「心神耗弱」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 心神耗弱とは

2019-05-20

見ず知らずの人たちを殺害して心神耗弱で30年の求刑ってことは..

上級国民さまは心神耗弱ではなかったからもう少し重い刑が求刑されるの?

まさか... ねぇ

2018-09-27

anond:20180927142637

電車の中でソレ見られる時点で心神耗弱が成立するから起訴案件だなそりゃ

2018-06-25

https://anond.hatelabo.jp/20180625171509

使っている単語定義あいまいなために生じる疑問。

それとも、殺人をやっても精神が正常という事例が存在しているのか?

ここでいう”正常”とは、刑法39条の「心神喪失者」「心神耗弱者」に当らないということでしょう。

そう考えれば”殺人をやっても精神が正常”という事例は十分存在するわけで、むしろ殺人犯の大多数が”正常”と言えるでしょう。

2018-06-11

やっぱりキチガイ無罪の流れになりそうだね。

新幹線事件逮捕された犯人だけど、先程の報道ステーション障害者自立支援学校に通っていたことが報道された。

何の障害かについては触れていなかったけど、おそらく精神の方だろう。

今までのはてな界隈や5chでは犯人風貌オタク気味だとか色々なコメントがあったけど、これでこの流れも終わりだね。

自由でしがらみのない言論空間(笑)と言えども、精神障害者揶揄するのはご法度タブーアンタッチャブルから

キチガイ無罪」という言葉がある。

刑事訴訟法においては、心神喪失心神耗弱理由に、何をしても罪に問われないこと。

心神耗弱理由責任能力が問えないため、不起訴処分とする。

というわけで、今回の新幹線事件の核心は、密室となる新幹線車両の防犯対策ではなく(それも少しはあるけど)、知的障害者人達人権犯罪バランスをどう考えるかの問題

殺されたサラリーマンの人は、正直言って「やられ損」だったけど、日本法律がそうなっている以上は仕方がない。

今までレッサーパンダ事件(知らない人はググってね)とか、キチガイ無罪事件は色々あったけど、そろそろ対策を取るべきタイミングではないか

精神障害者武器の所持は認めないとか、それこそ文字通りの「キチガイ刃物を持たせるな」を実行するべきではないか

2018-06-10

anond:20180610101129

犯人精神科の通院歴とかあったら、それこそ刺された人は「やられ損」だよね。

心神耗弱によって責任能力を問うことはできず、不起訴処分とする。

いわゆる「キチガイ無罪」の法則になるかもしれない。

2018-02-28

減軽免除一覧

総論

(刑の種類)

第九条 死刑懲役禁錮こ、罰金拘留及び科料主刑とし、没収付加刑とする。

(有期の懲役及び禁錮の加減の限度)

十四条 死刑又は無期の懲役若しくは禁錮減軽して有期の懲役又は禁錮とする場合においては、その長期を三十年とする。

2 有期の懲役又は禁錮を加重する場合においては三十年にまで上げることができ、これを減軽する場合においては一月未満に下げることができる。

法律上減軽方法

第六十八条 法律上刑を減軽すべき一個又は二個以上の事由があるときは、次の例による。

三 有期の懲役又は禁錮減軽するときは、その長期及び短期の二分の一を減ずる。

「ことができる」

正当防衛

第三十六条

2 防衛の程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる

緊急避難

第三十七条 自己又は他人生命身体自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り、罰しない。ただし、その程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる

故意

第三十八条

3 法律を知らなかったとしても、そのことによって、罪を犯す意思がなかったとすることはできない。ただし、情状により、その刑を減軽することができる

「する」

心神喪失及び心神耗弱

第三十九条

2 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する

未遂減免

四十三条 犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。ただし、自己意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する

(従犯減軽

六十三条 従犯の刑は、正犯の刑を減軽する

解放による刑の減軽

第二百二十八条の二 第二百二十五条の二又は第二百二十七条第二項若しくは第四項の罪を犯した者が、公訴が提起される前に、略取され又は誘拐された者を安全場所解放したときは、その刑を減軽する

親族

親族による犯罪に関する特例)

第百五条 前二条の罪〔犯人蔵匿等・証拠隠滅等〕については、犯人又は逃走した者の親族がこれらの者の利益のために犯したときは、その刑を免除することができる

親族間の犯罪に関する特例)

第二百四十四条 配偶者、直系血族又は同居の親族との間で第二百三十五条の罪、第二百三十五条の二の罪〔窃盗不動産侵奪〕又はこれらの罪の未遂罪を犯した者は、その刑を免除する

親族等の間の犯罪に関する特例)

第二百五十七条 配偶者との間又は直系血族、同居の親族若しくはこれらの者の配偶者との間で前条の罪〔盗品譲受け等〕を犯した者は、その刑を免除する

2018-01-15

anond:20180115195552

あれは厳密には車に乗るって分かってたのに飲酒した点に刑の過重根拠があるんだと思う

から、車に乗るつもりなんて全くなかったけど、酒飲んで酩酊してわけわからんくなった状態で車に乗った場合心神喪失もしくは心神耗弱から罪は成立しないか軽くなるはず

あと他の罪との関係は、たとえば人殺すって分かってて酒飲んだからって殺し方が悪質になるかというと一概には言えないでしょ(人殺すつもりが全くなかったのに飲酒酩酊して殺意を抱いた場合はさっきと同じで心神喪失の罪不成立になる)

から飲酒殺人罪みたいなのは必要がない

もちろん量刑では考慮されるんだろうけど

詳しく知りたいなら「原因において自由行為」でググるといいよ

2017-12-23

「なんでもいいけど面倒をかけるな」って思わない?

主語かいこと言うけど、もう結構長いこと、世の中「なんでもいいけどこっちに面倒をかけるな」ってのが基本じゃない?

思想家やらリーダーシップ発揮したい人やら苦労してる人やら弱者やら、なんでもいいけど面倒に巻き込むのはやめてほしいんだよね。

自分の興味ないことがらでまで善行促されても迷惑だわ、みたいな。

かわいそうでしょう! とか 問題です! とか言われても、いや知らんし……鬱陶しいわ……。

私はちょっとした障害者なんだけど、弱者連帯が~とか福祉の充実のためにアクションを~とかお題目言われても「それ実際私に実益来るのいつ?」って思うし、

まして私が所属してない層の苦労とか訴えられたら「ただでさえ私の人生しんどいのに、更に知らない層の負担も肩代わりししろっての?」ってイラつく。

そんで、皆の方も、私みたいなグズの出来損ないの面倒をかけられるのはゴメンでしょ?

自分はそんな冷酷じゃないですうって思ってる人も、隣の席にクチャラーいたら苛立ちマックスだし、電車異臭放ちながら叫んでる人見たら関わりたくないし、刃物で刺されたら犯人心神耗弱からって許せないし、愛してもいない相手愚痴共感同情求められてもウザいし、自分毒親が更にその親から毒されてたとしても恨むし、自分を育ててくれた親だからって介護したらクソ消耗するでしょ。

これだけあげればどれか一つくらいなら「いやそれは平気」とかあるかもだけど、基本的にどれもめっちゃ嫌だよね。

だってそういうのの世話しろって言われるの、やりたくもない介護強制されてるようなもの

面倒かけんじゃねえよ、なんで他人負担不条理に分配されなきゃならないんだよ、って思って当たり前だし、むしろそう思わない方がどんだけ余裕あるんだか理解できない。

書いててなんかよくわかんなくなってきたけど、とにかくもう誰一人として私に迷惑と面倒と悩みと罪悪感と自省と負担となんだかんだを強いないでほしいわ。

私に何か求めるならまず私を楽にしてからにしてくれや。

知らんわ。

2016-02-20

働きたくない。

厳密にいえば、働くのは構わないが、心神耗弱するほど働きたくない。

40にもなってバイトで腰さすってるって悲劇だろ。

なんとか週2,3くらいで正社員なれる方法ないだろうか。

2015-12-27

[]アニメすべてがFになる -THE PERFECT INSIDER-」

★★★☆☆

あらすじ  ※ネタバレなし

萌はお嬢様

犀川大学教授

萌は犀川好意を持っている。

昔両親を殺したけど心神耗弱で釈放された天才科学者真賀田四季世間話題

ゼミ旅行真賀田四季密室に閉じ込められている孤島に行く。

真賀田四季密室殺害される。

所長のオッサンも殺害される。

萌と犀川調査をして真相にたどり着く。

感想  ※最後ネタバレあり

前置き

休み利用して早送りしてイッキ見。

もともと原作も気になってはいたけど、実際に手が伸びるところまではいかなかった。

アニメ化するってきいて、ちょうどいいと思って見た。





全体通して

原作の膨大なテキストを適度に取捨選択してバランスよくまとまってた感じ。

直近で見たノイタミナガリレイドンナだったり残響のテロルだったりしたせいで、12話で過不足なく構成されていたということだけで普通以上の評価をしてしまうくらいには、ノイタミナへの期待度は下がってる。







あらすじまとめるのむずい。あと消化不良。

いやー・・・これのあらすじ書くの難しい・・・

各話ごとだと書きづらい感じしたから全部まとめて書こうと思ったけどそれはそれで難しい・・・

1.6倍速で見たのもあるけど、結局真賀田四季が両親を殺した理由とオッサンを殺した理由がよくわかんなかった。

愛の形はいろいろあるからって感じの会話を犀川はやってたけど特別理由はないってことなのかなあ・・・

なんか釈然としない。

動機的な意味で、いまいちすっきりしない。

原作も同じ感じなのかなあ・・・

原作既読者の意見が聞きたいところ。




キャラデザ浅野いにおの謎が解けた

これに浅野いにおキャラデザが割り当てられた意味がよくわかった。

スカした気だるげな空気とか意識高い系が好きそうな会話だらけで、

浅野いにおっぽさがムンムンしてた。

でも実際のアニメで動いてる絵は、いい意味浅野いにおっぽさがなかったからよかった。

原作とか漫画版はしらんけど、浅野いにおのスカしたキャラデザはどうも好きになれないから



アニメCGのウマイ共存の仕方。

CGの使われ方がうまいなと思った。

車とかタバコの煙とかクラゲとかビリヤード台とか。

カメラワークによっては作画が大変になるところとか、物理演算的な無機物CGをうまく使えば、アニメ制作コストも下がるし視聴者違和感を持たないからウィンウィンだね。




もともと興味持ったきっかけ。ずっと読んでなかった理由

もともと、原作の一番最初のページに書かれている文字だけ見てオチがわかったとか豪語してるヤツがネットにいたんだけど、自分文字を見てもそれがわからなくて悔しかたから読んでなかった。

今考えたらそんなことありえなくて、それは書き込んだ人間のただのハッタリ、自分を賢く見せようとする幼稚で見栄っ張りなプライドの現れでしかなかったけど、それを見抜くことができるほど自分も大人ではなかった。

なんつって。

西尾維新読んだあとに影響されるのと一緒で、作中のやりとりに影響されてこんな文章書いてしまいたくなる。




セリフが長すぎるとやっぱり地味・・・

うーんしかし長台詞は、半現実とでも言えるアニメに持ってくると、不自然まりないな・・・

大きな展開やアクションなどの派手なシーンがないから記憶に残りにくい。

毎週見てたら先週の話を忘れてて見る気なくなってたと思う。

テンポも遅いし。

イッキ見で正解だった。

1.6倍で見てちょうど2時間ちょいくらいだったと思う。

つーか劇場版にすればよかったのに。



地味にリアルだった外国語問題

あと印象的だったのは英語ネイティブキャラ真賀田四季の妹)がちゃんと英語で話してたところ。字幕つきで。

ジョジョ多国籍メンバーがみんな日本語話してるのおかしくね?っていうはてな人検索があったけど、このアニメはそういう現実に即したところはちゃんと気を遣ってるんだなと感じた。





西尾維新との関係

これメフィスト賞第一作なのかー

道理西尾維新も影響受けてるわけだ・・・

クビキリサイクルでの天才テーマにするところとか、孤島をテーマにしたところとか、サイコロジカルでの密室研究棟での殺人事件とか、最後ネタばらしの仕方とか、至るところにオマージュがあったんだな・・・

今頃気づいたからすごく感慨深い・・・




すでに実写化されてた・・・

ウィキペディア見たら去年ドラマ化もされてたのか。

大々的にメディアミックスしてたのかー。全然知らなんだ。

なんで今さらこんな古いのをと思ったけど。

確かにアニメより実写向きだわな。




精神世界

犀川が考えこむとなんか内面世界みたいな描写になるけど、そこに何の意味もなかったのがいただけなかった。

本人も再三言っていた、その人物にしか見えない世界っていうのを表現したのかもしれないけど、あんなの見せられても結局何の意味もなかった。

変な鳥っぽいのやら黒い苦しんでるような人が地獄っぽいところにいるような描写やら。

アニメならではのトリップ表現といえば聞こえはいいけど、ぶっちゃけ見せ方は空振ってたと思う。

途中までは割とまともに推理してやるーって思ってたけど、これが出てきてから諦めた。

原作ではどういう表現になってて、それをなんでこういう表現にしたのかが非常に気になる。


以下ネタバレ




































ネタバレ

密室に入る時点で真賀田四季妊娠しており、密室内には二人存在していた。

そんで本当は殺害されていたのは真賀田四季の娘で、真賀田四季は逃げおおせる。




ネタバレ部分の感想

子どもがいるっていうネタバレは後から考えてみるとちょっとあんまりな気がするな・・・

ネタ自体も、それに気づくきっかけ等々も。


追記

ネタバレ部分は移動させました

2015-04-17

殺害理由

これらの者は心神耗弱的で多重人格気質があり,常軌を逸するがごとき行動(例えばある日突然自分の気に食わない女子供を脅してさらっていくといった行為)に出るような感情の障害があって,殺害しなければ普通人に害が及ぶ為。

したがって誰が止めようが俺はこれらの者を殺害する。

誰とは言わないが殺害の予告はしたからな。震えて待ってろ。

2015-04-16

本日午前11から約1時間15分をかけて行った取調べ業務の内容報告

措置入院に値すべき行為をした被疑者黙秘権行使し,極めて頑固で何の反応も示さなくなったので,取調べを打ち切らざるを得なかった。被疑者日本人としては比較性格が穏やかだが,正義感がある一方で突然それを失脚して心神耗弱状態となり,犯罪に及ぶ危険性の高い精神障害の状態があり,極めて不良であり,今後の処理に困惑する。

 被疑者は,嘘をついて取調室から直ちに逃走したり,捜査官に暴力を働いたりする圧倒的多数の他の罪人と比べれば相当程度筋の通った供述をなすものの,究極的には理解不能人格を有していて不良であり,取り扱いに苦労する。

 極めて頑固に黙秘権行使するので,どうにもならない。引き続き留置場に監置して,捜査を続行することとするが,黙秘権を貫徹して無罪判決を得ようとする目論見が強く,本署ではどうにもならない可能性が高い。前代未聞の知能犯で,極悪だ。

 関係各署は協力して被疑者自白を迫るよう願いたい。

昭和22(れ)177強盗昭和22年12月9日最高裁判所第一小法廷判決破棄差戻東京高等裁判所

昭和22(れ)177強盗昭和22年12月9日最高裁判所第一小法廷判決破棄差戻東京高等裁判所

         主    文

     原判決を破棄する。

     本件を東京高等裁判所差し戻す。

         理    由

 弁護人大井静雄上告趣意第四点及び弁護人松本重夫上告趣意第一点について。

 記録を調査すると、原審公判において被告人弁護人は所論のように心神耗弱

主張をなし、その立証として証人訊問及び被告人精神鑑定の申請をしたに拘わ

らず、原審裁判所は不心要としてその申請を全部却下した。そして、その判決理由

においては、「被告人は、昭和二二年三月私立学院中学部卒業して、上級学校

への入学試験を受ける準備中の者であつたが、他人脅迫して金品を強奪しようと

考え、犯意を継続して云々」と本件犯罪の原因、動機に関する事実を判示し、原審

公判廷における被告人供述によりこれを認定し、更に右弁護人の主張に対しては

「本件犯罪動機態様及び被告人の当公廷における供述態度等を綜合すると、被

告人は本件犯行当時正常の精神状況にあつて心神耗弱であることは認めることが

出来ない」と説示しているのである

しかしながら、原判決は本件犯罪動機とし

ては、右のように単に「他人脅迫して金品を強奪しようと考え」と抽象的に判示

しただけで、少しも具体的な判示がなく、またその証拠に供した原審における被告

人の供述によるも、その点に関する弁護人松本重夫の上告趣旨に述べられているよ

うな供述記載があるのみで、右判示に該当する具体的な供述存在しない。その他

全記録によるも、被告人が如何なる原因、動機により本件犯行をするに至つたのか、

殊に金銭に窮した事情があつたのか、新聞又は大衆小説その他により示唆を受けた

のか等についても何等明確な証拠がない。また被告人の本件犯行後の行動、就中

本件奪取の金品を如何なる場所に、如何なる目的を以て隠匿したのか、その金銭を

費消したのかしないのか、犯行直後父兄その他の者に会つたのか、直ちに臥床した

1 -

のか、翌朝何時に起き何をしたのか、等々の事実については原審審理において何等

触れるところがない。その点について一件記録によれば寧ろ犯行直後における本件

金品の処置に関しては常識に反し特殊異常の点あることを窺い知ることができる。

しかのみならず、本件弁護人の主張によれば被告人の祖父が精神病となり壮年にし

投身自殺した事実ありとして原審に証拠申請をしたもののごとくである。このよ

うに本件で重要関係にある犯罪動機判決において具体的に判示確定されてお

らず、却つて異常な特殊事情が伏在する疑が濃厚である本件の場合に、この点に関

する証拠申請を全部却下してその審理をなさず、しか犯行当時の精神状態を判断

説示するのに、前記のように只抽象的な犯罪動機犯行後数ケ月を経た原審公判

廷における被告人供述態度等をもつて犯行当時正常の精神状態にあつたと認める

旨を説示した原判決は、審理不尽に基く理由不備の違法あるものと言わざるを得な

い。

従つて、本論旨は結局理由があることになるから、その余の上告趣意に対する

判断を省略し、なお右の違法事実の確定に影響を及ぼすものと認めるから刑訴

四四八条の二に従い主文のとおり判決する。

 この判決裁判官全員の一致した意見である

 検察官 安平政吉関与

  昭和二三年一二月九

     最高裁判所第一小法廷

         裁判長裁判官    真   野       毅

            裁判官    沢   田   竹 治 郎

            裁判官    齋   藤   悠   輔

            裁判官    岩   松   三   郎

昭和22(れ)177強盗昭和22年12月9日最高裁判所第一小法廷判決破棄差戻東京高等裁判所

昭和22(れ)177強盗昭和22年12月9日最高裁判所第一小法廷判決破棄差戻東京高等裁判所

         主    文

     原判決を破棄する。

     本件を東京高等裁判所差し戻す。

         理    由

 弁護人大井静雄上告趣意第四点及び弁護人松本重夫上告趣意第一点について。

 記録を調査すると、原審公判において被告人弁護人は所論のように心神耗弱

主張をなし、その立証として証人訊問及び被告人精神鑑定の申請をしたに拘わ

らず、原審裁判所は不心要としてその申請を全部却下した。そして、その判決理由

においては、「被告人は、昭和二二年三月私立学院中学部卒業して、上級学校

への入学試験を受ける準備中の者であつたが、他人脅迫して金品を強奪しようと

考え、犯意を継続して云々」と本件犯罪の原因、動機に関する事実を判示し、原審

公判廷における被告人供述によりこれを認定し、更に右弁護人の主張に対しては

「本件犯罪動機態様及び被告人の当公廷における供述態度等を綜合すると、被

告人は本件犯行当時正常の精神状況にあつて心神耗弱であることは認めることが

出来ない」と説示しているのである

しかしながら、原判決は本件犯罪動機とし

ては、右のように単に「他人脅迫して金品を強奪しようと考え」と抽象的に判示

しただけで、少しも具体的な判示がなく、またその証拠に供した原審における被告

人の供述によるも、その点に関する弁護人松本重夫の上告趣旨に述べられているよ

うな供述記載があるのみで、右判示に該当する具体的な供述存在しない。その他

全記録によるも、被告人が如何なる原因、動機により本件犯行をするに至つたのか、

殊に金銭に窮した事情があつたのか、新聞又は大衆小説その他により示唆を受けた

のか等についても何等明確な証拠がない。また被告人の本件犯行後の行動、就中

本件奪取の金品を如何なる場所に、如何なる目的を以て隠匿したのか、その金銭を

費消したのかしないのか、犯行直後父兄その他の者に会つたのか、直ちに臥床した

1 -

のか、翌朝何時に起き何をしたのか、等々の事実については原審審理において何等

触れるところがない。その点について一件記録によれば寧ろ犯行直後における本件

金品の処置に関しては常識に反し特殊異常の点あることを窺い知ることができる。

しかのみならず、本件弁護人の主張によれば被告人の祖父が精神病となり壮年にし

投身自殺した事実ありとして原審に証拠申請をしたもののごとくである。このよ

うに本件で重要関係にある犯罪動機判決において具体的に判示確定されてお

らず、却つて異常な特殊事情が伏在する疑が濃厚である本件の場合に、この点に関

する証拠申請を全部却下してその審理をなさず、しか犯行当時の精神状態を判断

説示するのに、前記のように只抽象的な犯罪動機犯行後数ケ月を経た原審公判

廷における被告人供述態度等をもつて犯行当時正常の精神状態にあつたと認める

旨を説示した原判決は、審理不尽に基く理由不備の違法あるものと言わざるを得な

い。

従つて、本論旨は結局理由があることになるから、その余の上告趣意に対する

判断を省略し、なお右の違法事実の確定に影響を及ぼすものと認めるから刑訴

四四八条の二に従い主文のとおり判決する。

 この判決裁判官全員の一致した意見である

 検察官 安平政吉関与

  昭和二三年一二月九

     最高裁判所第一小法廷

         裁判長裁判官    真   野       毅

            裁判官    沢   田   竹 治 郎

            裁判官    齋   藤   悠   輔

            裁判官    岩   松   三   郎

2015-04-14

したり顔で住宅金融公庫からカネを借り自宅に第一順位抵当権をつけたとか嘘こいてた平成オヤジ

法務局

 心神耗弱者のキチガイが嘘を言ってただけというのが真相

2015-04-06

関東に集められている奴は大抵心神耗弱者だから

刑務所に居るやつは自分ガチでやってるとか、東京に居る奴は女の力で生産力あります現実見てますとか威張ってるけど、実は精神弱者なんだよな。

普通人間増田のような勢いで書き込まない

普通の行いのいい人間もっと正常なペースで精神活動をするので、増田のような勢いは心神耗弱サイン

2015-04-01

お前の存在自体が嘘なんだよ

ただの心神耗弱者。

刑務所にいるオヤジ普通に精神やばいから

戦後日本を牛耳ったこいつらは精神的に興奮しすぎて、瑣事に異常にこだわり、美しいもののみ機能である、とかなんとかほざいて発狂しているだけなのは戦後昭和会社員なんか見てても分かるし「ぼやぼやするなー!目標突破ー!」とか暴れててる図は年末昭和特集でも出てただろ。あれは心神耗弱者だよ。ああいう奴が戦後経済界を支配していた。最高裁も同様。だから学生戦後裁判例を理解できるはずが無い。

戦後判例

いわゆる「俺」が書いてる既知外文章から、誰も理解できない。神が書いている昭和30年代名古屋高裁とかならかろうじて理解できるが、基本、民商事法は戦前ストップしており、「俺」が書いた奴は心神耗弱者のキチガイ文章

2015-03-28

日本現実

被告人が、自己が借り受けて耕作する田の隣地所有者Aと折り合いが悪く、田の草刈りに赴いた折、Aが草刈を止めて昼食の為帰宅しようと被告人の耕作する田付近に登るのを見て、同所の草刈をしていたものと誤信し、日頃の反感が一時に爆発してAの背後から芝刈り鎌で頭部を殴打し、驚いて駆けつけたAの長男Bの頭部等を殴打し、傷害を負わせたことについて、原判決心神耗弱を認めた事案の大審院判決がある。

「案スルニ心神喪失心神耗弱トハ何レモ精神障害態様ニ属スル物ナリト雖モ其程度ヲ異ニスルモノニシテ即チ前者ハ精神ノ障害ニヨリ事物ノ理非善悪ヲ弁識スルノ能力ナク又ハ此ノ弁識ニ従テ行動スル能力ナキ状態ヲ指称シ後者精神ノ障害未タ如上ノ能力ヲ欠如スル程度ニ達セサルモ其能力著シク減退セル状態ヲ指称スルモノナリトス所論鑑定人遠藤義雄ノ鑑定書ニハ被告人犯行当時ニ於ル心身障害ノ程度ノ是非弁別判断能力ノ欠如セル状態ニアリタリトハ認メラレス

精神ヤヤ興奮状態ニアリ妄覚アリテ妄想ニ近キ被害的念慮ヲ懐キ知覚及判断力ノ不十分ノ状態ニア感情刺激性ニシテ瑣事ニ異常ニ反応シテ激昂シ衝動性行動ニ近キ乃至ハ常軌ヲ逸スル行動ニ出ツルカ如キ感情ノ障害ノ症状存シタリトノ趣旨ノ記載アリテ」

これが日本人現実

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