はてなキーワード: 敬遠とは
そういう症状は経験ないから参考にはならんかもしれんけど……パニックなら経験がある。
急に襲いかかってくるパニックに、だましだまし自分で対処してきたけど「大事なのは視点を逸らしてやる事」だった。テレビを大音量で流してみたり、アニメの泣けるシーンをみて号泣したり。泣くのはかなりいい。
で、あと、いまでもパニックの兆候が現れたり、パニックではないが寝る時等に不安定な思考がおさまらなくなった時とかに利用してて、個人的に結構効いていると思っているのが、ソルフェジオ周波数。
各周波数についてる副題がうさんくさすぎるから敬遠されそうだが、おれにはよく効くのよなぁ。特に、短音の電子音のやつ。
どの周波数がいいか、とか、電子音かもっとヒーリングミュージックっぽい方がいいか、とかは個人によって違うだろうから興味あったらYouTubeに色々あるから、聴いてみるのもいいかもよー。
効かないかもしれないけど、参考までにっ。
元増田さんは現時点で婚活してるわけじゃないが、婚活に消極的なやる気を持っていると拝見したので、経験者として何点かマジレスする。というかこの辺は相談所に行けば担当者との打ち合わせの中で詰められることであるが。
お前はまず、「この条件を満たす相手ならば、相手からアプローチされたらなるべく前向きに検討する」条件を自分で設定しろ。異性経験の乏しい奴にありがちだが、相手に求める条件が悪い意味でフワっとし過ぎている。
「普通に働く」を具体的にしろ。お前が「普通」と認める最低限の働き方とは具体的にどんな感じだ? 例えば完全週休2日で同世代平均年収以上とかか?
ハッキリ言ってしまえば完全週休二日で同世代平均年収以上はその時点で「中の上」または「上の下」くらいであって「中の中と比べ、上である」という点において既に普通ではない。
「できれば休日は自分と同じがいい」のか「自分と違っていてもよい」のかでまずけっこう違う。休日はハッキリさせておけ。
年収も具体的に考えろ。例えば同世代(30後半?)の男をとりあえず相手にするとして、400万ならいいのか? 500万は欲しいのか? 下限を決めろ。
仮に高収入でもクッソ残業してて深夜近くにならないと帰宅しないとかでも問題無いか? 基本定時上がりでその分多少収入低いとかでもいいか?
会社の業界や規模はどうだ? ITベンチャーとかでもいいのか? 逆に極論すれば農家とかでもいいのか? 安定してる方がいいか? 上場・非上場や大企業か中小かにはこだわらないか?
「少し高め」を文字通りに解釈すれば、男性の平均よりちょい高めということで175㎝くらいでいいのか? 160㎝とか165㎝は男性平均的にはチビだが、その他条件や人柄がよければ妥協できる範疇か? 逆に190㎝とかある相手は駄目なのか? ぶっちゃけ数字は割とどうでもよくないか? よく考えろ。
デブはどこまで許容範囲なんだ? 数字ではなく、芸能人(主に芸人さんになるだろうが)で考えてみろ。例えばドランクドラゴン塚地は許容範囲か? カンニング竹山はどうだ? 実は曙でもイケる口だったりしないか?
あと一切言及してないが顔面はどのくらいがいいんだ? これも芸能人で考えてみろ。斎藤工じゃなきゃ嫌だとかいうなら今すぐ鏡見ろ案件だが、例えばザブングル加藤は許容範囲なのか?
なお俺個人の経験では身長体重および顔面は可能な限り「直接お会いしてみて、見た目の雰囲気で自分的に許容範囲か確認する方が良い」と申し添えておきます。
相手に、趣味に絶対に付き合ってほしいのか? 趣味を認めて口出さないくらいでは駄目なのか? 逆にお前は相手の趣味に付き合ってあげられるのか? 性格面含め、こっちに付き合ってほしいなら当然お前も相手に付き合ってあげなきゃならないが、その意思はあるということでいいんだな? まさか一方的に相手につき合わせるつもりじゃないよな?
一人暮らしならスキル的な意味で家事ができる男である可能性自体は高いだろうが、結婚してから家事をやる気があるかどうかには一切関係ない。その程度の思いなら相手に一人暮らしを求めるだけ無駄である。というかこのご時世まったく家事ができない男なんてむしろレアだし、できない男でも前向きに取り組む気さえあればすぐできるようになる。お前は「家事スキル」を相手に求めているが、「家事に前向きに取り組む人間性」の方がよっぽど重要ではないのか? よく考えろ。
要するに介護が嫌という話なんだろうが、今どき長男でも必ず介護がセットじゃねえよ。家族環境や考え方によりまくる。長男を「ギリ妥協」とか言ってる時点で意識が毒され過ぎなんだよ。見識をアップデートして冷静に考えろよ。
色々出てくること自体は全然良いんだよ。上記だけでもちゃんと具体的に詰めれば、相手に求める条件がかなりハッキリするだろ。お前はむしろもっとよく考えろ。
それは具体的に詰めなければわからん。お前はとにかく男に求めているものがフワっとし過ぎ。
相談所でも35過ぎると一気に「子供欲しい男」から敬遠されるので動くなら早い方がいいのと、相手の年代にそんなに拘りないなら年齢的にはまだ需要はあります。
そこで失敗したら二度と立ち直れないかもという恐怖も…
知らん。そのまま座して死ぬか、やるだけのことはやるかを自分で選べ。
女性が無料や格安の所も探しても中々見つからないのですが、あったりするのでしょうか?
お試しでチャレンジしてみたいです。
お試しチャレンジしてみたいならお前はまず婚活パーティに行け。そして「現時点でのお前の需要」がどれくらいなのかを知ってみるとよい。
以上だ。検討を祈る。
上手に生きるコツは美味しいカルボナーラの作り方とよく似ている。
30歳を過ぎるまでカルボナーラを作ったことのない僕が人生に躓いたのは仕方がないことだったのだと思う。
料理をしなかったわけではないし、パスタを作ったことがなかったわけでもない。
普通の人はペペロンチーノを作り、ボロネーゼを作り、カルボナーラを作る。
でも僕はカルボナーラを飛ばしてジェノベーゼやアマトリチャーナなど他のパスタを作り続けた。
なぜかカルボナーラは敬遠してしまった。それを説明することはむずかしい。あのクリーミーさに満ちた感じだったり、半卵なのか全卵なのかはっきりしない感じだったり、そもそもカルボナーラという名前だったり、いろいろな理由を挙げることはできる。
しかし、どれが理由なのかと言われると、はっきりとは明言できない。言うなればカルボナーラをカルボナーラ足らしめてるカルボナーラらしさがなんとなく僕にカルボナーラを敬遠させた。
僕は同い年の人たちと同じようにかわいい子に声をかけ、デートをして、セックスをした。でも、それだけだった。
恋することや愛することは一度もなかった。
それは小説や映画などで使われる、話をおもしろくするための修辞学的な表現だと思っていた僕は、それが現実に存在するものだと知ってひどく驚いたものだった。
僕は恋や愛をユニコーンやペガサスのようなものだと思っていた。
現実の動物をベースにしているから、似ている動物はいる。しかし、それはあくまで空想上の生き物であると。
「どういうこと?」
「カモノハシの標本を送られたイギリス人もその存在を信じなかった。鴨のくちばしとビーバーの体をツギハギしたものだと思い込んで。おかしな話よね。そこにカモノハシはいたのに」
彼女とはそれっきりだった。
彼は自らのことをニューハーフともトランスジェンダーとも言わなかった。ただのオカマだと言った。彼女と呼ばれるのも好まなかった。
女性ホルモンは摂取していたが不定期だった。真面目にクリニックに通ったかと思うと、突然行くのをやめた。そんなことを繰り返していたので、オカマは男性と女性の間を行ったり来たりしていた。
特に深い理由があったわけではない。ある時僕はオカマと寝た。酒で記憶をなくしたわけでも、ヤケになったわけでもなく、なんとなく僕はオカマと寝た。それがどこか自然な成り行きのように思えた。オカマは男性みたいで女性みたいで不思議な感じだった。
オカマとは付き合っていたわけではなく、友達のような関係だった。僕に彼女がいた時もあったし、オカマに彼氏がいた時もあった。でも、どちらからともなく連絡を取って、相手の家でご飯を作り、ワインを飲んで、セックスをした。僕とオカマはそんな関係だった。
いつものようにオカマの家に泊まった翌日、僕が起きるとオカマが料理を作っていた。
オカマはいつも楽しそうに料理を作った。料理を作るオカマを見るのが僕は好きだった。
オカマは話をしてくれた。オカマという生物の生態についての話だった。
オカマになるのは金がかかる。昼の仕事で稼ぐには厳しいし、そもそもオカマになればなるほど、昼の仕事は難しくなる。オカマが言う通り僕はオカマの警官や教師というものを見たことがなかった。だから多くのオカマは夜の仕事をする。
若いオカマはいい。若いオカマは綺麗だから自分も周りも満足する。でもオカマも年をとる。年をとったオカマは醜くなる。夜の仕事は難しくなり、周りから求められることも少なくなり、その醜さに何よりも自分自身が絶望する。昼の仕事の経験もなく、夜の仕事を続けられるわけでもなく、誰からも求められることのなくなった醜いオカマとなってオカマの生態は終焉を迎える。
「ねえ、バビルサって知ってる?」
「なにそれ?」
「インドネシアにいるイノシシの仲間。長いツノが生えててだんだん伸びて最後には自分の頭に刺さって死んじゃうんだって」
「へえ、変わってるね。でも急にどうしたの?」
「それってオカマに似てるなって思ってね」
そう言ってオカマは2人分のカルボナーラを持ってきた。僕はカルボナーラは好きじゃなかったけど、オカマのカルボナーラだけは好きだった。確かに美味しいカルボナーラだったけど特別美味しいってわけではなかった。でもなぜだか好きだった。まるでオカマのようだった。そういって僕らはカルボナーラを食べた。僕らの関係はオカマが自殺するまで続いた。
女の子と上手に遊べなくなった。
嘘というわけではないのだけど、思ってもいない言葉を言えなくなった。
例えば本当に綺麗な子以外には綺麗だと言えなくなった。そして本当に綺麗な子は、多くの場合、綺麗なこと以外には褒めるべきとこがなかった。そういったわけで僕は女の子と上手に遊べなくなった。僕は暇を持て余した。
ただこの話にはミステリアスな少女もオシャレな小人も出てこない。劇的な体験だったり非日常的な冒険だったりそういったイベントも起こらない。仕事をして、洗濯をして、アイロンをかけて、料理を作って、ワインを飲んで、夜に眠る。そんな生活が何年も続いた。そして僕は何年も飽きることなくカルボナーラを作り続けた。
オカマのカルボナーラを思い出しながら作り、カルボナーラを食べながらオカマを思い出した。男のようなオカマを思い出し、女のようなオカマを思い出し、元気なときのオカマを思い出し、辛そうなオカマを思い出した。思い出すオカマによってカルボナーラの味は変わっていった。
でもしばらく経った頃からカルボナーラの味は変わらなくなった。そして僕の生活はすこし変わり始めた。相変わらず思ってもいない言葉は言えなかったが、以前より思う幅が増えた。どんな人にも美しさがあり、優しさがあるように思えた。もちろん、多くの場合は、という留保付きだったけれど。
僕は相変わらずカルボナーラを作り続けた。パスタを茹で、生ハムを炒め、ワインを加え、パスタを入れて、卵とチーズを混ぜて、黒胡椒をたっぷりとかける。ひとつひとつの行動が美味しいカルボナーラを形作るように、僕の生活のひとつひとつの行動が意味を持ち始めた。現実と人生が地続きになった。
もちろん、失敗することもある。茹で過ぎたり、ワインを入れすぎたり、火が強すぎたり。でもそういった失敗もどこか友達みたいに思えるようになった。そして僕はそんな具合に人生を生きるようになった。カルボナーラのように。相変わらず時々失敗はするけれど、どんなカルボナーラでも美味しいものだ。多くの場合は。
2023-01-14 部分改稿
供養。
今までの延長線じゃない対策って意味なんだろうけど、補助金拡充程度じゃ今までの次元だよな
出産と5歳くらいまでの育児が何とかなれ産んでくれるって国は思ってそうだが、実際は子どもが独立するまで育てられるのか、という不安のほうが大きいので人生計画ちゃんとしてる人ほど敬遠するよね
それを踏まえて、僕が思う異次元的な少子化対策はここらへんだと思う。
財源?しらん