はてなキーワード: ジャック・ヴァンスとは
上記にあるのはDnD3版系におけるファイアーボールの解説みたいだが、それにも絡んだ解説(ソース確認とかめんどいんで仮説ということにしておく)をしておく。
前提:元祖RPGであるDnDにおいて習得できる有益な範囲攻撃呪文の代表がファイアーボールであり、ここから広まった
ちなみに「火球」を習得できるのは魔法使い5Lvの時。ちょうど一端の冒険者として名が売れてくるLv帯であり、ここまできてようやく手に入る範囲攻撃呪文という点でもファイアーボールが重要かつ知名度の高い呪文となった原因の1つであろう。
仮説1:DnDに大きな影響を与えたジャック・ヴァンスの小説における描写の影響
ジャック・ヴァンスのファンタジー小説「終末期の赤い地球」はDnDの呪文システム及び命名則に大きな影響を与えたが、その中の呪文の1つ「無敵火炎放射術」の描写が元ネタとなった為。
(まあ無敵火炎放射術はファイアーボールというよりもメテオ・スウォームやマジックミサイルに近い気がする)
仮説2:DnDの原型であるミニチュアウォーゲーム「チェインメイル」における魔法使いユニットの影響
「チェインメイル」では「ドラゴン」「ヒーロー」「魔法使い」などのファンタジー的ユニットが追加ルールで登場したが、ここで魔法使いにマップ兵器ないし攻城兵器、つまり大砲のような役割を割り当てようとデザインしたのは想像に難くない。