はてなキーワード: ギリシャとは
関係が悪化しているのは右左共通の見解では。それを嘆くか喜ぶかの違いはあれど。
「安倍がいると悪化する」が真だとしても「いなければ改善する」は真でない。
他国というと中韓はもちろん欧州からもわりと危険視されてる感じだよね。
もちろんISやロシアやギリシャの問題に比べれば二の次三の次ではあるだろうけど。
「改善可能である」と思っているのが彼らなのだ、という話なので、
そこに疑問を呈したところで「改善不能であるという根拠は?」という水掛け論にしかならんわな。
「改善する必要がない」すなわち「改善しなくても問題はない」ということであれば、
シーレーン防衛だの何だのの議論はまるきり違ってくると思うけど如何。
このあたりはもちろんすっ飛ばされているわけじゃなくて、
実際にはいろんなところで主張されていることだし、
彼らに訊けばそれぞれに持論を聞かせてくれると思うよ。
まぁ君は訊きにいかないだろうけどね。
戦後70年という節目を迎え、思うところがあったので。
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周知の通り、先日安倍首相が戦後70周年に合わせて談話を発表した。
私も今回の談話の内容、確かに素晴らしいと思う。
謝るべきところには謝っているし、譲れないところは譲らないと明記されている。
しかしどうにも腑に落ちない。
読んでいて違和感を感じる。なんだかムズムズしてくる。
その正体がやっと分かった。
よくよく考えてみればなにも談話に限った話でもなく、安倍政権そのものに対してずっと抱いてきたモヤモヤした不満でもあった。
それは政治家たちがまだ「日本はこれからも決して衰退せず、きっと栄光の内にある」という幻想に捕らわれていることだ。
というのもこれから日本がどんどん衰退していくことは、正直誰の目にも明らかである。
衰退に抵抗し成長を遂げるには、西欧諸国のような移民の受け入れ政策の実行など、日本の長い歴史の中で培われた価値観やアイデンティティーを捨て、新しい日本へ生まれ変わらなければならない。
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いきなり昔話を挟むが、
ビザンツ帝国のユスティニアヌス帝は、かつて栄華を誇ったローマ帝国時代の版図に執着し、対外諸国に向け頻繁に遠征を行った。
当然それが財政を圧迫してしまい、"超"長期的には帝国の没落を招いたのである。
第二次世界大戦中においてウィンストン・チャーチルは優れた指導者であったが、
戦後は世界各地の民族自立の潮流に逆らい、大英帝国を維持しようと躍起になった。
ギリシャ人は怠け者で働かないから財政が破綻したとか、年金が手厚すぎて破綻したという(不正確な)俗説には
http://lacucaracha.hatenablog.com/entry/2015/07/17/000000
などもそうであろう。
では、怠け者だとか年金が問題でなかったのだとしたらどうしてギリシャの財政はここまで悪化したのだろうか。
この原因は、ITバブルの崩壊に求められる。ドイツなど米国への輸出が多かった国はITバブルの崩壊の影響を
大きく受けた。そのためユーロの中央銀行であるECBは政策金利を下げていくことになったが、このとき、
米国への輸出に頼っていたわけではないスペインやギリシャの景気はさほど悪くなっていなかった。しかし、
ユーロ圏の政策金利はドイツもギリシャも一律なので、ギリシャの金利も下がっていくことになる。
このことは、ギリシャ国民は預金をしていて得られる金利収入が減ることを意味する。そして重要なのは、
ギリシャは景気が悪くなかったので、企業活動が活性化してさらに生産や所得が増えるという効果が無いなかで
このような事態になったということである。すると、ギリシャ国民としてはそれまでと同じペースでの消費
を続けた場合、金利収入が減る分だけ生涯を通じた消費からの効用・満足度が減ってしまうことになる。
そのため、仕方なしに、魅力の下がった預金をやめて現在にお金を使うことにした。具体的にはドイツなど
からの輸入を増やした。これすなわち経常赤字の増加であり、ギリシャの対外借金の増加である。
(なお、これは米国への輸出が減っていたドイツにとって渡りに船になっている。)
このときの借金が、リーマンショックによる疑心暗鬼の拡大で一気に市場の注目の的になってしまったのが
欧州債務危機であり、一度注目の的になってしまうとそれによる金利上昇で経済活動の縮小と債務の雪だるま式拡大
が起きてしまう。一度こうなると、市場の不安を鎮めない限りどうしようもないが、ギリシャの中央銀行ではなく
ユーロの中央銀行であるECBには限界があること、ユーロの政治家はしょせんはそれぞれの国の代表者であり
積極的に財政的に助けることはできないこと、という制約によって不安を鎮めることはできなかった。
そして今に至るのである。
つまり、ITバブルの余波で景気が悪化したユーロ主要国を助けるためにECBが政策金利を引き下げたことが、
当時は景気が悪くなかったギリシャの国民に消費・輸入を拡大するよう追い込んだのであり、そのときの
経常赤字こそが対外借金なのである。ドイツはそのときの政策金利引き下げの恩恵を大きく受けて息を吹き返した。
ギリシャはもし政策金利が下がっていなかった場合よりも生涯を通じた満足度が下がることを受け入れさせられ、
最近、女は中身を見ていると抜かしつつも実は何も見ていないといった論調の増田が流行っている。
まずは、これらの主張の大まかな流れをさらっとおさらいすることにしよう。
もし本当に女が中身を見ているのだとしたら、イケメンの馬鹿チャラ男なんかよりも、東工大の男にアプローチをかけなければおかしい。
したがって、実際には女は男の中身など何も見ていないのだ。
これが、彼らの言っていることなのだが、ぼくはそうは思わない。
いや、正確に言えば、より年収が高い男とセックスがしたいのだ。
よく成人式で男は、変わり果てた女の顔を判別できないというが、女の脳はもっと悲惨だ。
だから、はっきり言って誰とセックスしようが、本当は構わないのだ。諭吉のためなら風俗でどんな男性を抱くことも厭わない。
では、なぜ女は大して金も持っていないイケメンとセックスするのか?
性欲を満たすためだ。
女のセックスには2種類ある。
金を稼ぐためと、自分の性欲のためだ。
そして、自分の性欲を満たすためには、なるべく容姿の整った男性を選ぶ必要があるのだ。
自分がセックスして性欲を満たすことに、言い訳を用意するためだ。
あぁ~ん、あぁん。
年収も容姿もない男に股を開いたとあっては自分の価値がさがるから。
本当につまらない。
ギリシャはなんだかんだでユーロ圏に残るし財政再建策を受け入れて十年後にはそれなりに経済成長が再開してるだろう。
中国経済は一気にガクンと行くかと思ったら日本みたいな急激な下落を回避した。何人かバカな個人投資家が首を括っただけだ。
イランは西側と核問題で合意した。イスラエルは延々文句を言い続けるだろうがもう決まったことだ。多分アメリカは今後長いスパンで見ればイスラエルから今より離れて民主的イスラムであるイランに近付くだろう。
ウクライナも経済問題を理由にきっとロシアが今のようにクリミアだけかもうちょっとプラスした東部分を切り取っておしまいになる。
キプロスは南北再統合へ協議を始めた。朝鮮半島もこのまま韓国への中国による影響力増大が続けばいずれ中国主導で南北が統一されるだろう。大規模戦争も無しに。
イスラム過激派は今後20年ぐらい主役を張れるだろうが比較的新しい宗教である彼らの「宗教改革」の途中なだけで解決は時間の問題だ。どうせアメリカとタイマン張れるような規模にはならないまま退場するに違いない。
南米がアメリカ嫌いだとかアフリカの内戦とかどうでもいい。奴らは『世界』に影響しない。所詮欧米の『ポスト植民地』でしかない。
中国が日本というお得意様を攻めることもまず無い。確実に財界からストップがかかる。この世はカネだ。バカは中国が攻めてくるーとか吠えるけどないです。
要するに世界は破滅しない。戦闘が起こったとしても何かの間違いとして処理されるか小国同士の小競り合い、もしくは大国が一方的に奪うだけだ。
このままじゃ宇宙人が攻めてきても地球人は表向き団結してしまいそうだ。
そんなことがあったら最悪だ。
よくわからない。
ユーロ建てなんだろ?
子供が親に借金してるみたいに、家庭内での借金みたいなもんじゃないか。
財布は別だとしても、いつか親(ドイツ)を食いつぶすほどじゃないじゃないか。
逆に、ギリシャやキプロスやポルトガルみたいな国がいてくれるお陰で、ユーロ安になってドイツは儲けてるんじゃないか。
ギリシャが緊縮して困窮すればするほど、失業率が上がって、安い労働力がドイツに流入してドイツが得をするんじゃないか。
日本だって、東京や横浜で稼いだ税収を、地方交付税交付金や国庫支出金の形で稼げない地方にばら撒いているわけだし、もうちょっとね、多めにみてやれよ。
建前上は同じ通貨圏だけど、独立採算制で黒字にしろ、嫌なら出て行けは流石に乱暴じゃん。
たぶん、ギリシャ人はそう思ってるはず。
適当なところで解決して救済するんだろうと思っていたが大きな間違いだったようだ。
EUもアメリカも世界中どこもかしこももとからギリシャを救済する予定は無い。
論拠を書く。
●ギリシャは地政学的な重要拠点にあたり世界中の国が自分の陣営に引き入れたいと思っている。
●ロシアは黒海からの出口にあたるし、仮に中国がとったとしても中東やアジアからヨーロッパへの輸送ににらみを利かせることができる。
●そもそもギリシャ自体が助かりたいなら、ヨーロッパなどこの際無視してデフォルトしてロシアからの支援を受ければよいが、
EUサイドにとどまっている。
●在ギリシャ米軍がギリシャに駐在している。これは未だに西側諸国に所属する意志を示す。
●在ギリシャ米軍がどかない限りプーチンはギリシャがロシア側につくといっても埋伏の毒だと見抜く。それは中国も同じである。
●仮にEUサイドが本気で問題解決を考えるなら、どんな理由であれ、あまり目立たぬように適当に理由を付けて資金注入する。
●バルファキスは英国留学組、留学生をスカウトするのはアングロサクソンがよくとる手法、ex)小泉、竹中
つまりギリシャ、EU側双方ともこの問題をできるだけ長引かせ壊滅的な状況を作り出そうとしている。
昨日、ギリシャで国民投票があった記念。 → ギリシャ国民投票、反対派上回る チプラス首相が勝利宣言 :日本経済新聞
自分、経済の素人なのでよく分かってないのです。素朴に下↓のことを思うんですが、どこが間違ってたり見落としてるんですかね。付き合う暇がある人は教えて下さい。。。
ギリシャさん、借金がすごいんでしょ。借金返すために緊縮財政しろとECBやEUやIMFにオーダーされてて、5年やってても逆に緊縮が一因となってGDPがしぼみ続けてて、借金を返すあてがどんどんなくなってんでしょ。
で、そもそも借金がかさんだのはEUに加盟してユーロを使い始めることで、ドラクマじゃなくて強い通貨のユーロを手にして、その信用を元に過剰な借金をすることが可能だったためなんでしょ。リーマンショックによる信用バブル崩壊があって、それを維持することは無理だねという話になったんだよね。
なので、「借金棚上げしてもらってユーロ離脱→ドラクマ導入し減価→激弱なドラクマを活かして観光や輸出で経済成長→余裕が出来てきたので借金をぼちぼち返す→目処が立てばユーロに戻るなりドラクマを維持するなりギリシャ人自身が好きに選ぶ」以外に、最適解はなくないですか。
もちろん減価は痛みを伴うだろうけど。。だらだら緊縮財政しても経済がしぼむばかりでうまくいかないでしょ。
減価できない相当の理由があるんですかね、例えば食糧自給率が極めて低いギリシャは食料やエネルギーを輸入できなくなって国の形を維持できない、みたいな悲劇しかないってこととか?? (それにしてもドラクマがあった時代に戻るだけだよね?)
http://anond.hatelabo.jp/20150530170049
どうもこの辺が、全体的にぐちゃぐちゃになってるっぽいので。
国家は明示的な権利の主張と、それに服従する義務の組み合わせで構成されていて、これは近代国家に限らず……つまりギリシャのポリスだとか、メソポタミア文明だとか、あのレベルでも国家と言うものが発明された時点で存在している、言ってみれば国家と言うシステムの根幹にあたる。(初期の時点では、統治者は民を支配する権利を持ち、民は服従の義務を負う、といったものがベースになってはいるが、これ自体が分かりやすいマチズモの姿でもある)
中世辺りには半ば原始的な村社会にまき戻ったりしつつも、長い長い時を経て、これは人類に定着していった。
ただし、日本はこの発想が庶民レベルまで定着するのは、明治~戦後くらいまでかかった(田舎ほど遅れた)。
マチズモにおいては、権利の主張と服従という、原始社会においては「不自然」で「非社会的」な行為が、「社会性」に置き換わる。
マチズモから見れば、権利の主張と服従を行わない者は社交性が低いし、原始社会的な価値観からは、マチズモこそが社会性の低さに見える。
さて、マチズモが浸透して以降、もう一段階人類は、社会性の置き換えを体験する。
産業革命からの、資本主義、それに基づく「個人主義」という社交性だ。
こいつは要は「生産面に関して、社会的であること」を「金のやり取り」に置き換えた。
一人ひとりは徹底的に利己的な「個人主義」であることを追求することが、社会性の高さに置き換わった。
生産のやり取りは「金のやり取り」に置き換えることで、利己的で内へ閉じていく者ほど、命令や服従ではなく「金銭欲」と「金のやり取り」を肯定する社会性の高い者、ということになった。
これはマチズモ(国家)の上に乗っかっている。金の円滑な循環は、権利の主張によって保障されているからだ。
他人にされたくないことは権利の主張で退け、他人にして欲しいことは金のやりとりで手に入れる、というのが、資本主義時代・個人主義時代の社会性だ。
この「他人にして欲しいことは全部金を通せ」は、奴隷制の否定であり、差別の解消に繋がった。
今までママを、嫁さんを奴隷的に囲い込むことで押し付けてきた仕事は、全部金を通せ、という話になった。介護も福祉も、して欲しいなら、金を通せ、と。
さて、で、どうも弱者男性を擁護するサイドは、マチズモの時点でついていけていないので、原始社会的な世界に戻りたい、原始的なあり方こそ社会的なんだ、と叫んでいるらしい。
そりゃ個人主義とは噛み合わない。二段階ほど前の社会性の話なんだから。
この辺が根本的に、色々とうまく噛み合わない原因な気がする。