はてなキーワード: ムニエルとは
若い頃から「本物」を食べたくて、恋い焦がれている料理がある。
ロッシーニは有名なウィリアムテル序曲の作曲者だが、美食家として色んな料理を考案したらしく、これはその代表的一品と。
一頭の牛から細長い形で取れるフィレ肉の尻尾側1/3(これをフィレミニヨンという)を、更に半分に分割した頭側の、トゥルヌドという部位のステーキにフォアグラのソテーを乗せ、刻んだ黒トリュフ加えたマディラワインソースをかけたもの。
ちなみにフォアグラはガチョウと鴨があるが、多分食感固めでも熱で溶けにくいガチョウのフォアグラ(フォアグラ・オアという)のほうが良さげ?
とまあレシピはそこまで込み入ってないが、その分食材の質が命なので、いつでもどこでも食べられる料理じゃないのは確か。
実際、本場フランスでもクリスマスくらいしか食べられない珍味と聞く。
日本だと運が良い人は結婚式で食べたことあるかもしれないくらいの話。俺はそんな機会なかったけどな。
あとは昔、デニーズで冬の限定メニューの目玉だったこともあり、それはそれで美味しかったが、あれは付け合せのキッシュやポテトピューレの美味しさがメインで、いうなれば「雰囲気イケメン」みたいなものだった。
まあ値段的には当然そうなるが。
さて、そんなフィレロッシーニだが、都内の某ビストロがこれを看板メニューにしているわけですよ。
それも、高級フレンチよりはお高い値段じゃなさそう。
というわけで先日、行ってきました。
だって1500円くらいだよ?ヤバくね?激安だよ激安。多分昔のデニーズで出たやつより安い。
そして、味も激安だったと。
「安かろう悪かろう」の見本みたいな味。
だって、レアのフィレ肉が固いんだぜ?信じられるか?ありえねーだろ一体どこの肉使ってんだよ。
フォアグラが缶詰っぽくても、「よく見れば入っている」程度にトリュフをケチっていても、ソースにマディラワインの風味が全く無くても別にいい。そんなのデニーズで経験済みだし。
でも肉質にフィレっぽさが微塵もないのは、流石にカネ払う気をなくすレベル。しかも看板メニューとか詐欺じゃねーの?
これだったら、固い謎の赤身肉(文字通り脂肪が全く無い肉)を血が滴る程度のレアで焼いて、ハーブ入りバターソースぶっかけて、フライドポテトと一緒にムシャムシャガツガツ食ったほうがよっぽど満足できる。
というかビストロだったらそっち出せよ。
あ、でもお店の名誉のためにフォローしておくと、フィレロッシーニ以外のメニューはどれも本当に美味しかった。
まあ値段相応の食材使ったメニュー(つまり高級食材使ってない)な感じだけど、美味しかった。
てかパリ風ステーキを目玉にしてくれたら、俺ももう一回くらいは行くから。
というわけで、お口直しに本物のフィレロッシーニが食べられるお店を知りたい。
「そういう高級料理は、値段を気にするくらいなら食うな」というのは心底実感したので、あとはどこで食えるかだけ。
もしコースで魚料理も一緒に食べるなら舌平目のムニエルも食べてみたい(これも食べたことない)。
で、どういうお店に行けばあるの?
じゃがいもの皮を剥くコツは、まず1周ぐるりと皮を剥いて、それから残った皮をりんごの皮を剥くように丸く剥いていくことだ。これを会得するまでそこそこ時間がかかった。
料理をする時、包丁を使うのが嫌いだった。特に皮むきが嫌いで、じゃがいもは天敵だった。母はするするとじゃがいもの皮を剥いていくので、どうすればうまく剥けるのかと尋ねたことがあった。母は「数をこなしていれば自然と上手くなる」とだけ言った。
長女だったので母と台所に立つ機会はそれなりにあったが、包丁を握るとトロい私ではなく母が野菜を切って、私は皿洗いや味付けなどその他の作業を手伝うことが多かった。二人でフライの衣を付けていくのは楽しかった。
母もそれほど料理が好きではなかったらしい。母は母子家庭で、母の母(私から見て祖母)はあまり料理をしなかったらしい。代わりに母に料理を教えてくれたのは母の祖母と母の叔母で、生まれた時に既に祖母がいなかった私を実の孫のように可愛がってくれた。
母の料理は色んな人から成り立っているらしい。結婚して頼る人も周囲に少なかった頃、隣に住んでいるおばちゃんに煮物を習ったらしい。昔のことなので隣組の冠婚葬祭や宴会などが頻繁にあって、そこで教わったとのこと。今でも母は「この味は〇〇さんちのおばちゃんの味」と言う。
そういう諸々の背景があり、母は結婚して子供を生んで、「料理を頑張らなければ」ととても張り切ったらしい。分厚い料理の本を何冊も買い、横文字の難しい料理にもチャレンジしたことが何度もあったらしい。元々物作りは好きで手先もまあまあ器用だったので大体は美味しくできたらしいが、何を食べても「うまいうまい」と平らげてしまう父や、反対に偏食気味の子供たちの前で「凝った料理を作ることが愛情なのか」と自問自答したらしい。
その結果「フリッターだのムニエルだのより、鮭を焼いただけのおかずのほうが人気だった」ということが母の中で腑に落ちたらしい。在宅で仕事をしながら子育てをして、その忙しい中でじゃがいもの皮を剥いていた母は今、子育てを終えて自分のやりたい仕事に熱心に取り組んでいる。普段の料理は父の好物や、自分の食べたいものを手間をかけずに作り上げる。たまに本格的に料理をしたいときはクックパッドで父にレシピを探してもらって、付箋にメモして台所に貼り付けている。
じゃがいもの皮を剥きながら、母の料理をこんな風に思い出す。私が結婚して子供を生んで、あの頑張っていた頃の母と同じくらいの年齢になった。じゃがいもも昔よりは簡単に剥けるが、母には適わない。私の料理は母の味で、それは私の曾祖母、大叔母、少しだけ祖母、昔隣に住んでいたおばちゃん、それに義母などたくさんの人のレシピが融合して、1人の私に受け継がれているのだなと思うと料理とは一体何だろうと感慨深くなる。
私もクックパッドで知らない人のレシピを検索して、気に入ったら定番メニューとして何度も作る。それを私の子供は「母の味」と認識するのだろう。豚汁にじゃがいもを入れるのは、私が里芋を好まなかったため里芋が大好物の母が毎回じゃがいもにしていたからだ。そんなところにも母の愛を感じる。私も息子が里芋の豚汁が好きだと言ったら里芋にするだろう。今夜は冷えるので豚汁がおいしそうだ。
相手に興味が無いにも関わらず、興味がある振りをして
「人を信頼するのが下手な人」というのもコミュ障らしい。
増田B「A定食はハンバーグで、B定食は魚のムニエルだってよ」
増田A「おぉ、こりゃぁハンバーグにするっきゃないな。お前は何にするんだ? 」
増田B「俺は定食じゃないのにしようかな。社食も今月に入って値上がりしたしな」
増田A「えっ、値上がりしたんだっけ」
増田B「知らない」
増田B「腹減ってない」
増田A「そっかぁ、食ったほうが良いぞ?俺はハンバーグにしようかな」
増田B「そうか」
増田B「好きな曲は?」
増田A「えっ、えーっと。最近やってるアニメの曲が好きだな。チューズデイとか何とかいうやつ」
増田A「肉だな。急にどうしたのお前?」
いつも「人から何かしてもらうのが当然」であり、「人が自分に興味を持ってくれるのが当然」となっている場合に
自分から他人に対して行動することが出来ずに上記のようにコミュ障になってる人が居ると思う。
口を開けば自分の話しかしなかったり、相手の話を一切聞かなかったり
質問に答えても関連する話をするわけではなかったり。
まぁ、圧倒的経験不足だよな。
人がおいしいものを自由にたくさん食べてるところを見るのが楽しい
寂しいなって言われるだろうけどそれを見ながら夕食摂るのがちょっとした楽しみ 一人のごはんだし
ドラマでもバラエティでも構わないんだけど、きれいにおいしそうに食べてるのがいい
たくさんの人間じゃなくて一人の人間がもくもくと食べてる番組がなおいい
孤独のグルメなんか最適なんだけど、特にこのシーズンのこの回!っていうのがある
よく登場するのはSeason3の7話「目黒区 駒場東大前のマッシュルームガーリックとカキグラタン」
Season5の11話「埼玉県越谷市 せんげん台のカキのムニエルとアメリカンソースのオムライス」
(自分はカキが苦手なんだけどだから余計にここほんと最高に旨そう いつか行ってみたい)
Season6の8話「東京都台東区御徒町のラム肉長葱炒めとスペアリブ」、
同じく6の12話「東京都品川区五反田の揚げトウモロコシと牛ご飯」
Season7はほんとにどこもかしこもおいしそうで食べてない時も結構見てしまう
(辛いパスタとニラ玉ライス、ほんとうまそう 地元の人がすごく羨ましい)
「夜の巷を徘徊する」でマツコがパンケーキを貪り食う回なんかもよく登場する
ただおいしそうに誰かが食べてるところがメインの番組すごくいいなーって思う
台湾版の孤独のグルメも興味ある どんな感じかわからないけどいつか観てみたい
http://anond.hatelabo.jp/20170410171650
これを読んで、自分的には「まあまあそんな感じだなー」と思ったものの、
ブコメやトラバは「難しすぎだ、理解できる分けない」というコメがあって、なるほどなー、意外と溝は深いなー、と思ったが、
そこら辺も含めて「読む手間も準備も出来るだけせずに、理解できる、作れる」レベルにニーズがあるのではないかと思い、
「一見敷居は高そうだったり、つかわなそうだけど、じつはあるとかえって楽なもの」を食材ほか含めて書こうと思う。
自分で買ってみて、あるいは使っていて意外とストレスフリーだったものを挙げます。
カテゴリごとの順番はメチャクチャだけど、まあ書きなぐってるんで。
■みりん
甘さをつける。
砂糖で代用できるから玄人向けじゃん、とおもうが、実はこっちの方が楽。
和風の甘辛い味付けは、醤油、酒、みりんを1:2:2で混ぜるとそれっぽくなる。
中途半端になってしまったものはなんでもジップロックに入れる。
これは後述の冷凍庫とあわせると強い。
■炊飯器
別の増田から使えない認定を受けたが、これは一人暮らしでは単体で使うものではないのだ。
冷凍庫とあわせて使う。
一度に5合程度炊き、小分けにして冷凍庫に入れれば、1週間はいちいち炊かずに米が食べられる。
自分は2kg(大体¥1000)を半月で食べるので、さとうのごはんよりコスパいいと思う。
週一の炊いた日は炊きたて食べられるし。
■バター
高いし余らせるし、と思うが、これも小分けにして冷凍保存できる。
■チーズ
これも冷凍以下r
■冷凍庫
ここで登場。
みんな冷凍庫を軽くみすぎている。
肉なんてジップロックに入れて冷凍しときゃ短く見積もって1週間は安心して持つ。
■小麦粉
初心者にどう使うんだよと思われるかもしれないが、意外と頻繁に使える。
豚の生姜焼きにまぶせば味がしっかりつく。
焼き物は粉をまぶして焼けば焦げ付かない。
失敗が少なくなるぞ。
あと、牛乳とバターとこれがあればホワイトソースっぽい煮物が作れる。
■カジキマグロ
骨も皮もない切り身で売ってるケースが多い。
肝心のおかずとしてのポテンシャルも、焼いて甘辛く味つけるだけで良い仕事をしてくれる。
意外といろんな料理に使えるのだ。
ソーセージ、レンチンしたジャガイモ、タマネギをいためて、これと塩で味つければジャーマンポテト
マヨネーズ、はちみつ、醤油とこれをぐりぐりまぜて、洋風甘辛ソースのハニーマスタード
ポテトサラダに小さじ半分ほど入れても風味が出てウマい。
それに安い。
■卵焼き器
あの四角い小さいフライパンみたいな奴。
一人暮らしの自炊は、卵焼いときゃ何とかなるみたいな所がある。
たとえメインのおかずがあんまウマく行かなくても、リザーブの卵焼きが食事の最後の砦になってくれる。
それに卵焼き器による卵焼きは、量も動作も味付けも、大体毎回一緒になるので、どんどん失敗しずらくなる。
■だしの素(あるいは白出汁)
前述の卵焼きほか、和風味付けの煮物にはとりあえず入れときゃ問題ない。
あると安心感がある。
とりあえずこんなとこかなー。
まあいろいろそれでも「使わねーよ」とか「むずいわ」とかあるかもしれないけど、参考に出来る人が一人でもおられたら幸いでっす/
追記:
ブクマが伸びて、いろんな知恵が集まって良かった : )
http://toianna.hatenablog.com/entry/2016/10/15/102629
80年代に父の会社でCI改革のプロジェクトがあって父はプロジェクトの責任者だった
想像するにCI改革は、ロゴデザインの刷新もCMもあったりでかなりの額のプロジェクトであったんだろうなと思う。
代理店はH社
なお、父の会社は重厚長大系。父が就職した60年代はイケイケ業界だったが、バブル期は、業界構造として低迷で、株もびっくりするほど安かった。母は給料の少なさに嘆いていた。
父はいつも、打ち合わせで六本木だが麻布だがで代理店の人とごちそうになっていた。家に帰るといつも家族に食べたものを仔細に話していた。
その後、月イチくらい、接待で行った店に家族で行った。フランス料理の魚のムニエルが全く美味いと思わなかったり、中華風のしゃぶしゃぶで腐乳に閉口したりした。そういえば青山のフランス料理は松濤に引っ越す前のシェ マツオだったりしていた。
代理店の営業さんとサントリーホールでコンサートを聞きに行った、ということも良く言っていた。たまに私も連れて行ったもらって、休憩の時シャンパンを母に内緒で飲ませてもらった。あと、「スターライトエクスプレス」というミュージカルの券にも一緒に行った。
バブル恐るべし、と思う。
トイアンナさんの書くような下品なことを求めるクライアントもあるだろうし、それを全く求めないクライアントもいるだろうし、そこは当然営業さんは合わせるんだろうと思う。
今だったら昔より、品のないのは断ることがしやすい環境には思う
私は現在の仕事の関係上、コンサルティング会社と何回か仕事をしたが、ハードワークと、クライアントへの丁稚加減としてコンサルは似たような点があると常々感じていた。
コンサルティングに無理を強いる時には、申し訳ないと感じながらも、下請けにやらすのは当然という思い、そしてコンサルのみなさん僕らよりお給料高いよねという卑屈な思いが入り交じる。その時、たまに父が漏らしていた「士農工商代理店」という言葉を思い出す。
現在も、ましてやバブル当時も、品のない接待を要求しているクライアントはたくさんあるだろう。そこにはおれたちは客だろうという思いの奥に、高給へのひがみといった薄ら暗い感情があるんじゃないかなと思う。