はてなキーワード: 門前払いとは
青葉も門前払いすればよかったのにな
火気厳禁らしくて門前払いだった。
こうして俺たちは、兄貴のバイト先であるレンタルビデオ店へとやってきた。
「冷やかしなら帰れ」
兄貴は開口一番これだ。
職場に身内が進入してきたわけだから、あっちからすれば邪魔なのは分かるけれど。
「どうしても冷やかしたいなら、そうだな……さすがに俺も“消え失せろ”とまでは言わん。ただ、無口な透明人間でいてくれればいい」
「客に対して随分な態度じゃん。今の俺たちは一応お客様なんだぜ」
「客ってのは金を払う人間のことを言うんだよ」
俺たちがビデオを借りに来たわけじゃないことはお見通しらしい。
そして、その時点で俺たちへの扱いは確定しているってわけだ。
「外国にチップ文化があるのはな、サービスが別売りだからなんだよ。場末のビデオ店で働く時給980円の店員に、基本無料のサービスなんて期待するな」
取り付く島もない。
そう言って、颯爽と立ち去る店長。
「休憩時間が増えてよかったね」
「休み時間が増えても、学校にいる時間は減ってないのと同じだ」
俺たちは休憩所にて、これまでの経緯を簡単に伝えた。
「……それ、俺がどうこうすべきことなのか? お前達の仲が修復されるかどうかは、そっちの問題だぞ」
兄貴の指摘は至極当然だろう。
とはいえ、こっちとしても色々と考えた結果なんだ。
「仲介とかして欲しいわけじゃないよ。ただ俺たちの知らないドッペルについて、知ってることがあるなら聞きたいんだ」
「ドッペルについて俺が知っていて、お前らが知らないことねえ……」
兄貴は眉間のしわを伸ばしながら、十数秒ほど考える素振りをしている。
それは記憶を漁っているというよりは、言葉選びに迷っているようだった。
「お前らは、俺の口から聞きたいのか?」
心なしか、さっき門前払いしようとしてきた時より棘があるように感じる。
「え、そんなにヤバい話なの?」
「いや、それほどでもないが。あくまで俺の見解だからな。ドッペルがどう思うか……」
つまり俺たちが現状知らないことがあるならば、それはドッペルが知らなくていい(または知って欲しくない)と判断しているからじゃないか。
それを第三者が話すのは、かえって問題をややこしくするのではと危惧しているんだろう。
当時としてはそれが目新しく見えたのかもしれない。
そして当初の萌えキャラは見た目通りのストーリーと組み合わせて用いられていた。
つまり「日常系」「学園モノ」「ほのぼの」といった作風との組み合わせが本来の萌えだろう。
反対に「暴力」「エロ・グロ」「退廃的」は本来の萌えではないのだ。
萌えキャラ「なのに」ホラー。萌えキャラ「なのに」陰鬱。萌えキャラ「なのに」怪奇。
この時点で萌えキャラ人気はすでに実態を失っていたと言っていい。
だが次第にそんな変化球すらも飽きられてくる。
消費者だって「どうせほのぼのと見せかけて衝撃的展開()なんでしょ」と学習する。
この時点で萌えキャラの耐用年数はとっくに過ぎていたと言っていい。
とっくに時代遅れとなった萌えキャラを流用して騙し騙し使ってきたが限界が来たのだ。
言い換えるなら「羊の皮を被らない狼」の登場だ。
かつてはこういった作風は「ヤベーヤツ」扱いされていた。
なぜなら業界のジンクスとして魅力あるキャラクター()とやらが重視されていたためだ。
そして魅力は「萌え」「ラッキースケベ」「フェチ」といったキーワードと安易に結び付けられる。
だからだろうか脱萌え化を目指した直球怪奇は門前払いされていた。
だが運よく世に送り出された直球快気的な作品が予想外の人気を集める。
人々の人気を集めていたのは羊の皮ではなく、狼だったわけだ。
最近のヒット作を見る限りでは、もう結果は出たとして判断して良い頃合いだろう。
「萌えキャラが若者に人気」と思っている人々は「羊の皮をかぶった狼」に人気があるの見て「羊に人気がある」と思っているようなものだ。
徴用工訴訟問題で韓国政府が「賠償金は後でこっちで補填するから賠償に応じてくれ」と日本政府に水面下で持ち掛けるも門前払いを食らっていた事を朝日がすっぱ抜く。
韓国提案、日本は乗らず 元徴用工問題「賠償応じれば、後に穴埋め」
元徴用工への賠償を日本企業に命じた韓国大法院(最高裁)判決をめぐり、韓国政府が「企業が賠償に応じれば、後に韓国政府が全額を穴埋めする」との案を非公式に日本政府に打診していたことがわかった。日本政府は1965年の日韓請求権協定で賠償問題は解決済みとの立場から、提案に乗らなかった。
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朝日新聞「青瓦台、『日本企業が賠償応じれば、後に韓国政府が穴埋め』と打診」
朝日新聞は10月31日、韓国大法院の日帝徴用工問題を巡る判決に関連し、韓国政府が「日本企業が賠償に応じれば、後に韓国政府が全額を穴埋めする」という案を非公式に日本政府が打診したが、日本側が提案に乗らなかったと報じた。青瓦台関係者は1日、「事実無根だ」と否定した。
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なぜ我が国の税金で日本の賠償金を補填しなければならないんだ!と韓国国民激おこ。
韓国政府は「そ、そんな交渉持ち掛けてねえし!あんなの嘘に決まってるし!」と真っ向から否定してしまい、今後水面下での交渉が不可能に。
今の状況で普通の法律事務所に相談しても弁護士費用が払えないから門前払いをくらう。
アディーレとか名前が上がってるけど、まあとりあえず電話相談してみてもいいけど、多分法テラス案内で終わると思う。
弁護士会の無料相談は法テラス契約弁護士にあたればいいが(債務無料相談の場合は法テラス契約弁護士が担当する可能性が高いが)、最初から法テラス相談のほうがいいと思う。
とにかく借金を自分だけでどうにかして解決しようと思っても無理だから相談に行く。
20万円集めて借金を返そうとかそんなこと現実的に無理なのはわかっているだろ。
ちなみに公的機関というのがどこに相談したのか知らないが、あなたの最大の問題は借金問題なので、役所関係では何もできない。
生活保護とかの貧困層の支援と、借金問題の解決は、表裏一体だけど窓口が違う。
あなたは実家ぐらしで月収8〜10万円程度で20~40歳の間ということだと、貧困層支援の対象の枠からは外れていると考えたほうがいい。
「今ある借金がゼロになったら取りあえず生活できるだろ。それなら借金問題を解決しろよ」ということ。
・携帯電話は料金滞納で強制解約になっても、端末が手元に残るなら格安SIMで携帯電話番号だけは持っておく。端末が回収されるならクソ安い中古スマホを買う。
電話番号がないと就職できないのは普通に考えてわかると思うが、何らかの支援を受けるにしても、連絡がつかないということで放置される恐れがある。
もし弁護士に債務整理を依頼したとしても、連絡がつかないと辞任される。
・ホームレスになると取り返しがつかない。住所がないというのは完全な致命傷。
最終的には実家に戻ればいいだけだが、本当にホームレスになると、もうどうしようもない。
住所がないところから巻き返すのは時間も労力も(ついでにいうと支援を受けることも)桁違いに必要になる。
まず今の住所と電話番号があるところからなら生活を立て直しやすいから、そこから頑張るべき。
実家をどうしても出たければ、社宅や寮のあるところに就職する。社宅費が全額給与天引きのところに行く。
業種によっては社宅や寮を完備していない会社も多いが、就職先はあなたがどういう経験をしてきて何をできるか次第なので、探してみるしかない。
昨今、例の感染症の関係で休業や短縮営業となった(なっている)お店が多いと思う。主に飲食店に多いのではないだろうか。
この話は私がアルバイトをしている飲食店が休業になった際の話です。
あらかじめ断っておきますが、飲食店と言っても大学と少々関連がある飲食店(ご想像にお任せします)ですので普通の飲食店とは事情が違うかもしれません。もしも奇跡的にこの記事に辿り着いた皆様のご参考、ないし暇つぶしになれば幸いと思います。
4月某日でした。全国的に緊急事態宣言ムードが出てきた中で、私が在籍する大学の活動制限レベルも上がったのに伴って「4月○○日から5月××日まで営業時間を短縮させるためアルバイトは休業です!」とのお達しが店舗職員から届いた。バイトのシフトは月単位で出るものであったためか、「シフトが決まっていた分については休業手当を出す、それ以降の分は出さない」との返事。よくわからん。理由を問うと、「パート職員と同じ対応にしたんじゃないか」とのこと。まるで要領を得ないが店舗職員とて上からのお達しを横流ししているだけであろう。問い詰めても申し訳ない気もしてその日は一応それで話を収めた。
翌月の××日が近づいたある日、案の定と言うべきか、「当面の間短縮で営業とするためアルバイトのシフトは当面ありません」とのお達しが届く。もちろん休業手当はあるわけがない。お国やJASSO、大学からの給付金があったにしても貯金は目減りしていく。飲み会や外食をしなくても金は減るもんだと思い知る。単純に自分がアホなだけなのかもしれないが、生命を維持するコストは一定だなんてツイートも最近見た。うーんこれは険しい。
これは休業手当をもらえるように動くしかないと決心した。学業上の理由があり、8月頃に地域の労働基準監督署へGO。その際の解答を簡単にまとめると以下の通り。
ということでまずは勤務店舗の職員に相談してみる。正直門前払いされるかと思ったら「まぁ…なんもないのはつらいよな…」とかなり同情的に接してくれる。これは正直意外ではあった。更に聞くと近いうちに会議があって上と話す機会があるのでその時に聞いてくれるとのこと。これはありがたい。
しばらく待っていると上(以下、A氏)と話す機会まで作ってくれた。これもありがたい。その際に「いくらほしいのか、その根拠も合わせて示してくれ」とのことだったので一枚ほどの文書にまとめて馳せ参じることに。監督署に行った際に金額についても試算してくれたため、その際に教えてもらった金額や根拠となる法律等はある程度ググれば出てくるので、それらをまとめればよかったので現在執筆中の論文よりも遥かに楽だった。
とりあえずアルバイトが再開するまで、少ないとは言えお金が入ることは嬉しい。一応、「勝利」なんですかね。よくわかりませんが。
こんな取り止めもない話を最後まで読んでくれて感謝します。ということでオチを。
私は年度末に卒業を控えた身分であり、論文執筆中ということもありなかなか今から新たなバイトを探すというのも難しいのだ。
A氏「うちも売り上げが去年より激減しているからねぇ…。次の契約更新のタイミング(12月末)で更新しないかもしれない…。」