もしもボックスで「もしも、もしもボックスがない世界があるとしたら」って言ったらどうなるの?
もしもボックスの効果で言葉通りの世界が実現されればもしもボックスがないはずなのに叶ったのはおかしいし、叶った後に消えたのだとしたも、もしもボックスによってもしもボックスがない世界が作られるのは論理矛盾になる。
起動しない、というが正解?
ある世界からない世界への一方通行が矛盾になる理由がわからない
この理由としては、
もしもボックスがない世界があるとして、そのない世界はどこから生じたか?と考えた場合。
ここで”もしもボックスがあった世界から”と考えると、もしもボックスでなくしたはずの世界が存在してしまうことになるため。
つまりそこでは、”もしもボックスがあった世界”が未だ存在してしまっている。
書いていて気づいたのは、「それならただ”もしもボックス”を知らない世界が生じるだけでは?」ということ。
しかしそれでも齟齬を感じ続けるのはおそらく、作り出した元におけるその元が消滅してしまっていることにあるのだと思う。
コメントの例的に言えば確かに、子供を生んだ女性がその場で亡くなったとしてもおかしいことではない。
けれど問題は、その例で言ってしまえば子供を生んだときにその女性の存在そのものが消えてしまう、ということにあるのだと思う。
つまり因果関係における結果のみが残留し、因果としての因子がその途端に消えているということにパラドクス性があるのではないかと。
追記2
「もしもボックスのある世界」にも最初からもしもボックスがあったわけではない
つまり、もしもボックスが発明される前の世界こそが「もしもボックスがない世界」だ
もしもボックスが発明されると、元の「ない世界」から「ある世界」が分岐する
すなわち、「ある世界」の方が後からできた側枝で、「ない世界」の方が本幹と考えることができるのではないか
これを読んで「なるほど」とつい唸ってしまったが、それでも根本的に解決しているとは思えなかった。
では換言して、こう考えてみてほしい。
こうした場合、両親が自分の両親でありえない場合としては二つの可能性があるように思う。
①まだ自分を生んでいないため、親ではない。
②単純に親が居ない
①の場合、じゃあどうやって自分は生まれたの?ということになる。このあとに結婚して生むのだとしても、それでは親が存在してしまっているため矛盾する。
②の場合、たとえば親が亡くなっている等。
しかしその場合においても、自分が無から生まれたのでもない限りは親という存在自体は存在しているため矛盾する。
当然、「自分が知っている本来とは別の親が居る」というのも親が居て矛盾するし、試験管ベイビーの場合においても精子の提供者が親となる。
このように考えていくと、やはり矛盾しているような気がしてならない。
ここでまた書いた後に気づいたこと
つまりここでの疑問定義は「過去や未来における存在性についての有無」にあるのでは?
としての願いを、
ある世界からない世界への一方通行が矛盾になる理由がわからない 子供を産める生物から子供を産めない生物が生まれることは別に矛盾ではないじゃないか
普通に「もしもボックスのない世界」に分岐した後にパラドックスによりもしもボックスが消えていくだけじゃないの? 藤子ならそう処理する
あれはバーチャル
もしもボックスで一見少ししか違わない世界を作り出したとしても、元になった世界は消滅して新しい世界が生まれたのだと解釈することもできる。 もしもボックスで元の世界から新し...
逆に考えてみよう 「もしもボックスのある世界」にも最初からもしもボックスがあったわけではない つまり、もしもボックスが発明される前の世界こそが「もしもボックスがない世界」...