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はてなキーワード: 黄金時代とは

2021-05-23

ベルセルク自分の話

三浦先生訃報を聞いてから時間が経ったが、ショックすぎて気持ちがまとまらないのでここに吐き出させてほしい。



高1のときベルセルク出会った。


リョナ趣味の後輩から主人公のやられが多くて興奮するから見てくれ」と勧められて以来頭にはあったが、グロが怖くて読んでいなかった。でも受験を終えて燃え尽き症候群に陥っていたから、この際フヌケの自分を変えてくれるならグロでもなんでもいいかと思ってなんとなく1巻を手に取った。


なんだ、この漫画主人公がめちゃくちゃやさぐれてるじゃねえか。自分の巻き添えになった爺さんのことも何とも思ってなさそうだし、美少女建物から落ちそうになってんのに助けないのかよ。


ジャンプ漫画の清く正しく美しい主人公しか見てこなかった自分にとっては衝撃的な展開の連続だった。


人を助けないし、自殺教唆するし、お供の妖精はいじめるし、一体なんなんだこいつは。


けれどもそういう殺伐とした殺るか殺られるかの世界観は、案外すんなり肌に馴染んだ。

これは自分の家庭環境ボロボロで、現代日本なのに親と殺るか殺られるかの戦いを毎日繰り広げてたからというのも大きいと思うが、とにかく「綺麗事で済ませない」といったベルセルク雰囲気自分感覚に合うな、という印象があった。

親の金でユニバに行くクラスメイトよりも、親代わりのガンビーノを殺しつつも愛を求める気持ちを捨てられないガッツの方が身近に感じた。


ガッツが鷹の団に入るまでのストーリーは読んでてキツかったが(親代わりの大人貞操売られてぶち殺すってどんな話だ?)、黄金時代ストーリー面白くて夢中になって読んだ。ガッツの初仕事(川沿いで奇襲かけたあと殿ひきうけたやつ)の話も、ユリウス伯爵暗殺も、ドルレイ戦も、そんなに上手くはまるわけないだろと思いつつも毎回読んでてワクワクした。

読み進める度に胸が熱くなるようなシーンが次々出てきて、この先どんな物語が待っているのかとページをめくる手が止まらなかった。

(個人的にはプロムナード館での夢の話が好きだ。「夢に支えられ、夢に苦しみ、夢に生かされ、夢に殺される」……夢を表した言葉としてこんなにも的確な言葉は珍しいと思う)


そして黄金時代も佳境に入り、グリフィスが全てを失い絶望の果てに蝕を起こす。

無数のモンスター対峙する鷹の団の見開きの絵を見たとき、初めて気がついた。


(あれ、もしかしてこの人、メチャクチャ絵が上手い?)


バカなので蝕に辿り着くまで三浦先生の絵の偉大さが全く分かっていなかったのだが、大量のモンスターと鷹の団の苦悶の表情を前に、三浦先生凄さを""分からされて""しまった。


びたびたと飛び散る内臓。好きだったキャラクター割れ頭蓋骨と、はみ出した脳みそ。どういう骨格をしているのかよく分からないがとにかく気持ちが悪いことだけは分かるモンスターの群れ。一度見たら忘れることのできないガッツの咆哮の表情。抜ける女体。死ぬほどイカした造形の新生グリフィスことフェムト


ゴッドハンドの女が「愛、憎悪苦痛快楽、生、死、すべてがあそこに……」と言っていたが、まさにその通りだった。読んでるだけで頭がおかしくなりそうだったし、自分体験したわけではないのに脳みそ上下に全力で揺さぶられたような衝撃で心がめちゃくちゃになった。


蝕のシーンがショッキングすぎてトラウマになり、心ここにあらずな日が続いた。授業も全部上の空だった。何をしていても蝕のことが頭をちらついた。あん凄惨光景は二度と見たくないと思うのにもう一度触れさせるような、魅力を越えた魔力があった。蝕の絵は、麻薬だった。


蝕のショックから正気に戻った後は坂を転がり落ちるように、その時出ていた最新刊(36巻だったかな)まで一気読みした。蝕以上にショックなシーンはなかったが、ただただガッツの行く末を見届けたくて、三浦先生の絵が凄すぎてもっと見ていたいという気持ちが強くて、一心不乱に読み続けた。

(個人的には蝕以降のエピソードだとロスト・チルドレン(偽エルフの谷)の話が好きだ。エルフ女王の造詣がクリーチャーとしてクオリティが高すぎるし、女王になった女の子の親父が自分父親そっくりで「ああ、いるいる、こういうくそ野郎」「不幸な家庭があることをぼかさずに書いてくれるんだなあ」と、汚いことも忌避せずに描いてくれる姿勢に信頼が置けたからな)


やがて奨学金を借りつつも大学生になり、バイトを始め金に余裕が出てきたので、スイパラのコラボも行った。

普通なサンリオみたいな可愛いものコラボするようなところがなんでベルセルクコラボした?と思わなくもなかったし、店内にはファンシー雰囲気にはミスマッチキャプ画が張られてて一種異様空気が漂っていた。

どう見てもベルセルクファン自分場違いじゃねえか。コースターポスター目当てで行ったが終始いたたまれなかった。

注文したベヘリットチョコケーキ普通に美味かった。まあ中身スイパラだもんな。



そんなこんなでちょろちょろベルセルクコンテンツに触れたり、他の漫画アニメ浮気したりしつつ、ずっとベルセルクは続いていくんだろうな、早く次の巻出ねえかなー、でも三浦先生には無理しないでほしいしな……と思いながら、年1ペースで出る単行本を追っていた。



2018年の40巻発行から続刊の報が入らなくなって3年目。

相変わらず知り合いに「ベルセルクは良い漫画から読んでくれ、トラウマになるとは思うが読まずに人生終わるよりいいと思う」と吹き込み続けながらいつも通り41巻発行の報を待っていたある日、そのニュースは訪れた。




三浦先生、ご逝去享年54歳。




何が起こったのか全く分からなかった。職場トイレにいたのにどういうことなのか分からなくてしばらくぼうっとしていた。胸の上にどすっと重たい何かがぶつかり、心を胸の内側から弾き飛ばししまったようだった。


もうベルセルク新刊は出ないのか。もう、三浦先生のお描きになった素晴らしい新作の絵を見ることはかなわないのか。


そのことが信じられなくて逃げるように仕事に戻った。全く効率は上がらなかったが、何もしていないよりかはましだった。

けれども何をやっても三浦先生がこの世にもういらっしゃらないのだと知らされた衝撃が消えることはなくて、明日会社に行くのをやめようかと一瞬考えた。


仕事を終え、訃報を聞いてから4時間ぐらい経ったあたりで、自分もっとお金を落としていれば、先生に美味しいものを食べて気持ちよく寝てもらってと、健康的な生活を送ってもらえたのではないか自分を責める気持ちが湧いてきた。

もちろん自分高校生ときには既にベルセルクは大ヒット漫画だったし、その時点で三浦先生ポケットにはベルセルクマネーがドカドカ入っていたのだろうからファン一人がたくさんのお金をつぎこまなかったからこんなことになったというのは馬鹿げた考えだというのは分かる。

だがそんな考えが浮かんでくるぐらい、自分にとって三浦先生訃報がショックだったのだろう。


結局当日はショックを受け止めきれず、友人に話を聞いてもらった。

自分にとってベルセルクがすごく大事作品だったこと、もう二度と続きが出ないなんて信じられないこと、自分を責める気持ちになってしまたこと。拙い言葉での話だったのに、友人は最後まで黙って聴いてくれた。

それで大ベルセルク展が9月に開催されるから絶対に行こうと思っていることを伝えると、友人は穏やかにこう言った。


「そうだね。でもたぶん売り上げは関係者のところに行くと思うから、ご家族とか近しかった人に届くと思うよ」


この一言が、沈んだ心を救ってくれた。


三浦先生ご本人には届かなくても、近しい方には届くのか。

一般的に言って、亡くなった方が気がかりなのはなんといっても残された家族のことだろう。自分の金が三浦先生のご家族のところに行ってその生活に役立つというのなら、天国におられる先生安心してお休みになられることに繋がるはずだ。


ショックで放心状態になっていたが、友人のおかげで「大ベルセルク展で金を落とす」という目標ができた。


今年9月に大ベルセルク展が無事開催されたら、ガッツマウスパッドと複製原画烙印ピアスを買おうと思う。そのためにいらないものメルカリで売って、給料から天引きする形でささやかながら貯金もすることにした。三浦先生がお亡くなりになられたショックは消えたわけではないが、今から少し楽しみだ。

2021-05-01

国産ストラテジーゲーム今昔

https://anond.hatelabo.jp/20210430101328

近年、俺が良く遊んだ面白かったゲームを並べてみると見事にMade In Japanがない。

(略)

俺はストラテジーゲームシミュレーション好きなので、現在の他のジャンルの事は良く分からない。

「つまらなくなった」以前の問題として、国産ストラテジーゲーム絶滅危惧種であるというのが現状では。

現状の確認

とりあえず4gamer.netタイトル検索( https://www.4gamer.net/script/search/index.php?mode=title )で、ジャンル: "ストラテジー"+特徴/開発地域: "日本"で検索し、発売日順にソートして2018年から2020年までのリリース状況を見てみようず(ちなみに、この条件に当てはまる最も最近ゲームリリース日が2020/12/17なので、2021年は0本。なので実質として直近三年分のリリース状況になる)。

結果がこれ

複数プラットフォームリリースされてるものは一つにまとめている。また、「ストラテジーゲーム定義」は面倒なので、ここではとりあえず「4gamer.netストラテジータグが付いているもの」とする。

感想としては、ほぼほぼナンバリングタイトルと有名タイトルから派生じゃねーか感がある。あと発売元コーエーテクモゲームスセガシステムソフト・アルファーヘビロテ

在りし日の姿

「でもストラテジーゲームっていうジャンルは昔からだいたいこんなもんでしょ?」みたいな人もいるかもしれないので、同じ条件で2001年から2003年までの三年間のリリース状況を見てみようず。

注意点。当時の4gamer.netPCゲーム専門だったので、上のデータと違ってコンシューマゲームについての登録がない。時代時代なのでスマホアプリそもそも存在してないし、ガラケーアプリについても登録は無い。

また、復刻版や廉価版については除外。パワーアップキットなどの追加要素単独発売についても除外。

現在と比べると、リリース数もさることながら発売元シリーズ名もかなり多様性が有ったことが分かる。あと、上に書いたとおりコンシューマゲーム機向けの情報が抜けているので、実際にはもっとリリースされてたはず。

とはいえこの頃が国産ストラテジーゲーム黄金時代だったかと言うとそうでもなく、後にクソゲーオブザイヤー常連となる某社を筆頭にして、DOS時代と比べると技術的にもゲームシステム的にも後退した印象が強い。

某社、DOS時代大戦略シリーズの焼き直しだけじゃなくて、「ブリッツクリーク」で諸兵科連合考慮したシステムを入れたり、「パンツァーカイル」で士気システム部隊編成システムを入れたりとか、「空軍大戦略」で航空戦に特化してみたりとか色々とシステム面でチャレンジしてたのだけれどなあ…

追記
ストラテジーゲーム定義」関連の指摘について

メーカー側が「ストラテジーゲーム」としているのに4gamer.net側は「シミュレーション」としていたりする例や、カジュアル寄りのRTSタワーディフェンス系のゲームが含まれていないなどの指摘について。

指摘自体妥当とは思うけれども、このあたりを深く突っ込んでいくと際限が無いので

ここではとりあえず「4gamer.netストラテジータグが付いているもの」とする。

と敢えて逃げている。定義論争はSFだけで十分だし、ここでやりたいことは網羅ではなく「同じデータソースを使って過去現在の状況を比較してみる」ことなので。

なんで4gamer.netなの?

ゲームタイトルジャンルと開発国で絞り込み出来るのが楽なので。Impress Game watchは古くから記事が残っているという点で非常にありがたいのだけれど、こういう形でタイトルを絞り込む用途には使いづらい。

元増田は「シミュレーション」も好きと書いてるのでそちらも検索に含めるべきでは

このあたりも定義論争になりそうだけれど、「シミュレーション」というジャンル本質的にかなり幅が広くて…

市長視点で市政をシミュレートしたゲーム社長視点経営シミュレートしたゲームパイロット視点で操縦をシミュレートしたゲーム農家視点農場経営シミュレートしたゲーム、神視点生命進化シミュレートしたゲーム魔王視点ダンジョン設営をシミュレートしたゲーム小隊長視点戦闘シミュレートしたゲーム師団長視点戦術シミュレートしたゲーム国家指導者視点戦争シミュレートしたゲーム、蟻視点で蟻の巣をシミュレートしたゲーム普通の人視点アクアリウムの維持をシミュレートしたゲーム、こういうの全部が「シミュレーション」というジャンルに収まってしまうわけで。

でも元増田言及してるゲーム戦争戦闘要素が絡んでくるやつが大部分なので、幅広い「シミュレーション」より、戦争戦闘要素が強い「ストラテジー」で絞り込んだ方が良いなという印象。(といはい4gamer.netの「ストラテジージャンルには戦闘関係ないやつも結構入っているのは確かだしsteamはより大雑把だったりするのだけれど。)

2021-03-30

安倍首相を信じてたのに

安倍さんを信じてた

今頃、日本黄金時代で俺の人生薔薇色なはずだった

韓国中国など滅びている予定だった

2021-02-27

FF14と言う名のオフラインゲーム

諸君、私はFF14が好きだ。

FF14の綺麗なグラフィックが好きだ。

FF14幻想的な風景が好きだ。

FF14システムが好きだ。

FF14の防具が好きだ。

しかし、世の中は非常である

人同士で繋がるためには無数の努力と高いコミュ力必須である

RO黄金時代のようにてきとーに発言して皆が笑って…そんな時代はとうの昔に過ぎた。

2PCを用意てFC(ギルド)を作り、野良地図に参加し呼ばれればダンジョンへ行く。

そう、私のFF14オフラインゲームである

2021-02-22

anond:20210222032813

俺が勝手黄金時代とよんでるサンデー作品から

・一連の藤田作品うしおととらからくりサーカス。そうぼうていはちょっと体力おちてるときつい) 

・一連のゆうきまさみ作品じゃじゃ馬グルーミンUP!、パトレイバー究極超人あ~る

・一連の椎名高志作品(GS美神冒険 絶対可憐チルドレン

・一連の皆川(ARMS D-LIVE)サンデーだよな?

神聖モテモテ王国

 

あとやっぱり高橋留美子全部ですかね とにかく長編を粘り腰でつくりあげる雑誌だとおもってた

長編でもないやつのなかでは「暗号名はBF」がめちゃくちゃ絵がメリハリあってきれいストーリーも好きだった(手塚治虫のメルモちゃん平成バージョンにした感じ)が単行本3巻で連載中断、青年誌にいっちゃったのが残念 持ってないヤツ悔しがれ あれ監修か原作つけてたらARMSなみになったかもしれんぞよ

あああ他の人のトラバみてて思い出したけど

お茶にごす!と結界師も好きだったし河合作品も全部好きだしやっぱ俺あのころサンデー大好きだったわ~

年取っても週刊してるのつらそうだけど頑張ってくださいな先生がた

2021-01-27

この際、緊急政権交代党首交代して蓮舫さんを女性初の首相格上げしたい。

蓮舫さんの危機感自覚責任感をもった国民に伝わるメッセージを聞いてみたい。

それでうまくいかなくなれば立民にはぺんぺん草も生えなくなるし、うまくいけば立民日本黄金時代が来るだろうからそれはそれで良い。

2021-01-15

anond:20210115075520

事件当時ロマン・ポランスキー監督は不在で(映画でもその通り)、犯人たちに襲われていない。

現在も存命で去年も作品を出している。(少し昔の作品だが、戦場のピアニストはかなり話題になった作品

殺されたのは妻で女優シャロン・テートと、友人。

しか殺人犯とは何ら関わりがなく、以前に引っ越した住人と勘違いされて彼女らは殺された。監督らの素性は事件関係がない。

この映画が救ってみせたのは監督ではなくその妻、シャロン・テートだ。

今でも語り継がれる悲劇女優だ。

劇中でも説明される通り、当時売り出し中の女優で、監督の子供を妊娠中だった。

この映画ではシャロン・テートの魅力的な姿が何度も描かれ、しかし最終的にディカプリオが彼女の家に招かれる場面ではインターホン越しでのみ会話し、ディカプリオと同じフレームには映らない。

とても誠実な描写だと思う。

この映画が憎んでいるのはマンソンファミリーだ。

実行犯殺害を指示したチャールズ・マンソンは額に鉤十字タトゥーを入れているが、タランティーノ過去イングロリアス・バスターズで憎きナチの額に鉤十字を刻んだ。(ちなみにこのナチ将校役の俳優ポランスキー監督映画おとなのけんかで主演してる)

そしてイングロリアスバスターズでは「映画を使って」ナチどもを焼き殺したように、この映画でもマンソンの手下を「映画小道具を使って」焼き殺す。

イングロリアスバスターズの隊長は、ブラッド・ピットだった。

1969年は「ロックが死んだ年」ともいわれ、アメリカにとって大きな節目だったことには違いがない。

しか監督タランティーノは「ハリウッド監督」ではないし(アメリカ映画ハリウッド映画ではないのがややこしい)、彼はハリウッドアメリカなどメインストリーム以外の映画も浴びるほど見ていて、それこそ中国香港日本などアジア映画に多大な影響を受けた人間である

デビュー作も香港映画オマージュなくらいだ。

キルビルが急遽テイストの違う二本立てになったのも、チャイニーズオデッセイという香港映画の影響である。(チャイニーズ~は一作目がコメディで、二作目が恋愛もの

(タラオールタイムベスト一位に挙げている続・夕陽のガンマンイタリア産マカロニウェスタンアメリカ映画ではない。ちなみに監督セルジオ・レオーネが撮ったワンスアポアタイムインアメリカも長いけど大変な名作。セルジオ・レオーネ監督の大ファンでもあるし、タイトルからもわかる通りタランティーノはかなり影響を受けている。~インアメリカについては、ラストデニーロの微笑みの解説を見ると、また味わいが増す)

ブルース・リーの話が出てきたが、タラキル・ビルでは死亡遊戯衣装を真似し(何の説明もなく出てくる「カトーマスク」も、グリーンホーネットブルース・リー演じるカトーがつけていたマスクのこと)、主人公ブライドの使う技はブルース・リーワンインチパンチで、必殺技は(ブルース・リーに影響を受けた)北斗の拳の技のようだ。オーレン石井へ敬意を示す闘いは、ドラゴンへの道のチャック・ノリス戦を思い起こさせる。

キルビルで描かれる復讐暴力の虚しさは、燃えよドラゴンブルース・リーが奇妙な泣き顔で表現したのと同じものだ。

そして敵役ビルには、ブルース・リードラマ企画を奪った俳優デヴィッド・キャラダインを配している。

キルビルはある種、ブルース・リーを主演に見立てているのだ。

タランティーノは、そういう監督なのである。ちなみにブルース・リーの主演が叶わなかったドラマ企画が、ちょうどワンス~の時代の頃の出来事でもある。

ちなみに、キルビル前後編になった元ネタチャイニーズオデッセイの主演はチャウ・シンチー少林サッカーが有名)であるが、彼もまたブルース・リーマニアだったりする。(ドラゴン怒りの鉄拳パロディや、少林サッカーカンフーハッスル等、ブルース・リーネタ多し)

少し脱線するが死亡遊戯という映画もまた、「ブルース・リーという俳優の死後に、彼が生きているかのように撮られた」特別作品で、その点がワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッド共通している。

(すでに香港ではスターだったが)ブルース・リーハリウッドでの売り出し中にこの世を去った人なのだ。(ワンス~劇中でシャロン・テート自分映画を見るシーンがあるが、ブルース・リー燃えよドラゴンの公開やそのヒットを目にすることがなかった)

ちなみに作中で喧嘩していたブラピ本人もブルース・リーおたくである。楽しかっただろうなあ。(ファイトクラブでの物真似が彼のアイデアというのは有名)

あとワンス~作中のブルース・リー調子こいてるのは、実際の彼がああいキャラだったためでむしろファンとしては大喜びするポイント。(ブルース・リーの物真似をするときは、顎をしゃくって半目で相手文字通り見下したように眺める。服のセンスも、実際にああいチンピラのようなダサいファッション

何より、タランティーノは「超」がつく映画狂で、大げさではなく映画から人生のすべてを学んだような人間だ。

あらゆる映画を吸収し、現実にはモテないスーパーボンクラだったくせに、(映画から知識だけで)玄人好みの渋い「中年恋愛映画」すら物にしてしま監督である

落ち目だった俳優を「自分が好きだから」という理由で起用し、劇的にカムバックさせたりと、フィクションの力で現実を変えたこともある。

(※ネタバレ注意:この俳優とはジョン・トラボルタのことだが、タランティーノの好きな某映画ではヒロインを救えず、せめて「映画の中だけで生かす」ことを選ぶ。言うまでもなく、ワンス~を思い起こす)

(というよりもともと映画のものが、亡くなった俳優の生きている姿を見られるタイムマシンのような装置なのだろう。そういう評論はよく見る)

そして、前述のイングロリアスバスターズではユダヤ系の、ジャンゴではアフリカ系の観客の心を、荒唐無稽フィクションで熱く揺さぶった。

ヘイトフル・エイトでは差別主義者と黒人和解をそれこそ「フィクション」という小道具を介し、素晴らしい形で描いてみせた。

日本ではネタにされがちなキルビルも実に真面目な女性映画である。「五点掌爆心拳」などという冗談のような技で、男女の歪な恋愛関係を誠実に描いたのだ。この映画では男はみな弱くて使えず、女性は強く逞しい。

タランティーノは「強い女性」を描く監督としても有名だ。殺人鬼変態スタントマンが、女性スタントマンたちにボコボコにされる映画デス・プルーフも撮っている)

タランティーノフィクションの虚しさも当然知っているだろうが、同時にフィクションの力を強く信じている人間でもあるのだ。

虚構の無力さをただ嘆く監督ではないと思う。

(ちなみにデス・プルーフの主演であるゾーイ・ベルキルビルユマ・サーマンの「スタント」をしていた女性で、ワンス~にも出演。例の「ブルース・リーとの喧嘩」で車を壊されたひと。死亡遊戯キルビルワンス~と考えてみても面白い)

(ディカプリオについては、ある種かなり本人に近い役。若手時代から演技力が高かったのに、レヴェナントで受賞するまでアカデミー賞からは長年ずっと無視され、色んな人に揶揄されてきた。アカデミー無視されてきたのはタランティーノも同じ)

もちろんワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッドは、ハリウッドやその他の「アメリカ黄金時代」への郷愁が詰まったお伽噺ではある。

しか元増田は表面的な考えで映画を語っていると思う。

歴史を描いた作品理解するには、ある程度の知識必要だ。

2020-12-06

anond:20201206223108

鬼滅の刃不思議なのは波及効果とか相乗効果が全く見られないことやな

これだけ売れているのに点にしかなっていない

かつての黄金時代みたいなのが来ないんだよ、これがすごく不思議

他のジャンプマンガがよほどつまらないのだろうか

2020-11-26

anond:20191029133940

大雑把にいうと’73年で巨人絶対的時代は終わっちゃってて

80~90年代西武黄金時代10年代後半からソフトバンクが絶好調って感じなのな

売却や新球団設立が乱発していた時期とこの三球団あんまり活躍してなかった時期が重なりそうなのがまた面白い

セリーグが弱すぎる理由

この10年、広島横浜巨人も蛇ににらまれた蛙状態で、明らかにセリーグが弱すぎる。

セリーグが弱いのはDHのせいと言っている奴が目立つけど、一つの背景ではあるだろうけど、なんか違うんじゃないかDH制度採用1975年で、1980ー90年代西武ライオンズ鬼のように強かったけ。それに1992年と93年の西武ヤクルトシリーズとか、DH制度採用から20年経っても対等以上に戦っていたし、西武黄金時代終焉後の2002年までは、逆にセリーグ圧勝するシリーズのほうが多かった。

理由はいろいろあるんだろうけど、もっと単純に、2000年代以降、松坂ダルビッシュ斉藤和巳和田毅田中将大そして大谷翔平といった、その時代日本球界代表する圧倒的にすごい投手ゾロゾロたからじゃないかな。2000年代半ば以降のセリーグ吉見とか内海とか、好投手ではあるけど球界代表するレベルではなく、2010年代になっても、球威の衰えた(もともとあんまりないが)山本昌番長三浦がまだ投げていた。石川パリーグだったら現役を続けていられるかどうか。

あとは巨人阪神人気依存経営改革が足りないとか、球場が狭いとか、いろいろ理由が言われているけど、ドラフトのくじ運という偶然の要素も強いと思う。

2020-11-07

ゲームドキュメンタリー番組 ハイスコア~ゲーム黄金時代~ の感想に対して思ったこ

Netflixアメリカ視点ゲーム番組ハイスコアRPG回へ疑問が投げられていた。

要約すると、ウルティマFFが紹介されたのになんでウィザードリィドラクエが出てないんだって

ドラクエ無視されてFFが紹介されたのは、海外知名度を考えれば当然なので、アメリカ視点ということを考慮すれば不思議じゃない。

本題はウルティマウィザードリィについて。「なんでウルティマだけ紹介されんの?」って反応はウルティマ過小評価しすぎだし、ウィザードリィ神格化しすぎだと思うな。

ウィザードリィ単体で語られることは多々あるが、ウルティマ話題になれば毎回ウィザードリィもセットになる風潮がある。

もっと言えば、ドラクエウルティマウィザードリィパクリっていうマウントのためにウルティマという作品が挙げられることが多い。

日本人UOを除けばウルティマという作品を余りにも知らなすぎでは?と思っちゃう

番組内ではウルティマの与えた影響として、広大な世界表現した2Dマップ、そして四作目の Quest of the Avatar においてゲーム倫理観を持ち込んだことが高く評価されていた。

アメリカ人などは、その点をよく評価し、未だにウルティマ愛好家が多くいて、あっちじゃ不動の地位を得ているゲームに間違いないと思う。GOGで全作配信されているのも大きい。

しか日本では名前こそ上がるものの、作品自体を語っている人はごく少数だし、ほとんどの人がやったことないと思われる。

ウィザードリィ海外事情は詳しくないが、確実に言えるのは日本が一番愛好家の多い国だってことだろう。よくいわれるウィザードリィをやってるのは日本人ぐらいってネタあながち嘘じゃないかも。

ウィザードリィは素晴らしい作品ではあったが、ウルティマを知らない日本人は、コンピューターRPG史へ間違った認識をしてるんじゃないの?

2020-10-21

ここ数年のアニメハイレベルさがようやく世間に伝わったのではないか

表題はすごいざっくりしてるが、言いたいのはつまりそういうことだ。

君の名は。以降、ここ数年アニメ映画が何本も公開されてなかにスマッシュヒットもあった。普段興行収入執拗に調べたりするどっちかというと売りスレ気質の私だが、ここ数年はアニメ映画の異常なまでの質的上昇について言及したくなるほどだった。脚本テーマについては異論の出やすい部分なので言及しないが、作画エフェクト音響劇伴などの要素がほぼ全て異常なまでの完成度の高さだったからだ。

ドラゴンボールfateなどは一級品のアクション映画と言っていい。邦画の実写アクションではもはや映像体験としてアニメに勝つことは不可能だろう。

しかも驚いたのがほとんど全ての映画が異様なほどにハイレベルだ。天気の子プロメア、ヒロアカ海獣の子供日本デジタルアニメーションの黄金時代と言っていい。

今回それが鬼滅の刃でついに世間に解き放たれた。現在日本アニメ映画はもはやこれが標準である日本人に刻まれた。

はてさて、次の大物アニメ映画は一体どんな結末を迎えるやら。

2020-10-19

anond:20201019021425

「結局は子供ウケなのか?」そうだと思うよ。

アニメしか見てないので原作自体が実際どれほどのものだったのか知らんけど、自分が見た限りでは、中の上くらいの作品だと思う。悪くはないけど飛びぬけた出来でもない。それがなんで桁外れのヒット作になったか?というと結局「子供向け」だったから(+それなりの水準)という以外にないと思う。

漫画誌はいったん上がった読者年齢を下げることが難しいとよく言われる。ジャンプ自体読まなくなって久しいので、実際のところは分からんが、他誌含め、そもそもあのレベルの子供向け漫画自体がなくなってたんじゃないか?要するに幼児誌とヤングアダルトの間のつなぎになるくらいの作品が。

潜在需要があるのに、それを満たしてくれる商品がない市場は、適切な商品が現れたとき一気にインフレする。これがあらゆる原因不明の大ヒットの真相じゃないだろうか?

こういう場合作品自体が必ずしも、ずば抜けて優れているわけではない。すると需要が満たされた瞬間あっと言う間に人気は落ち着くことになる。例えば、アニメだと『おそ松さん』とかがそう。作品自体の水準はたいして変わってない(あるいは些細な差しかない)のに、2期以降の人気は急激に鎮静化した。『妖怪ウォッチ』も似たようなもの

でも、やはり『鬼滅』に限ってはそれなりに人気は継続するかもしれない。理由は全く同じで、他にないから。子供にささる商品を生むのはとても難しい。例えば『キン肉マン』をなんらかのセオリーよって生み出せるだろうか?黄金時代ならともかく、今のジャンプ編集部にそういったものを選ぶ能力があるだろうか(『進撃の巨人』はここで蹴られたのだよね)?そもそもそんな新人漫画家がいるだろうか?日本のような類例のない少子化社会で。

2020-10-14

anond:20201013191741

そうなんだよな。

あの頃のエロゲには「伝説」が宿っていた。

伝説という言葉は、伝わるという単語が入っているように、人伝で流れてくるものだった。

ネット接続したての仲間内ちょっと面白いことを書いてる人がいると話題になった個人ブログ、怪しい奴らが集うという掲示板、そういう文化情報が行き交うニュース個人サイト

そういった界隈で、「これは凄い」という噂が流れては来るが、実態がよく分からん存在だったのが「エロゲ」だったんだ。

エロゲ」を伝聞でしか知らなかった背景には、売ってない・買うのが恥ずかしい・そもそも未成年PCは親しか持ってない・オタク差別がまだまだ強かった、といった多くの理由があった。

まだまだ通信販売についてもどこか皆が距離をおいていた時代割れツール情報もあまり出回ってなかった時代に置いて、「エロゲ」は「伝説」の中に存在するゲームだった。

膨らみゆく期待はあるが、たかだかエッチな絵がついてるだけの紙芝居、それもバグで下手すりゃHDDをぶっ壊すような粗悪品が混ざっているものを買うのには勇気必要だった。

だが、少しずつCD違法コピーP2Pといった割れ技術が浸透し、同時にオタク趣味社会で許される風潮が形成されだしたことで、「伝説」が「現実」へと変わりだす。

そうして黄金期が始まったんだよな。

技術進歩文化的な偏見によってエロゲに対して膨らんだ期待値が塞き止められていた時代があって、それが開放されたことで爆発的な流れが誕生してんだ。

なんでエロゲが衰退したのかって言われることがあるが、これはもうエロゲ黄金時代を迎えた理由が「溜め込まれ期待値の爆発」であったことを考えれば当たり前なんだな。

もはやエロゲは身近になりすぎて、個人用のスマートフォン適当クレカ登録してポチっとすれば買えちゃうわけだよ。

これではフラストレーションも溜め込まれないし「伝説だってまれないわな。

ぶっちゃけVRVtuberについても同じような側面はあると思う。

技術的な成約と偏見によって塞き止められていたものが開放されたことによる爆発だ。

つうか、全てのブームがそうなのかも知れんな。

その辺は俺は詳しくないので詳しい人が語ってくれー

anond:20201014002522

もう100万円分の輝くエロゲー黄金時代の思い出がその胸にあるだろ、フフッ

これからエロゲーよろしくね!

2020-10-13

昔のFFナンバリングはヤバかった。どうヤバかったのか教えたるわ。

わいはこの記事元増田や。

https://anond.hatelabo.jp/20201013101726

6から初代まではさすがに最近やないやろとはしょった。すまんな。

とはいえ、昔のFFナンバリングはヤバかった。どうヤバかったのかまとめていこうと思う。

6はまじヤバい。まず値段がヤバい。定価1万1400円。シーズンパスとか付いてない。ドットヤバい。最高級のドット打ちだ。ゲームドットクオリティでいうと国宝レベル主人公が固定されてなくてプレイヤーそれぞれ思い入れのあるキャラが違う、多様性ある意味でもヤバい。この作品から剣と魔法だけじゃなくて機械や銃とかガンガン出てくるようになる。純粋ファンタジーでなくてもいいよなとFFらしさを方向付けたような作品

5はジョブシステムヤバい。後続の作品でも5のジョブシステムをマジ超えられてない。モノマネとか乱れ打ちとか青魔法とか全部ここが初見。あとラスボスエクスデス知名度がマジヤバい時間が経っとるから遊んでない人も多いのにめちゃくちゃ知られとる。歴代で一番有名なFFラスボスだと思う。ファファファ!

4が音楽がマジヤバいファミコンイメージが抜けてないところに重厚音楽脳味噌直撃する。オープニングから赤い翼の重厚音楽がどうだスーファミすごいだろ!期待していいぞ!と黄金時代を告げる。舞台ヤバい。地上、地下となってスケールはぁすっごいなあと思ったところに月だ。月の静寂感もヤバい音楽で月!って感じを訴えてくる。とにかく4は音楽ヤバい

3はクリスタルヤバいクリスタルはだいたいFFにはある。だけど、ここのクリスタルが一番ヤバい。それがクリスタルタワー。全部キンキラキンに光っとる。意味わからんクリスタルのタワーである必要が全くわからん。とにかくラストダンジョンだと視覚的な格を見せつけてくる。このクリスタルタワーの何が一番ヤバいかというと休憩できるところが正攻法では一切ない。裏技使わんとセーブポイントも休憩ポイントもない。まともにやったらしんどくてたまら鬼畜ダンジョン

2はシステムガラッと変えてくるのがヤバい。成長システムレベルアップや経験値じゃない。実際に行動したアクションに則って対応したステータスが上がる。ロマサガ前身となったシステム。1で成功したのに2ではシステムをガラッと変えてくる大胆さがヤバいブラッドソードヤバいラスボスも一撃で倒せる。あんまりにヤバかったのでリメイクでは弱体化されたり、入手できる場所が変えられたりしとる。FFナンバリングで最強の武器は2のブラッドソード

1はストーリーヤバい。昔の作品からしたことないだろと思って甘く見てるとマジヤバい意表ドンと突かれる。歴代FFナンバリングで一番ビックリした覚えがある。昔の作品なのにインパクトがめちゃくちゃある。そりゃこんな作品の続編やったら買って遊びたくなるよなと納得するインパクトがある。

さすがに1から6やってない人も多いから、あんまり昔の話してもしょうがいか懐古厨と思われるからやめとこかなと思ったけど、昔のFFナンバリングのヤバさが伝わってくれたら嬉しい。

2020-09-14

anond:20200913215007

釣りだろうなー。だけど、垣間見える悲しいお話

かつてはIT先進国だった日本黄金時代最前線バリバリやってた親父の背中見て育ってっから今の日本IT業界凋落は本気でムカつくってずっと思ってる、理由日本人のIT離れっつーか旧来的な思考思想のせいだとマジで思う、彼女がそういう世界人間だとは信じたくなかったって言うのもあるんだろうな。

2020-08-22

anond:20200822212435

違うお前の誕生でかっこいいじゃん

がむしゃらに働いてた頃のお前はお前の中で一つの黄金時代を築いたんだろ?

だったら今度は違う形で黄金時代を作ってみろ

そしたら二つの黄金時代を築いた男になり人間に深みが出るぞ

それに本質的には真面目なお前は変わってない

2020-05-06

少年ジャンプがつまらなくなって悲しい

待て。話せば分かる。

老害

>今も昔もジャンプ楽しいですよ。

ターゲットから外れたな

卒業おめでとう

年寄りジャンプ離れ

ジャンプがつまらなくなったんじゃなくてお前がつまらなくなっただけ

分かってる。

分かってるんだが逆に聞きたい。

今のジャンプの何が楽しい

こんなこと言ってるが自分はまだジャンプで読んでる連載がいくつかある。

だがそれも年々減少し続けてる。

単純な理由は「新連載がつまらない」。

どれもこれもバトル漫画ばっかり。

バトル漫画の中でも能力モノばかり。

絵もお世辞にも上手いと言えない。

もつまらない。

なぜ編集部はこんなのを連載しようと思ったのか?

バトル漫画ばかり載せてるのになぜどれもこれもつまら打ち切りばかりなのか?

担当者ちゃんと一緒にネームを考えているのか?

そういった疑問が沸々と湧き上がる。

ちゃんと1本1本どれを連載させるのか会議してるんだよね?

それでこの面白さなの?

もし週刊少年ジャンプに才能が集まらないとしたらそれは今のジャンプカラーのせいだと思う。

人気がなければ即打ち切り

独創的なアイデアネーム進撃の巨人のように門前払い

これは負け惜しみジャンプでは伸びなかったというやつがいるが、それが今の少年ジャンプ衰退を物語っている。

黄金時代ジャンプギャグ恋愛、バトル、推理時代劇リアル物と様々なジャンルが連載されていた。

今の編集部のような方針ではとても集まらないような人材だ。

もちろんアクタージュのようなものも取り入れて入るが、これだって特殊能力バトルの形を変えたものに過ぎない。

正直こち亀の連載が終わった時点でジャンプジャンプとして終わったと思っている。

話が散らかったが、要するに編集部はどうすれば優秀な人材が集まるのかをまず真剣に考えてほしい。

有望な新人第一志望にしない理由と見つけられずに取りこぼす理由をよく考えてほしい。

それは完全に作家陣のせいではなくて編集部のせいだ。

普通企業ならリクルート採用後の離職率の高さを問題視する。

ところが漫画業界では打ち切られても実力が無かったとどこか他人事だ。

それなら連載などさせるな!!!

編集部がこいつは売れるかも、と思ったやつだけ連載しろ

撃てば当たる時代は終わったんだよ!!

ちゃん作家1人と向き合ってどう育てるかを編集部全体で考えろよ。

それがお前らの仕事だろうが。

出版業界全体は斜陽かもしれんが業界No.1集英社落ちこぼれるかどうかは、編集部お前ら次第だぞ。

もし廃業したりリストラにあったら、それこそお前らのいう実力が無かったってことだ。

危機感を持ってくれ。

才能を見つける努力もっとしろ

あの時の熱いジャンプに戻ってくれ。

鬼滅の刃も終わる。

これから編集部、お前らの実力が試されてるんだぞ。

プロとしてちゃんと働いてくれ。

もう一度俺の少年に夢を届けてくれ。

頼んだぞ。

PS

長期連載陣はもう別雑誌に移すのはどうだろうか?ジョジョがそうしたように。

ワンピースとか今の小学生は追いかけられない。

こち亀のような1話完結式のもの以外は長期連載陣用の雑誌を新たに作るべきだ。

長期連載漫画の人気を手放せないせいでジャンプという雑誌新陳代謝機能不全を起こしている。

新人を育てて連載させる、中堅から看板へ、看板が長期連載になったタイミングで長期連載陣ようの雑誌移籍

こうすれば小学生新規おっさんも全員が楽しめる体制になるではないか

2020-04-11

コードドラゴンブラッド

パソコンネットゲーム黄金時代経験目線の話。

グラフィックブレイドアンドソウル寄りでオシャレな衣装が多い。

しか無課金で手に入るし染色システムは他にない程自由カスタマイズ出来る、ただし金の力で。

でも大切な戦闘システムはよくあるスマホゲームだ。

だが昔よくあったβテスト正式サービス直後のお祭り騒ぎを味わうには丁度良い。

久々にあの空気を味わえた身としてはもう暫く続ける予定だ。

2020-02-08

anond:20200208230545

また昭和49年から日本出生率は下がっているが、そこから日本経済的黄金時代を迎えたのは誰もが知るところである

・・・

団塊が働き盛りで団塊ジュニアが成長したころがJAPAN AS NUMBER ONEだろ。

文化経済社会全てにおいて。

あほか。

あほな文は匿名で書いたらだめよ。

ゆとりくん。

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