はてなキーワード: タイーホとは
匿名にかこつけて性癖の話をぶちまけます。扱う話が話なので、不快に感じた瞬間に読むのやめた方がいいです。
皆さんは知ってますかね、『TSF』っていう性癖。正式名称は『Trans Sexual Fiction』といいます。数年前に比べれば知名度も上がり、耳にしたことくらいはある人も居るんじゃないでしょうか。
最近(といってもニ年前のことですが)流行った作品の中では『君の名は。』などが該当作品に当たります。要は読んで字の如く、フィクションの性転換モノって意味です。
「えっ、TSと何が違うの?」って方も居るでしょう。分かります。『らんま』とかのアレでしょ? みたいな。若干違います。
この辺りは暗黙の住み分けがされているだけで、明確な基準は無いように思うのですが、TSは自分→自分の性転換で、TSFは自分→他者の性転換の作品にタグ付けされることが多いです。その中でも入れ替わり、憑依、他者変身、皮モノ、脳移植などにジャンルが分けられます。
入れ替わりは皆さん何かしらの創作で触れたことがあるでしょう。ここでは男女間の肉体の入れ替わりを指します。
憑依は、男性が幽体離脱をして女性の肉体に取り憑いて、肉体の主導権を得ます。当然、逆のパターンも存在します。フィクション様様ですね。この時、乗っ取られている身体の持ち主は意識の消えているものが多いです。その状態でR-18な行為に及ぶわけです。基本的にめちゃくちゃやります。自分の身体じゃないですから。昨今、女性の権利問題で騒がしい世の中、見る人が見れば烈火の如く怒りそうですね。
他者変身はポケモンのメタモンとかを想像してください。ちなみにメタモンは他者変身界のレジェンドです。敬ってください。
皮モノは異性を皮にして着ます。凄い発想だ。
長い説明も終わって、ここからが本題です。一つだけ説明が長いのありますよね。憑依の項目です。
私は基本的にTSFでしか興奮できない性質でした(過去形の理由は後述します)。特に憑依が一番好きです。異性の肉体を合意なく略奪し、自分のモノにしちゃうという背徳感。元の肉体との差異が大きければ大きいほど興奮してしまいます。何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、私だってこんなこと書きたくありません。ただ説明に必須なんです。決して性癖を晒すタイプの自慰とかではないです。
そして憑依の設定に多い要素として「乗っ取った肉体の記憶を読みとれる」というものがあります。もし仮に憑依が実在していたら、もう世界は終わってそうですね。なんでもアリじゃん。話は若干逸れますが、憑依が存在する世界の割りにはカウンター役である正義の霊能力者などは存在しないことが多いです。幽体離脱はある世界なのにね。フィクションだから作者の匙加減です。
それでその「記憶を読みとる能力」を使って本人に成りすましたりする描写があるともう背徳感でお腹いっぱいです。満足度10000000億万パワー。背徳感だけで城建つ。
しかしここで疑問が浮かびます。何故それらで興奮するんでしょうか?
一人称の語り手がTSF的性転換をする作品も好きなのですが、他者がTSF的性転換をする作品も好きです。そしてどちらにしても、性交相手の精神は男です(肉体百合のパターンもありますがここでは話題に挙げません)。男×男が主流です。精神BLです。頭の中であの刃牙のキャラクターが「ホモなのでは?」って指くるくるさせてます。俺の頭から出ていけ。
でも語り手が女体化する作品も好きってことは、その語り手に共感を抱いて興奮を覚えている訳です。おそらく、というか確実に強烈な変身願望と女体化願望が存在します。性自認を間違えている可能性も出てきました。何かのはずみでタイに行って玉取っちゃうかもしれません。現状、そんな気はありませんが。
もう不安になってきて、性癖を知られている友人に「俺あのコラ画像が言ってた通りホモなのかな」と真剣な顔で相談したりもしました。こう文字にすると相談内容ヤバいな。
そんな悩みを抱えながら毎日生活していたのですが、ある日、一つの発見がありました。
「あれ? 女性同士の入れ替わりでも興奮する…………」
世紀の大発見でした。ここに来ての意外な展開!!!!!!! TSF以外の性癖を発見!!!!!!! いや、別に意外ではないか。意外ではないな。すいません。
ここでも差異が大きければ大きいほど興奮します。基本的に貧乳と巨乳が入れ替わってほしいし、身長差や年齢差はあればあるほど良い。ありすぎると嫌ですけど。
でも、そうなってくるといよいよ分かりません。"性別の異なる他者の肉体になる"ことで興奮してると思ってた訳です。もしかして違う肉体になる描写さえあれば、何でも良いのか? そう思った私は男同士の入れ替わりモノを見ました。ノンピク(ノーチンコピクリの略です)でした。感情が何も湧いてこなかった。
男性の肉体が好きという訳では無さそうです。同時に、自分が好きなのは女性の肉体だけだという可能性が浮上してきました。しかも変身願望が強い。とんでもないな。
例えばほら、憑依って肉体の持ち主への性交渉は無く、勝手に性的な行為を行う訳じゃないですか。そんなのほぼ形を変えたレイプでしょ。いや、フィクションに何言ってんだって話なんですけどね。要は肉体しか見てないんじゃないのって話です。
もしかしたら今はTSFという性癖に落としこまれているだけで、本当はもっと恐ろしい真の性癖が潜んでいるのかもしれません。プラトニック・ラブの欠片も無いような、現実で行動すれば即タイーホ案件の性癖が。それが恐ろしいです。だいぶ妄想入ってますけど可能性はあると思います。自分にはもう女性と話す権利なんて無いようにも思えてきました。
私は何に興奮してるんでしょう。肉体が変化する登場人物に感情移入して興奮している? 肉体を支配する行為に興奮している? 女性の精神性より男性の精神性が好き? もっと酷い性癖が潜んでいるかもしれない? 性行為の際、相手の精神は無視しても構わないと思ってる?
そんなキモいアキネーターみたいな自問自答をしています。「部分的にそう」か「分からない」を選ぶしかありません。トホホ。
特にオチなく終わりです。ずっと考えてたことを吐き出せてスッキリしました。
※追記
『「憑依した女の体で乱交して父親不明の子を妊娠させてその子の人生を壊す」って興奮する?それはさすがに可哀想?』
なんでこんな可哀想な話を書くんだ……クソッ! って思いながら興奮してしまいます。裸のまま外に出るやつとかも好き。あれ? 露出癖も潜んでる可能性あります?
『元の肉体の持ち主(女性)の屈辱を感じる精神描写とかは必要ないの?あと、エロコンテンツによくあるやつ女性が嫌なのに感じちゃう!悔ビク!とかそういうのじゃ駄目なの?』
必要ないし、駄目ですね。憑依の場合は、元の意識が残ってると若干萎えます。自分が気持ちよくなりたいだけなのかもしれません。自己愛も強いのか?
破壊衝動や支配欲が強い、というのはあるかもしれません。言われるまで気付きませんでした。それが変な形で表出して、ニュースとかになったら嫌ですね(他人事)。
2回通告後何もしなけりゃタイーホ
ほそぼそと続けてきたゲーム感想ブログなんだが、最近の著作権の非親告罪化とやらにびくついてる。
ブログにはゲーム画面のキャプ(1タイトルに数枚)とかゲームのロゴとかを貼ってることもあって、非親告罪化したらこういうのでも急におまわりさん来るの?
サイトには一応Googleアドセンスは貼ってあって、昼食の牛めしをプレミアム牛めしにしてもいいかなと思えるぐらいだが利益がでてる。
(高級国民であるはてなーからしたらゴミみたいな利益かもしれないが、俺にはささやかなご褒美だ)
自分でも調べてみたんだが「急にお巡りさんきてタイーホだよ!」って意見もあれば「個人のブログとか嫌がらせでしか訴えねよw」「そもそも海賊盤売ってるとかじゃないと訴えられないよ」とかなんかよくわからないんだ。
というか解説されてるのは映画の海賊版とか同人誌の話ばっかりで、こういうことについて全然書いてない。
気になるなら閉じてしまうのがいいんだろうけど、熱心に見に来てくれる人とかもいて、それも心苦しい。
http://b.hatena.ne.jp/entry/mainichi.jp/select/news/20140714k0000e040217000c.html
上の事件と集まったブコメを読んで、色々と考えさせられたので、自分なりに簡単に書いてみる。
本人のウェブサイト中の以下のページによると、彼女は自分の女性器をスキャンして「プッシーボート」を作るためという名目でクラウドファンディングを募り、
出資者(又は募金者)に対して、貢献額に応じて、自分の女性器のスキャンデータを送付すると約束している。
その結果、以下のページによると、100万円が集まったそうだ。毎日新聞の記事によれば、30人以上が「出資」に応じたという。
(1)送付された女性器のデータは生データであり、特にアートとして加工・デフォルメされたものではない
(2)行為の全体を通じてみると、対価性のある形で(お金を貰って)女性器のデータを送付していたと判断される。
■2.ブコメで気になった点
・「どの程度リアルなだったんだろ?サイト見るとかなりデフォルメされたキャラみたいだけど」、
「バイブやオナホの図面とか仕様書をメールすると逮捕ってことにな」る、
「次はフィギュアの造形データで神奈川県警か京都府警によるタイーホだな」、
等のコメントについて。
今回の件では、デフォルメなしの生データが送付されている点が問題とされているので、
サイト上のデフォルメされたキャラや、バイブ・オナホ・フィギュアのように人の手で加工されたデータの問題とは、
一応切り離して考えるべきだろう。
また、「神社とかで御神体とかが性器型どったものとかあるけど、あの辺もアウトなんだろうか?」というコメントもあった。
もし、本物の男性器を勃起した状態で3Dスキャンし、それをご神体としてかついで回ったら、さすがにアウトだろう。
公衆の面前に晒され、ゾーニングができていないだけ、むしろこの件よりひどいとすらいえる。
ご神体の類は、生々しさを感じない程度にまでデフォルメされているから、問題とされていないのだと思う。
この点を考えていくと、では、解像度の低い3Dスキャンだったら違法にならなかったのか、という疑問が浮かぶだろう。
この解像度の程度については、結局、AV等に対する運用に照らして、モザイク程度まで解像度が粗ければ違法にならず、
それを超えて鮮明な解像度になれば違法だ、ということになるのだろう。
・「自分の体の一部を自分の意志で希望者にのみ公開することが違法なのは異常だと思う。」
しかし、このコメントをした人は、AV女優が無修正写真を自分の意志で希望者にのみ販売した場合にも違法とすべきでないと考えているのだろうか。
今回の件では、上述のように、対価性のある形で自分の身体のデータを配布していると考えられ、その意味では無修正ビデオの販売と同じ行為類型に区別されうる。
勿論、ゾーニングさえきちんとすれば、どれだけ猥褻でも規制すべきではないというのはひとつの見識であり、
私自身もその考え方にある程度共感するが、ブコメ者がそう思っているかはよく分からなかった。
・名前や年齢が出るのは可哀想という意見には、心から共感する。
今回の女性は、ネットベースで広く自分の活動を発信していたが、自分の実名や年齢は公表していなかった。
この件を機に、彼女の名前・年齢は広く世界へ公表され、しかも半永久的にネットの空間を漂うことになってしまった。
他方で、今回の犯罪は、被害者のいない類型の犯罪であり、事件の凶悪さというより物珍しさから報道されてしまったケースだと思われる。
これで実名・年齢が公表されてしまうのは、やや酷だなと感じる。
他方で、同じ理由で、私は、芸能人が実名・年齢を非公表にしていた場合は、軽微な犯罪で逮捕されたときにこれを報じるべきではないと思う。この点は議論があるところかもしれない。
とりあえず、思いついた点を挙げてみた。
他にも考えさせられるコメント等があったら、追記するかも。
■追記1:
3Dプリンタで性器の造形を出力できるデータ配布 漫画家「ろくでなし子」逮捕
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1407/14/news072.html
こちらは実名・年齢は報道されていない。記者の判断を全面的に支持する。
しかし毎日新聞が既に報道してしまった今、実名・年齢はネットに漂い続け、報道前の状態に彼女を戻すことは不可能に近い。
報道機関は、ネット社会の下で実名報道が昔よりも格段の不利益をもたらしうることを踏まえて、必要性の高くない案件では実名報道を控えるべきだと思う。
と言ってみつつも、共有地の悲劇問題の典型例のような状況であり、自主的な取り組みを求めてみても問題が解決する気もしない。悩ましい。
■追記2:
「ご神体は結構生々しいぞ」とのコメントを貰ったので、いくつか画像を見てみたところ、結構激しいのも中にはあった。
これは確かに生々しい。→http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-c1-61/ueda9162/folder/1500365/02/67093802/img_7?1401355162
自分が昔見たものは、左右対称にデザインされているなど形が「綺麗」に整えられ、膨張時に血管が浮き出る様やエラが張り出るような「生々しさ」はないものだったが、
世の中は広いなと改めて感じさせられた。コメントに感謝したい。
いただいたコメントを受けて若干補足しておくと、日本の判例におけるわいせつ性の有無の判断基準は、性的表現の内容や手法そのものだけでなく、
性器の表現が表現全体の中でどのような位置づけ・意味づけをされているかや、「芸術性・思想性等による性的刺激の緩和の程度」、
受け手の好色的興味に訴えるものであるかという点をも、あわせて考慮することとされている。
そして、例えば性器そのものを写真で撮ったケースでも、メイプルソープの写真集のように、全体として芸術的表現の一部であると判断されれば、わいせつ性はないと判断されることになる。
(参考→http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/file/48617/olj_060_1_161_165.pdf)
ただ、性器を直接撮ったようなケースでは、芸術性が高いと認められないかぎりわいせつ性ありと認められるように思われる。
(上記の参考PDFでは、芸術性があることがわいせつ性該当阻却事由になると考えられると指摘している。)
この考え方からすると、メイプルソープ写真集のように高い芸術性が認められる場合や、道祖神信仰の対象であると認められる場合には、例外的にわいせつ性が阻却されうるものの、
今回のように、単に自分の性器のスキャンデータを送付した場合には、芸術性はないとして、わいせつ性を否定する理由なしと判断される可能性が高いように思う。
「ろくでなし子」氏としては、性器をかたどったゴムボートの制作資金を集めるために性器のデータを配布する、その一連の行為が全体としてアートなのだ、
と主張することもできるかもしれない。作品だけでなく、その制作過程をも公表することで、活動全体をアートとして位置づけるという理屈だ。