当時としてはそれが目新しく見えたのかもしれない。
そして当初の萌えキャラは見た目通りのストーリーと組み合わせて用いられていた。
つまり「日常系」「学園モノ」「ほのぼの」といった作風との組み合わせが本来の萌えだろう。
反対に「暴力」「エロ・グロ」「退廃的」は本来の萌えではないのだ。
萌えキャラ「なのに」ホラー。萌えキャラ「なのに」陰鬱。萌えキャラ「なのに」怪奇。
この時点で萌えキャラ人気はすでに実態を失っていたと言っていい。
だが次第にそんな変化球すらも飽きられてくる。
消費者だって「どうせほのぼのと見せかけて衝撃的展開()なんでしょ」と学習する。
この時点で萌えキャラの耐用年数はとっくに過ぎていたと言っていい。
とっくに時代遅れとなった萌えキャラを流用して騙し騙し使ってきたが限界が来たのだ。
言い換えるなら「羊の皮を被らない狼」の登場だ。
かつてはこういった作風は「ヤベーヤツ」扱いされていた。
なぜなら業界のジンクスとして魅力あるキャラクター()とやらが重視されていたためだ。
そして魅力は「萌え」「ラッキースケベ」「フェチ」といったキーワードと安易に結び付けられる。
だからだろうか脱萌え化を目指した直球怪奇は門前払いされていた。
だが運よく世に送り出された直球快気的な作品が予想外の人気を集める。
人々の人気を集めていたのは羊の皮ではなく、狼だったわけだ。
最近のヒット作を見る限りでは、もう結果は出たとして判断して良い頃合いだろう。
「萌えキャラが若者に人気」と思っている人々は「羊の皮をかぶった狼」に人気があるの見て「羊に人気がある」と思っているようなものだ。
時代遅れになったと言うよりスタンダード化してしまったって感じがするな ひと昔前だったら萌え絵って言われてたやつで描かれたものが今のニュートラルで、他の絵柄を強烈な個性と...
そうだろうか?例えば人物イラストを 「少年漫画系」 「少女漫画系」 「劇画系」 「耽美系」 「硬派系」 「アメコミ系」 「西洋絵画系」 「ポップなイラスト系」 「似顔絵系」 「萌え...
絵柄の種類をいくらあげてもどれが潮流かとは関係ないのでは…? まあそれはおいといても絵柄はたくさんある方がいいし、昔から絵柄の種類自体は多様に存在するのだと思うが、最近...
萌え絵の源流は少女漫画からきてるってなんかで見たことあるけど実際どうなんだろうな
それは、もしかすると画力の低いイラストが自動的に「萌え絵」として判別されているような現象があるのかもしれない。
練度が低かったり個性の習得に悩んでなさそうな絵柄は萌え絵に分類されるっていうのはあるかもしれんな フェミとかからは一緒くたに槍玉に挙げられてそうだけども、快楽天とかエロ...
エロ出身でも大暮維人や鳴子ハナハルやあずまきよひこを萌え絵にカウントする人はかなり少ないと思う。