はてなキーワード: がっかりとは
長期休み以外は週に3、4回は会っていた、親友ともいえる友達がいる。仮にAとする。
Aの家は中途半端に貧しい。母子家庭だが上の子ふたりを私大に入れられるし、本人はバイトをしていない。学費のためにバイトに追われるレベルの貧乏ではないということだ。
しかし、寒がりなのにコートが買えず、ペラペラの服を重ね着している。それで凌げる訳もなく、いつも寒いと言っているし健康被害も出ている。
2000円のアクセサリーを「高い」と言う。700円を超えるランチも「高い」と言う。「8000円のコートって安いよね」という発言に共感してくれない。些細なことだが、こういったことの積み重ねにより、確実に「違う」と分かっていた。
いちばん引っかかるのは、毎年ずっと1000円程度の誕生日プレゼントをくれていたことだ。私は、はじめはそのくらいで様子を見て、仲が深まってきたら金額を上げていくのが普通だと思っている。しかし、Aはそうではなかった。金額を隠す努力をしないので、容易に1000円程度だと分かってしまった。
前から欲しかったナイキのスニーカーをもらった、ディナーに行くとサプライズでケーキが出てきた、といった友人たちの話を聞くと「そういうことだよなぁ」と思ってしまう。
お金が無いからではなく、上記のようなことを私にやる価値がないと思っているからかもしれない。「お互いに親友だと思っている」という確信が持てるほどの色々な出来事があったのに、プレゼントの内容だけでそんな風に疑ってしまう。
最近は別の友達とよく遊んでいるのだが、とにかく楽だ。バイトをしていないという点ではAと同じだが、上ふたりを大学院に入れられるくらいの家庭で育っている。10000円を超える服を着こなし、当然暖かいコートも持っている。何にでも興味を示し、私が声をかければ交通費だけで15000円ほどかかる場所でも一緒に行ってくれる。海外旅行にも乗り気である。
オシャレな店で1000円ほどのランチを食べ、ショッピングを楽しみ、疲れたらカフェでお茶する、という王道の遊び方ができるというだけでかなり楽しい。都心に出ても食事とショッピングしか楽しめないようなところに住んでいるからだ。
交通費のかからない場所を探したり、高いと思っていなくても「まぁあそこは高いからね〜」と言ったり、持ち物の値段を言わないようにする努力をしなくてもいいのがこんなに楽だとは思わなかった。
Aはガチの貧乏ではないので、お金のかからない遊びを知っている訳ではなかった。こういうところが、中途半端な貧乏の不幸だと思う。
成人しているのに100均や300均で買ったものを誕生日プレゼントに選ぶセンス。お金のかかる遊びが制限される不便。新しいものに興味を示せない感性。
これらが貧しさにより生み出されたものだと分かっていても、一緒にいる上でがっかりしたり、傷ついたりしてしまう。
誰にも相談できず困っていたが、いま、Aとは縁を切ることにした。
当たり前だけど、合わない人と無理に仲良くする必要はないよね。
追記:
島国でちょんまげしてる増田たちは知らないだろうが、海外の恋愛は日本とは全然違う。
なにそれ?と思うだろうが、恋人ではないけどセックスするというのは海の向こうでは普通。
自分はそろそろ恋人になれたかな?とか思ってても、相手は思ってないなんてこともありえる。
一緒にいて半年以上たったころに、これって愛情だと判断して「愛してる(i love you)」などを初めて言う。
付き合いはじめの相手にそんなことを気軽に言うと頭おかしいやつ扱い。
なので日本みたいに告白とか恋人宣言みたいなボーダーが存在しない。
グレーゾーンがだんだん黒になって初めて恋人に昇華するという考え方。
友達に紹介されたときに「恋人?ううん、ただの友達」と言われてがっかりする女性(or男性)もいる。
結婚もこれと同じで、恋人期間から段々結婚していいかなーいいかもー?みたいになって
なので日本みたいにプロポーズで一気に突破するみたいな考え方はない。
お互い結婚したくなって結婚するという当たり前の価値観で決めてるから。
日本みたいに嫌々結婚とか婚期とか早く仕事やめたいとかそんなクソ雑魚な理由で結婚してない。
というオチでした。
卒業式ー。
悲しいほど綺麗なままの卒アル。
卒業式を終えた子達が集まって、門の前の桜並木で写真を撮っており、その周りでは父兄が談笑している。
そんななか、たった一人で一番早く門を出てくる我が子。
そんな子供の姿を見て、母はどう思っていただろうか。
私は、彼等の立つ桜並木には、一生立つことができないだろうと思った。
成人式ー。
誰に見せるわけでもないのに着物を着て、誰に見せるわけでもないのに美容院でスタイリングして、最後に家の前で写真を撮った。
テレビをつけると成人式の話題ばかりで、華やかに盛り上がる新成人達の姿を見て、わたしは心底面食らった。
入社式ー。
本来であれば入社しているはずの年に、私はそれができなかった。
真新しいピカピカのスーツを着て、意気揚々と歩く新入社員達の姿を町で見て、母は何を思ったのだろう。
某スポーツウェアメーカーの公式オンライショップで買い物をして失敗した。
Cから始まるアメリカのスポーツウェアブランドなんだけど、まあどこでもだいたい同じだからCだけが悪いわけじゃない。なのでとりあえず伏せておく。わかるだろうけど。
長年Cの商品を愛用してて商品に不満はないのだが、なんとなく公式サイトで買い物をしてしまったのが間違いだった。
まず、商品が見にくい。同じ系統の商品をまとめて表示してくれないので探すのに苦労するし、類似商品があるのに見つけられなかったりする。ここでアマゾンやZOZOの関連商品紹介機能の優秀さを思い知る。
で、間違えて注文した。公式サイトでは関連商品に表示されなかったもう少し高機能の類似商品が欲しかったのだが、表示されないので商品そのものが無いのだと思っていた。で、なんとなくZOZOで購入した商品を見てたら関連商品でそれが表示された。もっと高機能の商品があると気づいたのでキャンセルしようと公式ショップをくまなく捜索するもオンラインではキャンセルできないのかキャンセルの文字が見当たらない。キャンセルするにはいちいち電話しないといけないようだ。電話はフリーダイヤルだったのでそこは良心的だがしかし結論はキャンセルできなかった。たぶん、ほぼほぼできない。注文から1時間半くらいでキャンセル不可になるみたいだ。
コールセンターの人は同等品との交換はできるが受取拒否はできないという。一度受け取ってから返送料を負担の上、送り返してほしいとのこと。万が一受取拒否をした場合、返品の送料を請求の上、今後公式オンラインショップで買い物できなくなるらしい。雰囲気としては面倒なんで受け取って諦めてくれないかなって感じが伝わってくる。アマゾンの「送っちゃったので不要なら受取拒否してください、理由は問いません」っていうあれ、とても偉大だなと改めて思い知らされる。たしかZOZOも受取拒否できるよね。
何が言いたいかというと、公式オンラインショップで商品を買う人というのはそのブランドのファンです。ファンじゃなければいちいち公式オンラインショップなんて見ないのですよ。アマゾンとかZOZOで他社の商品と見比べて見て買うのです。ファンだから公式オンラインショップでわざわざ買うのに、アマゾンやらZOZOで同じものを買うよりもはるかにサービスが悪いってどうなのって思ったのです。
製品のファンだったからわざわざ公式オンラインショップで買い物したのに、その結果、最悪な気分になるんですよ。例えて言うなら好きなブランドの店員にひどい接客された時に感じる不満と同じ。商品は悪くないけどブランドが嫌いになるんですよ。アマゾンやZOZO以下の運営しかできないならファンを減らすだけなんで公式オンラインショップなんてやらなきゃいいのにと思うのでした。
私のタイプ、というか恋愛対象は、40才未満、薄顔の雰囲気イケメンである。
(個人的で申し訳ないが、例を挙げるなら加瀬亮や、坂口健太郎、BUMPの藤原基央の顔や背格好が好み)
しかし加瀬・坂口・藤原とセックスしたいか?彼らに欲情するか?というと微妙だ。
私が最高に興奮するのは、おっさんとのセックスを想像したときである。
男性は「美少女になって汚いおっさんに種付けプレスされる」という願望を抱いている人が多いようだが
それに近いものがある。
さすがにホームレス級に不潔なおっさんは病気になりそうなので遠慮したいが、
稀に、若々しくてブランドのスーツをパリッと着こなし、きちんと髪をセットし、綺麗な靴を履いた紳士なおっさんが存在するが
そういうおっさんとデートするのは楽しいかもしれないけれどあまりムラッとしない気がする。
周囲におっさんがたくさんいるので、奴らを観察する機会がよくある。
おっさんという生き物は、本当に臭くて汚い。
(まあ、私もいずれは臭くて汚いおばさんになるのだが)。
ヒゲの点々とした剃り跡は寒気がするし、スーツの肩に白い粉がついていることがよくあるし、油っぽいにおいがするし
一見若く見えても細かなしわとしみがいっぱいあるし、かなりの割合で挙動不審で気持ち悪い。
妄想はふくらむばかりだ。休みの日はこうしておっさん妄想に費やすことが多い。
以前、汚さレベルは低めだが完全なるおっさんに好意を打ち明けられたことがあり、キモくて咄嗟に断ってしまったが今はとても後悔している。
けれども、現実おっさんといざ一戦!という局面を迎えたとき、尻込みしてしまうのではないかと恐れてもいる。
以前「男の娘とやりたくて仕方なくてついに男の娘風俗に行ったら、ちんこがでかくてグロくて肩幅も広くて萎えた」という記事を読んで
こういう風に私も心のちんこがシナシナになってしまうのかもしれないと思った。
性的にノリ気になったおっさんをがっかりさせて傷つけたくはないのだ。
実際、私のような願望を隠し持っている女は多いのではないかな?という気がする。
夫が飲み会なので夕飯ついでにお茶飲みながら本読むべとココスに来たのです。ココスはドリンクバーがお茶っ葉なところがたいへん良いと思います。フェアトレードとかは鼻かんで捨てろと思っていますがまあ嫌いなところは片目をつむってやり過ごすのが調和の取れた渡世というものでしょう。
夕食単品で考えるなら刺身定食でしたが、お外で刺定とドリンクバーと読書タイムを並立させる方法が思いつかなかったので刺定を妥協することにしてハンバーグ。
ハンバーグ、写真と比べてショボいのが出てきましたけど私もいい大人ですからいちいち悲嘆に暮れたりはしません。チーズというのは結構がっかりポイントになりやすい素材だなとかなんとか見識を深めて明日の糧とします。
ココスのハンバーグ、結構粗挽きで肉肉しいのは全部そうなのかよく存じないんですが今日のはそうで、食べていたらその強めの歯応えからか大学の頃お誕生日にステーキ肉叩いてハンバーグを作ってごちそうしてもらったことを思い出しまして。今なんだか泣きそうな気持ちです。ぶっつけ本番だし、普段自炊しないでデニーズさんに胃袋の過半を掴まれていた人でしたし、あのアパートには調理器具もそんなに揃っていなかったし、まあそんなに出来の良いお食事では無かったなあとは思うんですけど。張り切って用意してあんまり上手く行かなくて、副菜は作りすぎてたりとか、思い返すとほんと可愛い。リアルタイムではまだ可愛いとか思う余裕が無かったんだなと今になって思います。失敗したと思わせたくなくて私も少しだけ無理をしました。今は失敗だけど可愛いし嬉しかったと思います。
またいつか今も振り返ってニヤニヤできるでしょうか。長いこと一緒にいられるのはありがたいことですね。
久しぶりに風邪で一週間近く寝込みました。
うちの夫が幸いにも看病に協力的で、非常に助かったわけですが、一方で滅多に寝込むことがない人なので、こちらのお願いなしには何をしたらよいか分からなかったようです。
意外とこのパターンはよそのおうちでもありがちでは?と思ったので、寝込んだ時にしてほしいことをまとめてシェアしてみます。
まあ都度お願いすればいいっちゃいいのですが、高熱で立ち上がるのもしんどい時はお願い自体ハードだったりするので、この時ばかりは察してちゃんになるのも勘弁して頂きたいです。
あれば電気毛布、湯たんぽ、毛布などで寝床を暖かくして欲しいです。
熱さまシート、氷枕で頭の周りを冷やすと気持ちよさでよく寝られます。
おそらく普通の食事は体が受け付けない状態と思われるので、消化のよいものをお願いします。
スーパーやコンビニで手軽に入手可能かつ調理が簡単な鍋焼きうどんはわりとおすすめです。
これが食べられない時はレトルトのおかゆでも。
個人的には手作りおかゆだとすごく嬉しい。これが出てきたら泣いてしまいそう。 http://www.sirogohan.com/recipe/okayu/
吹きこぼれると片付けが大変なので、沸騰するまでは絶対ガス台から離れないのがポイント。
不馴れならいっそ蓋はしなくてもいいかもしれない。
ただ、せっかく頑張って作ったのに全部食べられなかったとしてもがっかりしないで欲しい。気持ちは十分伝わっています。
おかゆすら受け付けない場合はウィダーインゼリーのカロリーオフじゃないやつでも。
熱でふらふらの時は立ち仕事、とりわけ水仕事は結構しんどいです。
起きてきた時に流しが綺麗に片付いていると感動すると思います。
今思いついたのはこんなところです。
他にこんなことしてくれたら嬉しい、ということがあったら是非教えてください。
僕は風邪をひきにくい体質だ。病弱そうな見た目の風邪をひかないタイプの人間だと思っていただきたい。
スポーツもあまり好きではなく、外出時は義父の車に乗って遠出をするので、怪我もしていない。病気も滅多にしなく、多少調子が悪くても軽い頭痛程度の私は、毎日毎日律儀に学校へ行った。おかげで一ヵ年皆勤まであと少しだった。教員に「努力すれば出来る子」としてみてもらいたいからでもある。
ところが、だ。
天国のような冬休みがあいにく終わり、始業式のためだけの儀式的な学校に行ってから、どうも調子がおかしい。気にせずその日は眠ったが翌日の朝、起きた時にはっきりと体がだるかった。布団を頭からかぶっても寒かった。吐き気がした。
僕はがっかりした。僕も風邪をひくんだな、と思った。僕は母に頼んで学校を休んだ。
学校を休ませてほしい、熱はないがはっきり体調が悪い。その言葉がさらっと出てくるまで何度か言い直した。一日休んだからといって学校での僕の立場が変わらないのは知っているが、皆勤を逃したくない、教員に「出来る子」と思われたい、という思想は僕を形作る大切な要素の一つで(僕はこの時それを初めて自覚した)、休みたい、というにはかなり葛藤した。
母は滅多に体調を崩さない僕の白い顔と、乾燥した唇からとぎれとぎれに漏れ出る言葉を理解し、はっきりと動揺していた。母は心配そうな顔をして、派遣先の会社へ向かった。
一人ぼっちの家の静寂に耐え切れなくて音楽を流した。P-modelのアルバムを、ずっとリピートで流した。3回目のリピートに入ろうとした時に、僕は卒業アルバムを開いた。
小学生の頃、今とは比べ物にならないほど体の弱かった僕は、1~2ヶ月に一度は風邪をひいて、学校を休んでいた。普段学校に来るな、と僕に吐き捨てていた同級生は僕が学校を休むとなに学校休んでんだよ、と言ってきた。
耐え切れなくなってアルバムをしまい、羽毛布団をかぶった。なに学校休んでんだよ、か。ひとりごちた僕は、何から逃げようとしているのかもわからないまま、布団の中でうずくまった。