はてなキーワード: 大臣とは
台風が近づくなか、森ゆうこ議員が通告を遅らせることにより、官僚に残業を強いたとのリークがTwitter上であった。
この問題が取り上げられる中、質問通告の情報流出があるのではないかと指摘されている。
記事とか
https://www.asahi.com/articles/ASMBJ4VXCMBJUTFK00K.html
事実として、官僚が残業を強いられて朝の5時まで働いていたのは確か。
森ゆうこ側は締め切り前の16時に提出済みで、「いくつかの勘違いの結果が重なった結果」と弁明している。
https://twitter.com/moriyukogiin/status/1183066214496534528
しかし、16時に出されたものは、全体要旨を箇条書きしたもので、答弁を作りにはとても足りない代物だったという。
その後深夜にかけて、詳細な質問が送られた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191015-00000558-san-pol
そこで官僚が答弁を用意する。
その場で細かいこと聞いても答えられないので、
事前に「こういうこと聞くから用意しといてね」って送っておく。
主に野党側議員があの件どうなってたんだーと聞くために用いられる。
答弁を用意するには時間がかかる。
一方で、仮に質問を受けた大臣がきちんと答えられないと失策につながる。
そこで、野党側は与党の失策を作り出すためになるべく質問を遅らす遅延作戦にでる。
質問が来た瞬間死ぬ気で用意し、めでたく9時5時(朝の9から朝の5)の仕事が爆誕する。
そのとおり。
現実問題いろんな遅延作戦して「こういうことやられたくないなら要求のめ」ってやり方が有効になってしまっている。
構造上野党側にそういった方法しかないのであれば、採用せざるをえない。
民主党政権を時代の失敗の原因の一つに官僚とうまくいけなかったのがあるけど、
質問通告遅れは森ゆうこだけの、今回だけの問題ではなく、慢性的な官僚の非効率的残業の大きな原因のひとつになっている。
官僚側には立場とかもあって(情報漏えいになるし)表立って言えないので、
今回リークされたのも必死な叫びだったのではないかと思って同情を禁じえない。
https://bunshun.jp/articles/-/14587
最近話題の菅原一秀経済産業大臣は練馬区(東京9区)から選ばれた代議士で、俺はその練馬区に住んでいる。確か2017年の総選挙でも菅原さんに入れたはずである。色々考えていることがあるが、他の場所で「菅原一秀と同じ練馬区民です!」と騒ぐわけにもいかないので増田に書いておくことにする。
菅原さんは非世襲の国会議員である。安倍総理も世襲政治家だし、セクシー進次郎さんも世襲政治家であるが、日本は非常に世襲政治家が強い。しかしながら菅原さんは普通の家の生まれで、早稲田大学を卒業後、商社に就職し、その後区議、都議の経験を経て国会議員になった人物である。今の時代1代で国会議員になれる人は少ないだろうから、「親の七光り無しで国会議員になった」というだけでも相当優秀なのではと思っている。
とはいうものの、こういった叩き上げでのし上がる人物は得てして人間性に問題があるというのは否めない。Wikipediaを見れば分かるが、菅原さんは問題行動のオンパレードと呼べる人物である。なんでこんなんが大臣なんだというのはその通りだとも思う。
だが、今衆議院が解散したら練馬区からは菅原さんが当選するだろう。その昔民主党政権が出来た時に1回木内さんという当時の民主党の人に小選挙区では負けたが、比例で復活を遂げている。今は当時より野党勢力が弱いから、多少の問題があった程度では普通に菅原さんが勝つだろう。結局のところ知名度と実績が野党勢力とは段違いであり、党名がコロコロ変わる聞いたことも無い野党の人よりは、問題行動も多いがそれなりに実績のある菅原さんになってしまうのである。もっとも今後もっと大きな問題が発生したらその時は分からないが…
「自民党はアテにならないが、野党はもっとアテにならない」というのが長いこと日本の風潮になっているが、練馬区はまさにその縮図のような状態なのである。
事務次官「えっ、どうやるんですか?」
大臣「それを考えるのが官僚の仕事だろうが。安心しろ、具体的な目標や方法には言及しなかったからよ。あのババアのセリフに合わせてセクシーな方法でやると、大衆受けすることを言ってごまかしてやったぜ」
事務次官「勘弁してくださいよ。大臣のお父様は原発廃炉を目指すと発言されたのですよ。火力も原子力も無しに、どうやって電力を賄うんですか」
大臣「親父は関係ねぇよ。地盤看板を俺に引き継いでからもう10年以上たってんだ。親父の政治運動は老後の道楽としてやってるだけで、その戯言に政府も政党も関係ねーよ」
事務次官「では、原発推進すると?昨今の風潮だとそれも難しいかと」
大臣「んなもんどっちでもいいけどよ、俺は30年後も議員を続けるつもりだってことを忘れんじゃねえぞ。削減ができなかったら、将来俺が嘘つき呼ばわりされちまうから気をつけろよ」
事務次官「ぐぬぬーっ。私は東大法学部を卒業し上級国家公務員甲種試験を合格して花形の大蔵省ではなく弱小省庁に入庁してここまで組織を大きくして事務次官にまで上り詰めたのですよ。あと数年を平穏無事に過ごすだけで最高の形で天下りができるはずだったのに、なんでこのタイミングで二酸化炭素と火力発電の削減という無茶ぶりをされなければならないのですかっ」
大臣「うるせえ!てめえのキャリアなんざ知ったことか。組織の拡大と出世にかまけていて、肝心の環境対策をしなかったことのツケが回ってきただけのことだろ。お前自らの選択でここに入ったんだからそれくらい責任もってやれよ」
大臣「それによぉ、お前はお勉強が得意で自分で将来を決めることができだんだからよかったじゃねえか。俺の人生には選択の余地なんてなかったぞ。兄貴が芸能界に行くと宣言してよぉ、親父が長男に世襲をしないと世間にアピールした瞬間から俺の運命は決められていたんだぜ。それに、俺が世襲であると同時にブレーンも世襲なんだよ。親父の選挙対策本部長をやっていたTさんはマジもんの武闘派でよぉ、昔は今と違って衆議院選挙は中選挙区制だったから同じ政党同士でも争ってたんだけどよ、Tさんは対立候補への嫌がらせに棺桶と墓石を送り付けたっていう伝説を持っているんだぜ。ピザや寿司の宅配じゃなくて棺桶と墓石だぜ。そんなTさんも実子に世襲したんだからよ、俺は世襲しないってわけにはいかなかったんだよ」
事務次官「は、はぁ…」
【エピソード1】
中国では『科挙』という役人採用試験が行われ、それで合格するために出題される四書五経を丸暗記する者が多数いた。
丸暗記するのは穴埋め問題が出るからなのだが、穴埋め問題になりやすい場所というのは当然あるのである。
というわけで、明の時代になると『科挙の穴埋め 出る順対策本』的な本も出版されるようになった。
【エピソード2】
藤原道長には異母弟の通綱という人物がいたのだが、この男は『自分の名前以外の漢字は読めないと言われる』『歌が詠めないから将来の結婚を心配した母親が熱心に歌の指導をした』など無能エピソードには事欠かない人物だった。
そんな男も自分が無能であるという自覚はあったが出世欲もあったらしく、異母兄の道長に「1ヶ月で良いから大臣にしてくれ。すぐ辞任するから」などと相談したという。
などなど、過去の人物は科学的知識などの差で我々と違う部分もあったりするのだが、特に人間同士の関係なんかでは『結局人類そのものは数千年間変わってないんだなあ』と思わせるような出来事も多数ある。
様々な歴史の出来事を知り、『文明や科学技術で何が変わって、何が変わらないか』を考えればおのずと『人間とはどのような生き物か』について知ることが出来るぞ。
英語民間試験中止を叫ぶ人達は日に日に勢いを増し、正義面を厚くしてるが、必ず負ける。負ける。大負けする。てか、あいつらのせいで、国の大学への介入がもっと強まる。
以下、これまでのおれなりの説明。
天下の愚策である英語民間入試を政権のわがままとして押し付けられる以上、どう着地させるかで、文科省の官僚と国大協で妥協したのが、国立大学における英語民間試験使用の義務化。(その前だと共通テストの廃止、民間入試のみに移行の方が問題としては大きく、そこで戦線を止めたいという思いが双方にあったはず。)
全く使用しないと決定したら、どんな報復があるかわからない。個別大学で使用しないところが出てきても「それは大学の判断だし尊重する」でかばい切れると、双方は判断し、やり過ごす事ができるはずだった。
そして、ボールは文科省の官僚が持ち、政権とお仲間の民間試験業者と調整することで、換骨奪胎、面従腹背して事が済むというストーリーだった。
けど、文科省の官僚がお仲間の民間試験側との調整に大失敗。言うこと聞かないし、聞かせられないし、採点事務とか民間癒着もバレバレでやるしで大失敗、炎上中。スケジュールが遅れに遅れてるのは文科省の無能さだろう。業者が言うこと聞かないなら、金で引っ叩くか、業者の言いなりで突っ走れよ。まわりから非難されて日和るからグダグダになるんだよ!!
で、国大協側は、この政策主導側の東大が自分達は叩かれたくないと小早川秀秋。単に東大の五神総長が、まわりの学長からいろんなことで非難されまくったせいで、最後の最後でちゃぶ台返ししただけで、自学のことだけしか考えてないよ、あの総長。
そして、非常に良心的な教育関係者や高校生達による反対運動も活性化(この反対運動が2017年時点でここまで大きくなってたら通常ルートで引き返せたかもね)。
マスコミや野党もこの民間入試のヤバさというよりもグダグダさに気づき指摘することは始めたが遅すぎる(共産党は2019年参議院選挙の公約に反対を掲げてるから偉い)。
既にインパール作戦は始まっていて、正常なボトムアップ型の調整や意見具申では収まらない。
反対派は「国大協が入試での使用義務を外す」→「各国立大学が使用中止を決定」→「民間入試システムを崩壊」させるというルートを考えてるし、理があると思っているが、
「国大協が入試での使用義務を外す」→「各国立大学が使用中止を決定」→「文科省ら、国立大学には未来のための入試改革を行う意思がないとみなして、入試使用しないところには報復すると宣言」→「今後の入試制度は政権が決める」ぐらいはやるという可能性に気づいてない。文科大臣、萩生田だぞ、なんでもやるぞ。
大学内の「内ゲバ」を理由に国が個別大学に介入してくるストーリーは、ここ何年間の大学改革の議論を見てればわかるはずだが、反対派は、あくまで正義を貫けば正義が守ってくれるという考え方に固執しているのでたちが悪い。自分に酔いすぎてる。
文科省の官僚からすると、行くも地獄、止めるも地獄。国大協側は止めることでの報復が怖いし、今のまま行ったところで骨抜きはできてるのでダメージは少ない。双方は一枚岩ではないけど、それなりにお互いの空気は読めていてプロレスできてるので、ここが総合格闘技化することはないしできないけど、反対派が煽れば煽るほど、ここに分断ができてくることがわかってない。「敵の養分」と指摘される理由である。
民間入試の導入を止めたいなら、単に入試の公平公正を求める入試論の話では支持は広がらない。というのは、この問題の被害者は受験生、約60万人(過去のセンター試験利用者数から)。人口の0.5%の話。2019年の参議院選挙の得票数からしたら、N国党の比例数より小さい話。
政権を主導する人達からしたら、公平公正とか、入試の正当性とか、どうでも良い話。
「大学業界の権益化」してる入試に、自分達の手を突っ込めたという実績が欲しいから、何が何でも無理やり自分たちの決めたスケジュール通りにやらせるだろう。
だから、大学や文科省の官僚や試験業者が、どうやってもスケジュール通りにできるわけがないと通常ルートで叫んでも意味はない。
けど、反対派はあくまで入試論として反対論陣を張っている。院内集会で高校生を持ち出してたが、そんな意見なんて怖くない。「可哀想だね。生まれた年と場所が悪かったね。」で終わってしまう。多分、世のおっちゃんおばちゃん達も「入試にはある程度の不公平はあるだろう。我慢しろ。」というぐらいの認識でしかない。
本当に止めたいなら、入試の話じゃなくて、政権のハラスメントなんだ、これは入試だけじゃなくて、政権の横暴を止める戦いなんだと論を拡大してかないと一過性で終わる。文化庁の補助金停止デモと共闘するぐらいの発想が必要だが、そんな呼びかけしないよね。あくまで入試ワンイシューで戦うつもりである。N国を見て参考にしてるのか。
政権批判につなげることができて、広がりが生まれれば政権が日和る可能性はある。萩生田にはスキャンダルがあるから、安倍が荻生田を切り、安倍の英断という形でのストップはあり得る。
また、経団連に働きかけて、経団連としては入試で英語4技能は測る必要はない、高校と大学の教育がしっかりその方向性を向いているなら良いぐらいのコメントを引き出せば、ブレーキにもなろう。
けど、反対派は国大協前と文科省前で英語民間試験導入廃止のデモを行うことに固執する。
ただただ、大学の中と外に不信だけを積み上げて、天下の愚策は実行されるだけである。
必ず負ける。それは正義の問題ではない。ただただ、英語民間試験中止派は頭が悪いし、ヒーローヒロインのポーズを取りたいがためである。
大臣1度やるよりすごい