はてなキーワード: 負け犬の遠吠えとは
スカートめくりは尻子玉ぶっこ抜き伝承の婉曲的表現であって何も世に問うような主張はしてない。
「転売は正当な経済活動。批判するのは負け犬の遠吠えです」は反発歓迎の政治的主張でしょ。
一緒にするようなことじゃないよ。
この記事は当該の炎上案件を知ってる人向けに書いているので炎上した流れ自体はもう説明しません。
今回の炎上は例のごとく「また規制派フェミが火を付けに来た」みたいな文脈に一瞬で回収されてるんだけど、今回の件は流石に違うでしょ、という話。
ポイントをまとめると、
・「スカートめくり」という、実際には犯罪でありながら「いたずら」等と矮小化されている行為を肯定的に扱っている点
これが「温泉のPRにアニメキャラを使うな」とかそのレベルの難癖ならもう一蹴してしまって構わないと思うし、そういうクレームも混じってはいるので、それらは相手にしないで良いと思う。
でも上で書いたような、(スカートめくりというとくに矮小化されがちな)犯罪行為を肯定的に描いたらそら怒られますわ。
こういう感覚まで麻痺して「フェミが文句付けてきた→戦わなくては」みたいになってるのはちょっとなんぼ何でもヤバすぎ。
だってこれ擁護するところあります?「アニメ絵使うな」「露出度の高いキャラを使うな」とかじゃないんですよ。
何度も何度も言ってることなんだけど 「表現の自由」というのはオタクが何やっても絶対に怒られが発生しないと言うことではないんですわ
特に公共の場で、公共の組織とも連携してコンテンツを作っていくならなおさらコードは厳しくなるのは当然で、そもそも今回はそういうレベルの話でさえないでしょ
「犯罪行為を矮小化して肯定するような表現をしたら批判された。フェミによる弾圧だ」って流石におかしいと思わないですか?
ちなみにフェミニストは毎度の事ながらミラーリングでこの件を表現しようとしているが、フェミはミラーリングがなぜかド下手くそなので「ズボンおろしされたら男も嫌でしょ」みたいなズレた反論をしてしまっている。
そもそも男は下着を衆目に晒すことに女性ほど抵抗がないのだから、そのままミラーリングしても意味が無いのである。
今回の件は「犯罪(あるいはそれに近いような倫理的悪行)なのに矮小化されている」という点で「いじめ」「転売」が近しいと私は思っている。
たとえば今、旭川でなんかのアニメキャラとのコラボが行われたとして、そのキャラが「いじめっ子だがいじめを全く悪いことと思っていない」みたいなキャラだったら絶対に炎上するでしょう。
これについて「いじめもコミュニケーション。いじめで仲良くなることもある」「そもそも架空の存在に何を言っているのか」「貴方が虐められるわけではないですよ」とか擁護が付いているのが現状である。
あるいは秋葉原に女性向けのアニメかゲームのイケメンキャラの広告が出て、そのキャラが「転売は正当な経済活動。批判するのは負け犬の遠吠えです」とか話す台詞が書いてあったらもう絶対大炎上でしょう。
その炎上に対し、その作品の女性ファンが。「またネットのオタクが女向けコンテンツを炎上させに来た」「架空のキャラが転売を肯定したからなんの問題があるのか」「今回の炎上の根幹には腐女子嫌悪やミソジニーがある」とか言い出したらビックリしません?
お前は何を言ってるんだ・・・・・・となりますわな
なぜか「反抗期の屁理屈」「世をはかなんだ負け犬の遠吠え」みたいな感じの扱いを受けてるけども、冷静に考えて客観的事実ではあるんだよな
だからどうなんだ、っていうところは置いておいて、「生まれてきた子供が、生まれる前に、親に対して、産んでくれと頼んだか否か」っていうところを考えると、まあ頼んでないよなということになる
どんな立場をとるにせよ、「産んでくれなんて頼んでない」こと自体を否定しようとするならスピリチュアルな方向に行くしかない
これで終わりではある
そう考えると、なんでこのフレーズはそんなに有名(?)なのかわからん
産んでくれなんて頼んでない!
そうですね、頼まれてないです 勝手に産みました だから何や 舐めるなよ
そういう話になってくる
親、当然無謬ではないし、子供に対してあたりまえに加害行為をやるし、根本的な話として、べつに子供の幸せを第一に考えて出産に踏み切ってるわけじゃないもんな
おっす。元ケンモメン、現増田のどうしようもない人生を過ごしている俺だ。
その昔、売りスレというものがあった。正確には「【速報】アニメDVD・BDの売り上げを見守るスレ」だ。スレタイの通り、アニメDVDやBDの売上を追いかけるスレだ。
このスレのおかげでアニメオタク業界にも「数字」の流れが押し寄せて、やらおんなんかにめちゃくちゃ転載されまくって界隈はボロボロになってしまった。ひどい話だ。アニメを数字でしか語れない悲しい人間が量産された。
「覇権」という言葉が広く使われるようになったのもここからだったと記憶している。ゲハかもしれん。今でこそ「その時一番面白いアニメ」みたいなふわっとした感じで使われているが、元々は「そのシーズン最も売れたアニメ」のことを「覇権アニメ」と呼んでいた。
ちょっと脱線するが「質アニメ」という言葉も当初からちょっと意味合いが変わっている。今も使われているかは知らんがある時期以降「質アニメ」というのは、まぁ、文字通り「良質なアニメ」というような意味で使われていたと思うが実は出自は違う。
売りスレでは当然、売り上げが高いアニメほど評価が高く、売り上げが低いアニメほど評価が低かった。その中で売り上げが低いアニメのファンがよく持ち出すのが「質」だった。数字は出なかったけど質はよかったから、と。そういう「売れなかったけど信者がついているタイプのアニメ」を嘲笑気味に「質アニメ」と呼び出したのが始まりだったりする。負け犬の遠吠えの類義語と思っていい。
そんな売りスレのちょうど10年前。2011年を取り上げる。個人的に思い入れがあるのは夏だ。
2011年は波乱の幕開けとなった。
2011年冬アニメ。その後のアニメ史を語るうえで絶対に外せない、歴史に名を刻むレベルの超特大の一発が界隈にぶち込まれた。しかも「当たらない」とされていた新作オリジナルアニメでだ。
座組の段階で注目しているスレ民もいた。中堅アニメの王「ひだまりスケッチ」の原作「蒼樹うめ」とニトロプラスの「虚淵玄」のタッグ。ただ、当時は「オリジナルアニメ」は当たらないという風潮があった。が、そんなものはぶち壊された。
内容のセンセーショナルさも相まって1巻はゲボほど売れた、集計期間中に80000枚弱。ちなみに2010年の売上トップが「けいおん!」の39000枚。ダブルスコアである。それでも2009年「化物語」には及ばなかったので、あっちも正真正銘のバケモノである。スレは化物語棒とまどマギ棒を持ったバーサーカー達の戦場となった。
その裏で、こっそりとウサビッチs4が40000枚以上売り上げていたり、えちえち同人誌を量産したIS<インフィニット・ストラトス>が30000枚以上売り上げていたりと一発がデカいシーズンだった。4位は「君に届けs2」の6000枚強と急激に落ち込むんだけどね。
12か月10万円の悪夢の角川マラソン、走者はゴシッカーと呼ばれ称えられたアニメ「GOSICK -ゴシック-」の放送もここ。後にBOXが発売された。僕はBOXを買いました。
2011年の春アニメ。冬アニメから始まった「新作オリジナルアニメ」の波は収まらなかった。しかも今回は2発だ。
「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」「TIGER & BUNNY」
売上としてはまどマギには遠く及ばなかったが、どちらも界隈に大きな影響を与える作品となった。どちらも30000枚以上売り上げている。普通に年間10本の指が入るレベルの売上。また、作品として非常に評価の高い「Steins;Gate」16000枚弱もこのシーズンである。これだけ売れると「質アニメ」とは呼べない。
一発一発はやや小粒だが、弾数が多いのが春シーズンだった。シュタゲの後にも「銀魂’」「青の祓魔師」「ファイアボール チャーミング」と10000枚以上が続き、「よんでますよ、アザゼルさん。(9000枚)」「花咲くいろは(8000枚)」と続く。
ラインナップが発表されたとき、みんな死んだような眼をしていた。
ギリギリ知名度があってこん棒になりそうなのが「アイドルマスター」。そして安定感があり評価がすでに固まっている「夏目友人帳 参」。それ以外はもうなんというか、小粒……という評価。そんな2011年夏アニメを制したのは
だった。1巻は24000枚。まぁ、ボチボチといった感じだった。ちなみに、その後うた☆プリはシーズン2、シーズン3の1巻を60000枚売り上げるバケモノコンテンツに育っていくのだがそれはまた別のお話。
ただ、売りスレ民は男が多いのでぜーんぜん盛り上がらなかった。というのはウソで、実は「アイドルマスター」の評価をめぐってちょっとしたいざこざがあった。
「アイドルマスター」の売上はなんとびっくり6000枚弱だった。私の売上やばすぎ!? というのも、実はアニメ「アイドルマスター」の特装版はPS3用ソフト「グラビアフォーユー!」と同梱され「ゲームソフト」として流通してしまったのだ。そして、この同梱版の扱いをどうするかで界隈はモメた。同梱版と合わせると平均して30000枚弱は売れており、十分な売上となったが、アニメ単体だと中堅程度。アイマスをこん棒として使いたい組とそうじゃない組で喧々諤々のののしりあいが続いた。だが何の結論も出なかった。そりゃそうだ。アホらしい。
ちなみにこの夏の2位は「夏目友人帳 参」の10000枚。安定感がある。そして10000枚を超えたのはこの2作だけになる。3位につけたのは「ゆるゆり」8000枚程度。4位「ロウきゅーぶ」6000枚。萌え豚。不作である。ひどい。飢饉だ。
「猫神やおよろず」「神様のメモ帳」「神様ドォルズ」という、タイトルに「神」がつくアニメが3作同時に放送されたのだ。そして、どれも、いかにも「売れなさそう」だった。
秋の新作発表まで大した盛り上がりもないまま、3爆神は出してもスレが荒れないマスコットのように静かに擦られ続けた。そして売り上げは爆死した。普通に爆死した。
その後、なにかにつけて3〇〇とか4〇〇とかつけたがったか定着はしなかった。奇跡のユニットだった。俺は全部嫌いじゃなかったよ。全部リアタイで完走して、猫神は円盤買いました(半ギレ)
2011年秋。
注目は信者の声が大きいで有名なFateシリーズの新作「Fate/Zero」。同じく強い信者力をもつ「Persona 4 the ANIMATION」。オリジナルアニメカムバックの「ギルティクラウン」、PVはめちゃくちゃよかった。
ただし、「Fate/Zero」には懸念があった、制作スタジオ「ufotable」である。当時の「ufotable」はクオリティは高いが売れない、というのが一般的な評価だった。
結果は「Fate/Zero」が50000枚強売上て圧勝。年間2位につけた。ふつーにめっちゃ売れた。あ、みんな知ってると思うけど、2019年に「ufotable」は「鬼滅の刃」を作ります。
「Persona 4 the ANIMATION」も30000枚以上を売り上げ地力を見せつけた。続いて評価の高い「境界線上のホライゾン」が20000枚以上、人気シリーズのシーズン2となる「WORKING'!!」が12000枚ちょい、当時最強ラノベと名高かった「僕は友達が少ない」が10000枚ちょい、前評判は高かった「ギルティクラウン」は8000枚売れなかった。
まどマギ、あの花、タイバニ、Fate/Zeroと話題性、売り上げともに強力なラインナップ―しかもすべて新作の―が揃った一年だった。しかもオリジナルが3作。後に人気シリーズ化していったり映画化する作品も多かった。鮮烈なシーズンだった。
2011年の周辺でも2009年には「化物語」が生まれ、2010年には「けいおん!」、2012年には「ソードアートオンライン」「ガールズアンドパンツァー」が生まれている。俺にとっての黄金期だ。
思い返してみればあの頃が一番真剣にアニメを見ていたと思う。スレでは「売れないアニメに人権なんかねーよ」などといいながらも、そんなに売れなかったアニメも楽しんで見ていた。ヴィクトリカちゃんかわいいよ。スレ民が思ったより円盤を買うから俺も結構買っていた。
その後売りスレは数字叩きが苛烈化し、売り上げの数字は基本オリコンから勝手に獲っていたのだが声がでかくなりすぎた結果、オリコンを怒らせ規制を食らったり、まとめサイトからの流入が多くなり(まぁ2011年時点でも普通に地獄絵図だったが)収拾がつかなくなったりして勢いが少しずつ薄れていった。俺も昔ほど張り付かなくなり、いつの間にか見なくなった。
今ではそこまで真剣にアニメを見なくなったし、サブスクでのストリーミング配信の普及もあって円盤もほとんど買わなくなった。少し寂しい気持ちはある。
最近出会ってしまった未成年の推しはまだデビューしていない一般人なんだけど、本当に大好きで生活が一変した。
顔も声もスタイルも全部大好きで好きじゃないところがなくて、逆に何をやったら嫌いになるのかわからないくらいに大好き。
夢を追ってる姿もステージでの姿も大好きで好きじゃ足りないくらいに大好きで生活に入り込んできている。
でも好きすぎて最近嫌いになってきた。
病気や障害、差別や貧困なんて知らない見えない世界で生まれ育ったのではないかと思う姿が好きだけど大嫌い。
迷いなくオーディション番組に参加できるところも周りからの落とし込みがないところも、周りの人に恵まれているところも大好きだけどすごく嫌い。
アイドルなんて応援するのは、何かしら問題を抱えている人が8割だけどみんなこのアイドルのまぶしさにどうやって耐えているんだろう?
自分が少ない給料をはたいているのにアイドルはたっかい洋服身に着けてるの見て我に帰らない人ばっかりじゃないはずなのに。
ルッキズムという言葉さえ知らなさそうだし、無邪気に差別はよくないよねを語りそうなキラキラオーラが大好きで嫌い。
身長が高くてお金に余裕があって、周りの理解もある人が道楽でアイドルやってる姿見たくない。でも見たい。
推しの大好きなところを形作ったところを突き詰めていくと嫌いになってしまう。
これ以上好きになりたくないけど嫌いにはなりたくないし、結局被差別側に生まれた運がない負け犬の遠吠えはしたくない。
現実逃避してる間に推しは今日もきれいな家できれいなご飯を食べてきれいなお風呂に入って綺麗なペットと散歩に行くんだ。
底辺のおかげで成り立っている商売なのになぜ裕福さを隠してくれないんだろう。
自分が恵まれていることに気づいていないであろう姿に腹が立つ。
何言ってんのって感じだけど大好きだから大嫌いになる。
キラキラしてる姿は好きだけどキラキラを形成した過程をにおわせないでほしい。
ネットでめちゃくちゃ叩かれてみてほしい。
貧乏ぐらししてみてほしい。
目の前の客に嫌な顔されてみてほしい。
差別されてみてほしい。
なんでこんなに好きなのに嫌いになってしまうんだろうか。
現実逃避させてほしいのになぜお金という現実を見せてくるんだろう。
恵まれている人は何もかも持ってるけど逆な人は何も持ってない。
顔がぐちゃぐちゃになっても面倒を見てくれる愛してくれる人が周りにいるのがむかつく
結局全部ひがみでしかないけど。
なんでそんなに無邪気でいられるんだろう。
顔も声もスタイルも大好きなのに、それを形作った先祖からの勝ち組遺伝子に無自覚でいるところが大嫌い。
一挙手一投足にキャーキャー言われて、けがでもしたら大騒ぎされる。
なんでそんなに無自覚なの?
ちょっとは育ちが悪い所見せてよ。
病気になってよ。