はてなキーワード: もしもボックスとは
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a3ecc5d86ac23bc40fe3438fb41c10a4604fdf6
「もしドラえもんのひみつ道具を買えるとしたらいくらまで出せる?」
って話なんだが、
「とうめいマント」約1億4900万円
「どこでもドア」約1200万円
「タイムマシン」約3500万円
「もしもボックス」約9000万円
「アンキパン」約8万円
だそうだ。
お前ら秘密道具ナメてんのか。
アンキパンは、まあ妥当な所かも知れんが、他はお話にならんだろ。
どこでもドアが約1200万円? ランボルギーニ・アヴェンタドールの4分の1?
ちなみに地球から最も離れた人工物は、ボイジャー1号で既に太陽系内にいないが、それでも1光日に達してない。
火星どころか、別の恒星系であるケンタウロス座アルファ星であろうと5秒で到達できるんだぞどこでもドアなら。
1200万で買えると思ってんのか?
ソノウソホントも「宝くじで100億円当たる」と一言で100億円手に入るんだが、出せる金が7億3900万円だと?
どんだけケチなんだよお前。
死にかけたスイカが窓を突き破って部屋に飛び込んでくるから、あらかじめ窓を開けておくと、そういう日に限って風呂場から昭和が漏れてくる。
小学生の時、マリオRPGに出てくるマロの等身大マシュマロを作るのが将来の夢だと語る同級生がいた。自分はその時「大人になったらマリオRPGのことなんて忘れて別の夢を抱いてるに決まってる」と冷笑したが、彼が今でもあの時の夢を抱いているのか、またはもう叶えているのかは分からない。
屋敷の外にはセガサターン風のポリゴンのお婆さんが規則正しく巡回していて、何でこんな事になったのかと毎日泣いている。悔しくて悔しくて、おでんを注ぎ剥ぎして作ったUFOを飛ばして未来への責任を取るしかない。
だからと言って欲しい秘密道具を聞かれてもしもボックスと回答する人には創造性を感じない。だから重ねて質問する。「もしもボックスでどんな世界を叶えるの?」と。ただその質問をして面白い回答が返ってきたことは無い。
「うえーん、ドラえも~ん」
ドラえもんはアグラをかいてすわり、その前にはどら焼きがおかれた白く丸い皿がおかれている。)
「んも~、なんだよ、のび太く~ん。
また大きな声出して~。
ボクこれからどら焼き食べるところだったのにジャマしないでよ~」
"何か"ジャイアンに仕返しする道具だしてよー。」
「・・・」
(しばらく黙りこむドラえもん。
「・・・(ささやくような声で)もしもボックス~♪・・・」きゅいーん、ドン(道具取り出しSE、と道具を置いたSE)
「ハイ、どうぞ。」
「どうぞ。」
「ぼくはそんなつもりじゃ・・・」
「仕返ししたいんでしょ?」
「やれよ。」
「やれよ!」
「ごめんなさい!」
「なんで謝るんだよ!
オレがお前に謝れなんて言ったか?言ってねえだろ?
オレはやれって言ってるの!
お前が仕返ししたいって言ったんだろ?やれよ!」
「っぐ、えぐ・・・」
(泣きべそをかき始めるのび太)
「ん、わかった、じゃあオレがやってやるよ。
ワタクシ野比家の居候、いつもタダメシ食わせて頂いてますし、そのぐらいはのび太坊ちゃまのために働きませんとねぇ~
いやあ~気のきかない無芸大食のバカロボットですみませんねえ~」
(もしもボックスに、ゆっくりと、これ見よがしに入って行くドラえもん)
オッケーグーグル?なーんちゃって。
(顔が青ざめるのび太)
「え~、もしも、東京都練馬区月見台すすきヶ原在住の、現在11歳小学五年生の男の子、ジャイアンのニックネームで知られる、雑貨屋の長男、剛田武が、この世に生まれ、あ、何しやがるこの野郎!」
(半狂乱になってドラえもんにしがみつき、受話器を奪うのび太)
「ドラえもーん、ごめーん!
ぼくが悪かったよー!
お願いだからやめてよー!」
「だから"謝らなくていい"って言ってるだろ!バカかおまえは!
な、優しい優しいドラえもんさんが、お前のワガママ叶えてやろうってんだから、"ごめんなさい"じゃなくて"ありがとう"だろ?
な、"気にいらないジャイアンをこの世から存在ごと消し去ってくれてありがとう、ドラえもんさん!"だろ?
嬉しいだろ?な、嬉しいだろ?
「ぼくが悪かったよ~
(涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしながら甲高い声で謝るのび太)
「・・・」
「本当に反省するか?
また口先だけじゃないのか?」
ごめんよー、許してよー」
「うん」
こんなジメジメしたところに閉じこもってるから心が病んじまうんだよ。
どの政治家に変わっても、たとえ野党に変わっても緊縮増税派ばかりでインフレ、好景気は我々の存命中に訪れない気がしてきた。
辛いけど、フィクションの世界に没入してどうにかできる世界を夢想するしか無い。
ドラえもんは素晴らしい。架空の道具だけど、あらゆる問題の解決策を想像させてくれる。
それだけで心の精神安定剤だ
素人はここでもしもボックスを使って、「政治家がMMT派、リフレ派が多く、財務省には緊縮派が少なかったら」とかやってしまうだろう。
でもそれは駄目だ。もしもボックスはパラレルワールドを作ってそのような世界にしているだけなので、根本解決ではない。
ポータブル国会を使って、法律をつくる方法もあるだろうが、あの道具はかなり勝手なことをすると解散をする機能がある。
どの程度で解散するかはわからないが、実際の政治にかなり影響がでるわけだから受け付けてはくれそうにない。
ネコシャクシビールスで皆お金じゃぶじゃぶ派にしたところで、数日で効果は切れるだろう。
そもそも、道具の効果によって一気に解決することはあまり望ましくない。
道具の効果が切れた時が未知数で、道具の性能によってどの程度実現可能かわからない。
道具を使っているが、後押しをしている程度にとどめたほうが安全だろう。
というわけでもっとも直接的なのは、増税をしたがる政治家や官僚を失脚させるのが一番だ。
会見中にどこでも窓を使って、時限バカ弾を使う。
それがスキャンダルになるか、国民を不安にさせて退陣に追い込む。
腹の中でどんなことを思っているのか楽しみだ
タイムテレビでスキャンダルの情報を収集することもできるかもしれない。
シテクレジットカードを使って記者数十人をその場所(官邸か与党本部か料亭)に来るように仕向ける。
そしてスキャンダルゲット
まずは増税がどれほど庶民には大変なのかを体験してもらわないことにはな。
そこで税金鳥をつかって…と思ったが連中は本当に資産を親族に移動させて隠すことに長けているので作中で風刺されていたような事態になるだけだ…
タヌ機を使って、増税で失脚するという幻覚を見せて怖がらせるというのはどうだろうか。
人によっては神の出現で気持ちが変わるかもしれない
『ドォ~ラァ~え~も~ん!「もしもボックス」出してぇ~!(泣)』
IT系ってのは本質的に少人数でめちゃくちゃ稼ぐことができる(可能性がある)業態なわけです。GAFAなんてのがあれだけ話題になった背景には少人数高利益(=生産性が高い)で世界の富を集めることができたことがあります。
ここからは一般論になりますが、あるところに少人数で莫大な売上を上げた企業があるとします。当然ながら、少人数なんで人件費も(個々に大きく払ったとしても相対的には)小額であり、利益は莫大なものになります。この利益は放置すれば利益そのまんまなわけで、ドカーンと課税されてしまいます。
ですから経営の常識的に考えればこの利益は投資に回すべきです。と言ってもIT系は生産業じゃないんで工場作るってことにはあんまりなりません(多角化とか言ってそっちに行く企業もあるかもしれませんが)。当然、IT系のチームをもう一個(利益によってはもう10個でも20個でも)作るってことになります。数年前までのソシャゲで見られてたゲームタイトル乱立の背景は、これです。
最初の大儲けしたチームってのは、往々にして偶然利益を手に入れました。この偶然っていうのは有能なプロデューサー+有望なアイデア+有能なマネージャー+有能な技術スタッフというのがゾロ目で高い合計値になったというものです。
でもあったりまえの話ですが、そんなのかなり難易度高いです。続く10チーム(あるいは20チームだかもっとだか)にはそんな幸運はそうそうないので、結局は最初の大儲けは後続する平凡チームの人件費として分配されて終わります。
大儲けしたチームからすれば自分らが作った利益を使い込まれて怒り心頭&独立騒ぎにもなるわけですが、これは視点を変えてみれば、はてなで大人気の再分配なので、凡人視点では素晴らしい出来事です。
銀行のシステム改修などもそうですが、銀行のATM手数料の儲けが、JAVAできるという嘘設定で派遣された派遣PGに再分配されるヌクモリあふれるイッツ・ア・スモールワールドなわけです。そもそもの話、ドラえもんのもしもボックスで「IT従事者のいない世界」をリクエストしたら日本の失業者人口はびっくり数字になってしまうので、そういう意味でもこの構造は民に優しいということができます。
冷酷なまでに賢いNetflixさんなんかは、株主の利益を考えて「無能なやつはオフィスに入れない」戦略で高い利益率を維持しようとしていますが、本邦日本では「美味しいご飯はみんなで食べようよ(分配しないと農民一揆だぞ)」思想によって平和が保たれているのです。
逆に考えてみよう
「もしもボックスのある世界」にも最初からもしもボックスがあったわけではない
つまり、もしもボックスが発明される前の世界こそが「もしもボックスがない世界」だ
もしもボックスが発明されると、元の「ない世界」から「ある世界」が分岐する
すなわち、「ある世界」の方が後からできた側枝で、「ない世界」の方が本幹と考えることができるのではないか
ならば元増田の考えた実験は、最初からパラレルに存在している「ない世界」に移動するだけで、特に新しいものは生まれていないということになる
なお、「ない世界」に「ある世界」から持ち込んだもしもボックスは存在可能か?という疑問については、可能と答えたい
何故ならドラえもん原作中で、「鏡のない世界」をもしもボックスで実現した後に、ドラえもんが普通にポケットから鏡を出しているので
もしもボックスで「もしも、もしもボックスがない世界があるとしたら」って言ったらどうなるの?
もしもボックスの効果で言葉通りの世界が実現されればもしもボックスがないはずなのに叶ったのはおかしいし、叶った後に消えたのだとしたも、もしもボックスによってもしもボックスがない世界が作られるのは論理矛盾になる。
起動しない、というが正解?
ある世界からない世界への一方通行が矛盾になる理由がわからない
この理由としては、
もしもボックスがない世界があるとして、そのない世界はどこから生じたか?と考えた場合。
ここで”もしもボックスがあった世界から”と考えると、もしもボックスでなくしたはずの世界が存在してしまうことになるため。
つまりそこでは、”もしもボックスがあった世界”が未だ存在してしまっている。
書いていて気づいたのは、「それならただ”もしもボックス”を知らない世界が生じるだけでは?」ということ。
しかしそれでも齟齬を感じ続けるのはおそらく、作り出した元におけるその元が消滅してしまっていることにあるのだと思う。
コメントの例的に言えば確かに、子供を生んだ女性がその場で亡くなったとしてもおかしいことではない。
けれど問題は、その例で言ってしまえば子供を生んだときにその女性の存在そのものが消えてしまう、ということにあるのだと思う。
つまり因果関係における結果のみが残留し、因果としての因子がその途端に消えているということにパラドクス性があるのではないかと。
追記2
「もしもボックスのある世界」にも最初からもしもボックスがあったわけではない
つまり、もしもボックスが発明される前の世界こそが「もしもボックスがない世界」だ
もしもボックスが発明されると、元の「ない世界」から「ある世界」が分岐する
すなわち、「ある世界」の方が後からできた側枝で、「ない世界」の方が本幹と考えることができるのではないか
これを読んで「なるほど」とつい唸ってしまったが、それでも根本的に解決しているとは思えなかった。
では換言して、こう考えてみてほしい。
こうした場合、両親が自分の両親でありえない場合としては二つの可能性があるように思う。
①まだ自分を生んでいないため、親ではない。
②単純に親が居ない
①の場合、じゃあどうやって自分は生まれたの?ということになる。このあとに結婚して生むのだとしても、それでは親が存在してしまっているため矛盾する。
②の場合、たとえば親が亡くなっている等。
しかしその場合においても、自分が無から生まれたのでもない限りは親という存在自体は存在しているため矛盾する。
当然、「自分が知っている本来とは別の親が居る」というのも親が居て矛盾するし、試験管ベイビーの場合においても精子の提供者が親となる。
このように考えていくと、やはり矛盾しているような気がしてならない。
ここでまた書いた後に気づいたこと
つまりここでの疑問定義は「過去や未来における存在性についての有無」にあるのでは?
としての願いを、