https://bunshun.jp/articles/-/14587
最近話題の菅原一秀経済産業大臣は練馬区(東京9区)から選ばれた代議士で、俺はその練馬区に住んでいる。確か2017年の総選挙でも菅原さんに入れたはずである。色々考えていることがあるが、他の場所で「菅原一秀と同じ練馬区民です!」と騒ぐわけにもいかないので増田に書いておくことにする。
菅原さんは非世襲の国会議員である。安倍総理も世襲政治家だし、セクシー進次郎さんも世襲政治家であるが、日本は非常に世襲政治家が強い。しかしながら菅原さんは普通の家の生まれで、早稲田大学を卒業後、商社に就職し、その後区議、都議の経験を経て国会議員になった人物である。今の時代1代で国会議員になれる人は少ないだろうから、「親の七光り無しで国会議員になった」というだけでも相当優秀なのではと思っている。
とはいうものの、こういった叩き上げでのし上がる人物は得てして人間性に問題があるというのは否めない。Wikipediaを見れば分かるが、菅原さんは問題行動のオンパレードと呼べる人物である。なんでこんなんが大臣なんだというのはその通りだとも思う。
だが、今衆議院が解散したら練馬区からは菅原さんが当選するだろう。その昔民主党政権が出来た時に1回木内さんという当時の民主党の人に小選挙区では負けたが、比例で復活を遂げている。今は当時より野党勢力が弱いから、多少の問題があった程度では普通に菅原さんが勝つだろう。結局のところ知名度と実績が野党勢力とは段違いであり、党名がコロコロ変わる聞いたことも無い野党の人よりは、問題行動も多いがそれなりに実績のある菅原さんになってしまうのである。もっとも今後もっと大きな問題が発生したらその時は分からないが…
「自民党はアテにならないが、野党はもっとアテにならない」というのが長いこと日本の風潮になっているが、練馬区はまさにその縮図のような状態なのである。