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2024-03-08

大阪地裁で見た刑事事件物理証拠なしで強姦扱いになった

事件概要

詐欺罪と監護者性交

スマホ分割支払中に飛んで転売して儲けるなどしていた

また義理の娘にフェラやペッティングを強いていた

詐欺証拠あるが、娘への性的虐待は全て証拠なし

検査では娘は膣性交経験はないとわかっている

性的虐待は物的証拠はないものの、娘の証言真実性ありとして有罪

(当時のメモを紛失したためうろ覚え

家族構成

A 上2人の子とは血縁ないが下1の実父? 60代ぐらい。別にイケメンではなく細身で背が低い。生活保護受給無職

B Aより20歳ぐらい若い。A逮捕後に自殺

長女 中学生だが通っておらず制服も買ってない。Aに性的虐待されたと主張

長男 小学校高学年だが通っていない。性的虐待について知らない

次男 未就学児ぐらい? 性的虐待について知らない。Aを慕って釈放を強く希望

更に下にもう一人子供いる?

経緯

Aは過去に二回結婚したことがあり、一つ前の妻との間には子供もできたが親権を取られ会わせてももらえない

中卒だか高卒だかで働かず適当にやってるAに対し、前妻は大卒ちゃんとしていたので性格が合わなかったとのこと

Aは、同世代の友人に相談があると言われ大阪へ行く

その友人の娘が、後に三番目の妻となるBである

Bは当時既婚で子供がいたが、旦那DVされて逃げたいと相談してきた

九州なり北海道なり遠くへ逃げるようAはアドバイス

その後、北海道シングルマザーをするようになったBが自殺未遂して、Aが呼び出される

一人で子供を育てるのが不安、幼少期から知っていたAのことが好きだったとBは告白し、男女の関係

AはBの連れ子も受け入れた。会わせてもらえない実子への未練があったので、子煩悩だったという

でも働くことはせず、一家大阪へ戻って生活保護を受けるようになった

北海道に逃げる前からDVから逃げて借宿転々としていたので子供たちは全員学校に通っていなかった

大阪に戻ってきてから通わせようとしたが、今までまともに通っていなかったので浮いており馴染めないため行かなくなった

家の中にwifi飛ばしているので、子どもたちはスマホをいじるなどして時間を潰していた

Bは息子たちには普通対応だったが、長女にだけご飯を用意しなかったり、いないもののように扱った

なんでも、長女は5歳の時に弟である長男自分性器を舐めさせていたという

Bはそれを見て以来、長女のことが気持ち悪くて仕方がなく、Aと長女の接近もひどく嫌がった

だがBに育児放棄されているからこそ長女はAを慕い、Aも長女をことさら可愛がった

Aの弁護士は「長女は5歳の時からそのような異常行動を取る子供で虚言癖もひどい」と主張し、

検察と長女を保護してる団体の人は「幼児の頃の話ですよね?」と返していた

長女の虚言癖について、整体院?だかの人が証言する

ある時、長女が「知らない男の人に追われている!」と言って整体院に逃げ込んできた

不審者が外にいるかも知れないから怖い、泊めてほしいと言ってきた

家が併設されてるような個人の院らしいが、長女は顔見知りとはいえいきなり泊めることはできない

警察通報しようか、お家の人を呼ぼうか、と提案すると長女は「じゃあいいです」と外に出るのを怖がっていたはずなのに普通に帰っていった

そのことはABの知るところとなった

また別の時、次男が高熱を出して病院入院することになった

見舞いに一家で来ていたら、長女は「頭が痛くて歩けない、病室に泊まらせて」と言い出した

Bも次男心配なので付き添いで泊まりたいと行ったら、「じゃあいい」と長女は普通に歩いて帰った

「頭が痛い」というのを長女はしょっちゅう言っていたが、病院に行かせてもなにもなく、常習的な虚言癖であるという

Aによれば、Aは長女に性的ことなどなにもしていないが、長女から誘ってくることがあったという

小遣い稼ぎのためにAが遠征した際に、長女は同行し、「お母さんは怖い、Aさんに味方になってほしい。Aさんの女にしてほしい」と言ってきたという

長女は学校いかずに無料割れ漫画など読んでおり、子供が見るものではない性的漫画を見ていることもよくあった

気づいたら叱ってはいたが、隠れて読むだけだろうし長女は変に性的知識が多くあった

Aは性犯罪などしていないが、長女は漫画の影響でありもしないことをでっちあげていると主張した

長女は別室から音声のみで尋問を受けた

Aは長女が小5ぐらいから体をさわってくるようになったという

長女の方から誘ったことはないと主張

Bには物心付く前から嫌われているし弟たちも幼いし、周囲に他に大人もいなくて誰にも相談できなかった

襖を隔てて隣に弟がいる部屋でフェラ強要されてもう人生が終わったと思った

その後もまたフェラをさせられて、このままもっとひどくなっていくと危惧した

詐欺証拠も持って弟たちを連れて交番に行って告発した

Aをずっと刑務所に入れて自分や弟たちに関わらせないようにしてほしい

Aは詐欺は認めたが、性犯罪はしていないと主張

子供たちの環境が悪かったのは認めるところで、詐欺だけだと数年で出てくるから、長く入れるために性犯罪も加えようとでっちあげたのではないか

長女の体には性犯罪の物的証拠はなにもなく、元からの虚言癖と漫画知識が合わさればリアリティのある嘘もつける

詐欺は罪だが、詐欺で儲けた金で子供に物を買ってあげるなど一貫して子供好きであり

Bのことを愛していたので、Bを裏切るようなことやBを自殺に追い込むような性犯罪絶対にしないという

次男がABの不在を悲しんで泣き暮らしているとの報告があり心を痛めているので、早く家族で暮らせるようにしてほしい

長女の虚言も許し和解したい

結果、長女の発言矛盾がなく一貫性があるため、物的証拠はないが監護者性交が認められ、Aは10年くらい刑務所行き

2024-03-07

霜月るな氏ポスト週刊文春記事差異について

霜月るな氏によるX(旧Twitter)へのポストが「飲み会参加セクシー女優松本人志巡る週刊誌報道内容を否定(日刊スポーツ)」と話題になっている。

では、実際、どの程度、週刊誌報道否定しているのか。実際の記事比較してみた。

霜月氏のポストは、3/3のポスト3/7のポストから引用した。週刊文春記事は、2/15号電子版を引用した。

  霜月るな氏 J子さん(週刊文春2/15号)
たむけんさんがグラビアアイドル飲み会に誘ったと書いてありますがあれは違います。私の友達なので私が誘いました。 たむらと仕事を通じて面識を持った彼女は、十六年夏、「VIPと飲もう」と誘いを受けた。
事前に松本さんとの飲み会とも聞いていました。
(記述なし) 相手松本さんとは知らされず」
そして携帯没収なんて言われてもないし携帯の利用を禁止。という発言なんてなかったです。 「部屋に足を踏み入れたJ子さんがスマホを手に取ったところ、田村が間髪入れずに制止する。「彼は『自撮りあかんで!』と忠告してきました。(略)それ以降、スマホを触ってはいけない雰囲気になった」
あと、たむけんタイムなんてありませんでした。笑笑 「そこでたむらさんが『お開きにしましょうか』と言ったので、私たち彼女(※銀行員2人のうち1人)を置いて部屋から退散したのです」
部屋飲みと知っていたら絶対に付いていかなかった。と書いてありましたが。それも嘘です。なぜなら、私は事前にJ子さんにリッツカールトン飲み会やけど大丈夫かな?っと事前に聞いてます。それもJ子さんからOKもらってましたし。 飲み会場所も教えてくれない。ザ・リッツ・カールトン大阪で飲むことは当日LINEで送られてきましたが、私はホテル内のレストランで会食するものだと思ってた」

いかがだろうか。

全体として、霜月氏は、記事に書かれていないことを否定しているように見える。

④「携帯没収」「携帯の利用を禁止」や⑤「たむけんタイム」という発言は、週刊文春には無い。

さらに、⑥については、「事前にカールトンで飲むと連絡した」という点は一致していて、J子さんの証言信憑性を高めている。

③の「J子さんが相手松本人志だと知らなかった」件については、②で「霜月氏は知っていた」と言うだけで、否定できていない。(J子さんを誘ったのが霜月氏なら、霜月氏本人が告げたはずである)

唯一、明確な相違点は、①の「J子さんを誘ったのが霜月氏かたむら氏か」だけである

この点にしても、J子さんが霜月氏をたむら氏のメッセンジャーと見なしていたなら、そういう認識になる可能性はある。

全体として、事実関係について、霜月氏の描写週刊文春記事矛盾は無い。

少なくとも、橋下徹が言うような「週刊文春の取材不足、すなわち真実相当性を否定する重要な証拠になる」ものではないだろう。

anond:20240307225143

ジャニーが「彼たちはうそ証言をしたということを、僕は明確には言い難いです」って言ったから性加害の認定になったんじゃないの?

前提条件とジャニーズの事例を見る限りでは今回の報道名誉毀損違法性阻却事由を満たしているようには思えないのだが。

法律に詳しい増田誰か教えてよ。

3/8は国際女性デーということで、女性管理職特有罰ゲームについて

書かせてほしい。

みんなうっすらわかっていることだと思うのだが、ここ最近ホッテントリの流れも踏まえて、言語化してみようと思う次第です。

まず、目についたのはこの記事

「なぜ女性は昇進できない」を解明した川崎市職員にたっぷり聞いた 「軽視される仕事」と「形状記憶合金」:東京新聞 TOKYO Web

この記事の方が言いたいことにはおおむね共感しているのだが、もう少し踏み込んで、「罰ゲーム」と化している点について、愚痴を言わせてほしい。


上記記事では、女性管理職が、社内(庁舎内)で軽視されがちな職場に配置されることについて書かれているのだが、そのような職場に配置されるのは、なにも女性管理職だけではなく、「配慮必要な人」も配置されるのだ。

配慮必要な人」とはどんな人かというと、

育児理由で短時間

メンタル理由残業制限あり

・単にコミュニケーションが下手な人

などである

で、女性管理職にはそれらの人に対する「配慮」が期待される。ここが女性管理職特有罰ゲーム

子供が熱を出して急に休んでもOKで、残業しなくてもよく、お客様対峙しないので失礼なことをするような機会がないような職場に配置されるのが、最近女性管理職の配置パター

ンであり、そこまで踏み込んで書かれていないのは、これが流石に新聞記事で、敵を増やしたくはないと思われているからではないかと、勝手邪推している。

そして、ここからが私の実体験に基づく愚痴なのだが、時短ママについては、急に休まれた分の仕事管理者実施しているのが実態ではある。ただ、そこは罰ゲームというほどの精神負担ではない。管理者時間外をして処理することで解決するので。

それよりも、メンタルとかコミュニケーション問題がある人の方が問題で、ちょっと何かあるとすぐに「ハラスメントだ」とお上に訴えるのである言葉を選ばなければ、「モンスター社員」というやつ。

こちらとしては、配慮はしているが、ハラスメントに及んだ覚えはない。

実際のところ、周囲の人の証言によって、ハラスメントの訴えは却下されるか、流されて終わることがほとんどである

だが、訴えられたこちら側としては、それでは解決していない。

そもそも訴えられた時点で精神的に負担であるばかりでなく、一番困るのが、次の対処策がないことである

本人はハラスメントを受けたと認識しているので、当然、その後の上司とのコミュニケーションに支障が生じる。

指示は聞かないし(届かないし)、仕事への意欲はさらに減退している。

じゃあ異動させればいいじゃないの、となると思うのだが、そういう人たちは、すでに何度も異動を繰り返していて異動先がないか女性管理者のいる職場巡回するかなので、問題のある社員を抱える女性管理者は増えはするけど、減りはしない、というところだ。

さらに、この状態を上位の管理者から見たとき、「女性管理職からうまく配慮してくれると思ったんだけどねぇ」となれば、まだいい方で、一番言われがちなのは、「あの女性管理職キツイ性格だと思っていたんだ(何しろ女性管理職になったんだからな)」というやつである独身女性ならば、まず言われるのは後者になる。


日本に「女性のリーダー」が生まれない深刻理由 「女性に意欲がない」というのは本当なのか | 「コミュ力」は鍛えられる! | 東洋経済オンライン

記事「『怒りながら叫ぶ女』はどうして嫌われるのか」でも詳述したが、女性リーダーコミュニケーションは極めてハードルが高い。

リーダーシップには、competence(有能さ)と、warmth/likeability(温かみ/好感度)の2つの座標軸があり、この2つが高い人が優れたリーダーということになるが、男性場合、「有能」であれば、「温かみや好感度」についてはさほどなくても許されてしまうところがある。多少、冷たい印象で、好感度は低くても、それは冷静さや決断力と解釈され、さほどのマイナス要因にはならないのだ。

一方で、女性リーダーにとって「温かみや好感度」の欠落は致命的だ。「冷たい」印象の女は「怒っている」と捉えられやすく、批判を浴びやすい。トランプ大統領がどんなに人をバカにしたような横柄なコミュニケーションをしようが問題にならないが、ヒラリー・クリントンが声を上げて叫べば、「ヒステリックだ」とバッシングにあう。

男性のように強く出ようとすると、女性制裁を受ける。イエール大学研究では、自己主張をよくする男性CEOは、しないCEOより「仕事ができる」と評価される率が10%高かったが、よく自己主張をする女性CEOは、しない女性CEOより14%評価が低かったのだそうだ。 』

このあたりが女性管理職特有の第二の罰ゲームでしょうか。


元の東京新聞記事の内容に戻ると、「長時間勤務ができて、拒否しない女性」が管理者になるというのは至極納得で、普通に考えれば、主張しないと管理者になれないというロジックになりそうなものだが、実際のところは、女性管理者に求められているのは、あくまで「怒ったりせず包容力があり、24時間365日配慮が必要社員のために働くママなのだ

無理です。

子どもがいる人なら時間的な制約がまずあって無理だし、子無しや独身にそんな豊かな母性を期待されるのもおかしい。

滅私奉公できる人が昇進する、というのは、長時間労働と昇進の相関関係において男女で違いがないことから男性でも同じ要件になってくるのだろうが、

女性さらにそこに、罰ゲーム職場に配置され、「細やかな配慮」とやらを求められ、配慮しているのに部下にたびたび訴えられ、さらに主張すれば嫌われるときているのだから、昇進しても中間管理職まりになるのは当たり前で、管理職になることを希望する女性が増えるわけがないだろう、というのが、女性管理職歴約15年の感想である

この本は読んでないけど、もし続編を書くことがあったら、女性管理職特有罰ゲームについても統計的アプローチで切り込んでいただければ嬉しい。そしたら買います

罰ゲーム化する管理職


それで、実はこれは退職エントリであり、特に昇進欲なんて無かったけど、もうこれ以上、何に配慮したらいいのかわからないような配慮を求められるのはウンザリなので、辞めることにしました。

趣味もなく(時間もなく)、NISAなどが始まる前からコツコツ積み立てもしており、ここ最近の株高で、さら退職金を入れれば、金融資産が大台に乗ったのもあって。

もともと贅沢しない生活から年金もらうまでのあと10年15年はきっと大丈夫でしょう。

現代は、独身女性が、女性管理職特有罰ゲームに15年耐え抜けば、一人で慎ましく暮らしていけるという自由を与えてくれました。


国際女性デー万歳

anond:20240307061207

そういや知り合いがまっちゃん報道証拠がない!嘘!と断定しつつ、プラマイ岩橋告発は絶賛してたわ

岩橋の話だって本人が必死に訴えているだけで、物証は残っていないし、警察被害届は出してないやんけ

それも嘘つき!起きなかった!証拠がない!で一貫しとけよ なんならあっちは一人の証言のみやぞ

「文春が刑事上の証拠はないと認めた、松本氏の件はデマ」と話題だが

過去に似た流れがあったことを、世間は忘れているのではないかと思う。

1999年週刊文春は元ジュニア達による性被害告発を、大々的に報道した。ジャニー氏と事務所名誉毀損訴訟を起こすが、東京高裁2002年に性加害の真実性を認める判決を下した。重要なのは裁判少年たちへの「性加害の真実性が認められた」にも関わらず、ジャニー喜多川氏は逮捕されることなく、刑事責任を問われることもなかったという事実だ。

刑事責任を問う」には、被害者が児童であれば直後に加害者の精液等を採取して被害届を出したり、加害者自ら暴行の様子を撮影して映像を保管していたなど、よほどの直接的証拠が残らなければ難しい。文春のA子さんのケースのように、事前にスマホを取り上げられて密室暴行をされたという流れが事実であれば、そもそも物的証拠は残りようがない。

これに限らず多くの性犯罪がそうで、密室内で行われる暴行は、そもそも物的証拠が非常に残りにくい。そのため警察性犯罪被害届は門前払いにしたがる。被害者は精神状態麻痺しており、トラウマのものを扱う聴取裁判に耐えうる人は少ない。結果として、人が人に重い精神障害を負わせるような暴行が起きたとしても、日本では殆どは裁かれることなく野放しになる。刑事事件として被害が認めらるハードルは非常に高い。

文春編集局長の「刑事事件として起訴するための証拠はない」という発言を「今になって証拠がなかったと認めた、デマ記事だった」とするのは単なるミスリードだし、時期尚早だとも思う。民事裁判では状況が異なる。刑事事件として扱うための物的証拠はない=暴行はなかった ではなく、単に証拠不十分で不起訴になるだろうということだ。

先に挙げたジャニーズの裁判のように、刑事事件としての物的証拠がなくとも(そもそも残りようがないが)、民事では、証言状況証拠重要視される。双方の主張をつきあわせて矛盾がないか調べ、状況証拠を照らし合わせ、時間をかけて真偽を問うことになる。このとき、もしも報道通りだとしたら、裏付けはそれなりに出せるはずだ。被害を訴える人々の、事件があったとされる日以降の精神科への通院歴、LINE等で友人や家族被害について相談していた電磁的記録、これらを時を遡って捏造することは難しい。(性的サービスのない)マッサージ店における暴行の件であれば、松本氏に性的要求をされ即退職したという店員出禁になったにも関わらず翌日に偽名で来店した松本氏に腕力で頭を押さえつけられ暴行を受けたとされる店員複数店員が当時その場で対応している。第三者を含めた証人や、状況証拠はそれなりに揃っているはずだ。

刑事事件としての起訴はもとより無理であって、これから民事裁判真実性が問われるだけの話だと思う。注意点として日本法律では、内容が真実であっても名誉毀損は成立する。報道内容について「過度に侮辱的な表現がある」「社会的ダメージが大きい」「報道公益性がない」などを争点にすれば、加害が真実であるかは問わず松本氏に勝算はある。だからこそ訴訟を起こしたのだろうとも思うが。

そのとき世間は「週刊誌が負けて賠償金を払った」というタイトルしか読まないだろうし、「無実だった」という印象を世間に与えることができる。園子温監督のケースでは、訴訟相手週刊誌和解し「事実と異なる内容で、全文削除させた」と強気の表明をしたが、そもそも被害を訴えていた女優さんは自死されていて、真偽は不明のままだ。そうやって何もかもがうやむやになり、忘れられ、また性犯罪告発があれば、とりあえず疑って全力で叩くことから始める。(いじめパワハラ告発ではそうはならない、ずっと冷静に話を聞く)建前はどうあれ、性加害の欲求を持つ人が大勢いることを本当は知りながら。

どれだけの人が似たような訴えを起こしても、世間は冷静に耳を傾けることなく、永久に同じことを焼き直し続けるのだと思う。


その他、ネット世論に思うこと。

「なぜ警察に行かなかったのか、なぜ週刊誌でいうのか」

法務省実施した性犯罪調査によると、警察被害届を受理した事件数は、推定被害者数の4.71%しかない。性犯罪に遭った人は、直後は否認麻痺状態に陥り、すぐに行動できる人は非常に少ない。例えるなら、全身を轢かれて重体になった人に対して「すぐに自力で立ち上がって動けないのはおかしい」と非難しているようなことに近い。PTSDを負えば、一生涯精神科に通院しかねない深刻な後遺症が残るのが、性犯罪だ。警察聴取裁判に耐えうる人は少ない。トラウマを受けた人は加害者への恐怖心が非常に強く、再加害の危険本能的に回避しようとする。どうにか勇気を出して警察に行っても「証拠がないので難しい」と、被害届をつっぱねられるケースも多い。一言でいうと当人精神状態環境が整っていない。

相手日本全国で名が知られ、ファン大勢いる人であれば、なおさら警察被害届を出せないだろうと思う。ジャニー当事者の会では、激しい誹謗中傷を浴びた男性自死している。最高峰弁護士を雇える権力者と、法廷一般人対峙できるものだろうか?ただでさえボロボロ状態で。ずっと時間が経ち、(優秀な弁護士を雇うことのできる)大きな週刊誌後ろ盾があり、かつ他にも同様の被害を訴える人が多いと知らされて、やっと世間被害告発をできるようになる心理は、同じ立場に立ったら本当は理解できるはずだと思う。当時泣き寝入り選択したこと非難し、そのため虚偽であると決めつけるのはあまりにも理不尽だと思う。

「のこのこホテルに行った方が悪い」

立場上下関係がなく、最初から二人でホテルに行こうと提案されていたなら、あるいはそうかもしれないしか新人立場で「失礼があればこの界隈で歩けなくなる」と事前に脅され、複数の男女の飲み会を「VIPを招いたので、週刊誌対策ホテルの部屋飲みに変更しますね」と当日になってLINEで通知された流れが事実だとしたら、かなり話が違う。その「飲み会」の趣旨が明確でない上に、意思決定をする時間を十分に与えられておらず、芸能界の強固な上下関係からキャンセルしづらい立場に置かれている。

ちなみにこれは不同意性交等罪の構成要件ひとつ経済的又は社会的関係上の地位に基づく影響力によって、受ける不利益を憂慮させること又はそれを憂慮していること」に当たるが、法律は時を遡って適用されないため、今回の件では問うことができない。単に相手立場の弱さにつけこんではいけないという話だ。

スマホを持った馬乗り写真がある、スマホ没収されていないという証言がある」

女性スマホを持って松本氏にまたがる写真は、性加害を告発された飲み会とは別の飲み会真逆の印象を与える写真で、ミスリードされている。セクシー女優霜月るな氏が「記事にあるギャルは私だと思いますが出鱈目です、楽しい飲み会でした」と主張したのも大阪の異なる飲み会。ちなみにこの方は女性を集めるアテンド役をしたと自ら書き、1月14日時点で「松本さんがいないテレビ面白くない、喜んで参加したくせに。告発者はビッチ」といった内容をSNS投稿している。

週刊誌正義じゃない、デマだらけ」

デマも多いが、真実告発した記事も多い。その記事を扱う記者編集長によって異なる。週刊誌正義でも悪でもなく、単なる媒体だと思う。

一方的な言い分を鵜呑みにして、冤罪を生むべきではない」

もっともだが、そもそも松本氏は逮捕されていない。告発を信じるも信じないも、世論割れている。同じような被害を訴える人が沢山いるというだけの状況だ。松本氏は「事実無根である」として名誉毀損訴訟を提起しており、言い分は一方的でもない。片方の主張を鵜呑みにするべきではないが「とりあえず話を聞く」ということをせずに、頭から否定して告発者を叩くことが(日本では)性犯罪においてはお決まりの流れになっているように感じる。伊藤詩織氏、ジャニーズの件でも、ネット胡散臭い冤罪だと主張しては熾烈なバッシングを繰り広げたが、最終的に被害を認める判決が出ている。

2024-03-06

anond:20240306154414

依拠性がない事の立証手段は色々と考えられると思ってる。

裁判証拠として学習データを公開する必要はほぼないんじゃないか。というか逆に学習データを公開させても原告側や裁判所が膨大のデータを調べるとかも不可能だと思うし、

シンプルには学習データに含まれないと証明することさえできればいいので、例えばAdobe FirefyとかはAdobe権利関係クリアにした画像を使っていると証明しているので、その証明をもってしてAI学習データに含まれていない事を証明する事ができる。独自学習セットなら、信頼性の高い記録を用意しておいて、それを第三者監査させて含まれていないことを証言させる様なことでも充分かなと。

ガイドラインってのは

https://www.isplaw.jp/

ここの話。このガイドラインでは丸コピー以外であっても、

なども著作権侵害として認めて処理しろと言うことになっているんだが、丸写しの以外はまともに機能しいないのでそれを改める。

たとえば、どういう場合が容易に比較出来るのかとか、類似性があるとかがガイドラインにないんだよ。

このままでは依拠性の立証責任被告側が追うとしても、いちいち裁判を起こさないと被害を止められなくなるのでガイドライン改定し、類似性だけでプロバイダ送信停止を行うことを徹底する、と言う話。

また本件にかぎらず、プロバイダ責任制限法ってガン無視した場合ペナルティがなさ過ぎて守ってないところが多すぎる。プロバイダ判断の結果から被害者などが身銭を切って訴えを起こしてもほとんどの場合赤字になるから。なのでそこに行政罰などを加える事で対応を求める。

anond:20240305214421

与党なんて、どこの党でもできる

しろ、まともな与党存在したことがない

官僚法曹大手に操られメディアを黙らせ杜撰原発運用して爆発させたが、これまでのすべての与党がそれを放置した

たいがい、ディープステートなり米軍計画どおりだったと思うよね  

  

社会党民主党消滅したのは、東電テロ系のロビー活動証言が出てきたら困るから消滅させられたんではないかね?

2024-03-05

文春にはしご外されてお前ら今どんな気持ち?w

文春がそもそも松本性加害の客観的証拠ないって言っちゃったね

これもう文春側も負けるの分かりきってて開き直っちゃったのかな

客観的証拠を何も確認しないまま、告発者の証言を真に受けて記事しました

真実相当性はありますって、そんなん通るわけないだろ

2024-03-04

文春松本に負けるかもな

文春報道真実相当性がかなりダメージ受けるであろう証言が出てきた

真実相当性っていうのは、文春がちゃん取材してたかどうかが問われるんだけど

文春が報道し続けてきた内容をデタラメとする証言が出てしまった以上、真実相当性に傷を受けることは間違いない

文春優勢かと思ってたけど覆ったわ

anond:20240304192906

週刊誌真実相当性が問われる裁判では、証人が出廷すれば勝訴出来ますか?

週刊誌真実相当性が問われる裁判では、証人の出廷が勝訴に直結するかどうかは、その裁判の具体的な事情証拠の内容によって異なります証人証言裁判所が重要な要素として考慮する可能性がありますが、それだけで勝訴が保証されるわけではありません。証言信憑性や他の証拠との整合性など、さまざまな要因が判断に影響します。

anond:20240304192427

つーかそこの認定なんかできんしな

ただ文春記事ちゃん取材した上で書かれたもんかどうか、と記事にして大勢に知らしめるだけの公益性があるか、ってだけ

前者は女がちゃん証言台に立って証言出来ればOKだし、後者万博アンバサダーやったりしている時点で認められるだろうって話

女がドタキャンでもしない限り松本に勝ち目はない

性加害問題って願望的な解釈しか出来んくなるやつおるよな

松本叩きになる材料は全力で肯定しようとして、都合の悪い証言に関しては全力で否定しようとする

まず、松本人志を叩きたいって願望があって、その願望に基づいて出来事解釈しようとする

陰謀論に陥る人と松本叩きしてる人は多分同族

可能から客観的判断出来るようにならんと恥かくぞ

可能性で言えば、被害民事刑事共に訴えてない、8年前の出来事週刊誌に持ち込んでる、LINEでお礼している、週刊誌の書かれてる内容と飲み会事情が違うと個人特定出来る人が証言

これらのことから裁判でも性加害事実認定されることはないし、性加害の告発もかなり怪しい可能性が高い

ぶっちゃけ松本叩きしてる奴らも、可能性で言えば松本側の方の主張が信憑性高いって分かってるでしょ?

2024-03-03

anond:20240303023035

あいつは社会悪である証拠はそのうち出すから待て」と言いつつ出せないでデマ罵詈雑言だけ吐く奴こそ社会悪じゃね?

その証拠とやらも、colaboで保護された経験のある女性議員が買収して嘘の証言するよう求めたけど金払いが悪くて全部暴露されたというオチだし

2024-02-28

【堀口くん大勝利】暇空茜を名乗る男性(41)、実家住所晒されるも糞尿撒き散らし涙目敗走

https://note.com/hima_kuuhaku/n/n21017428d66c


☆何者かが暇空の実家ネット晒す

公金不正の追及で有名な自称作家」のインフルエンサー(?)の電話番号です。

以下の理由から絶対架電してはいけないし、この番号から電話に出てもいけません。

フガフガと歯の抜けたような話し方が特徴で、聞いていて不快な声で話します。機嫌が悪くなると、絶叫したり、癇癪を起こして発狂したりします。たまに喘ぎ声のようなものも聞こえます

しかも、夜でも構わず叫んでいるので迷惑です。ご近所さん可哀想

ご自宅は■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。

お父上の■■■さんは、こんな失敗作が一人息子なんて同情します。介錯してあげてください。彼への温かいメッセージは、次のメールアドレスに送ってあげてください。

【■■■■■■■■】

https://www.jpnumber.com/numberinfo_0743_74_7974.html

☆●原●晃尊師、堀口くんの犯行認知プロファイリング宣戦布告

①堀口英利くんがTwitterで僕のCP開示をガバガバで通して入手した電話番号メールアドレス晒した(他には誰も知らない

そいつはprotonメールボムも打ってきた

そいつは5chに秘書共通したワッチョイで16分で「パトロールで見つけました」と晒しに来るアホだった

堀口英利くんは開示請求で得た情報を「VPNを使ってボロン!して嫌がらせしようとする」人間であると僕は警察でも裁判所でもどこでも証言する。

ひ「僕も、これはちゃんとけじめつけさせないといけないなと思いました(にっこり)」



☆その後、暇空は堀口様に裁判で完敗。逆にけじめをつけさせられました(にっこり)

 だっせえええええええええええええええええええ

 章次郎さんも自業自得とは言え晒し上げくらって可哀想。清晃、お前のせいだぞ

オレンジ文庫作家アカウントの謎

結論結論はない。

集英社オレンジ文庫作家編集パワハラが原因で自〇した、という話が以前あり、ブクマでも話題になった。だが、それはデマだったようだ。

集英社オレンジ文庫の作家が自殺した話は悪質なデマでした。 - Togetter

[B! パワハラ] 【追記有】集英社コバルト・オレンジ文庫におけるパワハラ自殺問題の経緯まとめ|やまいも

複数プロ作家による証言がある以上、少なくとも当該作家が死亡していないことは事実なのだろう。

実際のところ何があったのかはまだ不明だが、ひとまず、人が死んでいないことが分かったのは素直に喜ばしい。

ただ、気になることが一つある。

当該作家が自〇したという話を「作家の夫」の立場から語っていたアカウント(削除済み)。自〇が虚偽だった以上、これも当然ただのなりすまし捨て垢だったと判断したくなるが、調べてみるとどうもそう単純な話ではないらしい。

アカウント自体は消えているが、アカウント名で検索をかければ送られたリプライ・メンションは確認できる。その結果、アカウント存在はだいたい2014年まで遡ることができた。

また、作家名+アカウント名で検索すると、複数出版関係公式アカウントが当該アカウント作家本人のものとして扱っていた痕跡もあった。

https://twitter.com/Fanbunko/status/1179916640705605632

https://twitter.com/tanzak_novel/status/1201247639708340224

これは、どう考えるべきなのだろうか。

乗っ取り

また、ツイッターでは削除済みアカウントアカウント名は、一定期間が過ぎれば他人が再取得できるようになるらしい。そのため、

・本物作家が本物アカウントを削除する

・偽物作家が旧本物アカウントと同名の偽物アカウントを新たに作成する

という流れをたどった可能性も捨てきれない。

何にせよ、できれば集英社にはことの次第を公表してもらいたい。作家ファンではないし、公益がどうとかではなく単に気になってしょうがないだけなので、強く要求はできないが。

2024-02-27

赤十字騎士

AI関東大震災証言捏造する企画を思いついた人かな

誰も止められなかったんだろな

2024-02-26

anond:20240225195831

これ女性専用車両に乗る活動家証言しか根拠ないみたいだけど事実みたいに語られてるのか。

2024-02-25

しかし作ってる方も実際の犯罪者が「本屋で見て衝撃を受けた」「その時にこれなんだと思った」「目覚めた」とか言ってる証言いくらでもあるのを無視できないと思うんだけどそれはどう思ってんだろうね

べつにそれはそれ、くらいの感覚なのかね

2024-02-23

交野市長がお笑いコンテストやらせを認めた

交野市出身の人気お笑いコンビプラスマイナス解散報道されていますきっかけとなった北河内お笑いコンクール審査員の一人として証言しますが、北河内お笑いコンクールやらせです。他の審査員の点数が意味をなしてませんでした。

https://twitter.com/keiyamamoto0312/status/1760875139020066984

普通こういうのって「やらせではありません」って言うのに、「やらせです」って認めるの珍しい

プラスマイナス岩橋さんの他の件も本当なんじゃないかと思ってしまうね

2024-02-22

anond:20240221083131

Bさんは酔って完全に寝ていたが「起きたら性行された感触があった」と証言している。

寝てる女に生中出しリスクが高すぎる。常識的に考えて立場ある男なら避妊はするだろう。

避妊した状態で事後に感じた「性行された感触」とやらにどこまで信憑性があるのか。

酔った勢い避妊しなかったとしても、日数が過ぎていれば証拠はない。

その後「Aさんが伊藤純也とやっていたのは見ていない」と証言した音声が残っているが、

後日になって「伊藤純也にやられていたのを見た」と証言を変える。

Aさんも寝ていたため記憶はない。

こんな状態でどこから証拠が出てくるのか。

2024-02-21

貧困ビジネスで人は死ぬ

矢島祥子さんの事件は一部では有名だろう。

https://newsee-media.com/nishinari-doctor

https://www.alphapolis.co.jp/novel/6072941/240171301/episode/6699872


西成マザーテレサ」と呼ばれていた彼女。(モーモールルギャバンというバンドボーカルのお姉さんとしても、一部では有名らしい)

西成人達と関わる内に、貧困ビジネスとそれに搾取される人々とも関わる様になり

怪しい人間ともトラブルになっていた事もあり、死の数日前は「私は殺されるかもしれない」と言っていたそうだ。


そしてそれは現実となってしまった。


西成について多少なりとも事情を知っている人間であれば、まず間違いなく「何かがあった」と考えるだろう。

貧困ビジネスの闇は深い。

弱者救済の名の下に、反社の様な左翼の様な得体の知れない輩が集う現実がある。


死ぬ前にあったとされている貧困ビジネス関係者とのトラブル

自称交際相手(共産党員)の存在

自然死体の様子。

にも関わらず自称交際相手証言鵜呑みにして「自殺」と判断する警察

矢島祥子さんの倍近く歳上、生活保護受給共産主義者同盟赤軍派釜ヶ崎日雇労働組合副委員長辺野古基地建設反対運動にも関わる「元交際相手」の存在


全てが怪しい。

が、警察は動かないし貧困ビジネス関係者とのトラブルも、見てみぬふり。マスコミも同様。

不条理事態に追いやられた遺族という「弱者」を救済しない、弱者の味方である筈の活動家達。


貧困ビジネスを深掘りした人間文字通り命がけになる。

貧困ビジネスの闇は深い。

2024-02-20

Redditで高評価を得ていたにじさんじ炎上解説翻訳してみた↓

タイトル「私は広報生業としているが、にじさんじの異様な広報戦略には一つの説明しか思いつかない」

"I work in comms for a living and can only think of one explanation for Nijisanji's bizarre PR strategy"

みんなと同じように、私もにじさんじの奇妙で自滅的なアプローチ困惑し、呆れている。ファンたちは、にじさんの取った行動を説明するために、事実を元にしたもっともらしい解説から陰謀論に至るまで、多くの説を投げかけている。私はこの状況について特別な内部知識があるわけではないが、広報仕事生業としている。私の職業上の経験と、にじさんじとドキバードの発言に関する私の知識から言えば、結論は明らかだ。「にじさんじは、セレン解雇直前に送った職場いじめ説明を大きく誤解した」のだ。

にじさんじ的外れ解釈をしたのは、セレンがこの証言に添付した文書曖昧だったからなのか、どちらか、あるいは両方の法律事務所翻訳ミスを犯したからなのか、あるいはENマネジメント世論に訴えるためにこの文書冷笑的に解釈たからなのかはわからないが、これまでに起こったことはすべて、この根本的なコミュニケーションの失敗によって説明できると私は確信している。私が正しければ、時系列は次のようになる:

セレン許可を得るためにラストカップ・オブ・コーヒーMVポストマネジメントは37時間放置し、さらに15時間返信がなかったため、セレンは最終チェックを得ずにビデオ投稿した。この背景や状況について、私たちは知らないことがたくさんある。例えば、マネジメントはこの最終チェックの前にすでにビデオを見ていたのか?見たなら、なぜ彼らは事前に卒業済みのライバーに掛け合わなかったのか?見ていないなら、数カ月に及ぶビデオ作成過程で、なぜ彼らはこのビデオを見なかったのか?マネジメントの誰かがセレンにチェックの期限を与え、彼女はそれを過ぎてしまったのだろうか?これらの点は、にじさんじにとって不利に働くように思われる。なぜなら、セレンに非があるという証拠があるならば、それをエリーラの配信で示すことができたはずだからだ。とはいえ、これらの点は、その後の悪夢のような広報活動におけるにじさんじ思考プロセスを解明する上では重要ではない。

マネジメントタレントの両方が、許可を得ずにMV投稿したことについてセレンに連絡を取り、この直後に彼女自殺を図った。マネジメントセレンの緊急連絡先に連絡し、セレンSNSへのアクセス遮断し、12月28日セレンなりすまして不在の理由投稿した。ここでもわからないことが多い。他のタレントマネジメントは、コミュニケーションにおいて嘲笑的で、残酷で、虐待的だったのか、それとも彼らの言葉セレンによってそう解釈されただけなのか。もしタレントマネジメント罵倒していたとしたら、それは一度だけのことだったのか、それとも何度も繰り返されていたのか。繰り返しになるが、これらの事実がどのようなものであれ、これから説明する内容には影響を与えない。ここで重要なのは、他の事実がどうであれ、自殺未遂が起きた時点で、意思決定プロセスに関与している広報チームは、広報における悪夢が発生しつつあることに気づくということだ。にじさんじ職場におけるハラスメントミスマネジメントが原因で、人気ライバーであるセレンたつき自殺未遂を起こしたと世間に知れ渡ったら、悲惨なことになる。タレントとのこじれた関係管理するのは広報仕事ではないが、この時点で、事態がどう進展するかを考慮した上で、今後の対応について話し合いがなされているはずだ。

セレンにじさんじとのビジネス関係調停するために弁護士を雇い、両者は今後の話と賠償について話し合う。にじさんじへの復帰についてセレンマネジメントの話し合いが決裂し、1月下旬までに何らかの決裂が避けられないことを両者が認識する。にじさんじセレンに、MVが非公開になったのは自分の過失によるものだと説明するよう求めるが、セレンは失敗の責任マネジメントにあると考えており、さらに、この出来事の前中後におけるにじさんじからの扱いについても不満を持っている。この件に関するドキバードの最初声明によると、彼女1月26日に、より中立的な条件でにじさんじから離れることを求めた。

にじさんじの無反応に業を煮やしたセレン弁護士は、にじさんじ弁護団セレンの不満を理解してもらうため、にじさんじでの体験談を送るよう提案した。私の理解が正しければ、この瞬間からすべてが狂い始める。にじさんじ解雇通告によれば、セレン解雇された場合にじさんじでの経験について公表するつもりであることを(弁護士を通して)にじさんじに伝えていたことが分かっている:「さらに、セレンタツキは、もし交渉が進展しなければ、自分自身の状況等について公に説明を行うと主張しました」

さて、彼らは今、マネジメントおよび / またはタレントからのさまざまな虐待感情的な書き方で列挙され、他のライバー個人情報が載った文章を受け取った。セレンの2回目の声明によると、彼女は、「精神的に最も苦しかった時期に私の考えと過去証拠とともに記録する」ためにこの文章を書き、その中には「公開されるべきではないプライバシー情報」が含まれている。にじさんじ弁護団はそれを見て、(皮肉なのか素朴なのか、セレンからあいまいな指示に基づくのか、スタッフからの下手な翻訳に基づくのか、そんなことはどうでもいい)セレンはまさにこの文章公表するつもりなのだという結論に達した。

すぐに広報チームは緊急事態モードに入り、先手を打って契約解除通知を打ち出せるように奔走し始める。私の経験から言えば、危機的状況下での広報業務では、「完璧」という言葉は消え去り、「迅速」に取って代わる。自分たちの言い分を最初世間説明できるというのは大きなアドバンテージからだ。しか経験豊富広報チームであっても、急げばずさんなミスを犯す。このような背景を念頭に置けば、にじさんじがどのように対応を誤ったかは一目瞭然だ。忘れてはならないのが、にじさんじ弁護団は、交渉が決裂した場合セレン声明を発表する意向であることをすでに知らされており、(おそらく)NDA違反をした場合リスクについて、セレン弁護士忠告済みであるということだ。今、彼らは「この文書セレン公表するつもりの声明のもの」であり、「NDA違反を犯してでも公表することに決めた」のだと判断した。広報チームはこのやりとりには関与していないだろうが、広報チームは声明文のコピーを渡され、「法務部によればセレンはこれを公表するつもりだ」と告げられた。

広報チームは事前に書いておいたセレン解雇通知を引っ張り出し、セレン声明に先回りして反論を追加した。

「ANYCOLORとしては、「Selen Tatsuki」のANYCOLORに対する上記主張は、彼女活動ルール違反について注意を受け、その責任転嫁しようとし、ANYCOLORとにじさんじイメージを傷つけた際に生じた状況を指していると認識しており、ANYCOLOR及び所属ライバーとして、不当な対応は取っていなかったもの認識しています。」

これらの文章は、「セレンタツからクレーム」が近い将来公開されることを想定して書かれたのでなければ意味不明だ。これにより、「ドキはタレントからいじめについて言及しなかったのになぜにじさんじ言及したのか」という最初の謎が解けた。にじの弁護団は、セレン体験談世間暴露されると判断し、それを受けてマネジメント広報チームに対して先回りするよう指示したのだ。

さら広報チームは、セレンが提起した個別告発反論する準備を始める。セレンの主張の中には特定のライバーに関わる内容もあるため、広報チームは(法務部と協力して)タレントセレン文書の一部を見せ、前世職場でのコミュニケーションといった慎重な取り扱いが必要な話についてどのように喋るべきか指導した。これで、「なぜエリーラ、ヴォックス、アイクミリー、エナなどがセレン文書の一部を見たのか」という2つ目の謎を説明できた。広報チームは、これらのタレントがそれぞれ、本人に向けられた個別告発に答える必要があると考え、準備を始めたのである。そしてこれは、法務部がセレン文章意図理解していなかったことに端を発している。

にじさんじ解雇通告の直後、ドキバードは用意していた声明文を発表した。この声明文には機密情報個別具体的な内容は含まれていない一方、自殺未遂を明らかにし、にじENが虐待的な職場環境だと考えていることを発表した。にじさんじセレンタツキを解雇してから1時間も経たないうちに、ドキバードは灰の中から立ち上がった。そして明らかに弁護士にチェックを受け準備していたであろう声明を発表した。広報観点からすれば、にじさんじにとってはこれ以上ないくらいに最悪な事態だ。ドキバードの声明は、最近起きた「#Where'sSelen(#セレンはどこだ)騒動」を彷彿とさせる「私はもう沈黙しません」という一文から始まる。ドキはいじめについて触れたが、それがタレントなのか、マネジメントなのか、あるいはその両方なのかについては曖昧にしたままだった。そのため、先回り作戦によってタレント言及したにじさんじは、所属ライバーを裏切るような形となってしまった。最後に、ドキは自殺未遂について触れ、にじさんじがこの重大な悲劇を1ヶ月以上隠蔽し、世間安心させるためにセレンアカウントなりすまししたことを明らかにした。

自分たちの作戦が失敗し、大混乱を引き起こしたのを見て、法務部、タレントマネジメント広報チーム、すべてが混乱し始めた。その結果生じたのが、エリーラの配信という広報の大失敗だ。正直なところ、この配信に至った一連の出来事を正確に推測することはできない。現時点では、セレン告発の詳細について不明な点が多すぎるし、広報の舵取りに影響を与えられる立場にある可能性のある関係者が多すぎる。おまけに、その全員が自分の身の潔白を証明したくて必死になっている。エリーラの配信は、セレン挑発してにじさんじへの不満を暴露させ、公の場で争わせようとする下劣な試みと読むこともできるし、個人情報流出心配したタレント主導の反応(しかし実際には自分たちの失敗から目をそらしたいマネジメントがけしかけたもの)として読むこともできるし、他にもいろいろな可能性がある。重要なのは世論は新しい論点に移行しているのに、にじさんじ論点アップデートされていないということだ。つまり、ドキはこの論争から立ち去りたいと思っているにもかかわらず、にじさんじはドキを歩くブランドリスクとして扱い続けている。

にじが当該文章について誤解しているとは知らないドキは、この文書は非公開なものであったと説明し、ツイッターで反撃した。ドキはエリーラの配信について触れ、この文書が他のライバーに共有されていることにショックを受けたと伝えた。ドキはまた、タレント医療記録を読んだのではないかと推測したことから、新たな非難攻撃が始まった。

非公開の人事書類医療記録の漏洩というこの告発評価するために、法務部門が再び招集された。これが事実であれば、信じられないほどの損害となる。広報プロとして言わせてもらえば、にじさんじがこの次に出した声明は、社内の広報チームではなく、冷や汗をかきながら自分の尻ぬぐいをする弁護士が書いたものだとほぼ確信している。この声明によれば、「セレン彼女弁護士の主張の正当性確認するため、株式会社ANYCOLORは、彼女弁護士から送られた情報必要な部分のみを当社のライバーと共有し、社内調査を主導した」。しかし、文章いかなる部分であれ、それを共有することは「文章を非公開にしてほしい」というセレン要求違反する。さらに、セレンの主張の正当性調査する際に、必ずしもライバーに具体的な申し立てを知らせる必要はない。にじさんじ声明はこれらの点を無視している。また、「弊社ライバーと共有しないでほしいとセレン弁護士から要求されたいかなる具体的な情報文書も他のタレントと共有したことはありません」と書いているが、これは法律用語に堪能な読者なら、「法務部以外のすべての関係者に対して非公開にしてほしいとセレン弁護士から要求された具体的な情報文書」とは違うことに気づくだろう。

この声明は「調査を行いましたが、いかなる不正行為発見できませんでした」という類の言葉で締めくくられている。しか行間を読むと、にじさんじ個人文書の取り扱いに何か問題があることは明らかだ。にじさんじ弁護団は、タレントがこの文書を見せられた理由について新たな理由を作り出し、文書意図について誤解していたことを隠そうとしたのだ。

この声明と同時期に、ドキは医療情報流出したという主張を撤回したが、自分情報の一部が不適切に共有されたという点を繰り返した。さらに前回同様、ここから先に進みたかったと発言。この時点で法務部と広報チームの両者は、状況が緩和する可能性があることを理解した。そしてにじさんじ側の関係者がドキの弁護士に働きかけ、ようやく両者は根本的な誤解に対処し始めた。

最終的に、ドキは最終声明投稿。当該文書について説明し、自らの具体的な落ち度を認めることはなかったが何らかの誤解が生じたことをほのめかし、プライベート情報を非公開にする意思を改めて表明し、すべてのファンタレントへの嫌がらせをやめるよう呼びかけた。「この惨状法務部がセレン体験談を正しく理解しなかったこから始まった」という解釈を私に確信させたのは、何よりもこの最終声明だった。ドキの最後ツイートは、論争を収束させるために両者によって吟味され、注意深く作られた声明のように読める。この声明はよく見ると、実に多くのことを一度に行っていることがわかる。文中で伝えられている様々な点について解きほぐしてみよう。

anond:20240220060631

証言すると、伊東みたいに女性に直接損害賠償訴訟が起こされるリスクがあるで、東国原とかはそうしろと言ってるしな

現状は本当にその女性証言したのか、どこから流出した画像なんかをもとに文春が作り上げたのか(もちろんほぼないと思ってるがな)確定しないか

裁判所自分が文春にそう証言した、と言った瞬間に確定する

伊東純也選手の二億円訴訟スラップ訴訟というのは乱暴だと思う

まず二億円という額高いかスラップ訴訟であるという主張がある

しか伊東純也選手世界サッカー選手であり、その評判が毀損されたことによる損害が二億円ということは一概に法外な請求とは言えないだろう

また、そもそもスラップ訴訟というのは、法的に認められるわけのない訴訟を起こすことにより、相手負担を強いる訴訟のことを言うのである

実際に伊東純也選手の主張が正しく、女性が虚偽の証言をしていたのであれば、額は別として損害賠償請求が認められる可能性は十分にあるだろう

あとは出版社を訴えないかスラップ訴訟というのも意味がわからない

訴訟において戦いやすい方を訴えるのは当然だろう

出版社真実相当性で争えてしまうので、証言した女性に対して裁判を起こすのは何もおかしくない

以上のことから、この訴訟スラップ訴訟と言うのは党派性による乱暴意見だと言えると思われる

実際に不当な被害を被ったであれば、それに賠償請求をするのは当然であり、スラップ訴訟と呼ばれるべきではない

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