はてなキーワード: ヨーグルトとは
私は初めて、胃がん検診を受けることにした。
家族がよく、バリウムだの白いうんこだの言っていたのは知っていたけど、それ以上の知識はなかった。
・バリウムがまずい、飲みにくい
・発泡剤も同時に飲むが、ゲップ不可避なのにゲップNG
・水が足りないと腸でバリウムが固まる
・なので早くうんこにしないと大変なことになる
・下剤も飲むのでゲリと腹痛で大変なことになる
・気持ち悪くなる、下手したら吐く
ビビった私はスーパーにかけこみ、とりあえずヨーグルトとミルミルと麦茶を購入して検診に持参することにした。
検診当日。ビクビクしながら順番を待った。
待ち時間に流れている胃がん検診VTRを熱心に鑑賞し、その時に備える。
途中、待っていた人が「私最後にうんこしたの3日前だけど大丈夫ですか?」と聞いていた。
検診の人「いつもそれくらいなの?」
3日前の人「はい」
そんな体質なので私は下剤を飲んだことが一度しかない。子供の頃、家にあったコーラックという便秘薬を、ピンクでかわいいからなんとなく飲んでみたら、すさまじいうんこに襲われたのだ。腸がうんこに向けて全力出してるのを感じるぜん動運動だった。
検診VTRでは、「下剤の効き目は穏やかです」と言っていたが、私は懐疑的であった。それは、世の食が細く油分も食物繊維も乳製品も摂らない便秘症でコーラックを飲むような女性の話であって、毎日排便している私にはめちゃくちゃ効いてしまうのでは、と怖くなった。
いよいよ名前を呼ばれた。
検診の人がジューススタンドにあるようなミキサーで、沈殿したバリウムをギューンとかくはんした。紙コップに、白い液体がなみなみとつがれる。垂れるから、とティッシュを渡される。これ発泡剤、下の奥に置いたらバリウムですぐ飲み込んでね、すぐだよ、と念を押されて手渡される顆粒。私は意を決してざっと顆粒を置き、バリウムを口にした。
?
別にまずくねーな。
不思議な食感で、頭でイメージするスピードと口の中のバリウム液の広がるスピードにズレがある。さらっとしてるようでどろっとしてる、強いて言うならカスピ海ヨーグルトみたいな弾力のあるどろっと感というか。
隣で、早く飲みこんで、飲んだ?と聞こえ慌てて飲み込んだ。口の奥で何かが膨らんで消えた。飲んだ?とまた聞かれて、うなずいた。
何かに似ているな。私の苦手なビールみたいだな。と思いながらコップに残されたバリウムをぐびぐび飲んだ。
胃の中で何かが膨らんでいるが、想像より不快感はかなり少ない。拍子抜けしながら、診断の機械に乗った。
どこからか聞こえてくる、医師の「右に回ってー」の指示通り、グルグル回転する。機械自体も大きく傾斜して、腕の力で踏ん張る。回転時に髪が邪魔で、髪を結んでこなかったのを後悔した。
お疲れ様でしたー、と言われ部屋を出ると、検診の人から「口の周り真っ白だからこれで拭いてね、全然問題ないですね」と言われ、おしぼりと下剤とペットボトルの水を渡される。真っ白?と思って鏡を見ると、唇は真っ白だし口の端の両側から白い筋に垂れて乾いていた。恥ずかしい。
おしぼりでぬぐうとすぐに落ちて安心した。下剤を飲むのは怖かったが、その場で飲む雰囲気に押されて服用した。水も半分くらい一気に飲んだ。
外に出て、持参したミルミルを飲んだ。砂糖が足りない気がして、自販機でなっちゃんりんごを買って飲んだ。
家でうどんでも食べようと思っていたが、思いの外膨満感が強く、パンで軽く済ませようと思って帰り際に購入。
ゲップがようやく出たが、炭酸飲んだ後の目に染みるようなゲップだった。
家について、結局うどんを食べた。氷えのきを食べると大量にうんこが出るので、氷えのきも多めに入れた。
うんこはだいたい、8から10時間後、と書いてあった。色は真っ白ではなくて、白が混じった色らしい。したらよく見ないと分からないかもなと思った。
その後、膨満感はあるものの体調は至って普通で、これなら仕事に戻って良かったな、と思った。
3時間後くらいだろうか。
あれ、うんこかも。と思ってトイレに行った。腹は痛くなかったので、いつものうんこか、と思ってしてみた。よく見ないで流してしまったが、すぐにまた便意があったので今度はよく見てみようとのぞきこんだ。
そこには、真っ白なヘビみたいなのがいた。
えっ、真っ白じゃん。
しばしその異質な白さに圧倒されたが、あ、早く流さないと流れないんだった、と思い流した。あっさり流れていった。
それを何度か繰り返し、やがてシャバシャバ状態になった。なぜか腹は痛くなく、軽い便意しかないのに勢いがいいから、気をつけていないと、もらしてしまいそうになる。
痛くはないがゲリを繰り返していることに変わりないので、脱水症状にならぬよう麦茶を飲み続けた。
1時間くらいでゲリは止まった。なるほど、効き目が穏やかとはこういう感じのことを指すのか、と思った。
ゲリが止まると、うんこが出なくなった。
まぁ、普通のご飯にすれば出るだろうと思い、ご飯と焼肉を焼いて食べた。
次の日の朝。ヨーグルトにフルーツ酢をかけたものを食べると、必ずうんこが出るので、それを食べた。
昼になっても、うんこは出ない。
ネットで調べると、ある大学病院の論文が出てきて、その患者は下剤を飲んでうんこをしたが、その後うんこが出ず、手術で取ったという論文だった。
まさか、、、と思い、さらにミルミルやらこんにゃくやら氷えのきを食べた。
さらに次の日、ようやくうんこが出た。同じく真っ白だ。良かった〜と思い、流すと、
流れない。
あれ?と思い、もう一回、長めに流す。
流れない。
仕方ないので、トイレブラシで粉砕して、流した。でも奥の方にいるのが見える。
まぁ、水に浸かってるし、いつかバラバラになって流れんだろ。と思い、ほっておくことにした。
しかし、いつものうんこは流れるが、バリウムうんこは流れない。毎度、限界の長さまでレバーをひねり、水を流し切って3日目、ようやく目の前から消えた。
私は思った。
もし、職場など毎日自分が滞在しているようなところでバリウムうんこをした場合、どうなっていただろうか。
私は職場の人に健康診断でバリウムを飲む話をしていた。奇妙な白い物体が流れないのを見て、診断を受けたことのない若者は騒ぐかもしれない。あいつのだよ、ってわかるではないか。おそろしい。
結論を述べる。
よく言われるのは、菌由来の物質を接種すると免疫が活性化するっていうやつで。
キノコでガンが治るとか、ヨーグルトでインフルエンザ予防効果があるとか。
ほとんど気休めだけど。
ワクチンを望むブックマークコメントがチラホラだけど、絶対出来ない。
あり得ない仮定だが、実用化できそうなワクチンの製法が今日全世界に公開されたとしてもだな、工場をおったてるかって、建てないわな。
いくら巷で流行してても、タピオカブームに乗るような感覚で、医薬品の開発がやれるかって話。
工場が稼働する頃にこの騒ぎがおさまってしまったら、投資が無駄。
インフルエンザとか麻疹くらいに世界に広まってくれて、毎年冬になるとCOVID-19が大流行するならとにかく、数年に一度SARSやMERSのときみたいにたまにぽっと出ては数か月で収束するんなら、流行ってもいない病気のワクチンを大量生産して、誰が買ってくれるというのか。
ってんなら、既存の薬の増産くらいはするかもしれん。
最近だと、副作用で訴訟起こされたら巨大な製薬会社も傾くからな。
動物実験でいくら安全だったっていったって、治験でも安全だったって言ったって、基礎疾患を持ってるかによって反応は様々なはずだもん。
藁をもすがる思いで、副作用も覚悟で投与する抗がん剤とかならまあとにかく、そもそも罹患する確率が0.1%以下で罹患しても死亡率が5%以下って病気の予防薬なんて、副作用報告が限りなくゼロじゃなくちゃ使いたくないわな。
どうやっても毒になりえない、例えばヨーグルトとかなら
みたいな宣伝をして増産するだろうけども。
そんなわけで、増産どころか開発もしない。
そして、ラボでワクチン候補を作ってみて、動物でした!人体実験でも有効でした!って結果が得られたとして、それを大量生産できるかは非常に怪しい。
ワクチンは味噌づくりや酒造りみたいな「醸す系」のものなので、いきなり大量生産に移行できるかというとかなり難しい。
例えるなら、木桶で日本酒を醸造した日本酒を、巨大なステンレスタンクで大量生産できるかってこと。
事実、ワクチンって21世紀の今でも手作業でチマチマ作ってる。
信じられないかもしれないが、インフルエンザワクチンは卵にウイルスを接種して、培養して液を吸い上げてるし、麻疹ワクチンなんか小さなフラスコで培養してる。
卵をコンベアで運んでるとか、昔はスポイトで吸い上げてたけど今はポンプを使ってるとか、スゲー空調管理された場所でフラスコを培養してるとか、そんな程度の機械化しか出来てない。
機械化すりゃいいというのは簡単だが、全世界どの業者もそうってことは、出来なかったから今に至ってる。
新型インフルエンザ対策の公募事業で細胞培養でゴッソリ作れとお達しが出たが、何年も検討して上手くいかなかった。
一応、上手くいったことになってるが、既存の季節性インフルエンザワクチンが今でも卵でチマチマ作ってることからお察し。
ワクチン開発は易しくない。
マラリアワクチンだって、HIVワクチンだって、何十年も頑張っても出来る気配がない。
「牛痘に罹ったことがあると天然痘に罹らないなら、ひらめいた!」
ってノリで、近所の子供に牛の膿汁を針で刺したのが始まりとか。
出来るかそんなもん!
弱毒化してるとか、このウイルスはワクチンになるに違いないとか、どんなに培養細胞や動物で確かめたって、ヒトにはそうそう打てないよ。
ワクチン(たぶん)を接種したあと、その人にウイルスを吸い込んでもらって本当に有効かを試すような実験が、いったいどこで出来るというのだ?中国なら出来るかもしれないが。
昔開発された歴史がワクチンは、倫理?なにそれ美味しいの?って時代に開発されてたので、弱毒化したとはいえ病原体そのものを使ってるものが多い。
そいつらは超優秀。
天然痘、BCG、麻疹、そりゃ弱毒な病原体とはいえ、一度罹るわけだから免疫は確実につく。
だが、そんなワクチン開発は今のご時世もう開発は難しい。
一方で、効き目はとにかくとしてとにかく安全な不活化ワクチンがこれからワクチンを開発するなら最有力。
インフルエンザワクチンくらいの有効性のワクチンが開発できたとしよう。
インフルエンザワクチンは有効性が5割、同じ程度のワクチンが開発できても、死亡率3%のCOVID-19を、死亡率1.5%に減らす程度。
感染予防は出来ないので、次回蔓延したときも今回と同じようにイベント自粛、小中学校臨時休校といった措置は避けられない。
これが、エボラとかだったら死亡率を半減させるだけで十分有効といえるけど、今回のCOVID-19って死亡率が問題ってわけじゃないんで。
──人は皆、いつかカレー作りに熱中する日がやってくる。俺のCデイはまさに今日であると言えた。
これは秘伝のカレーレシピではなく、俺がバターチキンカレーと呼べるものを作るまでの物語である。
カレーとは何だろうか。
カレーだけに一口に言うならばインド発で香辛料をふんだんに使ったスパイシーな料理等とでも言っておけば良いだろうが、誰もがそれを思い浮かべた際、そのイメージは一様ではないだろう。
きっと誰もが心の内に思い思いのカレーを秘めている。
時にナンで食い、時にライス、また時にはチャパティ、パン、ヌードル、言い出したら際限が無い。付け合せや隠し味になんて言及すらしたくない。
台所になぞ録に立ったことのない男子大学生が天啓の如くチャーハン作りに凝りだすように、俺は今カレーに拘りを持とうとしていた。
俺のカレーとは、バターチキンカレーである。インドカレー屋で食べるバターチキンカレーは何故あんなにうまいのか。なぜあんなにナンがでかいのか。なんでどの店でも小鉢のサラダに同じようなドレッシングがかかっているのか。きっと俺はその真実を知ることなく死んでいくのだろうが、それでも家でそれなりのバターチキンカレーを作ってみたいと、そう思ったのだ。
これが昭和の時代なら、俺はインドカレー屋で十年修行どころか単身渡印の上カレーの秘奥を求めて七難八苦を味わう羽目になったかもしれないが、今は情報の時代である。検索したレシピを適当につなぎ合わせて家と近隣のスーパーでどうにかなりそうな材料を見繕う。拘りとは時に労力をかけないことであると俺は都合よく解釈した。
具材はスタンダードなもので、スパイスといった雑多なものを除けばタマネギとニンニク、ショウガにホールトマト缶くらいのものである。あと鶏肉を事前にヨーグルトに浸けて置くといいらしいので、そうした。
理性的な量のバターを鍋に敷いたあと、タマネギとすりおろしたショウガニンニクを精神的に満足するまで炒めた後カレー粉を入れて更に炒め、缶のホールトマトを入れる。
本来であれば投入する量等も一考すべきだが、缶詰ってなんか半端に残すのが嫌なので全部入れてしまう。翌日以降の料理に引っ張られるのが自炊の嫌なところである。
溶岩みたいになってきたところで鶏肉を入れさらに煮る。浸けていたヨーグルトも一緒に入り急に店のカレーみたいな色になる、感動の瞬間だ。ひとまず味を見てみる。
トマトが、強すぎる。
あのカレー粉が完全に力負けしていた。トマト味のカレーかカレー味のトマトかで言うならば、トマト味のトマトである。
一人で食べる程度の量のカレーにトマト一缶は多すぎたらしく、俺の眼前にはホールトマトの壁が立ちはだかったのだ。つまり、ウォールトマトだ。
しかし、勝負はまだ終わっていない、むしろここからが本番なのだ。
カレー粉を少し足し、レシピの生クリームを拡大解釈し牛乳を足していく。きっと店ではちょっと引くほどのバターや生クリームを入れているのだろうな。
カレーの色合いが変わった頃合いで再び味見をするとトマトの向こう側に僅かだがカレーの健康的な浅黒い肌が垣間見えた。
なんだ、待っていてくれたのか。
牛乳を足し、カレーを啜る。牛乳を足し、カレーを啜る。そのたびに遠くで手を振るネパール人店員が近づき、その笑顔が鮮明になっていくかのようだった。俺が脳内で店員と握手を交わした頃、現実ではカレーが完成していた。
もちろん、プロの作るカレーと比べるべくもない、やや一人前の量を逸脱したバターとチキンが入ったカレーとでも形容すべきそれは、しかし俺にとっては紛れもなくバターチキンカレーと呼べるものだった。
途中我慢できず何度も味見をしたが、その度にうますぎて思わず笑ってしまった。
冷凍のナンをトースターで焼き、カレーを通販で買ったカレー屋でカレーが入ってるあの金属器に入れる。なんならラッシーも作ってみればよかったと後悔した。
仰々しく食レポをする暇もなく、俺のバターチキンカレーはあっけなく胃袋に消えていった。後に残るのは汚れたキッチンと皿くらいなものであるが、それでも俺は満足感に包まれていた。消去法で厳選された材料を目分量で適当に入れたカレーは、決して店のカレーの代替にはならないものだ。
それでも。
それでも、カレーを作ってみてよかった。
月並な感想ではあるが、自分でやってみることで、それをとりまく楽しさ、苦労といった感情が実感できるものである。
またいつか俺はカレーを作るだろう。
それはビーフカレーかもしれないし、フィッシュヘッドカレーに挑戦するかもしれない。
しかし、カレーを作るたび、俺は初めて心からカレーに対面した今日のことを思い出すのだ。
今月はdポイント20%還元のおかげで破格の値段で買えるのが良い。
いつもかむかむ。
まあまあ良い。
取れるだけ取った。
他の乳飲料が人工甘味料マシマシの味わいカルピスとメロンっぽい風味がするフルーツ牛乳のメロンミルクだけだったので、乳飲料はこれ一択だった。
ディスカウントストアで安売りされそうな感じがする。
ひな祭りで食べるやつに似てる。
うまい。
普通のアーモンドチョコレートも隠し枠であったようだが、気付かず品切れに。
歯ごたえ重視で薄味。
まだ食べてないジンジャーエールアップの方を取りたかったが、どこにもなかった。
ドン・キホーテで稀に30円くらいで売ってるので、あまりお得感はなし。
お得ではあるが、わざわざ買うほどでもない。