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2021-07-20

小山田圭吾さん辞任に関する考察

国民統合として機能しない東京オリンピック

小山田圭吾さんが辞任した。

東京オリンピック2020オリンピック成功というプロジェクトに向けて国民が団結して協力するという状況ではない。高度経済成長期だった1964年東京オリンピックとは異なる。

価値観多様化したとも言えるし、日本社会階層化が進んだとも言えると思う。

少なくともみんなでオリンピックを盛り上げようという気持ちはない。

それどころか、国民は少なからオリンピックに反感を抱いている。

言わばガソリンが気化して充満している状態なので、ちょっとした火の気で爆発する空気感があり、佐野二郎森元などが炎上してしまった。

小山田圭吾さんの約束された炎上

そこに真打小山田圭吾が登場である

障害者への強烈な虐待雑誌で自慢するという特異な嗜好を持つ人間パラリンピック楽曲を登用するという決断は言わばガソリンが気化して充満している隣の部屋でファイアーダンスを行うようなもので、最初から炎上必至だった。

パラリンピックに起用とかブラックジョークかよ。

瞬く間に大炎上、見事なキャンプファイヤーだった。

野球だと9回に抑えで出てきたクローザー20点取られたような感じ。

これから開会式小山田さんの人生もどーすんだと思う

組織委員会の隠しダマ

組織委員会にはまだ隠しダマがあると思う。

これだけミスを連発してるので、未知のタマを持ってるだろう。

オリンピック新株コロナお土産が出て、パンデミックを起こす。

全ての出し物が終わって、関係者リンチにして、

東京オリンピック2020国民に消化されたと言える。

2021-06-14

ファイヤーボールが使える世界

マッチとかライターとかない世界なのかな。

さらに薪とか石油とか、燃えるものもなくていいのかな。

そうなるといろんな動力が火魔法で動かせるようになるね。エンジンとか。発電機とか。人力というカテゴリにはなりそうだけど。

あと人を殺せる道具、というのと同程度の運用になると思うんだけど、その辺とかどうなんだろう。国によっては銃刀法みたいな法律とかできてたりするのかな。資格取得が必要とか、特定の業種でないと利用できないとか。パワハラDVで火傷させられる被害もありそう。もしくは自分らの火では火傷しない方向に進化してるのかも知れない。

あと子どもが偶然使ってしまった時のために布や建物基本的に耐火素材なんだろうか。炎に限らずどの属性魔法が発動してもいいような都合のいい対魔法素材とか安価で大量流通してたりするのかな。世界のもの攻撃魔法で傷付きにくい方向に進化してるとか。

建材が石だと冬寒そうだけど、全世界ファイアーボールを使いまくって温暖化してて冬は寒くないのかも知れない。

そうなると夏にファイアーボールとか使うと暑すぎて仲間にブーブー言われたりするのかな。花形のはずが肩身が狭い、みたいな。みんなが使えるもの花形ってこともないか

温暖化が過ぎてファイアーボール使用回数に上限が付けられてたり、申告&許可性だったり、課金性だったりするのかな。

2021-02-13

警察官ってブラック企業なんてもんじゃないよな

高収入って言うけどそれ天下り直前の警察官僚含めての話で

下っ端の中央値なんかデフレ全盛期時代のワ〇ミより薄給なんじゃないかってレベルだし

ブラック企業なら頭おかし社長管理職から逃げればいいけど

冗談でも何でもなく頭の狂ったヤク中やヤクザ半グレや、無敵のキ〇ガイ包丁振り回して来たり青葉ファイアー攻撃してきても、自衛隊とかならその場で勝てないなら一時撤退しても許されるけど

警察官はその場から逃げたら、市民見捨てたから死んでもいいからその場から逃げるなって言われるわけで、よくあん仕事しようと思うよな

冗談抜きで何で警察官なんか続けてんの?って聞きたいけど元警官とか中々ネットじゃいないもんな

2021-02-01

393人

かなり派手に減ったけど、これ東京浄化作戦としてはオリンピックよりもコロナのほうが効くってことなのかな。

オリンピックでは夜の街のうち性風俗筆頭にダメな奴を狙い撃ちする感じだったけど、コロナは夜の町全体を潰す感じだからフレンドリーファイアーが過ぎるという見方もできるだろうけど。

これ程までに見事に「会食潰し」で結果が出てしまうと、夜の街全般テーブル席で個食特化ではない普通飲食店死ぬしかない気がしてきた。

日本全国一蘭グループへ。

デミトリヨガファイアー

ヴァンパイアシリーズののデミトリファイアーが、

当たったときのぬるぬるアニメ感が好きで、

ヨガファイアーリアル燃え方よりアニメっぽくて好きだった

ベノムフレイム!みたいな名前だったと思う

2021-01-26

anond:20210126114939

いいぞ

維新はクソだ

次の衆院選ではがんばろうな

維新選んだアホを攻撃したいんだわ

フレンドリーファイアーだよ

2020-11-28

anond:20201128202201

トーフ・オン・ファイアーがたくさん集まって、激辛麻婆豆腐になりそう

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anond:20201128202125

ワイはトーフ・オン・ファイアーの方が趣があって好きやで

2020-10-22

めいろちゃんVSロアちゃんVSダークライについて

めいろちゃんが悪い派の意見とロアちゃんが悪い派の意見運営が悪い派の意見いろいろあるけど、なんかそれぞれ側の意見として出されている情報が良いところ(?)というか自分が悪くないと言えるところみたいな感じなので、この炎上がすきな人はみんな芥川龍之介の「藪の中」を読むといいよ。え〜どれが本当なの〜てモヤモヤするから。そういうことだよ。どういうこと?

標準語でやるつもりだった」から運営は訛りを知らなかった、金魚詐欺って言ってるのもまあわかるけど、運営の方では「標準語特定方言」が確認されてるわけだから九州なまりがあるのは運営もわかってたと思うよ。その中に使い方が違うにせよ「〜でよ」ていうのがあるのは知らなかったという線じゃない?と思った。

金魚も、配信ありますといったあと配信中にDM送るロアちゃんやばいのはわかるけど別日の連絡も無視しているのは悪い。あとnrkmに、ではなくとも社外に相談はまずい。

ロアちゃん一年半かけて培ってきた世界観からかぶらないでほしい意見もわかるし、めいろちゃんの初配信から目をつけられて変えにくい部分を変えてほしいと言われてモヤモヤしてしま気持ちもわかる。それ以外にもただのリスナーである自分には全くわからない事実やうちに秘めた気持ちなどが存在することもわかる。だからまり人はそれぞれ「正義」があって、争い合うのは仕方ないのかも知れない

だけど僕の嫌いな「彼」も彼なりの理由があるとおもうんだ

ドラゴンナイト 今宵、僕たちは友達のように歌うだろう

ムーンライトスターリースカイ、ファイアーバード

今宵、僕たちは友達のように踊るんだ

今宵は百万年に一度太陽が夜に遊びに訪れる日

終わりの来ないような戦いも今宵は休戦の証の炎をともす

人はそれぞれ「正義」があって、争い合うのは仕方ないのかも知れない

だけど僕の「正義」がきっと彼を傷付けていたんだね

ドラゴンナイト 今宵、僕たちは友達のように歌うだろう

コングラッチュレイション、グラッチュレイション、グラッチュレイション

今宵、僕たちの戦いは「終わる」んだ

ドラゴンナイト 今宵、僕たちは友達のように歌うだろう

ムーンライトスターリースカイ、ファイアーバード

今宵、僕たちは友達のように踊るんだ

2020-09-22

1970年代から80年代にかけて世界中芸能人日本に来てたよね

ビートルズビーチボーイズクイーンアースウィンドアンドファイアーマイケルジャクソンマイルスデイビスダニエルビダル、シルヴィバルタンノーランズ、アバ、シャカタクダイアナロス、サミーデイビスジュニアメルトーメとか一杯一杯一杯。

みんな偉大だったけど、最近偉大な音楽系の人って出ないことない?全然思いつかないや。歌うまい人一杯いるけどなんか偉大さがないよね。

2020-09-21

anond:20200921162519

閃輝暗点ってサイケデリックでかっこいいんだよね

自分が見たのはファイアーパターン、巨大な歯車三日月型で虹色に激しく明滅し、

周辺の視野認識しづらくなる

徐々に大きくなるとともに視野が戻り、今度は頭痛が始まる

脳内の血管が収縮して起こるというが

LSD摂取したとき幻覚ってこんな感じかなと思ったりする

2020-09-15

9月になると

なぜか、太田裕美9月の雨を歌ってしまう。

トワエモワの誰もいない海を歌ってしまう。

オフコースI LOVE YOUを歌ってしまう。

竹内まりあのセプテンバーを歌ってしまう。

一風堂すみれセプテンバーラブを歌ってしまう。

21日にはアースウィンドアンドファイアーのセプテンバーを歌ってしまう。

歌が頭に一杯つまっていて、ちょっと幸せかも。

2020-06-14

IT系羅生門

ワンデイのイブニングの事であるアローンのビジネスマンが、羅生ゲートの下で雨やみを待っていた。

 広いゲートの下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗の剥げた、大きなシリンダーに、クリケットが一匹とまっている。羅生ゲートが、朱雀ストリートにある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠や揉ハットが、マッチモアありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。

 リーズンを云うと、この二三年、京都ティには、地震とか辻風とか火事とか饑饉とか云うハプニングがつづいて起った。そこでシティさびれ方は一通りではない。ヒストリーによると、仏像仏具クラッシュして、その丹がついたり、金銀の箔がついたりした木を、ストリートサイドにスタックして、薪のリソースに売っていたと云う事である。シティがその始末であるから、羅生ゲートのフィックスなどは、元より誰もコミットする者がなかった。するとその荒れ果てたのをよい事にして、狐狸がジョイン。盗人がジョイン。とうとうしまいには、引取り手のない死人を、このゲートへ持って来て、棄てて行くと云うルーティンさえ出来た。そこで、日の目が見えなくなると、誰でも気味を悪るがって、このゲートの近所へはアプローチをしない事になってしまったのである

 その代りまた鴉がどこからか、たくさんジョインして来た。昼間見ると、その鴉が何羽となくコミュニティを描いて、高い鴟尾のまわりをシングしながら、フライアウェイ。ことにゲートの上の空が、夕焼け情熱のようにあかくなる時には、それがセサミをまいたようにはっきり見えた。鴉は、勿論、ゲートの上にある死人の肉を、啄みに来るのである。――もっと今日は、タイムアップなせいか、一羽も見えない。ただ、所々、ブロークンな、そうしてその崩れ目に長い草はえストーンの上に、鴉の糞が、点々とホワイトにこびりついているのが見える。ビジネスマンは七段ある石段のトップに、洗いざらしブルーの襖の尻をスプレッドして、右のチークに出来た、大きな面皰を気にしながら、ぼんやり、雨のふるのをルックアップしていた。

 ライターはさっき、「ビジネスマンが雨やみを待っていた」とライトした。しかし、ビジネスマンは雨がやんでも、格別どうしようと云うビジネスプランはない。ふだんなら、勿論、CEOの家へ帰る可き筈である。所がそのCEOからは、四五日前にファイアーされた。前にも書いたように、当時京都ティの町は一通りならずダウンしていた。今このビジネスマンが、永年、使われていたCEOからファイアーされたのも、実はこの衰微の小さなウェーブにほかならない。だからビジネスマンが雨やみを待っていた」と云うよりも「雨にふりこめられたビジネスマンが、コミット先がなくて、途方にくれていた」と云う方が、アジャストである。その上、今日の空模様も少からず、この平安朝のビジネスマンセンチメンタリズムエフェクトした。申の刻下りからふり出した雨は、上るプランがない。そこで、ビジネスマンは、何をおいても差当り明日ライフをどうにかしようとして――云わばどうにもならないマターを、ウェル・ダンしようとして、とりとめもないクリティカルシンキングをたどりながら、さっきから朱雀ストリートにふる雨のサウンドを、聞くともなく聞いていたのである

 雨は、羅生ゲートをつつんで、遠くから、ざあっと云うノイズをあつめて来る。夕闇は次第に空を低くして、見上げると、ゲートの屋根が、斜につき出した甍の先に、重たくうす暗い雲を支えている。

 どうにもならないマターを、ウェル・ダンするためには、ハウトゥを選んでいる遑はない。選んでいれば、築土の下か、ストリートの土の上で、ジ・エンドするばかりである。そうして、このゲートの上へ持って来て、犬のように棄てられてしまうばかりである。選ばないとすれば――ビジネスマンの考えは、何度も同じルートを低徊した揚句に、やっとこのゴールへ逢着した。しかしこの「すれば」は、いつまでたっても、結局「すれば」であった。ビジネスマンは、手段を選ばないという事にアグリーしながらも、この「すれば」のかたをつけるために、オフコース、その後に来る可き「盗人になるよりほかに仕方がない」と云うファクトを、積極的にアグリーするだけの、チャレンジ精神が出ずにいたのである

 ビジネスマンは、大きな嚔をして、それから、大儀そうにスタンドアップした。夕冷えのする京都ティは、もう火桶が欲しいほどのクールである。風はゲートの柱と柱との間を、夕闇と共に遠慮なく、吹きぬける。丹塗の柱にとまっていた蟋蟀も、もうどこかへ行ってしまった。

 ビジネスマンは、頸をちぢめながら、山吹の汗袗にコンボリューションした、紺の襖のショルダーを高くしてゲートのまわりを見まわした。雨風の患のない、人目にかかる惧のない、一晩楽にねられそうなコワーキングスペースがあれば、そこでともかくも、夜を明かそうと思ったかである。すると、幸いゲートの上の楼へ上る、幅のワイドな、これも丹を塗った梯子が眼についた。上なら、人がいたにしても、どうせ死人ばかりであるビジネスマンはそこで、腰にさげた聖柄のGithubアカウントが鞘走らないように気をつけながら、藁草履はいた足を、その梯子の一番下の段へふみかけた。

 それから、何分かの後である。羅生ゲートの楼の上へ出る、幅の広い梯子の中段に、一人のビジネスマンが、猫のように身をちぢめて、息を殺しながら、上の容子を窺っていた。楼の上からさす火のライトが、かすかにその男の右のチークをぬらしている。短い鬚の中に、赤く膿を持った面皰のある頬であるビジネスマンは、始めから、この上にいる者は、死人ばかりだと高を括っていた。それが、梯子を二三段上って見ると、上では誰かライトジョインして、しかもそのライトをそここことコミットしているらしい。これは、その濁った、黄いろい光が、隅々に蜘蛛の巣をかけた天井裏に、揺れながらイノベイティブに映ったので、すぐにそれと知れたのである。この雨の夜に、この羅生ゲートの上で、ライトをともしているからは、どうせただのフリーランスではない。

 ビジネスマンは、守宮のように足音をぬすんで、やっと急な梯子を、一番上の段まで這うようにしてコミットした。そうして体を出来るだけ、平にしながら、頸を出来るだけ、前へ出して、恐る恐る、楼の内を覗いて見た。

 見ると、楼の内には、噂に聞いた通り、幾つかの死骸が、無造作に棄ててあるが、ライトの及ぶ範囲が、思ったより狭いので、数は幾つともわからない。ただ、おぼろげながら、知れるのは、その中に裸の死骸と、着物を着た死骸とがあるという事である。勿論、中には女も男もまじっているらしい。そうして、その死骸は皆、それが、かつて、コミットしていた人間だと云う事実さえ疑われるほど、土を捏ねて造った人形のように、口を開いたり手を延ばしたりして、ごろごろ床の上にころがっていた。しかも、肩とか胸とかの高くなっている部分に、ぼんやりしたライトをうけて、低くなっている部分の影を一層暗くしながら、永久に唖の如く黙っていた。

 ビジネスマンは、それらの死骸の腐爛した臭気に思わず、鼻を掩った。しかし、その手は、次の瞬間には、もう鼻を掩う事を忘れていた。ある強い感情が、ほとんどことごとくこの男の嗅覚を奪ってしまたからだ。

 ビジネスマンの眼は、その時、はじめてその死骸の中に蹲っているフリーランスを見た。檜皮色の着物を着た、背の低い、痩せた、白髪頭の、猿のようなフリーランスの老婆である。その老婆は、右の手に火をともした松の木片を持って、その死骸の一つの顔を覗きこむように眺めていた。髪の毛の長い所を見ると、多分女の死骸であろう。

 ビジネスマンは、六分の恐怖と四分の好奇心とに動かされて、暫時は呼吸をするのさえ忘れていた。旧記のライターの語を借りれば、「頭身の毛も太る」ように感じたのである。すると老婆は、松の木片を、床板の間にハックして、それから、今まで眺めていた死骸の首に両手をかけると、丁度、猿の親が猿の子の虱をとるように、そのコミットログを一本ずつプルしはじめた。コミットログは手にインタラクティブに抜けるらしい。

 そのコミットログが、一本ずつ抜けるのに従って、ビジネスマンの心からは、恐怖が少しずつ消えて行った。そうして、それと同時に、このフリーランスに対するはげしい憎悪が、少しずつ動いて来た。――いや、このフリーランスに対すると云っては、語弊があるかも知れない。むしろ、あらゆる悪に対する反感が、一分毎に強さを増して来たのである。この時、誰かがこのビジネスマンに、さっきゲートの下でこの男が考えていた、自己破産をするか盗人になるかと云う問題を、改めて持出したら、恐らくビジネスマンは、何の未練もなく、自己破産を選んだ事であろう。それほど、この男の悪を憎む心は、フリーランスの床に挿した松の木片のように、勢いよく燃え上り出していたのである

 ビジネスマンには、勿論、何故フリーランスが死人のコミットログをハックするかわからなかった。従って、合理的には、それを善悪のいずれに片づけてよいか知らなかった。しかビジネスマンにとっては、この雨の夜に、この羅生ゲートの上で、死人のコミットログをハックすると云う事が、それだけで既に許すべからざる悪であった。勿論、ビジネスマンは、さっきまで自分が、盗人になる気でいた事なぞは、とうに忘れていたのである

 そこで、ビジネスマンは、両足に力を入れて、いきなり、梯子から上へ飛び上った。そうして聖柄のGithubアカウントに手をかけながら、大股にフリーランスの前へ歩みよった。フリーランスが驚いたのは云うまでもない。

 フリーランスは、一目ビジネスマンを見ると、まるで弩にでも弾かれたように、ジャンプした。

「おのれ、どこへ行く。」

 ビジネスマンは、フリーランスが死骸につまずきながら、慌てふためいて逃げようとする行手を塞いで、こう罵った。フリーランスは、それでもビジネスマンをつきのけて行こうとする。ビジネスマンはまた、それを行かすまいとして、コンフリクトする。二人は死骸の中で、しばらく、無言のまま、つかみ合った。しかしウィナーは、はじめからわかっている。ビジネスマンASAPフリーランスの腕をつかんで、無理にそこへPDCAした。丁度、鶏の脚のような、骨と皮ばかりの腕である

「何をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」

 ビジネスマンは、フリーランスをつき放すと、いきなり、コントビュートして、ホワイトコミットをその眼の前へつきつけた。けれども、フリーランスは黙っている。両手をわなわなふるわせて、肩で息を切りながら、眼をアウトソーシングするほど、見開いて、唖のように執拗く黙っている。これを見ると、ビジネスマンは始めて明白にこのフリーランスの生死が、全然自分経営判断支配されていると云う事を意識した。そうしてこの意識は、今までけわしく燃えていたプライドを、いつの間にか冷ましてしまった。後に残ったのは、ただ、あるビジネスをして、それが円満成就した時の、安らかな得意と満足とがあるばかりである。そこで、ビジネスマンは、フリーランスを見下しながら、少し声を柔らげてこう云った。

「己は検非違使CEOなどではない。今し方このゲートの下を通りかかったプア・ワーカーだ。だからお前に縄をかけて、どうしようと云うような事はない。ただ、今時分このゲートの上で、何をしてハックしていたのだか、それを己に話しさえすればいいのだ。」

 すると、フリーランスは、見開いていた眼を、一層大きくして、じっとそのビジネスマンの顔を見守った。アイデアを得た、肉食鳥のような、鋭い眼で見たのであるそれから、皺で、ほとんど、鼻と一つになったマウスを、何か物でも噛んでいるように動かした。細い喉で、尖った喉仏の動いているのが見える。その時、その喉からWindowsの警告音のような声が、喘ぎ喘ぎ、ビジネスマンの耳へ伝わって来た。

「このコミットログをハックしてな、このコミットログをハックしてな、AIビルドしようと思うたのじゃ。」

 ビジネスマンは、フリーランスの答が存外、平凡なのに失望した。そうして失望すると同時に、また前の憎悪が、冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へはいって来た。すると、その気色が、先方へも通じたのであろう。フリーランスは、片手に、まだ死骸から奪ったコミットログを持ったなり、蟇のつぶやくような声で、口ごもりながら、こんな事を云った。

「成程な、死人のコミットログをハックすると云う事は、何ぼう悪い事かも知れぬ。じゃが、ここにいる死人どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいい人間ばかりだぞよ。現在、わしが今、髪を抜いた女などはな、下請け派遣社員を朝から晩まで奴隷のように働かせたわ。疫病にかかって死ななんだら、今でもブラック企業で甘い蜜を吸っていた事であろ。それもよ、この女の売るソフトウェアは、納期が速いと云うて、取引先どもが、欠かさず毎月発注していたそうな。わしは、この女のした事が悪いとは思うていぬ。せねば、倒産するのじゃて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も悪い事とは思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、自己破産するじゃて、仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その仕方がない事を、よく知っていたこの女は、大方わしのする事も大目に見てくれるであろ。」

 フリーランスは、大体こんな意味の事を云った。

 ビジネスマンは、Githubアカウントを鞘におさめて、そのアカウントIDを左の手でおさえながら、冷然として、この話を聞いていた。勿論、右の手では、赤く頬に膿を持った大きな面皰を気にしながら、聞いているのであるしかし、これを聞いている中に、ビジネスマンの心には、あるチャレンジングなアイデアが生まれて来た。それは、さっきゲートの下で、この男には欠けていたアイデアである。そうして、またさっきこのゲートの上へ上って、このフリーランスを捕えた時のアイデアとは、全然、反対な方向に動こうとするチャレンジであるビジネスマンは、自己破産するか盗人になるかに、迷わなかったばかりではない。その時のこの男の心もちから云えば、自己破産などと云う事は、ほとんど、考える事さえ出来ないほど、意識の外に追い出されていた。

「きっと、そうか。」

 フリーランスの話がフィニッシュすると、ビジネスマンは嘲るような声で念を押した。そうして、一足前へ出ると、不意に右の手を面皰から離して、フリーランスの襟上をつかみながら、噛みつくようにこう云った。

「では、己が引剥をしようと恨むまいな。己もそうしなければ、自己破産をする体なのだ。」

 ビジネスマンは、すばやく、老婆のリポジトリを剥ぎとった。それから、足にしがみつこうとするフリーランスアカウントを、手荒く削除した。梯子の口までは、僅に五歩を数えるばかりであるビジネスマンは、剥ぎとったリポジトリをわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りた。

 しばらく、死んだように倒れていたフリーランスが、死骸の中から、その裸の体を起したのは、それから間もなくの事であるフリーランスつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行った。そうして、そこから、短い白髪を倒にして、ゲートの下を覗きこんだ。外には、ただ、黒洞々たるビジネスチャンスがあるばかりである

 ビジネスマン行方は、誰も知らない

2020-04-17

ちんこ格納後のしょんべん「残念・・・まだ出るよ!」 ← この現象にカッコいい名前つけようぜ

バックファイアー

溢れる思い

2020-03-01

anond:20200229194348

上記にあるのはDnD3版系におけるファイアーボール解説みたいだが、それにも絡んだ解説ソース確認かめんどいんで仮説ということにしておく)をしておく。

 

前提:元祖RPGであるDnDにおいて習得できる有益範囲攻撃呪文代表ファイアーボールであり、ここから広まった

ちなみに「火球」を習得できるのは魔法使いLvの時。ちょうど一端の冒険者として名が売れてくるLv帯であり、ここまできてようやく手に入る範囲攻撃呪文という点でもファイアーボール重要かつ知名度の高い呪文となった原因の1つであろう。

 

仮説1:DnDに大きな影響を与えたジャック・ヴァンス小説における描写の影響

ジャック・ヴァンスファンタジー小説「終末期の赤い地球」はDnD呪文システム及び命名則に大きな影響を与えたが、その中の呪文の1つ「無敵火炎放射術」の描写元ネタとなった為。

(まあ無敵火炎放射術はファイアーボールというよりもメテオ・スウォームやマジックミサイルに近い気がする)

 

仮説2:DnDの原型であるミニチュアウォーゲーム「チェインメイル」における魔法使いユニットの影響

「チェインメイル」では「ドラゴン」「ヒーロー」「魔法使い」などのファンタジーユニットが追加ルールで登場したが、ここで魔法使いマップ兵器ないし攻城兵器、つまり大砲のような役割を割り当てようとデザインしたのは想像に難くない。

まりファイアーボールイメージ元に大砲での攻撃があったのではないか?という仮説

注:アンドが文字化けするからnにしといたよ、DnDダンジョンズ・アンド・ドラゴンズのことだよ

anond:20200229194348

ファイアーボール

ウィザードレベルで覚えられる3レベルのこの呪文は半径20フィートクリーチャーに術者レベルx1d6のダメージを与えられる。

秘術系呪文使いにおいて初めての実践的な範囲攻撃呪文であり、命中判定を必要とせずに広範囲に[火]ダメージをばら撒ける呪文だ。

セービングスロー成功されたらダメージ半減されちゃうじゃんとか、[火]ダメージなんて耐性持ち多いじゃんとかいう声もあるが、それはより高レベルになった秘術ヲタの言うことであって耳を貸す必要はない。なんとか5レベルまで生き延びたウィザードにとって、これは初めての本格的範囲攻撃呪文であり、その価値は計り知れない。

レベルの秘術呪文には他にもほしい呪文選択肢としてある。スティキングクラウドとかマジックサークル・アゲンスト・イーヴルとか。仲間の脳筋要求によってはヘイストとか。それでもファイアーボールは使い減りのしない選択肢であり続ける。ダメージ出力においては10レベルを超えるまで前線で有り続けるだろう。もしお金に余裕があるのならば、ワンドで購入することも検討に値する。そうすればその日の呪文枠をディスペルマジックに譲ることもできるからね。

2020-02-29

魔法を使えたとして、なんでそれをファイアーボールとして球状にして打ち出す必要があるんだろうか

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