 

やり甲斐スキルアップやある程度の給与求めるなら、英語が出来るんだし、

◯◯やった方がいいとかXXやった方がいいって言ったけど、

子どもいるから家にストレス持ち帰りたくないとか言ってやらないよね

 

苦労する=スキルアップ出来る ではないので、無駄な苦労はしない方がいいが、

かといって若さや性を売って簡単に金を稼げるは覚えさせてはいけない

後の就業に大きな影響与えるし、年取ったら水商売風俗給与安いし自尊心傷つくぞ

主人公が変わるのってどう?

たとえばクレジット順が変わるのはタレント事務所が金だしてるとかあって

実際見たら内容は原作とは変わらんやんみたいな映画結構あるんだが…

それはわりと許容範囲なんだよ。結局商売もあるし忠実度を期待したいのは作品の中身だし。

そのなかで性別が変わるやつあるじゃん主人公がだよ。

たとえばキャプテン・マーベル

幸運なことに原作キャラを知らないので「はえー」って感じで見たんだが実は原作は男と聞くと…腹がそわそわしたんだよな。

で、この記事を書くきっかけになった理由というと…

舟を編むが実写ドラマ化されて、主人公が別のキャラになりますって情報を見たから。

見てない人に説明すると舟を編む小説原作実写映画がすでに高く評価されている。

映画とはキャストを全員変えているのだが、分かりやすキャスト名で言うと

映画版の主役は松田龍平なのだが、ドラマ版の主役は池田エライザになるのだ。

とんでもない性転換だなとか、まあ松田龍平映画なら変なのも多いしアリか?とか思えるのだが

ドラマ版の池田エライザ映画版では黒木華がやってたキャラなのだ

ちなみに松田龍平キャラ野田洋次郎がする。

オダギリジョー向井理宮﨑あおいミムラになる。

エライザは原作にいるキャラだが準主人公でもないし…。

ドラマ版相関図ではエライザが大きく主役だと分かり、野田洋次郎と並んでいる姿を確認できる。

タイトルは「舟を編む〜私、辞書つくります〜」

ダッッッs

あらすじを読めば少しは理解できる。

ドラマ物語原作の中終盤ごろから始まる。

新卒だった主人公が既に結婚中年になったころだ。

若手の社員として主人公のいる部署エライザが移動してくるというストーリー。これ自体原作の流れだ。

かにエライザを主人公のような見方をしても悪くないかもとは思う。

しか原作でよかったのは結構何にもできない主人公時間をかけて成長して後輩を持つという流れだったのだ。

これが途中から始まるわけだから主人公の成長過程シンプルには見えないわけである

どこまで原作通りに進めるかは分からないが…

これは完全に視点を変えるということになるよなと。

どう思う?正直なにが起きてるんか理解が追いついてない。

もうドラマ始まっちゃうんだが…原作映画アニメも見たけどドラマドラマどうすればいい

映画黄龍の村 SNSにNOTオタク陽キャが迷い込んできて早数年

Netflix配信されているこの映画

2021年公開の作品だ。今月7日に配信された。

1時間しかない。キャストはほぼ無名。低予算

なのに昨日、Netflix映画日本ランキングプラダを着た悪魔を抜き1位を獲得した。

あらすじを見よう。Netflix公式Xより引用

キャンプ場への道中、携帯も繋がらない山中で車がパンクしてしまった8人の若者。助けを求め彷徨った彼らが辿り着いたのは「龍霧村」。

奇妙な村を舞台に、集団狂気想像を絶する惨劇が勃発する。】

何一つ間違いはないあらすじだと言いそうになったが龍切村である誤植指摘。

さてホラージャンルのこの作品グロはほぼないのであるが、まぁ出てくる主要キャラがきつい。

今時のリアルなウェイ系陽キャ軍団想像してくれ。

その解像度もっともっと高めていけ。

最高にリアル陽キャ軍団想像するのだ。

できたか

はい。それが出てきます増田が一番苦手なやつ。

で、まあ陽キャ陽キャでいられなくなる展開なのだが……

SNSでこの映画感想検索するとわりと曖昧レビューばかりが出てくるようになっている。

なんせネタバレ厳禁という暗黙の了解があり、詳しくなんとも言い表せないのだ。

今書いている間も紹介するか迷っているが、まあこれくらいでネタバレ発狂するなら読んだやつが悪いの精神で書いている。

なので「面白い」「好きだ」「なるほどなー」「メッセージ性がある」「評判ほどじゃないなー」「合わなかったなー」「監督過去作全部見る」「天才作品」とかで感想は埋まっているのだが

一部結構批判してるアカもある。

その批判の仕方がなんというか…感情任せであったりして他の投稿を読んでみると…めっちゃ陽キャなのだアイコンがふざけた自らの写真のやつが多いという共通点もあった。

SNS史での大昔なら陽キャはいなかったので(要検証)こういうほの暗いやつが作った映画があっても陰キャオタクだけでニタニタできていたのだが、

昨今のSNS話題になった作品をノリで見る陽キャが、うっかりこの映画を踏んでしまったのだろうと思うと……可哀想だ。もうこれを機に彼らはSNSを辞めてしまうかもしれない。

一つ補足すると、この映画陽キャはなんの罪もなく冷静に見るといい奴らであり、理不尽に苦労するので、陽キャ側の気持ちも分からなくもないが

やはり陽キャ陰キャは交わらないほうがいいのではないかと、SNS世代入学時代になって今更思うのだった。

映画感想

陰キャなのでとっても面白かったです!

U-NEXTでも見れるよ!さくっと見れるので堤幸彦の深夜ドラマ好きな人とか、鬼太郎誕生ゲゲゲの謎とかサンクチュアリが好きだった人は是非見てみてね!

2024-02-11

日本の「推し活」はなんで「作品」ではなく「人」なんだろうか

推し活」という言葉が登場してから、この現象にずっと強い違和感を持ってきた。

聞くところでは「セクシー田中さん問題の背景には、芸能事務所が推す俳優キャストありきのドラマ制作があり、結果として原作脚本が軽視される傾向があるのだという。事実日本ドラマレベルが高くて面白いという話は残念ながら全く聞かない。個人の好みや感想を言わせてもらえば、明らかに10分と見るに耐え得るレベルではない。


しかドラマは量産され、TVerの視聴回数は上位を独占しているという。ドラマ自体特に面白いわけではないとすれば、ドラマを鑑賞している人は、ドラマのものにはあまり興味がなく、そこに出演している推し俳優アイドルコンサートのように鑑賞しているだけなのだろう。

こういう構造のもとで「原作」が軽視されるのは当たり前すぎることだ。ドラマ視聴者の大多数は、推している俳優アイドルしか興味がないかである。当然ながら、ドラマ制作する現場も、出演している俳優アイドルが映えることをまず考え、原作者の思いや作品としての完成度などは二の次になる。


そもそもの疑問として、日本の「推し活」はなぜ推し対象が「作品」ではなく「人」なんだろうか。出版社脚本家やプロデューサーなどを批判する前に、日本の「推し活」文化を廃絶すべきことを主張した方がいいと思う。

セクシー田中さんは他より恵まれ漫画原作ドラマだったはず

映像業界の片隅から見た感想

原作者ブログから分かる事実として

原作者が毎話の脚本をチェックできていた

原作者修正がほぼ反映されていた

脚本執筆経験のない原作者自分脚本を書くという要望が通った

原作者と直接の打ち合わせが行われていない

ってのは確実っぽいけど、このように原作者の注文を通してもらえるのはマジで珍しい現場最後のは特に

まず大前提として、ドラマ脚本って作品ではなくて設計図なのよ。

作品あくまで完成した映像ね。

家を立てるとき設計図がないと必要な資材や施工期間が割り出せないように、

脚本がないと必要キャストロケ地撮影プランが考えられない。

からとにかく早く脚本を上げることが重視されるし、

ちゃんとしたルールもあるのでそれを知らない未経験者に書かせることも普通はない。

んで第一稿上がってきてもそれが一発OKになることはまずありえない。

Pや監督による意見を反映したり各所の事情配慮したりと色んな手を加えて決定稿になる。

脚本家も基本はフリーランス案件単位の受注してるだけの立場からそれらに逆らう権限はないからね。

その一環で原作者チェックも入るわけだけど、

第一稿の時点で可能範囲スケジュールの抑えなんかは動き出してるから大きくちゃぶ台返しがあると困ってしまう。

でも原作者の口出しはなんだかんだ出版社との関係もあって局Pですら容易に拒否できないので、なるべくそういう事態は避けたい。

そこでどうするか?というと、原作者と同席での打ち合わせを行うのだ!

大勢人間しかスーツ姿の偉い人や疲弊した現場スタッフを前に「こういう事情でここをこうしたくて…」と言われてはっきり否定できる人間はそうはいない。

文面でのやり取りではいくらでも要望を書き出すこともできるが、

リアルでの打ち合わせの時間内に出せる意見ならある程度数が限られる。

こうして一回打ち合わせをしてしまばもう「作者の了解を得たもの」にできてしまうので、

後はもういちいち相談せずに一気に完成まで作り切ってしまう。

なんなら立ち上げのときの打ち合わせだけ呼んで「じゃ、後はこっちでやりますんで!」ってこともなくはない。

完全な憶測にはなるけど、今回の場合漫画家出版社テレビ局脚本家も全員経験豊富なので、

間に入る誰かしらが原作の内容を守るために良かれと思って直接の打ち合わせをさせなかったのかもしれない。

ただその結果として作者が最初提示していたまず原作通りに書いてくれという条件も正確に伝わら無かったとか。

まあ間に入る各社で決定権握ってるのはベテランだけど窓口業務経験の浅い若手がやってたりするんで、

ただでさえ複雑な工程曖昧基準物事が進めなきゃいけないこの業界だと、その手の連絡ミスや行き違いは日常茶飯事だ。

とにかくかなり特殊な事例かつ微妙コミュニケーション問題があったんだろうなというのはなんとなく伝わってくるので、

影響力のある漫画家映像関係者が個人経験を元にいろいろ言うのはなんだかなーと思うところではある。

ブルアカアニメ化

ヨーピクらしくて絶望した。ヨーピクと言えば、しょぼくて華がない作画と音声、ミスマッチキャスト破綻した脚本ゲームやってないと理解不能オナニー展開で、艦これ以下の30年の一回出るかどうかの最悪なアニメ化評価された、アニメ版アークナイツ制作会社じゃないか。全く期待できないな。視聴予約リストから外すわ、ボケカス

メディアミックスのそれぞれの視点

矢印(⇒)の前に書いたのが担当視点

あとに書いたのが原作が改変される理由

原作

改変は最低限にとどめ、原作に忠実であってほしい。

原作ファンに喜んでほしい。

本業に影響が出ないようにしたい。

映像化で読者が増えるのは嬉しい。

編集者出版社

作品認知度を広めたい。

会社原作者の双方が大きな利益を得てほしい。

自分担当作品成功したい。

原作の「ここだけは変えたくない部分」を理解しているとは限らない。

原作者の手間を増やしたくないので代弁者にならざるをえない。

工数上、やりとりをそこまで増やせないので細部まで監修できない。

原作ファンはすでに原作を買っているため、映像化では原作ファン以外に見てほしい。

ライツ担当

原作者と編集部交渉先(この場合テレビ局)の意向潤滑油でありたい。

自分たちに決定権はないので伝書鳩につとめる。

前例を何より重視する。

権利交渉の窓口役ではあるが、個々のコンテンツには詳しくない。

⇒渉外役としては、交渉先寄りの意見を持ちやすい。前例、慣例を重視するため。

⇒橋渡し役がボトルネックになるわけにいかないので、時間のかかる交渉はしない。もめごと現場に投げる。

プロデューサー

一定ファンを持つ原作がほしい。

そのファンの数を最低ラインとして、映像化(映画orドラマorアニメ)で爆発させたい。

スポンサーを喜ばせたい(=マネタイズ成功したい)。

原作ファンは忠実でも改変でも「映像化で違うところ」を気にして間違い探しで視聴するので、原作ファンの声は気にしない。

⇒むしろ忠実だとわかると全部知っている原作ファンは離れる確率のほうが高い。

⇒完全新規視聴者の興味をひくため、ファン計算できるキャストスタッフを集める。

⇒集めたCMの本数と額で予算が決まるため、スポンサーを集めやすい仕込みを増やして商品設計を行う。

監督

与えられた材料原作演者、ほか脚本音響などのスタッフ)を調理して作品に仕上げたい。

現場は生き物なので撮影中にどんどん手を入れて作品クオリティを高めたい。

⇒何かやるたびにまわりの意向を聞いていたら一生撮影が進まないので現場判断重視。

ドラマアニメは毎話が勝負チャンネルを変えられたら終わりなのでメリハリを強烈にし、CMを見せるために引きを作り、エンドロール前にインパクトを作るのが必須

脚本

原作を叩き台として、映像用に最適化したい。

映像化してよかったと思われたい。

マンガ小説は必ず最初から最後まで読まれる前提なので、ベタ起こしだと単体では意味がわからないシーンや設定が増えすぎる。

⇒尺にあわせて削るだけだと成立しないため、10分15分単位で盛り上がるように脚色・構成する。

⇒「ここをおさえておけば原作の大切な部分は守れている」と判断したところ以外は映像向きに最適化するのが役目。

特に最初の3話、または各話冒頭3分インパクトをもってこないと継続視聴を切られてしまうので極端にしがち。

スポンサー

CMを見てほしい。

投資額に応じた宣伝効果を得たい。

⇒見込み客の人数は原作の部数に比例する。つまりすでに大ヒットした作品以外は、原作ファンより新規ファンのほうが多い。

⇒複雑な話、引きが弱い話はCMを観られない。

視聴者が自社CMに興味をもつ要素がほしい。

演者芸能プロダクション

自分をよく見せたい(=いい役、いい場面がほしい)。

売れっ子スケジュールは先まで埋まっているので、よほど条件がよくないかぎり受ける必要がない。

撮影が進むほど演者気持ちが入ってくるのでセリフ演出への意見が増える。

演者気持ち原作者と一致しているとは限らない。

プロダクション意向バーター条件がはびこっている。

メディアミックスのそれぞれの視点

矢印(⇒)の前に書いたのが担当視点

あとに書いたのが原作が改変される理由

原作

改変は最低限にとどめ、原作に忠実であってほしい。

原作ファンに喜んでほしい。

本業に影響が出ないようにしたい。

映像化で読者が増えるのは嬉しい。

編集者出版社

作品認知度を広めたい。

会社原作者の双方が大きな利益を得てほしい。

自分担当作品成功したい。

原作の「ここだけは変えたくない部分」を理解しているとは限らない。

原作者の手間を増やしたくないので代弁者にならざるをえない。

工数上、やりとりをそこまで増やせないので細部まで監修できない。

原作ファンはすでに原作を買っているため、映像化では原作ファン以外に見てほしい。

ライツ担当

原作者と編集部交渉先(この場合テレビ局)の意向潤滑油でありたい。

自分たちに決定権はないので伝書鳩につとめる。

前例を何より重視する。

権利交渉の窓口役ではあるが、個々のコンテンツには詳しくない。

⇒渉外役としては、交渉先寄りの意見を持ちやすい。前例、慣例を重視するため。

⇒橋渡し役がボトルネックになるわけにいかないので、時間のかかる交渉はしない。もめごと現場に投げる。

プロデューサー

一定ファンを持つ原作がほしい。

そのファンの数を最低ラインとして、映像化(映画orドラマorアニメ)で爆発させたい。

スポンサーを喜ばせたい(=マネタイズ成功したい)。

原作ファンは忠実でも改変でも「映像化で違うところ」を気にして間違い探しで視聴するので、原作ファンの声は気にしない。

⇒むしろ忠実だとわかると全部知っている原作ファンは離れる確率のほうが高い。

⇒完全新規視聴者の興味をひくため、ファン計算できるキャストスタッフを集める。

⇒集めたCMの本数と額で予算が決まるため、スポンサーを集めやすい仕込みを増やして商品設計を行う。

監督

与えられた材料原作演者、ほか脚本音響などのスタッフ)を調理して作品に仕上げたい。

現場は生き物なので撮影中にどんどん手を入れて作品クオリティを高めたい。

⇒何かやるたびにまわりの意向を聞いていたら一生撮影が進まないので現場判断重視。

ドラマアニメは毎話が勝負チャンネルを変えられたら終わりなのでメリハリを強烈にし、CMを見せるために引きを作り、エンドロール前にインパクトを作るのが必須

脚本

原作を叩き台として、映像用に最適化したい。

映像化してよかったと思われたい。

マンガ小説は必ず最初から最後まで読まれる前提なので、ベタ起こしだと単体では意味がわからないシーンや設定が増えすぎる。

⇒尺にあわせて削るだけだと成立しないため、10分15分単位で盛り上がるように脚色・構成する。

⇒「ここをおさえておけば原作の大切な部分は守れている」と判断したところ以外は映像向きに最適化するのが役目。

特に最初の3話、または各話冒頭3分インパクトをもってこないと継続視聴を切られてしまうので極端にしがち。

スポンサー

CMを見てほしい。

投資額に応じた宣伝効果を得たい。

⇒見込み客の人数は原作の部数に比例する。つまりすでに大ヒットした作品以外は、原作ファンより新規ファンのほうが多い。

⇒複雑な話、引きが弱い話はCMを観られない。

視聴者が自社CMに興味をもつ要素がほしい。

演者芸能プロダクション

自分をよく見せたい(=いい役、いい場面がほしい)。

売れっ子スケジュールは先まで埋まっているので、よほど条件がよくないかぎり受ける必要がない。

撮影が進むほど演者気持ちが入ってくるのでセリフ演出への意見が増える。

演者気持ち原作者と一致しているとは限らない。

プロダクション意向バーター条件がはびこっている。

2024-02-09

声優業界って人事流動性なさすぎだろ

声優業界っつうかアニメ業界か?

ずーっと同じ人気声優が何年も主役級を陣取ってるやん。

声優養成学校には毎年新しい学生が来て卒業してるんだろ?

それなのに主要キャスト固定されてたら活躍できないじゃん。

一般企業でいえば役職者がずっと固定されてるようなもん。

下がつっかえるよ。

こんなんじゃほとんどの声優志望者はデビューなんてできずに消えちゃうんじゃないの?

2024-02-06

anond:20240205123108

原作イメージにぴったりなキャスティングをすればドラマとしてウケる上に、キャストにとっての「ハマり役」「当たり役」になれば顔と名前も売れるのにねぇ

女性向けの性的マッサージ専門店で勤めてたけど

性的マッサージをするだけだから、俺の性欲はまったく発散されないんだよね

当たり前だけど挿入はなしだし、お金を払って来てくださってるお客様にナニをアレさせるはずもないし

からキャストの中ではすぐに性的マッサージ(愛撫)≠性行為になっていく

まぁ、何人か本番やってクビになってんだけどさ

俺は1年半くらい勤めてたけど2か月目くらいか女性身体触ってても何の反応もしなくなったわ

ただ、辞めて4年経った今でも彼女愛撫してるときスイッチ入ってナニがシュンってなることがままある

2024-02-05

anond:20240205164346

何言ってんの

独りで作ってないからこそ

ゴリ押しで捻じ曲がるんだろ?

それが無いなら、黒髪ロングヘアの清楚美人には、黒髪ロングヘアの清楚美人キャストされるんだよ


そこに対して、「私が書いたのは企画の叩き台です、皆様のご都合に合わせていかようにも改変いたします」って事だろ?

2024-02-02

ガールズバー女の子と飲むのが全然楽しくない

仲いい先輩にたまに連れてってもらうんだけど、1ミリも楽しくない。

 

自分女の子と話すのがめっちゃ好きで、彼女出来てもマチアプで女に会ってるしハプバーも割と行くゴミ

でもガールズバーの楽しみ方がほんとにわかんない。

 

まずお酒が飲めない。

自体嫌いじゃないし、飲みの席は大好きだけどめっちゃ弱くてすぐに寝る。

から女の子コールで飲ませられるのが苦痛すぎる。

そもそもこの時点で向いてなかったわ。

 

何よりキャストと話すのが面白くない。

かにかわいい子もいるし、めっちゃ褒めてくれるし、会話が途切れてもすぐさま繋げてくれるんだけどなんか違う。

すごい話してくれてるのになんか裏に透けるこっちの全然頭に入ってない感とか、

絶対裏で「酒飲めねーのかよ、しょぼい客だな」って思われてるんだろうなって。

 

普段会う女の子はこっちが笑わせてとにかく好印象残そうって頑張れるけど、

逆をやられると急に冷めちゃう気がする。

普通の子に言い寄られるのは死ぬほど好きなんだけど、裏にお金がちらつくと駄目なのかも。

同じ「イケメン、かっこいい」でも素人キャストに言われるのじゃ全然違う。

しろお金もらってるんだからこういうの上手いんじゃないの?

それで払う料金が高すぎる。

客2:キャスト3、1時間女の子飲み物上げてショットも3杯。

これで26,000。うそだろやばすぎる。

 

正直女性と話すためだけにお金を払うこと自体信じられない。

Tinderの子ランチ2人分出してホテル代、そのあとのカフェ代全部でもお釣りくるじゃん。

ハプバーだって新規で入っても15,000で最後までできるのに。

 

先輩がほとんど出してくれるからその文句を口に出して言うことはないけど、自腹は絶対無理。

単純にプロ(?)と飲むのが好きじゃないのかね。

キャストと連絡先交換とかしたこといから、それができたらまた見えるものが違うのかな。

 

バカちげぇよ、俺がほんとの楽しみ方教えてやる」っていう増田がいらっしゃったら教えてください。

もしくはキャスト経験ある人、ガールズバーいろは教えてください。

 

好きな先輩だから誘い断りたくないんだけど、毎回楽しめなくて鬱。

将来キャバクラかいっても同じ理由で楽しめなさそうで鬱

2024-02-01

anond:20240131200952

増田想像する「批判してる人や擁護してる人が漠然と抱いている事の顛末」に色々違和感

「4.脚本はそのまま使われて」と勘違いしている人はあまりいないと思うし、

「5.腹に据えかねた原作者脚本家を降ろし、9話、10話は自ら執筆することを決意。」は

そもそもラスト原作者が用意したプロットを使う」が契約条件に入っていたので、「その理由スケジュール上の都合」ではない。

「6.だが8話までの改変を修正しきれず慣れない仕事なことも手伝って満足のいくものに仕上げられなかった。」も増田の誤解が混ざっているけど、

原作者の力量不足」は原作者がそう感じているだけで、実際は「漫画制作ドラマ制作スケジュールパンパン時間をかけて執筆できる状況じゃなかった」の方が大きいのでは。

あと「7.原作者は後悔している。」のではなく原作者は「後悔ではなく感謝している。」と増田は書いているけど、

感謝しているのは「キャスト撮影スタッフ、読者、視聴者」に対してであって、「日テレドラマプロデューサー脚本家」に対してではないよ。

増田日テレは「客観的にみれば実際には守られている。」というのかもしれないけど、

実際は「日テレが作った脚本約束通りじゃないことが多すぎて、原作者尊厳が損なわれた上でブラック労働を無理強いされた挙句脚本家のモラハラ投稿メンタル崩壊した」

という事態になったわけで、この契約自体が「悪魔契約」だったんだと思う。

約束通りの脚本を提出できない日テレが悪いのに、なんで原作者日テレ放送スケジュールに間に合わせられるよう頑張らなければならなかったのか?

「結果をみれば原作者は最大限尊重されていた」というのは何を見て言っているんだろう?

2024-01-31

日テレ約束を守らなかったのか?

セクシー田中さんの件、SNS議論著名人の発信、スターを稼いでるブコメなどを読んでると、日テレ脚本家批判する人たちも擁護する人たちもどうも事実を正しく認識できていないように思えて仕方ない。

そこで今一度芦原さんのブログに立ち返って冷静に事実確認をしたい。

まず今現在批判してる人や擁護してる人が漠然と抱いている事の顛末は以下のようなかんじじゃなかろうか。

1.日テレからドラマ化のオファーがあり、原作者は「原作を忠実に再現すること」を条件に許可をした。

2.しかし実際に脚本が上がってくると大幅に改変されたものがあがってきた。

3.脚本化が自我を出したせいなのか、芸能事務所等の大人の都合によるものなのか真相はわからない。

4.原作者の抗議の声も聞き入れられず、脚本はそのまま使われて原作とは大きく異なるものが8話まで作られてしまう。

5.さすがに腹に据えかねた原作者脚本家を降ろし、9話、10話は自ら執筆することを決意。

6.だが8話までの改変を修正しきれず慣れない仕事なことも手伝って満足のいくものに仕上げられなかった。

7.原作者最初に出した条件が守られなかったせいでこのような結果になってしまったと後悔している。

では事実はどうだったのか、芦原さんのブログを元に順を追って確認したい。

1.日テレからドラマ化のオファーがあり、原作者は「原作を忠実に再現すること」を条件に許可をした。

→これは事実だ。

ドラマ化のお話いただき、当初の数話のプロット脚本をチェックさせていただきながら、

最終的に私が10月のドラマ化に同意させて頂いたのは6月上旬でした。

セクシー田中さん」は連載途中で未完の作品であり、また、漫画の結末を定めていない

作品であることと、当初の数話のプロット脚本をチェックさせていただいた結果として、

僭越ではありましたが、ドラマ化にあたって、

ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。

漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく。

漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、

まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様「原作者があらすじからセリフまで」用意する。

原作者が用意したもの原則変更しないでいただきたいので、ドラマオリジナル部分については、

原作者が用意したものを、そのまま脚本化していただける方を想定していただく必要や、

場合によっては、原作者脚本執筆する可能性もある。

これらを条件とさせていただき小学館から日本テレビさんに伝えていただきました。

また、これらの条件は脚本家さんや監督さんなどドラマ制作スタッフの皆様に対して

大変失礼な条件だということは理解していましたので、

「この条件で本当に良いか」ということを小学館を通じて日本テレビさんに

何度も確認させていただいた後で、スタートしたのが今回のドラマ化です。

2.しかし実際に脚本が上がってくると大幅に改変されたものがあがってきた。

→これも事実だ。

ところが、毎回、漫画を大きく改編したプロット脚本が提出されていました。

3.脚本化が自我を出したせいなのか、芸能事務所等の大人の都合によるものなのか真相はわからない。

→これはわからない。芦原さんのブログには書いていない

4.原作者の抗議の声も聞き入れられず、脚本はそのまま使われて原作とは大きく異なるものが8話まで作られてしまう。

→これは事実と異なる。芦原さんは上がってきた脚本をできる限りすべて加筆修正し、原作に沿った脚本に仕上げてそれを元に実際のドラマは作られている。

「枠にハマったキャラクターに変えないでいただきたい。

私が描いた「セクシー田中さん」という作品個性を消されてしまうなら、

私はドラマ化を今からでもやめたいぐらいだ」と、何度も訴え、

どうして変更していただきたくないのかということも丁寧にご説明し、

粘りに粘って加筆修正し、やっとの思いでほぼ原作通りの1〜7話の脚本

完成にこぎつけましたが…。

5.さすがに腹に据えかねた原作者脚本家を降ろし、9話、10話は自ら執筆することを決意。

→ここも一部事実と異なる。脚本化を降ろし、9話、10話の脚本原作者執筆したのは事実だが、その理由スケジュール上の都合だ。

そして、私があらすじ、セリフを準備する終盤のドラマオリジナル展開は

8話〜10話となりましたが、ここでも当初の条件は守られず、

私が準備したものを大幅に改変した脚本が8話〜10話まとめて提出されました。

特に9話、10話の改変された脚本ベリーダンス表現も間違いが多く、

ベリーダンスの監修の方とも連携が取れていないことが手に取るように分かりましたので、

「当初の約束通り、とにかく一度原作者が用意したあらすじ、セリフ

そのまま脚本に落としていただきたい」

「足りない箇所、変更箇所、意見はもちろん伺うので、脚本として改変された形ではなく、

別途相談していただきたい」

といったことを、小学館から日本テレビさんへ申し入れをしていただきましたが、

その後も、大幅な改編がされたプロット脚本が提出され、

それを小学館サイドが「当初の約束通りに」と日本テレビさんにお戻しするという作業

数回繰り返されたと聞いています

最終的に、日本テレビチーフプロデューサーの方から「一度そのまま書くように」との

指示が出たとも伺っていましたが、状況は変わらぬまま約4週間が過ぎてしまいました。

ドラマ制作スケジュールリミットもどんどん迫っていましたので、

本当はドラマオリジナルとなる8話〜10話全ての脚本を拝見してオリジナル部分全体で、

加筆修正をさせていただきたかったのですが、8話だけ、

何とか改変前の内容に修正させて頂いて、日本テレビさんにお渡しすることになってしまいました。

9話、10話に関する小学館日本テレビさんのやりとりを伺い、

時間的にも限界を感じましたので、小学館を通じて9話、10話については、

当初の条件としてお伝えしていた通り、

原作者が用意したものをそのまま脚本化していただける方」に交代していただきたいと、

正式小学館を通じてお願いしました。

結果として、日本テレビさんから8話までの脚本執筆された方は

9話、10話の脚本には関わらないと伺ったうえで、

9話、10話の脚本は、プロデューサーの方々のご要望を取り入れつつ、私が書かせていただき

脚本として成立するよう日本テレビさんと専門家の方とで内容を整えていただく、

という解決策となりました。

6.だが8話までの改変を修正しきれず慣れない仕事なことも手伝って満足のいくものに仕上げられなかった。

→これも一部事実と異なる。9、10話を納得できるものに仕上げられなかったのは事実だが、それは8話までの出来とは関係なく単に原作者の力量不足ゆえだ。

何とか皆さんにご満足いただける9話、10話の脚本にしたかったのですが…。

素人の私が見よう見まねで書かせて頂いたので、私の力不足が露呈する形となり反省しきりです。

漫画セクシー田中さん」の原稿の〆切とも重なり、相当短い時間脚本

執筆しなければならない状況となり、推敲を重ねられなかったことも悔いてます

9話、10話の脚本にご不満をもたれた方もいらっしゃるかと思います

どのような判断ベストだったのか、今も正直正解が分からずにいますが、

改めて、心よりお詫び申し上げます

7.原作者最初に出した条件が守られなかったせいでこのような結果になってしまったと後悔している。

→ここは判断が難しい。原作者最初に出した条件が守られていなかったと思っているが客観的にみると条件は守られている。それについては後述する。

そして全体の評価で言えば後悔ではなく感謝している。

最後となりましたが、素敵なドラマ作品にして頂いた、素晴らしいキャストの皆さんや、

ドラマ制作スタッフの皆様と、「セクシー田中さん」の漫画ドラマを愛してくださった

読者と視聴者の皆様に深く感謝いたします。

論点日テレ約束を守らなかったのか?

7の項で書いたように原作者認識では守られていないように感じていたようだ。だが客観的にみれば実際には守られている。

まずおさらいだが、原作者が出した条件は以下の2点だ。

ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。

漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく。

漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、

まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様「原作者があらすじからセリフまで」用意する。

原作者が用意したもの原則変更しないでいただきたいので、ドラマオリジナル部分については、

原作者が用意したものを、そのまま脚本化していただける方を想定していただく必要や、

場合によっては、原作者脚本執筆する可能性もある。

要約すると、

1.漫画に忠実にドラマ化すること、そうでなければ加筆修正する。

2.終盤部はこちらで用意したあらすじからセリフまでをそのまま脚本にすること、できなければこちらが執筆する可能性もある。

そして問題はこの条件が守られたか否か?

ブログには以下の事実が書かれている。

原作者は7話までの脚本を加筆修正してほぼ原作通りに仕上げた。

・8話も改変前の内容に修正できた。

・9、10話は脚本家を降ろし、原作者が自ら仕上げた。

これは当初提示した条件通りではないだろうか?

原作者視点では「思っていたように仕事がすすまなかった」のは事実だろう。

しかしそれはあくまプロセスでの問題であって、結果をみれば原作者は最大限尊重されていた。

まり日テレ約束を守った。

しろ途中で降板させられた脚本家のほうが日テレから軽くみられていたといえるんじゃないか

 

というわけで、今回の件で明らかになっている事実は以上の通りだ。

どんな意見を述べるにせよまずは事実を正確に把握してから発信して欲しい。

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