はてなキーワード: 凡作とは
「批評家が決めるよ」
「IQが110以上ある人たちにとっては答えなんてそもそも1つしかないよ」
「物語のテーマが最も濃厚に伝わるにはどうすればいいか考えれば分かるよ」
「もしも妄想じゃなかったと言うなら4コマの貼ってある窓が映る漫画的な意味がないよ」
「もしも平行世界じゃなかったと言うならふさぎ込んでたやつがいつあんなふざけた4コマを描いたんだよ」
「起こった悲劇は変えられないよ」
「都合が良すぎると疑問に思わない人はメンタルを病んでるよ」
「正解がないと延々と不毛な議論が続くから正解があるべきだよ」
「正解がないと考察した俺が馬鹿みたいだから正解があるべきだよ」
「多数派が選んだのが正解の不在だよ」
「正解がないことが正解だよ」
「タツキが答えを一つだと言っても出された作品がそうじゃないならそうじゃないよ」
「物語に意味が必須だと思う人は現代アートとか大嫌いだろうね」
「創作に意味が必須だと思う人は現代アートとか大好きだろうね」
「可能性のゆらぎを描写している作品に一つの解があると思うのが間違いだよ」
「正解があると延々と話し合えないから正解はないべきだよ」
「正解があると他の考察してたら俺が馬鹿みたいだから正解がないべきだよ」
「とにかく愛の力だよ」
「愛は平行世界を超えるよ」
「愛は現実を超えるよ」
「LGBTだよ」
「友情だよ」
「間に挟まりて~~~」
「病気の人をだすのはよくないよ」
「俺は傷ついたよ」
「唐突すぎるよ」
「地震で殺したら災害に絡められるからと安易に殺人鬼を出したのが逃げだよ」
「異常者が起こした事件をダシにしてステレオタイプみたいに扱うなよ」
「俺がでてたよ」
「普通に楽しめばいいよ」
「正解があってもなくても名作だよ」
「背景が綺麗だよ」
「お前ら漫画読むの下手すぎるよ」
「正直大したこと無いよ」
「この程度で騒げるやつが羨ましいよ」
「俺はつまらなかったよ」
「急いで作ったまぁまぁのゲームよりも、待って傑作ゲームを遊ぶ方が良いでしょう。プレイヤーは凡作ではなく最高のゲームしか覚えておかないのです。
最高のゲームであれば、プレイヤーは続編を欲しがり、買いたくなるでしょう。しかしただOKなだけのゲームは誰も気にすらしないのです」
と発言した。
クソゲーであろうが、延期してでも時間をかけたゲームってのは記憶に残る。
「あんだけ待ったのにクソゲーかよ!」ってなっても記憶に残るだろ?
それをゲームしない人がそういう発言をしても説得力がないと言う阿呆がいる。
ゲームをしないだろうが、ゲーム基準に考えないでも延期という時間をかけたものは記憶に残るんだよ。
延期されたものに対して買うことすら忘れるのは、そもそもそれほどの興味がないからなだけで。
専門の人間が言うから説得力があるって考えてるのは、ただのバカにしかならない。
そういう所がオタクの悪い所なんだよなあ。
ファンにとってそうじゃないってのは分かるよ?意地でもつまんなかったなんか言わないでしょ。
成仏したとか言ってる奴はただの信者なわけ。「何で庵野は俺たちを救わなかったんだ!!!」って方向に振り切れちゃった狂信者もいるみたいだけど、その人達の方がこの作品の凡庸さに向き合ってるだけまだ誠実だと思う。エヴァのことは神格化しているけど、シンエヴァのとこは神格化してない。
世間一般の人にとっちゃ「現実は大事」「現実もいいもんだ」「向き合ってみよう」なんて無茶苦茶当たり前だし、何の目新しいメッセージでもないよね
アニメ業界でだって富野とか宮崎駿とかが散々そんなこと言ってそうじゃん。
社会から隔絶されてるオタクやアニメ監督にとっちゃ驚きの新事実なのかもしれないけど、普通の人がこんなん言われても何言ってんだコイツ??ってなるだけ。
普通の人は、鬼滅の映画見てあー面白かったねご飯食べに行こ、って物語を物語として楽しんでさっと現実に帰っていくんだよ。そういう意味じゃ鬼滅の方がよっぽど良くできてる。カッコいい人がカッコよく活躍して、泣きの要素もあって、別に観念じみてもいない。誰でも楽しめる良い作品だ。
エンタメとしても退屈、作品としても凡庸なんよ。映画館も張り切って何回も上映してるけど、悪いこと言わんからすぐ鬼滅にリソース戻した方がいいと思うな、この映画絶対売れない。
それは認識が間違ってるね。
ダイの大冒険が登場して以降も少年コミックにおいては和製ファンタジーって長い間不人気ジャンルだったんだよ。
ハリポタや指輪の映画がヒットして世間的にはファンタジーブームが巻き起こってるさなかでさえも。
ダイ大がヒットしたのはジャンプ的バトル漫画として優秀だったからであってファンタジーとかドラクエとか結局のところ重要なところではなかった。
ジャンプ王道的でない目新しさでいえばダイの大冒険より先に始まったバスタードのほうがあらゆる意味で上なわけだし。
当時のジャンプの目次見ておきながらなぜファンタジーRPG的な漫画の先駆のバスタードを無視できるのか不思議。
それはさておき、バスタードもダイの大冒険もピンポイントで人気が出ただけで、ファンタジー漫画の市場を形成するには至らなかった。
ヒカルの碁やデスノートで一世を風靡した小畑健もファンタジーRPGをベースにしたBLUE DRAGON ラルΩグラドでは壮絶に爆死したことでもわかるように、大人気作家が描いて競合がいない状況でも凡作ファンタジーが生き残れるような余地はジャンプには存在しなかった。
近年こそなろう系ファンタジーがラノベやアニメを席捲しているけれども、少年コミックの世界ではいまでもなろう系やドラクエ的ファンタジーが幅を利かせるような余地がほとんどない。
ダイの大冒険ってけっきょくキン肉マンや聖矢やドラゴンボールにつらなるジャンプバトル漫画の人気作品のひとつに過ぎず少しもエポックではないんだよね。
途中で挫折した回数が一番多いの「ギリ読めなくもないレベルの凡作と良作の中間ぐらい」での、
00年代後半、ネットで喘ぎ声やチュパ音を異様に評価する連中が幅きかせてたせいで、
エロシーンはフルボイスで喘ぎ声山盛り注ぎ込まれるのが正義ってトレンドが来た。
抜きゲーは当然3ページも4ページも素っ頓狂な喘ぎ声で埋めるようになり、
抜き専用だけならまだ仕方ないけど、
「面白いシナリオ」「感動のシナリオ」「萌え恋愛メイン」て広告のタイトルまで、エロ喘ぎ比率増えてってな。
21世紀に入るとなまじっか月姫とか「すごいボリューム量」なんて売り文句でヒットしたもんだから
それでシナリオはキャラ分業シーン分業で、エロシーンも専門ライターに書かせてるから、
「メインライターのやたら張り切った長いシナリオ」「サブライターの頑張った普通に長いシナリオ」が交互に投入された後に
「クソ長い喘ぎ声とチュパ音をフルコースで振る舞うエロ担当ライターのシナリオ」が来る。
当時のエロゲの喘ぎ声をヘッドホンでBGM込みで数ページに渡って聞いてみ。すごい疲れるから。
こう書くと「じゃあスキップすればいいじゃん」って言われるだろ。
そう。「スキップすればいいだろ」を言い訳にして、可読性とかユーザー体験とか、全て無視して全ツッパしたんだよ当時のエロゲ製作者ども。
そのへんの恨みはさておき。
それで疲弊しながら、まあネットの評判よりだいぶイマイチだったけどヒロインに罪はないし、
ってエロシーンで頑張って抜くじゃん。
喘ぎ声を聴いてりゃ半立ちぐらいにはなるし、ようしオジサンがんばっちゃうぞーって。
次の日、もう再度ゲームを立ち上げる気力がなくなってる。
あれまだ読まされるのかあ、ちょっと疲れるから、まあそのうちにしとこ。
そんなことが何タイトルか続くうち、気が付けば遠ざかってた。
鬼滅の面白さわからん論の面白さは、論者が大抵「いや面白いけども、そこまで?」のスタンスなとこにあると思うんだよね。全く面白さが理解できんと所謂「文化がちがう!」となるので首を捻って終わりなんだけど、好みじゃない人にも「普通に面白い」とは思わせられるから、すごい推されると逆に気になってしまうというか。
ストーリーは王道で、設定的には目新しさがなく、絵も異様に個性的でもなく、キャラも濃くもない。でもどれもダメなとこがないどころか高水準で魅力があり目立つ欠点もない。所謂優等生な漫画だと思う。「自分は好みじゃない」以外で、強いて貶す言葉があるとしたら「凡作だ!特別なところのない漫画だ!」位じゃないだろうか。
そう、全てが高水準でバランスがよい面白い優良作品である鬼滅を敢えて貶すとしたら、「特別な個性がないじゃないか!」なのだ。ここに「傑作…?」と思ってしまう人の疑問がある。
ブリーチのポエムに中二かっこいいと思う人もいれば笑ってしまう(あるいは同時に思う)人もいるだろう、ワンピースの女性キャラの凄いスタイルに欲情する人もいれば引く人もいるだろう。ナルトのサスケへの執着にキモいと思う人もいれば萌える人もいるだろう。進撃の巨人の陰惨さから目を離せない人もいれば二度と見たくない人もいるだろう。ボーボボの意味不明さにとりつかれる人もいればわけがわからんと殴りたくなる人もいるだろう。ジョジョの絵柄が癖になる人もいれば濃すぎて嫌な人もいるだろう。銀魂の長台詞に寒いと思う人もいれば大笑いする人もいるだろう。それらを嫌いな側の人間でも「自分は類を見ないくらい大嫌いだが、"類を見ない"ということは好きな人にとっては唯一無二なんだろうな」と忌々しく思いながらも納得するのだ。
しかし、鬼滅は普通にいいキャラで普通にいい話で普通に可哀想な奴で普通にかわいくて普通にかっこいいのだ。無惨は異常に嫌な奴だが「こういう奴いるわ」という声が多く(いい意味で)身近で生々しい性格をしている。サイコパスもいるにはいるが、割と王道サイコキャラなので共感はできなくもメタ的な理解の範疇である。
故に「売れるだろうな」とは思っても「空前絶後」と言われると「そこまでか?」と思ってしまうのだ。人は「特別」であえる傑作に、どうしても「大好きな人もいれば大嫌いな人もいるだろうな」という「他にない尖ったもの」を求める。鬼滅はその点、終盤の容赦ない戦死ラッシュ(確かに凄かったが悪く言えば人気キャラを殺すという素人でも自分にできるかもとおもいがち(実際はそうではない)になってしまう方法といえる)以外は尖ったところがないバランスのよさがあるので、いまいち「唯一無二感」を感じられない人もいるのではないかと思う。
個人的には設定集が鈍器になりそうな物語は大好きだが、こういうバランスのとれた良作も傑作とみなされる風潮はよいことだと思ったりする。
Angel Beats!というアニメが世間では好評価だが、個人的には麻枝准特有のギャグと掛け合いがきつく、終盤の展開に全く乗れず泣けず、学園モノで萌えありバトルありギャグありバンド演奏シーンあり死後の世界で考察勢が好きなそうな世界観に色々詰め込んだわりには「天使ちゃんマジ天使」とLiSAのメジャーデビュー作ってこと以外記憶に残らない凡作くらいにしか思ってなかった。
批判的な反響がありつつも結果的に売れたのでじゃあ次にと作られたCharlotteも学園モノで萌えあり異能バトルありギャグありアイドル要素ありタイムリープ要素あり主人公2回も闇落ちありと色々詰め込みツッコミどころはあっても1クールで話としては完結していて「ABから進歩してるじゃん」と個人的には思っていた。
ただ世間的にはむしろ逆らしく「ABは良いけどCharlotteは…」なんて人が多いんだと(売上的にも平均3万枚だったABに対しCharlotteは1万枚いかなかったしなぁ)
神様になった日はどうなるんやろなぁ…